JPH03295762A - 流量制御装置 - Google Patents
流量制御装置Info
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- JPH03295762A JPH03295762A JP2097203A JP9720390A JPH03295762A JP H03295762 A JPH03295762 A JP H03295762A JP 2097203 A JP2097203 A JP 2097203A JP 9720390 A JP9720390 A JP 9720390A JP H03295762 A JPH03295762 A JP H03295762A
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Landscapes
- Power Steering Mechanism (AREA)
- Safety Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、流体送出回路の中途に配され、送出流量を所
定量に維持すべく動作する流量制御装置に関し、特に、
操舵補助力を発生する油圧アクチュエータへ作動油を送
出する動力舵取装置用の油圧回路において用いられる流
量制御装置に関する。
定量に維持すべく動作する流量制御装置に関し、特に、
操舵補助力を発生する油圧アクチュエータへ作動油を送
出する動力舵取装置用の油圧回路において用いられる流
量制御装置に関する。
多くの流体送出回路においては、送出流体の発生源たる
ポンプの運転状態の如何に拘わらず、送出先への送出量
を所定量に維持することが要求される。例えば、舵取機
構中に配した油圧アクチュエータへステアリング操作に
応じて作動油を送給し、該油圧アクチュエータの発生力
にて操舵補助力を得る構成とした油圧式の動力舵取装置
においては、停止時及び低速走行時には、転舵軸へ加わ
る路面反力に抗するために大きい操舵補助力の発生が要
求され、逆に高速走行時には、ステアリングに適宜の剛
性を与えて走行安定性の向上を図るべく小さい操舵補助
力の発生が要求されるが、前記作動油の発生源たる油圧
ポンプは一般的にエンジンにて駆動されており、該油圧
ポンプの吐出油量は車速の増大に伴って増大する。従っ
て前記要求に応えるためには、油圧アクチュエータへの
送出油量を、油圧ポンプの吐出油量の如何に拘わらず一
定化すること、更には、吐出油量が大なる範囲において
、むしろ減じることが必要となり、このような送出油量
の自動調節を可能とするため、第3図及び第4図に示す
如き流量制御装置が従来から用いられている。
ポンプの運転状態の如何に拘わらず、送出先への送出量
を所定量に維持することが要求される。例えば、舵取機
構中に配した油圧アクチュエータへステアリング操作に
応じて作動油を送給し、該油圧アクチュエータの発生力
にて操舵補助力を得る構成とした油圧式の動力舵取装置
においては、停止時及び低速走行時には、転舵軸へ加わ
る路面反力に抗するために大きい操舵補助力の発生が要
求され、逆に高速走行時には、ステアリングに適宜の剛
性を与えて走行安定性の向上を図るべく小さい操舵補助
力の発生が要求されるが、前記作動油の発生源たる油圧
ポンプは一般的にエンジンにて駆動されており、該油圧
ポンプの吐出油量は車速の増大に伴って増大する。従っ
て前記要求に応えるためには、油圧アクチュエータへの
送出油量を、油圧ポンプの吐出油量の如何に拘わらず一
定化すること、更には、吐出油量が大なる範囲において
、むしろ減じることが必要となり、このような送出油量
の自動調節を可能とするため、第3図及び第4図に示す
如き流量制御装置が従来から用いられている。
図中1は図示しない油圧ポンプの吐出側へ連なる吐出油
路であり、2は同じく吸込側への還流油路である。油圧
ポンプの吐出油は、まず吐出油路1の開口端に形成され
た供給室3内に供給され、該供給室3の一例(図の左側
)に並設された送出室5内に、両室3,5間に介在する
