JPH03267363A - 磁気ヘッドとその製造方法 - Google Patents

磁気ヘッドとその製造方法

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JPH03267363A
JPH03267363A JP6792590A JP6792590A JPH03267363A JP H03267363 A JPH03267363 A JP H03267363A JP 6792590 A JP6792590 A JP 6792590A JP 6792590 A JP6792590 A JP 6792590A JP H03267363 A JPH03267363 A JP H03267363A
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thin film
magnetic head
boron nitride
ions
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JP6792590A
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Inventor
Satoru Nishiyama
哲 西山
Kiyoshi Ogata
潔 緒方
Takashi Mikami
隆司 三上
So Kuwabara
桑原 創
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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    • G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/187—Structure or manufacture of the surface of the head in physical contact with, or immediately adjacent to the recording medium; Pole pieces; Gap features
    • G11B5/255—Structure or manufacture of the surface of the head in physical contact with, or immediately adjacent to the recording medium; Pole pieces; Gap features comprising means for protection against wear

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、オーディオテープレコーダ、ビデオテープ
レコーダ(VTR)、デジタルオーディオテープレコー
ダ(DAT)、 フロッピディスクハードディスクまた
は磁気カード等の磁気記録媒体および磁気記録再生機器
における記録用、再生用または消去用等の磁気へンドと
その製造方法に関するものである。
〔従来の技術] 第4図は従来の磁気ヘッドの構造を示す概念図である。
第4図において、1は磁気ヘッドコア材、2は摺動面、
5はギャップ、6はコイルを示す。
磁気ヘッドコア材1としては、従来よりパーマロイ、セ
ンダストおよびフェライト等が用いられている。
磁気ヘッド21は、摺動面2に磁気テープ等の磁気記録
媒体(図示せず)を摺動させ、記録、再生および消去を
行うものであるが、このように磁気記録媒体と摺動させ
て使用するため、摺動面2の摩耗を避けることができず
、この摩耗が磁気へノド21の寿命を左右している。
そこで例えば磁気ヘッドコア材lとしてパーマロイを用
いたものでは、磁気ヘッドコア材1の磁気記録媒体との
摺動面2に、ボロン賦与材を塗布し、アニーリング処理
を行うことによりボロン拡散層(図示せず)を形成する
ことによって、この摺動面の耐摩耗性を向上させる方法
が、特公昭56−1682号に開示されている。
しかし、このような方法によって、磁気特性の優れた磁
気ヘッドを得ようとすると、磁気記録媒体との摺動面2
にボロン拡散層を形成するだめのアニーリング処理時間
、温度および冷却速度等の管理を厳密に行う必要があり
、このような工程の管理は、複雑であり、結果としてコ
スト高になるという問題があった。
またこのように磁気ヘッドコア材1の磁気記録媒体との
摺動面2にボロン拡散層を硬化層とじて形成する場合、
磁気へ、ド21の摺動面2は、磁気ヘッド21の組立の
