JPH0329428B2 - - Google Patents
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- JPH0329428B2 JPH0329428B2 JP57093051A JP9305182A JPH0329428B2 JP H0329428 B2 JPH0329428 B2 JP H0329428B2 JP 57093051 A JP57093051 A JP 57093051A JP 9305182 A JP9305182 A JP 9305182A JP H0329428 B2 JPH0329428 B2 JP H0329428B2
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- JP
- Japan
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- fiber
- sheet
- filled
- short fibers
- fibers
- Prior art date
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- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は繊維詰物に関するものである。さらに
詳しくは、敷蒲団やクツシヨンとして好適な繊維
詰物に関するものである。
詳しくは、敷蒲団やクツシヨンとして好適な繊維
詰物に関するものである。
従来、短繊維を充填物とする敷蒲団やクツシヨ
ンは、原綿をカード機にかけて繊維シートとし、
この繊維シートを積層して袋状側地に詰め込む方
法によつて製造されている。しかし、このように
してできた敷蒲団やクツシヨンは短繊維の充填密
度をあげることができないため全体として軟らか
で且つへたりやすく、平面性を長期間保てないと
いう欠点がある。一方、人間工学的な検討による
と、特に敷蒲団として寝疲れのないようにするに
は、或いはクツシヨンとして坐り疲れのないよう
にするには、硬めのものの方がよいとされてお
り、このような観点からすると、上述のような従
来の製法から得た繊維詰物ではこのような疲れを
生じないような蒲団やクツシヨンとしての要望を
完全に解決するには問題がある。
ンは、原綿をカード機にかけて繊維シートとし、
この繊維シートを積層して袋状側地に詰め込む方
法によつて製造されている。しかし、このように
してできた敷蒲団やクツシヨンは短繊維の充填密
度をあげることができないため全体として軟らか
で且つへたりやすく、平面性を長期間保てないと
いう欠点がある。一方、人間工学的な検討による
と、特に敷蒲団として寝疲れのないようにするに
は、或いはクツシヨンとして坐り疲れのないよう
にするには、硬めのものの方がよいとされてお
り、このような観点からすると、上述のような従
来の製法から得た繊維詰物ではこのような疲れを
生じないような蒲団やクツシヨンとしての要望を
完全に解決するには問題がある。
このような問題の解決法として、充填繊維とし
て所謂熱により接着する融着繊維を使用するよう
なことも提案されたが、この融着繊維は溶融して
互いが接着した後は、粗硬感が強くなり蒲団やク
ツシヨンとしては問題がある。
て所謂熱により接着する融着繊維を使用するよう
なことも提案されたが、この融着繊維は溶融して
互いが接着した後は、粗硬感が強くなり蒲団やク
ツシヨンとしては問題がある。
本発明の目的は、上述のような従来の問題を解
消し、短繊維を用いた詰物において適度な硬さを
有し、寝疲れや坐り疲れが生じにくく、かつ粗硬
のないようにした繊維詰物を提供せんとすること
にある。
消し、短繊維を用いた詰物において適度な硬さを
有し、寝疲れや坐り疲れが生じにくく、かつ粗硬
のないようにした繊維詰物を提供せんとすること
にある。
上記目的を達成する本発明の繊維詰物は、開繊
された短繊維が袋状側地内に全体形状をシート状
にするように充填された繊維詰物体において、前
記短繊維充填体のシートの厚さ方向に対する分離
