JPH0327423B2 - - Google Patents
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- JPH0327423B2 JPH0327423B2 JP60015513A JP1551385A JPH0327423B2 JP H0327423 B2 JPH0327423 B2 JP H0327423B2 JP 60015513 A JP60015513 A JP 60015513A JP 1551385 A JP1551385 A JP 1551385A JP H0327423 B2 JPH0327423 B2 JP H0327423B2
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- steering angle
- vehicle
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 7
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 14
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D1/00—Control of position, course, altitude or attitude of land, water, air or space vehicles, e.g. using automatic pilots
- G05D1/08—Control of attitude, i.e. control of roll, pitch, or yaw
- G05D1/0891—Control of attitude, i.e. control of roll, pitch, or yaw specially adapted for land vehicles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D7/00—Steering linkage; Stub axles or their mountings
- B62D7/06—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
- B62D7/14—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
- B62D7/15—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels
- B62D7/159—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels characterised by computing methods or stabilisation processes or systems, e.g. responding to yaw rate, lateral wind, load, road condition
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、操舵時の車両の運動性能を自在に
制御できるようにした車両用舵角制御装置に関
し、特に、操舵時の状況に応じて、運動性能のう
ち重視する対象を適切に変化させることを可能と
した車両用舵角制御装置に関する。
制御できるようにした車両用舵角制御装置に関
し、特に、操舵時の状況に応じて、運動性能のう
ち重視する対象を適切に変化させることを可能と
した車両用舵角制御装置に関する。
(従来の技術)
従来の、機械リンク式ステアリング装置を搭載
した車両は、ステアリングハンドルの操舵量に対
応して前輪を転舵する構成となつており、操舵に
伴う運動性能は、その車両の車両諸元により一律
に決定され、運動性能は、車種毎に固有のものと
なつている。
した車両は、ステアリングハンドルの操舵量に対
応して前輪を転舵する構成となつており、操舵に
伴う運動性能は、その車両の車両諸元により一律
に決定され、運動性能は、車種毎に固有のものと
なつている。
これに対し、本願出願人は、先に、特願昭59−
147018号、特願昭59−188153号、特願昭59−
188158号等において、目標とする運動性能を備え
る目標車両を想定し、該目標車両に関する車両諸
元と運動方程式に基づいて、ステアリングハンド
ル操舵量と車速に対応する運動変数の目標値、す
なわち目標車両が呈する運動性能を表す運動変数
値を求め、この運動変数目標値を自車(当該装置
を搭載した車両)で実現するように、自車の車輪
(前輪または後輪の少なくとも一方)の舵角を制
する装置を提案している。
147018号、特願昭59−188153号、特願昭59−
188158号等において、目標とする運動性能を備え
る目標車両を想定し、該目標車両に関する車両諸
元と運動方程式に基づいて、ステアリングハンド
ル操舵量と車速に対応する運動変数の目標値、す
なわち目標車両が呈する運動性能を表す運動変数
値を求め、この運動変数目標値を自車(当該装置
を搭載した車両)で実現するように、自車の車輪
(前輪または後輪の少なくとも一方)の舵角を制
する装置を提案している。
すなわち、この装置を用いれば、例えば自車が
セダン車タイプの車両であつても、目標車両をス
ポーツ車タイプの車両に設定すれば、車体構造等
がセダン車タイプでありながらスポーツ車の運動
性能を保有させること等、自在に運動性能を制御
することができるのである。
セダン車タイプの車両であつても、目標車両をス
ポーツ車タイプの車両に設定すれば、車体構造等
がセダン車タイプでありながらスポーツ車の運動
性能を保有させること等、自在に運動性能を制御
することができるのである。
(発明の解決しようとする問題点)
ところで、本願発明者は、上記装置について、
さらに研究を重ねるうちに、次のような改良点を
見出した。
さらに研究を重ねるうちに、次のような改良点を
見出した。
すなわち、上記先願に係る装置にあつては、舵
角制御を行う車輪が前輪または後輪の何れか一方
のみである場合、上記運動変数目標値は、1つし
か扱えないため、例えば、ヨーレートの目標値の
みを求めて、車輪舵角を制御した場合、高速走行
時に急転舵するとき等では、運転者によつては、
ヨーレートよりも横方向加速度の特性を重視して
