JPH03260759A - 信号処理方法及び装置 - Google Patents

信号処理方法及び装置

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JPH03260759A
JPH03260759A JP2058548A JP5854890A JPH03260759A JP H03260759 A JPH03260759 A JP H03260759A JP 2058548 A JP2058548 A JP 2058548A JP 5854890 A JP5854890 A JP 5854890A JP H03260759 A JPH03260759 A JP H03260759A
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JP
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coupling coefficient
signal
pulse
output
learning
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JP2058548A
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Hirotoshi Eguchi
裕俊 江口
Toshiyuki Furuta
俊之 古田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Priority to US07/989,781 priority patent/US5327522A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 妓1じL訪 本発明は、信号処理方法及びその装置、より詳細には、
神経回路網を模倣したニューラルコンピュータに関し、
例えば、文字や図形認識、ロボットなどの運動制御、連
想記憶等に応用して好適なものである。
災米長生 生体の情報処理の基本的な単位である神経細胞にューロ
ン)の機能を模倣し、さらに、このr神経細胞模倣素子
」 (神経細胞ユニット)をネットワークに構成するこ
とで情報の並列処理をめざしたものが、いわゆるニュー
ラルネットワークである。文字認識や、連想記憶、運動
制御等、生体ではいとも簡単に行われていても、従来の
ノイマン型コンピュータではなかなか達成できないもの
が多い。生体の神経系、特に生体特有の機能、すなわち
並列処理、自己学習等を模倣して、これらの問題を解決
しようとする試みが、計算機シミュレーションを中心と
して、盛んに行われている。
第5図は、従来のニューラルネットワークのモデルにつ
いて説明するための図で、図中、Aは、1つの神経細胞
ユニットを表し、第6図は、それをネットワークに構成
したもので、A 1 HA 21A、は、それぞれ神経
細胞ユニットを表わす。1つの神経細胞ユニットは、多
数の他の神経細胞ユニットと結合しており、それらから
受けた信号を処理して出力する。第6図の場合、ネット
ワークは階層型であり、神経細胞ユニットA2は、1つ
前の層の神経細胞ユニットA工より信号を受け、1つ先
の層(図中右側)の神経細胞ユニットA。
へ出力する。
最初に、第5図に示した神経細胞ユニットAについて説
明すると、1つの神経細胞ユニットと他の神経細胞ユニ
ットとの結合の度合を表すのが、結合係数(T)と呼ば
れているものであり、i番目の神経細胞ユニットとj番
目の神経細胞ユニットの結合係数を、一般に、T、Jで
表す。結合には、相手のニューロンからの信号が大きい
ほど自分の出力が大きくなる興奮性結合と、相手の信号
が大きいほど自分の出力が小さくなる抑制性結合があり
、TtJ>Oが興奮性結合、T 1a < Oが抑制性
結合である。j番目の神経細胞ユニットへの入力は、i
番目の神経細胞ユニットの出力をylとすると、これに
TIJをかけたT14ytとして求められる。
前述のように、1つの神経細胞ユニットは多数の神経細
胞ユニットと結合しているので、それらのユニットに対
するTLjyIを足し合わせたもの、すなわち、ΣTL
JyIが、ネットワーク内における1つの神経細胞ユニ
ットへの入力となる。これを内部電位と言い、uJで表
す。
u、1=ΣTIJy1            (1)
次に、この入力を非線形処理することで、その神経細胞
ユニットの出力とする。ここで用いる非線形関数を神経
細胞応答関数と呼び、次に示すような、シグモイド関数
