JPH03257019A - 強磁性と超伝導性とをもつLaBa2Cu3O7―y系強磁性超伝導材料及びLa―Ba―Ca―Cu―O系強磁性超伝導材料、その製造方法並びにLa―Ba―Cu―O系強磁性材料 - Google Patents

強磁性と超伝導性とをもつLaBa2Cu3O7―y系強磁性超伝導材料及びLa―Ba―Ca―Cu―O系強磁性超伝導材料、その製造方法並びにLa―Ba―Cu―O系強磁性材料

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JPH03257019A
JPH03257019A JP2339914A JP33991490A JPH03257019A JP H03257019 A JPH03257019 A JP H03257019A JP 2339914 A JP2339914 A JP 2339914A JP 33991490 A JP33991490 A JP 33991490A JP H03257019 A JPH03257019 A JP H03257019A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本第1〜8発明は、新規に認識された強磁性化合物を含
むことにより強磁性及び超伝導性〔しかも臨界温度(T
c)が高い〕の双方の性質を存するL a B a s
 Cu 3O、−、化合物及びこれにCaを所定量かつ
所定割合にて含むL a−B a−Ca−Cu−0累代
合物、並びにその製造方法に関する。
本第9.10発明は、低温で強磁性を示すことが始めて
見出されたL a−B a−Cu−〇系物質、特に第1
0発明は全く新規な低温強磁性物質に関する。
本発明のうち、超伝導性を有する発明は超電導磁石、超
電導デバイス、超伝導を用いた電力貯蔵又は輸送関連技
術等に利用される。更に強磁性をも同時に有する発明は
、前記超伝導性を利用したもののみならず磁性体と超伝
導体からなるデバイス、低温での磁性転移を利用した新
製品等に利用される。また、強磁性を有する発明は磁気
バブル等に利用される。
更に、本発明は、La−Ba−Cu−0系の強磁性体と
これと同系統の超電導体とを組み合わせてミリ波、サブ
ミリ波帯ヘテロダインミキサー等として用いられる。こ
れは強磁性体をバリアとしたトンネル素子で準粒子電流
のみを用いる素子であり、ジョセフソン電流に出来する
雑音の問題を解決した超低雑音の準粒子ミキサー、更に
この強磁性体を転移温度以上で常磁性体として利用する
もの等に応用される。
〔従来の技術〕
近年、常伝導状態から超伝導状態に転移する臨界温度が
極とて高い酸化物系の超伝導物質が次々と開発されつつ
ある。このうち、YBa2Cu。
07−y又はLaBaq Cu3o、−、等が知られて
いる(特開昭63−23O565号公報、同63−22
2067号公報等)。
この後者のものとしては、前記組成式におけるyが約0
.15〜−0. 2  (7−y二Yが6.85〜7.
2)の比較的酸素濃度が窩いものが知られている( B
、Takayama−Muromachi、 Y、Uc
hida^、Pujimori and K、にato
、  r Jpn、 J、^ppl、 Phys27 
L223 (1988)J )。そして、この製造方法
は、空気中で仮焼し、空気中又は酸素中で焼成するもの
である(前記と同公報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記製造方法によれば、前記のような酸素濃度の高いL
aBaz Cua 0t−y化合物が製造される。この
ものは約90にの高臨界温度を有する超伝導物質である
。この化合物のみでは、超伝導性を示すが強磁性を示さ
ない。
また、従来の前記超伝導酸化物を製造するには、LaE
3a2 Cu3off−、系は、YBa2Cu3O7−
y化合物と異なって、固溶体を作り易いので単相の超伝
導性を示す斜方晶構造を作るのが一般に困難であり、ま
た製造条件の制御も面倒であった。
また、本発明者が知る限りにおいて、超伝導性と異常な
磁気特性を同時に示す化合物としては、以下の2つの化
合物が知られているに過ぎない。
その1つとしては、La2−x Nax Cuba  
(x=0.3.0.5)が知られている(M、A。
SUBRAMANIAN、  et  al、   r
scIENcB  J   VOL’240  P。
495−497.1988 )。この化合物は酸化物で
あり、約10に以下において超伝導性と異常な磁気特性
を同時に示すが、Tcが約3Oにであり著しく低く、と
ても実用的でない。尚、この発見者はこの磁気特性とし
ては、runusual magnetic prOp
E!r−tiE!SJとしか言っておらず、強磁性とは
明確に言っていない。更に、これは、酸化物であるが、
密封された金製チューブ内にて3  kbarという極
めて高い外部圧力下で製造されたものであり、極狛て非
実用的な製造方法である。これは揮散し易いNaを含む
ためと考えられ、一方、本発明ではこのようなNaは全
く含まない。
他の1つとしては、HoMo、Sesが知られている(
J、W、Lynn、 et al、 Phys、 Re
v、 Lett、。
52133 (1984))。しかし、この化合物は、
酸化物でなくセレン化物であり、前記酸化物とは全く構
成が異なり、更にTcが5.6にと著しく低く、磁気転
移温度も0.53にとこれも著しく低いので、実用には
程遠い。尚、同種の化合物としては、超伝導になった後
、更に低温にするとこの超伝導が破れて強磁性に転移す
るもの(HoMosS8 、ErRh4 B4 ”)も
知られている(「セラミックスJ 22  (1987
)Nα7、P、570、「エレクトロニク・セラミクス
J、’  77  軟骨セラミック半導体の応用特集、
P、68)。しかし、これらは、両性能を同時に具備す
るものではない。
尚、酸化物でなくしかも超伝導性を示さないが強磁性を
示すに2CuF、化合物も知られている(  k、  
Hirakawa  and  H,Ikecla、r
Phys、  Rev。
Lett、  J  33 374  (1974))
このKzCuF−化合物は、強磁性を示すものの、弗素
化合物であり酸化物ではないので、実用的な憧能を示す
セラミックスとはいえない。
また、L a 4−2xB a 2+2xCu 2−M
 O10−ax化合物(0y・5≦x≦0.25)の結
晶構造は、X線構造解析によって提案されている( J
、5olidState Chemistry 39.
