JPH03265723A - 駆動力伝達装置 - Google Patents
駆動力伝達装置Info
- Publication number
- JPH03265723A JPH03265723A JP6495290A JP6495290A JPH03265723A JP H03265723 A JPH03265723 A JP H03265723A JP 6495290 A JP6495290 A JP 6495290A JP 6495290 A JP6495290 A JP 6495290A JP H03265723 A JPH03265723 A JP H03265723A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- torque
- rotor
- reverse
- rotation
- normal
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- Pending
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- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、同軸的かつ相対回転可能に位置する内外両回
転部材間に配設されて、これら両部材間のトルク伝達を
行う駆動力伝達装置に関する。
転部材間に配設されて、これら両部材間のトルク伝達を
行う駆動力伝達装置に関する。
(従来技術)
かかる駆動力伝達装置は、駆動側回転部材と従動側回転
部材間に配設されてこれら両部材の相対回転時これら両
部材を互にトルク伝達可能に連結して、従動側回転部材
を駆動させる連結機構として使用されるものと、駆動側
および従動側回転部材間、周駆動側回転部材間または両
従動側回転部材間に配設されてこれら両部材の相対回転
時これら両部材を互にトルク伝達可能に連結して、これ
ら両部材間の回転差を制限させる差動制限機構として使
用されるもの等に大別される。前者の連結機構は主とし
てリアルタイム式の四輪駆動車における一方の動力伝達
系路に配設され、また後者の差動制限機構は主として車
両における各ディファレンシャルに配設される。
部材間に配設されてこれら両部材の相対回転時これら両
部材を互にトルク伝達可能に連結して、従動側回転部材
を駆動させる連結機構として使用されるものと、駆動側
および従動側回転部材間、周駆動側回転部材間または両
従動側回転部材間に配設されてこれら両部材の相対回転
時これら両部材を互にトルク伝達可能に連結して、これ
ら両部材間の回転差を制限させる差動制限機構として使
用されるもの等に大別される。前者の連結機構は主とし
てリアルタイム式の四輪駆動車における一方の動力伝達
系路に配設され、また後者の差動制限機構は主として車
両における各ディファレンシャルに配設される。
しかして、従来の駆動力伝達装置としては特開昭63−
240429号公報に示されているように、同軸的かつ
相対回転可能に位置する内外両回転部材間に配設され、
これら両回転部材の相対回転により作動して両回転部材
をトルク伝達可能に連結する摩擦係合力を発生させると
ともに付与される軸方向の押圧力に応じて前記摩擦係合
力を増減させる摩擦クラッチ、および両回転部材の相対
回転に応じた軸方向の押圧力を発生させて前記摩擦り゛
ラッチに付与する押圧力発生手段を備え、同押圧力発生
手段を、前記両回転部材間に液密的に軸方向へ摺動可能
かつ外側回転部材に一体回転可能に組付けられて前記摩
擦クラッチに対向する作動ピストンと、前記外側回転部
材と前記作動ピストン間に形成され軸方向に所定間隔を
有して粘性流体が封入される流体室と、半径方向へ延び
る1または複数のベーン部を備え前記流体室にて前記内
側回転部材に一体的に組付けられたロータとにより構成
してなる駆動力伝達装置がある。
240429号公報に示されているように、同軸的かつ
相対回転可能に位置する内外両回転部材間に配設され、
これら両回転部材の相対回転により作動して両回転部材
をトルク伝達可能に連結する摩擦係合力を発生させると
ともに付与される軸方向の押圧力に応じて前記摩擦係合