操舵を行うことがあり、この場合には、適正な横
方向加速度特性を得ることができない。
角制御を行う車輪が前輪または後輪の何れか一方
のみである場合、上記運動変数目標値は、1つし
か扱えないため、例えば、ヨーレートの目標値の
みを求めて、車輪舵角を制御した場合、高速走行
時に急転舵するとき等では、運転者によつては、
ヨーレートよりも横方向加速度の特性を重視して
操舵を行うことがあり、この場合には、適正な横
方向加速度特性を得ることができない。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決するために、本発明は、第1
図に示す手段を備える。
図に示す手段を備える。
運動変数目標値演算手段102は、予め設定さ
れた所望の運動性能を備える1または2以上目標
車両モデルに関する演算により、ハンドル操舵角
検出手段100で検出されるステアリングハンド
ルの操舵角θSと、車速検出手段101で検出され
る車速Vに対応する複数種の運動変数目標値M1
〜Mo(nは自然数)を求める。
れた所望の運動性能を備える1または2以上目標
車両モデルに関する演算により、ハンドル操舵角
検出手段100で検出されるステアリングハンド
ルの操舵角θSと、車速検出手段101で検出され
る車速Vに対応する複数種の運動変数目標値M1
〜Mo(nは自然数)を求める。
舵角最適値演算手段103(1)〜103(n)
は、上記複数の運動変数目標値M1〜Moの各々に
対して同数設けられ、各々、前記運動変数目標値
M1〜Moのうち与えられる1つと自車車両諸元と
から、前輪あるいは後輪の少なくとも一方の車輪
舵角の最適値δ1〜δoを求める。
は、上記複数の運動変数目標値M1〜Moの各々に
対して同数設けられ、各々、前記運動変数目標値
M1〜Moのうち与えられる1つと自車車両諸元と
から、前輪あるいは後輪の少なくとも一方の車輪
舵角の最適値δ1〜δoを求める。
舵角目標値演算手段104は、前記舵角最適値
演算手段103(1)〜103(n)により求められ
た車輪舵角最適値δ1〜δoに対して重み付け平均を
施して、車輪舵角の目標値を決定する。
演算手段103(1)〜103(n)により求められ
た車輪舵角最適値δ1〜δoに対して重み付け平均を
施して、車輪舵角の目標値を決定する。
そして、車輪転舵手段105は、上記車輪舵角
目標値に、前輪あるいは後輪のうち対応する車
輪を転舵する。
目標値に、前輪あるいは後輪のうち対応する車
輪を転舵する。
(作用)
運動変数目標値演算手段102で求められる複
数種の運動変数目標値M1〜Moは、各々に対して
設けられた舵角最適値演算手段103(1)〜103
(n)により、各運動変数目標値M1〜Moに対応
する車輪舵角最適値δ1〜δoに変換される。
数種の運動変数目標値M1〜Moは、各々に対して
設けられた舵角最適値演算手段103(1)〜103
(n)により、各運動変数目標値M1〜Moに対応
する車輪舵角最適値δ1〜δoに変換される。
これらの車輪舵角最適値δ1〜δoは、舵角目標値
演算手段104により、重み付け平均が施され、
車輪舵角目標値が求められる。
演算手段104により、重み付け平均が施され、
車輪舵角目標値が求められる。
そして、車輪転舵手段105により、車輪の実
舵角が上記車輪舵角目標値となるように転舵が
なされる。
舵角が上記車輪舵角目標値となるように転舵が
なされる。
従つて、例えば、車両の走行状態や操舵状況に
対応して、上記重み付け平均を行えば、複数の運
動変数目標値M1〜Moの何れを重視するかを調整
することができ、より高度な運動性能制御を行う
ことができ、より一層、運動性能を自在に制御で
きることになる。
対応して、上記重み付け平均を行えば、複数の運
動変数目標値M1〜Moの何れを重視するかを調整
することができ、より高度な運動性能制御を行う
ことができ、より一層、運動性能を自在に制御で
きることになる。
(実施例)
本発明の第1実施例の構成を第2図に示す。
マイクロコンピユータ1は、車速センサ3で検
出される車速Vと、ハンドル操舵量センサ2で検
出されるステアリングハンドル8の操舵量θSを入
力して、運動変数目標値の演算および前輪舵角目
標値Fの演算を行う。
出される車速Vと、ハンドル操舵量センサ2で検
出されるステアリングハンドル8の操舵量θSを入
力して、運動変数目標値の演算および前輪舵角目
標値Fの演算を行う。
前輪転舵装置4は、マイクロコンピユータ1か
ら与えられる前輪舵角目標値Fのデータに基づ
いて前輪9,10の転舵制御を行う装置である。
ら与えられる前輪舵角目標値Fのデータに基づ
いて前輪9,10の転舵制御を行う装置である。
そし、前輪9,10を実際に転舵するのは、油
圧式ステアリング装置6である。この前輪転舵装
置4、および油圧式ステアリング装置6は、例え
ば第3図に示すように構成になついる。
圧式ステアリング装置6である。この前輪転舵装
置4、および油圧式ステアリング装置6は、例え
ば第3図に示すように構成になついる。
油圧式ステアリング装置6は、2つのピストン
32,33を備え、両端がタイロツド(図示略)
に連結されたシヤフト31を、左右の油圧室3
4,35の作動油圧に差を設けることによつて軸
方向へ移動させることより車輪の転舵を行う。
32,33を備え、両端がタイロツド(図示略)
に連結されたシヤフト31を、左右の油圧室3
4,35の作動油圧に差を設けることによつて軸
方向へ移動させることより車輪の転舵を行う。
また、中央の室37内には、バネ36で左右逆
方向に付勢された反撥プレート38,39がシヤ
フト31に遊嵌されており、これは、左右の油圧
室34,35の作動油圧が抜かれたときに、シヤ
フト31を元の中立位置に復帰させるためのもの
である。
方向に付勢された反撥プレート38,39がシヤ
フト31に遊嵌されており、これは、左右の油圧
室34,35の作動油圧が抜かれたときに、シヤ
フト31を元の中立位置に復帰させるためのもの
である。
前輪転舵装置4は、スレノイドドライバ21
と、コントロールバルブ22と、オイルポンプ2
6と、オイルタンク27から構成されている。
と、コントロールバルブ22と、オイルポンプ2
6と、オイルタンク27から構成されている。
コントロールバルブ22は、油圧式ステアリン
グ装置7の左右の油圧室34,35に通ずる油路
28,29を備え、これらの油路28,29に流
入する作動油量を調整するスプールバルブ25を
