JPH03264793A - 冷却装置の消音装置 - Google Patents

冷却装置の消音装置

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JPH03264793A
JPH03264793A JP2061716A JP6171690A JPH03264793A JP H03264793 A JPH03264793 A JP H03264793A JP 2061716 A JP2061716 A JP 2061716A JP 6171690 A JP6171690 A JP 6171690A JP H03264793 A JPH03264793 A JP H03264793A
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JP
Japan
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sound
compressor
reception frequency
frequency characteristic
noise
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Pending
Application number
JP2061716A
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English (en)
Inventor
Keiji Nakanishi
啓二 中西
Yasuyuki Sekiguchi
関口 康幸
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH03264793A publication Critical patent/JPH03264793A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は冷蔵庫などの冷却装置に用いられる消音装置、
特にはコンプレッサを収納した機械室内からの騒音を能
動的に打消すようにした冷却装置の消音装置に関する。
(従来の技術) コンプレッサを利用した冷却装置、例えば冷蔵庫にあっ
ては、一般家庭の居室空間内に設置されることが多く、
しかも季節を問わず連続的に運転されるものであるため
、その騒音低減が一つの課題となっている。この場合、
冷蔵庫の騒音源として最も問題となるのは、コンプレッ
サ及びこれに接続された配管系か収納された機械室から
の騒音である。即ち、上記機械室内では、コンプレッサ
自体か比較的大きな騒音(コンプレッサモータの運転音
、被圧縮ガスによる流体音、圧縮機構部分の可動機械要
素における機械音など)を発生すると共に、コンプレッ
サに接続された配管系もその振動によって騒音を発生す
るものであり、斯様な機械室騒音が冷蔵庫騒音の大部分
を占める。従って、機械室からの騒音を抑制することか
、冷蔵庫全体の騒音低減に大きく寄与することになる。
そこで、従来においては、機械室からの騒音低減対策と
して、コンプレッサそのものの低騒音化(例えばロータ
リ形コンプレッサの採用)の他に、コンプレッサの防振
支持構造の改良、並びに配管系の形状改善などを行うこ
とによって振動伝搬路での振動減衰を図ったり、或は、
コンプレッサ及び配管系の周囲に吸音部材及び遮音部材
を配置することにより、機械室内での吸音量の増加及び
騒音の透過損失の増大を図ることが行なわれている。
ところが、一般的に冷蔵庫の機械室には、コンプレッサ
の駆動に伴う発熱を外部に逃がす必要上から放熱用の開
口部が複数箇所に設けられており、これらの開口部から
外部に騒音が漏れ出ることになる。このため、前述した
ような従来の駒音低減対策には自ずと限度があり、騒音
レベルの低減効果は精々2dB(A)程度しか期待てき
ない。
これに対して、近年においては、エレクトロニクス応用
技術、中でも音響データの処理回路及び音響制御技術な
どの発展に伴い、音波の干渉を利用して騒音低減を行う
という騒音の能動制御技術の応用が注目されている。即
ち、この能動制御は、基本的には、騒音源からの音を特
定位置に設けた受音器(例えばマイクロホン)にて電気
信号に変換すると共に、この電気信号を演算器により加
工した信号に基づいて制御用発音器(例えばスピーカ)
を動作させることにより、その発音器から原音(騒音源
からの音)とは制御対象点で逆位相で且つ同−波長及び
同一振幅となる人工音を発生させ、この人工音と原音と
を干渉させることによって原音を減衰させようというも
のである。
また、このような能動制御を実現するにあたっては、そ
の消音のための信号系を構成する部品の経年変化による
特性変動及び周囲温度による特性変動を補正する必要が
ある。このため、実用化にあたっては、消音能力の変動
に追従させて前記演算器の演算係数(音響伝達関数)を
補正していくことが行われており、このような補正のた
めに、前記制御用発音器による消音効果をモニタする補
助受音器(例えばマイクロホン)、並びにこの補助受音
器によるモニタ結果か所定の許容範囲を外れていた場合
に演算器の演算係数を所定量たけ変化させると共にその
変化動作を前記モニタ結果が前記許容範囲内に収まるま
で行う制御手段を設け、以て能動制御時における消音能
力を常に最適に保つという所謂適応制御を行うことも考
えられている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述のような適応制御用に設けられているマ
