JPH0326488B2 - - Google Patents

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JPH0326488B2
JPH0326488B2 JP3571084A JP3571084A JPH0326488B2 JP H0326488 B2 JPH0326488 B2 JP H0326488B2 JP 3571084 A JP3571084 A JP 3571084A JP 3571084 A JP3571084 A JP 3571084A JP H0326488 B2 JPH0326488 B2 JP H0326488B2
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JP
Japan
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electric wire
wire
guide tube
wire feeding
movable body
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JP3571084A
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English (en)
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JPS60180014A (ja
Inventor
Akira Shimizu
Toshuki Towata
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Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、被覆電線を所定寸度に切断し、この
切断電線の端部に被覆剥取り、端子圧着、ハウジ
ング挿入等の端末処理加工を全自動で行わせる電
線製造機における電線交換装置の改良に関する。
(従来の技術) 従来、電線供給源から電線送給方向に順次電線
送給装置および切断装置を配置し、該切断装置の
送給方向下流より送給方向に対し直角方向に等間
隔に複数組配置した挟持爪を1ピツチ宛間欠循環
駆動するごとくした電線移送装置を設け、該移送
装置の移送経路に沿つて種々の被覆剥取装置、端
子圧着装置、圧着端子ハウジング挿入装置等を配
設した電線製造機は公知なものであつた。
(発明が解決しようとする課題) この種の電線製造機は、電線移送装置の間欠停
止時に各切断電線の端部に施すべき処理加工の種
類に応じて各種被覆剥取装置および端子圧着装置
を選択的に作動させることができる。しかし、電
線供給源は一般的に1種類の電線供給リールを備
えているにすぎないため、供給リールの電線がな
くなつたり、あるいは別種の電線を処理したい場
合は、電線製造機の運転を一旦中断して、供給リ
ールの交換作業を行わねばならず、処理能力の低
下を余儀なくされていた。
本発明は前述事情に鑑みてなされたもので、被
処理電線の交換を連続的かつ自動的に行い得る電
線製造機における電線交換装置を提供することを
目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明の解決手段
は、電線を所定量送給する電線送給機構と、該電
線送給機構から所定量送給される電線を所定寸度
に切断する電線切断機構とを備えた電線製造機を
前提とする。そして、互いに並設され各々電線が
巻付けられた複数個の電線供給リールと、前記電
線送給機構および電線切断機構を通る所定の電線
送給軸線に対して直角の水平方向に移動可能に設
けられた移動体と、該移動体に各中心軸線が前記
電線送給軸線に平行となるように並設され、かつ
各々前記移動体に対して電線送給軸線方向に待機
位置と前記電線送機構に対する所定位置との間で
移動可能に支持され、前記各電線供給リールから
の電線を受入れて解放可能に把持する複数個の案
内管ユニツトと、前記複数個の案内管ユニツトの
うち所望の案内管ユニツトをその中心軸線が前記
電線送給軸線に一致した位置に選択的に位置付け
るように前記移動体を移動制御する左右移動制御
手段と、該左右移動制御手段によつて中心軸線が
電線送給軸線に一致した状態の案内管ユニツトを
該電線送給軸線に沿つて前記待機位置から前記電
線送給機構に対する所定位置に移動させる前後移