力を増減させる摩擦クラッチ、および両回転部材の相対
回転に応じた軸方向の押圧力を発生させて前記摩擦り゛
ラッチに付与する押圧力発生手段を備え、同押圧力発生
手段を、前記両回転部材間に液密的に軸方向へ摺動可能
かつ外側回転部材に一体回転可能に組付けられて前記摩
擦クラッチに対向する作動ピストンと、前記外側回転部
材と前記作動ピストン間に形成され軸方向に所定間隔を
有して粘性流体が封入される流体室と、半径方向へ延び
る1または複数のベーン部を備え前記流体室にて前記内
側回転部材に一体的に組付けられたロータとにより構成
してなる駆動力伝達装置がある。
この種形式の駆動力伝達装置においては、両回転部材間
に相対回転が生じると外側回転部材に一体回転可能に組
付けた作動ピストンと、内側回転部材に一体的に組付け
たロータとの間に相対回転が生じ、流体室の前記ロータ
のベーン部にて流体室内の粘性流体が強制的に流動させ
られ、流体室内では流動抵抗等に起因して圧力が発生す
る。すなわち、押圧力発生手段に差動回転数に応じた圧
力が発生する。この圧力は作動ピストンを軸方向に押圧
して摩擦クラッチを押圧させ、同クラッチに両回転部材
をトルク伝達可能に連結する摩擦係合力を発生させる。
に相対回転が生じると外側回転部材に一体回転可能に組
付けた作動ピストンと、内側回転部材に一体的に組付け
たロータとの間に相対回転が生じ、流体室の前記ロータ
のベーン部にて流体室内の粘性流体が強制的に流動させ
られ、流体室内では流動抵抗等に起因して圧力が発生す
る。すなわち、押圧力発生手段に差動回転数に応じた圧
力が発生する。この圧力は作動ピストンを軸方向に押圧
して摩擦クラッチを押圧させ、同クラッチに両回転部材
をトルク伝達可能に連結する摩擦係合力を発生させる。
かかる摩擦係合力は差動回転数に比例し、両回転部材間
では差動回転数に比例したトルクが一方から他方へ伝達
される。従って、当該駆動力伝達装置は四輪駆動車の一
方の動力伝達系路における駆動側回転部材と従動側回転
部材との連結機構として機能するとともに、駆動側およ
び従動側回転部材間、再駆動側回転部材間または両従動
側回転部材間の差動制限機構としても機能する。
では差動回転数に比例したトルクが一方から他方へ伝達
される。従って、当該駆動力伝達装置は四輪駆動車の一
方の動力伝達系路における駆動側回転部材と従動側回転
部材との連結機構として機能するとともに、駆動側およ
び従動側回転部材間、再駆動側回転部材間または両従動
側回転部材間の差動制限機構としても機能する。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、上記した形式の駆動力伝達装置においては四
輪駆動車用の駆動力伝達装置として使用される場合には
、四輪駆動車特有の循環トルクを吸収して走行中の前後
輪の回転位相差に伴う車両の振動、異音の発生を防止す
るとともに、アンチロックブレーキシステムに対する外
乱の低減を図ることが要求される。これに対処するには
、駆動側の回転が高くなる正トルク伝達時には従動側へ
のトルク伝達が十分になされ、かつ従動側の回転が高く
なる逆トルク伝達時にはトルク伝達が低減されることが
望ましいが、従来のこの種形式の駆動力伝達装置におい
ては、正、逆のトルク伝達時共時間−のトルク伝達特性
を備えていた。従って、本発明の目的はかかる問題に対
処することにある。
輪駆動車用の駆動力伝達装置として使用される場合には
、四輪駆動車特有の循環トルクを吸収して走行中の前後
輪の回転位相差に伴う車両の振動、異音の発生を防止す
るとともに、アンチロックブレーキシステムに対する外
乱の低減を図ることが要求される。これに対処するには
、駆動側の回転が高くなる正トルク伝達時には従動側へ
のトルク伝達が十分になされ、かつ従動側の回転が高く
なる逆トルク伝達時にはトルク伝達が低減されることが
望ましいが、従来のこの種形式の駆動力伝達装置におい
ては、正、逆のトルク伝達時共時間−のトルク伝達特性
を備えていた。従って、本発明の目的はかかる問題に対
処することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明は上記した形式の駆動力伝達装置において、前記
