JPH0328205Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0328205Y2 JPH0328205Y2 JP1983152938U JP15293883U JPH0328205Y2 JP H0328205 Y2 JPH0328205 Y2 JP H0328205Y2 JP 1983152938 U JP1983152938 U JP 1983152938U JP 15293883 U JP15293883 U JP 15293883U JP H0328205 Y2 JPH0328205 Y2 JP H0328205Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil passage
- output shaft
- plug
- bearings
- small
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、ケ−ス上に一対のベアリングを介し
て支承され、且つ、軸中心部に主油路を有する出
力軸の、該主油路からの潤滑油によつてベアリン
グを潤滑する車輌用の自動変速機用出力軸のベア
リング潤滑機構の改良に関するものである。
て支承され、且つ、軸中心部に主油路を有する出
力軸の、該主油路からの潤滑油によつてベアリン
グを潤滑する車輌用の自動変速機用出力軸のベア
リング潤滑機構の改良に関するものである。
上記ベアリング潤滑機構として、従来第1図に
示すものがある。このものは、ケ−ス15上に一
対のベアリング5,6を介して支承される出力軸
1の軸中心部に主油路2を設け、該主油路2の一
端部のポケツト3にメクラプラグ4を取付ける。
この主油路2から出力軸1の外側部のベアリング
5への潤滑油の供給は、主油路2を介して該2個
のベアリング5,6位置へ対角線状の小油路7,
16を設け、さらに出力軸外端面8から前記小油
路16へ連通するよう設けた小油路9によつてな
される。この小油路9の径は小油路7,16の径
より小さい。
示すものがある。このものは、ケ−ス15上に一
対のベアリング5,6を介して支承される出力軸
1の軸中心部に主油路2を設け、該主油路2の一
端部のポケツト3にメクラプラグ4を取付ける。
この主油路2から出力軸1の外側部のベアリング
5への潤滑油の供給は、主油路2を介して該2個
のベアリング5,6位置へ対角線状の小油路7,
16を設け、さらに出力軸外端面8から前記小油
路16へ連通するよう設けた小油路9によつてな
される。この小油路9の径は小油路7,16の径
より小さい。
この従来のベアリングの潤滑機構では、対角線
状の小油路7,16を設けた上、さらにより小径
の小油路9を設けているが、これは潤滑油が第1
図で小油路2を左から右へ流れるため、小油路1
6を直接外端面8へ出すと、小油路16へは潤滑
油が順流れで入り、小油路7へは逆流れで入るの
で、小油路7に比し小油路16への供給が多くな
る。このため小油路7への油量とのバランスを考
え、小油路16と連通するより小径の小油路9を
経由させるものである。小油路7,16の穿設は
一工程加工で行うが小径の割に長いドリルで加工
する必要があり、さらに外端面8から、小油路1
6へ至るべく一層小径の小油路9もドリル加工で
設けなくてはならないため、ドリルが折損する、
加工に手間がかかる、という問題があつた。又、
小油路16を小油路7より小径とし、小油路7と
は別工程で直接外端面8へ連通させることもでき
るが、これは小油路を形成するのに2工程必要な
こと、又、油路9に比較して比較的長い小径のド
リルが必要となるため、ドリルの折損の問題が一
層大きくなる問題がある。
状の小油路7,16を設けた上、さらにより小径
の小油路9を設けているが、これは潤滑油が第1
図で小油路2を左から右へ流れるため、小油路1
6を直接外端面8へ出すと、小油路16へは潤滑
油が順流れで入り、小油路7へは逆流れで入るの
で、小油路7に比し小油路16への供給が多くな
る。このため小油路7への油量とのバランスを考
え、小油路16と連通するより小径の小油路9を
経由させるものである。小油路7,16の穿設は
一工程加工で行うが小径の割に長いドリルで加工
する必要があり、さらに外端面8から、小油路1
6へ至るべく一層小径の小油路9もドリル加工で
設けなくてはならないため、ドリルが折損する、
加工に手間がかかる、という問題があつた。又、
小油路16を小油路7より小径とし、小油路7と
は別工程で直接外端面8へ連通させることもでき
るが、これは小油路を形成するのに2工程必要な
こと、又、油路9に比較して比較的長い小径のド
リルが必要となるため、ドリルの折損の問題が一
層大きくなる問題がある。
そこで本考案は、比較的小径で長い潤滑油路の
形成を不要とすることを、その技術的課題とする
ものである。
形成を不要とすることを、その技術的課題とする
ものである。
上記技術的課題を解決するために講じた技術手
段は、ケ−ス上に一対のベアリングを介して支承
される出力軸の軸中心部に主油路を設け、主油路
を介して前記一対のベアリングのうち内側ベアリ
ングへ潤滑油を供給するための小油路を出力軸に
設け、出力軸の端部に取付けられるプラグを、コ
ツプ状にプレス加工で成形すると共に、一対のベ
アリングのうち外側ベアリングを潤滑するため、
主油路の内壁面と共に小油路を構成する軸方向長
溝をプラグの外周壁にプレス加工と同時に成形す
る、ことである。
段は、ケ−ス上に一対のベアリングを介して支承
される出力軸の軸中心部に主油路を設け、主油路
を介して前記一対のベアリングのうち内側ベアリ
ングへ潤滑油を供給するための小油路を出力軸に
設け、出力軸の端部に取付けられるプラグを、コ
ツプ状にプレス加工で成形すると共に、一対のベ
アリングのうち外側ベアリングを潤滑するため、
主油路の内壁面と共に小油路を構成する軸方向長
溝をプラグの外周壁にプレス加工と同時に成形す
る、ことである。
上記技術的手段は次のように作用する。すなわ
ち、出力軸の主油路に供給された潤滑油は、出力
軸が回転している時、その遠心力で主油路の壁面
に付勢されるため、プラグの外周壁の軸方向長溝
と主油路の内壁面とで構成される小油路を有効に
通り外側ベアリングへ供給される。
ち、出力軸の主油路に供給された潤滑油は、出力
軸が回転している時、その遠心力で主油路の壁面
に付勢されるため、プラグの外周壁の軸方向長溝
と主油路の内壁面とで構成される小油路を有効に
通り外側ベアリングへ供給される。
本考案は次の特有の効果を生じる。例えば、主
油路の一端部のポケツトに軸方向の溝を切りこの
溝とメクラプラグとで小油路を形成することも考
えられるが、これも溝加工の工程が加わる上、バ
リの管理も必要となる。これに対し本考案は、一
回のプレス加工で軸方向長溝を有するプラグを作
成することができ、作成されたプラグは肉厚を均
一にできるので材料を軽減でき、より安価で軽量
なものになる。
油路の一端部のポケツトに軸方向の溝を切りこの
溝とメクラプラグとで小油路を形成することも考
えられるが、これも溝加工の工程が加わる上、バ
リの管理も必要となる。これに対し本考案は、一
回のプレス加工で軸方向長溝を有するプラグを作
成することができ、作成されたプラグは肉厚を均
一にできるので材料を軽減でき、より安価で軽量
なものになる。
また、プラグの偏心した位置又は中央に孔を設
けることも考えられるが、単に軸方向長がないた
め孔径の加工公差により潤滑油供給油量がバラツ
キ易くなる。従つてこのバラツキを少なくするた
めには、加工精度を上げなければならなく管理が
厳しくなる。これに対し本考案は、プラグの外周
壁に軸方向長溝を成形するので、長いオリフイス
となり、オリフイス開口面積の差による流量のば
らつきを抑えることができる。従つて、主油路か
ら内側部及び外側部のベアリングへの潤滑油の供
給はバランス良く行われることとなる。
けることも考えられるが、単に軸方向長がないた
め孔径の加工公差により潤滑油供給油量がバラツ
キ易くなる。従つてこのバラツキを少なくするた
めには、加工精度を上げなければならなく管理が
厳しくなる。これに対し本考案は、プラグの外周
壁に軸方向長溝を成形するので、長いオリフイス
となり、オリフイス開口面積の差による流量のば
らつきを抑えることができる。従つて、主油路か
ら内側部及び外側部のベアリングへの潤滑油の供
給はバランス良く行われることとなる。
以下、上記技術的手段を実施例について説明す
る。
る。
第2図〜第4図は、出力軸1の主油路2の一端
部に設けられたポケツト3に、コツプ状のプラグ
10が嵌合されており、このプラグ10の円筒外
周面(外周壁)には2ケ所軸方向に溝11が設け
られている。この溝11はプラグをコツプ状に成
形する際同時にプレス加工される。この溝11と
ポケツト3の円周面(内壁面)で従来の小油路
9,16に相当する小油路12が形成されてい
る。この実施例において、出力軸1が回転してい
る時、遠心力で主油路2の壁面に付勢される潤滑
油は、小油路12を通つて外端部へ供給される。
部に設けられたポケツト3に、コツプ状のプラグ
10が嵌合されており、このプラグ10の円筒外
周面(外周壁)には2ケ所軸方向に溝11が設け
られている。この溝11はプラグをコツプ状に成
形する際同時にプレス加工される。この溝11と
ポケツト3の円周面(内壁面)で従来の小油路
9,16に相当する小油路12が形成されてい
る。この実施例において、出力軸1が回転してい
る時、遠心力で主油路2の壁面に付勢される潤滑
油は、小油路12を通つて外端部へ供給される。
尚、第2,3図の例においては溝11を2ケ所
に設けたが、これらは潤滑油量、必要供給量に応
じて適宜設けてもよい。またプラグ材質について
は溝が一体成形可能な材質であれば特に指定しな
い。
に設けたが、これらは潤滑油量、必要供給量に応
じて適宜設けてもよい。またプラグ材質について
は溝が一体成形可能な材質であれば特に指定しな
い。
尚、第4図の例においては内側ベアリング6の
ための潤滑油路として、第1図に相当する小油路
7が本考案においても出力軸に設けられている
が、この小油路7は主油路2からベアリング6に
至る比較的短いものでもよい。
ための潤滑油路として、第1図に相当する小油路
7が本考案においても出力軸に設けられている
が、この小油路7は主油路2からベアリング6に
至る比較的短いものでもよい。
第1図は従来技術を示す断面図、第2図は本考
案の一実施例のプラグの拡大断面図、第3図は第
2図のプラグの右側面図、第4図は本考案の一実
施例を示す断面図である。 1……出力軸、2……主油路、3……ポケツ
ト、5,6……一対のベアリング、7……小油
路、10……プラグ、11……溝、12……小油
路。
案の一実施例のプラグの拡大断面図、第3図は第
2図のプラグの右側面図、第4図は本考案の一実
施例を示す断面図である。 1……出力軸、2……主油路、3……ポケツ
ト、5,6……一対のベアリング、7……小油
路、10……プラグ、11……溝、12……小油
路。
Claims (1)
- ケ−ス上に一対のベアリングを介して支承され
る出力軸の軸中心部に主油路を設け、該主油路を
介して前記一対のベアリングのうち内側ベアリン
グへ潤滑油を供給するための小油路を前記出力軸
に設け、前記出力軸の端部に取付けられるプラグ
を、コツプ状にプレス加工で成形すると共に、前
記一対のベアリングのうち外側ベアリングを潤滑
するため、前記主油路の内壁面と共に小油路を構
成する軸方向長溝を前記プラグの外周壁に前記プ
レス加工と同時に成形してなる自動変速機用出力
軸のベアリング潤滑機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983152938U JPS6059861U (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | 自動変速機用出力軸のベアリング潤滑機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983152938U JPS6059861U (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | 自動変速機用出力軸のベアリング潤滑機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6059861U JPS6059861U (ja) | 1985-04-25 |
| JPH0328205Y2 true JPH0328205Y2 (ja) | 1991-06-18 |
Family
ID=30338507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1983152938U Granted JPS6059861U (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | 自動変速機用出力軸のベアリング潤滑機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6059861U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4517717B2 (ja) * | 2004-05-10 | 2010-08-04 | 株式会社ジェイテクト | 回転体装置の潤滑構造の製造方法 |
| KR100903325B1 (ko) * | 2007-10-23 | 2009-06-16 | 현대자동차주식회사 | 자동변속기의 출력축 베어링 윤활장치 |
| US9927064B2 (en) * | 2014-03-10 | 2018-03-27 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Flow-restricting plug and differential drive pinion having the same |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5548727Y2 (ja) * | 1977-06-20 | 1980-11-14 | ||
| JPS56162356U (ja) * | 1980-05-06 | 1981-12-02 |
-
1983
- 1983-09-30 JP JP1983152938U patent/JPS6059861U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6059861U (ja) | 1985-04-25 |
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