最終工程において、研磨されるため、硬化層となるボロ
ン拡散層は、研磨しろ以上の厚みが予め必要となる。し
かし、このような厚みを有するボロン拡散層を予め形成
したとしても、最終的に得られるボロン拡散層の厚みは
、非常に再現性の悪いものとなる。
一方ボロン拡散層は非磁性層であるため、その厚みは、
磁気ヘッド21の出力特性に非常に影響を与える。した
がって上述のように、ボロン拡散層の厚みの再現性の悪
さ、すなわちボロン拡散層の厚みにバラツキが生しると
、磁気ヘッド21の磁気特性にもバラツキが生しるとい
う問題がある。
このような問題を解決する方法として、例えば特公昭5
5−12652号に開示されている。
この方法は、少なくとも一種以上の金属硬化原子をイオ
ン化し、10keVから1oOkeVの電界で加速して
、このイオンを磁気へノドコア材1の磁気記録媒体との
摺動面2にイオン注入することにより、摺動面2に硬化
層(図示せず)を形成することによって、耐摩耗性を向
上させる方法である。
このような方法による磁気記録媒体との摺動面2の硬化
は、磁気ヘッド21の組立の最終工程に組み入れること
ができ、また形成プロセスも容易であり、さらにイオン
注入の際のイオンの加速エネルギーを制御することによ
り、硬化層の厚みを制御することができる。
〔発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述の方法では、磁気へノド21の組立
後に、高い加速エネルギーを有するイオンにより、イオ
ン注入を行うため、このイオン注入にともなって発生す
る熱が、磁気へノド21に用いられている樹脂および接
着剤等に劣化をもたらしたり、磁気ヘッド21を構成す
る各部の寸法精度に悪影響を及ぼすという問題があった
。また注入されたイオンが磁気ヘッドコア材lの結晶格
子間に侵入することにより、歪みを生したり、結晶格子
点の原子と置換したりすることによって、磁気ヘッドコ
ア材1の磁気特性が変化する可能性があるという問題が
あった。
このように現在、磁気ヘッド21の磁気記録媒体との摺
動面2の耐摩耗性を実用上充分なものとし、かつ工業的
に有利な方法は、見出されていないのが実情である。
この発明の目的は、上記問題点に鑑み、磁気記録媒体と
の摺動面の耐摩耗性を著しく向上させた磁気ヘッドとそ
の製造方法を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
請求項(1)記載の磁気ヘッドは、磁気記録媒体との摺
動面に形成した第IIIb族、第IVa族および第IV
b族元素のうちの少なくとも一種以上を含む薄膜と、 この薄膜上に形成した窒化ホウ素薄膜とを備えたもので
ある。
第1図はこの発明の磁気ヘッドの一例を示す概念図であ
る。
第1図に示すように、磁気へノドコア材1の磁気記録媒
体との摺動面2上に、第IIIb族、第IVa族および
第■b族元素のうちの少なくとも一種以上を含む薄膜(
以下「中間Tfi3」という。)を形成し、そしてさら
にこの中間層3上には、高硬度。
熱的および化学的安定性に優れたc−BNまたはw−B
Nを含有する窒化ホウ素薄膜4を形成した。
なお第1図において、5はギャップ、6はコイルを示す
。
また磁気へラド7の形状は、任意である。
また磁気へラドコア材1には、パーマロイ、アルパーム
、フェライト系またはセンダスト合金系のものが用いら
れ、特に材質は限定されない。
請求項(2)記載の磁気ヘッドの製造方法は、磁気記録
媒体との摺動面に、第IIIb族、第]Va族および第
IVb族元素のうちの少なくとも一種以上を含む物質の
真空蒸着と同時もしくは交互または蒸着後に、不活性ガ
スイオンおよび窒素イオンのうちの少なくとも一方を含
むイオンを照射して、前記第IIIb族、第IVa族お
よび第IVb族元素のうちの少なくとも一種以上を含ん
だ薄膜を形成し、この薄膜上に、ホウ素を含む物質の真
空蒸着と同時または交互に、少なくとも窒素イオンを含
むイオンを照射して窒化ホウ素薄膜を形成することを特
徴とする。
この発明の磁気ヘッドの製造方法の一例を第1図および
第2図に基づいて説明する。
第2図はこの発明の磁気ヘッドの製造方法に用いられる
薄膜形成装置の一例を示す概念図である。
第2図に示すように、膜を形成すべき磁気ヘッド7をホ
ルダ8に保持する。磁気ヘッド7の磁気記録媒体との摺
動面2に対向した位置には、蒸発源9.蒸発源10およ
びイオン源11を配置する。
また磁気ヘッド7の両側付近には、膜厚計12およびイ
オン電流測定器13を配置する。
なお磁気ヘッド7、ホルダ8.蒸発源9.蒸発源10.