強度がシートの平面方向に対する分離強度よりも
大きくなる状態で、且つ各短繊維が実質的に独立
を保ちランダム状に充填されており、シートの厚
さ方向への押圧力35g/cm2に対する圧縮率が10〜
30%であることを特徴とするものである。
された短繊維が袋状側地内に全体形状をシート状
にするように充填された繊維詰物体において、前
記短繊維充填体のシートの厚さ方向に対する分離
強度がシートの平面方向に対する分離強度よりも
大きくなる状態で、且つ各短繊維が実質的に独立
を保ちランダム状に充填されており、シートの厚
さ方向への押圧力35g/cm2に対する圧縮率が10〜
30%であることを特徴とするものである。
本発明の繊維詰物体は、袋状側地内に充填され
た短繊維が、その塊状のシート状態において、シ
ートの平面方向に引張力を与えたときに分離する
に至る強度(分離強度)とシートの厚さ方向に引
張力を与えたときに分離するに至る強度(分離強
度)とは異なつており、後者の分離強度の方が前
者の分離強度よりも大きくなるようになつてい
る。即ち、引張力を与えたとき、シートの平面に
沿う方向へは比較的分離させやすいが、シートの
厚さ方向へは分離しにくい構成を有している。し
かも、このような充填塊状物としての特性と共
に、各短繊維は相互に独立分離しており、且つラ
ンダムになつていることである。
た短繊維が、その塊状のシート状態において、シ
ートの平面方向に引張力を与えたときに分離する
に至る強度(分離強度)とシートの厚さ方向に引
張力を与えたときに分離するに至る強度(分離強
度)とは異なつており、後者の分離強度の方が前
者の分離強度よりも大きくなるようになつてい
る。即ち、引張力を与えたとき、シートの平面に
沿う方向へは比較的分離させやすいが、シートの
厚さ方向へは分離しにくい構成を有している。し
かも、このような充填塊状物としての特性と共
に、各短繊維は相互に独立分離しており、且つラ
ンダムになつていることである。
さらに、このような短繊維の充填構成に加え、
シートの厚さ方向に加えた押圧力35g/cm2に対す
る繊維詰物体の圧縮率が10〜30%であるようにな
つている。ここで、押圧力35g/cm2は、平均的な
体重の人が寝た状態における尻部の圧力に相当す
るものであり、また圧縮率は次のようにして計算
されるものである。
シートの厚さ方向に加えた押圧力35g/cm2に対す
る繊維詰物体の圧縮率が10〜30%であるようにな
つている。ここで、押圧力35g/cm2は、平均的な
体重の人が寝た状態における尻部の圧力に相当す
るものであり、また圧縮率は次のようにして計算
されるものである。
圧縮率(%)=〔(押圧前のシート厚さ−押圧後の
シート厚さ)/押圧前のシート厚さ〕×100 繊維詰物がこのような比較的小さい範囲の圧縮
率であることは、人が寝たときに最も寝疲れの生
じない状態(即ち、人間工学的には尻部の蒲団表
面からの沈み量が20〜30mm程度になる状態である
とされている。)にすることを可能にする。即ち、
上記の圧縮率が30%を越えるほどに大きくなる
と、繊維詰物体が柔らかいために、従来のカード
方式によつて得た繊維シートを積層して作つた繊
維詰物体とあまり変らなくなり、寝疲れ、或いは
坐疲れを改善するには十分ではなくなる。また圧
縮率が10%より小さいと、蒲団やクツシヨン用途
としては硬くなりすぎることになる。
シート厚さ)/押圧前のシート厚さ〕×100 繊維詰物がこのような比較的小さい範囲の圧縮
率であることは、人が寝たときに最も寝疲れの生
じない状態(即ち、人間工学的には尻部の蒲団表
面からの沈み量が20〜30mm程度になる状態である
とされている。)にすることを可能にする。即ち、
上記の圧縮率が30%を越えるほどに大きくなる
と、繊維詰物体が柔らかいために、従来のカード
方式によつて得た繊維シートを積層して作つた繊
維詰物体とあまり変らなくなり、寝疲れ、或いは
坐疲れを改善するには十分ではなくなる。また圧
縮率が10%より小さいと、蒲団やクツシヨン用途
としては硬くなりすぎることになる。
上述のような範囲の圧縮率は、短繊維を袋状側