具備している。このスプールバルブ25は、左右
端が電磁ソレノイド23,24に遊嵌しており、
電磁ソレノイド23,24の磁力の大小により軸
向へ移動し、上記左右の油圧室34,35に与え
る作動油量を調整する。
グ装置7の左右の油圧室34,35に通ずる油路
28,29を備え、これらの油路28,29に流
入する作動油量を調整するスプールバルブ25を
具備している。このスプールバルブ25は、左右
端が電磁ソレノイド23,24に遊嵌しており、
電磁ソレノイド23,24の磁力の大小により軸
向へ移動し、上記左右の油圧室34,35に与え
る作動油量を調整する。
ソレノイドドライバ21は、マイクロコンピユ
ータ1から与えられる前輪舵角目標値Fに比例
し電流信号を左右何れかの電磁ソレノイド23,
24に供給する。この場合、車輪の転舵方向によ
つて、電流を与える電磁ソレノイドを左右で切換
えて制御する。
ータ1から与えられる前輪舵角目標値Fに比例
し電流信号を左右何れかの電磁ソレノイド23,
24に供給する。この場合、車輪の転舵方向によ
つて、電流を与える電磁ソレノイドを左右で切換
えて制御する。
ままた、本実施例では、後輪11,12は転舵
されず、前輪9,10のみの舵角制御が行われ
る。
されず、前輪9,10のみの舵角制御が行われ
る。
第4図は、マイクロコンピユータ1で実行され
る処理をフローチヤートである。以下、このフロ
ーチヤートの説明とともに本実施例の動作を説明
する。
る処理をフローチヤートである。以下、このフロ
ーチヤートの説明とともに本実施例の動作を説明
する。
第4図に示す処理は、所定時間Δt毎に繰返し
実行されるもので、イグニツシヨンスイツチが
ONされて、電源の供給がなされた時にイニシヤ
ライズが行われる。
実行されるもので、イグニツシヨンスイツチが
ONされて、電源の供給がなされた時にイニシヤ
ライズが行われる。
ステツプ41の処理では、ハンドル操舵角セン
サ2と車速センサ3からマイクロコンピユータ1
へ入力されるハンドル操舵角θSと車速Vの両デー
タを読込む。
サ2と車速センサ3からマイクロコンピユータ1
へ入力されるハンドル操舵角θSと車速Vの両デー
タを読込む。
次に、ステツプ42の処理では、予めメモリ内
に記憶されている第1の目標車両モデル(以下
「第1目標車両」と略称する)の車両諸元をメモ
リから読出して、これら第1目標車両諸元と前記
ハンドル操舵角θSおよび車速Vから第1目標車両
に関する運動方程式を解し、θSとVに対応するヨ
ーイング運動の目標値(本実施例では、ヨーレー
トの目標値〓とヨー角加速度の目標値としい
る)を求める演算が行われる。
に記憶されている第1の目標車両モデル(以下
「第1目標車両」と略称する)の車両諸元をメモ
リから読出して、これら第1目標車両諸元と前記
ハンドル操舵角θSおよび車速Vから第1目標車両
に関する運動方程式を解し、θSとVに対応するヨ
ーイング運動の目標値(本実施例では、ヨーレー
トの目標値〓とヨー角加速度の目標値としい
る)を求める演算が行われる。
上記第1目標車両は、ヨーイング運動について
目標とする特性を備える車両を想定(これは、実
在の車両であつても良いし、仮空の車両であつて
も良い)したもので、第1目標車両諸元は、この
想定された車両の車両諸元である。
目標とする特性を備える車両を想定(これは、実
在の車両であつても良いし、仮空の車両であつて
も良い)したもので、第1目標車両諸元は、この
想定された車両の車両諸元である。
本実施例では、上記第1目標車両諸元とし、以
下の車両諸元を用いている。
下の車両諸元を用いている。
IZ1:第1目標車両のヨー慣性
M1:第1目標車両の車体質量
LF1:第1目標車両の前軸と重心間の距離
LR1:第1目標車両の後軸と重心間の距離
N1:第1目標車両のステアリングギヤ比
KF1:第1目標車両の前輪のコーナリングパワ
ー KR1:第1目標車両の後輪のコーナリングパワ
ー そして、上記ヨーレート目標値〓とヨー加速度
目標値¨の演算は、以下の式に従つて行われる。
ー KR1:第1目標車両の後輪のコーナリングパワ
ー そして、上記ヨーレート目標値〓とヨー加速度
目標値¨の演算は、以下の式に従つて行われる。
M1(V〓y1+〓1V)=2CF1+2CR1 ……(1)
IZ1¨1=2LF1CF1−2LR1CR1 ……(2)
CF1=KF1{θS/N1−(Vy1+LF1〓1)/V} ……(3)
CR1=−KR1(Vy1−LR1〓1)/V ……(4)
¨=¨1 ……(5)
〓=〓1 ……(6)
ここで、
〓1:第1目標車両のヨーレート
¨1:第1目標車両のヨー角加速度
Vy1:第1目標車両のy軸方向速度
V〓y1:第1目標車両のy軸方向横すべり加速度
CF1:第1目標車両の前輪コーナリングフオー
ス CR1:第1目標車両の後輪コーナリングフオー
ス である。
ス CR1:第1目標車両の後輪コーナリングフオー
ス である。
上記(1),(2)式は、第1目標車両における運動方
程式であり、これらの式を解くには、Δt毎に2
回の積分演算が必要であり、この積分演算は、例
えば、 A(t+Δt)=A(t)+Δt・A(t) で表わされる矩形積分法や、その他、ルンゲクツ
タ法等、要求される積分精度に応じて適切な積分
法を用いる。
程式であり、これらの式を解くには、Δt毎に2
回の積分演算が必要であり、この積分演算は、例
えば、 A(t+Δt)=A(t)+Δt・A(t) で表わされる矩形積分法や、その他、ルンゲクツ
タ法等、要求される積分精度に応じて適切な積分
法を用いる。
そして、上記演算中には、横方向運動に関する
運動方程式も演算されるが、この第1目標車両
は、ヨーイング運動についての目標車両であるた
め、演算により求まる横方向運動の変数(Vy1,
V〓y1)は、後述する舵角目標値Fの演算には用い
られない。
運動方程式も演算されるが、この第1目標車両
は、ヨーイング運動についての目標車両であるた
め、演算により求まる横方向運動の変数(Vy1,
V〓y1)は、後述する舵角目標値Fの演算には用い
られない。
次に、ステツプ43の処理においては、横方向
運動について目標とする特性を備える車両を第2
の目標車両モデル(以下「第2目標車両」と略称
する)を想定することによつて与られて、予めメ
モリ内に記憶されている第2目標車両諸元を読出
して、これら第2目標車両諸元と前記ハンドル操
舵角θSおよび車速Vから第2目標車両に関する運