イオン源11.膜厚計12およびイオン電流測定器13
は図示しない真空容器内に収容する。
蒸発源9,10は、蒸発物質14.15を例えば電子ビ
ーム、レーザ線または高周波等によって、衆発させるも
のであり、特に限定されない。
またイオンtA11は、例えばカウフマン型またはプラ
ズマ閉じ込めにカプス磁場を用いたバケット型等であり
、特に限定されない。
また膜厚計12は、磁気ヘッド7の磁気記録媒体との摺
動面2に蒸着する蒸発物質14.15の膜厚および粒子
数を計測するものであり、例えば水晶振動子を使用した
振動型膜厚計等を用いる。
またイオン電流測定器13は、磁気ヘッド7の磁気記録
媒体との摺動面2に照射するイオンの個数を計測するも
のであり、例えばファラデーカップのような2次電子抑
制電極をもつカップ形構造のものである。
また蒸発源9より蒸発させる蒸発物質14は、第III
b族、第IVa族および第rVb族元素のうちの少なく
とも一種以上を含んだ物質であり、例えば各々の単体、
酸化物または窒化物、またはこれらの混合物1合金等で
ある。また第IIIb族元素としては、例えばB、Af
等であり、第IVa族元素としては、例えばTi、Zr
等であり、第IVb族元素としては、例えばSi等であ
る。
また蒸発源10より蒸発させる蒸発物質15は、ホウ素
を含む物質であり、例えば、ホウ素単体ホウ素酸化物ま
たはホウ素窒化物等である。
またイオン16は、例えば窒素イオン、窒素イオンと不
活性ガスイオンまたは窒素イオンと不活性ガスイオンと
水素イオンとからなるイオン種である。
このような薄膜形成装置を用いて、第1図に示すように
、磁気ヘッド7の磁気記録媒体との摺動面2に第III
b族、第IVa族および第IVb族元素のうちの少なく
とも一種以上を含んだ薄膜(中間層3)を形成し、この
中間層3上に窒化ホウ素薄膜4を形成する。
また摺動面2と中間層3との界面には、摺動面2と中間
層3との構成原子からなる混合N(図示せず)、中間層
3と窒化ホウ素薄膜4との界面には、中間層3と窒化ホ
ウ素膜4との構成原子からなる混合層(図示せず)が形
成される。
以下この中間層3および窒化ホウ素薄膜4の形成方法を
説明する。
第2図に示す薄膜形成装置を用い、磁気ヘソド7の磁気
記録媒体との摺動面2に、蒸発′ti、9による第II
Ib族、第IVa族および第IVb族元素のうちの少な
くとも一種以上を含む蒸発物質14の蒸着と同時もしく
は交互または蒸着後に、イオンtA11により、不活性
ガスイオンおよび窒素イオンのうちの少なくとも一方を
含むイオンを照射して、中間層3を形成する。
この際、摺動面2と中間層3との界面には、照射するイ
オンと蒸着原子との衝突および反跳により、イオンと蒸
着原子とが内部に侵入し、その結果、新たな混合層(図
示せず)が形成される。
但し、蒸発物質14として、第IIIb族元素のホウ素
単体を用いた場合は、イオン源11により、不活性ガス
イオンのみを照射する。
この中間層3の形成により、磁気へノド1を構成する原
子と、後に中間層3の表面に形成する窒化ホウ素薄膜4
との熱膨張係数の違いおよび格子定数の違いによって生
しる窒化ホウ素薄膜4の密着性の悪化を防ぐことができ
、かつ窒化ホウ素蒲Wi:4の形成時におけるc−BN
、w−BNの成長の妨げをなくすことができる。そして
さらに、中間N3の形成時に、窒素イオンおよび不活性
ガスイオンのうちの少なくとも一種以上を含むイオンを
照射することにより、磁気ヘッド7の磁気記録媒体との
摺動面2と中間層3との界面に新たな混合層を形成する
ことにより、摺動面2と中間層3との密着性を向上させ
るこ゛とができる。
なお中間層3の厚みは、1o人〜5000人の範囲が好
ましい。この範囲を逸脱して1o人より薄くなると、前
述中間層3の効果が明確に出現せず、5000人より厚
くなると、磁気ヘッド7が高温下にさらされた場合、中
間層3と、後に中間層3上に形成する窒化ホウ素薄膜4
との熱伝導率の違いにより、磁気ヘッド7を覆う膜内に
熱勾配が生じ、膜が剥離しやすくなる。
またイオン源11により、磁気ヘッド7の磁気記録媒体
との摺動面2に照射する不活性ガスイオンおよび窒素イ