ロータの側面に同ロータの回転方向の一方側から他方側
へ傾斜して延び前記粘性流体の流動を許容する所定幅の
溝部を形成したことを特徴とする。
ロータの側面に同ロータの回転方向の一方側から他方側
へ傾斜して延び前記粘性流体の流動を許容する所定幅の
溝部を形成したことを特徴とする。
(発明の作用・効果)
かかる構成によれば、ロータの正逆回転方向の流体に対
する押圧端面の広幅部の長さ、および溝部の開口長さ、
またはこれら両者の半径方向の位置が互に大きく異なる
。このため、押圧端面の広幅部が長くかつ溝部の開口の
短い端面側を正転方向にするとともに、押圧端面の広幅
部が短くかつ溝部の開口の長い端面側を逆転方向にすれ
ば、ロータの正転方向の回転時には押圧端面による粘性
流体に対する押圧力が大きく、かつ粘性流体の溝部を流
動して漏出する量が少くて流体室にて発生する圧力は大
きく、これとは逆にロータの逆転方向の回転時には押圧
端面による粘性流体に対する押圧力が小さく、かつ粘性
流体の溝部を流動して漏出する量が多くて流体室にて発
生する圧力は極めて小さい。また、押圧端面の広幅部が
半径方向の外周側にかつ溝部の開口が内周側に位置する
端面側を正転方向にするととともに、これとは逆に位置
する端面側を逆転方向にすれば、ロータの正転方向の回
転時には流体室の外周側の高圧の粘性流体の漏出量が少
くて流体室にて発生する圧力は大きく、これとは逆にロ
ータの逆転方向の回転時には流体室の外周側の高圧の粘
性流体の漏出量が多くて流体室にて発生する圧力は小さ
い。
する押圧端面の広幅部の長さ、および溝部の開口長さ、
またはこれら両者の半径方向の位置が互に大きく異なる
。このため、押圧端面の広幅部が長くかつ溝部の開口の
短い端面側を正転方向にするとともに、押圧端面の広幅
部が短くかつ溝部の開口の長い端面側を逆転方向にすれ
ば、ロータの正転方向の回転時には押圧端面による粘性
流体に対する押圧力が大きく、かつ粘性流体の溝部を流
動して漏出する量が少くて流体室にて発生する圧力は大
きく、これとは逆にロータの逆転方向の回転時には押圧
端面による粘性流体に対する押圧力が小さく、かつ粘性
流体の溝部を流動して漏出する量が多くて流体室にて発
生する圧力は極めて小さい。また、押圧端面の広幅部が
半径方向の外周側にかつ溝部の開口が内周側に位置する
端面側を正転方向にするととともに、これとは逆に位置
する端面側を逆転方向にすれば、ロータの正転方向の回
転時には流体室の外周側の高圧の粘性流体の漏出量が少
くて流体室にて発生する圧力は大きく、これとは逆にロ
ータの逆転方向の回転時には流体室の外周側の高圧の粘
性流体の漏出量が多くて流体室にて発生する圧力は小さ
い。
従って、ロータの正転方向の回転時を正トルク伝達時に
設定しかつ逆転方向の回転時を逆トルク伝達時に設定す
れば、正トルク伝達時の伝達トルクは大きくかつ逆トル
ク伝達時の伝達トルクは極めて小さくなり、四輪駆動車
用の駆動力伝達装置として好適なものとなる。
設定しかつ逆転方向の回転時を逆トルク伝達時に設定す
れば、正トルク伝達時の伝達トルクは大きくかつ逆トル
ク伝達時の伝達トルクは極めて小さくなり、四輪駆動車
用の駆動力伝達装置として好適なものとなる。
(実施例)
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明するに、第1
図には本発明にかかる駆動力伝達装置の一実施例が示さ
れている。当該駆動力伝達装置1Oは第6図に示すよう
に、リアルタイム式の四輪駆動車の後輪側動力伝達系路
に配設される。
図には本発明にかかる駆動力伝達装置の一実施例が示さ
れている。当該駆動力伝達装置1Oは第6図に示すよう
に、リアルタイム式の四輪駆動車の後輪側動力伝達系路
に配設される。
当該車両は前輪側が常時駆動するとともに後輪側が必要
時駆動するもので、エンジン21の一側に組付けたトラ
ンスアクスル22はトランスミッションおよびトランス
ファを備え、エンジン21からの動力をアクスルシャフ
ト23に出力して前輪24を駆動させるとともに、第1
プロペラシヤフト25に出力する。第1プロペラシヤフ
ト25は駆動力伝達装置10を介して第2プロペラシヤ
フト26に連結していて、これら両シャフト25.26