動方程式を解き、θSとVに対応する横方向運動の
目標値(本実施例では、横加速度の目標値とし
いる)を求める演算が行われる。
運動について目標とする特性を備える車両を第2
の目標車両モデル(以下「第2目標車両」と略称
する)を想定することによつて与られて、予めメ
モリ内に記憶されている第2目標車両諸元を読出
して、これら第2目標車両諸元と前記ハンドル操
舵角θSおよび車速Vから第2目標車両に関する運
動方程式を解き、θSとVに対応する横方向運動の
目標値(本実施例では、横加速度の目標値とし
いる)を求める演算が行われる。
本実施例では、上記第2目標車両諸元として、
以下の車両諸元を用いている。
以下の車両諸元を用いている。
IZ2:第2目標車両のヨー慣性
M2:第2目標車両の車体質量
LF2:第2目標車両の前軸と重心間の距離
LR2:第2目標車両の後軸と重心間の距離
N2:第2目標車両のステアリングギヤ比
KF2:第2目標車両の前輪のコーナリングパワ
ー KR2:第2目標車両の後輪のコーナリングパワ
ー そして、上記横加速度目標値の演算は、以下
の式に従つて行われる。
ー KR2:第2目標車両の後輪のコーナリングパワ
ー そして、上記横加速度目標値の演算は、以下
の式に従つて行われる。
M2(V〓y2+〓2V)=2CF2+2CR2 ……(7)
IZ2¨2=2LF2CF2−2LR2CR2 ……(8)
CF2=KF2{θS/N2−(Vy2+LF2〓2)/V} ……(9)
CR2=−KR2(Vy2−LR2〓2)/V ……(10)
=V〓y2+〓2V ……(11)
ここで、
〓2:第2目標車両のヨーレート
¨2:第2目標車両のヨー角加速度
Vy2:第2目標車両のy軸方向速度
V〓y2:第2目標車両のy軸方向横すべり加速度
CF2:第2目標車両の前輪コーナリングフオー
ス CR2:第2目標車両の後輪コーナリングフオー
ス である。
ス CR2:第2目標車両の後輪コーナリングフオー
ス である。
上記(7),(8)式は第2目標車両における運動方程
式であり、前記第2目標車両における運動方程式
(1),(2)と同様の積分演算が施される。
式であり、前記第2目標車両における運動方程式
(1),(2)と同様の積分演算が施される。
そして、上記演算中には、ヨーイング運動に関
する運動方程式も演質されるが、この第2目標車
両は、横方向運動についての目車両であるため、
演算により求まるヨーイング運動の変数(〓2,
¨2)は、後述する舵角目標値Fの演算には用い
られない。
する運動方程式も演質されるが、この第2目標車
両は、横方向運動についての目車両であるため、
演算により求まるヨーイング運動の変数(〓2,
¨2)は、後述する舵角目標値Fの演算には用い
られない。
このようにして、本実施例は、互いに独立した
運動性能を有する第1目標車両と第2目標車両か
らヨーレート目標値〓とヨー角速度目標値¨、そ
し横方向加速度を求めることにより、ヨーイン
グ運動の目標値(〓,¨)と横方向運動の目標値
()とは互いに相関関係を有しない、独立した
ものとなり、これによつて、目標とする運動性能
を、ヨーイング運動と横方向運動の2つにおい
て、自由に設定することができる。
運動性能を有する第1目標車両と第2目標車両か
らヨーレート目標値〓とヨー角速度目標値¨、そ
し横方向加速度を求めることにより、ヨーイン
グ運動の目標値(〓,¨)と横方向運動の目標値
()とは互いに相関関係を有しない、独立した
ものとなり、これによつて、目標とする運動性能
を、ヨーイング運動と横方向運動の2つにおい
て、自由に設定することができる。
そして、次のステツプ44とステツプ45の処
理では、ヨーイング運動目標値(〓,¨)を自車
で実現するのに必要な前輪舵角(これを「舵角最
適値δ」とする)、または横方向運動目標値
()を自車で実現するのに必要な前輪舵角(こ
れを「舵角最適値δ〓」とする)を自車の車両諸元
を用いた演算により求める。
理では、ヨーイング運動目標値(〓,¨)を自車
で実現するのに必要な前輪舵角(これを「舵角最
適値δ」とする)、または横方向運動目標値
()を自車で実現するのに必要な前輪舵角(こ
れを「舵角最適値δ〓」とする)を自車の車両諸元
を用いた演算により求める。
上記自車とは、本実施例装置の搭載される車両
であり、自車車両諸元は、以下に示すものが、予
めメモリ内に記憶されているものとする。
であり、自車車両諸元は、以下に示すものが、予
めメモリ内に記憶されているものとする。
IZ3:自車のヨー慣性
M3:自車の車体質量
LF3:自車の前軸と重心間の距離
LR3:自車の後軸と重心間の距離
KF3:自車の前輪のコーナリングフオース
KR3:自車の後輪のコーナリングフオース
そして、ステツプ44の処理では、以下の演算
により、ヨーイング運動目標値(〓,¨)から舵
角最適値δを求める。
により、ヨーイング運動目標値(〓,¨)から舵
角最適値δを求める。
M3(V〓y〓+〓V)=2CF〓+2CR〓 ……(12)
CR〓=KR3(Vy〓−LR3〓)/V ……(13)
CF〓=LR3CR〓+1/2¨IZ3)/LF3 ……(14)
δF〓=CF〓/KF3+(Vy〓+LF3〓)/V ……(15)
δ=δF〓 ……(16)
ここで、上記演算中に現われる状態量(運動変
数)は、当該演算により求められる自車の状態量
であり、これらは以下のものである。
数)は、当該演算により求められる自車の状態量
であり、これらは以下のものである。
Vy〓:自車のy軸方向速度
Vy〓:自車のy軸方向横すべり加速度
CF〓:自車の前輪コーナリングパワー
CR〓:自車の後輪コーナリングパワー
また、δF〓は、上記演算により求まる自車の前輪
舵角である。
舵角である。
ステツプ45の処理では、同じく上記の自車車
両諸元を用いて、以下の演算により、横方向運動
目標値()からもう一つの舵角最適値δ〓を求め
る。
両諸元を用いて、以下の演算により、横方向運動
目標値()からもう一つの舵角最適値δ〓を求め
る。
IZ3¨=2LF3CF〓−2LR3CR〓 ……(17)
V〓y〓=−〓〓V ……(18)
CR〓=−KR3(Vy〓−LR3〓)/V ……(19)
CF〓=1/2M3−CR〓 ……(20)
δF〓=CF〓/KF3+(Vy〓+LF3〓)/V ……(21)
δ〓=δF〓 ……(22)
ここで、上記演算中に現われる状態量(運動変
数)は、当該演算により求められる自車の状態量