動手段とを備えたものとする。
(作 用) これにより、本発明では、複数個の電線供給リ
ールからの電線が移動体に並設した各案内管ユニ
ツトに導かれる。そして、左右移動制御手段によ
る移動体の移動制御により所望電線を挿通せる案
内管ユニツトが電線送給軸線上に位置付けられた
のち、前後移動手段により待機位置から電線送給
機構に対する所定位置に移動させられるので、電
線送給機構により所定電線のみの送給を選択的に
行うことができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。尚、第1図〜第3図は本発明の実施例に係る
電線交換装置を備えた電線製造機の全体構成を示
し、第4図及び第5図はその電線送給機構部分
を、第6図は電線把持機構部分を詳示している。
尚、説明の便宜上、第1図及び第2図における
左・右をそれぞれ「左」・「右」、第3図における
左・右をそれぞれ「後」・「前」あるいは「送給方
向上流」・「送給方向下流」と呼称する。
第1図〜第3図に示す本実施例における電線製
造機は、第1図及び第3図の如く主として電線供
給部A、電線交換・送給・切断処理部B、電線U
ターン形成部C、電線移送部D、及び電線端末処
理部Eの5つの構成部分から成る。
前記電線供給部Aは、第3図に示すようにそれ
ぞれ種類の異なる電線Wa,Wb,…Wi(総称して
電線W)を巻き付けた9個の電線供給リール1
a,1b,…1i(但し、1f,1gのみ図示)
が左右に千鳥状に並設されてなり、該各供給リー
ル1a〜1iから送給方向前方に出た電線Wa〜
Wiは、それぞれガイドローラ2a〜2i(但し2
gのみ図示)及び伸線用ローラ群3a〜3i(但
し3gのみ図示)を経て次段の電線交換・送給・
切断処理部Bに向う。
前記電線交換・送給・切断処理部Bは第1図の
如く左右方向に細長い箱体4に設置され、第3図
に示すように電線選択機構5、電線送給機構6、
及び電線切断機構7より成る。
先ず、このうち電線選択機構5について主に第
3図により説明する。第3図において、8は前記
箱体4上面左・右及び前・後に立設された4本の
支柱、9は前記各左・右支柱8間に横架された2
本の横材、10は前記各横材9の上面に左右水平
に敷設された2本のレール、11は水平矩形枠状
の移動体で、その左・右及び前・後下面に固設さ
れた4個の摺動ベアリング12を前記レール10
に嵌装せしめて左右水平方向に移動自在となつて
いる。
前記移動体11の枠内には第1図に示すように
9個の案内管ユニツト13が左右に並設されてい
る。該各案内管ユニツト13は、第1図及び第3
図の如く、前後に適宜離間した前・後ブロツク1
4,15を左右2本の連結材16により連結し、
前・後ブロツク14,15の各々には前後水平方
向に延びる同心の中心軸線(第2図でMにて示
す)をもつ前・後案内管17,18を貫通支持し
て構成されている。そして、前記前・後案管1
7,18は丁度前・後ブロツク14,15間で分
離しており、かつそれぞれ前方及び後方に延長さ
れ、該延長部分は前記移動体11の前・後水平部
11a,11bに前記中心軸線Mと同心に貫通支
持された前・後固定案内管19,20に回転不能
且つ前後方向にのみ摺動自在に挿通支持されてい
る。さらに、前記後案内管18の後端部にはブラ
ケツト22を介して水平回転自在に被動ローラ2
3が軸支されている。
前記移動体11を左右方向に移動させるために
第2図に示すようなボールスクリユー機構24が
設けられている。即ち、第2図の如く、移動体1
1の左端中央下面にボールナツト25が固設さ
れ、該ボールナツト25に長軸のスクリユー26
が左右水平に螺挿されている。該スクリユー26
の右端は前記横材9内側に固設された軸受28に
支承され、前記スクリユー26の左方部は箱体4
の左端部上面に立設した矩形支持板29の穴に遊
挿され左方に延びている。一方、箱体4の左側面
に突設した垂直ブラケツト31上部には可逆サー
ボモータ30が据付けられ、該サーボモータ30
の右方に延びる出力軸30a端はカツプリング3
2を介して前記スクリユー26の左端と連結され
ており、該モータ30の駆動により前記移動体1
1を前記レール10に沿つて左右方向に移動制御
して所望の案内管ユニツト13をその中心軸線が
電線送給軸線Moに一致した位置に選択的に位置
付けるようにした左右移動制御手段を構成してい
る。尚、第2図中、33は前記支持板29の上部