161−167、1981. C,MICHBL et
、 al ) 。しかし、これには、X線回折による結
晶構造の概略が開示されているにすぎず、酸素の欠損位
置、その他の詳しい構造、物性等は全く明示されていな
い。特に、この化合物が、強磁性(特に、IOK以下と
いう超低温における強磁性)を示すとは一切言及されて
いないし、開示されている組成範囲は、0.15≦x≦
0.25のものにすぎない。
本第1〜3発明は、新規に認識された強磁性化合物を含
み、強磁性及び/又は高温超伝導性をもつ従来にない新
規な物質(酸化物組成物)を提供することを特徴とする
特に、この両性能を同時に具備するLaBa= Cu3
Ot−y物質及びこれに所定量のCaを含む物質は極め
て斬新な物質である。更に、水軍4〜7発明は前記の新
規でかつ有用な物質を製造する方法を提供することを目
的とする。
本第8.9発明は、従来に認識されていない低温強磁性
をもつLa−Ba−Cu−0系の銅酸化物を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本第1発明は、組成式L a B a 2 Cu s 
O?−y(y;0.2〜0.9)をもつ化合物及び組成
式La4Baz Ctz Czoをもち低温で強磁性を
示す化合物からなり、強磁性及び超伝導性の少なくとも
1つの性質をもつことを特徴とする。本第2発明は、前
記組成式においてyが0.45〜0゜6である化合物で
あって、強磁性及び超伝導性のうちの少なくとも超伝導
性をもつことを特徴とする。
尚、本発明において、前記組成式においてyが0.45
〜0.6である化合物を含み、強磁性及び超伝導性のう
ちの少なくとも超伝導性をもつものとすることができる
。また、前記組成式においてyが0.2〜0.45であ
る化合物を含み、少なくとも明らかに超伝導性をもつも
のとすることができる。更に、前記組成式において、y
が0゜6〜0.8である化合物を含み、少なくとも明ら
かに強磁性をもつものとすることができる。
本第3発明は、組成式LaBaa Cus 0t−y(
Ca+ Cuo、s O+、s )zにおいて、yが0
45〜0.6.2がOを越えて0.05以下である化合
物であって、強磁性及び超伝導性の双方の性質をもつこ
とを特徴とする。本第4発明は、前記と同組成式におい
て、2が0.05を越えて0.5以下である化合物であ
って、明らかに超伝導性をもつことを特徴とする。
前記において、「少なくとも駄らかに」とは、一応、現
在では一方の性質のみを確認しているが、他の性質の存
在の可能性を全く否定出来ないという意味である。特に
、磁化率の測定において超伝導性の場合と強磁性の場合
が相殺し合うので、その判断が極とて困難な場合がある
からである。
また、水軍1、第2発明に係わるLaBa2Cuso7
−y系物質及び第3、第4発−に係わるLa−B a−
Ca−Cu−○系物質を製造する方法は、特に限定され
ないが、前記組成と性質を有するものであればよい。し
かし、一般には、第5〜第8発胡に係わる製造方法が適
用される。
第5発明の製造方法は、前8己第1〜第4発胡に係わる
各化合物の製造方法であり、Laの酸化物、炭酸塩、硝
酸塩等の加熱してLa20.となるLa系原料粉末4B
aの酸化物、炭酸塩、硝酸塩等の加熱してBaOとなる
Ba系原料粉末及びCUの酸化物、炭酸塩、硝酸塩等の
加熱してCuOとなるCu系原料粉末を混合し、これを
非酸化雰囲気中で焼成することを特徴とする。
第7発明の製造方法は、前記第3、第4発明に係わる各
化合物の製造方法であり、前記第5発明にて用いられる
各原料粉末に加えて、Caの酸化物、炭酸塩、硝酸塩等
の加熱してCaOとなるCa系原料粉末を所定量混合し
、これを非酸化雰囲気中で焼成することを特徴とする。
ここで、口非酸化雰囲気」とは、窒素、不活憧ガス、こ
の混合ガス等の不活性雰囲気、又はこれらに水素等を含
む還元雰囲気でもよいし、減圧若しくは真空にした減圧
雰囲気でもよい。前3己「粉砕」は通常冷却した後実施
するが、これに限らず冷却せずにそのままの温度で粉砕
することもできる。この「焼成」は、窒素雰囲気下で実
施すること以外は、各原料粉末が反応する条件であれば
よい。その加熱パターンも、やや低めの温度で加熱する
予備焼成とその抜工に高温で加熱する本焼成の2段焼成
でもよいし、そのうちの一方の一段焼成でもよい。
第6、第8発明の製造方法は、前記焼成温度を800〜
980℃とするものである。焼成温度が800℃未満で
は、十分に各原料物質が反応しないからであり、980
℃を超えると部分的に液相となり、目的とする結晶構造
が得られにくいからである。
本第9発明のL a−B a−Cu−0系物質は、組成
式L a 4−2xB a 2+2xCu 2−* 0
1O−2x  (0≦x≦0.25)をもち低温で強磁