であり、前記ステツプ44の演算により求められ
る状態量とは値が異るものである。これらは、以
下の如くである。
数)は、当該演算により求められる自車の状態量
であり、前記ステツプ44の演算により求められ
る状態量とは値が異るものである。これらは、以
下の如くである。
〓〓:自車のヨーレート
¨〓:自車のヨー角加速度
VY〓:自車のy軸方向速度
Vy〓:自車のy軸方向横すべり加速度
CF〓:自車の前輪コーナリングパワー
CR〓:自車の後輪コーナリングパワー
また、δF〓は、上記演算により求まる自車の前輪
舵角である。
舵角である。
このようにして求められた2つの舵角最適値
δとδ〓は、ヨーイング運動目標値(〓,¨)を
実
現するための舵角最適値δと横方向運動目標値
()を実現するための舵角最適値δ〓であり、本
実施例では、次のステツプ46の処理により、車
速Vに応じた重み付け平均を施して、走行速度の
高低によりヨーイング運動と横方向運動の重視の
割合を調整するようにしいる。
δとδ〓は、ヨーイング運動目標値(〓,¨)を
実
現するための舵角最適値δと横方向運動目標値
()を実現するための舵角最適値δ〓であり、本
実施例では、次のステツプ46の処理により、車
速Vに応じた重み付け平均を施して、走行速度の
高低によりヨーイング運動と横方向運動の重視の
割合を調整するようにしいる。
例えば、低速走行時には、タイヤの横すべり角
は小さいので、ヨーイング運動を重視した運動性
能制御を行うことが効果的であり、車速が高くな
るにつれて、横方向運動を重視した運動性能制御
に変更するようにするのが最適な制御である。
は小さいので、ヨーイング運動を重視した運動性
能制御を行うことが効果的であり、車速が高くな
るにつれて、横方向運動を重視した運動性能制御
に変更するようにするのが最適な制御である。
従つて、ステツプ46の処理では、車速Vの関
数f1(V)とf2(V)を、 f1(V)=A/A+V2 ……(23) f2(V)=V2/A+V2 ……(24) (但し、Aは任意の定数)なる演算により定め、 F=f1(V)δ+f2(V)δ〓 ……(25) なる重み付け平均を用いて前輪舵角目標値Fを
決定する。
数f1(V)とf2(V)を、 f1(V)=A/A+V2 ……(23) f2(V)=V2/A+V2 ……(24) (但し、Aは任意の定数)なる演算により定め、 F=f1(V)δ+f2(V)δ〓 ……(25) なる重み付け平均を用いて前輪舵角目標値Fを
決定する。
式(25)から判るように、車速V0のとき、
δFδとなつて、ヨーイング運動目標値を実現
するための舵角最適値に近づき、逆に車速V≫0
のとき、Fδ〓となつて、横方向運動目標値を
実現するための舵角最適値に近づく。
δFδとなつて、ヨーイング運動目標値を実現
するための舵角最適値に近づき、逆に車速V≫0
のとき、Fδ〓となつて、横方向運動目標値を
実現するための舵角最適値に近づく。
このようにして、重み付け平均により求められ
た前輪舵角目標値Fは、ステツプ47の処理に
より前輪転舵装置4へ出力される。
た前輪舵角目標値Fは、ステツプ47の処理に
より前輪転舵装置4へ出力される。
前輪転舵装置4は、与えられた前輪舵角目標値
δFに前輪9,10の実舵角が一致するように、
必要な作動油圧を油圧式ステアリング装置6に供
給し、これにより前輪9,10が転舵される。
δFに前輪9,10の実舵角が一致するように、
必要な作動油圧を油圧式ステアリング装置6に供
給し、これにより前輪9,10が転舵される。
以上の動作により、本実施例装置搭載車は、車
速の高低に伴つてて、ヨーイング運動と横方向運
動との重視の割合が調整され、適正な舵角制御が
行われることになる。
速の高低に伴つてて、ヨーイング運動と横方向運
動との重視の割合が調整され、適正な舵角制御が
行われることになる。
第5図は、本実施例装置搭載車(自車)のヨー
レートと横加速度の変化特性を示す図である。
レートと横加速度の変化特性を示す図である。
第5図aに示すように、急峻にハンドル操舵を
行つた場合、同図、b,c中の破線で示すよう
に、舵角制御を行わない従来車の場合には、ヨー
レート、横加速度ともに、振動し、安定しない。
行つた場合、同図、b,c中の破線で示すよう
に、舵角制御を行わない従来車の場合には、ヨー
レート、横加速度ともに、振動し、安定しない。
これに対し、本実施例装置搭載車にあつては、
同図b,c中の実線で示す特性がf1(V)=1でf2
(V)=0のとき、一点鎖線で示す特性がf1(V)=
0でf2(V)=1のときの特性であつて、車速Vの
変化により、両特性曲線に狭まれた領域(図中の
ハツチングを施した領域)内で変化することにな
る。
同図b,c中の実線で示す特性がf1(V)=1でf2
(V)=0のとき、一点鎖線で示す特性がf1(V)=
0でf2(V)=1のときの特性であつて、車速Vの
変化により、両特性曲線に狭まれた領域(図中の
ハツチングを施した領域)内で変化することにな
る。
f1(V)=1でf2(V)=0のときには、ヨーイン
グ運動が重視され、ヨーレートは殆んど振動せ
ず、その応答性も高い。このとき、横加速度は、
応答が鈍くなるが、従来車のような変動を生ずる
ことはない。
グ運動が重視され、ヨーレートは殆んど振動せ
ず、その応答性も高い。このとき、横加速度は、
応答が鈍くなるが、従来車のような変動を生ずる
ことはない。
まま、f1(V)=0でf2(V)=1のときには、横
方向運動が重視され、横加速度の応答性が向上す
る。このとき、ヨーレートは若干振動するが、従
来車のように大きな振動を生ずることはない。
方向運動が重視され、横加速度の応答性が向上す
る。このとき、ヨーレートは若干振動するが、従
来車のように大きな振動を生ずることはない。
次に、第6図は、第2図中のマイクロコンピユ
ータ1において実行される制御の他の例(これを
「第2実施例」とする)を示すフローチヤートで
ある。なお、同図において、第4図に示した第1
実施例における制御内容の中の処理と同一処理を
行うステツプには同一符号を付してある。
ータ1において実行される制御の他の例(これを
「第2実施例」とする)を示すフローチヤートで
ある。なお、同図において、第4図に示した第1
実施例における制御内容の中の処理と同一処理を
行うステツプには同一符号を付してある。
本実施例は、前記第1実施例では2つの目標車
両から別々にヨーイング運動目標値(〓,¨)と
横方向運動目標値()を求めたのに対して、単