に設置したポテンシヨメータで、その右方に延び
る入力軸33a先端は前記移動体11の左端中央
上面に突設したL形ブラケツト34に固定されて
おり、逐次移動体11の位置情報を入力するもの
である。
さらに、第2図及び第3図に示すように、前記
案内管ユニツト13のうち前記電線送給軸線上に
位置付けられた1個を前記電線送給機構6及び電
線切断機構7を通る電線送給軸線Moに沿つて位
置決め移動するための案内管ユニツト前後移動機
構35(前後移動手段)が設けられており、以下
の構成より成る。即ち、前記横材9より後方にお
いて前記電線送給軸線Moを境に左・右両側に離
間して水平状に設けられ、前記被動ローラ23を
凹部に転動自在に嵌入係合させて各案内管ユニツ
ト13を後方の待機位置に保持する凹形ガイドレ
ール36a,36bと、該凹形ガイドレール36
a,36b間に接続可能に配設され、後側の横材
9の後面に突設したブラケツト38に前後水平方
向に軸架された案内軸39に沿つて下部が前後移
動自在に挿通された凹形移動短レール37と、該
移動短レール37を移動させるため揺動アーム4
0とからなる。該揺動アーム40は下部が箱体4
内底部に枢着されて上端に軸支された押動ローラ
41を前記移動短レール37の下方延長端面に固
設させる逆凹形材42に係合させている。そして
前記揺動アーム40は中間部にカムフオロア43
を軸支しており、該カムフオロア43は箱体4内
に設置せる駆動源44によつて回転するカム群4
5の1つに係合している。
第3図に示すように、前記後ブロツク15に関
連して電線把持機構46が設けられており、その
詳細を第6図に示す。即ち、第6図において、4
7は逆凸形押圧部材で、その下部凸部47aは後
ブロツク15の上面及び後案内管18に穿設され
た穴15aに上下動自在に嵌入されている。ま
た、48は上・下部にのみねじ部を形成した左右
1対の丸棒で、後ブロツク15の左・右部に上下
方向に穿孔された貫通穴15bに遊挿され、上部
ねじ部を前記押圧部材47の左右突出部に螺着し
てボルト締めし、下部ねじ部は下面に被動ローラ
49を軸支した支持板50に螺着されている。さ
らに、51は後ブロツク15の下面と支持板50
の上面との間で前記各丸棒48に巻装された圧縮
ばねで、常時支持板50、丸棒48、押圧部材4
7を一体的に下方に付勢しており、このとき押圧
部材47の下面が後案内管18に挿通せる電線W
に当接するとともに該電線Wを後案内管18の底
壁に押し付けて電線を固定把持するごとくなつて
いる。
第3図において、52は前記電線把持機構46
に関連した把持解除機構で、前記両横材9,9間
において電線送給軸線Mo下方に配設されてお
り、中間屈曲部が箱体4に立設した支柱53上部
に前後方向に揺動自在に枢支された屈曲状の押動
部材54を備えている。該押動部材54は一端部
に平坦で且つ後方に延びる押動面54aが形成さ
れ、他端は上下動リンク55を介して前記カム群
45に連係されている。しかして、前記把持解除
機構52は、常時は押動面54aを下方に退避さ
せた位置に押動部材54を保持し、適時上下動リ
ンク55の上昇により押動部材54を第3図にお
いて時計回り方向に回動せしめ、押動面54aが
前記被動ローラ49に当接するとともに該被動ロ
ーラ49を前記圧縮ばね51に抗して押し上げ、
それにより押圧部材47等は一体的に上昇して電
線把持を解除するごとくしてある。このとき、前
記押動面54aはほぼ水平状態となつているた
め、案内管ユニツト13が前後移動する際、被動
ローラ49が押動面54a上を転動し、電線把持
の解除状態を維持することができる。
前記電線送給機構6は、第3図に示すように前
記電線送給軸線Moと同一の垂直面内で上下開閉
可能で且つ左右水平軸線まわりに回転可能な上下
1対前後2組の送給ローラ56a,56b,56
c,56dを備えており、詳細は第4図及び第5
図に示すように以下の通りである。即ち、第4図
及び第5図において、57は前記移動体11の前
部上方において前記支持板29と箱体4の右方上
面に立設した支持板58との間に左右水平方向に
貫通支持された固定軸で、前記支持板29,58
からそれぞれ左・右への延長部には多支状リンク
59,60が垂直面内で揺動自在に枢着されてい
る。そして、前記リンク59,60の各々側方枝
部59a,60a先端間には前記送給ローラ56
aを中間部に固定した回転軸61が左右水平方向
に且つ回転自在に軸架されている。また、62,
