JPH032846B2 - - Google Patents

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JPH032846B2
JPH032846B2 JP56129222A JP12922281A JPH032846B2 JP H032846 B2 JPH032846 B2 JP H032846B2 JP 56129222 A JP56129222 A JP 56129222A JP 12922281 A JP12922281 A JP 12922281A JP H032846 B2 JPH032846 B2 JP H032846B2
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JP
Japan
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acid
alcohol
compound
athlete
weight
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JP56129222A
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JPS5832817A (ja
Inventor
Masatsugu Yamashita
Yoshihito Kadoma
Shinichi Akimoto
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NOF Corp
Original Assignee
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は水虫用軟膏基剤組成物、特に強力な
薬効を有し、かつ感触のよい軟膏を製造すること
のできる基剤組成物に関するものである。 従来、水虫用軟膏基剤としては、ワセリン、ポ
リエチレングリコールが用いられているが、柔か
に感触をもつポリエチレングリコールが使用され
る例が多い。また薬効成分としては、サリチル
酸、サリチル酸メチル、塩化ベンザルコニウム、
ホウ酸、N−ウンデシノイルアミノ酸、ニコチン
酸、クレゾール、トリメチルセチルアンモニウム
ペンタクロロフエネート等があるが、患部への刺
激が強いため、薄い濃度でしか使用できず、十分
な薬効効果を示しているとはいえない。 本発明者らは、炭素数2〜14の脂肪酸のグリセ
リンエステルを、優れた殺菌作用をもつ水虫治療
剤として提案した(特開昭56−43211号)。このグ
リセリドは、それ単独で使用しても薬効がある
が、他の薬効成分と併用すれば、極めて顕著な薬
効を示し、水虫治療剤として優れたものとするこ
とができる。ところが、グリセリドはワセリンに
は溶解するが、ポリエチレングリコールには溶解
せず、感触のよくないワセリン基剤の軟膏のみに
しか使用できなかつた。このため、上記薬効成分
を水溶性で感触のよいポリエチレングリコールに
溶解させるか、あるいはポリエチレングリコール
とほぼ同じ感触の基剤を開発することが要望され
ていた。 この発明は以上のような要望に応えるためにな
されたものであり、特定のポリアルキレングリコ
ールを組合せることにより、グリセリドを溶解で
き、これを基剤とすることによつて、他の薬効成
分と配合して、感触がよく、しかも強力な薬効を
有する水虫治療剤を製造することのできる水虫用
軟膏基剤組成物を提供することを目的としてい
る。 この発明は以下に示すA,B,Cの3成分を主
成分として含有し、水を添加しないことを特徴と
する水虫用軟膏基剤組成物である。 (A) 炭素数2〜14の脂肪酸のモノ、ジ、またはト
リグリセリド……2〜20重量%。 (B) 下記一般式〔〕で示される化合物の中、l
は15〜50、mは20〜250であり、かつ1官能基
あたりの平均分子量が2500以上である化合物、
またはその化合物の水酸基の一部もしくは全部
をエステル化した化合物……5〜30重量%。 (C) 下記一般式〔〕で示される化合物の中、l
は15未満、mは1〜20である化合物、またはそ
の化合物の水酸基の一部もしくは全部をエステ
ル化した化合物……50〜90重量%。 X〔(AO)l,(C2H4O)nH〕o ……〔〕 (ただし、式中、Xは1〜10個の活性水素を有
する化合物の残基、AはC3H6,C4H8の単独また
はそれらの混合物、lは50以下、mは1〜250、
nは1〜10である。) 上記(A)における炭素数2〜14の脂肪酸として
は、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、カプロ
ン酸、エナント酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、
カプリン酸、ウンデカン酸、ラウリン酸、トリデ
カン酸、ミリスチン酸、イソ酪酸、2−エチルヘ
キサン酸、3,5,5−トリメチルヘキサン酸、
ピバリン酸、ネオデカン酸などがあげられる。上
記(A)成分であるグリセリドは、これらの脂肪酸の
単独または混合物とグリセリンとのエステル化反
応によつて合成され、、モノグリセリド、ジグリ
セリドもしくはトリグリセリド単独で、またはそ
れらの混合状態で使用できる。 上記〔〕式におけるXを残基とする化合物と
しては、メチルアルコール、エチルアルコール、
ブチルアルコール、オクチルアルコール、ラウリ
ルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルア
ルコール、ステアリルアルコール、オレイルアル
コール、イソステアリルアルコール、ゲルベ法に
よる二量化アルコール(2−オクチルドデカノー
ル、2−デシルテトラデカノールなど)、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ブチレン
グリコール、ヘキシレングリコール、ドデカンジ
オール、ヘキサデカンジオール、オクタデカンジ
オール、グリセリン、トリメチロールプロパン、
1,3,5−ペンタントリオール、エリスリトー
ル、ペンタエリスリトール、ジグリセリン、ポリ
グリセリン、ジペンタエリスリトール、ソルビト
ール、ソルビタン、ソルバイド、グルコース、フ
ラクトース、マンノース、キシロース、メチルグ
ルコシド、トレハロース、シユークロース、ジエ
タノールアミン、トリエタノールアミン、エチレ
ンジアミン等があげられる。 〔〕式におけるnはXに直接結合するポリア
ルキレンオキシドポリエチレンオキシド類の数を
示し、lおよびmはそれぞれのポリアルキレンオ
キシドポリエチレンオキシド鎖におけるアルキレ
ンオキシドおよびポリエチレンオキシドの平均付
加モル数を示しており、lは0を含む。またポリ
アルキレンオキシドポリエチレンオキシド鎖にお
けるアルキレンオキシドとエチレンオキシドの付
加順序は〔〕式に記載の順序に限らず、〔〕
式はこれらがブロツクまたはランダム重合したも
のであることを示している。 〔〕式の化合物は上記Xを残基とする化合物
を単独で、または混合して出発物質とし、これに
AOで示されるアルキレンオキシドを付加し、次
いでエチレンオキシドを付加するか、あるいはこ
れらを逆の順序で付加するか、またはこれらを同
時に付加するか、さらにlが0の場合はエチレン
オキシドのみを付加して製造される。またこの化
合物の一部または全部のエステルは、通常のエス
テル化によつて製造される。 以上によつて得られる〔〕式の化合物のう
ち、アルキレンオキシドおよびエチレンオキシド
の付加量が大きく、前記(B)記載の範囲のものが(B)
成分とされ、またこれらの付加量が小さく、前記
(C)記載の範囲のものが(C)成分とされる。このうち
(C)成分には、lが0のものが含まれ、通常の基剤
として使用される平均分子量150〜800のポリエチ
レングリコールも含まれる。これらの(B),(C)成分
は、前記(A)成分と配合されて、水虫用基剤組成物
とされる。これらの各成分は約80℃に加熱して、
かくはんすることにより均一に混合する。(C)成分
が前記ポリエチレングリコールの場合も同様であ
る。 本発明において、(A)成分における脂肪酸の炭素
数が限定されるのは、この範囲外では殺菌効果が
著しく劣り、不都合であるとともに、上限を越え
る場合には基剤が硬くなることがあるからであ
る。 (B)成分のl,mが限定されるのは、前述の範囲
より小さい場合には、(A)成分と(C)成分を均一に混
合することができず、また前述の範囲より大きい
場合には、組成物の融点、粘度が上昇し、軟膏が
硬くなり不都合であるからである。 (C)成分のl,mが限定されるのは、前述の範囲
より小さい場合には、組成物の融点が低過ぎ、流
動性をもつようになり、また前述の範囲より大き
い場合には、組成物の融点、粘度が上昇し、軟膏
が硬くなり不都合であるからである。 (A),(B),(C)各成分の配合比が限定されるのは、
前述の範囲外では均一な組成物が得られず、流動
化したり、軟膏が硬くなつたりするからである。 本発明の軟膏基剤組成物は、水虫用の薬効成分
および必要により他の成分を配合し、水虫治療剤
として製剤化することができる。薬効成分として
は前述のものがあげられる。また軟膏の硬度を調
節する目的で、エタノール、プロピレングリコー
ル、グリセリン、ジプロピレングリコール、ジグ
リセリン等を配合することができる。 水は各成分に元々含まれている程度の量は許容
されるが、特に添加することなく製剤化される。 本発明の水虫用軟膏基剤組成物は、特定のポリ
アルキレングリコールを組合せて使用することに
より、薬効のあるグリセリドを基剤として使用す
ることができ、このため、この組成物を基剤とす
る水虫用治療剤は極めて強力な薬効をもつととも
に適当な柔かさを有し、塗布した場合の感触がよ
い軟膏とすることができる。 また水を添加しないので、(A)成分の加水分解に
よる脂肪酸臭の発生はなく、組成物は2層に分離
することもなく、透明で均一な状態を維持する。 以下、本発明の実施例について説明する。 実施例 1 表1に示す(A),(B),(C)成分を均一に混合して軟
膏基剤を調整した。表1中、(A)成分の脂肪酸の炭
素数はCに付記して左側に示されている。また
(B),(C)成分は〔〕式に対応した式とはなつてお
らず、例えば本発明品1のXはプロピレンオキシ
ドであるが、化合物の構造が理解しやすいよう
に、別の式で表示されている。これらのアルキレ
ンオキシドに付記した数字は平均付加モル数であ
り、%は重量%である。 以上により調整された本発明品および比較品に
ついて、相溶性、硬さ、融点の測定を行つた。テ
スト方法は、まず300mlビーカーに組成物100gを
とり、80℃に加温し、均一になるまでかくはんす
る。組成物が均一になつたら、かくはんを停止
し、ビーカーを20℃までゆつくりと冷却し、組成
物を固化させる。この状態で相溶性、硬さを判定
し、また融点の測定を行う。 相溶性の判定基準は次の通りである。 ○:均一な状態になる。 ×:2層以上に分離する。 硬さの判定基準は次の通りである。 ○:柔かい。 ×:硬い、または30℃で流れる。 テスト結果を表2に示す。 以上の結果より、本発明品は比較品に比べて相
溶性および硬さの点において優れ、また軟膏基剤
に適した融点を有していることがわかる。
【表】
【表】
【表】
【表】 次に表1の本発明品1〜12の各組成物に水を加
えて水が30重量%になるようにした。そして本発
明品1〜12の組成物およびその30重量%含水品に
ついて、70℃で30分間混合したのち、50℃で30日
間静置したときの状態を調べた。 結果を表3に示すが、本発明の組成物は透明で
均一状態を保つており、また脂肪酸臭も発生しな
かつた。これに対して30重量%含水品は分離を起
こし、脂肪酸臭を発生した。 以上の結果より、本発明の組成物は水を含有さ
せること好ましくないことがわかる。 実施例 2 次に示す処方で水虫用軟膏を製造した。 (処方) サリチル酸 ……2.0重量% セチルトリメチルアンモニウムペンタクロロフ
エネート 1.0重量% C8トリグリセリド 10.0重量% HO(C2H4O)100(C3H6O)70(C2H4O)100H
12.0重量% HO(C2H4O9)H 74.5重量% (製造法) 全成分を80℃に加温して溶解し、均一透明液体
になるまでかくはんする。その後ゆつくりと冷却
する。 以上により得られた軟膏の融点は40℃であり、
柔かく、塗布したとき比較的粘性が低くて、さつ
ぱりとした感触であり、治療効果も優れていた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 以下に示すA,B,Cの3成分を主成分とし
    て含有し、水を添加しないことを特徴とする水虫
    用軟膏基剤組成物。 (A) 炭素数2〜14の脂肪酸のモノ、ジ、またはト
    リグリセリド……2〜20重量%。 (B) 下記一般式〔〕で示される化合物の中、l
    は15〜50、mは20〜250であり、かつ1官能基
    あたりの平均分子量が2500以上である化合物、
    またはその化合物の水酸基の一部もしくは全部
    をエステル化した化合物……5〜30重量%。 (C) 下記一般式〔〕で示される化合物の中、l
    は15未満、mは1〜20である化合物、またはそ
    の化合物の水酸基の一部もしくは全部をエステ
    ル化した化合物……50〜90重量%。 X〔(AO)l,(C2H4O)nH〕o ……〔〕 (ただし、式中、Xは1〜10個の活性水素を有
    する化合物の残基、AはC3H6,C4H8の単独また
    はそれらの混合物、lは50以下、mは1〜250、
    nは1〜10である。) 2 A成分における脂肪酸は酢酸、プロピオン
    酸、酪酸、吉草酸、カプロン酸、エナント酸、カ
    プリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ウンデカ
    ン酸、ラウリン酸、トリデカン酸、ミリスチン
    酸、イソ酪酸、2−エチルヘキサン酸、3,5,
    5−トリメチルヘキサン酸、ピバリン酸およびネ
    オデカン酸から選ばれる1種または2種以上のも
    のである特許請求の範囲第1項記載の水虫用軟膏
    基剤組成物。 3 〔〕式中、Xはメチルアルコール、エチル
    アルコール、ブチルアルコール、オクチルアルコ
    ール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコー
    ル、セチルアルコール、ステアリルアルコール、
    オレイルアルコール、イソステアリルアルコー
    ル、2−オクチルドデカノール、2−デシルテト
    ラデカノール、エチレングリコール、プロピレン
    グリコール、ブチレングリコール、ヘキシレング
    リコール、ドデカンジオール、ヘキサデカンジオ
    ール、オクタデカンジオール、グリセリン、トリ
    メチロールプロパン、1,3,5−ペンタントリ
    オール、エリスリトール、ペンタエリスリトー
    ル、ジグリセリン、ポリグリセリン、ジペンタエ
    リスリトール、ソルビトール、ソルビタン、ソル
    バイド、グリコース、フラクトース、マンノー
    ス、キシロース、メチルグルコシド、トレハロー
    ス、シユークロース、ジエタノールアミン、トリ
    エタノールアミンおよびエチレンジアミンから選
    ばれる1種以上の残基である特許請求の範囲第1
    項または第2項記載の水虫用軟膏基剤組成物。 4 C成分は平均分子量150〜800のポリエチレン
    グリコールである特許請求の範囲第1項ないし第
    3項のいずれかに記載の水虫用軟膏基剤組成物。
JP12922281A 1981-08-18 1981-08-18 水虫用軟膏基剤組成物 Granted JPS5832817A (ja)

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JPS5832817A JPS5832817A (ja) 1983-02-25
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