イクロホン等の構成部品は、その適応制御のためだけに
利用されるものであるから、コスト的に見た場合その付
加価値が十分に高いとはいえず、この点の改善が望まれ
ている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目
的は、コンプレッサ駆動に伴う騒音を能動的に打消すと
共に、補助受音器による受音結果に基づいてコンプレッ
サ駆動に伴う能動制御条件を適宜変更する消音機能を備
えたものにおいて、上記補助受音器をコンプレッサが異
常運転されたときにその原因となる冷凍システムの構成
要素の機能異常検知にも利用でき、以てその補助受音器
の付加価値の向上を図ることができる冷却装置の消音装
置を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を遠戚するために、機械室内に収納
されたコンプレッサの駆動に伴い発生する音を電気信号
に変換する検出手段と、上記電気信号を演算器により加
工した信号により人工音を発生する制御用発音器を設け
、コンプレッサがらの音を上記人工音との干渉により能
動的に打消すようにした冷却装置の消音装置において、
所定時期毎に前記制御用発音器による消音効果をモニタ
するための補助受音器を設け、この補助受音器によるモ
ニタ結果か所定の許容範囲を外れていた場合に前記演算
器の演算係数を所定量だけ変化させると共にその変化動
作を前記モニタ結果が前記許容範囲内に収まるまで行う
制御手段を設け、前記冷凍システムが正常に駆動されて
いるときの前記補助受音器による測定受音周波数特性を
記憶する記憶手段を設け、前記コンプレッサ駆動時にお
ける前記補助受音器による測定受音周波数特性と前記記
憶手段に記憶されている基準受音周波数特性とを比較し
その比較結果に基づいて前記冷凍システムでの機能異常
状態を判断する判断手段を設けたものである。
また、記憶手段はコンプレッサによる冷媒供給が正常に
行われているときの補助受音器による基準受音周波数特
性を記憶すると共に、判断手段は前記コンプレッサ駆動
時における前記補助受音器による測定受音周波数特性と
前記記憶手段に記憶されている基準受音周波数特性とを
比較しその比較結果に基づいてコンプレッサから供給さ
れる冷媒が冷凍システムからリークしたことを判断する
ように構成してもよい。
さらに、記憶手段は冷凍システムの熱交換用ファンが正
常に駆動されているときの補助受音器による基準受音周
波数特性を記憶すると共に、判断手段は前記コンプレッ
サ駆動時における前記補助受音器による測定受音周波数
特性と前記記憶手段に記憶されている基準受音周波数特
性とを比較しその比較結果に基づいて前記ファンがロッ
クしたことを判断するように構成してもよい。
(作用) コンプレッサの駆動により冷凍システムが運転された状
態では、コンプレッサの駆動に伴う駒音が発生している
。このとき、コンプレッサからの音は検出手段により電
気信号に変換されるようになり、演算器は、その電気信
号を加工した信号に基づいて制御用発音器を動作させる
ようになる。
これにより、コンプレッサからの音は、これと制御用発
音器から出力される人工音との干渉により打消されるよ
うになる。また、このような能動制御による消音効果は
、所定時期毎に補助受音器にてモニタされるようになり
、そのモニタ結果が所定の許容範囲を外れていた場合に
は、制御手段が前記演算器の演算係数(音響伝達関数)
を所定量たけ変化させるようになり、これに応して能動
制御による消音効果か上記許容範囲に収まる方向へ変化
される。このような演算係数の変化動作は、補助受音器
によるモニタ結果が許容範囲内に収まるまで行われ、こ
れにより能動制御時における消音能力が常に最適に保た
れるという所謂適応制御が行われる。
一方、冷凍システムにおいてこれの構成要素の機能に異
常が発生したときは、その異常に伴ってコンプレッサか
らの音の周波数特性が変化する。
このとき、判断手段は、コンプレッサ駆動時における補
助受音器による測定受音周波数特性と記憶手段に記憶さ
れている基準受音周波数特性とを比較している。しかし
て、記憶手段に記憶されている基準受音周波数特性は、
冷凍システムが異常でないときの補助受音器による受音
周波数特性であるから、判断手段は、その基準受音周波
数特性と測定受音周波数特性との比較結果に基づいて異
常となった冷凍システムの構成要素を判断する。
また、請求項2記載の冷却装置の消音装置によれば、冷
凍システムから冷媒がリークしたときは、そのリークに
伴ってコンプレッサからの音の周波数特性が変化する。
このとき、判断手段は、コンプレッサ駆動時における前
記補助受音器による測定受音周波数特性を求めると共に
その測定受音周波数特性と記憶手段に記憶されている基
準受音周波数特性とを比較している。しかして、記憶手
段に記憶されている基準受音周波数特性は、冷媒が冷媒
通路からリークしていないときの補助受音器による受音
周波数特性と一致しているから、判断手段は、その基準
受音周波数特性と測定受音周波数特性との比較結果に基
づいて冷媒が冷媒通路からリークしたことを検知するこ
とができる。
また、請求項3記載の冷却装置の消音装置によれば、フ
ァンがロック状態となったときは−、冷凍システムの熱
交換が正常に行われなくなる。このため、コンプレッサ
の吸入側圧力及び吐出側圧力とのバランスが変化し、こ
れに伴ってコンプレッサからの音の周波数特性が変化す
る。このとき、判断手段は、コンプレッサ駆動時におけ
る前記補助受音器による測定受音周波数特性を求めると
