JPH0327884Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0327884Y2 JPH0327884Y2 JP1985131413U JP13141385U JPH0327884Y2 JP H0327884 Y2 JPH0327884 Y2 JP H0327884Y2 JP 1985131413 U JP1985131413 U JP 1985131413U JP 13141385 U JP13141385 U JP 13141385U JP H0327884 Y2 JPH0327884 Y2 JP H0327884Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulator
- water
- water repellent
- glass fiber
- sound absorption
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Thermal Insulation (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は自動車のエンジンルーム内に設けら
れるインシユレーターに係わるものである。
れるインシユレーターに係わるものである。
(従来の技術及びその問題点)
ガラス繊維にバインダーを付与し、成形して得
られる成形体は、耐熱性、吸音性、断熱性、加工
性、不燃性、軽量性に優れており、自動車のエン
ジンルーム内側のパネルに付設できる形状に成形
したものが自動車のインシユレーター(以下、単
にインシユレーターと略称する)として広く用い
られている。
られる成形体は、耐熱性、吸音性、断熱性、加工
性、不燃性、軽量性に優れており、自動車のエン
ジンルーム内側のパネルに付設できる形状に成形
したものが自動車のインシユレーター(以下、単
にインシユレーターと略称する)として広く用い
られている。
このインシユレーターは吸音、断熱の目的でも
つて、自動車のエンジンの上、或いは左側、右側
に取付けられるが、エンジンの下には、エンジン
を覆うものがないので、雨天の日に自動車を走行
させるとき雨水が跳ねあがり、また、フアン等で
巻き上げ飛散され、これがインシユレーターの表
面、或いは端面にかかると、水はインシユレータ
ーの本体内部にまで入りこみ、吸音性、断熱性を
著しく阻害する。
つて、自動車のエンジンの上、或いは左側、右側
に取付けられるが、エンジンの下には、エンジン
を覆うものがないので、雨天の日に自動車を走行
させるとき雨水が跳ねあがり、また、フアン等で
巻き上げ飛散され、これがインシユレーターの表
面、或いは端面にかかると、水はインシユレータ
ーの本体内部にまで入りこみ、吸音性、断熱性を
著しく阻害する。
このような不都合を克服するため、成形された
インシユレーターの表面に防水剤を塗布すると
か、又はインシユレーター表面に織布又は不織布
からなる表皮材を張りつけ、且つ、これらに防水
処理を施すことが試みられているが、インシユレ
ーターの面又は表皮材に付着した雨水はインシユ
レーター内部に吸い上げられて吸音性、断熱性を
損なう。
インシユレーターの表面に防水剤を塗布すると
か、又はインシユレーター表面に織布又は不織布
からなる表皮材を張りつけ、且つ、これらに防水
処理を施すことが試みられているが、インシユレ
ーターの面又は表皮材に付着した雨水はインシユ
レーター内部に吸い上げられて吸音性、断熱性を
損なう。
またインシユレーターの表面にアルミニウム箔
を張りつける試みもあるが、吸音性を保持するた
めには箔全面に細孔を設けなければならず、その
ときもこの細孔から水が入りこみ、同様に吸音
性、断熱性を阻害する。
を張りつける試みもあるが、吸音性を保持するた
めには箔全面に細孔を設けなければならず、その
ときもこの細孔から水が入りこみ、同様に吸音
性、断熱性を阻害する。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、インシユレーターを構成するガラス
繊維の表面に撥水剤を付着させ、この処理を経た
ガラス繊維を使用し、これを所望形状の金型に装
填して加熱成形し、上記の不都合を克服したもの
である。
繊維の表面に撥水剤を付着させ、この処理を経た
ガラス繊維を使用し、これを所望形状の金型に装
填して加熱成形し、上記の不都合を克服したもの
である。
次に本考案のインシユレーターを得る方法を説
明する。
明する。
従来、インシユレーターを製造するには、ガラ
ス繊維に、未硬化状態の熱硬化性樹脂、例えばフ
エノール樹脂、ポリエステル樹脂等(これに硬化
剤を添加しておいてもよい)を噴霧してガラス繊
維に付着させ、これを所望のインシユレーター形
状となる一対の雌雄金型内に装填し、加圧、加熱
によつて未硬化の熱硬化性樹脂を硬化させて所望
形状の成形品としている。
ス繊維に、未硬化状態の熱硬化性樹脂、例えばフ
エノール樹脂、ポリエステル樹脂等(これに硬化
剤を添加しておいてもよい)を噴霧してガラス繊
維に付着させ、これを所望のインシユレーター形
状となる一対の雌雄金型内に装填し、加圧、加熱