63前記固定軸57より適宜後方に離間しそれぞ
れ支持板29,58の対向内側面に同心状に基部
が軸支された等長のリンクで、両リンク62,6
3の先端間には前記送給ローラ56cを中間部に
固定した回転軸64が左右水平方向に且つ回転自
在に軸架されている。そして、前記回転軸61,
64は、前記支持板29の右側方及び支持板58
より右方延長部においてそれぞれ等長のリンク6
5,66により連結され、前記リンク59の側方
支部59aとリンク62,65、並びに前記リン
ク60の片側リンク部60aとリンク63,66
でそれぞれ同様の平行リンク機構67a,67b
を構成している。しかして、これらの平行リンク
機構67a,67bは回転軸61,64を介した
協働作用により送給ローラ56a,56cを前後
水平に離間し且つ同高さレベルを維持しながら一
体に上下動するごとくなつている。さらに、6
8,69はそれぞれ前記支持板29,58の左側
面及び右側面において前記固定軸57の中心軸線
より適宜直下方位置に同心状にかつ中間部が垂直
面内で揺動自在に枢着された多支状リンクであ
り、前記リンク68,69の各々側方枝部68
a,69a先端間には前記送給ローラ56bを中
間部に固定した回転軸70が左右水平方向に且つ
回転自在に軸架されている。また、71,72は
前記リンク68,69の枢点により適宜後方に離
間しそれぞれ支持板29,58の対向内側面に同
心状にかつ基部が軸支されたリンクで、両リンク
71,72の先端間には前記送給ローラ56aを
中間部に固定した回転軸73が左右水平方向に且
つ回転自在に軸架されている。そして、前記回転
軸70,73は、前記支持板29の右側方及び支
持板58より右方延長部においてそれぞれ等長の
リンク74,75により連結され、前記側方枝部
68a、リンク71,74、側方枝部69a、及
びリンク72,75でそれぞれ前記平行リンク機
構67a,67bと上下対称の平行リンク機構7
6a,76bを構成している。しかして、これら
の平行リンク機構76a,76bは回転軸70,
73を介した協働作用により送給ローラ56b,
56dを前後水平に離間し且つ同高さレベルを維
持しながら一体に上下動するごとくなつている。
さらに、前記平行リンク機構67a,67b,7
6a,76bは以下の連係機構により上下対向の
平行リンク作用を行うようになつている。即ち、
前記リンク59,60の下向枝部59b,60b
先端にそれぞれ小ローラ77,78が軸支され、
該小ローラ77,78はそれぞれ前記リンク6
8,69の上向枝部68b,69b先端に形成し
た半円状凹所に転動自在に嵌入係合しており、し
かも該小ローラ77,78の軸支点はそれぞれ前
記リンク59,68の枢支点間及びリンク60,
69の枢支点間のほぼ中間位置に位置している。
加えて、79,80はそれぞれ前記多枝状リンク
59,60の上向枝部59c,60と支持板2
9,58の後方部との間に張設された引張りば
ね、81は前記リンク68の下向枝部68c先端
に軸支されたカムフオロアで、支持板29の左側
面下部に中心部を軸支したカム板82の周縁に係
合している。また、83は前記カム板82の下方
において支持板29を左右方向に貫通して回転自
在に支承されたカム板82用の作動軸で、その
左・右両端に揺動アーム84,85が固定されて
おり、このうち揺動アーム84の先端と前記カム
板82の外端部との間にロツド86により枢結さ
れており、また他方の揺動アーム85の先端は前
記カム群45の1つによつて上下動する揺動アー
ム87の上端と枢結されている。しかして、前記
送給ローラ56a,56c,56b,56dは常
時は前記カムフオロア81がカム板82の最隆起
部82aに係合して前記平行リンク機構67a,
67b,76a,76bを介して引張りばね7
9,80のばね力に抗して互いに上下に離反した
状態に維持する一方、適時揺動アーム84の上向
き回動により作動軸83等を介してカム板82が
第4図で反時計回に方向に回転し、カムフオロア
81が引張りばね79,80のばね力によりカム
板82の陥没部82bに係合し、前記送給ローラ
56a,56c,56b,56dは前記平行リン
ク機構67a,67b,76a,76bの協働作
用により各々一体に下降・上昇して接近し(第
3,4,5図の状態)、送給ローラ56a,56
b間及び56c,56d間に電線Wを挟持し得る
ごとくなつている。
次に、前記送給ローラ56a〜56dの回転機