絞り部4を経て導入されて、該送出室5の開口端に連結
された導油管6を経て図示しない送出先に送出される。
路であり、2は同じく吸込側への還流油路である。油圧
ポンプの吐出油は、まず吐出油路1の開口端に形成され
た供給室3内に供給され、該供給室3の一例(図の左側
)に並設された送出室5内に、両室3,5間に介在する
絞り部4を経て導入されて、該送出室5の開口端に連結
された導油管6を経て図示しない送出先に送出される。
また図中7は、その−側を前記供給室3内に、また他側
を圧力室8に夫々対面させて配設された流量調節スプー
ルである。圧力室8は連通路9を介して送出室5に連通
されており、該送出室5と略等圧に保たれている。即ち
、流量調節スプール7には、その通油量の増大に伴って
増大する前記絞り部4前後の圧力差が供給室3側から圧
力室8側に向けて作用しており、また圧力室8内に配さ
れた押しばね80の付勢力が供給室3側に向けて作用し
ている。従って流量調節スプール7は、前記圧力差によ
る押圧力が押しばね80の付勢力を上回ると共に、供給
室3から圧力室8に向けて、即ち図の右向きの摺動を開
始し、所定長の摺動の後、第4図に示す如く還流油路2
が供給室3内に開口して、供給室3への供給油の一部が
還流油路2を経て前記油圧ポンプの吸込側に還流する。
を圧力室8に夫々対面させて配設された流量調節スプー
ルである。圧力室8は連通路9を介して送出室5に連通
されており、該送出室5と略等圧に保たれている。即ち
、流量調節スプール7には、その通油量の増大に伴って
増大する前記絞り部4前後の圧力差が供給室3側から圧
力室8側に向けて作用しており、また圧力室8内に配さ
れた押しばね80の付勢力が供給室3側に向けて作用し
ている。従って流量調節スプール7は、前記圧力差によ
る押圧力が押しばね80の付勢力を上回ると共に、供給
室3から圧力室8に向けて、即ち図の右向きの摺動を開
始し、所定長の摺動の後、第4図に示す如く還流油路2
が供給室3内に開口して、供給室3への供給油の一部が
還流油路2を経て前記油圧ポンプの吸込側に還流する。
以後この開口面積は、流量調節スプール7の摺動量の増
大、即ち絞り部4前後の圧力差の増大に伴って増大し、
この開口を経て還流油路2に還流される油量が、供給室
3への供給油量、即ち前記油圧ポンプの吐出油量の増大
に応じて増大することになり、流量調節スプール7の受
圧面積、押しばね80のばね力、及び流量調節スプール
7の摺動に対する還流油路2の開口状態等の適正な設定
により、送出室5を経て送出される油量を所定値に維持
することができる。
大、即ち絞り部4前後の圧力差の増大に伴って増大し、
この開口を経て還流油路2に還流される油量が、供給室
3への供給油量、即ち前記油圧ポンプの吐出油量の増大
に応じて増大することになり、流量調節スプール7の受
圧面積、押しばね80のばね力、及び流量調節スプール
7の摺動に対する還流油路2の開口状態等の適正な設定
により、送出室5を経て送出される油量を所定値に維持
することができる。
また、前記絞り部4は、流量調節スプール7の供給室3
側の端部に同軸的に突設された絞りロッド40と、供給
室3内に固設されたオリフィス筒4工との間に円環状を
なして構成されており、前記絞りロッド40の中途には
、先端側に至るに従って拡径したテーバ部が形成しであ
る。従って第4図に示す如く、流量調節スプール7の摺
動がある程度進行し、前記テーバ部の外側に絞り部4が
形成され始めると共に、流量調節スプール7の摺動量の
増大に応じて絞り部4の絞り面積が減少し、該絞り部4
の前後に、より大きい圧力差が生じるようになり、流量
調節スプール7の右向きの摺動が促進されて還流油路2
の開口面積の増大率が増す結果、送出室5を経て送出さ
れる油量は、供給室3への供給油量、即ち油圧ポンプの
吐出油量の増大に対して逆に減少することになる。
側の端部に同軸的に突設された絞りロッド40と、供給
室3内に固設されたオリフィス筒4工との間に円環状を
なして構成されており、前記絞りロッド40の中途には