f(x)を用いる。
f  (x)=1/ (1+e−”)        
(2)第7図は、このシグモイド関数を示す図である。
上記神経細胞ユニットを、第6図に示すような、ネット
ワークに構成し、各結合係数を与え、式(1)、(2)
を次々と計算することにより、情報の並列処理が可能と
なり最終的な出力が得られる。
第8図は、上記ネットワークを電気回路で実現したもの
の一例を示す図で(特開昭62−295188号公報)
これは、ネットワークへの入力や出力の信号強度を電圧
で表し、上記神経細胞ユニット間の結合係数Ttjの値
を抵抗値で実現したものである。すなわち、第8図にお
いて、複数の増幅器23は、反転出力23a及び非反転
出力23bとを有し、かつ、各増幅器23の入力には入
力電流を供給する手段22を有しており、予め選ばれた
第1の値又は予め選ばれた第2の値であるコンダクタン
ス(TtJ)で前記増幅器の各々の出力を前記入力に接
続する相互接続マトリックス21を有している。前記の
TtJはi番目の増幅器の出力とj番目の増幅器との入
力との間の相互コンダクタンスを表わし、前記TlJコ
ンダクタンスは、回路網が平衡する複数の極小値を作る
ように選ばれ、複数の極小値を持ったエネルギー関数を
最小にするようにしている。結合係数TtJ場合、負の
抵抗値は実現できないので、増幅器23を用いて出力を
反転させることでこれを実現している。
また、第7図で示したシグモイド関数に相当するものと
して、増幅器23を用いている。
次に、ネットワークの学習機能について説明する。数値
計算で用いられている学習法則としては、パックプロパ
ゲーションと呼ばれる次のようなものがある。
まず、各神経細胞ユニット間の結合係数をランダムな値
に設定しておく。この状態でネットワークに入力を与え
ると、その出力結果は必ずしも望ましいものではない。
そこで、このネットワークに正解(教師信号)を与えて
、再び同じ入力があったとき出力結果が正解となるよう
に、各結合係数を変化させる。例えば、第6図に示した
ような階層型のネットワークにおいて、最終層(図の右
の層A3)のj番目の神経細胞ユニットの出力をy」と
し、その神経細胞ユニットに対する教師信号をdJとす
ると、 E=Σ(dj  ya)2           (3
)で表されるEが最小となるように、 △TIJ= a E / a TtJ(4)髪用いてT
4.を変化させる。具体的には、まず、次のように誤差
信号δを求める。
δb= (dJ  Y、+)Xf’(+、z)    
   (5)(出力層A3) δ、=Σδ1TtjX f ’(ut)(A3より前の
層の中間MA2)    (6)ただし、f′はfの一
階微分である。これを用いて、 ΔTtJ=η(δ、y
□)+αΔT。
Tlj=Tlj′十T□、       (7)とする
ことで、TlJを変化させる。ただし、ΔTLJ″、T
l’はそれぞれ前回の学習時の値である。また、ηは学
習定数、αは安定化定数と呼ばれているものであり、各
々、理論的には求められないので経験的に求める。この
ような方法で結合係数を変化させる量を求めるアルゴリ
ズムを、パックプロパゲーションと呼んでいる。
このような学習を繰り返すことで、やがて、与えられた
入力に対して望ましい結果が得られるようなTt、が決
定される。
第9図〜第11図は、このようなニューラルネットワー
クをデジタル回路で実現した例を示す図で、第9図は、
単一神経細胞の回路構成例を示す図で、40はシナプス
回路、41は樹状突起回路、42は細胞体回路を示す、
第10図は、第9図に示したシナプス回路40の構成例
、第11図は、第9図に示した細胞体回路42の構成例
を示す図で、第10図中のfは入力信号、Wは重み付け
の値、aはフィードバック信号に掛ける倍率(1または
2)である。これは、神経細胞ユニットの入出力をパル
ス列で表現し、そのパルス密度で信号の値を表している
。結合係数は2進数で取扱い、メモリ上に保存している
。入力信号をレートマルチプライヤ−のクロックへ入力
し、結合係数をレート値へ入力することによって、入力
信号のパルス密度をレート値に応じて減らしている。こ
れは。
パックプロパゲーションモデルの式の’r1JyLの部
分に相当する・ 次にΣT□、+yiのΣの部分は、樹状突起回路41に
よって示されるOR回路で実現している。
結合には興奮性、抑制性があるので、あらかじめグルー
プ分けしておき、それぞれのグループ別にORをとる。
第9図において、Flは興奮性、F2は抑制性出力を示