によつて未硬化の熱硬化性樹脂を硬化させて所望
形状の成形品としている。
本考案のインシユレーターを製造するには、上
記従来の製造方法に準じて行なうことができる。
記従来の製造方法に準じて行なうことができる。
例えば、上記のような未硬化の熱硬化性樹脂
に、撥水剤、好ましくは耐熱性の良好な撥水剤、
例えば珪素樹脂、フツ素樹脂又はパラフイン系撥
水剤を混合し、この混合物をガラス繊維に噴霧し
てガラス繊維表面を覆う。又は、ガラス繊維に対
し、上記のような撥水剤とバインダーとしての硬
化性樹脂とを別々に噴霧し、ガラス繊維に撥水性
を付与してもよい。
に、撥水剤、好ましくは耐熱性の良好な撥水剤、
例えば珪素樹脂、フツ素樹脂又はパラフイン系撥
水剤を混合し、この混合物をガラス繊維に噴霧し
てガラス繊維表面を覆う。又は、ガラス繊維に対
し、上記のような撥水剤とバインダーとしての硬
化性樹脂とを別々に噴霧し、ガラス繊維に撥水性
を付与してもよい。
以上のようにして撥水性を付与されたガラス繊
維は、従来法と同様にして金型内に装填し、加
熱、加圧して所望の形状に成形する。
維は、従来法と同様にして金型内に装填し、加
熱、加圧して所望の形状に成形する。
上記撥水剤の使用量は例えばガラス繊維1Kg当
り5〜25gの範囲でよい。またバインダーとして
の熱硬化性樹脂は、例えば、ガラス繊維1Kg当り
100〜250gの範囲で使用される。具体的な1例を
示すと、撥水剤としてエマルジヨン型パラフイン
系撥水剤8g、バインダーとしてフエノール樹脂
130gをガラス繊維1Kg当りに添加する。
り5〜25gの範囲でよい。またバインダーとして
の熱硬化性樹脂は、例えば、ガラス繊維1Kg当り
100〜250gの範囲で使用される。具体的な1例を
示すと、撥水剤としてエマルジヨン型パラフイン
系撥水剤8g、バインダーとしてフエノール樹脂
130gをガラス繊維1Kg当りに添加する。
本考案のインシユレーターは、撥水性を付与さ
れたガラス繊維を所望の形状に成形しただけの形
態のものでもよく、又はかゝる成形品の一面又は
両面に表皮材を被覆したものでもよい。かゝる表
皮材としては織布、不織布又はアルミニウム箔の
ような金属箔が使用される。織布、不織布は上述
のような撥水剤で撥水性を付与して用いられる。
金属箔を用いる場合、この箔がインシユレーター
のエンジン側に向かつている面を被覆する場合に
は、金属箔の全面にわたつて多数の細孔を穿つた
ものを用いるのがよい。エンジン側の反対側の面
を覆う場合には、箔は細孔を設けたものでも又は
設けないものでもよい。表皮材としてはインシユ
レーターの一面を織布又は不織布、他面を金属箔
で覆うようにしてもよい。
れたガラス繊維を所望の形状に成形しただけの形
態のものでもよく、又はかゝる成形品の一面又は
両面に表皮材を被覆したものでもよい。かゝる表
皮材としては織布、不織布又はアルミニウム箔の
ような金属箔が使用される。織布、不織布は上述
のような撥水剤で撥水性を付与して用いられる。
金属箔を用いる場合、この箔がインシユレーター
のエンジン側に向かつている面を被覆する場合に
は、金属箔の全面にわたつて多数の細孔を穿つた
ものを用いるのがよい。エンジン側の反対側の面
を覆う場合には、箔は細孔を設けたものでも又は
設けないものでもよい。表皮材としてはインシユ
レーターの一面を織布又は不織布、他面を金属箔
で覆うようにしてもよい。
添付図面は本考案の一例(ボンネツトのインシ
ユレーター)を示すもので、第1図はその平面
図、第2図は第1図のインシユレーターの周縁部
の拡大断面略図である。
ユレーター)を示すもので、第1図はその平面
図、第2図は第1図のインシユレーターの周縁部
の拡大断面略図である。
図中、1は表面に撥水剤を付着させたガラス繊
維から成形されたボンネツトインシユレーター、
2はインシユレーター1の周縁部であつて、この
部分は第2図に示されるように薄くなつており
(例えば厚さ1〜2mm)、かつガラス繊維が緊密に
押圧されて高密度(例えば200〜400Kg/m3)の状
態にある。
維から成形されたボンネツトインシユレーター、
2はインシユレーター1の周縁部であつて、この
部分は第2図に示されるように薄くなつており
(例えば厚さ1〜2mm)、かつガラス繊維が緊密に
押圧されて高密度(例えば200〜400Kg/m3)の状
態にある。
インシユレーターの中央領域には、第2図から
明らかなように、周縁部2より厚さが大きく、か
つ低密度の中央部3が形成されている。この部分
は吸音、断熱の機能を果す箇所である。この部分
は例えば密度40Kg/m3、厚さ10mmからなる。
明らかなように、周縁部2より厚さが大きく、か
つ低密度の中央部3が形成されている。この部分
は吸音、断熱の機能を果す箇所である。この部分
は例えば密度40Kg/m3、厚さ10mmからなる。
そして図に示すものでは、中央部3に比べて密
度が大きく厚さが薄くなつている領域4が形成さ
れ、これに孔5が幾つか設けられる。これらの孔
5はインシユレーターをボンネツトパネルへフア
スナー、ピンなどで取付けるための孔である。
度が大きく厚さが薄くなつている領域4が形成さ
れ、これに孔5が幾つか設けられる。これらの孔
5はインシユレーターをボンネツトパネルへフア