共にその測定受音周波数特性と記憶手段に記憶されてい
る基準受音周波数特性とを比較している。しかして、記
憶手段に記憶されている基準受音周波数特性は、ファン
が正常に駆動されているときの補助受音器による受音周
波数特性と一致としているから、判断手段は、その基準
受音周波数特性と測定受音周波数特性との比較結果に基
づいてファンがロック状態であると判断することができ
る。
(実施例) 以下、本発明を冷蔵庫に適用した一実施例について説明
する。
まず、冷蔵庫の全体構成を示す第3図において、1は冷
却装置本体たる冷蔵庫本体であり、これの内部には上方
より順に冷凍室2.冷蔵室3及び野菜室4が設けられて
いる。そして、冷蔵庫内部には冷凍システムか設けられ
ており、これらの構成要素を説明する。即ち、5は冷凍
室2の背部に配設された冷却器、6は冷却器5により生
成される冷気を直接には冷凍室2及び冷蔵室3に供給す
るファン。7は伶蔵庫本体lの背面側下部に形成された
機械室で、これの内部には、ロータリ形のコンプレッサ
8.コンデンサバイブ9及び所謂セラミックフィンを利
用した除霜水蒸発装置10が収納されている。そして、
コンプレッサ8の駆動状態では、コンプレッサ8からの
冷媒が図示しない冷媒通路を通じて冷却器5に供給され
てこれが冷却されると共に、ファン6が駆動されて冷却
器5と庫内との間で熱交換が行なわれるようになってい
る。
さて、第4図(ここではコンデンサパイプ9及び除霜水
蒸発装置10の図示を省略している)に示すように2機
械室7は、その背面のみが矩形状に開口された形状とな
っており、この開口部分は機械室カバー11により閉鎖
されるようになっている。このとき、機械室カバー11
は、その周縁部が機械室7の開口縁部に対し気密に装着
されるものであり、図中の左縁部には上下方向に延びる
細長矩形状の放熱用開口部11aか形成されている。つ
まり、機械室カバー11の装着状態では、機械室7は放
熱用開口部11aを残して閉じられた状態を呈する。尚
、機械室カバー11は、熱。伝導性に優れ且つ音の透過
損失が大きい材質(例えば鉄のような金属)にて形成さ
れている。
また、同第4図において、12はコンプレッサ8に取付
けられた検出手段たる振動センサで、これは、騒音源で
あるコンプレッサ8の振動音を電気信号に変換するよう
に設けられている。13は機械室7内に配置された制御
用発音器たるスピーカで、これは、例えば機械室7の奥
壁部(冷蔵庫本体1の底壁部に相当)における放熱用開
口部11a寄りの部位に埋設状に取付支持されている。
そして、14は放熱用開口部11aに設けられた補助受
音器たるマイクロホンで、これは、コンプレッサ8から
の騒音及びスピーカ13からの音を受音してこのスピー
カ13による消音効果をモニタするようになっている。
しかして、第1図に示すように、スピーカ13は、振動
センサ]2からの電気信号SIlを逆相音発生用回路1
5内の演算器16にて加工した制御信号Paにより動作
されるようになっており、上記のような電気信号の加工
は、次に述べるような能動制御による消音原理に基づい
て行なわれるようになっている。
即ち、能動制御による消音原理について第5図を参照し
ながら概略的に説明するに、騒音源であるコンプレッサ
8が発生する音をSl、スピーカ13が発生する音をS
l、振動センサ12が検出する振動音をR1、制御対象
点である放熱用開口部11aに設けられたマイクロホン
14が受ける音をR2とし、さらに上記のような音の出
力及び人力点の各間の音響伝達関数をTll、 T21
. T12゜I22としたとき、2人力2出力系として
次式が成立する。
従って、スピーカ13が発生すべき音S2は、上式から
、 Sl −(−Tl2・R1+T11・R2)/(TLI
・ T 22− T I2・ T21)として得られる
が、この場合には放熱用開口部11aでの音響レベルを
零にすることを目標としているので、R2−0とおくこ
とかできる。この結果、 82紹R1・T12/(、T12・T 21− T 1
1− T 22)となる。この式から理解できるように
、放熱用開口部11aでの音R2を零にするためには、
振動センサ12で受けた音R1に、 F峻T12/(T12・T21−Tll−I22)(1
) なるフィルタをかけて加工した音S2をスピーカ13か
ら発生させれば、放熱用開口部11aでの音響レベルを
理論上において零にすることができるものであり、演算
器16は、このような音の加工(演算)を高速で行いな
がらスピーカ13に対して制御信号Paを与えるように
構成されている。
さて、上記(1)式において、F−G、T12−Gso
、  T21−Gas、  Tl1−GsIIl、  
I22−Gaoに置き換えると、 G = Gso/ (Gso◆Gam −G5l111
1Gao)(2) となる。ここで、G so、 G all、 G ss
、 G aoの意味は、前段の添字が入力側、後段の添
字が出力側(応答側)に対応するもので、例えばGas
は、スピーカ13への入力信号を入力端とし、且つマイ
クロホン14からの出力信号を出力側として測定した場
合の音響伝達関数を示している。しかして、コンプレッ
サ8からの騒音を振動センサ12により検出する構成と
した場合、振動センサ12がスピーカ13からの音を受
けることはないので、Ga讃を零とみなすことができる
。従って、上記(2)式は、 G−−Gso/ (Gsi−Gao)    −・−−
−−(3)となる。ここで、G so/ G sm −
