JPH0325221B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0325221B2 JPH0325221B2 JP58169451A JP16945183A JPH0325221B2 JP H0325221 B2 JPH0325221 B2 JP H0325221B2 JP 58169451 A JP58169451 A JP 58169451A JP 16945183 A JP16945183 A JP 16945183A JP H0325221 B2 JPH0325221 B2 JP H0325221B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dhaq
- oxygen
- thaq
- sodium
- examples
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
本発明は、食品、毛皮類、衣料品等の脱酸素保
存に用いられる脱酸素剤に関する。さらに詳しく
は、1,4,4a,9a−テトラヒドロアントラキ
ノン(以下、THAQと略す)及び/又は1,4
−ジヒドロアントラキノン(以下、DHAQと略
す)を主成分とすることからなる脱酸素剤に関す
るものである。 従来から、食品等の保存期間を延長させるため
に、密閉容器内に食品等を入れ、さらに脱酸素剤
を封入することにより密閉容器内の空気中の酸素
を除去する方法が実施されている。この方法に使
用されている脱酸素剤としては、ハイドロサル
フアイトに水酸化カルシウム、活性炭を加えさら
に水を添加したもの、鉄等の金属粉にハロゲン
化金属、担体及び水分を加えたもの、その他、
ヒドロキノン、没食子酸、カテコール、葡萄糖、
リグニン、エリソルビン酸、BHT、BHA又はア
スコルビン酸等を脱酸素剤の主成分とするものが
提案されている。は悪臭のある亜硫酸ガスが発
生し保存対象物に臭気が残存する等の悪影響があ
り、は水素の生成や発火の恐れがあり、は吸
収力が弱く、又は強アルカリを併用し、又は毒性
の強いものがある等の欠点がある。 本発明者は、かかる欠点のない脱酸素剤の開発
について鋭意研究した結果、THAQ及びDHAQ
が脱酸素剤として極めて有効であることを見出
し、本願発明を完成した。 THAQ又はDHAQは単独でも使用しうるが、
好ましくはTHAQが用いられ、その中にDHAQ
が混合していてもよい。THAQはナフトキノン
とブタジエンとのデイールス・アルダー反応によ
つて得られる。 本発明において、THAQ及び/又はDHAQを
脱酸素剤として使用する場合には、THAQ及
び/又はDHAQを主成分として、それに塩基性
物質及び担体を添加又は混合して使用し、さらに
好ましくはその混合物に水性媒体及び/又は有機
溶媒を添加又は混合して使用することが雰囲気中
の酸素を迅速に吸収するためには極めて有効であ
る。 THAQ及びDHAQが酸素を吸収する反応は、
次の式のとおりと推考される。 THAQ+1/202=DHAQ+H2O (1) DHAQ+1/202=AQ+H2O (2) (但し、THAQ:1,4,4a,9a−THAQ、
DHAQ:1,4−DHAQを示す) (1)式の反応は比較的容易に進行するが、(2)式の
反応は比較的(1)の反応より遅い傾向がみられる。 塩基性物質としては、例えば、アルカリ金属若
しくはアルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩、重
炭酸塩、珪酸塩、硼酸塩、亜硫酸塩、チオ硫酸
塩、第三燐酸塩、ポリ燐酸塩、トリポリ燐酸塩等
の無機の弱酸塩、又は有機の弱酸塩があげられる
が、特に好ましくは炭酸塩である。具体的には、
例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸
化カルシウム、水酸化マグネシウム、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸
カリウム、珪酸ナトリウム、珪酸カリウム、硼酸
ナトリウム、硼酸カリウム、亜硫酸ナトリウム、
亜硫酸カリウム、チオ硫酸ナトリウム、第三燐酸
ナトリウム、フタル酸ナトリウム、フタル酸カリ