性を示すことを特徴とする。本第10発明の強磁性La
−Ba−Cu−0系物質は、前記組成式において、0≦
x<0.15をもつ全く新規な低温強磁性物質である。
本発明は、以下に述べるようにして完成された。
即ち、本発馴者は、LaBa2Cu3O7−y系超電導
物質を鋭意研究した所、前記実施例1〜4に示すように
、還元雰囲気中で焼成した組成式LaBaz Cus 
O,−y (y : 0.2〜0.9)をもつ化合物が
、組成によっては、即ち、強磁性化合物と超伝導性化合
物との組成割合によっては、強磁性/超電導性を示すこ
とを見出した。特に、yが0.45〜0.6であり所定
条件下で製造された物質は、強磁性及び超電導性を示す
ことが認められた。第3図に示すX線回折パターンに示
すように、この仮焼粉〔同図中(A)〕は単相の正方晶
形、その焼結体〔同図中(B)〕は若干のBacuo2
及びLas Baz Cu2C)toを含むもののほぼ
単相の斜方晶であった。尚、前記B a (:uO2は
、X線回折の結果、常磁性を示した。
また、第4図に示す磁化率の温度依存性によれば、この
焼結体のTc(臨界転移温度)は、88にであり、この
温度以下では超電導性を示し始めるが、更に温度を下げ
ていくと約6にで磁化率が急上昇し、正に発散し、この
温度以下では強磁性的挙動を示した。磁性が全てのCu
イオンによってもたらされると仮定した場合、この化合
物の常磁性領域の有効磁気モーメントは0.49μB/
Cu sヒステリシスより求めた飽和磁気モーメントは
、0.11μB / Cuであった。また、比熱は、第
8図に示すように、約5にでピークを2示し強磁性の存
在を示唆した。
一方、L a−B a−Cu−0系では、LaとBaが
固溶しやすいために、焼成条件次第でLagBat C
us 013、Las Bas Cus 014、La
4Ba2Cus OH0が生成されることが報告されて
いる( J、 5olid 5tate Chemis
try 37.151(1981)、  L、  Er
−Rahko  et  al、、   J、  5o
lid  StateChemistry  39. 
164  (1981)、  C,Michel  e
t  al。
and  J、  5olid  5tate  Ch
emistry  68. 143(1987)。
C,Michel et al、) 。また、He雰囲
気中で焼成したL a B a 2Cu 、 O−、が
、La 4−2xB a 2゜axc u 2−X ’
Oto−2xとBaCu5.sOxに分解することも報
告されている( J、 Mater、 Res、 4゜
1111 (1989)、 Ghandehari e
t al、) 。
従って、前記LaBa2Cus 0t−y化合物中にも
、X線回折パターンでは確認されなかったものの、この
様なL a−B a −Cu−0の異相が、ごく微量台
まれている可能性もあるので、SEM、EPMAを用い
て、微小領域の異相の確認とその相の元素比の同定を行
った。その結果、LaBa2 Cup 0t−yの他に
4BaCuO,、La4Ba2Cus O+。といった
相が存在していた。
これらの相のうちのどれが強磁性を担っているかを調べ
るため、磁気的異常のみられる前記LaB a 2 C
u 3O t−yの製作条件と同じ条件で試料を作製し
、磁化率を調べた所、La4Ba2Cus0、。のみが
強磁性を示し、他はそれを示さなかった。この発見によ
り、本発明は完成されたものである。
〔実施例〕
以下、一実施例により本発明を明らかにする。
実施例1 本実施例は、L a B a 2−X Ca 11 C
u 3O t−y(y;0.45等)化合物について検
討したものである。
(1)製造方法 La2ha粉末4BaO粉末及びCuO粉末の所定量を
混合する。尚4BaO粉末を除いては純度が99.9%
であり、更にLa2esは吸湿性が強いので、910’
tで10時間予備加熱したものを用いた。密閉型の炉を
用いて、この混合物を窒素雰囲気下、900℃、10時
間焼成(予備焼成)した。この焼成物を冷却してその後
粉砕し、45μmパスの微粉末を調製した。これを用い
て1.5X10@Paの加圧下において、15mmφx
1mm(厚さ)の円板状サンプルを製作した。
これを、第2図に示すように1、窒素雲囲気(窒素分圧
1.17〜1.20Kg/cm’)下、200℃/時間
の昇温速度にて940℃に昇温し、この温度で10時間
本焼成した。その後60℃/時間の降温速度にて3O0
℃まで冷却させた。尚940℃から860℃までは前証
窒素雰囲気下で行い、それ以下は酸素雰囲気(酸素分圧
1.17〜1.20Kg/cm’)下で行った。コノ焼
結体を乾燥された酸素雰囲気下にて3O0℃、10〜1
6時間アニールした。尚、この酸素の乾燥は、乾燥剤と