G閣0であるから、上記(3)式は、 G −−G mo/ G ao         ・・
・−(4)となる。つまり、振動センサ12からの電気
信号に、上記(4)式で示されるGに応じたフィルタを
掛けて加工した音をスピーカ13から発生させることに
より、放熱用開口部11aでの音響レベルを理論上にお
いて零にすることかできる。
一方、上記のように構成された冷蔵庫の場合、コンプレ
ッサ8の駆動に応して機械室7内で発生する騒音レベル
は、第7図に示すように700H2程度以下の帯域並び
に1,5〜5KHzの帯域で夫々大きくなる性質を有し
た状態となる。これら各帯域に対応した騒音のうち、高
周波数側の騒音は、機械室カバー11などでの透過損失
により減衰させることができ、また機械室7内に適宜の
吸音部材を設置することによって容易に消音できるもの
であるから、前述のような振動センサ12゜スピーカ1
3及び演算器16による騒音の能動制御は、700Hz
以下をターゲット周波数として行えば良い。
また、上述のような騒音の能動制御を行う場合には、機
械室7内での騒音が一次元の平面進行波となるように構
成することが、その制御を理論上においても技術上にお
いても容易且つ精度良く行うために重要になってくる。
そこで、本実施例においては、第6図に示す機械室7内
の三次元方向である奥行き9幅及び高さ方向の各寸法り
、W及びHのうち、例えば幅方向の寸法Wを他の寸法り
Hより大きく設定(具体的には、W=600■、D=H
−200mmに設定)することによって、機械室7内で
の音の定在波が一次モードでのみ成立つように構成して
いる。つまり、例えば機械室7を矩形の空洞と想定した
場合には、次式が成立する。
f −C−NX  LX   十(Ny  Ly   
十(Nz/Lz)2 / 2但し、fは共鳴周波数(H
z)、Nx、Ny。
Nzはx、y、z各方向の番目モード、Lx、Ly、L
zは機械室7内のX、Y、Z各方向の寸法(つまりり、
W、H) 、Cは音速である。従って、上式から、x、
y、z各方向に対する1番目の定在波の周波数fx、f
y、fzを求めることができる。
即ち、前述したように、奥行き寸法D−200111、
幅寸法W−600mm、高さ寸法H−200mmに設定
されていた場合には、X方向に対する1番目の定在波の
周波数fxは、Ny =Nz =0、音速C=340m
/秒として、 fx −340(110,2)  /2=850Hz となり、同様に、Y、Z方向に対する1番目の定在波の
周波数fy、fzは、 fy −340(110,6) 2/2=283Hz fz−340(110゜2) 2/2 =850Hz となる。この結果、前記ターゲット周波数(−700H
z)以下では、機械室7内の騒音の定在波は、Y方向(
幅方向)のモードについてのみ成立つものであり、機械
室7内での騒音を一次元の平面進行波と見なすことがで
きる。このため、前記スピーカ13などを利用した騒音
の能動制御による消音時において、その波面の理論上の
取扱いか容易となり、消音制御を容易且つ精度良く行い
得るようになる。
さて、第1図において、マイクロホン14からの振動信
号Soは逆相音発生用回路15内の制御手段たる適応制
御回路17に入力されて適応制御に利用されるようにな
っており、以下、その適応制御の原理を第8図乃至第1
0図を参照して説明する。
ここで、コンプレッサ8からの騒音をS、振動センサ1
2からの振動音をM、スピーカ13からの音をA、マイ
クロホン14からの音響信号をO。
コンプレッサ8から振動センサ12への音響伝達関数を
G 5111. コンプレッサ8からマイクロホン14
への伝達関数をG so、 スピーカ13からマイクロ
ホン14への伝達関数Gaoとする。
第8図において、スピーカ13はスイッチ18を介して
ホワイトノイズ・ジェネレータ1つからのホワイトノイ
ズ信号を受けるようになっており、これによりスイッチ
18のオン状態ではスピーカ13から所定周波数帯域幅
で同程度のパワーを呈するホワイトノイズが出力される
。このスイッチ18はコンプレッサ8の非駆動時におけ
る所定タイミングでオンするように設定されている。ま
た、ホワイトノイズ・ジェネレータ19からのホワイト
ノイズ信号は第1のアダプティブ・フィルタ20に与え
られるようになっている。この第1のアダプティブ・フ
ィルタ20は、ホワイトノイズ・ジェネレータ19から
のホワイトノイズ信号とマイクロホン14からの音響信
号Oとの差に基づいてスピーカ13及びマイクロホン1
4間の音響伝達信号Gaoを測定する。
一方、振動センサ12からの振動音信号Mは上記第1の
アダプティブ・フィルタ20により求められた音響伝達
関数Gaoと掛は合わされてから第2のアダプティブ・
フィルタ21に与えられるようになっている。この第2
のアダプティブ・フィルタ21は、音響伝達関数Gao
によりGao倍された振動センサ12からの振動音信号
M−Gaoとマィクロホン14からの音響信号Oとの差
に基づいて、能動制御実行用の音響伝達関数Gと今回の
適応制御により求めた最新の音響伝達関数G newと
の差ΔGを後述するように求める。この場合、音響伝達
関数Gは初期設定値若しくは適応制御により前回求めた
値である。また、音響伝達関数Ga。
は第1のアダプティブ・フィルタ20により今回水めら
れた値である。
さて、コンプレッサ8の駆動状態を考えた場合、M −
5−Gsi          ・−= (5)0−5
−Gso十A−Gao      −−−−−−(6)
A−M・G          ・・・・・・(7)と
表すことができる。また、振動センサ12から第2のア