ウム、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、
酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、コハク酸ナトリ
ウム、コハク酸カリウム、プロピオン酸ナトリウ
ム、プロピオン酸カリウム、フマル酸ナトリウ
ム、フマル酸カリウム、リンゴ酸ナトリウム、リ
ンゴ酸カリウム等があげられる。その他、要すれ
ば、ナトリウムエトキシド等のアルコラート、水
酸化第4級アンモニウム又はその弱酸塩、アミン
等も使用しうる。特に、安価で、取扱が容易な炭
酸ナトリウム又は炭酸カリウムが好ましい。 これらの塩基性物質の使用量は、触媒量以上、
THAQ及び/又はDHAQに対して通常0.0001〜
10重量倍、好ましくは0.001〜5.0重量倍、さらに
好ましくは0.01〜2.0重量倍から選ばれる。 本発明において、担体を使用することにより
THAQ及び/又はDHAQと酸素との接触面積を
増大させ、塩基性物質や媒体の使用量を減少する
上で極めて効果が大きい。担体としては、例えば
活性炭、シリカ、シリカゲル、シリカアルミナ、
ゼオライト、珪藻土等の多孔性担体;その他パル
プ、大豆蛋白、ポツプコーン粉末、ポリウレタ
ン、オガ屑、脱脂糖類等があげられる。特に、多
孔性担体、好ましくは活性炭はTHAQ及び/又
はDHAQの脱酸素能を有効に発揮させる上で効
果的である。 担体の使用量はその種類によつても異なるが、
一般的にTHAQ及び/又はDHAQに対して0.01
重量倍以上、通常0.1重量倍以上10重量倍以下、
好ましくは0.2重量倍以上8重量倍以下、さらに
好ましくは0.3重量倍以上5重量倍以下である。
担体の量が少なくなると水性媒体等媒体の使用量
が比較的少ない場合に脱酸素能が低下する傾向が
ある。担体の使用量があまり多いと脱酸素剤とし
ての単位容積当りの能力が低下する。 本発明において、脱酸素剤の主成分である
THAQ及び/又はDHAQの脱酸素能を効果的に
発揮させるためには、水性媒体及び/又は有機溶
媒等の媒体を同時に含有させることが好ましい。 水性媒体としては、通常水が用いられるが、塩
類や水溶性の有機溶媒が溶解していてもよく、脱
酸素剤中に実質的に水を存在させずに、吸湿性の
化合物を添加し、又は担体や雰囲気中に含まれる
水分及び食品等の対象物から吸収する水分でもよ
く、又上記塩基及びその他の塩類の結晶水の形で
あつてもよい。結晶水を有する化合物の例として
は、例えばNa2CO3・10H2O、Na2SO4・10H2O
等があげられる。水性媒体の使用量は、水として
THAQ及び/又はDHAQに対して通常3重量倍
以下、好ましくは2重量倍以下0.0001重量倍以
上、さらに好ましくは1重量倍以下0.001重量倍
以上である。 有機溶媒としては、できるだけTAHQ及び/
又はDHAQを溶解しうるものが好ましく、エタ
ノール、プロパノール、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、グリセリン、ペンタエリス
リトール、トリメチロールプロパン、トリメチロ
ールエタン等の一価または多価のアルコール類、
メチルエチルケトン、メチルブチルケトン等のケ
トン類、酢酸エチル等のエステル類、ベンゼン、
トルエン、キシレン等の炭化水素類があげられる
が好ましくは水溶性の溶媒であり、さらに好まし
くはアルコール類である。有機溶媒は、単独で媒
体として使用することもできるが、アルコール類
を水性媒体と共に使用することができる。使用量
は上記水性媒体と同じであるが、水性媒体に添加
して使用する場合は水性媒体に対して0.001重量
倍以上、好ましくは0.05重量倍以上添加すればよ
い。 アルコール類等の有機溶媒の存在は、極く少量
であつてもTHAQ及び/又はDHAQを一部ずつ
順々に溶解し、担体の表面に拡散して空気との接
触をよくすることにより、THAQ及び/又は
DHAQと酸素との反応をより促進するものと推
量される。 その他、THAQ及び/又はDHAQの脱酸素能
を促進するために、1,4−ナフトキノンスルホ
ン酸塩、金属フタロシアニン化合物(コバルトフ
タロシアニンスルホン酸ナトリウム等)、鉄塩
(塩化鉄等)、銅塩(塩化銅等)のレドツクス触媒
を使用することもできる。 本発明の脱酸素剤を製造するには、THAQ及