す。この2つの出力を、第11図に示したカウンター4
2のアップ側、ダウン側にそれぞれ入力してカウントす
ることで、出力が得られる。この出力は2進数であるの
でレートマルチプライヤ−を用いて、パルス密度に変換
する。
この神経細胞ユニットをネットワークにすることによっ
て、ニューラルネットワークが実現できる。
学習機能は、ネットワークの最終出力を外部のコンピュ
ータに入力して、コンピュータ内部で数値計算を行い、
その結果を結合係数のメモリに書き込むことによって実
現している。
しかしながら、ニューラルネトワークの試みは、計算機
シミュレーションで行われているものが多く、本来の機
能を発揮するには、並列処理が必要であり、ネットワー
クのハードウェア化が必要である。
ハードウェア化の試みは、はとんどの場合アナログ回路
で行われており、これらの回路には以下ような問題点が
ある。
■信号の強度を電圧や電流などのアナログ値で表し、内
部の演算もアナログ的に行うため、温度特性や、電源投
入直後のドリフト等により、その値が変化する。
■ネットワークを構成するために多くの素子を必要とす
るが、それぞれの特性を揃えることは困難である。
■1つの素子の精度や安定性が問題になると、それをネ
ットワークにした場合に新たな問題が起きる可能性があ
り、ネットワーク全体における動きが予想できない。
■結合係数の値が固定であり、あらかしめシミュレーシ
ョンなど他の方法で学習させた値を使わざるを得す、自
己学習ができない。
一方、パックプロパゲーションを用いた学習方法を何ら
かの手段でハードウェア化しようとした場合、学習は多
産の四則演算が必要であり、実現が困難である。また、
学習方法そのものもハードウェア化に対しては不向きで
ある。
従来のデジタル回路によるネットワークも、学習は外部
のコンピュータで行っており、従って、自己学習機能は
全くない。そのうえ、パルス密度の信号をカウンターを
用いて一旦数値に変換し、その後再びパルス密度に変換
するため、回路の構成が複雑なものになっている。
以上をまとめると、従来技術では次の欠点を有する。
■アナログ回路は動作に確実性がない。
■数値計算による学習方法も計算が複雑であり、ハード
ウェア化に適さない。
■デジタル方式の回路では、回路構成が複雑である。
■ハードウェア上で自己学習ができない。
■−−枚 上述のごとき実情に鑑みて、本出願人は、先に動作が確
実なデジタル回路を採用し、かつ、ハードウェア化が容
易でシンプルな信号処理、学習方法を提供し、かつ、実
際にハードウェア上で自己学習を実現することが可能な
信号処理回路を提案した。本発明は、その信号処理回路
において、結合係数のデータ長(パルス列長)を可変と
することで、ネットワークの演算精度をより向上させる
ことを目的としてなされたものである。
肌−一裟 本発明は、上記目的を達成するために、(1)結合係数
可変手段と、この結合係数可変手段の可変結合係数値を
教師信号に対する誤差信号に基づいて生成する結合係数
生成手段とにより自己学習手段を形成し、該自己学習手
段をデジタル論理を用いて神経細胞模倣ユニットに結合
した信号処理方法において、前記結合係数値のデータ長
を可変にしたこと、或いは、上記信号処理方法をハード
ウェア化した信号処理装置、すなわち、(2)結合係数
可変手段と、この結合係数可変手段の可変結合係数値を
教師信号に対する誤差信号に基づいて生成する結合係数
生成手段とにより自己学習手段を構成し、該自己学習手
段をデジタル論理回路を用いて神経細胞模倣ユニットに
結合して信号処理回路網を構成した信号処理装置におい
て、前記結合係数値のデータ長を可変にする手段を有す
ることを特徴としたものである。以下、本発明の実施例
に基いて説明する。
最初に、本発明の基本的な考え方について説明すると、
本発明の基本的な考え方は、 ■入出力、中間信号、結合係数、教師信号などはすべて
、Ollの2値で表されたパルス列で表す。
■信号の量は、パルス密度で表す(ある一定時間内の「
1」の数)。
■神経細胞ユニット内での計算はパルス列同士の論理演
算で表す。
■結合係数のパルス列はメモリ上に置く。
■学習は、このパルス列を書き換えることで実現する。
■与えられた教師信号パルス列に基いて誤差を計算し、
これに基づいて、結合係数パルス列を変化させる。この
とき、誤差の計算、結合係数の変化分の計算もすべて、
Ollのパルス列の論理、演算で行う。
■結合係数を表すデータ長(パルス列長)を可変とする
ことで、ネットワークの演算精度を向上させる。
というものであり、以下実施例に基づき詳細に説明する