一の目標車両から〓,¨,を求める(ステツプ
51)ところが相違している。
両から別々にヨーイング運動目標値(〓,¨)と
横方向運動目標値()を求めたのに対して、単
一の目標車両から〓,¨,を求める(ステツプ
51)ところが相違している。
演算内容としは、上記第1実施例における演算
(1)〜(6)式と同様の演算を行つてヨーレート目標値
とヨー角加速度目標値〓を求め、さらに、重心
点の横すべり角βを求める演算を行うとともに、
この重心点の横すべり角βとヨーレートと車速
Vとから横加速度の目標値を求めることにな
る。
(1)〜(6)式と同様の演算を行つてヨーレート目標値
とヨー角加速度目標値〓を求め、さらに、重心
点の横すべり角βを求める演算を行うとともに、
この重心点の横すべり角βとヨーレートと車速
Vとから横加速度の目標値を求めることにな
る。
このようにして求められた〓,¨,は、第1
実施例の場合と同様に2つの舵角最適値δ,δ〓の
演算に供され、さらに舵角最適値δ,δ〓に車速V
に関する重み付け平均が施されて前輪舵角目標値
δFが求められる。
実施例の場合と同様に2つの舵角最適値δ,δ〓の
演算に供され、さらに舵角最適値δ,δ〓に車速V
に関する重み付け平均が施されて前輪舵角目標値
δFが求められる。
本実施例の効果としは、前記第1実施例の効果
と略同様の効果が得られるが、目標車両が1つで
あるため、〓,¨,は相関性を有することにな
り、従つて、目標車両は、ヨーイング運動と横方
向運動の両者において目標とする運動性能を備え
るものを設定する必要がある。
と略同様の効果が得られるが、目標車両が1つで
あるため、〓,¨,は相関性を有することにな
り、従つて、目標車両は、ヨーイング運動と横方
向運動の両者において目標とする運動性能を備え
るものを設定する必要がある。
次に、第7図は、第2図中のマイクロコンピユ
ータ1において実行される制御のさらに他の例
(これを「第3実施例」とする)を示すフローチ
ヤートである。同図においても、第4図に示した
制御の中の処理と同一の処理を行うステツプに
は、同一符号を付す。
ータ1において実行される制御のさらに他の例
(これを「第3実施例」とする)を示すフローチ
ヤートである。同図においても、第4図に示した
制御の中の処理と同一の処理を行うステツプに
は、同一符号を付す。
本実施例は、前記第2実施例と同様に、単一の
目標車両のみが設定されており、この単一の目標
車両に関する演算(これは、前記(1)〜(6)式と同一
である)によつて、ヨーイング運動目標値〓,¨
を求める(ステツプ52)。
目標車両のみが設定されており、この単一の目標
車両に関する演算(これは、前記(1)〜(6)式と同一
である)によつて、ヨーイング運動目標値〓,¨
を求める(ステツプ52)。
そして、第2実施例と相違するところは、横加
速度目標値を、ステツプ52を求めたヨーレート
目標値〓と車速Vとの積として求める(ステツプ
53)ことである。すなわち、 =〓V ……(26) として求められる。
速度目標値を、ステツプ52を求めたヨーレート
目標値〓と車速Vとの積として求める(ステツプ
53)ことである。すなわち、 =〓V ……(26) として求められる。
この式(26)は、重心点の横すべり角βを含ま
ない。すなわち、重心点の横すべり角βを零とす
るような横加速度目標値が求められることにな
る。
ない。すなわち、重心点の横すべり角βを零とす
るような横加速度目標値が求められることにな
る。
従つて、本実施例装置搭載車は、前記1,第2
実施例搭載車と同様に、車速に応じてヨーイング
運動と横方向運動の重視の割合が調整される効果
に加えて、常に重心点の横すべり角βが零となる
ように制御が行われ、極めて性能の良い運動特性
(車体が常に運動する方向を向くことになる)を
呈する。
実施例搭載車と同様に、車速に応じてヨーイング
運動と横方向運動の重視の割合が調整される効果
に加えて、常に重心点の横すべり角βが零となる
ように制御が行われ、極めて性能の良い運動特性
(車体が常に運動する方向を向くことになる)を
呈する。
次に、第8図は、第2図中のマイクロコンピユ
ータ1において実行される制御のさらに他の例
(これを「第4実施例」とする)を示すフローチ
ヤートであり、同図においも、第4図に示した第
1実施例における制御の中の処理と同一処理を行
うステツプには同一符号を付してある。
ータ1において実行される制御のさらに他の例
(これを「第4実施例」とする)を示すフローチ
ヤートであり、同図においも、第4図に示した第
1実施例における制御の中の処理と同一処理を行
うステツプには同一符号を付してある。
前記第1実施例においては、2つの舵角最適値
δ,δ〓に対し、車速に関する重み付け平均を施し
て前輪舵角目標値Fを求めていたのに対し本実
施例では、ステツプ54の処理で、ハンドル操舵角
速度θ〓Sを求め、このハンドル操舵角速度θ〓Sに関す
る重み付け平均をδ,δ〓に施して前輪舵角目標値
δFを求める(ステツプ55)。
δ,δ〓に対し、車速に関する重み付け平均を施し
て前輪舵角目標値Fを求めていたのに対し本実
施例では、ステツプ54の処理で、ハンドル操舵角
速度θ〓Sを求め、このハンドル操舵角速度θ〓Sに関す
る重み付け平均をδ,δ〓に施して前輪舵角目標値
δFを求める(ステツプ55)。
これは、緊急回避時等、急速に車体を横方向に
移動させる必要がある場合には、ヨーイング運動
よりも横方向運動を重視した制御を行つたが有利
であり、逆に、通常の操舵時には、回頭性の良い
方が運転者にとつて好ましい運動性能となるの
で、ヨーイング運動を重視した制御を行つた方が
良いことを考慮したものである。
移動させる必要がある場合には、ヨーイング運動
よりも横方向運動を重視した制御を行つたが有利
であり、逆に、通常の操舵時には、回頭性の良い
方が運転者にとつて好ましい運動性能となるの
で、ヨーイング運動を重視した制御を行つた方が
良いことを考慮したものである。
ステツプ55の処理では、ハンドル操舵角速度θ〓S
に関する2つの関数g1(θ〓S)とg2(θ〓S)を第9図
a,bに示す内容のデータテーブル(予めメモリ
内に設定しておいたもの)から求め、これら求め
たg1(θ〓S)とg2(θ〓S)を用いて、 F=g1(θ〓S)δ〓+g2(θ〓S)δ ……(27) なる重み付け平均を行つて前輪舵角目標値Fを
決定する。