び/又はDHAQ、塩基性物質、担体を順次に混
合することによつて、又はTHAQ及び/又は
DHAQ、塩基性物質、水性媒体及び/又は有機
溶媒並びに担体を順次に混合することによつて容
易に製造することができるが、THAQ及び/又
はDHAQと媒体、塩基性物質と媒体とを別々に
所定量の担体とそれぞれに混合し、該混合物を、
必要ならば打錠、顆粒化しまたは粉体のままでシ
ートの片面又は両面に粘着若しくは打ち込み等の
公知の固定方法で固定して、酸素透過性の袋、例
えば有孔ポリエチレンフイルムのラミネート紙
袋、ポリプロピレン、ポリブタジエン、ポリエス
テル、ポリ塩化ビニル、セロハン等の有孔プラス
チツクフイルム又はそのラミネートフイルムで被
包し又は有孔の容器に収納し使用することができ
る。これら被包物は長期に保存する場合には空気
を遮断しうるフイルム等で被覆して保存するのが
好ましく、脱酸素剤として使用するときに該保存
フイルムを取り除けば雰囲気の酸素を容易に除去
することができる。 粉体に粘着性をもたせるためには、粘結剤とし
て水溶性の高分子化合物を添加してもよい。該化
合物としては、例えばアルギン酸ナトリウム、
CMC、ヒドロキシメチルセルロース、エチルセ
ルロース、プロピルセルロース、澱粉、ポリビニ
ルアルコール等があげられる。 以下、実施例によつて詳細に説明する。 実施例1乃至3及び比較例 脱酸素剤の主剤としてのTHAQ84%、
DHAQ14.4%を含む主剤−Aの各10gに塩基性化
合物、担体及び水とを第1表の割合で混合し、該
混合物を4リツトルの空気の入つたガラス製容器
に入れ、室温で酸素測定器で酸素の吸収量を測定
した。その結果は第1表に示した。なお、第1表
には主剤1.0g単位に換算して表示した。
存に用いられる脱酸素剤に関する。さらに詳しく
は、1,4,4a,9a−テトラヒドロアントラキ
ノン(以下、THAQと略す)及び/又は1,4
−ジヒドロアントラキノン(以下、DHAQと略
す)を主成分とすることからなる脱酸素剤に関す
るものである。 従来から、食品等の保存期間を延長させるため
に、密閉容器内に食品等を入れ、さらに脱酸素剤
を封入することにより密閉容器内の空気中の酸素
を除去する方法が実施されている。この方法に使
用されている脱酸素剤としては、ハイドロサル
フアイトに水酸化カルシウム、活性炭を加えさら
に水を添加したもの、鉄等の金属粉にハロゲン
化金属、担体及び水分を加えたもの、その他、
ヒドロキノン、没食子酸、カテコール、葡萄糖、
リグニン、エリソルビン酸、BHT、BHA又はア
スコルビン酸等を脱酸素剤の主成分とするものが
提案されている。は悪臭のある亜硫酸ガスが発
生し保存対象物に臭気が残存する等の悪影響があ
り、は水素の生成や発火の恐れがあり、は吸
収力が弱く、又は強アルカリを併用し、又は毒性
の強いものがある等の欠点がある。 本発明者は、かかる欠点のない脱酸素剤の開発
について鋭意研究した結果、THAQ及びDHAQ
が脱酸素剤として極めて有効であることを見出
し、本願発明を完成した。 THAQ又はDHAQは単独でも使用しうるが、
好ましくはTHAQが用いられ、その中にDHAQ
が混合していてもよい。THAQはナフトキノン
とブタジエンとのデイールス・アルダー反応によ
つて得られる。 本発明において、THAQ及び/又はDHAQを
脱酸素剤として使用する場合には、THAQ及
び/又はDHAQを主成分として、それに塩基性
物質及び担体を添加又は混合して使用し、さらに
好ましくはその混合物に水性媒体及び/又は有機
溶媒を添加又は混合して使用することが雰囲気中
の酸素を迅速に吸収するためには極めて有効であ
る。 THAQ及びDHAQが酸素を吸収する反応は、
次の式のとおりと推考される。 THAQ+1/202=DHAQ+H2O (1) DHAQ+1/202=AQ+H2O (2) (但し、THAQ:1,4,4a,9a−THAQ、
DHAQ:1,4−DHAQを示す) (1)式の反応は比較的容易に進行するが、(2)式の
反応は比較的(1)の反応より遅い傾向がみられる。 塩基性物質としては、例えば、アルカリ金属若
しくはアルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩、重
炭酸塩、珪酸塩、硼酸塩、亜硫酸塩、チオ硫酸