ダプティブ・フィルタ21を介してマイクロホン14に
至る経路は、 MeGao◆ΔG−0−・−・・(8)で表すことがで
きるので、上記(8)式を展開すると、 ΔG−0/ (M−Gao) −(S−Gso+A ・Gao) / (M ・Gao
)=  (S  −Gso+M  φ G  −Gao
)/(M  −Gao)=  (S  ・ Gso)/
  (M  −Gao)十(M−G−Gao)/(M−
Gao)=  (S  −Gso)/  (S  −G
si−Gao)  +G=  (Gso/ Gsa+)
/ Gao十Gここで、G so/ G sm= G 
troとみなすことかてきるから、 ΔG −Gmo/ Gao+ G となる。さて、最適な音響伝達関数をG newとみな
すと、−G so/ G ao −G newであるの
で、ΔG=−Gnev十Gとなり、Gnew −G−Δ
Gで表すことができる。従って、音響伝達関数Gを音響
伝達関数G newに変更してから、その音響伝達関数
G newに基づいて能動制御を実行することにより、
リアルタイムに係数変更し消音量を最適に保つことかで
きる。
さて、第8図に示す適応制御系を実際に動作させるには
、まず、第9図に示すようコンプレッサ8が非駆動状態
となった所定タイミングでスイッチ18をオンする。す
ると、ホワイトノイズ・ジェネレータ1つからのホワイ
トノイズ信号によりスピーカ13から所定レベルのホワ
イトノイズが出力されるので、第1のアダプティブ◆フ
ィルタ20により0−A−Gaoという音響伝達関係式
を満足するスピーカ13及びマイクロホン14間の音響
伝達関数Gaoが求められる。
そして、コンプレッサ8か駆動されると、第10図に示
すように第2のアダプティブ・フィルタ21は第1のア
ダプティブ・フィルタ20により求められたGaoに基
づいてΔGを求める。これにより、第2のアダプティブ
・フィルタ21により求められたΔGに基づいてG n
ewが求められ、そのc newに基づいて能動制御が
実行される。
一方、第1図に示すように、逆相音発生用回路15は、
コンプレッサ8に対する駆動指令(以下コンブオン信号
Saと称する)を受けるようになっている。
しかして、上記コンブオン信号Saを出力するための電
気回路は本来冷蔵庫に備わっている回路であると共に、
そのコンブオン信号Saの出力期間中はコンプレッサ8
及びファン6が駆動されるように構成されており、これ
らに関連する回路について第1図に基づいて簡単に説明
する。つまり、抵抗22と直列接続されたサーミスタ2
3は冷凍室2の温度を、検知するように設けられており
(第3図参照)、このサーミスタ23から冷凍室2の温
度を示す温度信号sbか出力されるようになっている。
また、比較器24において、サーミスタ23からの温度
信号sbと抵抗25.26の共通接続点から出力される
基準電圧VCとが比較され、温度信号sbの信号レベル
が基準電圧VCを上回るときはその比較器20からハイ
レベルのコンブオン信号Saが出力される。以上の構成
により、冷凍室2の温度が所定温度まで上昇すると、サ
ーミスタ23からの温度信号sbの信号レベルが基準電
圧Vcを上回るのに応じて比較器24からコンブオン信
号Saが出力される。そして、比較器24からのコンブ
オン信号Saはアンド回路27を介してリレー28駆動
用のトランジスタ29のベースに与えられるようになっ
ている。
また、前記リレー28のリレーコイル28aはトランジ
スタ2つのオン状態で励磁されるように接続されており
、その励磁状態でリレー28のリレースイッチ28bが
オンすることによりコンプレッサ8及びファン6が商用
交流電源30に接続されてこれらが駆動されるようにな
っている。
一方、逆相音発生用回路15の判断手段31は、上記コ
ンブオン信号Saの入力状況及び内蔵したスペクトラム
アナライザ(図示せず)による音響分析結果並びに記憶
手段32に予め記憶された基準受音周波数特性に基づい
て冷媒が冷媒通路からリークしたか否かを判断する。つ
まり、判断手段31は、マイクロホン14からの電気信
号Soを入力してその電気信号の受音周波数特性をスペ
クトラムアナライザにより測定すると共に、その測定受
音周波数特性と記憶手段32に予め記憶されている基準
受音周波数特性とを比較して両者に所定の差があるとき
は冷媒がリークしたものと判断する。この場合、記憶手
段32に記憶されている基準受音周波数特性は、コンプ
レッサ8の駆動状態で冷媒が冷媒通路からリークするこ
となく正常に供給されたときにおけるマイクロホン14
からの電気信号の周波数特性(第8図参照)を予め測定
したものであり、具体的には各周波数帯域毎(1/3オ
クターブ毎)の音響レベルが記憶手段32に記憶されて
いる。そして、判断手段31は、冷媒が冷媒通路からリ
ークしたときは、そのことに基づいて報知信号pbをス
ピーカ13に適宜出力させると共にアンド回路27に対
してロウレベルの規制信号Scを出力する。ここで、判
断手段31から報知信号pbが出力されたときはスピー
カ13から例えば「ピー」という報知音が発せられ、ま
た、ロウレベルの規制信号Scが出力されたときはコン
ブオン信号Saがアンド回路27を通過することが規制
される。
しかして、以下においては、逆相音発生用回路15の機
能、即ち演算器16.適応制御回路17及び判断手段3
1の各機能について第2図のフローチャートを参照しな
がら説明する。即ち、冷凍室2の温度が上昇してサーミ
スタ23からの温度信号sbの信号レベルか基準電圧V