オンのうちの一方を含むイオンの加速エネルギーは、1
keV以上〜40keV以下の範囲が好ましい。この範
囲を逸脱して、1keVより小さくすると、磁気ヘッド
7の磁気記録媒体との摺動面2と中間層3との界面での
混合層の形成が不充分となり、40keVより大きくす
ると、中間層3に生じる欠陥の数が多くなる。
次にこの中間層3上に、蒸発源10によるホウ素を含む
蒸発物質15の蒸着と同時または交互に、イオン源11
により、少なくとも窒素イオンを含むイオンを照射して
、窒化ホウ素薄膜4を形成する。
この際、形成する窒化ホウ素flit膜4中に含まれる
ホウ素原子と窒素原子との粒子数の割合(以下rB/N
&II成比」という。)は1以上〜60以下の範囲とす
ることが好ましい。
このB/N組成比は、窒化ホウ素薄膜4全体で一定にし
ても、または窒化ホウ素薄膜4中で、磁気ヘッド7の磁
気記録媒体との摺動面2から表面方向に、B/N組成比
を減少させても良い(すなわち窒化ホウ素薄膜4中で、
ホウ素の原子密度を磁気へノド7の磁気記録媒体との摺
動面2から表面方向に、段階的または連続的に減少させ
る)。
窒化ホウ素薄膜4全体でB/N組成比を一定とする場合
、窒化ホウ素薄膜4の形成時に照射するイオンの加速エ
ネルギーが2keV未満では、B/N組成比を1以上〜
6以下の範囲で一定とし、同様に加速エネルギ−2ke
V以上〜5keV未満では、B/N組成比を1以上〜1
0以下の範囲で一定とし、加速エネルギ’−5keV以
上では、B/N&lI成比を1以上〜20以下の範囲で
一定とすることが好ましい。
この範囲を逸脱すると、窒化ホウ素薄膜4の表面でのc
−BNまたはw−BNの含有量が少なくなり、c−BN
およびw−BNの高硬度、化学的安定性等の優れた特性
に悪影響を及ぼす恐れがある。
また窒化ホウ素薄膜4中のB/N!l!成比を段階的ま
たは連続的に減少させる場合は、窒化ホウ素薄膜4の表
面では、B/N&III成比を1以上〜10以下の範囲
とし、中間層3と窒化ホウ素薄膜4との界面では、B/
N11l成比を4以上〜60以下の範囲とすることが好
ましい。
窒化ホウ素清膜4の表面でのB/NM成比が1以上〜1
0以下の範囲を逸脱すると、膜表面でのc−BNまたは
w−BNの含有量が少なくなり、このc−BNおよびw
−BNが有する高硬度、化学的安定性等の優れた特性に
悪影響を及ぼし、また中間層3と窒化ホウ素薄膜4との
界面でのB/N組成比が4以上〜60以下の範囲を逸脱
すると、中間層3による窒化ホウ素薄膜4と摺動面2と
の熱膨張係数および格子定数の違いを緩和する作用が不
充分となる。
またこのように窒化ホウ素薄膜4中で、磁気ヘッド7の
磁気記録媒体との摺動面2から表面方向にB /N組成
比を段階的または連続的に減少させる場合の窒化ホウ素
薄膜4の形成方法は、中間層3の表面に到達するホウ素
と窒素イオンとの粒子数を制御することにより、中間層
3と窒化ホウ素薄膜4との界面でのB/N&ll成比を
4以上〜60以下の範囲とし、その後堆積する窒化ホウ
素薄膜4のB/N組成比を減少させるように、膜に到達
するホウ素と窒素イオンとの粒子数を制御し、最終的に
窒化ホウ素薄膜40表面付近でのB/N組成比を1以上
〜10以下の範囲となるようにする。
またこの際に照射するイオンの加速エネルギーは、一定
であっても、随時変化させても良く、例えば中間層3の
表面付近では、窒化ホウ素薄膜4と中間層との密着性を
向上させるため、2keV〜40keVの加速エネルギ
ーの範囲でイオンを照射し、一定の膜厚の有する窒化ホ
ウ素薄膜4を形成した後、膜の表面付近では、内部に欠
陥等の少ない窒化ホウ素薄膜4を形成するため、照射す
るイオンの加速エネルギーを2keV以下にさげても良
い。
また窒化ホウ素薄膜4の形成の際に照射する少なくとも
窒素イオンを含むイオンの加速エネルギーは40keV
以下とすることが好ましい。
この範囲を逸脱して、照射するイオンの加速エネルギー
を40keVより大きくすると、形成した窒化ホウ素薄
膜4中の欠陥の数が多くなり、膜の特性劣化を及ぼす。
またイオンの加速エネルギーの下限は、特に限定されな
いが、実際のイオン源11の構造を考慮した場合、10
0eV位になると考えられる。
このように、磁気ヘッド7の磁気記録媒体との摺動面2
に中間層3を形成し、この中間N3上に高硬質、熱的お
よび化学的安定性等の優れた特性を有するc−BNまた
はw−BNを含有する窒化ホウ素1膜4を形成すること
により、磁気へ、ドアの磁気記録媒体との摺動面2の耐
摩耗性を著しく向上させることができる。
なおこの窒化ホウ素薄膜4の形成の際、イオン源11に
より照射するイオン種は、照射量および加速エネルギー
が前述範囲内であれば、窒素イオンのみ、窒素イオンと
不活性ガスイオンまたはそれらに水素イオンを加えたも
のでも良い。
また中間層3および窒化ホウ素薄膜4の被覆は、磁気へ
ノドコア材1の磁気記録媒体との摺動面2に限らず、磁
気ヘッドコア材1を収納するシールドケース(図示せず
)等において、耐摩耗性の要求される磁気記録媒体との
摺動面に施しても良い。
例えば、所定の形状に加工した磁気へ、ドコア材を所定
の形状のシールドケースに収納し、樹脂等を用いて固定
し、この磁気へノドコア材等からなる磁気ヘッドの磁気
記録媒体との摺動面を研磨しした後、磁気ヘッドおよび
シールドケースの磁気記録媒体との摺動面に膜を被覆す
ることもできる。
この方法によれば、窒化ホウ素薄膜の形成工程を磁気へ
ノド組立の最終工程に組み入れることができ、工業的に
有益である。
[作用〕 この発明の構成によれば、磁気ヘッドの磁気記録媒体と
の摺動面と窒化ホウ素薄膜との間に形成する第IIIb
族、第rVa族および第IVb族のうちの少なくとも一
種以上を含んだ薄膜によって、磁気ヘッドの摺動面と窒
化ホウ素薄膜との熱膨張率の違いおよび格子定数の違い
により生しる窒化ホウ素薄膜の密着性の悪化および窒化
ホウ素薄膜の形成時におけるc−BN、w−BNの成長
の妨げ等をなくすことができる。
〔実施例] 尖旌拠土 第2図に示す薄膜形成製置を用いて、真空容器内の真空
度をlXl0−’[Torr)以下に維持し、第3図に
示す磁気へノド20の磁気記録媒体との摺動面18に電
子ビームの蒸発源9により、蒸発物質14として、第I
Vb族元素の純度99.999%のケイ素原子(Sl)
の蒸着と同時に、イオン源11に純度99.999%の
窒素ガスを導入することにより、窒素イオンを加速エネ
ルギー2 keVで照射することによって、中間層(図
示せず)を形成した。
また中間層中のSi原子と窒素原子との粒子数の割合(
Si/N&11成比)は3となるように、到達するSi
と窒素イオンとの粒子数を制御した。
またこの中間層の厚みは、200人とした。
次にこの中間層上に、茶発R10により、純度99.7
%のホウ素原子(B)の蒸着と同時に、イオン源11に
純度99.999%の窒素ガスを導入することにより、
窒素イオンを加速エネルギー2keVで照射し、窒化ホ
ウ素薄膜を形成した。また窒化ホウ素薄膜中のホウ素原
子と窒素原子との粒子数の割合(B/Nu成比)は、膜
全体で一定の3とした。
また窒化ホウ素薄膜の膜厚は1000人とした。
なおこの実施例に用いる磁気ヘッドとして、第3図に示
すオーディオ用磁気ヘッドを用いた。
第3図において、17はコア、5はギャップ18は磁気
記録媒体との摺動面および19はケースを示す。またコ
ア17およびケース19の材質はともに、パーマロイ(
Ni−Fe合金)である。
そして、さらに実施例1における中間層の形成時の蒸発
物質14.照射イオン種、照射イオンの加速エネルギー
(1keV以上〜40keV以下の範囲内)および中間
層の組成比、また窒化ホウ素薄膜の形成時の照射イオン
種、照射イオンの加速エネルギーおよびB/N&Il成
比(1以上〜60以下の範囲内)を変化させ、他の条件
および形成プロセスは実施例1と同様にして、実施例2
〜18とした。
この実施例2〜14および実施例1の諸条件を表1に示
す。
なお実施例1〜14に用いた窒素ガス、チタン(T i
 )およびケイ素(Si)の純度は、全て99、999
%であり、またホウ素(B)の純度は全て99.7%で
ある。
(以下余白) (表1) (以下余白) 此m二l 第2図に示す薄膜形成装置を用いて、実施例における中