[フォーワードプロセスにおける信号演算]第1図は、
1つの神経細胞ユニットに相当する部分を示す図で、ネ
ットワークの構成は、第6図に示したような従来と同じ
階層型を用いる。入出力はすべて0.1に2値化され、
さらに同期化されたものを用いる。入力信号jの強度は
、パルス密度で表現し、例えば次に示すパルス列のよう
に、ある一定時間内にある、1の状態の数で表す。
同期信号  」」」」−LL これは4/6を表す信号を示しており、同期パルス6個
中に入力信号は1が4個、0が2個であることを表わし
ている。このとき、1と0の並び方は後述するようにラ
ンダムであることが望ましい。
一方、結合係数T1.も同様にパルス密度で表現し、O
と1のパルス列としてあらしめメモリ上に用意しておく
結合係数  −=376  (9) 同期信号  −LLLI−上」− これは3/6を表し、このときもOと1の並び方はラン
ダムである方が望ましい。具体的な決め方は後述する。
そして、このパルス列を同期クロックに応じてメモリ上
より順次読みだし、第1図のAND回路により入力パル
ス列とのANDをとる(ytnTtj)。これを神経細
胞ユニットjへの入力とする。上記の例を用いて説明す
ると、信号rlo1101Jが入力された場合、これと
同期してメモリ上より結合係数パルス列を呼び出し、順
次ANDをとることによって、 入力信号 −ニーm  =476 結合係数 −=3/6 (10) に示すようなパルス列(ビット列)rloloooJが
得られ、これは入力’/lがTLJにより変換され、パ
ルス密度が2/6となることを示している。
AND回路の出力のパルス密度は、近似的には入力信号
のパルス密度と結合係数のパルス密度の積となり、アナ
ログ方式における場合の信号の積と同様の機能を有する
。これは、信号の列(パルス列)が長いほど、また、1
とOの並び方がランダムであるほど、数値の積に近い機
能になる。ランダムでないとは、1(またはO)が密集
(密接)していることを表す。従って、結合係数のデー
タ長(パルス列置)を可変にしておき、実施する状態に
応じて設定しておくことで、1(またはO)の並びのラ
ンダム性を増大させることができる。
特に、入力パルス列と比較して、結合係数のパルス列が
短く、読み出すべきデータがなくなってしまった場合に
は、再び結合係数のパルス列の先頭に戻って、読み出し
を繰り返す。この場合の例を次に示す。
入力信号のパルス列置=12 結合係数のパルス列置=68901.。
結合係数のパルス列置=8.......。
結合係数のパルス列置=12 上記の例では、12のパルス列置を持つ入力信号を演算
するために、パルス列置が6の結合係数は1回、パルス
列置が8の結合係数は0.5回多く全体をシフトしてい
る。この結果、同じ6/12の結合係数でも、パルス列
置が12のものよりもランダム性が増しており、従って
、ネットワーク全体の演算精度を向上することができる
1つの神経細胞ユニットは多入力であるので。
先に説明した「入力信号と結合係数とのANDJも多数
あり、次に、これらのORをとる。入力は同期化されて
いるので、1番目のデータが「101000J、2番目
ノデータがrolooooJの場合、両者のORはrl
llooOJとなる。
これを多入力同時に計算し出力とすると1次のようにな
る。
ァ、 n To、  ユーユーーー− y、nT、、  −ユー−−m− U (y+ n T +j)止上りm−−(11)この
部分はアナログ方式における場合の信号の和の計算及び
非線形関数(シグモイド関数)の部分に対応している。
パルス密度の和が低い場合、そのORをとったもののパ
ルス密度は、それぞれのパルス密度の和に近似的に一致
する。パルス密度が高くなるにつれて、ORの出方は徐
々に飽和してくるので、パルス密度の和とは結果が一致
せず、非線形性がでてくる。ORの場合、パルス密度は
1より大きくなることがなく、0より小さくなることも
なく、また単調増加関数であるので、シグモイド関数と
近似的に同等となる。
さて、結合には興奮性と抑制性があり、数値計算の場合
には、結合係数の符号で表し、アナログ回路の場合、前
述したように、TiJが負となる場合(抑制性結合)に
は増幅器を用いて出方を反転させ、TIJに相当する抵
抗値で他の神経細胞ユ二ットヘ結合させている。一方、
本発明では各結合を、TiJの正負により興奮性結合と
抑制性結合の2つのグループに分け、ついで、[入力信
号と結合係数のパルス列のANDJ同士のORをこのグ
ループ別に演算し、[興奮性グループの出力」が1で「