構について第4図により説明する。第4図におい
て、88,89は支持板29の左側面前部に突設
せる垂直ブラケツト90に互いに噛合状態に軸支
された上下1対の歯車で、該各歯車88,89に
それぞれ同軸にかつ互いに同径のタイミングプー
リ91,92が固定されている。また、93,9
4,95,96はそれぞれ前記リンク59,68
と同軸に且つ該リンク59,68と一体回転可能
に設けられた各2個1組の同径のタイミングプー
リで、このうちプーリ93,95はそれぞれ前記
タイミングプーリ91,92との間にタイミング
ベルト97,98が巻掛けられ、またプーリ9
4,96はそれぞれ前記回転軸61,70の左方
軸端に固定した互いに同径のタイミングプーリ9
9,100との間にタイミングベルト101,1
02が巻掛けられている。また、前記回転軸6
1,70の回転をそれぞれ回転軸64,73に伝
達するために、第5図に示すように支持板58の
右方において前記回転軸61,70,64,73
の各右方軸端に互いに同径のタイミングプーリ1
03,104,105,106が固定され、該プ
ーリ103,105間及び104,106間にそ
れぞれタイミングベルト107,108が巻掛け
られている。第4図中、109は前記垂直ブラケ
ツト31の下部に据付けられたパルスモータで、
右方に導出せる出力軸端に固定された駆動タイミ
ングプーリ110と前記リンク68と同軸に固定
された被動タイミングプーリ111との間に伝動
タイミングベルト112が巻掛けられている。し
かして、前記パルスモータ109の駆動により、
駆動タイミングプーリ110は第4図において反
時計回り方向に回転し、それに伴いタイミングベ
ルト112及び被動タイミングプーリ111等を
介して下側の回転軸70及び送給ローラ56bが
反時計回り方向に回転し、さらにタイミングベル
ト108等を介して回転軸73及び送給ローラ5
6dも反時計回り方向に回転する。また前記被動
タイミングプーリ111の回転はタイミングベル
ト98を介して歯車89に伝達されてこれと噛合
う歯車88を逆方向、即ち第4図において時計回
り方向に回転させる。この回転はタイミングプー
リ97及び101等を介し上側の回転軸61及び
送給ローラ56aを時計回り方向に回転させ、さ
らにタイミングプーリ107等を介して回転軸6
4及び送給ローラ53cも時計回り方向に回転さ
せる。即ち、上側の両送給ローラ56a,56c
が時計回り方向に回転し、下側の両送給ローラ5
6b,56dが反時計回り方向に回転し、しかも
すべての送給ローラが同速度で回転するため、送
給ローラ56a,56cと56b,56d間に挟
持された電線Wはすべりを生じることなく前記電
線送給軸線Moに沿つて前方に送給される。
前記電線切断機構7は第3図の如く前記箱体4
の前部に設けられている。該切断機構7は、第1
図に示すように、下端基部を支点に左右揺動可能
とした1対の開閉アーム113a,113bと、
該各アームの下端基部と同軸に固定され互いに噛
合する1対の歯車(図示せず)と、前記各開閉ア
ーム113a,113bの上端対向側に固設され
たカツターブロツク114a,114bと、該カ
ツターブロツクに相対向して取着された1対の切
断刃115a,115bとから成り、左側の開閉
アーム113aに連係されたカム作動機構116
により開閉アーム113a,113bが閉じた際
切断刃115a,115bが丁度前記電線送給軸
線Mo上で咬合つて電線Wを切断するごとくなつ
ている。
次に、前記電線Uターン形成部Cについて主に
第1図により説明する。該電線Uターン形成部C
は、第1図に示すように、前記電線切断機構7の
前方において左方側方を前記電線送給軸線Moが
通過するように配置された前方凸形半円状のUタ
ーン案内板117と、該Uターン案内板117の
周端面との間に電線を押圧する転動ローラを具備
し該周端面に沿つて180゜旋回往復動可能なUター
ンローラ組立体118と、Uターン案内板117
の左・右端縁より若干後方位置において昇降する
左・右昇降クランプ119a,119bとから成
る。そして、前記選択された所望の案内管ユニツ
ト13から前記電線送給機構6により送給された
電線WをUターン案内板117とUターンローラ
組立体118との協働によりUターンさせ、該電
線Wを左・右昇降クランプ119a,119bに
ループ状に把持させた状態で電線切断機構7によ
り所定寸度に切断し、その後左・右昇降クランプ