cを上回ると、比較器24からコンブオン信号Saがア
ンド回路27を介して出力され、これに応してコンプレ
ッサ8が駆動される。このとき、判断手段31は、ステ
ップAにおいてコンブオン信号Saの人力タイミングま
で待機しているから、コンプレッサ8の駆動開始タイミ
ングとなると、コンブオン信号Saが入力しているか否
かを再び判断してから(ステップB)、マイクロホン1
4て受音された音響信号をサンプリングする(ステップ
C)と共に、その音響信号をスペクトラムアナライザで
分析する(ステップD)。そして、スペクトラムアナラ
イザによって求められた測定受音周波数特性と記憶手段
32に記憶された基準受音周波数特性とに差があるか否
かを後述のような方法により判断する(ステップE)。
このとき、冷媒通路の一部を形成しているコンプレッサ
8の機能が正常である場合は、コンプレッサ8から冷却
器5に対して冷媒通路を通じて冷媒が供給される。ここ
で、斯様な冷媒供給が正常に行なわれているときは、ス
テップDにおける音響信号分析結果は第11図に示す周
波数特性、即ち記憶手段17に記憶されている基準受音
周波数特性と一致しているから、判断手段31は、ステ
ップEにおいてrNOJと判断し、この場合には、演算
器16は、マイクロホン14からサンプリングした音響
信号を前述した音響伝達関数に基づいて加工した後(ス
テップF)、その加工に基づく制御信号Paを出力する
(ステップG)。これにより、演算器16からスピーカ
13に対して制御信号Paが与えられ、これに応じてス
ピーカ13から制御音が発せられるから、コンプレッサ
8の駆動に伴う騒音とスピーカ13からの制御音とが放
熱用開口部11aにおいて互いに干渉し合って、その音
響レベルが低下されるという能動制御が行なわれる。
このとき、適応制御回路17は、マイクロホン14から
の電気信号Soをサンプリングして(ステップH)、前
述した能動制御による消音効果をモニタする。そして、
上記モニタ結果が所定の許容範囲内である場合にはステ
ップIからステップBに戻る。
そして、演算器16は、コンブオン信号Saが人力され
ている間はステップBからステップIまでのルーチンを
繰返し実行するループを形成する。
この結果、コンプレッサ8の駆動に伴う騒音に応じた制
御信号Paがスピーカ13に出力されて、リアルタイム
で能動制御が行なわれるから、コンプレッサ8からの音
響成分が変動するようなことがあっても、その変動に追
従して騒音を減衰させることができる。
しかしながら、消音効果めモニタ結果が、許容範囲外で
あった場合には、適応制御回路17は、ステップIから
ステップJに移行して演算器16における演算係数(伝
達関数)を消音効果が高まる方向へ所定量だけ変化させ
るものであり、この結果、スピーカ13からの出力が調
整されてそのスピーカ13からの人工音による消音効果
が上記許容範囲に収まる方向へ変化される。これ以降は
ステップB−Jを繰返し実行するループを形成して、前
述した演算器16の演算係数変更動作を反復する。
さて、コンプレッサ8の長期間の駆動による機能低下に
より、コンプレッサ8により圧縮される冷媒がこれから
リークすることがある。このような場合は、コンプレッ
サ8による冷媒供給が冷却器5に対して十分に行なわれ
なくなるから、庫内温度の上昇を招くことになる。そこ
で、逆相音発生用回路15は、次のようにして冷媒がコ
ンプレッサ8からリークしたことを検知してそれに対応
するようにしている。
つまり、冷媒がコンプレッサ8からリークしているとき
は、冷媒がリークするのに伴ってコンプレッサ8の駆動
に伴う騒音の周波数特性が変化するから、そのことを検
知することにより冷媒のリーク状態を検知することがで
きるのである。ここで、冷媒のリーク時におけるコンプ
レッサ8の駆動に伴う騒音(マイクロホン14による受
音)の周波数特性を第12図に示した。さて、第12図
に示す測定受音周波数特性と第11図に示す冷媒がリー
クしていないときにおける基準受音周波数特性とを比較
すると、冷媒のリーク時における500Hz以上の周波
数帯域が非リーク時に比べて高くなっていることが分か
る。これは、コンプレッサ8から冷媒がリークするのに
伴ってコンプレッサ8内の潤滑油が不足してこれを構成
する機構部品の摩擦力が増大したり、或は冷媒ガスがリ
ークすることによりコンプレッサ8における冷媒圧縮用
のブレードの圧接力が低下してこれがチャタリングし、
以てコンプレッサ8から吐出される冷媒の脈動に影響が
及ぶものと推測される。このことは、コンプレッサ8の
駆動に伴う騒音の周波数特性のうち500Hzから2K
Hzまでの帯域は、冷凍サイクルを循環する冷媒の脈動
音が主成分であるという事実と一致するものである。尚
、コンプレッサ8の騒音の周波数特性のうち500Hz
以下の帯域は、コンプレッサ8の駆動時にこのコンプレ
ッサ8自体から発せられる騒音が主成分となっており、
特にコンプレッサ8の回転数及び電源周波数の整数倍の
周波数特性の影響を受けている。また、コンプレッサ8
からの騒音か冷蔵庫の構成部品であるキャビネット、コ
ンプレッサ台蒸発皿受台、配管等に伝播してこれらから
二次音として発せられる騒音も500Hz以下の周波数
帯域に影響を与えている。一方、コンプレッサ8の騒音
のうち2KHz以上の周波数帯域は、コンプレッサ8の
機構部品の摺動音による騒音か主成分となっている。
しかして、判断手段31は、前記ステップEにおいて、
上述の如くマイクロホン14による受音信号に基づく測
定受音周波数特性と記憶手段32に記憶された基準受音