してのモリキュラシーブを通過させて行った。
前記焼結体の結晶構造、臨界温度Tc、磁化率、磁化ヒ
ステリシス曲線、電気抵抗、比熱及び予備焼結体の結晶
構造を測定した。尚、結晶構造はモノクロマタイズドC
u−にα線を用いたX線回折により測定した。電気抵抗
は通常の4点法によった。磁化率は5QUIDマグネツ
トメータによった酸素濃度は、Heガス中でサンプルを
溶融させ酸素をカーボンと反応させてC○を発生させ、
この量を赤外線スペクトロメータにて測定して求めた。
測定値は3回以上の平均値とした。
(2)結晶構造の検討 まず、前記予備焼成粉末の結晶構造をX線回折により測
定した。これは、第3図(A)に示すように、L a 
B a 2Cu = 07−、の正方晶形を示した。こ
の本焼結体の結晶構造は、同図(B)に示すように、は
とんど単一相を示した。尚、僅かの不純物としては、B
 a Cu O2が検出された。更に、このB a C
u O2以外の不純物の有無について、以下の実施例5
にて述べるように検討した所% La4Ba2Ctz 
O+oも不純物として検出され、しかもこの化合物が強
磁性を示すことも確認された。従って、強磁性はこのL
aaBaaCu20、。不純物の効果と考えられる。
また、例えば、40〜50度(2θ)に現れる正方晶形
のパターンが、同図(B)に示すようにスプリットパタ
ーンに変化し、これが斜方晶形の証拠となっている。こ
れは、多分、a軸に沿ったCu間に位置する、部分的に
酸素が欠損している部分から酸素原子が放出されにこと
により、a軸とb軸の長さが異なることに起因するもの
と考えられる。更に、磁性不純物は、X線蛍光分析によ
れば、一応、全ての焼結体において数1100pp以下
と考えられる。
以上より、本焼結体は、はぼ単一の斜方晶形を示してい
ることが判る。
(3)磁気特性の検討 まず、DC磁化率χと温度の関係を第4図に示す。50
 0eの外部磁場をサンプルに印加しつつ冷却した場合
(FC)と、印加せずに冷却した場合(ZFC)の結果
を示す。この図に示す超伝導転移点の90には従来の報
告値よりは若千低い。また同図中のFCデータから計算
すると、超伝導相の容積部分はIOKで約6%である。
また同図に示すように、5に以下において、磁化率は急
に立ち上がり正になるという強磁性を示すことは注目に
値する。これは、従来の超伝導物質の挙動と比べると全
く異常である。
次に、Tc点(臨界温度)以上での1/χとTCとの関
係を第5図に示す。キューリー−ワイス式によりθを求
とると3Oにとなり、モーメントPeffは0.49μ
n/Cuとなる。このPeff値は、Y B a 2 
Cu 3O、−7の値0.2〜0.3と比べて大きく、
この大きな値は異常である。
5にでの磁化ヒステリシス曲線も、第6図に示すように
異常である。即ち、磁化転移温度(5K)以下では、こ
のヒステリシス曲線は超伝導性の曲線と強磁性の曲線と
の重なりを示す。計算された飽和磁気モーメントμSは
約0.11μ3である。このμSとPeffとの相違は
Cuの3d軌道の電子の性質に関係があると考えられる
以上より、5に以下の低温においては、第4図〜第6図
に示すように、異常な磁気特性を示し、従来では考えら
れない強磁性を示していることが判る。
(4)抵抗の検討 温度と抵抗の関係を第7図に示す。この図によれば、約
90K(Tcon)にて抵抗が急激に低下し始め、83
K (Tcend )にて抵抗が0に達する。そして、
約5にの磁気転移温度以下においても抵抗が現れず、依
然として0である。
以上より、本焼結体は約83〜90にという高いTcを
もつとともに、約5に以下において強磁性を示すにも拘
らず、超伝導件を失っていないという極めて特異な性質
を示している。
(5)比熱の検討 更に、異常磁性を確認するために、Yが6.55の前記
焼結体において、6に以下での低温での比熱を調べた所
、第8図に示すように、4〜5Kに異常を示した。この
ことは、5に以下において強磁性転移が起こっているこ
とを示している。
(6)酸素濃度の影響 和田等は、Tc、マイスナー容積、酸素濃度と窒素下で
の焼成時間の関係を研究している。これによれば、焼成
時間が増加すれば、Tc及びマイスナー容積部は増大し
、一方、酸素濃度(Y)は7.24から6.95に減少
する。空気中の仮焼サンプルと1時間の焼成サンプルで
は、各々の酸素濃度は7.40と7.24であり、大き
いくこのデータは未公表であり、r J、 Am、 (
:eram、 S、 Jに投稿中である。)。これは、
トリペロブスカイト構造の空いたサイトに過剰の酸素が
充填されると考えられる。
一方、本実施例では、更に、前記焼結体以外に、酸素濃
度(Y)が、各々、6.41.6.676.72の各焼
結体(化合物)を製造した。尚、各焼結体は、Yが6.