がトルク伝達可能な場合、動力がリヤディファレンシャ
ル27を介してアクスルシャフト28に出力され、後輪
29が駆動する。
時駆動するもので、エンジン21の一側に組付けたトラ
ンスアクスル22はトランスミッションおよびトランス
ファを備え、エンジン21からの動力をアクスルシャフ
ト23に出力して前輪24を駆動させるとともに、第1
プロペラシヤフト25に出力する。第1プロペラシヤフ
ト25は駆動力伝達装置10を介して第2プロペラシヤ
フト26に連結していて、これら両シャフト25.26
がトルク伝達可能な場合、動力がリヤディファレンシャ
ル27を介してアクスルシャフト28に出力され、後輪
29が駆動する。
しかして、駆動力伝達装置10は外側回転部材を構成す
るアウタケース11および後述のエンドカバー15と、
内側回転部材を構成するインナシャフト12からなる環
状の作動室内に押圧力発生手段10aおよび摩擦クラッ
チ10bを備えている。
るアウタケース11および後述のエンドカバー15と、
内側回転部材を構成するインナシャフト12からなる環
状の作動室内に押圧力発生手段10aおよび摩擦クラッ
チ10bを備えている。
アウタケース11は所定長さの筒部11aの一端に内向
フランジ部11bを備えてなり、筒部11aの他端が開
口していて他端側内周にネジ部11cが形成されている
。このネジ部11cにはアウタケース11とともに外側
回転部材を構成するエンドカバー15が螺着されている
。インナシャフト12は所定長さの段付きの筒部12a
の中間部外周に外向フランジ部12bを備えてなり、フ
ランジ部12bの外周には軸方向へ延びる外スプライン
部12cが形成され、かつ筒部12aの一端側内周には
軸方向へ延びる内スプライン部12dが形成されている
。かかるインナシャフト12においては、その筒部12
aの一端がアウタケース11の内向フランジ部11bの
内孔内に、かつその他端がエンドカバー15の内孔内に
液密的かつ回転可能に嵌合され支持されている。インナ
シャフト12はその内スプライン部12dにて第2プロ
ペラシヤフト26の先端部のスプライン26aに嵌合し
て固定され、かつアウタケース11は第1プロペラシヤ
フト25の後端に固定されている。
フランジ部11bを備えてなり、筒部11aの他端が開
口していて他端側内周にネジ部11cが形成されている
。このネジ部11cにはアウタケース11とともに外側
回転部材を構成するエンドカバー15が螺着されている
。インナシャフト12は所定長さの段付きの筒部12a
の中間部外周に外向フランジ部12bを備えてなり、フ
ランジ部12bの外周には軸方向へ延びる外スプライン
部12cが形成され、かつ筒部12aの一端側内周には
軸方向へ延びる内スプライン部12dが形成されている
。かかるインナシャフト12においては、その筒部12
aの一端がアウタケース11の内向フランジ部11bの
内孔内に、かつその他端がエンドカバー15の内孔内に
液密的かつ回転可能に嵌合され支持されている。インナ
シャフト12はその内スプライン部12dにて第2プロ
ペラシヤフト26の先端部のスプライン26aに嵌合し
て固定され、かつアウタケース11は第1プロペラシヤ
フト25の後端に固定されている。
押圧力発生手段10aは作動ピストン13およびロータ
14からなり、かつ摩擦クラッチ10bは湿式多板クラ
ッチ式のもので、多数のクラッチプレート16およびク
ラッチディスク17からなる。各クラッチプレート16
はその外周のスプライン部をアウタケース11の内周に
設けたスプライン部11dに嵌合されて、同ケース11
に一体回転可能かつ軸方向へ移動可能に組付けられてい
る。各クラッチディスク17はその内周のスプライン部
をインナシャフト12の外スプライン部12cに嵌合さ
れて各クラッチプレート16間に位置し、同シャフト1
2に一体回転可能かつ軸方向へ移動可能に組付けられて
いる。これらのクラッチプレート16およびクラッチデ
ィスク17の収容室R1にはクラッチ用オイルと気体と
が所定量封入されている。
14からなり、かつ摩擦クラッチ10bは湿式多板クラ
ッチ式のもので、多数のクラッチプレート16およびク
ラッチディスク17からなる。各クラッチプレート16
はその外周のスプライン部をアウタケース11の内周に