地内に上述したような特定の充填構成にしたとき
に初めて得ることができるものであり、従来の繊
維詰物体のようなカード機にかけて得た繊維シー
トの積層詰物体では得ることはできない。
地内に上述したような特定の充填構成にしたとき
に初めて得ることができるものであり、従来の繊
維詰物体のようなカード機にかけて得た繊維シー
トの積層詰物体では得ることはできない。
本発明において、各短繊維が実質的に独立であ
るようにすることは、繊維詰物体が適度の硬さを
有しながらも、粗硬感を出さないようにするため
に重要である。即ち、上述したような範囲の圧縮
率は、溶着繊維を充填繊維として使い、繊維相互
を融着するようにしても得ることはできるが、こ
のような融着繊維を充填繊維とするものの場合
は、蒲団やクツシヨンとしたときに著しい粗硬感
を与えるという不具合があるからである。そのた
め、本発明において各短繊維が実質的に独立であ
るという意味は、このような粗硬感を出さない程
度に独立であるということである。したがつて、
充填短繊維中に僅かの融着繊維が混繊されて、そ
の短繊維相互の一部が接着するようなことがあつ
ても差し支えないが、粗硬感を生ずるほどに多量
に混入してはならないということである。
るようにすることは、繊維詰物体が適度の硬さを
有しながらも、粗硬感を出さないようにするため
に重要である。即ち、上述したような範囲の圧縮
率は、溶着繊維を充填繊維として使い、繊維相互
を融着するようにしても得ることはできるが、こ
のような融着繊維を充填繊維とするものの場合
は、蒲団やクツシヨンとしたときに著しい粗硬感
を与えるという不具合があるからである。そのた
め、本発明において各短繊維が実質的に独立であ
るという意味は、このような粗硬感を出さない程
度に独立であるということである。したがつて、
充填短繊維中に僅かの融着繊維が混繊されて、そ
の短繊維相互の一部が接着するようなことがあつ
ても差し支えないが、粗硬感を生ずるほどに多量
に混入してはならないということである。
本発明において使用する短繊維は、ポリエステ
ル、ポリアクリル、ポリアミド、ポリプロピレ
ン、レーヨンなどの化合成繊維、木綿、羊毛、
麻、絹などの天然繊維などいずれも使用できる
が、特に上述した圧縮特性を効果的にするにはポ
リエステル繊維を使うことが最適である。さら
に、このポリエステル繊維を主成分として木綿な
どの天然繊維を混繊するようにすると吸湿性を向
上させることができるので好ましい組合せであ
る。また、合成繊維については、中空繊維とが、
巻縮繊維などの特殊形態のものにして用いるよう
にすると、上述の圧縮特性を一層向上する上で有
効である。
ル、ポリアクリル、ポリアミド、ポリプロピレ
ン、レーヨンなどの化合成繊維、木綿、羊毛、
麻、絹などの天然繊維などいずれも使用できる
が、特に上述した圧縮特性を効果的にするにはポ
リエステル繊維を使うことが最適である。さら
に、このポリエステル繊維を主成分として木綿な
どの天然繊維を混繊するようにすると吸湿性を向
上させることができるので好ましい組合せであ
る。また、合成繊維については、中空繊維とが、
巻縮繊維などの特殊形態のものにして用いるよう
にすると、上述の圧縮特性を一層向上する上で有
効である。
第1図及び第2図は、本発明を敷蒲団として適
用した場合の実施例を示すものである。
用した場合の実施例を示すものである。
この図において、1は袋状側地であり、この袋
状側地1の中にポリエステル繊維からなる短繊維
2が充填されている。短繊維2は袋状側地1内に
おけるシート状の塊状充填物の状態で蒲団の厚さ
方向に対する分離強度が蒲団の平面方向への分離
強度よりも大きくなるようになつており、且つシ
ート厚さ方向の押圧力35g/cm2に対する圧縮率が
10〜30%となつている。また、蒲団の表裏を貫通
するように糸をステツチした止め部3が設けら
れ、短繊維2の断層ずれを防止するようにしてい
る。
状側地1の中にポリエステル繊維からなる短繊維
2が充填されている。短繊維2は袋状側地1内に
おけるシート状の塊状充填物の状態で蒲団の厚さ
方向に対する分離強度が蒲団の平面方向への分離
強度よりも大きくなるようになつており、且つシ
ート厚さ方向の押圧力35g/cm2に対する圧縮率が
10〜30%となつている。また、蒲団の表裏を貫通
するように糸をステツチした止め部3が設けら
れ、短繊維2の断層ずれを防止するようにしてい
る。
本発明は敷蒲団、クツシヨンとして使用される
とき最も有効であり、その意味でシート状にした
ときの平面広さを、3000cm2以上であるようするこ
とが好ましい。
とき最も有効であり、その意味でシート状にした
ときの平面広さを、3000cm2以上であるようするこ
とが好ましい。
また、上述のような構成に加え、短繊維の充填
密度を0.01〜0.05g/cm3、さらに好ましくは0.02
〜0.04g/cm3とすると、その圧縮特性を一層改善
することができ、底つき感のない優れた繊維詰物
体にすることができる。
密度を0.01〜0.05g/cm3、さらに好ましくは0.02
〜0.04g/cm3とすると、その圧縮特性を一層改善
することができ、底つき感のない優れた繊維詰物
体にすることができる。
また、上記実施例に示した止め部は、平面広さ
1000cm2当り平均で少なくとも1個設けるようにす
るとよい。このような止め部を1000cm2当り平均で
少なくとも1個設けるようにすることにより、繊
維詰物体内の短繊維の断層くずれを効果的に防止
できるばかりでなく、繊維詰物体全体の充填密度
を上げることができ、それにより圧縮特性を一層
向上することが可能となる。この止め部における
繊維詰物体の厚さは他の部分の厚さと同一であつ
てもよいが、好ましくは止め部でないところの2/
3以下の厚さにするのが好ましい。
1000cm2当り平均で少なくとも1個設けるようにす
るとよい。このような止め部を1000cm2当り平均で
少なくとも1個設けるようにすることにより、繊
維詰物体内の短繊維の断層くずれを効果的に防止
できるばかりでなく、繊維詰物体全体の充填密度
を上げることができ、それにより圧縮特性を一層
向上することが可能となる。この止め部における
繊維詰物体の厚さは他の部分の厚さと同一であつ
てもよいが、好ましくは止め部でないところの2/
3以下の厚さにするのが好ましい。
この止め部は、上述のようなステツチによる縫
製手段のほか、クリツプ止め手段、ホツク止め手
段、ボタン止め手段なども適用可能である。ま
た、縫製手段の場合には、キルテイングを施すこ
とにより止め部としてもよい。このキルテイング
を止め部とする場合、1000cm2当りの止め部の数の
測定は1針縫いを1個所として数えるようにす
る。
製手段のほか、クリツプ止め手段、ホツク止め手
段、ボタン止め手段なども適用可能である。ま
た、縫製手段の場合には、キルテイングを施すこ
とにより止め部としてもよい。このキルテイング
を止め部とする場合、1000cm2当りの止め部の数の
測定は1針縫いを1個所として数えるようにす
る。
また、本発明の繊維詰物体には少なくとも一個
所の折曲げ部を有するようにすることが望まし
い。即ち、本発明の繊維詰物体は短繊維が充填密
度高く詰め込まれることになるため、そのままで
は折曲げにくいことがあるため、このような折曲
げ部を設けると便利である。このような折曲げ部
は、折曲げ相当部分の短繊維の充填密度を一部低
くしておくとか、キルテイングを施すとかの方法
で可能である。
所の折曲げ部を有するようにすることが望まし
い。即ち、本発明の繊維詰物体は短繊維が充填密
度高く詰め込まれることになるため、そのままで
は折曲げにくいことがあるため、このような折曲
げ部を設けると便利である。このような折曲げ部
は、折曲げ相当部分の短繊維の充填密度を一部低
くしておくとか、キルテイングを施すとかの方法
で可能である。
上述した本発明の繊維詰物体は、原料である短
繊維を十分に開繊した後、その短繊維を袋状側地
の中に加圧気体と共に圧入するように吹き込むこ
とにより製造することができる。上述した短繊維
の充填構造及び圧縮率とするためには圧力気体を
かなり大きくすると共に、袋状側地の両側には制
御板を3〜20cm程度の間隔となるように配置し、
その制御板の少なくとも一方を振動させるように
する。このように圧力気体を一定以上の高い圧力
にすることにより、開繊された短繊維は圧力気体
と共に袋状側地内に叩き付けられ、圧力気体のみ
が袋状側地の外側へ抜けて短繊維は圧力気体の流
れに略直交する面に沿うように蓄積される。この
とき制御板を振動させることにより、短繊維は袋
状側地内にランダムに均一に積層配列していき、
上述のような本発明の繊維詰物体を形成すること
ができる。
繊維を十分に開繊した後、その短繊維を袋状側地
の中に加圧気体と共に圧入するように吹き込むこ
とにより製造することができる。上述した短繊維
の充填構造及び圧縮率とするためには圧力気体を
かなり大きくすると共に、袋状側地の両側には制
御板を3〜20cm程度の間隔となるように配置し、
その制御板の少なくとも一方を振動させるように
する。このように圧力気体を一定以上の高い圧力
にすることにより、開繊された短繊維は圧力気体
と共に袋状側地内に叩き付けられ、圧力気体のみ
が袋状側地の外側へ抜けて短繊維は圧力気体の流
れに略直交する面に沿うように蓄積される。この
とき制御板を振動させることにより、短繊維は袋
状側地内にランダムに均一に積層配列していき、
上述のような本発明の繊維詰物体を形成すること
ができる。
第3図及び第4図は上述の製造方法を実施する
ための装置の概略図である。
ための装置の概略図である。
図において、11はフイードラチスであり、そ
の上に原料である原綿が積載搬送されるようにな
つている。このフイードラチス11上の原綿10
は搬送されながら、順次フイードローラ12によ
り、高速回転する開繊用のシリンダ13へ供給さ
れる。原綿10はフイードローラ12とシリンダ
13との速度比により単繊維に開繊されながらシ
リンダ13の周面に沿つて搬送される。開繊され
た短繊維はフアン14により吸引され、次いで反
対側のダクト15を介して成形装置16へ向けて
圧送される。ここで、ダクト15は、その端部に
おいて三つの吹出ダクト17a,17b,17c
に分岐され、それぞれ吹出口が成形装置16に臨
むようになつている。また、上記ダクトの分岐部
には、それぞれ吹出ダクト17a,17b,17
cに対応してバルブ18a,18b,18cが設
けられ、その流路を切換可能になつている。
の上に原料である原綿が積載搬送されるようにな
つている。このフイードラチス11上の原綿10
は搬送されながら、順次フイードローラ12によ
り、高速回転する開繊用のシリンダ13へ供給さ
れる。原綿10はフイードローラ12とシリンダ
13との速度比により単繊維に開繊されながらシ
リンダ13の周面に沿つて搬送される。開繊され
た短繊維はフアン14により吸引され、次いで反
対側のダクト15を介して成形装置16へ向けて
圧送される。ここで、ダクト15は、その端部に
おいて三つの吹出ダクト17a,17b,17c
に分岐され、それぞれ吹出口が成形装置16に臨
むようになつている。また、上記ダクトの分岐部
には、それぞれ吹出ダクト17a,17b,17
cに対応してバルブ18a,18b,18cが設
けられ、その流路を切換可能になつている。
成形装置16では、上下に配置した制御板1
9,20の間に袋状側地1が装填さてている。こ
の袋状側地1は予め糸をステツチした境界部23
が二個所に縫込まれ、袋状側地1の内部を三分さ
せており、それぞれの部分の辺に設けた開口に吹
出ダクト17a,17b,17cの吹出口を挿入
してピンチローラ21により把持するようにして
ある。この境界部23としては、ステツチ糸に代
えて脱着自在の仕切板を差込むようにしてもよ
い。このように装填された袋状側地1内に、少な
くとも下側の制御板20を上下方向に振動させな
がら、圧空と共に短繊維2が吹込まれる。このよ
うな吸込みにおいて、圧空は側地を貫通して外側
へ抜け出るが、短繊維2のみは袋状側地1内に残
され、本発明の繊維詰物体が形成されていく。こ
の場合の吹込みは、バルブ18a,18b,18
cを操作することにより、三つの吹出ダクト17
a,17b,17cから同時に行うよううにして
もよく、或いは順次切換えながら行うようにして
もよい。
9,20の間に袋状側地1が装填さてている。こ
の袋状側地1は予め糸をステツチした境界部23
が二個所に縫込まれ、袋状側地1の内部を三分さ
せており、それぞれの部分の辺に設けた開口に吹
出ダクト17a,17b,17cの吹出口を挿入
してピンチローラ21により把持するようにして
ある。この境界部23としては、ステツチ糸に代
えて脱着自在の仕切板を差込むようにしてもよ
い。このように装填された袋状側地1内に、少な
くとも下側の制御板20を上下方向に振動させな
がら、圧空と共に短繊維2が吹込まれる。このよ
うな吸込みにおいて、圧空は側地を貫通して外側
へ抜け出るが、短繊維2のみは袋状側地1内に残
され、本発明の繊維詰物体が形成されていく。こ
の場合の吹込みは、バルブ18a,18b,18
cを操作することにより、三つの吹出ダクト17
a,17b,17cから同時に行うよううにして
もよく、或いは順次切換えながら行うようにして
もよい。
上述したように、本発明の繊維詰物体は、開繊
された短繊維が袋状側地内に全体形状をシート状
にするように充填された繊維詰物体において、開
繊された短繊維は袋状側地内に該側地の平面方向
に加圧気体と共に圧入するように吹き込まれ、前
記短繊維充填体のシートの厚さ方向に対する分離
強度がシートの平面方向に対する分離強度よりも
大きくなる状態で、各短繊維が加圧気体の流れに
略直交する面に沿つて配列されていると共に実質
的に独立を保つてランダム状に充填されており、
シートの厚さ方向への押圧力35g/cm2に対する圧
縮率が10〜30%である構成としたことにより、短
繊維からなる詰物体において、従来のカード方式
による繊維シートを積層して得た詰物体からは得
ることのできない寝疲れや坐り疲れのない蒲団や
クツシヨンとすることのできるものを得ることが
可能となる。
された短繊維が袋状側地内に全体形状をシート状
にするように充填された繊維詰物体において、開
繊された短繊維は袋状側地内に該側地の平面方向
に加圧気体と共に圧入するように吹き込まれ、前
記短繊維充填体のシートの厚さ方向に対する分離
強度がシートの平面方向に対する分離強度よりも
大きくなる状態で、各短繊維が加圧気体の流れに
略直交する面に沿つて配列されていると共に実質
的に独立を保つてランダム状に充填されており、
シートの厚さ方向への押圧力35g/cm2に対する圧
縮率が10〜30%である構成としたことにより、短
繊維からなる詰物体において、従来のカード方式
による繊維シートを積層して得た詰物体からは得
ることのできない寝疲れや坐り疲れのない蒲団や
クツシヨンとすることのできるものを得ることが
可能となる。
実施例 1
ポリエステル短繊維12d×40mmを原綿とし、こ
れを第3図及び第4図の装置により開繊しながら
圧力450mmAq/cm2、風量30m3/minの圧空により
100cm×200cmの側地に充填し、敷蒲団を製造し
た。
れを第3図及び第4図の装置により開繊しながら
圧力450mmAq/cm2、風量30m3/minの圧空により
100cm×200cmの側地に充填し、敷蒲団を製造し
た。
この敷蒲団の短繊維充填密度は0.03g/cm3であ
り、押圧力35g/cm2に対する圧縮率は29%であつ
て寝疲れのしない蒲団であつた。
り、押圧力35g/cm2に対する圧縮率は29%であつ
て寝疲れのしない蒲団であつた。
実施例 2
ポリエステル短繊維7d×40mmを原綿とし、こ
れを第3図及び第4図の装置により開繊しながら
圧力300mmAq×cm2、風量30m3/minの圧空により
100cm×200cmの側地に充填し、敷蒲団を製造し
た。
れを第3図及び第4図の装置により開繊しながら
圧力300mmAq×cm2、風量30m3/minの圧空により
100cm×200cmの側地に充填し、敷蒲団を製造し
た。
この敷蒲団の短繊維充填密度は0.035g/cm3で
あり、押圧力35g/cm2に対する圧縮率は25%であ
つて寝疲れのしない蒲団であつた。
あり、押圧力35g/cm2に対する圧縮率は25%であ
つて寝疲れのしない蒲団であつた。
実施例 3
ポリエステル短繊維10d×40mmを原綿とし、こ
れを第3図及び第4図の装置により開繊しながら
圧力380mmAq/cm2、風量30m3/minの圧空により
55cm×60cmの側地に充填し、クツシヨンを製造し
た。
れを第3図及び第4図の装置により開繊しながら
圧力380mmAq/cm2、風量30m3/minの圧空により
55cm×60cmの側地に充填し、クツシヨンを製造し
た。
このクツシヨンの短繊維充填密度は0.025g/
cm3であり、押圧力35g/cm2に対する圧縮率は29%
であつて坐り疲れのしないクツシヨンであつた。
cm3であり、押圧力35g/cm2に対する圧縮率は29%
であつて坐り疲れのしないクツシヨンであつた。
第1図は本発明の実施例による敷蒲団の平面
図、第2図は第1図の−断面図、第3図は本
発明の繊維詰物体を製造する装置を成形部のみ平
面にして示す概略図、第4図は第3図の−断
面図である。 1……袋状側地、2……短繊維、3……止め
部。
図、第2図は第1図の−断面図、第3図は本
発明の繊維詰物体を製造する装置を成形部のみ平
面にして示す概略図、第4図は第3図の−断
面図である。 1……袋状側地、2……短繊維、3……止め
部。
Claims (1)
- 1 開繊された短繊維が袋状側地内に全体形状を
シート状にするように充填された繊維詰物体にお
いて、開繊された短繊維は袋状側地内に該側地の
平面方向に加圧気体と共に圧入するように吹き込
まれ、前記短繊維充填体のシートの厚さ方向に対
する分離強度がシートの平面方向に対する分離強
度よりも大きくなる状態で、各短繊維が、加圧気
体の流れに略直交する面に沿つて配列されている
とともに、かつ実質的に独立を保ちランダム状に
充填されており、シートの厚さ方向への押圧力35
g/cm2に対する圧縮率が10〜30%であることを特
徴とする繊維詰物体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9305182A JPS58212483A (ja) | 1982-06-02 | 1982-06-02 | 敷蒲団 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9305182A JPS58212483A (ja) | 1982-06-02 | 1982-06-02 | 敷蒲団 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58212483A JPS58212483A (ja) | 1983-12-10 |
| JPH0329428B2 true JPH0329428B2 (ja) | 1991-04-24 |
Family
ID=14071705
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9305182A Granted JPS58212483A (ja) | 1982-06-02 | 1982-06-02 | 敷蒲団 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58212483A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5227726A (en) * | 1975-08-25 | 1977-03-02 | Nitto Chem Ind Co Ltd | Process for preparation of unsaturated quaternary ammonium salts |
-
1982
- 1982-06-02 JP JP9305182A patent/JPS58212483A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58212483A (ja) | 1983-12-10 |
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