に関する2つの関数g1(θ〓S)とg2(θ〓S)を第9図
a,bに示す内容のデータテーブル(予めメモリ
内に設定しておいたもの)から求め、これら求め
たg1(θ〓S)とg2(θ〓S)を用いて、 F=g1(θ〓S)δ〓+g2(θ〓S)δ ……(27) なる重み付け平均を行つて前輪舵角目標値Fを
決定する。
g1(θ〓S)は第9図aに示すように、θ〓Sが大きい
ときに「1」となり、θ〓Sが小さいときには「0」
となる特性であり、g2(θ〓S)はその逆の特性であ
る。
ときに「1」となり、θ〓Sが小さいときには「0」
となる特性であり、g2(θ〓S)はその逆の特性であ
る。
従つて、ハンドル操舵角速度θ〓Sが大きいとき
は、横方向運動の重視の割合が増加し、緊急回避
時等におけるおける効果的な性能を発揮し、逆に
ハンドル操舵角速度θ〓Sが小さいときには、ヨーイ
ング運動の重視の割合が増加し、通常の操舵時の
回頭性向上の効果が得られる。
は、横方向運動の重視の割合が増加し、緊急回避
時等におけるおける効果的な性能を発揮し、逆に
ハンドル操舵角速度θ〓Sが小さいときには、ヨーイ
ング運動の重視の割合が増加し、通常の操舵時の
回頭性向上の効果が得られる。
なお、本実施例のような、ハンドル操舵角速度
θ〓Sによる重み付け平均処理(ステツプ54,55)
は、前記第2,第3実施例における車速Vによる
重み付け平均処理(第6図,第7図のステツプ
46)に代替させることもできる。
θ〓Sによる重み付け平均処理(ステツプ54,55)
は、前記第2,第3実施例における車速Vによる
重み付け平均処理(第6図,第7図のステツプ
46)に代替させることもできる。
また、車速Vとハンドル操舵角速度θ〓Sの両者に
関する重み付け平均を施して、車速Vの変化およ
びハンドル操舵角速度θ〓Sの変化の両者に対応して
適切な制御を行うことも可能である。
関する重み付け平均を施して、車速Vの変化およ
びハンドル操舵角速度θ〓Sの変化の両者に対応して
適切な制御を行うことも可能である。
さらに、上記各実施例では、前輪の舵角を制御
する例を示したが、本発明は、後輪の舵角を制御
することで、上記実施例と同様の動作および効果
を得ることも可能であり、また、前輪と後輪の両
方の舵角を制御する構成とすることもできる。
する例を示したが、本発明は、後輪の舵角を制御
することで、上記実施例と同様の動作および効果
を得ることも可能であり、また、前輪と後輪の両
方の舵角を制御する構成とすることもできる。
また、上記各実施例では、運動変数目標値をヨ
ーイング運動目標値と横方向運動目標値の2種と
した例を示したが、これは、3種以上の運動変数
の目標値(例えば、コーナリングフオースの目標
値等を付加する)を求める構成としても良い。
ーイング運動目標値と横方向運動目標値の2種と
した例を示したが、これは、3種以上の運動変数
の目標値(例えば、コーナリングフオースの目標
値等を付加する)を求める構成としても良い。
(発明の効果)
以上詳細に説明したように、本発明は、複数の
運動変数目標値を求めて、これらの1つ1つに対
応する車輪舵角最適値を求め、さらに、求められ
た複数の車輪舵角最適値に重み付け平均を施して
車輪舵角目標値を決定するようにしたことで、複
数の運動変数目標値の何れを重視するかを調整す
ることができる。
運動変数目標値を求めて、これらの1つ1つに対
応する車輪舵角最適値を求め、さらに、求められ
た複数の車輪舵角最適値に重み付け平均を施して
車輪舵角目標値を決定するようにしたことで、複
数の運動変数目標値の何れを重視するかを調整す
ることができる。
これによつて、より一層、運動性能を自在に制
御することが可能となり、例えば、高速走行時
に、急転舵するときに、ヨーレートよりも横方向
加速度を重視した制御を行つて、車体の横移動性
能を高めたり、低速走行時あるいは少ない操舵時
にはヨーレートを重視した制御を行つて、車体の
回頭性を高めること等、高度な制御を行うことが
可能となる。
御することが可能となり、例えば、高速走行時
に、急転舵するときに、ヨーレートよりも横方向
加速度を重視した制御を行つて、車体の横移動性
能を高めたり、低速走行時あるいは少ない操舵時
にはヨーレートを重視した制御を行つて、車体の
回頭性を高めること等、高度な制御を行うことが
可能となる。
第1図は本発明の構成図、第2図は本発明の第
1実施例の構成図、第3図は第2図中の前輪転舵
装置と油圧式ステアリング装置の構成図、第4図
は第2図中のマイクロコンピユータによつて実行
される制御を示すフローチヤート、第5図a〜c
は本発明の第1実施例装置搭載車の運動特性図、
第6図〜第8図は各々第2図に示すマイクロコン
ピユータによつて実行される制御の他の例を示す
フローチヤート、第9図a,bは第8図に示す制
御で用いられるデータテーブルの内容を示す図で
ある。 100……ハンドル操舵角検出手段、101…
…車速検出手段、102……運動変数目標値演算
手段、103(1)〜103(n)……舵角最適値演
算手段、104……舵角目標値演算手段、105
……車輪転舵手段、1……マイクロコンピユー
タ、2……ハンドル操舵角センサ、3……車速セ
ンサ、4……前輪転舵装置、6……油圧式ステア
リング装置、8……ステアリングハンドル、9,
10……前輪、11,12……後輪、〓……ヨー
レート目標値、¨……ヨー角加速度目標値、…
…横加速度目標値、δ,δ〓……舵角最適値、F
……前輪舵角目標値。
1実施例の構成図、第3図は第2図中の前輪転舵
装置と油圧式ステアリング装置の構成図、第4図
は第2図中のマイクロコンピユータによつて実行
される制御を示すフローチヤート、第5図a〜c
は本発明の第1実施例装置搭載車の運動特性図、
第6図〜第8図は各々第2図に示すマイクロコン
ピユータによつて実行される制御の他の例を示す
フローチヤート、第9図a,bは第8図に示す制
御で用いられるデータテーブルの内容を示す図で
ある。 100……ハンドル操舵角検出手段、101…
…車速検出手段、102……運動変数目標値演算
手段、103(1)〜103(n)……舵角最適値演
算手段、104……舵角目標値演算手段、105
……車輪転舵手段、1……マイクロコンピユー
タ、2……ハンドル操舵角センサ、3……車速セ
ンサ、4……前輪転舵装置、6……油圧式ステア
リング装置、8……ステアリングハンドル、9,
10……前輪、11,12……後輪、〓……ヨー
レート目標値、¨……ヨー角加速度目標値、…