設けたスプライン部11dに嵌合されて、同ケース11
に一体回転可能かつ軸方向へ移動可能に組付けられてい
る。各クラッチディスク17はその内周のスプライン部
をインナシャフト12の外スプライン部12cに嵌合さ
れて各クラッチプレート16間に位置し、同シャフト1
2に一体回転可能かつ軸方向へ移動可能に組付けられて
いる。これらのクラッチプレート16およびクラッチデ
ィスク17の収容室R1にはクラッチ用オイルと気体と
が所定量封入されている。
押圧力発生手段10aを構成する作動ピストン13はア
ウタケース11の筒部11aの他端側内周に液密的に一
体回転可能かつ軸方向へ摺動可能−10− に、またインナシャフト12に対してはその外周に液密
的に回転可能かつ軸方向へ摺動可能にそれぞれ組付けら
れていて、その−側面13aにて図示最右端のクラッチ
プレート16に当接している。
ウタケース11の筒部11aの他端側内周に液密的に一
体回転可能かつ軸方向へ摺動可能−10− に、またインナシャフト12に対してはその外周に液密
的に回転可能かつ軸方向へ摺動可能にそれぞれ組付けら
れていて、その−側面13aにて図示最右端のクラッチ
プレート16に当接している。
ロータ14は第1図〜第3図に示すように中央部に嵌合
孔14aを有する所定幅のプレート状のもので、嵌合孔
14aにてインナシャフト12の筒部12a外周に嵌合
され、同シャフト12に対して一体回転可能に組付けら
れている。かかるロータ14においては嵌合孔14aを
中心としてその両側がベーン部14bとなっており、作
動ピストン13の他側に設けた環状凹所13bの深さと
略同じ厚みに形成されていて、環状凹所13b内に嵌合
している。これら作動ピストン13およびロータ14の
組付は後にエンドカバー15がそのネジ部15aにてア
ウタケース11に螺着され、かつ軸方向の位置調整がな
されてアウタケース11にカシメ手段にて固定され、ア
ウタケース11およびインナシャフト12に対して液密
的になっている。エンドカバー15はその一側面15b
にて作動ピストン13の他側の環状外縁面13cに当接
し、その−側面15’bと作動ピストン13の他側面1
3dとによりロータ14が位置する流体室を形成してい
る。この流体室内にはシリコンオイル等高粘性流体が所
定量封入されており、またロータ14はそのベーン部1
4bの外周を環状凹所13bの内周に液密的に接触させ
、流体室内を2つの滞留室R2に区画している。
孔14aを有する所定幅のプレート状のもので、嵌合孔
14aにてインナシャフト12の筒部12a外周に嵌合
され、同シャフト12に対して一体回転可能に組付けら
れている。かかるロータ14においては嵌合孔14aを
中心としてその両側がベーン部14bとなっており、作
動ピストン13の他側に設けた環状凹所13bの深さと
略同じ厚みに形成されていて、環状凹所13b内に嵌合
している。これら作動ピストン13およびロータ14の
組付は後にエンドカバー15がそのネジ部15aにてア
ウタケース11に螺着され、かつ軸方向の位置調整がな
されてアウタケース11にカシメ手段にて固定され、ア
ウタケース11およびインナシャフト12に対して液密
的になっている。エンドカバー15はその一側面15b
にて作動ピストン13の他側の環状外縁面13cに当接
し、その−側面15’bと作動ピストン13の他側面1
3dとによりロータ14が位置する流体室を形成してい
る。この流体室内にはシリコンオイル等高粘性流体が所
定量封入されており、またロータ14はそのベーン部1
4bの外周を環状凹所13bの内周に液密的に接触させ
、流体室内を2つの滞留室R2に区画している。
しかして、ロータ14においては第2図および第3図に
示すように、その長手方向に対して所定角度に傾斜した
溝部14cが両側面に形成されている。溝部14cは所
定幅でかつ所定深さに形成されていて、ロータ14の正
逆回転方向における流体に対する押圧端面での開口長さ
を互に異にしている。ロータ14は第2図の矢印A方向
が正転側でかつ矢印B方向が逆転側であって、嵌合孔1
4aの中心を通る中心線℃を基準として正転側押圧端面
14dと逆転側押圧端面14eとに区分される。正転側
押圧端面14dにおいては広幅部14 d 1の長さが
長く、かつ溝部14cの開口14c1が短く、これに対
して逆転側押圧端面14eにおいては広幅部は実質的に
はなく、全てが溝部14cの開口14C2となっており
、第1プロペラシヤフト25の回転が高い正トルク伝達
時の回転方向が正転側に、かつ第2プロペラシヤフト2
6の回転が高い逆トルク伝達時の回転方向が逆転側に設
定されている。
示すように、その長手方向に対して所定角度に傾斜した
溝部14cが両側面に形成されている。溝部14cは所
定幅でかつ所定深さに形成されていて、ロータ14の正
逆回転方向における流体に対する押圧端面での開口長さ
を互に異にしている。ロータ14は第2図の矢印A方向
が正転側でかつ矢印B方向が逆転側であって、嵌合孔1
4aの中心を通る中心線℃を基準として正転側押圧端面
14dと逆転側押圧端面14eとに区分される。正転側
押圧端面14dにおいては広幅部14 d 1の長さが
長く、かつ溝部14cの開口14c1が短く、これに対
して逆転側押圧端面14eにおいては広幅部は実質的に
はなく、全てが溝部14cの開口14C2となっており
、第1プロペラシヤフト25の回転が高い正トルク伝達
時の回転方向が正転側に、かつ第2プロペラシヤフト2
6の回転が高い逆トルク伝達時の回転方向が逆転側に設
定されている。
かかる構成の駆動力伝達装置10においては、第1、第
2両プロペラシャフト25.26間に相対回転が生しる
とトルク伝達がなされる。すなわち、これら両シャフト
25.26間に相対回転が生じると、第1プロペラシヤ
フト25に一体回転可能に組付けられているアウタケー
ス11、作動ビス1−ン13およびエンドカバー15と
、第2プロペラシヤフト26に一体回転可能に組付けら
れているインナシャフト12およびロータ14との間に
相対回転が生じる。従って、押圧力発生手段10aの流
体室内においては、滞留室R2内の粘性流体がロータ1
4の押圧端面14dまたは14eにより相対回転数に比
例した速度にて強制的に流動させられ、周方向に順次相
対移行する滞留室R2内では流動抵抗に起因してベーン
部14bの下流側端から次のベーン部14bの上流側端
に向って漸次増圧される圧力分布が発生する。この圧力
分布の増圧部分は差動回転数に比例して増大するもので
、作動ピストン13を軸方向へ押圧する。
2両プロペラシャフト25.26間に相対回転が生しる
とトルク伝達がなされる。すなわち、これら両シャフト
25.26間に相対回転が生じると、第1プロペラシヤ
フト25に一体回転可能に組付けられているアウタケー
ス11、作動ビス1−ン13およびエンドカバー15と
、第2プロペラシヤフト26に一体回転可能に組付けら
れているインナシャフト12およびロータ14との間に
相対回転が生じる。従って、押圧力発生手段10aの流
体室内においては、滞留室R2内の粘性流体がロータ1
4の押圧端面14dまたは14eにより相対回転数に比
例した速度にて強制的に流動させられ、周方向に順次相
対移行する滞留室R2内では流動抵抗に起因してベーン
部14bの下流側端から次のベーン部14bの上流側端
に向って漸次増圧される圧力分布が発生する。この圧力
分布の増圧部分は差動回転数に比例して増大するもので
、作動ピストン13を軸方向へ押圧する。
この結果、作動ピストン13は摩擦クラッチ10bを押
圧して摩擦クラッチ10bを構成する各クラッチプレー
ト16とクラッチディスク]7をクラッチ用オイルを介
して摩擦係合させる。これにより、摩擦クラッチ10b
においては差動回転数に比例したトルクをアウタケース
11からインナシャフト12に伝達し、車両は4輪駆動
状態となる。また、この4輪駆動状態においては前後輪
の差動回転を許容し、タイトコーナブレーキング現象の
発生も防止される。
圧して摩擦クラッチ10bを構成する各クラッチプレー
ト16とクラッチディスク]7をクラッチ用オイルを介
して摩擦係合させる。これにより、摩擦クラッチ10b
においては差動回転数に比例したトルクをアウタケース
11からインナシャフト12に伝達し、車両は4輪駆動
状態となる。また、この4輪駆動状態においては前後輪
の差動回転を許容し、タイトコーナブレーキング現象の
発生も防止される。
ところで、当該駆動力伝達装置10において、ロータ1
4はその正逆回転方向により滞留室R2内の粘性流体に
対する押圧力および同粘性流体の他側の滞留室R2内へ
の漏出量を異にする。第2−3 4 図の矢印Aはロータ14の正転時の粘性流体の状態を、
同図の矢印Bはロータ14の逆転時の粘性流体の状態を
それぞれ示している。ロータ14の正転時においては、
押圧端面14dの広幅部14d1が長くかつ溝部14c
の開口14C1が短かいため、粘性流体の矢印a1方向
への押圧力が大きくかつ矢印a2方向への漏出量が少な
くて滞留室R2に発生する圧力が大きいのに対し、ロー
タ14の逆転時においては押圧端面14eには広幅部が
無く全て溝部14cの開口14C2部になっているため
、粘性流体の矢印b1方向への押圧力が小さくかつ矢印
b2方向への漏出量が多くて滞留室R2に発生する圧力
は小さい。この結果、第4図のグラフに示すように、正
トルク伝達時における伝達トルク(実線グラフ)は大き
く、かつ逆トルク伝達時における伝達トルク(破線グラ
フ)は非常に小さくなる。
4はその正逆回転方向により滞留室R2内の粘性流体に
対する押圧力および同粘性流体の他側の滞留室R2内へ
の漏出量を異にする。第2−3 4 図の矢印Aはロータ14の正転時の粘性流体の状態を、
同図の矢印Bはロータ14の逆転時の粘性流体の状態を
それぞれ示している。ロータ14の正転時においては、
押圧端面14dの広幅部14d1が長くかつ溝部14c
の開口14C1が短かいため、粘性流体の矢印a1方向
への押圧力が大きくかつ矢印a2方向への漏出量が少な
くて滞留室R2に発生する圧力が大きいのに対し、ロー
タ14の逆転時においては押圧端面14eには広幅部が
無く全て溝部14cの開口14C2部になっているため
、粘性流体の矢印b1方向への押圧力が小さくかつ矢印
b2方向への漏出量が多くて滞留室R2に発生する圧力
は小さい。この結果、第4図のグラフに示すように、正
トルク伝達時における伝達トルク(実線グラフ)は大き
く、かつ逆トルク伝達時における伝達トルク(破線グラ
フ)は非常に小さくなる。
第5図にはロータの変形例が示されており、かかるロー
タ18においては環状ボス部18aの外周の互に180
°離れた部位にて半径方向へ延びる2枚のベーン部18
bを備えていて、各ベーン部18bの両側面に所定幅の
溝部18cが傾斜状に形成されている。従って、ロータ
18における正転側の押圧端面においては広幅部18d
1が外周側に位置するとともに溝部18cの開口18c
m部が内周側に位置し、一方逆転側の押圧端面において
は広幅部18e1が内周側にかつ溝部18Cの開口部1
8c2が外周側に位置する。この結果、ロータ18の正
転時においては滞留室R2内の外周側の高圧の粘性流体
の漏出量が少なく、逆にロータ18の逆転時においては
漏出量が多く、滞留室R2にて発生する圧力はロータ1
8の正転時に大きくかつ逆転時に小さくて上記実施例と
同様の効果を奏する。
タ18においては環状ボス部18aの外周の互に180
°離れた部位にて半径方向へ延びる2枚のベーン部18
bを備えていて、各ベーン部18bの両側面に所定幅の
溝部18cが傾斜状に形成されている。従って、ロータ
18における正転側の押圧端面においては広幅部18d
1が外周側に位置するとともに溝部18cの開口18c
m部が内周側に位置し、一方逆転側の押圧端面において
は広幅部18e1が内周側にかつ溝部18Cの開口部1
8c2が外周側に位置する。この結果、ロータ18の正
転時においては滞留室R2内の外周側の高圧の粘性流体
の漏出量が少なく、逆にロータ18の逆転時においては
漏出量が多く、滞留室R2にて発生する圧力はロータ1
8の正転時に大きくかつ逆転時に小さくて上記実施例と
同様の効果を奏する。
なお、上記実施例においてはロータ14を作動ピストン
13とエンドカバー15との間に配設した例について示
したが、ロータ14をアウタケース11の側壁と作動ピ
ストン13との間に配設し、同作動ピストン13とエン
ドカバー15との間に摩擦クラッチ10bを配設しても
よい。
13とエンドカバー15との間に配設した例について示
したが、ロータ14をアウタケース11の側壁と作動ピ
ストン13との間に配設し、同作動ピストン13とエン