塩、第三燐酸塩、ポリ燐酸塩、トリポリ燐酸塩等
の無機の弱酸塩、又は有機の弱酸塩があげられる
が、特に好ましくは炭酸塩である。具体的には、
例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸
化カルシウム、水酸化マグネシウム、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸
カリウム、珪酸ナトリウム、珪酸カリウム、硼酸
ナトリウム、硼酸カリウム、亜硫酸ナトリウム、
亜硫酸カリウム、チオ硫酸ナトリウム、第三燐酸
ナトリウム、フタル酸ナトリウム、フタル酸カリ
ウム、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、
酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、コハク酸ナトリ
ウム、コハク酸カリウム、プロピオン酸ナトリウ
ム、プロピオン酸カリウム、フマル酸ナトリウ
ム、フマル酸カリウム、リンゴ酸ナトリウム、リ
ンゴ酸カリウム等があげられる。その他、要すれ
ば、ナトリウムエトキシド等のアルコラート、水
酸化第4級アンモニウム又はその弱酸塩、アミン
等も使用しうる。特に、安価で、取扱が容易な炭
酸ナトリウム又は炭酸カリウムが好ましい。 これらの塩基性物質の使用量は、触媒量以上、
THAQ及び/又はDHAQに対して通常0.0001〜
10重量倍、好ましくは0.001〜5.0重量倍、さらに
好ましくは0.01〜2.0重量倍から選ばれる。 本発明において、担体を使用することにより
THAQ及び/又はDHAQと酸素との接触面積を
増大させ、塩基性物質や媒体の使用量を減少する
上で極めて効果が大きい。担体としては、例えば
活性炭、シリカ、シリカゲル、シリカアルミナ、
ゼオライト、珪藻土等の多孔性担体;その他パル
プ、大豆蛋白、ポツプコーン粉末、ポリウレタ
ン、オガ屑、脱脂糖類等があげられる。特に、多
孔性担体、好ましくは活性炭はTHAQ及び/又
はDHAQの脱酸素能を有効に発揮させる上で効
果的である。 担体の使用量はその種類によつても異なるが、
一般的にTHAQ及び/又はDHAQに対して0.01
重量倍以上、通常0.1重量倍以上10重量倍以下、
好ましくは0.2重量倍以上8重量倍以下、さらに
好ましくは0.3重量倍以上5重量倍以下である。
担体の量が少なくなると水性媒体等媒体の使用量
が比較的少ない場合に脱酸素能が低下する傾向が
ある。担体の使用量があまり多いと脱酸素剤とし
ての単位容積当りの能力が低下する。 本発明において、脱酸素剤の主成分である
THAQ及び/又はDHAQの脱酸素能を効果的に
発揮させるためには、水性媒体及び/又は有機溶
媒等の媒体を同時に含有させることが好ましい。 水性媒体としては、通常水が用いられるが、塩
類や水溶性の有機溶媒が溶解していてもよく、脱
酸素剤中に実質的に水を存在させずに、吸湿性の
化合物を添加し、又は担体や雰囲気中に含まれる
水分及び食品等の対象物から吸収する水分でもよ
く、又上記塩基及びその他の塩類の結晶水の形で
あつてもよい。結晶水を有する化合物の例として
は、例えばNa2CO3・10H2O、Na2SO4・10H2O
等があげられる。水性媒体の使用量は、水として
THAQ及び/又はDHAQに対して通常3重量倍
以下、好ましくは2重量倍以下0.0001重量倍以
上、さらに好ましくは1重量倍以下0.001重量倍
以上である。 有機溶媒としては、できるだけTAHQ及び/
又はDHAQを溶解しうるものが好ましく、エタ
ノール、プロパノール、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、グリセリン、ペンタエリス
リトール、トリメチロールプロパン、トリメチロ
ールエタン等の一価または多価のアルコール類、
メチルエチルケトン、メチルブチルケトン等のケ
トン類、酢酸エチル等のエステル類、ベンゼン、
トルエン、キシレン等の炭化水素類があげられる
が好ましくは水溶性の溶媒であり、さらに好まし
くはアルコール類である。有機溶媒は、単独で媒
体として使用することもできるが、アルコール類
を水性媒体と共に使用することができる。使用量
は上記水性媒体と同じであるが、水性媒体に添加
して使用する場合は水性媒体に対して0.001重量