間層を形成せず、実施例1と同様の磁気へノド20の磁
気記録媒体との摺動面18に、純度99.7%のホウ素
原子(B)の蒸着と同時に、イオン源11に純度99.
999%の窒素ガスを導入することにより、窒素イオン
を加速エネルギー2keVで照射し、窒化ホウ素薄膜を
形成した。
また窒化ホウ素薄膜中のホウ素原子と窒素原子との粒子
数の割合(B/N組成比)は、膜全体で一定の8とした
。
また窒化ホウ素薄膜の膜厚は1000人とした。
そして、さらに比較例1における窒素イオンの加速エネ
ルギーおよび形成した窒化ホウ素薄膜のB/N組成比を
変化させ、他の条件および形成プロセスを比較例1と同
様にしたものを比較例2および比較例3とした。
この比較例1〜3の諸条件を表2に示す。
なお比較例1〜3に用いた窒素ガスの純度は、全て99
.999%であり、またホウ素(B)の純度は全て99
.7%である。
(表2) 以上実施例1〜14、比較例1〜3および無処理の各磁
気ヘッドを実際のテープレコーダに組み込み、酸化鉄よ
りなる磁気テープを用いて、テープ走行試験を行った。
テープ走行試験は、室温18°Cおよび湿度40%の条
件下で、200時間で新品の磁気テープと交換し、計4
00時間行った。その後、実施例1〜14.比較例1〜
3および無処理の各磁気ヘッドのコアの最大摩耗量[μ
m]を触針式表面粗さ計で測定した。
この測定結果を表3に示す。
(表3) 以上の測定結果より、実施例1〜14の最大摩耗量は0
.02Cμm]以下であるのに対して、中間層を形成し
なかった比較例1〜3の最大摩耗量は、10.0(μm
3以上であることがわかる。
また実施例1〜14は、摺動面に形成した窒化ホウ素薄
膜に剥離は認められなかったが、比較例1〜3は、摺動
面に形成した窒化ホウ素薄膜に剥離が認められた。さら
に実施例1〜14は、無処理の磁気ヘッド(磁気記録媒
体との摺動面に何も被覆していない磁気へ・7ド)に比
較して、著しく摩耗量が少ないことがわかる。
[発明の効果] 請求項(1)記載の磁気ヘッドによれば、磁気記録媒体
との摺動面に形成した第IIIb族、第IVa族および
第IVb族のうちの少なくとも一種以上を含んだ薄膜と
、この薄膜上に形成した窒化ホウ素1膜とを備えること
によって、磁気記録媒体との摺動面の耐摩耗性および膜
の密着性を著しく向上させることができる。
請求項(2)記載の磁気へ、l、の製造方法によれば、
磁気記録媒体との摺動面に、第IIIb族、第Wa族お
よび第IVb族のうちの少なくとも一種以上を含む物質
の真空蒸着と同時もしくは交互または蒸着後に、不活性
ガスイオンおよび窒素イオンのうちの少なくとも一方を
含むイオンを照射して、第■b族、第]Va族および第
■b族のうちの少なくとも一種以上を含んだ薄膜を形成
し、この薄膜上にホウ素を含む物質の真空蒸着と同時ま
たは交互に、少な(とも窒素イオンを含むイオンを照射
して窒化ホウ素薄膜を形成することにより、高硬度、熱
的および化学的安定性等の優れた特性を有するc−BN
またはw−BNを含存する窒化ホウ素薄膜を密着性良く
、磁気ヘッドの磁気記録媒体との摺動面に形成すること
ができる。その結果、磁気ヘッドの磁気記録媒体との摺
動面の耐摩耗性を著しく向上させることができる。
また第IIIb族、第IVa族および第IVb族のうち
の少なくとも一種以上を含んだ薄膜および窒化ホウ素薄
膜の形成は、比較的低い加速エネルギーを有するイオン
の照射で可能なため、磁気ヘッドに発生する熱を抑える
ことができる。したがって、これら膜の被覆工程は、磁
気ヘッドに悪影響を及ぼすことなく、磁気ヘッド組立の
最終工程に施すことができ、工業的に極めて有益な方法
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の磁気ヘッドの一例を示す概念図、第
2図はこの発明の磁気ヘッドの製造方法に用いられる薄
膜形成装置の一例を示す概念図、第3図は実施例に用い
たオーディオ用磁気ヘッドを示す斜視図である。 2・・・摺動面、3・・・中間層(第IIIb族、第I
Va族および第rVb族のうちの少なくとも一種以上を