、先端側に至るに従って拡径したテーバ部が形成しであ
る。従って第4図に示す如く、流量調節スプール7の摺
動がある程度進行し、前記テーバ部の外側に絞り部4が
形成され始めると共に、流量調節スプール7の摺動量の
増大に応じて絞り部4の絞り面積が減少し、該絞り部4
の前後に、より大きい圧力差が生じるようになり、流量
調節スプール7の右向きの摺動が促進されて還流油路2
の開口面積の増大率が増す結果、送出室5を経て送出さ
れる油量は、供給室3への供給油量、即ち油圧ポンプの
吐出油量の増大に対して逆に減少することになる。
第5図は、以上の如き流量制御装置における送出油量の
特性を示すグラフであり、図の横軸は油圧ポンプの回転
速度、また縦軸は送出先への送出油量を夫々示している
。本図から明らかな如く、回転速度が小さく流量調節ス
プール7の摺動又はこの摺動による還流油路2の開口が
生じない範囲においては、供給室3内への供給油の全量
が送出室5を経て送出される結果、回転速度の増大に対
して比例的に増大する送出油量が得られるが、回転速度
が所定値を超え前記開口が始まると共に、送出油量は回
転速度の増大に拘わらす略一定となり、更に大きい回転
速度範囲においては、前記絞りロッド40先端のテーバ
部40aの作用により生じる絞り面積の減少により、回
転速度の増大に対し送出油量が減少する特性が得られる
。このような特性が動力舵取装置への作動油の送給にお
いて望ましい特性であることは前述した如くであり、エ
ンジンにて駆動される油圧ポンプの吐出側に前述した流
量制御装置を配し、該流量制御装置からの送出油を操舵
補助用の油圧アクチュエータに送給することにより、車
速の遅速に応じて大小となる操舵補助力が得られ、高速
走行時における直進安定性と、停止時又は低速走行時に
おける十分な操舵補助力の発生とが同時的に実現される
。
特性を示すグラフであり、図の横軸は油圧ポンプの回転
速度、また縦軸は送出先への送出油量を夫々示している
。本図から明らかな如く、回転速度が小さく流量調節ス
プール7の摺動又はこの摺動による還流油路2の開口が
生じない範囲においては、供給室3内への供給油の全量
が送出室5を経て送出される結果、回転速度の増大に対
して比例的に増大する送出油量が得られるが、回転速度
が所定値を超え前記開口が始まると共に、送出油量は回
転速度の増大に拘わらす略一定となり、更に大きい回転
速度範囲においては、前記絞りロッド40先端のテーバ
部40aの作用により生じる絞り面積の減少により、回
転速度の増大に対し送出油量が減少する特性が得られる
。このような特性が動力舵取装置への作動油の送給にお
いて望ましい特性であることは前述した如くであり、エ
ンジンにて駆動される油圧ポンプの吐出側に前述した流
量制御装置を配し、該流量制御装置からの送出油を操舵
補助用の油圧アクチュエータに送給することにより、車
速の遅速に応じて大小となる操舵補助力が得られ、高速
走行時における直進安定性と、停止時又は低速走行時に
おける十分な操舵補助力の発生とが同時的に実現される
。
更に、油圧回路等の流体送出回路においては、送出先の
状態変化により送出室5の内圧が過度に上昇することが
あり、この上昇圧を低圧部分に逃がすためのリリーフ手
段が不可欠である。このリリーフ手段は、前記流量制御
装置に一体的に構成されるのが合理的であり、従来にお
いても第3図及び第4図に示す如く、流量調節スプール
7の内側に、導圧孔70を介して前記圧力室8に連通さ
れた空洞部を設け、この空洞部内にリリーフ弁20が構
成されている。このリリーフ弁20は、前記導圧孔70
の開口端に面して配された受圧ボール21、及び該受圧
ボール21を保持するリテーナ22を備え、リリーフば
ね23の付勢力により、受圧ボール21を前記導圧孔7
0の開口端に押し付けた構成となっている。流量調節ス
プール7内側の空洞部は、該流量調節スプール7の周壁
を貫通する貫通孔71及び外周に形成された環状溝72
を介して、前記還流油路2に連通されており、常時低圧