119a,119bが下降してループ状の切断電
線を以下に述べる前記電線移送部Dに引き渡すご
とくしてある。
前記電線移送部Dは、第1図及び第3図に示す
ように、送給軸線Moより若干左方から始まり前
記Uターン案内板117の下方を通過し右方延長
点に至る移送コンベア120から成る。該移送コ
ンベア120は左右1対のスプロケツト(図示せ
ず)間に巻掛けた無端チエン121に等間隔に複
数組の挟持具122が取着されてなり、前記一方
のスプロケツトに連係したチエンスプロケツト機
構(図示せず)を介して、クラツチ及び減速機付
のモータ(図示せず)により無端チエン121が
一方向に間欠的に循環移動するごとくしてある。
そして、前記各挟持具122はUターン案内板1
17の下方において適宜ソレノイド機構(図示せ
ず)により閉作動され、移送終端部において適宜
固定カムの作動により開かれるものである。
前記電線端末処理部Eは、第1図に示すよう
に、前記移送コンベア120の後側に沿つて各挟
持具122の停止位置に対応して順次、被覆剥取
長さ及び線径に応じた切込み深さを自動調整可能
とした被覆剥取装置125と、端子の種類ごとに
設けた複数の端子圧着装置(図示せず)と、端子
の圧着状態を検査する検査ユニツト(図示せず)
と、圧着端子部を所定のハウジングに挿入する複
数組のハウジング挿入装置(図示せず)等とが配
設されてなり、これらにより処理された切断電線
の完成品は前記移送コンベア120の右方終端部
に設置した収容箱(図示せず)に収容するごとく
なつている。
尚、第1図中、123はマイクロコンピユータ
内蔵の制御装置で、電線製造機全体を総合的に制
御するものであり、電源スイツチ、非常停止釦、
警報器等を備えている。また、124は前記制御
装置123から導出された操作卓で、操作部12
4aと表示部124bとから成る。操作部124
aには手動/自動切換スイツチ、手動スイツチ
群、テンキー、スタートスイツチ、電線種類選択
スイツチ(即ち、電線供給リール1a〜1iをも
つて電線Wa〜Wiを選択する)等を具備し、製造
すべき電線の種類、切断すべき電線の長さ、被覆
剥取長さ、端子の種類、ハウジングの種類、電線
の本数等を1ロツト宛編集し、プログラムを作成
する機能をもつている。また、表示部124bは
前述編集作業時にはプログラムの内容を逐次表示
し、自動運転時には電線の処理状況、設定本数と
残処理本数、所定本数処理完了表示等を表示する
ものである。
次に電線製造機全体の作用につき説明する。先
ず操作卓124により前述編集作業を行う。
電線製造機の初期状態は以下の通りとする。即
ち、移動体11は各案内管ユニツト13に左から
順次電線Wa〜Wiを挿通し各前案内管17の前端
より若干の所定長さずつ突出しており、左から5
番目(中央)の案内管ユニツト13の中心軸線M
が電線送給軸線Moに一致する位置に位置決めし
てある。また案内管ユニツト前後移動機構35は
揺動アーム40を最後方の回動位置にあつて、移
動短レール37をガイドレール36a,36b間
に接続状態に保持している。把持解除機構52は
押動部材54を第3図で反時計回り方向の回動位
置にあつて押動面54aを下方に退避させてい
る。各案内管ユニツト13の電線把持機構46は
電線Wa〜Wiを固定保持している。電線送給機構
6は、上側の送給ローラ56a,56cと下側の
送給ローラ56b,56dとを互いに上下に離反
した状態に維持するとともにこれらの送給ローラ
の回転動作を停止している。電線切断機構7は切
断刃115a,115bを開状態に維持してい
る。左・右昇降クランプ119a,119bはU
ターン案内板117より上方において開いてお
り、Uターンローラ組立体118はUターン案内
板117の左端縁において転動ローラ118aを
Uターン案内板117周端面より外方に離反して
いる。また、移送コンベア120は2組の挟持具
122が左・右昇降クランプ119a,119b
及びUターン案内板117の下方で開いて駆動を
停止している。
そして、いま制御装置123が最初の指令情報
としてUターン案内板Wgの処理態様(切断長、
被覆剥取長さ、端子及びハウジングの種類等)を
出力したとする。これより以下のように順次作動
する。
(1) モータ30が移動体11を右行させる方向に
駆動する。これにより移動体11は右行し、所
望電線Wgを挿通せる案内管ユニツト13の中
心軸線Mが電線送給軸線Moに一致したところ
で、前記モータ30はポテンシヨメータ33か