含んだ薄膜)、4・・・窒化ホウ素薄膜、7・・・磁気
ヘッド 2−唐n面 工盲含りだ薄M) 4−窒化y、”y−!1唄 7−!気\ット 図 \ 第21N 2 手続補正書 (左〜 第 図 平成2年7月6日 平成2年 特 許 願 第067925号 2゜ 発明の名称 磁気ヘッドとその製造方法 8 3゜ 補正をする者 1呵牛との関係

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁気記録媒体との摺動面に形成した第IIIb族,
    第IVa族および第IVb族元素のうちの少なくとも一種以
    上を含む薄膜と、 この薄膜上に形成した窒化ホウ素薄膜とを備えた磁気ヘ
    ッド。
  2. (2)磁気記録媒体との摺動面に、第IIIb族,第IVa
    族および第IVb族元素のうちの少なくとも一種以上を含
    む物質の真空蒸着と同時もしくは交互または蒸着後に、
    不活性ガスイオンおよび窒素イオンのうちの少なくとも
    一方を含むイオンを照射して、前記第IIIb族,第IVa
    族および第IVb族元素のうちの少なくとも一種以上を含
    んだ薄膜を形成し、 この薄膜上に、ホウ素を含む物質の真空蒸着と同時また
    は交互に、少なくとも窒素イオンを含むイオンを照射し
    て窒化ホウ素薄膜を形成することを特徴とする磁気ヘッ
    ドの製造方法。
JP6792590A 1990-03-16 1990-03-16 磁気ヘッドとその製造方法 Pending JPH03267363A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5475552A (en) * 1992-07-31 1995-12-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Magnetic head having a chromium nitride protective film for use in a magnetic recording and/or reproducing apparatus and a method of manufacturing the same
US5636092A (en) * 1992-07-31 1997-06-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Magnetic head having chromium nitride protective film for use in magnetic recording and/or reproducing apparatus and method of manufacturing the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5475552A (en) * 1992-07-31 1995-12-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Magnetic head having a chromium nitride protective film for use in a magnetic recording and/or reproducing apparatus and a method of manufacturing the same
US5636092A (en) * 1992-07-31 1997-06-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Magnetic head having chromium nitride protective film for use in magnetic recording and/or reproducing apparatus and method of manufacturing the same

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