倍以上、好ましくは0.05重量倍以上添加すればよ
い。 アルコール類等の有機溶媒の存在は、極く少量
であつてもTHAQ及び/又はDHAQを一部ずつ
順々に溶解し、担体の表面に拡散して空気との接
触をよくすることにより、THAQ及び/又は
DHAQと酸素との反応をより促進するものと推
量される。 その他、THAQ及び/又はDHAQの脱酸素能
を促進するために、1,4−ナフトキノンスルホ
ン酸塩、金属フタロシアニン化合物(コバルトフ
タロシアニンスルホン酸ナトリウム等)、鉄塩
(塩化鉄等)、銅塩(塩化銅等)のレドツクス触媒
を使用することもできる。 本発明の脱酸素剤を製造するには、THAQ及
び/又はDHAQ、塩基性物質、担体を順次に混
合することによつて、又はTHAQ及び/又は
DHAQ、塩基性物質、水性媒体及び/又は有機
溶媒並びに担体を順次に混合することによつて容
易に製造することができるが、THAQ及び/又
はDHAQと媒体、塩基性物質と媒体とを別々に
所定量の担体とそれぞれに混合し、該混合物を、
必要ならば打錠、顆粒化しまたは粉体のままでシ
ートの片面又は両面に粘着若しくは打ち込み等の
公知の固定方法で固定して、酸素透過性の袋、例
えば有孔ポリエチレンフイルムのラミネート紙
袋、ポリプロピレン、ポリブタジエン、ポリエス
テル、ポリ塩化ビニル、セロハン等の有孔プラス
チツクフイルム又はそのラミネートフイルムで被
包し又は有孔の容器に収納し使用することができ
る。これら被包物は長期に保存する場合には空気
を遮断しうるフイルム等で被覆して保存するのが
好ましく、脱酸素剤として使用するときに該保存
フイルムを取り除けば雰囲気の酸素を容易に除去
することができる。 粉体に粘着性をもたせるためには、粘結剤とし
て水溶性の高分子化合物を添加してもよい。該化
合物としては、例えばアルギン酸ナトリウム、
CMC、ヒドロキシメチルセルロース、エチルセ
ルロース、プロピルセルロース、澱粉、ポリビニ
ルアルコール等があげられる。 以下、実施例によつて詳細に説明する。 実施例1乃至3及び比較例 脱酸素剤の主剤としてのTHAQ84%、
DHAQ14.4%を含む主剤−Aの各10gに塩基性化
合物、担体及び水とを第1表の割合で混合し、該
混合物を4リツトルの空気の入つたガラス製容器
に入れ、室温で酸素測定器で酸素の吸収量を測定
した。その結果は第1表に示した。なお、第1表
には主剤1.0g単位に換算して表示した。
【表】
実施例 4乃至10
実施例1乃至3において、塩基性物質及び水と
してNa2CO3の10水和物を使用した以外は、実施
例1乃至3と同様に実施した。 その結果は第2表に示す。
してNa2CO3の10水和物を使用した以外は、実施
例1乃至3と同様に実施した。 その結果は第2表に示す。
【表】
【表】
#:シリカゲル粉末
実施例 11乃至12 実施例4乃至10と同様の方法で、脱酸素時間を
変えた以外は実施例4乃至10と同様に実施して第
3表の結果を得た。
実施例 11乃至12 実施例4乃至10と同様の方法で、脱酸素時間を
変えた以外は実施例4乃至10と同様に実施して第
3表の結果を得た。
【表】
本実施例は、前実施例に比べて若干吸収速度が
大きいが、これは室温等による変化によるものと
考えられる。本実施例に使用した主剤−A1g中
のTHAQは0.84gであり、そのDHAQへ酸化さ
れたと仮定した場合の理論酸素消費量は、44.4ml
である。従つて44.4ml以上の酸素吸収量はDHAQ
による酸素吸収と考えられる。 実施例 13乃至19 実施例1乃至3において、塩基性物質として重
炭酸ナトリウムを使用し、又炭酸ナトリウムをも
含めて水を添加しない場合について、実施例1乃
至3と同様に実施した。その結果を第4表に示
す。
大きいが、これは室温等による変化によるものと
考えられる。本実施例に使用した主剤−A1g中
のTHAQは0.84gであり、そのDHAQへ酸化さ
れたと仮定した場合の理論酸素消費量は、44.4ml
である。従つて44.4ml以上の酸素吸収量はDHAQ
による酸素吸収と考えられる。 実施例 13乃至19 実施例1乃至3において、塩基性物質として重
炭酸ナトリウムを使用し、又炭酸ナトリウムをも
含めて水を添加しない場合について、実施例1乃
至3と同様に実施した。その結果を第4表に示