らの位置情報により駆動を停止する。これで前
記所望案内管ユニツト13の被動ローラ23は
移動短レール37に嵌合した状態となる。
(2) 案内管ユニツト前後移動機構35が作動す
る。揺動アーム40が下部を支点に最前方位置
に回動し、これにより前記所望の案内ユニツト
13が所定距離前進し、該ユニツトの前案内管
17前端部及び該部より突出せる電線Wg先端
部はUターン案内板117の左端縁付近に達す
るとともに該電線Wg先端部は該案内板117
周端面と転動ローラ118aとで形成される開
口に嵌入した状態となる。
(3) 電線送給機構6が作動する。即ち、先ず揺動
アーム87が上方に回動してカム板82が第4
図における反時計回り方向に回転するため、平
行リンク機構67a,67b,76a,76b
を介し送給ローラ56a,56c,56b,5
6dは対向方向に下降・上昇して前記案内管ユ
ニツト13の前・後ブロツク14,15間に露
出せる電線Wgを上下から挟持する。
(4) 把持解除機構52の作動により、上下動リン
ク55が下降して押動部材54を第3図におけ
る時計回り方向に回動する。その際、押動面5
4aが電線把持機構46の被動ローラ49に係
合するとともに該ローラ、支持板50及び丸棒
48を介して押圧部材47を上方に押し上げる
ため、該電線把持機構46による電線Wgの固
定把持は解除される。
(5) 電線送給機構6が作動し、電線Wgの予備送
給動作を行う。即ち、パルスモータ109は制
御装置123から所定長さに相当するパルス数
を指令情報として入力するが、そのうち予備送
りとして所定パルス数に相当する回転数だけ駆
動して一旦停止する。その際、送給ローラ56
a,56c,56b,56dはそれぞれ第3図
における反時計回り方向及び時計回り方向に回
転することにより電線Wgを所定予備送り長さ
(これはUターン案内板117の半円周長さよ
り若干長い)だけ前方に送給する。これで電線
Wgは前記開口を挿通してUターン案内板11
7の左側方を前方に延びる。
(6) Uターンローラ組立体118が転動ローラ1
18aをUターン案内板117の周端面に向つ
て接近移動し、該周端面との間で電線Wgを押
圧する。続いてUターンローラ組立体118は
前記周端面に沿つてほぼ180゜旋回する。これに
より、電線Wgは半円形に形成されるとともに
先端部はUターン案内板117の左端縁より後
方に所定長さ突出する。
(7) 左・右昇降クランプ119a,119bが一
体に若干下降し、このうち右昇降クランプ11
9bのみが閉じて電線Wg先端部を把持する。
(8) Uターンローラ組立体118が転動ローラ1
18aをUターン案内板117周端面から外方
に離れて電線Wgに対する押圧を解除するとと
もに全体に元位置まで旋回復帰する。
(9) 前記送給ローラ56a,56c,56b,5
6dが再び回転して所望残量の電線Wgを送給
し、電線Wgは大きなループを形成する。
(10) 左昇降クランプ119aが閉じて電線Wg中
間部を把持する。
(11) 前記揺動アーム87の下方回動及びこれに伴
うカム板82の回動により前記回動ローラ56
a,56c,56b,56dが上下に開いて電
線Wgに対する挟圧を解除する。
(12) 揺動アーム40の後方回動により案内管ユニ
ツト13は後退し、前案内管17の前端は切断
刃115a,115b位置より若干後方に位置
する。このとき、被動ローラ49は押動面54
a上を転動するため、電線Wgは案内管ユニツ
ト13に関してフリーの状態に維持されてい
る。
(13) 把持解除機構52が作動解除して再び電線
把持機構の自動復帰により電線Wgを固定把持
する。
(14) 電線切断機構7の作動により切断刃115
a,115bが開閉動作して電線Wgを所定寸
度に切断する。
(15) 揺動アーム40がさらに後方に回動して案
内管ユニツト13は元位置に復帰する。これで
移動短レール37も左・右のガイドレール36
a,36b間に接続状態に嵌入する。
(16) 左・右昇降クランプ119a,119bが
ループ状切断電線Wgを把持したまま下降し、
前記2組の挟持具122が閉じて該電線Wgの
両端部を把持し、代つて左・右昇降クランプ1
19a,119bとも開いて元の上昇位置に移
動復帰する。
(17) 移送コンベア120の1ピツチ駆動により
先行するUターン側電線Wg端部が被覆剥取装
置125に差し出され、該装置の作動により該
端部の被覆が剥取られる。