抑制性グループの出力」がOのときのみ1を出力する。
この機能を実現するためには、「抑制性グループの出力
のN0TJと「興奮性グループの出力」とのANDをと
ればよい。すなわち、興奮性グループの出力 抑制性グループの出力 −」−[−ニー神経細胞ユニッ
トの出力       (□2)となり、論理式で表現
すると、 a=U(ytnTtj)  (T=興奮性)   (1
3)b=U(ytnTtj)  (T=抑制性)   
(14)yt=an丁             (1
5)と表される。
神経細胞ユニットのネットワークは、パックプロパゲー
ションと同様な階層型(第6図)とする。
ネットワーク全体を同期させておけば、各層とも上述の
通りの機能で並列的に演算することが可能である。
[学習(パックプロパゲーション)における信号演算】 以下の■または■により誤差信号を求め、ついで■で述
べる方法により結合係数の値を変化させる。
■最終層における誤差信号 最終層の各神経細胞ユニットにおける誤差信号を求める
方法について説明する。本発明では誤差信号を以下のよ
うに定義する。すなわち、誤差を数値で表すと、一般に
は正負両方の値を取りうるが、パルス密度ではそのよう
な表現はできないので、十戒分を表す信号と、−成分を
表す信号の2つを使って誤差信号を表現する。
つまり教師信号パルスと出力信号パルスの違っている部
分のうち、誤差信号1パルスは、教師信号側に存在する
パルスであり、誤差信号−パルスは、逆に出力信号側に
存在するパルスである。換言すれば、出力信号パルスに
誤差信号1パルスを付は加え、誤差信号−パルスを取り
除くと、教師信号パルスになる。
■中間層における誤差信号 中間層の各神経細胞ユニットにおける誤差信号は次のよ
うに求める。すなわち、1つ先の層(第6図における最
終層A3)の各神経細胞ユニットにおける誤差信号を集
め、それを誤差信号とする。このことは、神経細胞ユニ
ット内での演算式(8)〜(15)と同様な要領で行う
ことができる。ただし1式(8)〜(]5)と異なり、
yは1つの信号であるのに対して、δは正、負を表すた
めに2つの信号を持ち、その両方の信号を考慮しなけれ
ばならない。従って、T(結合係数)の正負、δの正負
の4つの場合に分ける必要がある。
まず、興奮性結合の場合を説明する。中間層のある神経
細胞ユニットについて、1つ先のJPJ(第6図におけ
る最終層)の神経細胞ユニットでの誤差信号“と、その
神経細胞ユニットと自分(第6図における中間層のある
神経細胞ユニット)との結合係数のANDをとったもの
(δ++nT+、+)を1つ先の層の各神経細胞ユニッ
トについて求め、さらにこれら同士のORをとる(LJ
(δ’ r 11 T IJ))。
その結果を、この層の誤差信号“とする。すなわち次の
ように表される。
δ“、nT、、       。
δ+jn T t J δ・                    (2o
)同様に、1つ先の層の神経細胞ユニットでの誤差信号
−を用いることで、この層の誤差信号−を求めることが
できる。
δ−,n’r、、 δ−r n T t j 5−                (21)次に、
抑制性結合の場合を説明する。1つ先の層の神経細胞ユ
ニットでの誤差信号−と、その神経細胞ユニットと自分
との結合係数のANDをとり、さらにこれら同士のOR
をとった結果を、この層の誤差信号“とする。すなわち
、 δ−□n T t − δ−J n T t J δ+                    (22
)同様に、1つ先の層の神経細胞ユニットでの誤差信号
“を用いることで、この層の誤差信号−を求めることが
できる。
δ“、IIT、1 δへnT、j δ−(23) 1つの神経細胞ユニットから別の神経細胞二ニットへの
結合は、興奮性の場合と抑制性の場合をとりうるので、
式(20)で求めたδ1と式(22)で求めたδ1のO
Rをとり、この神経細胞ユニットのδ1とする。同様に
、式(21)で求めたδ−と式(23)で求めたδ−の
ORをとり、この神経細胞ユニットのδ−とする。
以上をまとめると、 8”=CUCδ” an’r、))U(U(δ−jn’
r、+))iE興奮性    IC抑制性 δ−=(U(δ−、n’1J))U(U(δ” 、nT
IJ))iE興奮性    iE抑制性 (24) となる。
さらに、学習のレートに相当する機能を設けてもよく、
学習レートが1以下のとき、さらに学習能力が高まる。
これは、パルス列の演算では、パルス列を間引くことで
実現できる。本実施例では、カウンター的な考え方をと