周波数特性とに所定の差か認められる場合は「YEsJ
と判断して、ステップKに移行して制御信号Paの出力
を停止し、これに応して騒音に対する能動制御が停止さ
れる。
次に、判断手段31は、報知信号pbを出力する(ステ
ップL)と共に30分経過するまで待機してから(ステ
ップM)、報知信号pbの出力を停止する(ステップN
)。これにより、スピーカ13から30分間警報が発せ
られるから、冷蔵庫の周囲に居る人は冷媒がリークした
ことを認識して、庫内に貯蔵されている食料品を取出す
等してその異常事態に素早く対処することがてきる。尚
、スピーカ13から警報が発せられている時間は周囲の
人に対して確実に注意を喚起することができる30分か
ら1時間位が望ましい。
続いて、判断手段31は、ステップOにおいてロウレベ
ルの規制信号Scを出力する。これにより、比較器24
からのコンブオン信号Saはアンド回路27の通過が規
制されるから、それまでオン状態であったトランジスタ
29がオフし、これに応じてリレースイッチ28bがオ
フする。すると、コンプレッサ8は交流電源30から切
離されるから、冷媒がすべて冷媒通路からリークした場
合であっても、コンプレッサ8の駆動状態が長時間にわ
たって継続されてしまうことはない。
また、この場合には、冷凍室2の温度が十分に下降して
比較器24からコンブオン信号Saか出力されていない
ときは、ステップBからステップPに移行し、これによ
り、演算器16は制a信号Paの出力を停止するから、
コンプレッサ8の駆動が冷凍室2の温度に基づいて断続
されるにしても、その駆動が停止されたときは消音制御
か行なわれないから、無意味な消音制御を回避すること
ができる。
以上要するに、逆相音発生用回路15は、マイクロホン
14により受音した騒音に基づいて冷媒のリーク状態を
検知すると共にその旨をスピーカ13を利用して報知す
る判断手段31を備えて構成されているから、適応制御
のために備えられているマイクロホン14及びスピーカ
13を利用して冷媒のリーク状態を検知するという新た
な機能を簡単に付加することができる。従って、冷媒の
リーク状態の検知並びに上記リーク状態の報知を行なう
ための回路及び判断手段を別途設ける必要がないから、
新たな機能を付加しながら全体の構成が複雑化してしま
うことを防止することかできる。
尚、本発明を冷媒のリーク検知に代えて、ファン6のロ
ック状態の検知に適用するように構成してもよい。即ち
、記憶手段31に、コンプレッサ8及びファン6が同時
に駆動されたときにおけるマイクロホン14からの電気
信号の周波数特性(第13図参照)を基準受音周波数特
性として記憶するのである。
さて、ファン6の長期間の駆動によってこれが故障した
り、或はファン6に組立てミスがあった場合等には、そ
のファン6が通電状態にあるにも拘らず駆動しないロッ
ク状態を呈することがある。
このような場合は、ファン6による冷凍システムの熱交
換が十分に行われずに庫内温度の不用意な上昇を招くこ
とになる。しかして、ファン6がロック状態にある場合
には、熱交換が不十分となるから、コンプレッサ8の吐
出側(デリベリチューブとの接続口)の圧力と吸入側(
サクションパイプとの接続口)の圧力との間のバランス
が崩れる。
この結果、コンプレッサ8の駆動に伴う騒音の周波数特
性が文化するから、逆相音発生用回路15は、記憶手段
に記憶されている基準受音周波数特性とマイクロホン1
4による測定受音周波数特性(第14図参照)とを比較
し、その比較結果に基づいて報知信号pbを出力すると
共に規制信号SCを出力する。従って、スピーカ13か
らの報知音を確認することにより、冷媒が冷凍サイクル
からリークしたと判断することができる。
ここで、第13図に示す測定受音周波数特性と第12図
に示す基準受音周波数特性とを比較すると、ファン6の
ロック状態時における200Hzから2.5KHzまで
の周波数帯域の音響レベルがファン6の非ロツク状態時
に比べて高くなっていることが分かる。これは、冷却器
5の熱交換不足に伴う冷媒の蒸発不足により、コンプレ
ッサ8の吸入側の圧力が低下することに伴う冷媒に対す
る圧縮比増大に起因するものと推測される。このことは
、コンプレッサ8の駆動に伴う騒音の周波数特性のうち
500Hzから2KHzまでの帯域は、冷凍サイクルを
循環する冷媒の脈動音が主成分であるという事実と一致
するものである。
勿論、上記各実施例において、消音制御を行うように構
成されているものの、機械室7は放熱用開口部11aを
通じて外部と連通されているから、コンプレッサ8の駆
動時における発熱によって機械室7内の温度か異常に上
昇することはない。また、機械室カバー11は熱伝導性
に優れた材質により構成されているから、機械室7内で
発生する熱の放熱効率が向上するようになり、この面か
らも機械室7内の温度上昇が低く抑えられるようになる
尚、上記各実施例では、測定受音周波数特性と基準受音
周波数特性との比較を、1/3オクターブ毎の周波数帯
域の比較でもって行なったが、これに代えて、レベル差
が大きい周波数帯域のみを比較するようにしてもよい。
また、特定周波数帯域の信号レベルの積算差、或は周波
数帯域全体の信号レベル差でもって比較するようにして
もよい。
さらにはマイクロホン12の受音信号の波形パターン、
或は上記各比較方法の組合わせでもって比較するように
してもよい。
また、上記各実施例では、コンプレッサ8からの騒音を
検出手段たる振動センサ12により検出したが、これに
代えて、コンプレッサ8からの騒音を例えばマイクロホ
ンにより検出するように構成してもよい。
その他、本発明は上記し且つ図面に示した実施例に限定
されるものではなく、例えば消音対象となる冷却装置と
してエアコンの室外機或は冷蔵ショーケースなどを適用
しても良く、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
実施することかできる。
[発明の効果コ 本発明によれば以上の説明によって明らかなように、コ
ンプレッサ駆動に伴う騒音を能動的に打消すと共に、補
助受音器による受音結果に基づいてコンプレッサ駆動に
伴う能動制御条件を適宜変更する消音機能を備えたもの
において、上記補助受音器をコンプレッサが異常運転さ
れたときにその原因となる冷凍システムの構成要素の機
能異常検知にも利用でき、以てその補助受音器の付加価
値の向上を図ることができるという優れた効果を奏する
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は概略的
な電気的構成図、第2図は逆相音発生用回路の制御内容
を示すフローチャート、第3図は冷蔵庫の縦断面図、第
4図は要部を分解状態で示す斜視図、第5図は能動制御
による消音原理を示す概略構成図、第6図は要部の寸法
関係を説明するための概略斜視図、第7図は騒音レベル
特性図、第8図は適応制御の原理を概略的に示すブロッ
ク図、第9図及び第10図は適応制御の動作を示す第8
図相当図、第11図は冷媒の非リーク時の受音周波数特
性図、第12図は冷媒のリーク時における第11図相当
図、第13図はファンの非ロツク時の受音周波数特性図
、第14図はファンのロック時における第13図相当図
である。 図中、1は冷蔵庫本体、7は機械室、8コンプレツサ、
10は除霜水蒸発装置、11は機械室力/(−118は
放熱用開口部、12は振動センサ(検出手段)、13は
スピーカ(制御用発音器)、15は逆相音発生用回路、
16は演算器、17は適応制御回路(制御手段)、31
は判断手段、32は記憶手段である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、機械室内に収納されたコンプレッサ及びこのコンプ
    レッサの駆動に伴って冷却される冷却器等の構成要素を
    含んで成る冷凍システムを備えたものであって、前記コ
    ンプレッサの駆動に伴い発生する音を検出手段にて電気
    信号に変換すると共に、この電気信号を演算器により加
    工した信号に基づいて制御用発音器を動作させることに
    より、前記機械室内から外部に放射される音を能動的に
    打消すようにした冷却装置の消音装置において、所定時
    期毎に前記制御用発音器による消音効果をモニタするた
    めの補助受音器と、この補助受音器によるモニタ結果が
    所定の許容範囲を外れていた場合に前記演算器の演算係
    数を所定量だけ変化させると共にその変化動作を前記モ
    ニタ結果が前記許容範囲内に収まるまで行う制御手段と
    、前記冷凍システムが正常に駆動されているときの前記
    補助受音器による基準受音周波数特性を記憶する記憶手
    段と、前記コンプレッサ駆動時における前記補助受音器
    による測定受音周波数特性と前記記憶手段に記憶されて
    いる基準受音周波数特性とを比較しその比較結果に基づ
    いて前記冷凍システムでの機能異常状態を判断する判断
    手段とを備えたことを特徴とする冷却装置の消音装置。 2、記憶手段はコンプレッサによる冷媒供給が正常に行
    われているときの補助受音器による基準受音周波数特性
    を記憶すると共に、判断手段は前記コンプレッサ駆動時
    における前記補助受音器による測定受音周波数特性と前
    記記憶手段に記憶されている基準受音周波数特性とを比
    較しその比較結果に基づいてコンプレッサから供給され
    る冷媒が冷凍システムからリークしたことを判断するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1記載の冷
    却装置の消音装置。 3、記憶手段は冷凍システムの熱交換用ファンが正常に
    駆動されているときの補助受音器による基準受音周波数
    特性を記憶すると共に、判断手段は前記コンプレッサ駆
    動時における前記補助受音器による測定受音周波数特性
    と前記記憶手段に記憶されている基準受音周波数特性と
    を比較しその比較結果に基づいて前記ファンがロックし
    たことを判断するように構成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の冷却装置の消音装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0566780A (ja) * 1991-09-05 1993-03-19 Hitachi Ltd 騒音低減装置
JP2016176648A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド 空気調和機の室内機

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CN106016450A (zh) * 2015-03-20 2016-10-12 江森自控日立空调技术(香港)有限公司 空调机的室内机

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