41のものは実質上それが6.55のものと同じであり
、6.67のものは同条件の前記予備焼成を2回行い、
6.72のものは本焼成を980℃、10時間行ったこ
とが異なる。これらの焼結体の概観的性質を第1図に併
記した。
Yが6.41の焼結体については、温度と磁化率につい
てのデータを第11図(ZFCの場合)、第12図(F
Cの場合)に示した。この結果によれば、これはTcが
約90に1磁気転移温度は4〜5にであり、前記焼結体
とほぼ同様の性質を示した。Yが6.67の焼結体につ
いては、温度と磁化率についてのデータを第13図に示
した。
この結果によれば、これはTcが約90にであり、超伝
導性を示すことは明らかである。しかし、異常磁性の転
移温度を約5〜6Kに示すが、強磁性を示すか否かは必
ずしも明確ではない。Yが672の焼結体については、
温度と磁化率についてのデータを第14図に示した。こ
の結果によれば、これはTcが約80にであり、超伝導
性を示すことは明らかである。しかし、異常磁性につい
て前記のような転移を示さないので、強磁性を示すこと
を十分に確認できなかった。
更に、前記Yが6.55の焼結体、及びYが725の比
較例焼結体において、100に以下のDC磁化率と温度
との関係を第9図に示す。前者は、図中、(A)曲線を
示し、後者は、(B)曲線を示し、空気中での予備焼成
、窒素中での本焼成、酸素中でのアニールによったもの
である。後者のものは酸素濃度Yが7.25と大きく、
低温では異常の磁気特性を示さなかった。一方、前者の
焼結体では、5に以下では磁化率の値が立ち上がり正に
なっており、異常な性質を示している。
以上より、酸素濃度の減少に伴い異常な磁気特性が生じ
、しかも低酸素濃度にもかかわらず、約90に以下と言
う高温にて超伝導を示す。従って、この焼成(例えば予
備焼成と本焼成)の工程の相違が酸素濃度、超伝導性及
び磁気特性に重要な相違を゛もたらすと考えられる。
また、前記と同様にしてYが6.58と6.94の化合
物を製造して、その各結合エネルギーと強度を測定し、
その結果を第10図に示した。この図では、933及び
953eVの各ピークが右にややシフトすること、及び
944 eVのサテライトピークがほぼ消滅しているこ
とを示している。これは、酸素の欠損がCu2.XPS
 (X ray Photo B+n1tion 5p
ectroscopy)スペクトルに影響を及ぼしたと
考えられ、そのため僅かなCu”の存在を示唆している
実施例2 本実施例の化合物(粉末)はYが6.21であり、強磁
性を明らかに示すが超伝導性は示さないと考えられる新
規なものである。
これは、縦型大気炉を用いて、減圧窒素雰囲気(50〜
100T、o r r)下にて室温から5時間かけて9
00℃まで昇温し、同雰囲気下で900℃、10時間焼
成し、更に同雰囲気下にて前言己と同速度で室温まで降
温して製造したものである。
この焼結体の100に以下での磁化率χを測定し、その
結果を第15図に示した。これによれば、約6Kにて磁
化率が急激に上昇しており、一方、超伝導転移点が90
に前後において生じず、即ち磁化率がマイナスに低下す
ることなく平坦である。従って、約6に以下において強
磁性は明らかに示しており、一方、90に以下において
超伝導性は示さないと考えられるが、その可能性を全く
否定することもできない。
尚、この化合物の結晶構造は、X線回折(図示せず)の
結果により、斜方晶形■を示し、少なくともB a C
u O2が若干生じている。
実施例3 本実施例の化合物(粉末)はYが6.52であリ、超伝
導性は胡らかに示すが強磁性は示さないと考えられる新
規なものである。
これは、減圧せずに窒素を流しながら焼成すること以外
は、前記実施例2と同様にして製造したものである。こ
の焼結体の100に以下での磁化率χを測定し、その結
果を第16図に示した。これによれば、約80に以下に
おいて磁化率の低下を示し、明らかに超伝導性は示して
いる。一方、更に低温にしても磁化率が急激に上昇して
正になることもないので、一応、強磁性は示さないと考
えられる。
尚、この化合物の結晶構造は、X線回折(図示せず)の
結果により、正方晶形から斜方晶形■を示し両者の中間
の構造を示し、B a Cu O2が極く微量生じてい
る。
実施例4 本実施例は、LaBaz Cu、01−y  ・ (C
a+ Cuo、s O+、s )Z   (y: 0.
45〜0.6、z;0を越えて0.5以下)をもつ化合
物について検討したものである。
以下については、特に、yが0.45(Yが655)で
、2が0,02.0.05.0.1.0.2.0.5の
各化合物を、Ca成分の原料粉末としてCa COs粉
末を用いて製造すること以外は、前記実施例1と同様に
して製造した。
この各化合物において100に以下の温度と磁化率との
関係を第17図に示した。尚、比較例としてCaを含ま
ない実施例1化合物をも併記した。この結果によれば、
2が0.02と0.05の場合は、実施例1化合物と同
様に、約90にのTCをもつ超伝導性を示すと同時に、
約10に以下において磁化率が急激に立ち上がり強磁性
も示した。一方、2が0.1以上では、明らかに高温超
伝導性は示すが、磁気転移がないか、又はほとんどなく
、強磁性は示さないと考えられる。
以上より、Caを少量含む化合物も、Caを含まない前
配化合物と同様に、極低温では両性質を同時に示し、こ
れよりもややCa組成量が多い化合物は、少なくとも明
らかに超伝導性を示した。
また、この化合物を窒素雰囲気下で焼成することにより
、容易に製造することもできた。
尚、前記Caの組成量は、ビン止め効果の大きなCa2
Cu10s組成割合をもつので、輸送臨界電流密度が大
きいと考えられる。
実施例5 前記実施例1〜4にて作製され、前記のように低温にお
いて超電導性及び強磁性の両性能を示す斬新なLaBa
a Cuo 0t−y系物質を、その後種々、鋭意検討