スナー、ピンなどで取付けるための孔である。
インシユレーターの低密度領域、高密度領域の
形状、形成箇所などは、そのインシユレーターを
取付けるボンネツト、エンジンの形状などによつ
て定められる。
形状、形成箇所などは、そのインシユレーターを
取付けるボンネツト、エンジンの形状などによつ
て定められる。
第2図において、6はガラス繊維の成形本体の
表面(エンジン側)を被覆する表皮材の不織布
(撥水処理を施されている)、7は同じくガラス繊
維の成形本体の表面(ボンネツトパネル側)を被
覆するアルミ箔(厚さは例えば7μ)である。
表面(エンジン側)を被覆する表皮材の不織布
(撥水処理を施されている)、7は同じくガラス繊
維の成形本体の表面(ボンネツトパネル側)を被
覆するアルミ箔(厚さは例えば7μ)である。
上記の図面に示す構造の本考案インシユレータ
ーと、比較品として成形本体のガラス繊維には撥
水処理を施さず、表皮材の不織布のみ撥水処理し
たものを用いて、撥水性能を比較した。試験方法
としては、それぞれのインシユレーターに対し、
不織布被覆側から、1000mm/時の水を1時間、1
mの高さからスプレーし、重量を測定して含水量
の有無を調べた。その結果、本考案のものの含水
量は0.0g/cm2であるのに対し、比較品の含水量
は0.4g/cm2であり、本考案インシユレーターの
撥水性能は著しく向上していることが判明した。
ーと、比較品として成形本体のガラス繊維には撥
水処理を施さず、表皮材の不織布のみ撥水処理し
たものを用いて、撥水性能を比較した。試験方法
としては、それぞれのインシユレーターに対し、
不織布被覆側から、1000mm/時の水を1時間、1
mの高さからスプレーし、重量を測定して含水量
の有無を調べた。その結果、本考案のものの含水
量は0.0g/cm2であるのに対し、比較品の含水量
は0.4g/cm2であり、本考案インシユレーターの
撥水性能は著しく向上していることが判明した。
(考案の効果)
従来のように、インシユレーター表面に防水処
理を施したものでは、表面に付着した水が毛細管
現象的に内部にまで入りこみ、そこに保持されて
インシユレーター自体の重量を大きくするばかり
でなく、吸音性、断熱性を阻害するが、本考案の
ものでは、インシユレーターを構成するガラス繊
維が撥水性を発揮するので、インシユレーター内
部に水が保持されることはなく、吸音性、断熱性
共に良好に維持される。
理を施したものでは、表面に付着した水が毛細管
現象的に内部にまで入りこみ、そこに保持されて
インシユレーター自体の重量を大きくするばかり
でなく、吸音性、断熱性を阻害するが、本考案の
ものでは、インシユレーターを構成するガラス繊
維が撥水性を発揮するので、インシユレーター内
部に水が保持されることはなく、吸音性、断熱性
共に良好に維持される。
第1図は本考案のインシユレーターの一例の平
面図、第2図は第1図に示すインシユレーターの
周縁部の一部の拡大断面図である。 図中、1は本考案のインシユレーター、2はイ
ンシユレーターの周縁部、3はインシユレーター
の中央部である。
面図、第2図は第1図に示すインシユレーターの
周縁部の一部の拡大断面図である。 図中、1は本考案のインシユレーター、2はイ
ンシユレーターの周縁部、3はインシユレーター
の中央部である。
Claims (1)
- 表面に撥水剤を付着させたガラス繊維から成形
された自動車エンジンルーム内のインシユレータ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985131413U JPH0327884Y2 (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985131413U JPH0327884Y2 (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6240055U JPS6240055U (ja) | 1987-03-10 |
| JPH0327884Y2 true JPH0327884Y2 (ja) | 1991-06-17 |
Family
ID=31029831
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985131413U Expired JPH0327884Y2 (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0327884Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5842897U (ja) * | 1981-09-16 | 1983-03-22 | 林テレンプ株式会社 | 車輌用防音材 |
-
1985
- 1985-08-30 JP JP1985131413U patent/JPH0327884Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6240055U (ja) | 1987-03-10 |
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