す。
【表】
以上の様に、水を添加しない場合でも脱酸素能
がある程度観察され、又重炭酸ナトリウムを用い
た場合には炭酸ガスが発生するという効果が観察
された。
がある程度観察され、又重炭酸ナトリウムを用い
た場合には炭酸ガスが発生するという効果が観察
された。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 1,4,4a,9a−テトラヒドロアントラキ
ノン及び/又は1,4−ジヒドロアントラキノ
ン、塩基性物質及び担体を含有することを特徴と
する脱酸素剤。 2 1,4,4a,9a−テトラヒドロアントラキ
ノン及び/又は1,4−ジヒドロアントラキノ
ン、塩基性物質、担体並びに水性媒体及び/又は
有機溶媒を含有することを特徴とする脱酸素剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16945183A JPS6063268A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 脱酸素剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16945183A JPS6063268A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 脱酸素剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6063268A JPS6063268A (ja) | 1985-04-11 |
| JPH0325221B2 true JPH0325221B2 (ja) | 1991-04-05 |
Family
ID=15886841
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16945183A Granted JPS6063268A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 脱酸素剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6063268A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA2570803C (en) * | 2004-06-28 | 2013-01-15 | Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation | Oxygen scavenging composition and method for making same |
| CN105363406A (zh) * | 2014-08-18 | 2016-03-02 | 王雅坤 | 一种多功能脱氧剂及其制备和应用 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51119392A (en) * | 1975-04-14 | 1976-10-19 | Reisuke Saito | A process for producing an oxygen absorbing agent |
| JPS53140292A (en) * | 1977-05-02 | 1978-12-07 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | Oxygen absorbent composition |
| JPS5411268A (en) * | 1978-01-06 | 1979-01-27 | Ichiban Shiyokuhin Kk | Production of dried food of edible mushrooms |
-
1983
- 1983-09-16 JP JP16945183A patent/JPS6063268A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6063268A (ja) | 1985-04-11 |
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