した所、不純物に強磁性を示すものが含まれるのではな
いかと、考えて、更に鋭意研究した。即ち、このL a
 B a 2 Cu s 01−y化合物中にも、X線
回折パターンでは確認されないものの、La−Ba−C
u−0の異相が、ごく微量含まれている可能性もあるの
で、SEMSEPMAを用多)で、微小領域の異相の確
認とその相の元素比の同定を、詳細に行った。尚、微小
領域の組織観察はSEMにて、元素比の同定はEPMA
にて行った。
その結果、先に作製したL a B a 2 Cu 3
O ?、化合物中には、L a B a 2 Cu3O
t−y組成の化合物の他に4BaCuO2(これは前記
実施例にて確認済み) 、La= Ba2Cu、O,o
といった相が存在していた。
これらの相のうちのどれが強磁性を担ってし)るかを調
べるたとい磁気的異常のみられる前記LaBaz Cu
s 01−yの製作条件と同じ条件で試料を作製し、磁
化率を調べた。その結果、La1Ba2Cuz O+。
のみが強磁性を示し、他のBaCuO3はそれを示さな
かった。
更に、前記実施例にてLaBa2Cus off−y系
物質を作製した焼成条件を変化させて(例えば、還元雰
囲気下で焼結温度を変化させる)、意図的にL a 4
 B a 2 Cu 201oを多く生成させたLaB
a2Cus 0t−y系物質を作製した。即ち、第22
図に示すように、940℃から970℃に焼結温度を上
げることにより、強磁性の程度が上昇した。そして、こ
の化合物のX線回折のLa4Ba2Cu20+oビ一ク
強度と強磁性磁化率の大きさの関係について調べた所、
両者は明らかに正の相関があった。
それにもかかわらず、前記実施例のX線回折において、
La4Ba2Cua C1+oのピークが検出されなか
ったのは、■そのピークがBaCuO2のピークとほぼ
重なってしまったこと、■その量が微量のため、バック
グランドに隠れてしまったこと等のためと考えられる。
以上のことより、 ■L a a B a x Cu 20 (。化合物が
強磁性を示すこと、■前記製造されたLaBa2Cus
 0q−7系物質の強磁性挙動の原因は、その中にわず
か(数1100ppから数%程度)含まれていたLaa
 Ba2Cua O+。であると考えられること、が明
らかにいえる。尚、この含有量は前記のように、数11
00ppから数%(例えば5〜8%程度)の場合、強磁
性(及び超伝導性)を示すことは明らかであるが、数1
0%程度(例えば3O〜50%程度)の多くを含む場合
であっても、超伝導成分の中にほぼ均一に分散されてい
れば、両性能を示すことが、十二分に考えられる。
(2> Lag−zxBax+2wC112−++ 0
10−2x化合物の製作 La2O5粉末4BaO粉末及びCuO粉末をそれぞれ
の化学量論組成比で混合する。尚、試験例N(11はX
=0、N(L2はx=0.25のものである。尚4Ba
O粉末を除いては純度が99.9%であり、更にLa、
O,は吸湿性が強いので、900℃で10時間予備加熱
したものを用いた。
その後、密閉型の炉を用いて、この混合物を窒素雰囲気
下、900℃、10時間焼成(予備焼成)した。この焼
成物を冷却してその後粉砕し、45μmパスの微粉末を
調製した。尚、Nα2の場合は、空気中で900℃、1
0時間予備焼成した。
これを用いて、1.5X10’Paの加圧下において、
15mmφx1mm(厚さ)の各円板状サンプルを製作
した。
これを、第2図に示すように、窒素雰囲気(窒素分圧1
.17〜1.20Kg/cm’)下、200℃/時間の
昇温速度にて940℃に昇温し、この温度で10時間本
焼成した。その後60℃/時間の降温速度にて3O0℃
まで冷却させた。尚、940℃から860℃までは前記
窒素雰囲気下で行い、それ以下は酸素雰囲気(酸素分圧
1.17〜1.20Kg/cml)下で行った。この焼
結体を乾燥された酸素雰囲気下にて3O0℃、10時間
アニールした。尚、この酸素の乾燥は、乾燥剤としての
モレキコラシーブを通過させて行った。
また、前記の予備焼成又は本焼成の雰囲気を、他の雰囲
気(真空雰囲気、酸化雰囲気等)にしても同様の単相の
化合物を得ることができる。
前記各焼結体の結晶構造、磁化率、微小領域の組織観察
、元素比を測定した。尚、結晶構造はモノクロマタイズ
ドCu−にα線を用いたX線回折により測定した。磁化
層は5QUIDマグネツトメータによった。測定値は3
回以上の平均値とした。
(3)結晶構造の検討 x=00場合の焼結体NIIL1のX線回折を第20図
、x=0.25の場合(k 2 )を第22図に示す。
いずれも、所定の組成比の単相を示し、他の異相は第2
0図の(イ)のピーク以外は認められなかった。この(
イ)のピークの帰属については、今の所、不明である。
(4)磁気特性の検討 まず、DCC磁化率色温度の関係について、X=00場
合(kl)を第18図、x=0.25の場合(Nl12
)を第21図に示す。いずれも、5QOeの外部磁場を
サンプルに印加しつつ冷却した場合(FC)の結果を示
す。また、いずれも100に以下の温度範囲にて測定し
、第18図は約10〜15に以上においてはペース線(
0線)と重なっているが、実際には20に以下は第20
図のようなグラフとなる。一方、第21図は20に以下
のグラフであるが、100K以下についても測定した所
、第18図のようなグラフとなった。
前者の場合は、6に以下で大きく正に発散し、その大き
さは、前記LaBa2Cu、、0t−yの約10倍であ
った。また、第19図の外部磁場Hと磁化Mの関係(4
,5K)に示すように、磁場0にて急な立ち上がりを示
し、この化合物が低温において強磁性を示すことが判る
。常磁性領域のCurie−11eissプロツトより
求めた有効磁気モーメントは、1.66μs/Cu、ヒ
ステリシスより求めた飽和磁化は0.95μB / C
uであり、はとんど全てのスピン1/2のCu2+イオ
ンが局在型の強磁性に関与しているとして説明できる。