ドカバー15との間に摩擦クラッチ10bを配設しても
よい。
第1図は本発明の一実施例に係る駆動力伝達装置の断面
図、第2図は第1図の矢印■−■線方向の断面図、第3
図はロータの一側端面図、第4図は同装置のトルク伝達
特性を示すグラフ、第5図はロータの変形例を示す側面
図、第6図は同装置を採用した車両の概略図である。 符号の説明 10・・・駆動力伝達装置、10a・・・押圧力発生手
段、10b・・・摩擦クラッチ、11・・アウタケース
、12・・・インナシャフト、13・・・作動ピストン
、14.18・・・ロータ、14b、18b・・・ベー
ン部、14c、18c・・溝部、15・・・エンドカバ
ー、16・・・クラッチプレート、17・・・クラッチ
ディスク、25.26・・・プロペラシャフト。
図、第2図は第1図の矢印■−■線方向の断面図、第3
図はロータの一側端面図、第4図は同装置のトルク伝達
特性を示すグラフ、第5図はロータの変形例を示す側面
図、第6図は同装置を採用した車両の概略図である。 符号の説明 10・・・駆動力伝達装置、10a・・・押圧力発生手
段、10b・・・摩擦クラッチ、11・・アウタケース
、12・・・インナシャフト、13・・・作動ピストン
、14.18・・・ロータ、14b、18b・・・ベー
ン部、14c、18c・・溝部、15・・・エンドカバ
ー、16・・・クラッチプレート、17・・・クラッチ
ディスク、25.26・・・プロペラシャフト。
Claims (1)
- 同軸的かつ相対回転可能に位置する内外両回転部材間に
配設され、これら両回転部材の相対回転により作動して
両回転部材をトルク伝達可能に連結する摩擦係合力を発
生させるとともに付与される軸方向の押圧力に応じて前
記摩擦係合力を増減させる摩擦クラッチ、および両回転
部材の相対回転に応じた軸方向の押圧力を発生させて前
記摩擦クラッチに付与する押圧力発生手段を備え、同押
圧力発生手段を、前記両回転部材間に液密的に軸方向へ
摺動可能かつ外側回転部材に一体回転可能に組付けられ
て前記摩擦クラッチに対向する作動ピストンと、前記外
側回転部材と前記作動ピストン間に形成され軸方向に所
定間隔を有して粘性流体が封入される流体室と、半径方
向へ延びる1または複数のベーン部を備え前記流体室に
て前記内側回転部材に一体回転可能に組付けられたロー
タとにより構成してなる駆動力伝達装置において、前記
ロータの側面に同ロータの回転方向の一方側から他方側
へ傾斜して延び前記粘性流体の流動を許容する所定幅の
溝部を形成したことを特徴とする駆動力伝達装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6495290A JPH03265723A (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 駆動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6495290A JPH03265723A (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 駆動力伝達装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03265723A true JPH03265723A (ja) | 1991-11-26 |
Family
ID=13272884
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6495290A Pending JPH03265723A (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 駆動力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03265723A (ja) |
-
1990
- 1990-03-15 JP JP6495290A patent/JPH03265723A/ja active Pending
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