(18) 移送コンベア120が1ピツチ駆動し、ス
テツプ(17)と同様に被覆剥取装置125の作動
により電線Wgの後端部の被覆が剥取られる。
(19) 前記ステツプ(18)の移送コンベア120の
駆動で、新たに2組の挟持具122がUターン
案内板117下方に配置され、開状態とされ
る。
前記ステツプ(17)〜(19)の間に前記ステツプ(1)
〜(7)の動作が行われ、次の電線Wgの送給・切断
処理にかかつている。そしてこれらの順次作動を
反復することにより各種ループ状切断電線を製造
し、電線端末処理部Eにおいて被覆剥取装置12
5により切断電線の両端部に対する被覆剥取り、
並びに端子圧着装置により前記被覆剥取端部への
端子圧着状態を検査し、ハウジング挿入装置によ
り前記圧着端子部分を所定のハウジングに挿入
し、切断電線の端末処理を終えた完成品は順次収
容箱に投入される。
(発明の効果) 以上詳述せるごとく、本発明の電線交換装置に
よれば、複数個の電線供給リールからの電線を移
動体に並設せる各案内管ユニツトに導き、移動体
の移動制御により所望電線を挿通せる案内管ユニ
ツトを所定の電線送給軸線上に位置決めしたの
ち、電線送給機構に対する所定位置に移動させ
て、電線送給機構より所望電線のみの送給を選択
的に行うようにしたため、種々の電線を加工処理
したい場合でも電線製造機の運転を中断すること
なく連続的且つ自動的に電線の交換を行うことが
でき、多品種大量生産に大きな効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明の実施例を示すもので、
第1図は本発明の電線交換装置を含む電線製造機
の全体平面図、第2図及び第3図はそれぞれ第1
図の−矢視正面図及び−矢視断面図、第
4図及び第5図はそれぞれ第1図の−及び
−矢視拡大側面図、第6図は第3図の−矢
視断面図である。 1a〜1i…電線供給リール、5…電線選択機
構、6…電線送給機構、7…電線切断機構、11
…移動体、13…案内管ユニツト、35…案内管
ユニツト前後移動機構、46…電線把持機構、5
6a〜56d…送給ローラ、Wa〜Wi…電線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電線を所定量送給する電線送給機構と、該電
    線送給機構から所定量送給される電線を所定寸度
    に切断する電線切断機構とを備えた電線製造機に
    おいて、 互いに並設され各々電線が巻き付けられた複数
    個の電線供給リールと、 前記電線送給機構および電線切断機構を通る所
    定の電線送給軸線に対して直角の水平方向に移動
    可能に設けられた移動体と、 該移動体に各中心軸線が前記電線送給軸線に平
    行となるように並設され、かつ各々前記移動体に
    対して電線送給軸線方向に待機位置と前記電線送
    機構に対する所定位置との間で移動可能に支持さ
    れ、前記各電線供給リールからの電線を受入れて
    解放可能に把持する複数個の案内管ユニツトと、 前記複数個の案内管ユニツトのうち所望の案内
    管ユニツトをその中心軸線が前記電線送給軸線に
    一致した位置に選択的に位置付けるよう前記移動
    体を移動制御する左右移動制御手段と、 該左右移動制御手段によつて中心軸線が電線送
    給軸線に一致した状態の案内管ユニツトを該電線
    送給機構に沿つて前記待機位置から前記電線送給
    機構に対する所定位置に移動させる前後移動手段
    と を備えたことを特徴とする電線製造機における電
    線交換装置。 2 前記移動体は矩形枠状に形成され、該矩形枠
    内に前記案内管ユニツトが並設されている特許請
    求の範囲第1項記載の電線製造機における電線交
    換装置。 3 前記案内管ユニツトは、連結材により軸線方
    向に離間して支持された前・後ブロツクと、該各
    ブロツクに中心軸線に沿つて貫通支持された前・
    後案内管とから成り、該両案内管は各々相反する
    側の端部が前記移動体に貫通支持されているとと
    もに前記電線送給機構の送給ローラが前記両案内
    管間に嵌入可能なように前記両ブロツク間で分離
    している特許請求の範囲第1項記載の電線製造機
    における電線交換装置。
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