また、後者においても、第21図に示すように、約5〜
6に以下で大きく正に発散し、同様に強磁性を示すが、
その大きさは、前者の約1/10と小さかった。
変形例 尚、本発明においては、上記具体的実施例に示すものに
限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変
更した実施例とすることができる。即ち、使用原料は酸
化物又は加熱により酸化物となるものであればよく、前
記酸化物に限定されない。これは十分に微細化、混合化
したものが好ましい。粉砕は、不純物が混入しない材質
のボール等を用いるのが好ましい。
前記焼成は、1回の焼成でもよいし、予備焼成(仮焼)
及びその後の本焼成を含む2段焼成等でもよい。また、
その焼成(仮焼、本焼成を含む)の温度は、所定の温度
範囲内において選択され、通常は940〜1000℃に
て行われる。更に、その温度のパターンは前記の場合に
限定されず、例えば昇温速度、降温速度も前記以外とす
ることができる。前記焼成雰囲気、更にはアニーリング
(熱処理)の雰囲気も特に限定されず、酸化雰囲気、減
圧雰囲気、還元雰囲気を問わない。使用する還元雰囲気
、酸化雰囲気についても、その酸素分圧を種々設定でき
る。
尚、降温時又はアニーリング時においては、酸化雰囲気
とするのが好ましい場合が多い。即ち、本焼成の後工程
において何らかの酸素付与条件で実施するのが好ましい
。使用する窒素雰囲気、酸化雰囲気についても、その窒
素分圧、酸素分圧も種々設定できる。また、仮焼時間、
焼成時間、雰囲気を変える場合のその変える温度等も前
記以外とすることができる。更に、第3、第4発明の化
金物においては、前記組成に限らず、即ちCa2Cu 
Osの組成割合でCaを配合しなくてもよく、例えば、
Caの組成割合がBaの2に対して005以下であるも
のでも、同効果が得られるものと考えられる。
〔発明の効果〕
本気1、第2発明のL a B a 2 Cu 3.0
7−、Y系物質は、超伝導性酸化化合物に、新規な強磁
性酸化化合物を含むことにより、強磁性及び/又は超伝
導性をもつ従来にない全く新規な酸化物組成物(物質)
である。更に、この超伝導性をもつ場合には、このTc
点が約80〜90にと高い高温超伝導物質であり、その
ため液体窒素温度で使用でき、極tて有用である。
特に、この両性能を同時に具備する第2発明のLaBa
a Cus off−y系物質(yが0.45〜0.6
)は、この種の酸化物としては従来全く知られていない
極めて斬新な物質である。
また、LaBa2Cua 、o?−y系物質(yが02
〜0.3)は、超伝導酸化物として知られているものと
比べて、酸素濃度が低い点、従来に全く知られていない
ものであるとともに、従来は酸素濃度が高いものだけが
超伝導性を示すと考えられていた点を考慮すると、この
創作価値は高い。
更に、L a B a 2Cu 3O7−、系物質(y
が0゜6〜0.8)は、明らかに強磁性をもつこの種の
化合物としては全(新規なものである。
本第3発Mの、Ca含有量の少ないLa−Ba−(: 
a−Cu−0系物質は、Caを含有しても前記第2発明
と同様に両性質を具備する斬新な物質である。また本第
4発明の、第3発明のものよりもCa含有量のやや多い
L a−B a−Ca−Cu−〇系物質は、Caを含有
しても前8己第3発明と同様に明らかに超伝導性を具備
する新規な物質である。更に、この両発明の物質は、C
a 2 Cu O8の組成割合となるようにCaを配合
しているので、電流密度が高いと考えられる。
本第5〜第8発明は、前記の新規でかつ有用でほぼ単一
相となる物質を製造する有用な方法である。しかも、本
製造方法は、酸素濃度が種々異なったL a B a 
、 Cu 3O7−y系物質又はLa−Ba−Ca−C
u−0累代合物、即ち超伝導性及び/又は強磁性をもっ
た物質を、自由に選択して、かつ容易に製造でき、大量
生産に適した方法である。
本第9発明のL a 4−2+1B a 2+2.c 
u 2−11 Ot。
−〇化合物は、セラミックス銅酸化物として、始めて強
磁性を示す(低温で強磁性に転移する)ことが見出され
たものである。特に、0≦x〈0゜15の本第10発明
のL a 4−2xB a a+axc u 2−Xo
l。−0化合物は、全く新規な低温強磁性化合物であり
、しかもx=0の場合が、x=0.25の場合と比べて
、磁化率が著しく大きいことを考慮すると、Xが0.1
5未満であれば、強磁性が大きなものとなり、極めて有
用なものとなる。尚、このうち、特にx=Oの化合物は
、最も強磁性が大きいと考えられ、更に一層有用である
更に、本第9.10発明の化合物は、銅酸化物のセラミ
ックスであり、成形して焼結させることにより、強磁性
という機能のみならず所望の強度等の機械的特性等を有
する所定形状の焼結体とすることができるので、実用上
、極めて大きな効果がある。
また、本第9.10発明の化合物は、La−Ba −C
u−0累代合物のだt1組成を変えることにより超電導
化合物も製造できるので、有用であり、更に前記第1〜
第4発明に示すように強磁性化合物と超電導化合物の混
合物であって両性能を示す物質(複合体)を製造できる
ので、その適用範囲も広い。
【図面の簡単な説明】
第1図はは実施例における加熱条件を説明するグラフ、
第2図は実施例1に係わるLaBaa Cu5ot−y
化合物のX線結果を示すグラフ、第3図は実施例1に係
わる化合物の温度と磁化率の関係を示すグラフ、第4図
は実施例1に係わる化合物の温度と磁化率の逆数の関係
を示すグラフ、第5図は実施例1に係わる化合物の磁化
ヒステリシス曲線を示すグラフ、第6図は実施例1に係
わる化合物の温度と抵抗の関係を示すグラフ、第7図は
実施例1係わるL a B a 2Cu 、 O、、、
y化合物の温度と比熱の関係を示すグラフ、第8図は酸
素濃度の異なるLaBa、Cu* o、−、化合物の温
度と磁化率の関係を示すグラフ、第9図はYが658.