…横加速度目標値、δ,δ〓……舵角最適値、F
……前輪舵角目標値。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ステアリングハンドルの操舵角を検出するハ
ンドル操舵角検出手段と、 車速を検出する車速検出手段と、 予め設定された所望の運動性能を備える1また
は2以上の目標車両モデルに関する演算により、
前記ステアリングハンドルの操舵角と車速に対応
する運動変数の目標値を複数種求める運動変数目
標値演算手段と、 前記求められた複数の運動変数目標値の各々に
対して同数設けられ、各々、前記運動変数目標値
のうち与えられる1つと自車車両諸元とから、前
輪あるいは後輪の少なくとも一方の車輪舵角の最
適値を求める複数の舵角最適値演算手段と、 前記求められた複数の舵角最適値に対し重み付
け平均を施して、車輪舵角の目標値を決定する舵
角目標値演算手段と、 前記求められた舵角目標値に、前輪あるいは後
輪のうち対応する車輪を転舵する車輪転舵手段と
を具備することを特徴とする車両用舵角制御装
置。 2 前記運動変数目標値演算手段は、ヨーレート
の目標値を求めるための第1の目標車両モデルお
よび横方向加速度の目標値を求めるための第2の
目標車両モデルとを備え、これらヨーレート目標
値と横方向加速度目標値を運動変数目標値として
求めることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
記載の車両用舵角制御装置。 3 前記運動変数目標値演算手段は、1つの目標
車両モデルを備え、該目標車両モデルに基づい
て、ヨーレートの目標値および横方向加速度の目
標値を運動変数目標値として求めることを特徴と
する特許請求の範囲第1項に記載の車両用舵角制
御装置。 4 前記運動変数目標値演算手段は、ヨーレート
の目標値を求めるための目標車両モデルを備え、
運動変数目標値としてヨーレート目標値〓を求
め、かつ該ヨーレート目標値〓に前記車速検出手
段により検出される車速Vを乗算した値〓Vを横
方向加速度の目標値とし、該横方向加速度目標
値も運動変数目標値とすることを特徴とする特
許請求の範囲第1項に記載の車両用舵角制御装
置。 5 前記舵角目標値演算手段は、前記車速検出手
段により検出される車速Vに基づいて車速Vの関
数f1(V)とf2(V)(但し、f1(V)+f2(V)=1
)
を演算し、前記ヨーレート目標値に基づいて車輪
舵角の最適値を求める舵角最適値演算手段によつ
て求められた車輪舵角最適値δと、前記横方向
加速度目標値に基づいて車輪舵角の最適値を求め
る舵角最適値演算手段によつて求められた車輪舵
角最適値δ〓とから、車両舵角の目標値を、 =f1(V)δ+f2(V)δ〓 なる重み付け平均により求めることを特徴とする
特許請求の範囲第2項乃至第4項の何れかに記載
の車両用舵角制御装置。 6 前記舵角目標値演算手段は、前記ハンドル操
舵角検出手段により検出されるステアリングハン
ドルの操舵角θSに基づいステアリングハンドルの
操舵角速度θ〓Sを求め、θ〓Sが大のときg1(θ〓S)
1,
g2(θ〓S)0となり、θ〓Sが小のときg1(θ〓S)
0,
g2(θ〓S)1となる操舵角速度θ〓Sの関数g1(θ〓
S)と
g2(θ〓S)を演算し、前記ヨーレート目標値に基づ
いて車輪舵角の最適値を求める舵角最適値演算手
によつて求められた車輪舵角最適値δと、前記
横方向加速度目標値に基づいて車輪舵角の最適値
を求める舵角最適値演算手段によつて求められた
車輪舵角最適値δ〓とから、車輪舵角の目標値
を、 =g1(θ〓S)δ〓+g2(θ〓S)δ なる重み付け平均により求めることを特徴とする
特許請求の範囲第2項乃至第4項の何れかに記載
の車両用舵角制御装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60015513A JPS61175180A (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 | 車両用舵角制御装置 |
| US06/823,324 US4706771A (en) | 1985-01-31 | 1986-01-28 | Vehicle steering control system using desired vehicle model |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60015513A JPS61175180A (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 | 車両用舵角制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61175180A JPS61175180A (ja) | 1986-08-06 |
| JPH0327423B2 true JPH0327423B2 (ja) | 1991-04-15 |
Family
ID=11890893
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60015513A Granted JPS61175180A (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 | 車両用舵角制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61175180A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0725320B2 (ja) * | 1986-10-13 | 1995-03-22 | 日産自動車株式会社 | 車両用実舵角制御装置 |
-
1985
- 1985-01-31 JP JP60015513A patent/JPS61175180A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61175180A (ja) | 1986-08-06 |
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| JPH0574512B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |