JPH03287899A - ラミネート紙および離型紙の製造法 - Google Patents
ラミネート紙および離型紙の製造法Info
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- JPH03287899A JPH03287899A JP15651390A JP15651390A JPH03287899A JP H03287899 A JPH03287899 A JP H03287899A JP 15651390 A JP15651390 A JP 15651390A JP 15651390 A JP15651390 A JP 15651390A JP H03287899 A JPH03287899 A JP H03287899A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A 産業上の利用分野
本発明は紙表面にポリビニルアルコール系樹脂からなる
層を有する水分散性のラミネート紙、水分散性の離型紙
、水分散性の感圧粘着テープ用離型紙およびそ把らの製
造法に関する。
層を有する水分散性のラミネート紙、水分散性の離型紙
、水分散性の感圧粘着テープ用離型紙およびそ把らの製
造法に関する。
B.従来の技術
従来、ポリビニルアルコール等の水溶性樹脂を水溶液の
状態で紙に塗布した後、乾燥することにより、再湿接着
テープとして使用したり、紙のバリヤー性とかインクの
浸透性をコントロールすることが行なわれていた。しか
し、紙にボリヒニアルコール等の水溶性樹脂を水溶性の
状態で塗布することにより、紙のバリヤー性とかインク
の浸透性をコントロールする方法は、紙の空隙率が大き
く、浸透性が大きい紙の場合には、バリヤー性被膜が形
成されにくく、また湿潤時の強度が小さい紙、特に水分
散性の紙の場合には、良好な紙を安定に製造することが
できない。さらに、水溶性樹脂を水溶液の状態で塗布し
た場合には、その水分を蒸発させるためのエネルギーコ
ストがかかることも問題となる。
状態で紙に塗布した後、乾燥することにより、再湿接着
テープとして使用したり、紙のバリヤー性とかインクの
浸透性をコントロールすることが行なわれていた。しか
し、紙にボリヒニアルコール等の水溶性樹脂を水溶性の
状態で塗布することにより、紙のバリヤー性とかインク
の浸透性をコントロールする方法は、紙の空隙率が大き
く、浸透性が大きい紙の場合には、バリヤー性被膜が形
成されにくく、また湿潤時の強度が小さい紙、特に水分
散性の紙の場合には、良好な紙を安定に製造することが
できない。さらに、水溶性樹脂を水溶液の状態で塗布し
た場合には、その水分を蒸発させるためのエネルギーコ
ストがかかることも問題となる。
また、紙のサイジングにおいて、疎水性のサイジング剤
を著しく減少させて、親水性のサイジング剤を用いて抄
造することにより、吸水膨潤後、水流の撹拌作用により
崩壊分散する性質を有する紙の製造も従来から行なわれ
てきている。しかし、水分散性を有する紙にインクや溶
液などの浸透防止性とかバリヤー性を付与した製品を安
定に生産する方法は未だに見出だされていない。
を著しく減少させて、親水性のサイジング剤を用いて抄
造することにより、吸水膨潤後、水流の撹拌作用により
崩壊分散する性質を有する紙の製造も従来から行なわれ
てきている。しかし、水分散性を有する紙にインクや溶
液などの浸透防止性とかバリヤー性を付与した製品を安
定に生産する方法は未だに見出だされていない。
従来、紙にバリヤー性を付与するためには、ポリエチレ
ン等の溶融押出ラミネートが行なわれている。しかし、
ポリエチレンと紙とは接着性が小さいため、300℃前
後のポリエチレンの酸化反応をともなうような高温で押
出する必要があり、作業性および条件コントロールとも
に難しく、また得られたラミネート紙は水に分散しない
物となる。
ン等の溶融押出ラミネートが行なわれている。しかし、
ポリエチレンと紙とは接着性が小さいため、300℃前
後のポリエチレンの酸化反応をともなうような高温で押
出する必要があり、作業性および条件コントロールとも
に難しく、また得られたラミネート紙は水に分散しない
物となる。
また、水分散性を有する紙の片方の面に超微粒子の水を
スプレーする方法(たとえば、超音波による振動スプレ
ー)、または含水アルコール液を少量塗布して紙の形状
を傷つけることなく表面を湿潤させた後、水溶性ポリマ
ーフィルムを圧着し、さらに必要に応じて加熱する方法
も提案されている(実公昭57−52089号)6しか
し、この方法は手法が煩雑であり、かつ水溶性ポリマー
フィルムを圧着して、さらに必要に応じて加熱する際に
、しわになりやすく、ある程度の水を塗布するた′めに
、湿潤時の強度が低下するため有効な方法とは言えない
。
スプレーする方法(たとえば、超音波による振動スプレ
ー)、または含水アルコール液を少量塗布して紙の形状
を傷つけることなく表面を湿潤させた後、水溶性ポリマ
ーフィルムを圧着し、さらに必要に応じて加熱する方法
も提案されている(実公昭57−52089号)6しか
し、この方法は手法が煩雑であり、かつ水溶性ポリマー
フィルムを圧着して、さらに必要に応じて加熱する際に
、しわになりやすく、ある程度の水を塗布するた′めに
、湿潤時の強度が低下するため有効な方法とは言えない
。
また、本発明者等は、水溶性あるいは水分散性とホット
メルト性を兼ね備えたポリビニルアルコール系樹脂を紙
に対して溶融押出ラミネートする方法を用いれば、水を
使う事なく、効率的に紙と樹脂の積層物を生産すること
ができ、その積層物が良好なバリヤー性とかインクや溶
剤などの浸透防止性を有することを見い出だし、特許出
願(特願平1−9265号)を行なっている。さらに、
ポリビニルアルコール系樹脂の融点が可塑剤の添加によ
って低下することを利用して、特殊な溶解、展線および
脱泡機構を持った押出機を用いて、紙に対して溶融押出
ラミネートする方法も用いられている。しかし、通常の
重合、けん化方法で得られたポリビニルアルコール系樹
脂を使用して紙に対して溶融押出ラミネートする場合、
押出ダイからニップロールと冷却ロールの間まての部分
て、押出されrコ溶融ポリビニルアルコール系樹脂のウ
ェブの横幅が収縮するいわゆるネッキング現象か顕著に
発生し、ウェブの両端のいわゆるミミ部分をカットオフ
した上で紙にラミネートする必要かあり、改善か望まれ
ていた。
メルト性を兼ね備えたポリビニルアルコール系樹脂を紙
に対して溶融押出ラミネートする方法を用いれば、水を
使う事なく、効率的に紙と樹脂の積層物を生産すること
ができ、その積層物が良好なバリヤー性とかインクや溶
剤などの浸透防止性を有することを見い出だし、特許出
願(特願平1−9265号)を行なっている。さらに、
ポリビニルアルコール系樹脂の融点が可塑剤の添加によ
って低下することを利用して、特殊な溶解、展線および
脱泡機構を持った押出機を用いて、紙に対して溶融押出
ラミネートする方法も用いられている。しかし、通常の
重合、けん化方法で得られたポリビニルアルコール系樹
脂を使用して紙に対して溶融押出ラミネートする場合、
押出ダイからニップロールと冷却ロールの間まての部分
て、押出されrコ溶融ポリビニルアルコール系樹脂のウ
ェブの横幅が収縮するいわゆるネッキング現象か顕著に
発生し、ウェブの両端のいわゆるミミ部分をカットオフ
した上で紙にラミネートする必要かあり、改善か望まれ
ていた。
さらに従来の離型紙としては、実用新案第1.496,
276号によると、水分散性の紙に水溶性ポリマーのフ
ィルムを貼合せ、該水溶性ポリマーフィルムの表面上に
離型剤層を塗工形成することに得られる水分散性の感圧
粘着テープ用離型紙が提案されている。
276号によると、水分散性の紙に水溶性ポリマーのフ
ィルムを貼合せ、該水溶性ポリマーフィルムの表面上に
離型剤層を塗工形成することに得られる水分散性の感圧
粘着テープ用離型紙が提案されている。
従来の離型紙は、水分散性の紙と水溶性ポリマーフィル
ムとを貼合せる方法、すなわち水分散性の紙表面に水ま
たは含水アルコールに溶解した水性接着剤をスプレーす
るか塗布した後、または水または含水アルコールを単独
てスプレーするか塗布した後に、水溶性ポリマーフィル
ムを圧着し貼合わせることにより得られる。従来の離型
紙は、塗布された接着剤で接着されるか、水溶性ポリマ
ーフィルムが水分子により溶解し、水分散性の紙と接着
するわけであるが、この時水分敵性の紙表面に糊液また
は水分子が存在することが必要である。つまり水分散性
の紙表面に糊液、水または含水アルコールをスプレーま
たは塗布した場合、糊液、水または含水アルコールが紙
中に浸透せず、紙面上に残存するようにしなければなら
ない。このため、従来の水分散性の紙の製造においては
、若干のサイズ剤を使用しなければならなかった。
ムとを貼合せる方法、すなわち水分散性の紙表面に水ま
たは含水アルコールに溶解した水性接着剤をスプレーす
るか塗布した後、または水または含水アルコールを単独
てスプレーするか塗布した後に、水溶性ポリマーフィル
ムを圧着し貼合わせることにより得られる。従来の離型
紙は、塗布された接着剤で接着されるか、水溶性ポリマ
ーフィルムが水分子により溶解し、水分散性の紙と接着
するわけであるが、この時水分敵性の紙表面に糊液また
は水分子が存在することが必要である。つまり水分散性
の紙表面に糊液、水または含水アルコールをスプレーま
たは塗布した場合、糊液、水または含水アルコールが紙
中に浸透せず、紙面上に残存するようにしなければなら
ない。このため、従来の水分散性の紙の製造においては
、若干のサイズ剤を使用しなければならなかった。
したがって従来の離型紙の場合には、サイズ剤を使用す
るために紙の水分散性を阻害したり、水分存在下で貼合
されたシートは水分乾燥時に著しいカールが発生したり
、また過剰の水分が付着するとブロッキングを起こし、
その後の加工に於いて著しい支障をきたすという問題点
があった。
るために紙の水分散性を阻害したり、水分存在下で貼合
されたシートは水分乾燥時に著しいカールが発生したり
、また過剰の水分が付着するとブロッキングを起こし、
その後の加工に於いて著しい支障をきたすという問題点
があった。
さらに従来の離型紙、特に生理用ナプキンに使用される
感圧粘着テープ用離型紙の場合には、使用済みの生理用
ナプキン処理の簡便性の上から水洗トイレに廃棄できる
ものが要望されていた。また同様の理由により、他の感
圧粘着テープ用離型紙においても水洗トイレに廃棄でき
るものか望まれていた。
感圧粘着テープ用離型紙の場合には、使用済みの生理用
ナプキン処理の簡便性の上から水洗トイレに廃棄できる
ものが要望されていた。また同様の理由により、他の感
圧粘着テープ用離型紙においても水洗トイレに廃棄でき
るものか望まれていた。
また、再生可能な感圧粘着テープ用#!型紙としては、
グラシン紙に離型処理した離型紙および上質紙にポリエ
チレン膜またはポリビニルアルコール膜などのアンダー
コート処理し、その上に離型処理した離型紙などが知ら
れている。
グラシン紙に離型処理した離型紙および上質紙にポリエ
チレン膜またはポリビニルアルコール膜などのアンダー
コート処理し、その上に離型処理した離型紙などが知ら
れている。
しかし、従来の感圧粘着テープ用離型紙は水に不溶のた
め、古紙原料として再生できず、すべて焼却されており
、古紙原料として再生するために水分散性のものが望ま
れていた。
め、古紙原料として再生できず、すべて焼却されており
、古紙原料として再生するために水分散性のものが望ま
れていた。
C1発明が解決しようとする課題
本発明は、上記の問題点の全くないポリビニルアルコー
ル系樹脂からなる層を有する水分散性のラミネート紙、
水分散性の離型紙、水分散性の感圧粘着テープ用離型紙
およびそ把らの製造法を提供することにある。
ル系樹脂からなる層を有する水分散性のラミネート紙、
水分散性の離型紙、水分散性の感圧粘着テープ用離型紙
およびそ把らの製造法を提供することにある。
03課題を解決するための手段
本発明者らは鋭意検討を重ねた結果、可塑剤の添加、け
ん化度の低下、あるいは他のモノマー成分と共重合によ
り、融点を低下させた重量平均分子量(Ml)と数平均
分子量(Ml)の比(M、/M、)が2.8以上のポリ
ビニルアルコール系樹脂を紙に対して溶融押出ラミネー
トすることにより、上記の問題点の全くないポリビニル
アルコール系樹脂からなる層(I)を有する水分散性の
ラミネート紙を見い出し、本発明を完成するに至った。
ん化度の低下、あるいは他のモノマー成分と共重合によ
り、融点を低下させた重量平均分子量(Ml)と数平均
分子量(Ml)の比(M、/M、)が2.8以上のポリ
ビニルアルコール系樹脂を紙に対して溶融押出ラミネー
トすることにより、上記の問題点の全くないポリビニル
アルコール系樹脂からなる層(I)を有する水分散性の
ラミネート紙を見い出し、本発明を完成するに至った。
本発明のポリビニルアルコール系樹脂とは、ポリビニル
アルコールの加水分解あるいはアルコリシスにより製造
される。
アルコールの加水分解あるいはアルコリシスにより製造
される。
本発明におけるポリビニルエステルとはビニルエステル
の単独重合体、種類が異なるビニルエステル相互の共重
合体、およびビニルエステルと他のエチレン性モノマー
との共重合体が含まれる。
の単独重合体、種類が異なるビニルエステル相互の共重
合体、およびビニルエステルと他のエチレン性モノマー
との共重合体が含まれる。
ビニルエステルとしては炭素数1〜25の脂肪酸のビニ
ルエステルが好ましく、炭素数1〜20の脂肪酸のビニ
ルエステルがさらに好ましく、そのなかでもポリ酢酸ビ
ニルが特に好ましい。
ルエステルが好ましく、炭素数1〜20の脂肪酸のビニ
ルエステルがさらに好ましく、そのなかでもポリ酢酸ビ
ニルが特に好ましい。
本発明で使用するポリビニルアルコール系樹脂は、溶融
押出製膜する際に、押出ダイから冷却ロールの間までの
部分で、押出された溶融ポリビニルアルコール系樹脂の
ウェブの横幅が収縮するいわゆるネッキング現象が起き
にくいポリビニルアルコール系樹脂でなければならない
。このような特性°をポリビニルアルコール系樹脂に付
与するためには、ポリビニルアルコール系樹脂の重合度
分布が広くなることが必要であり、その効果を発揮する
重合度分布としては重量平均分子量(M、)と数平均分
子量(R,)の比(M、/R,)が2.8以上、好まし
くは30以上、さらに好ましくは3.3以上である。
押出製膜する際に、押出ダイから冷却ロールの間までの
部分で、押出された溶融ポリビニルアルコール系樹脂の
ウェブの横幅が収縮するいわゆるネッキング現象が起き
にくいポリビニルアルコール系樹脂でなければならない
。このような特性°をポリビニルアルコール系樹脂に付
与するためには、ポリビニルアルコール系樹脂の重合度
分布が広くなることが必要であり、その効果を発揮する
重合度分布としては重量平均分子量(M、)と数平均分
子量(R,)の比(M、/R,)が2.8以上、好まし
くは30以上、さらに好ましくは3.3以上である。
一般に市販されている重合度4000以下のポリビニル
アルコール系樹脂は、それが溶液重合方法で得られた物
であれ、けん濁重合またはエマルジョン重合で得られた
物であれ、そのM 、/ Ivi 、は2.8未満とな
り、28を越えることかない。
アルコール系樹脂は、それが溶液重合方法で得られた物
であれ、けん濁重合またはエマルジョン重合で得られた
物であれ、そのM 、/ Ivi 、は2.8未満とな
り、28を越えることかない。
このように重合度分布が狭いポリビニルアルコール系樹
脂を使用すると、押出ダイから紙と接触するまでの部分
で、押出された溶融ポリビニルアルコール系樹脂のウェ
ブの横幅が収縮するいわゆるネッキング現象が顕著に発
生し、ウェブの両端のいわゆるミミ部分をカットオフし
なければならない範囲が大きくなり、そのための製品ロ
スが・大きく、効果的な生産方法とは言い難くなる。そ
れに対して、本発明の1 、/ 藺。が2.8以上のポ
リビニルアルコール系樹脂の場合には、溶融押出時にネ
ッキング現象が起きにくい。
脂を使用すると、押出ダイから紙と接触するまでの部分
で、押出された溶融ポリビニルアルコール系樹脂のウェ
ブの横幅が収縮するいわゆるネッキング現象が顕著に発
生し、ウェブの両端のいわゆるミミ部分をカットオフし
なければならない範囲が大きくなり、そのための製品ロ
スが・大きく、効果的な生産方法とは言い難くなる。そ
れに対して、本発明の1 、/ 藺。が2.8以上のポ
リビニルアルコール系樹脂の場合には、溶融押出時にネ
ッキング現象が起きにくい。
本発明でいうような重合度分布が広いポリビニルアルコ
ール系樹脂の製造法としては、予め異なる重合度となる
ように別々に重合したポリビニルエステルをブレンドし
た後にけん化する方法、予め異なる重合度となるように
別々に重合したポリビニルエステルを別々にけん化した
後にブレンドする方法、ポリビニルエステルを複数の重
合槽を用いた多段式連続重合において、後段の重合槽中
のポリビニルエステル溶液を前段の重合槽に一部フイー
ドバックし、得られたポリビニルエステルをけん化する
方法等があげられる。
ール系樹脂の製造法としては、予め異なる重合度となる
ように別々に重合したポリビニルエステルをブレンドし
た後にけん化する方法、予め異なる重合度となるように
別々に重合したポリビニルエステルを別々にけん化した
後にブレンドする方法、ポリビニルエステルを複数の重
合槽を用いた多段式連続重合において、後段の重合槽中
のポリビニルエステル溶液を前段の重合槽に一部フイー
ドバックし、得られたポリビニルエステルをけん化する
方法等があげられる。
本発明で使用するポリビニルアルコール系樹脂は、溶融
押出製膜するため、その溶融特性が溶融押出製膜しやす
いものである事が必要である。その観点から、より適し
たポリビニルアルコール系樹脂の範囲としては、その溶
融粘度から分子中のポリビニルアルコール部分が全体の
20〜90モル%であり、さらに好ましくは40〜80
モル%であり、かつ、その粘度平均重合度が50以上4
000以下であり、さらに好ましくは50以上2000
以下であり、100以上1000以下が特により好まし
い。
押出製膜するため、その溶融特性が溶融押出製膜しやす
いものである事が必要である。その観点から、より適し
たポリビニルアルコール系樹脂の範囲としては、その溶
融粘度から分子中のポリビニルアルコール部分が全体の
20〜90モル%であり、さらに好ましくは40〜80
モル%であり、かつ、その粘度平均重合度が50以上4
000以下であり、さらに好ましくは50以上2000
以下であり、100以上1000以下が特により好まし
い。
本発明で使用できる可塑剤としては、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
テトラエチレングリコール、分子量1000以下のポリ
エチレングリコール、トリメチレングリコール、テトラ
メチレングリコール、ペンタメチレングリコール、ヘキ
サメチレングリコール、プロピレングリコール等のグリ
コール類、グリセリン、1.3−ブタンジオール、2.
3−ブタンジオール等のジオール類、トリメチロールプ
ロパン、ジグリセリン、3−メチル−1,3,5−ペン
タントリオール、少量(20%以下)の水等が挙げられ
るか、これらに限定されるものではない。
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
テトラエチレングリコール、分子量1000以下のポリ
エチレングリコール、トリメチレングリコール、テトラ
メチレングリコール、ペンタメチレングリコール、ヘキ
サメチレングリコール、プロピレングリコール等のグリ
コール類、グリセリン、1.3−ブタンジオール、2.
3−ブタンジオール等のジオール類、トリメチロールプ
ロパン、ジグリセリン、3−メチル−1,3,5−ペン
タントリオール、少量(20%以下)の水等が挙げられ
るか、これらに限定されるものではない。
これらの可塑剤のうち、特に好ましいものとして、グリ
セリン、エチレングリコール等が挙げられる。
セリン、エチレングリコール等が挙げられる。
これらの可塑剤の添加量としては、ポリビニルアルコー
ル系樹l 100部に対して50部以下、好ましくは3
0部以下、さらに好ましくは15部以下である。
ル系樹l 100部に対して50部以下、好ましくは3
0部以下、さらに好ましくは15部以下である。
これらの可塑剤の添加効果を挙げると、たとえばけん化
度が90モル%で融点が200℃であり融点製膜か困難
なポリビニルアルコールでもグリセリンをポリビニルア
ルコール10011に対し20部添加すると、その融点
が180℃以下となり、溶融製膜できるようになる。
度が90モル%で融点が200℃であり融点製膜か困難
なポリビニルアルコールでもグリセリンをポリビニルア
ルコール10011に対し20部添加すると、その融点
が180℃以下となり、溶融製膜できるようになる。
本発明で使用するポリビニルアルコール系樹脂は、他の
モノマーと共重合を行なっても良く、また、連鎖移動剤
を使用してポリマー末端を修飾したらのら使用できる。
モノマーと共重合を行なっても良く、また、連鎖移動剤
を使用してポリマー末端を修飾したらのら使用できる。
ビニルエステルと共重合するエチレン性モノマーとして
はビニルエステルと共重合可能なものであれば特に制限
はなく、例えば、エチレン、プロピレン、n−ブテン、
イソブチン、1−へキサデセン等のα−オレフィン類、
スチレン、α−メチルスチレン等のスチレン類、塩化ビ
ニル、塩化ビニリデン、テトラフルオロエチレン等のハ
ロゲン含有単量体、(メタ)アクリル酸、フマル酸、イ
タコン酸、クロトン酸、マレイン酸、無水マレイン酸等
のカルボン酸含有単量体およびその塩、(メタ)アクリ
ル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アク
リル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシ
エチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メ
タ)アクリル酸ステアリル等の(メタ)アクリル酸エチ
ル類、フマル酸ジメチル、イタコン酸ジメチル、マレイ
ン酸ジメチル、マレイン酸モノメチル、クロトン酸ジメ
チル等のエステル類、メチルビニルエーテル、エチルビ
ニルエーテル、ブチルビニルエーテル、ラウリルビニル
エーテル、ステアリルビニルエーテル等のビニルエーテ
ル類、ビニルスルホン酸、アリルスルホン酸、メタアリ
ルスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパ
ンスルホン酸等のスルホン酸基含有の単量体およびその
塩、(メタ)アクリルアミド、NN〜ツメチル(メタ)
アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミ
ド、N−t−ブトキン(メタ)アクリルアミド、N−t
−オクチル(メタ)アクリルアミド、N−ビニルビaリ
ドン等のアミド基含有の単量体、ジメチルアミノエチル
(メタ)アクリルアミド等のアミノ基含有の単量体、(
メタ)アクリルアミド−プロピル−トリメチルアンモニ
ウムクロリド等の4級アンモニウム塩含有の単量体、ビ
ニルヒドロキンシラン、(メタ)アクリル酸3−トリメ
トキシシリルプロピル等のシリル基含有の単量体、アリ
ルアルコール、ジメチルアリルアルコール、イソプロペ
ニルアルコール等の水酸基含有の単量体、アリルアセテ
ート、ジメチルアリルアセテート、イソプロペニルアセ
テート等のアセチル基含有の単量体等があげられる。
はビニルエステルと共重合可能なものであれば特に制限
はなく、例えば、エチレン、プロピレン、n−ブテン、
イソブチン、1−へキサデセン等のα−オレフィン類、
スチレン、α−メチルスチレン等のスチレン類、塩化ビ
ニル、塩化ビニリデン、テトラフルオロエチレン等のハ
ロゲン含有単量体、(メタ)アクリル酸、フマル酸、イ
タコン酸、クロトン酸、マレイン酸、無水マレイン酸等
のカルボン酸含有単量体およびその塩、(メタ)アクリ
ル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アク
リル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシ
エチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メ
タ)アクリル酸ステアリル等の(メタ)アクリル酸エチ
ル類、フマル酸ジメチル、イタコン酸ジメチル、マレイ
ン酸ジメチル、マレイン酸モノメチル、クロトン酸ジメ
チル等のエステル類、メチルビニルエーテル、エチルビ
ニルエーテル、ブチルビニルエーテル、ラウリルビニル
エーテル、ステアリルビニルエーテル等のビニルエーテ
ル類、ビニルスルホン酸、アリルスルホン酸、メタアリ
ルスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパ
ンスルホン酸等のスルホン酸基含有の単量体およびその
塩、(メタ)アクリルアミド、NN〜ツメチル(メタ)
アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミ
ド、N−t−ブトキン(メタ)アクリルアミド、N−t
−オクチル(メタ)アクリルアミド、N−ビニルビaリ
ドン等のアミド基含有の単量体、ジメチルアミノエチル
(メタ)アクリルアミド等のアミノ基含有の単量体、(
メタ)アクリルアミド−プロピル−トリメチルアンモニ
ウムクロリド等の4級アンモニウム塩含有の単量体、ビ
ニルヒドロキンシラン、(メタ)アクリル酸3−トリメ
トキシシリルプロピル等のシリル基含有の単量体、アリ
ルアルコール、ジメチルアリルアルコール、イソプロペ
ニルアルコール等の水酸基含有の単量体、アリルアセテ
ート、ジメチルアリルアセテート、イソプロペニルアセ
テート等のアセチル基含有の単量体等があげられる。
また、これらの共重合成分のなかでも、イタコン酸、無
水マレイン酸等のカルボン酸含有単量体およびその塩、
アリルスルホン酸等のスルホン酸基含有の単量体および
その塩、(メタ)アクリルアミド−プロピル−トリメチ
ルアンモニウムクロリド等の4級アンモニウム塩含有の
単量体、N−ビニルピロリドン等は樹脂の水分散性を向
上させる意味でも特に好ましい。
水マレイン酸等のカルボン酸含有単量体およびその塩、
アリルスルホン酸等のスルホン酸基含有の単量体および
その塩、(メタ)アクリルアミド−プロピル−トリメチ
ルアンモニウムクロリド等の4級アンモニウム塩含有の
単量体、N−ビニルピロリドン等は樹脂の水分散性を向
上させる意味でも特に好ましい。
共重合の効果を挙げると、たとえばN−ビニルピロリド
ンを10モル%共重合したポリビニルアルコール系樹脂
は、ポリ酢酸ビニル部分のけん化度が99モル%でもそ
の融点が180℃以下となり、可塑剤を添加しなくとも
溶融製膜できるようになる。
ンを10モル%共重合したポリビニルアルコール系樹脂
は、ポリ酢酸ビニル部分のけん化度が99モル%でもそ
の融点が180℃以下となり、可塑剤を添加しなくとも
溶融製膜できるようになる。
本発明のポリビニルアルコール系樹脂を紙に溶融押出ラ
ミネートを行なう場合、紙との接着力が大きいのでポリ
エチレンを用いた時のような高温は必要なく、高くとも
200℃前後の押出温度にて溶融押出ラミネートを行な
うことか出来る。
ミネートを行なう場合、紙との接着力が大きいのでポリ
エチレンを用いた時のような高温は必要なく、高くとも
200℃前後の押出温度にて溶融押出ラミネートを行な
うことか出来る。
本発明で使用する溶融押出ラミネート機は、ラミネート
される樹脂を1軸あるいは2軸以上の複数のスクリュー
を有する押出機にTダイを取りつけ、押出機中で溶融さ
せた樹脂をTダイよりウェブとして押出し、ニップロー
ルと冷却ロールの間で紙と圧着し、ラミネート物を製造
する装置である。
される樹脂を1軸あるいは2軸以上の複数のスクリュー
を有する押出機にTダイを取りつけ、押出機中で溶融さ
せた樹脂をTダイよりウェブとして押出し、ニップロー
ルと冷却ロールの間で紙と圧着し、ラミネート物を製造
する装置である。
Tダイの幅、形状およびTダイから冷却ロー゛ルまでの
エアーギャップについては特に限定されるものではない
。
エアーギャップについては特に限定されるものではない
。
本発明で使用されるポリビニアルコール系樹脂の形状と
しては、ペレット、チップ、フレークおよび粉砕された
粒子状等が挙げられるが、溶融押出ラミネート機に仕込
む際に噛み込み不良等のトラブルが生じなければ、これ
らの形状以外のものを使用しても問題とはならない。
しては、ペレット、チップ、フレークおよび粉砕された
粒子状等が挙げられるが、溶融押出ラミネート機に仕込
む際に噛み込み不良等のトラブルが生じなければ、これ
らの形状以外のものを使用しても問題とはならない。
また、本発明に使用するポリビニルアルコール系樹脂に
は、必要に応じて酸化防止剤、紫外線吸収剤、滑剤、着
色剤、熱安定化剤等を加えることも出来る。
は、必要に応じて酸化防止剤、紫外線吸収剤、滑剤、着
色剤、熱安定化剤等を加えることも出来る。
また、他の高分子化合物も、本発明の作用効果が阻害さ
れない程度にブレンドすることができる。
れない程度にブレンドすることができる。
本発明においてラミネートされる紙としては、水分散性
の紙であれば特に制限はない。
の紙であれば特に制限はない。
水分散性の紙とは、疎水性のサイズ剤を著しく減少させ
、親水性のサイズ剤を用いて抄造した紙または無サイズ
紙で、吸水膨潤後水流の撹拌作用により崩壊分散する性
質を有する紙のことである。
、親水性のサイズ剤を用いて抄造した紙または無サイズ
紙で、吸水膨潤後水流の撹拌作用により崩壊分散する性
質を有する紙のことである。
水分散性の紙に本発明のポリビニルアルコール系樹脂を
ラミネートした場合には、得られたラミネート紙はイン
クや溶剤などの浸透防止性とかバリヤー性を有し、かつ
水分散性を有し、水流の撹拌作用により崩壊分散するも
のが得られる。この場合には女性の生理用品、紙おむつ
、水分散性の刷版用紙および水分散性の包装紙などに有
用である。
ラミネートした場合には、得られたラミネート紙はイン
クや溶剤などの浸透防止性とかバリヤー性を有し、かつ
水分散性を有し、水流の撹拌作用により崩壊分散するも
のが得られる。この場合には女性の生理用品、紙おむつ
、水分散性の刷版用紙および水分散性の包装紙などに有
用である。
次に本発明の水分散性の離型紙について説明する。
本発明の水分散性の離型紙としては、紙表面にポリビニ
ルアルコール系樹脂からなる層(I)を有し、さらに層
(1)の上に離型層(II)を有する水分散性の離型紙
である。さらに、本発明の雌型紙は紙の両方の表面に層
(1)および層(If)を有する両面離型紙も含まれる
。
ルアルコール系樹脂からなる層(I)を有し、さらに層
(1)の上に離型層(II)を有する水分散性の離型紙
である。さらに、本発明の雌型紙は紙の両方の表面に層
(1)および層(If)を有する両面離型紙も含まれる
。
本発明に用いる紙は、水分散性を向上するために、叩解
度8〜60’ SR,好適には15〜30°SRのもの
が好ましい。紙のバルブ配合については特に制限はなく
、すへてのバルブが単独または混合して使用でき、好適
にはL材30〜lO’0%、N材O〜70%である。本
発明に用いる紙はサイズ剤を実質的に使用しないで抄造
した紙、好ましくは全く使用しないで抄造した紙で、厚
さ0.03〜0.15mm、吸水膨潤後は水流の撹拌に
より容易に分散する性質を有することか必要である。
度8〜60’ SR,好適には15〜30°SRのもの
が好ましい。紙のバルブ配合については特に制限はなく
、すへてのバルブが単独または混合して使用でき、好適
にはL材30〜lO’0%、N材O〜70%である。本
発明に用いる紙はサイズ剤を実質的に使用しないで抄造
した紙、好ましくは全く使用しないで抄造した紙で、厚
さ0.03〜0.15mm、吸水膨潤後は水流の撹拌に
より容易に分散する性質を有することか必要である。
ポリビニルアルコール系樹脂としては熱溶融性であるこ
とが好ましく、溶融押出ラミネート時のネッキング性の
点で、!7 、/ 117 、、が2.8息上であるこ
とが必要であり、前記の水分散性ラミネート紙の欄で説
明したものか使用される。層(I)の厚さとしては特に
制限はないが、水分散性を考慮すると、0005〜0.
21が好ましく、o、oi〜0.05mmがより好まし
い。離型層(II)としては離型性を有するポリジメチ
ルシロキサンなどのシリコーン樹脂、ポリオレフィン樹
脂、アルキッド樹脂およびフッ素樹脂等が挙げられる。
とが好ましく、溶融押出ラミネート時のネッキング性の
点で、!7 、/ 117 、、が2.8息上であるこ
とが必要であり、前記の水分散性ラミネート紙の欄で説
明したものか使用される。層(I)の厚さとしては特に
制限はないが、水分散性を考慮すると、0005〜0.
21が好ましく、o、oi〜0.05mmがより好まし
い。離型層(II)としては離型性を有するポリジメチ
ルシロキサンなどのシリコーン樹脂、ポリオレフィン樹
脂、アルキッド樹脂およびフッ素樹脂等が挙げられる。
層(II)の厚さとしては特に制限はないが、0.1〜
5.0g/−が好ましい。
5.0g/−が好ましい。
次に、本発明の離型紙の製造法について説明する。
本発明の離型紙の製造法は熱溶融性ポリビニルアルコー
ル系樹脂をエクストルーダーなどにより押出し、紙に直
接貼合わせることにより得られる。
ル系樹脂をエクストルーダーなどにより押出し、紙に直
接貼合わせることにより得られる。
好ましくは、前記のラミネート紙の製造法の欄で説明し
た条件が用いられる。
た条件が用いられる。
本発明は、熱溶融性ポリビニルアルコールを熱溶融し、
エクストルーダーなどにより、薄膜状に押出して、水分
散性を有する紙表面に張合わせる方法であり、水を一切
必要としないので、水の紙表面への歩留まり向上のため
のサイズ剤使用による分散性の低下とか、水分の乾燥時
における紙のカールなどが一切起こらない画期的な方法
である。
エクストルーダーなどにより、薄膜状に押出して、水分
散性を有する紙表面に張合わせる方法であり、水を一切
必要としないので、水の紙表面への歩留まり向上のため
のサイズ剤使用による分散性の低下とか、水分の乾燥時
における紙のカールなどが一切起こらない画期的な方法
である。
紙表面にポリビニルアルコール系樹脂からなる層(1)
をラミネートした後に、溶剤系またはエマルジョン系の
M型剤をスプレーまたは塗布により塗工する。塗布方法
としては、ダイレフストグラビア、オフセットグラビア
、バーコード、ロールコートおよびエヤーナイフなどが
挙げられる。
をラミネートした後に、溶剤系またはエマルジョン系の
M型剤をスプレーまたは塗布により塗工する。塗布方法
としては、ダイレフストグラビア、オフセットグラビア
、バーコード、ロールコートおよびエヤーナイフなどが
挙げられる。
本発明の離型紙は、水分散性を有する生理用ナプキンな
どの感圧粘着テープ用離型紙および水分散性を有する再
生可能な感圧粘着テープなどに好適に用いられる。
どの感圧粘着テープ用離型紙および水分散性を有する再
生可能な感圧粘着テープなどに好適に用いられる。
E、実施例
次に実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本
発明はこれらの実施例によって何ら限定されるものでは
ない。
発明はこれらの実施例によって何ら限定されるものでは
ない。
本実施例中で部とは重量部を意味し、重合度とは完全け
ん化ポリビニルアルコールとしたポリビニルアルコール
系樹脂水溶液の極限粘度を測定することによって得られ
た粘度平均重合度を意味し、M 、/ Mnとはポリビ
ニルアルコール系樹脂を再酢化し、得られたポリ酢酸ビ
ニルについてゲルバーミエーンヨンクロマトグラフイー
を用いてi++定した値を意味する。
ん化ポリビニルアルコールとしたポリビニルアルコール
系樹脂水溶液の極限粘度を測定することによって得られ
た粘度平均重合度を意味し、M 、/ Mnとはポリビ
ニルアルコール系樹脂を再酢化し、得られたポリ酢酸ビ
ニルについてゲルバーミエーンヨンクロマトグラフイー
を用いてi++定した値を意味する。
実施例1
それぞれ別個に重合された重合度300. 藺、/層。
=2.7のポリ酢酸ビニル80部と重合度1700、M
、/ M 、= 2.7のポリ酢酸ビニル20部をメ
タノール溶液で混合した後、アルカリ触媒を投入してそ
の酢酸ビニル部分の60モル%をけん化した後、乾燥し
、重合度600、W、/W、=3.6のポリビニルアル
コール系樹脂を得た。
、/ M 、= 2.7のポリ酢酸ビニル20部をメ
タノール溶液で混合した後、アルカリ触媒を投入してそ
の酢酸ビニル部分の60モル%をけん化した後、乾燥し
、重合度600、W、/W、=3.6のポリビニルアル
コール系樹脂を得た。
得られたポリビニルアルコール系樹脂をダイリップ幅3
60)のTダイを取りつけたスクリュー径40mmのl
軸押出機の供給口に供給し、第1ゾーンioo℃、第2
ゾーン160℃、第3ゾーン200℃、ダイ200℃の
温度条件でスクリュー回転数110rpmで押出し、予
め準備した水分散性を有する紙に速度40m/sin、
樹脂厚20μで溶融押出ラミネートした。
60)のTダイを取りつけたスクリュー径40mmのl
軸押出機の供給口に供給し、第1ゾーンioo℃、第2
ゾーン160℃、第3ゾーン200℃、ダイ200℃の
温度条件でスクリュー回転数110rpmで押出し、予
め準備した水分散性を有する紙に速度40m/sin、
樹脂厚20μで溶融押出ラミネートした。
溶融押出ラミネート時の運転状況は良好であり、得られ
たラミネート紙の幅は340■であり、著しいネッキン
グ現象は発生しなかった。また得られたラミネート紙の
紙とポリビニルアルコール系樹脂層との接着力およびラ
ミネート紙の水分散性ら良好であった。
たラミネート紙の幅は340■であり、著しいネッキン
グ現象は発生しなかった。また得られたラミネート紙の
紙とポリビニルアルコール系樹脂層との接着力およびラ
ミネート紙の水分散性ら良好であった。
比較例1
M 、/ M 、、= 2.7のポリ酢酸ビニルをけん
化、乾燥し、重合度600、W 、/ ’Q 、= 2
.7、けん化度61モル%のポリビニルアルコール系樹
脂を得た。得られたポリビニルアルコール系樹脂を実施
例1と同様の方法で予め準備した水分散性を有する紙;
ご速度40m/min、樹脂厚20μで溶融押出ラミネ
ートした。
化、乾燥し、重合度600、W 、/ ’Q 、= 2
.7、けん化度61モル%のポリビニルアルコール系樹
脂を得た。得られたポリビニルアルコール系樹脂を実施
例1と同様の方法で予め準備した水分散性を有する紙;
ご速度40m/min、樹脂厚20μで溶融押出ラミネ
ートした。
溶融押出ラミネート時、著しいネッキング現象が発生し
、得られたラミネート紙の幅が280m+++となった
ため、厚みの均等な良好なラミネート紙を得るためには
ウェブの両端のいわゆるミミ部分を大きくカットオフし
た上で紙にラミネートする必要があり、そのための製品
ロスが大きくなった。
、得られたラミネート紙の幅が280m+++となった
ため、厚みの均等な良好なラミネート紙を得るためには
ウェブの両端のいわゆるミミ部分を大きくカットオフし
た上で紙にラミネートする必要があり、そのための製品
ロスが大きくなった。
実施例2
それぞれ別個に重合された、重合度300、Mw/R+
、=2.7のポリ酢酸ビニル87部と重合度1700゜
il 、/ M 、= 2.7のポリ酢酸ビニル13部
をメタノール溶液で混合した後、アルカリ触媒を投入し
てその酢酸ビニル部分の60モル%をけん化した後、乾
燥し、重合度500、IW 、/ H、、= 34、け
ん化度60モル%のポリビニルアルコール系樹脂を得た
。
、=2.7のポリ酢酸ビニル87部と重合度1700゜
il 、/ M 、= 2.7のポリ酢酸ビニル13部
をメタノール溶液で混合した後、アルカリ触媒を投入し
てその酢酸ビニル部分の60モル%をけん化した後、乾
燥し、重合度500、IW 、/ H、、= 34、け
ん化度60モル%のポリビニルアルコール系樹脂を得た
。
得られたポリビニルアルコール系樹脂を実施例1と同様
の方法で予め準備した水分散性を有する紙に速度40m
/min、樹脂厚20μで溶融押出ラミネート紙た。
の方法で予め準備した水分散性を有する紙に速度40m
/min、樹脂厚20μで溶融押出ラミネート紙た。
溶融押出ラミネート時の運転状況は良好であり、得られ
たラミネート紙の幅は330℃1mあり、著しいネッキ
ング現象は発生しなかった。また得られたラミネート紙
の紙とポリビニルアルコール系樹脂層との接着力および
ラミネート紙の水分散性も良好であった。
たラミネート紙の幅は330℃1mあり、著しいネッキ
ング現象は発生しなかった。また得られたラミネート紙
の紙とポリビニルアルコール系樹脂層との接着力および
ラミネート紙の水分散性も良好であった。
実施例3
それぞれ別個に重合された0、4モル%アリルスルホン
酸ソーダを共重合した重合度300、M、/藺。=2.
7のポリ酢酸ビニル87部と0.4モル%のアリルスル
ホン酸ソーダを共重合した重合度1700、M 、/
M 11= 2.7のポリ酢酸ビニル13部をメタノー
ル溶液で混合した後、けん化、乾燥し、重合度500、
n、/M+1=3.3、けん化度62モル%のポリビニ
ルアルコール系樹脂を得た。得られたポリビニルアルコ
ール系樹脂を実施例1と同様の方法で予め準備した水分
散性を有する紙に速度40m/min、樹脂厚20μで
溶融押出ラミネートした。
酸ソーダを共重合した重合度300、M、/藺。=2.
7のポリ酢酸ビニル87部と0.4モル%のアリルスル
ホン酸ソーダを共重合した重合度1700、M 、/
M 11= 2.7のポリ酢酸ビニル13部をメタノー
ル溶液で混合した後、けん化、乾燥し、重合度500、
n、/M+1=3.3、けん化度62モル%のポリビニ
ルアルコール系樹脂を得た。得られたポリビニルアルコ
ール系樹脂を実施例1と同様の方法で予め準備した水分
散性を有する紙に速度40m/min、樹脂厚20μで
溶融押出ラミネートした。
溶融押出ラミネート時の運転状況は良好であり、得られ
たラミネート紙の幅は330■あり、著しいネッキング
現象は発生しなかった。また得られたラミネート紙の紙
とポリビニルアルコール系樹脂層との接着力およびラミ
ネート紙の水分散性も良好であった。
たラミネート紙の幅は330■あり、著しいネッキング
現象は発生しなかった。また得られたラミネート紙の紙
とポリビニルアルコール系樹脂層との接着力およびラミ
ネート紙の水分散性も良好であった。
実施例4
N−ビニルピロリドンを4モル%共重合したポリ酢酸ビ
ニルにアルカリ触媒を投入してその酢酸ビニル部分の8
2モル%をけん化した後、乾燥して、得られた重合度5
00、M、/ ’Fa ll= 2.7のポリビニルア
ルコール系樹脂80部と、それと別個に重合されたN−
ビニルピロリドンを4モル%共重合したポリ酢酸ビニル
にアルカリ触媒を投入してその酢酸ビニル部分の86モ
ル%をけん化した後、乾燥して、得られた重合度170
0、n、/n、=2.7のポリビニルアルコール系樹脂
20部を混合して重合度940、u、/M、−3,t、
けん化度83モル%のポリビニルアルコール系樹脂を得
た。
ニルにアルカリ触媒を投入してその酢酸ビニル部分の8
2モル%をけん化した後、乾燥して、得られた重合度5
00、M、/ ’Fa ll= 2.7のポリビニルア
ルコール系樹脂80部と、それと別個に重合されたN−
ビニルピロリドンを4モル%共重合したポリ酢酸ビニル
にアルカリ触媒を投入してその酢酸ビニル部分の86モ
ル%をけん化した後、乾燥して、得られた重合度170
0、n、/n、=2.7のポリビニルアルコール系樹脂
20部を混合して重合度940、u、/M、−3,t、
けん化度83モル%のポリビニルアルコール系樹脂を得
た。
このポリビニルアルコール系樹脂100部に対し、グリ
セリン7部を可塑剤として加えた組成物をグイリップ幅
550■のTダイを取りつけたスクリュー径40mmの
l軸押出機の供給口に供給し、第1ゾーン・130℃、
第2ゾーン180℃、第3ゾーン180℃、ダイ180
℃の温度条件でスクリュー回転数80rpmで押出し、
エアーギャップ6cm+を経由して予め準備した実施例
1と同様の水分散性を有する紙に速度30m/min、
樹脂厚20μで溶融押出ラミネートした。
セリン7部を可塑剤として加えた組成物をグイリップ幅
550■のTダイを取りつけたスクリュー径40mmの
l軸押出機の供給口に供給し、第1ゾーン・130℃、
第2ゾーン180℃、第3ゾーン180℃、ダイ180
℃の温度条件でスクリュー回転数80rpmで押出し、
エアーギャップ6cm+を経由して予め準備した実施例
1と同様の水分散性を有する紙に速度30m/min、
樹脂厚20μで溶融押出ラミネートした。
溶融押出ラミ・ネート時の運転状況は良好であり、得ら
れたラミネート紙の幅は500mmあり、著しいネッキ
ング現象は発生しなかった。また得られたラミネート紙
の紙とポリビニルアルコール系樹脂層との接着力および
ラミネート紙の水分散性も良好てあった。
れたラミネート紙の幅は500mmあり、著しいネッキ
ング現象は発生しなかった。また得られたラミネート紙
の紙とポリビニルアルコール系樹脂層との接着力および
ラミネート紙の水分散性も良好てあった。
比較例2
苦、/ !7.1=□、7のポリ酢酸ビニルをけん化、
乾燥し、重合度600、M、ρL−27、けん化度62
モル%のポリビニルアルコール系樹脂を得た。得られた
ポリビニルアルコール系樹脂を実施例4と同様の方法で
予め準備した水分散性を有する紙に速度30m/min
、樹脂厚20μで溶融押出ラミネートした。
乾燥し、重合度600、M、ρL−27、けん化度62
モル%のポリビニルアルコール系樹脂を得た。得られた
ポリビニルアルコール系樹脂を実施例4と同様の方法で
予め準備した水分散性を有する紙に速度30m/min
、樹脂厚20μで溶融押出ラミネートした。
溶融押出ラミネート時、得られたラミネート紙の幅が4
50mmとなり、著しいネッキング現象が発生したため
、良好なラミネート紙を得るためにはウェブの両端のい
わゆるミミ部分を大きくカットオフした上で紙にラミネ
ートする必要かあり、そのための製品ロスが大きくなっ
た。
50mmとなり、著しいネッキング現象が発生したため
、良好なラミネート紙を得るためにはウェブの両端のい
わゆるミミ部分を大きくカットオフした上で紙にラミネ
ートする必要かあり、そのための製品ロスが大きくなっ
た。
実施例5
それぞれ別個に重合した重合度200.1 、/ 1゜
=2.6のポリ酢酸ビニル86部と重合度4000、O
,/M 、= 2.6のポリ酢酸ビニル14wIをメタ
ノール溶液で混合した後、アルカリ触媒を投入してその
酢酸ヒニル部分の60モル%をけん化した後、乾燥し、
重合度500、Pw/M、=8、けん化度55モル%の
ポリビニルアルコール系樹脂を得た。得られたポリビニ
ルアルコール系樹脂をグイリップ幅380mmのTダイ
を取りつけたスクリュー径4011IIllのl軸押し
出し機の供給口に供給し、第1ゾーン100℃、第2ゾ
ーン160℃、第3ゾーン200”C、ダイ200℃の
温度条件でスクリュー回転数8Orpmで押し出し、エ
アーギャップ6cIllを経由して予め準備した実施例
1と同様の水分散性を有する紙に速度40m/min。
=2.6のポリ酢酸ビニル86部と重合度4000、O
,/M 、= 2.6のポリ酢酸ビニル14wIをメタ
ノール溶液で混合した後、アルカリ触媒を投入してその
酢酸ヒニル部分の60モル%をけん化した後、乾燥し、
重合度500、Pw/M、=8、けん化度55モル%の
ポリビニルアルコール系樹脂を得た。得られたポリビニ
ルアルコール系樹脂をグイリップ幅380mmのTダイ
を取りつけたスクリュー径4011IIllのl軸押し
出し機の供給口に供給し、第1ゾーン100℃、第2ゾ
ーン160℃、第3ゾーン200”C、ダイ200℃の
温度条件でスクリュー回転数8Orpmで押し出し、エ
アーギャップ6cIllを経由して予め準備した実施例
1と同様の水分散性を有する紙に速度40m/min。
樹脂厚20μで溶融押出ラミネートした。
溶融押出ラミネートした運転時の運転状況は良好であり
、得られたラミネート紙の幅は345mmあり、著しい
ネッキング現象は発生しなかった。また得られたラミネ
ート紙の紙とポリビニルアルコール系樹脂層との接着力
およびラミネート紙の水分散性も良好であった。
、得られたラミネート紙の幅は345mmあり、著しい
ネッキング現象は発生しなかった。また得られたラミネ
ート紙の紙とポリビニルアルコール系樹脂層との接着力
およびラミネート紙の水分散性も良好であった。
比較例3
一般に剥離紙用に用いられているエチレン−酢酸ビニル
共重合体(三菱油化(株)製の三菱ポリエチEVA
V401S)を実施例1と同様の方法で予め準備した水
分散性を有する紙に速度40m/min、樹脂厚20μ
で溶融押出ラミネートした。溶融押出ラミネート時の運
転状況は良好であり、著しいネッキング現象は発生しな
かった。また得られたラミネート紙の紙とポリビニルア
ルコール系樹脂層との接着力も良好であった。しかし、
ラミネート紙は水分散性の性質を有さなかった。
共重合体(三菱油化(株)製の三菱ポリエチEVA
V401S)を実施例1と同様の方法で予め準備した水
分散性を有する紙に速度40m/min、樹脂厚20μ
で溶融押出ラミネートした。溶融押出ラミネート時の運
転状況は良好であり、著しいネッキング現象は発生しな
かった。また得られたラミネート紙の紙とポリビニルア
ルコール系樹脂層との接着力も良好であった。しかし、
ラミネート紙は水分散性の性質を有さなかった。
実施例1〜5、比較例1〜3における溶融押・出ラミネ
ート時のネッキング性および得られたラミネート紙の水
分散性についてまとめた結果を表1に示す。
ート時のネッキング性および得られたラミネート紙の水
分散性についてまとめた結果を表1に示す。
以下余白
表 1
1)ネッキング性
○:製模されたフィルムの幅がグイリップ幅の90%よ
り広い。
り広い。
△:製膜されたフィルムの幅がダイリップ幅の90%未
満80%以上である。
満80%以上である。
×:製膜されたフィルムの幅がダイリップ幅の80%よ
り狭い。
り狭い。
2)水分散性
室温の水1aにラミネート紙10cmを投入し、室温下
で撹拌し、ラミネート物の分散状態をチエツクし、以下
の基準で判断した。
で撹拌し、ラミネート物の分散状態をチエツクし、以下
の基準で判断した。
○:水に投入後2分未満に分散する。
△ 水に投入後2分〜IO分て分散する。
×:水に投入後10分以上たっても分散しない。
実施例6
原紙として、バルブ配合かLBKP90%、NBKPI
O%で叩解度2Q’SRのものを用いて、サイズ剤無添
加にて抄造し、米坪fi40g/m2の原紙を得た。次
に、重合度600、M、/M、=3.6、けん化度68
モル%のポリビニルアルコール系樹脂を実施例1と同様
の条件で、Tダイより熱溶融押出し、原紙上にラミネー
トした。得られた樹脂厚は20μであった。
O%で叩解度2Q’SRのものを用いて、サイズ剤無添
加にて抄造し、米坪fi40g/m2の原紙を得た。次
に、重合度600、M、/M、=3.6、けん化度68
モル%のポリビニルアルコール系樹脂を実施例1と同様
の条件で、Tダイより熱溶融押出し、原紙上にラミネー
トした。得られた樹脂厚は20μであった。
次に、樹脂ラミネート紙のポリビニルアルコール系樹脂
表面に、信越化学工業(株)製のシリコーン樹脂K S
−772のトルエン溶液をエアーナイフコーターにて
塗布し、熱硬化させ、離型紙を得た。
表面に、信越化学工業(株)製のシリコーン樹脂K S
−772のトルエン溶液をエアーナイフコーターにて
塗布し、熱硬化させ、離型紙を得た。
シリコーン樹脂の塗布量は、1.0g/−であった。
上記の方法により得られた剥離紙のシリコーン面にアク
リル系粘着剤(東洋インキ製BPS5127、塗布量2
5g/m’)を塗布し、上質紙を貼合せ、1日後に、測
定幅25■、剥離速度300mm/minの条件下で1
80°剥離を行ったところ、剥離強度は141g/25
mmであった。
リル系粘着剤(東洋インキ製BPS5127、塗布量2
5g/m’)を塗布し、上質紙を貼合せ、1日後に、測
定幅25■、剥離速度300mm/minの条件下で1
80°剥離を行ったところ、剥離強度は141g/25
mmであった。
次に、実施例1と同様の方法により剥離紙の水への分散
状態を測定した。その結果を表2に示す。
状態を測定した。その結果を表2に示す。
比較例4
原紙として、バルブ配合がLBKP90%、NBKPI
O%で叩解度20@SRのものを用いて、サイズ剤添加
した原紙にポリビニルアルコール樹脂(重合度550、
けん化度98.5モル%、??、/M、=2.7)を1
0g/m”塗布した以外は実施例6と同様の方法により
、剥離紙を得た。得られた剥離紙について実施例6と同
様の方法により剥離強度を測定したところ、140g/
25mmであった。次に実施例6と同様の方法により、
剥離紙の水への分散状態を測定した。その結果を表2に
示す。
O%で叩解度20@SRのものを用いて、サイズ剤添加
した原紙にポリビニルアルコール樹脂(重合度550、
けん化度98.5モル%、??、/M、=2.7)を1
0g/m”塗布した以外は実施例6と同様の方法により
、剥離紙を得た。得られた剥離紙について実施例6と同
様の方法により剥離強度を測定したところ、140g/
25mmであった。次に実施例6と同様の方法により、
剥離紙の水への分散状態を測定した。その結果を表2に
示す。
表
10発明の効果
本発明によれば、ポリビニルアルコール系樹脂を溶融押
出ラミネートする際のネッキング現象を小さく抑えるこ
とが可能で、その結果カットオフされるミミ部分を少な
くしたり、もしくはカットオフすることなく、紙表面に
集中的にポリビニルアルコール系樹脂からなる層を有す
るインクの浸透防止性およびバリヤー性等の優れたポリ
ビニルアルコール系樹脂ラミネート紙が得られる。
出ラミネートする際のネッキング現象を小さく抑えるこ
とが可能で、その結果カットオフされるミミ部分を少な
くしたり、もしくはカットオフすることなく、紙表面に
集中的にポリビニルアルコール系樹脂からなる層を有す
るインクの浸透防止性およびバリヤー性等の優れたポリ
ビニルアルコール系樹脂ラミネート紙が得られる。
本発明の水分散性のラミネート紙は、従来のラミネート
紙と比較して、インクの浸透防止性、バリヤー性、延展
性、紙とポリビニルアルコール系樹脂層との接着性等が
著しく優れており、水分散性のラミネート紙として工業
的価値か極めて高いものである。
紙と比較して、インクの浸透防止性、バリヤー性、延展
性、紙とポリビニルアルコール系樹脂層との接着性等が
著しく優れており、水分散性のラミネート紙として工業
的価値か極めて高いものである。
本発明のラミネート紙の具体的な用途としては、水分散
性の印刷物用紙、水分散性の紙構造物、水分散性の包装
紙および水分散性の熱転写紙等が挙げられる。
性の印刷物用紙、水分散性の紙構造物、水分散性の包装
紙および水分散性の熱転写紙等が挙げられる。
また本発明の離型紙は水分散性が良好であり、水洗トイ
レに廃棄可能な生理用ナプキンなどの感圧接着用離型紙
および古紙用原料として再生可能な感圧接着用離型紙と
して有効である。
レに廃棄可能な生理用ナプキンなどの感圧接着用離型紙
および古紙用原料として再生可能な感圧接着用離型紙と
して有効である。
第1図は紙の片方の表面にポリビニルアルコール系樹脂
層(I)および離型層(、II)を有する離型紙の断面
を示す。 第2図は紙の両方の表面にポリビニルアルコール系樹脂
層(1)および離型層(II)を有する雌型紙の断面を
示す。 l:水分散性の紙 2:ポリビニルアルコール系樹脂層(1)3:lll!
型層(II) 第 1 図
層(I)および離型層(、II)を有する離型紙の断面
を示す。 第2図は紙の両方の表面にポリビニルアルコール系樹脂
層(1)および離型層(II)を有する雌型紙の断面を
示す。 l:水分散性の紙 2:ポリビニルアルコール系樹脂層(1)3:lll!
型層(II) 第 1 図
Claims (6)
- (1)重量平均分子量(@M@_w)と数平均分子量(
@M@_n)の比(@M@_w/@M@_n)が2.8
以上のポリビニルアルコール系樹脂からなる層( I )
を有する水分散性のラミネート紙。 - (2)紙表面に請求項1記載のポリビニルアルコール系
樹脂からなる層( I )を有し、さらに層( I )の上に
離型層(II)を有する水分散性の離型紙。 - (3)紙の両方の表面に層( I )および層(II)を有
する請求項2記載の離型紙。 - (4)請求項2または3記載の離型紙からなる感圧粘着
テープ用離型紙。 - (5)請求項1記載のポリビニルアルコール系樹脂を紙
に溶融押出ラミネートすることを特徴とする請求項1記
載のラミネート紙の製造法。 - (6)請求項1記載のポリビニルアルコール系樹脂を紙
に溶融押出ラミネートすることを特徴とする請求項2〜
4のいずれか1つの項に記載の離型紙の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15651390A JP2882665B2 (ja) | 1990-03-01 | 1990-06-13 | ラミネート紙および離型紙の製造法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5153590 | 1990-03-01 | ||
| JP2-51535 | 1990-03-01 | ||
| JP15651390A JP2882665B2 (ja) | 1990-03-01 | 1990-06-13 | ラミネート紙および離型紙の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03287899A true JPH03287899A (ja) | 1991-12-18 |
| JP2882665B2 JP2882665B2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=26392077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15651390A Expired - Fee Related JP2882665B2 (ja) | 1990-03-01 | 1990-06-13 | ラミネート紙および離型紙の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2882665B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002220798A (ja) * | 2001-01-25 | 2002-08-09 | Fujimori Kogyo Co Ltd | 離型紙 |
| JP2007076252A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Ricoh Co Ltd | 積層体及び感熱性粘着材料 |
| CN116323197A (zh) * | 2020-08-26 | 2023-06-23 | 阿夸派克Ip有限公司 | 经聚乙烯醇涂布的纤维素质产品 |
-
1990
- 1990-06-13 JP JP15651390A patent/JP2882665B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002220798A (ja) * | 2001-01-25 | 2002-08-09 | Fujimori Kogyo Co Ltd | 離型紙 |
| JP2007076252A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Ricoh Co Ltd | 積層体及び感熱性粘着材料 |
| CN116323197A (zh) * | 2020-08-26 | 2023-06-23 | 阿夸派克Ip有限公司 | 经聚乙烯醇涂布的纤维素质产品 |
| JP2023539619A (ja) * | 2020-08-26 | 2023-09-15 | アクアパック アイピー リミテッド | ポリビニルアルコールでコーティングされたセルロース製品 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2882665B2 (ja) | 1999-04-12 |
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