6,94における化合物のxPSスペクトルの結果を示
すグラフ、第10図はLaBazCu*Os4□化合物
のZFCにおける温度と磁化率の関係を示すグラフ、第
11図は第10図に示す化合物のFCにおける温度と磁
化率の関係を示すグラフ、第12図はLaBaa Cu
s 06.67化合物の温度と磁化率の関係を示すグラ
フ、第13図はLaBaz Cus 06.72化合物
の温度と磁化率の関係を示すグラフ、第14図は実施例
2係わるLaBaa Cu* 06.2+化合物の温度
と磁化率の関係を示すグラフ、第15図は実施例3係わ
るL a B a 2 Cu 3O6.S’2化合物の
温度と磁化率の関係を示すグラフ、第16図は実施例4
係わるLa−Ba−Ca−Cu−0累代合物の温度と磁
化率の関係を示すグラフ、 第17図はL a 4−2xB a 2+2xCu 2
−>I O1O−2x化合物(x = 0 )の温度と
磁化率の関係を示すグラフ、第18図は第17図図示の
化合物の外部磁場と磁化の関係を示すグラフ、第19図
は第17図図示の化合物のX線回折の結果を示すグラフ
、第20図はL a 4−2xB a 2+2xCu 
2−X O10−2M化合物(x=0.25)の温度と
磁化率の関係を示すグラフ、第21図は第20図図示の
化合物のX線回折の結果を示すグラフ、第22図はLa
Ba2 Cu 3O、−y系物質における磁化と温度の
関係を示すグラフである。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)組成式LaBa_2Cu_3O_7_−_y(y
    ;0.2〜0.9)をもつ化合物及び組成式La_4B
    a_2Cu_2O_1_0をもち低温で強磁性を示す化
    合物からなり、強磁性及び超伝導性の双方の性質をもつ
    ことを特徴とするLaBa_2Cu_3O_7_−_y
    系物質。
  2. (2)組成式LaBa_2Cu_3O_7_−_y(y
    ;0.45〜0.6)をもつ化合物及び組成式La_4
    Ba_2Cu_2O_1_0をもち低温で強磁性を示す
    化合物からなり、強磁性及び超伝導性の双方の性質をも
    つことを特徴とするLaBa_2Cu_3O_7_−_
    y系物質。
  3. (3)組成式LaBa_2Cu_3O_7_−_y・(
    Ca_1Cu_0_._5O_1_._5)_z(y;
    0.45〜0.6、z;0を越えて0.05以下)をも
    つ化合物及び組成式La_4Ba_2Cu_2O_1_
    0をもち低温で強磁性を示す化合物からなり、強磁性及
    び超伝導性の双方の性質、又は少なくとも明らかに超伝
    導性をもつことを特徴とするLa−Ba−Ca−Cu−
    O系物質。
  4. (4)組成式LaBa_2Cu_3O_7_−_y・(
    Ca_1Cu_0_._5O_1_._5)_z(y;
    0.45〜0.6、z;0.05を越えて0.5以下)
    をもつ化合物及び組成式La_4Ba_2Cu_2O_
    1_0をもち低温で強磁性を示す化合物からなり、少な
    くとも明らかに超伝導性をもつことを特徴とするLa−
    Ba−Ca−Cu−O系物質。
  5. (5)Laの酸化物、炭酸塩、硝酸塩等の加熱してLa
    _2O_3となるLa系原料粉末、Baの酸化物、炭酸
    塩、硝酸塩等の加熱してBaOとなるBa系原料粉末、
    及びCuの酸化物、炭酸塩、硝酸塩等の加熱してCuO
    となるCu系原料粉末を所定量混合し、これを非酸化雰
    囲気中で焼成することを特徴とする、強磁性及び超伝導
    性のうちの少なくとも1つの性質をもつLaBa_2C
    u_3O_7_−_y系物質の製造方法。
  6. (6)前記焼成温度は800〜980℃である請求項5
    記載のLaBa_2Cu_3O_7_−_y系物質の製
    造方法。
  7. (7)Laの酸化物、炭酸塩、硝酸塩等の加熱してLa
    _2O_3となるLa系原料粉末、Baの酸化物、炭酸
    塩、硝酸塩等の加熱してBaOとなるBa系原料粉末、
    Cuの酸化物、炭酸塩、硝酸塩等の加熱してCuOとな
    るCu系原料粉末、及びCaの酸化物、炭酸塩、硝酸塩
    等の加熱してCaOとなるCa系原料粉末を所定量混合
    し、これを非酸化雰囲気中で焼成することを特徴とする
    、強磁性及び超伝導性のうちの少なくとも超伝導性をも
    つLaBa_2Cu_3O_7_−_y・(Ca_1C
    u_0_._5O_1_._5)_zの組成をもつLa
    −Ba−Ca−Cu−O系物質の製造方法。
  8. (8)前記焼成温度は800〜980℃である請求項7
    記載のLa−Ba−Ca−Cu−O系物質の製造方法。
  9. (9)組成式La_4_−_2_xBa_2_+_2_
    xCu_2_−_xO_1_0_−_2_x(0≦x≦
    0.25)をもち低温で強磁性を示すことを特徴とする
    強磁性La−Ba−Cu−O系物質。
  10. (10)組成式La_4_−_2_xBa_2_+_2
    _xCu_2_−_xO_1_0_−_2_x(0≦x
    <0.15)をもち低温で強磁性を示すことを特徴とす
    る強磁性La−Ba−Cu−O系物質。
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