り、次のようなものにした。例えば、学習レート(η)
= (0,5)では、元の信号のパルス列を1つおきに
間引くものであるが、元の信号のパルスが等間隔でなく
ても、元のパルス列に対して、間引くことができる。以
下の(例1)及び(例2)は、間引きの例を示す図で、
共に、η=0.5の場合は、パルスを1つおきに間引く
もの、η=0.33の場合は、パルスを2つおきに残す
もの、η=0.67の場合は、パルスを2つおきに1回
引くものである。
(例1) 元の信号 −η=0.5の場合 η=0.33の場合 η=0.67の場合 (例2) 元の信号 η=0.5の場合 η=0.33の場合 η=0.67の場合 (25) このようにして、誤差信号を間引くことによって、学習
レートの機能を実現する。
■誤差信号より各結合係数を変化 次に、上記■または■により求めた誤差信号を用いて、
各結合係数を変化させる方法を説明する。
変化させたい結合係数が属している線(第6図参照)を
流れる信号と誤差信号のANDをとる(δs n y 
L)。ただし、本実施例では誤差信号は十と−の2つの
信号があるので、それぞれを演算して求める。
δ+J n yt              →ΔT
+、。
(26) δ−jny+               ΔT−L
j(27) このようにして得られた2つの信号をそれぞれΔT+1
4、ΔT−、Jとする。
これらを元にして新しい結合係数TLJを求めるのであ
るが、本実施例におけるTL、の値は絶対値なので、元
のTiJが興奮性か、抑制性かで場合分けをする。
寒蟇作例豐金 元のTlJに対して、ΔT+Ljの成分を増やし、ΔT
−1,の成分を減らす。
元のTLJ ΔT 元のTljに対して、ΔT+□、の成分を減らし、ΔT
−rsの成分を増やす。
ΔT−1 以上の学習側に基づいて、ネットワーク全体の計算を行
う。
(回路例1 第2図〜第4図に、以上のアルゴリズムを基に、これを
構成した回路を示すが、ネットワーク全体の構成は第6
図と同様である。第6図の線に相当する部分の回路を第
2図に示し、第6図の丸(神経細胞ユニットA)に相当
する部分の回路を第3図に示す。また、最終層の出力と
教師信号から最終層における誤差信号を求める部分の回
路を第4図に示す。これらの3つの図を第6図のように
ネットワークにすることによって、自己学習が可能なデ
ジタル方式のニューラルネットワークが実現できる。
まず、第2図を説明する。1は神経細胞ユニットへの入
力信号で式(8)に相当する。式(9)の結合係数はシ
フトレジスタ8に保存しておく。
8Aがデータの取り出し口で、8Bがデータの入口であ
る。このシフトレジスタの制御信号8C(例えばクリア
信号)を、図示しない外部の制御回路からコントロール
することで、データのシフトするビット長を変化させる
ことができる。これはシフトレジスタと同様の機能を持
つものであれば、そのほかのもの、例えば、RAM+ア
ドレスコントローラ等を用いた場合においても、アドレ
スのカウント値を適宜制御することで、同様の動作が行
える。これにより、結合係数のデータ長(パルス列置)
を可変にすることができる。9は式(10)に相当する
回路で、入力信号と結合係数とのANDをとっている。
この出力は結合が興奮性か抑制性かによってグループ分
けしなければならないが、あらかじめそれぞれのグルー
プへの出力4.5を用意し、どちらに出すのかを切り替
えるようにした方が汎用性が高い。このため、結合が興
奮性か抑制性かを表すビットをメモリ14に保存してお
き、回路13で切り替える。各人力を処理する式(11
)に相当するOR回路が第3図の回路16である。さら
に式(12)で示した、興奮性グループが1で抑制性グ
ループがOの時のみ1を出力する回路が第3図の回路1
7である。
次に、誤差信号について説明する。最終層での誤差信号
を作る回路を第4図に示す。これは式(16)〜(19
)に相当する。最終層からの出力1及び教師信号20よ
り誤差信号6.7を生成する。また中間層における誤差
信号を求める式(2o)〜(23)を実現する回路を、
第2図の回路10に示す。結合が興奮性か抑制性かで用
いる誤差信号が異なるので、その場合分けを行うのが第
2図の回路12である。これは、あらかじめメモリ14
にセットしたビットにより切り替える。
また、誤差信号を集める計算(式(24))は、第3図
の回路18で行われる。また学習レートに相当する式(
25)は、第3図の分周回路19で行われる。
次に、誤差信号より新たな結合係数をH1算する部分に
ついて説明する。これは式(26)〜(29)で表され
、第2図の回路11により行われるが、結合の興奮性、
抑制性によって場合分けしなければならないので、第2
図の回路]2でこれを実現している。
なお、第2図乃至第4図に1本発明をハード化した場合
の一例について説明したが、これらは全体が1つのコン
ピュータ内に組み込まれていても、あるいは、一部のみ
が組み込まれていてもよく、更にはそれぞれが単独の機
能をもって別個に構成されているものを組み合せて全体
を構成してもよいことは容易に理解できよう。
勉−來 以上の説明から明らかなように、本発明によると、結合
係数の値を表すデータ長(パルス列置)を可変にしたた
め、ネットワークの持つ演算精度を、各々の目的に合わ
せて向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、神経回路ユニットの1つを示す図、第2図乃
至第4図は、各部の回路構成例を示す図、第5図乃至第
7図は、神経回路ユニットの動作原理を説明するための
図、第8図乃至第11図は、従来の回路構成例を示す図
である。 1・入力信号、2.3.6.7・・・誤差信号、4・・
興奮性信号、5・・・抑制性信号、8・・・シフトレジ
スタ、20・・・教師信号。 代 理 人  高 野 明 近(ばか1名)・て第 図 第 図 一−−−−−−−ゝ7! 第 6 区 2 〜5Q 第 8 区 第 図 出力 第 0 図 第 1 区 0

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、結合係数可変手段と、この結合係数可変手段の可変
    結合係数値を教師信号に対する誤差信号に基づいて生成
    する結合係数生成手段とにより自己学習手段を形成し、
    該自己学習手段をデジタル論理を用いて神経細胞模倣ユ
    ニットに結合した信号処理方法において、前記結合係数
    値のデータ長を可変にしたことを特徴とする信号処理方
    法。 2、結合係数可変手段と、この結合係数可変手段の可変
    結合係数値を教師信号に対する誤差信号に基づいて生成
    する結合係数生成手段とにより自己学習手段を構成し、
    該自己学習手段をデジタル論理回路を用いて神経細胞模
    倣ユニットに結合して信号処理回路網を構成した信号処
    理装置において、前記結合係数値のデータ長を可変にす
    る手段を有することを特徴とする信号処理装置。
JP2058548A 1989-12-29 1990-03-09 信号処理方法及び装置 Pending JPH03260759A (ja)

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JP2058548A JPH03260759A (ja) 1990-03-09 1990-03-09 信号処理方法及び装置
US07/629,632 US5167006A (en) 1989-12-29 1990-12-18 Neuron unit, neural network and signal processing method
DE4042139A DE4042139C2 (de) 1989-12-29 1990-12-28 Neuron-Einheit
US07/889,380 US5333241A (en) 1989-12-29 1992-05-28 Neuron unit, neural network and signal processing method
US07/989,781 US5327522A (en) 1989-12-29 1992-12-11 Neuron unit
US08/128,707 US5619617A (en) 1989-12-29 1993-09-30 Neuron unit, neural network and signal processing method
US08/206,855 US5504838A (en) 1989-12-29 1994-03-07 Neuron unit with error signal having components representing pulse densities
US08/441,418 US5581662A (en) 1989-12-29 1995-05-15 Signal processing apparatus including plural aggregates

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