状態に保たれている。而して、送出室5の内圧が上昇す
ると、該送出室5に連通路9を介して連通された圧力室
8の内圧が上昇し、この内圧を前記導圧孔70を介して
受圧する受圧ボール21がリリーフばね23の付勢力に
抗して図の左向きに変位し、圧力室8の内圧が流量調節
スプール7の内側空洞部に開放され、更に貫通孔71及
び環状溝72を経て還流油路2にリリーフされる。
状態変化により送出室5の内圧が過度に上昇することが
あり、この上昇圧を低圧部分に逃がすためのリリーフ手
段が不可欠である。このリリーフ手段は、前記流量制御
装置に一体的に構成されるのが合理的であり、従来にお
いても第3図及び第4図に示す如く、流量調節スプール
7の内側に、導圧孔70を介して前記圧力室8に連通さ
れた空洞部を設け、この空洞部内にリリーフ弁20が構
成されている。このリリーフ弁20は、前記導圧孔70
の開口端に面して配された受圧ボール21、及び該受圧
ボール21を保持するリテーナ22を備え、リリーフば
ね23の付勢力により、受圧ボール21を前記導圧孔7
0の開口端に押し付けた構成となっている。流量調節ス
プール7内側の空洞部は、該流量調節スプール7の周壁
を貫通する貫通孔71及び外周に形成された環状溝72
を介して、前記還流油路2に連通されており、常時低圧
状態に保たれている。而して、送出室5の内圧が上昇す
ると、該送出室5に連通路9を介して連通された圧力室
8の内圧が上昇し、この内圧を前記導圧孔70を介して
受圧する受圧ボール21がリリーフばね23の付勢力に
抗して図の左向きに変位し、圧力室8の内圧が流量調節
スプール7の内側空洞部に開放され、更に貫通孔71及
び環状溝72を経て還流油路2にリリーフされる。
ここで以上の如き構成の流量制御装置の動作を、動力舵
取装置へ適用した場合を例にとって詳しく考察する。供
給室3の内圧がP41%送出室5の内圧がPl、圧力室
8の内圧がPgであり、更に還流油路2の内圧がP、で
あって、(Pa −pg )なる圧力差にて右向きに押
圧された流量調節スプール7が第4図に示す摺動位置に
あり、還流油路2が開口状態にある場合、この開口部を
(Po−ps)なる圧力差により通流し得る量の圧油が
還流油路2を経て油圧ポンプの吸込側に還流される。
取装置へ適用した場合を例にとって詳しく考察する。供
給室3の内圧がP41%送出室5の内圧がPl、圧力室
8の内圧がPgであり、更に還流油路2の内圧がP、で
あって、(Pa −pg )なる圧力差にて右向きに押
圧された流量調節スプール7が第4図に示す摺動位置に
あり、還流油路2が開口状態にある場合、この開口部を
(Po−ps)なる圧力差により通流し得る量の圧油が
還流油路2を経て油圧ポンプの吸込側に還流される。
そしてこのとき舵輪操作により送出室5の上流側に状態
変化が生じ、該送出室5の内圧P、が上昇すると、これ
に伴って圧力室8の内圧P2もまた上昇するため、圧力
差(Po Pz)の減少により流量調節スプール7は
左向きに摺動し、これに伴う還流油路2の開口面積の減
少により、送出室5からの送出油量はやや増大する。更
に舵輪操作の程度が大きく、前記内圧P、の上昇が過大
である場合、リリーフ弁20の受圧ボール21が(pz
P3)なる圧力差の受圧により図の左向きに変位し、圧
力室8の内圧P2は、流量調節スプール7の内部空洞を
介して還流油路2へ開放される。そしてこの開放により
圧力室8の内圧P2は急激に低下するため、圧力差(P
g P3)の減少に伴って受圧ボール21は復帰する
が、このとき舵輪操作の継続により送出室5の上流側の
状態に変化がなければ、導圧孔70の閉止により圧力室
8の内圧P2は再度上昇し、圧力差(Pg P3)の
増大に伴って受圧ボール21は再度開放動作することに
なる。このようにリリーフ弁20は、受圧ボール21の
開放及び復帰動作を順次繰り返して、送出室5における
過剰な内圧上昇を防止するが、このとき前述の如く、圧
力室8の内圧P2が受圧ボール21の開放動作に応じて
低下し、逆に復帰動作に応じて上昇するため、この内圧
Ptと供給室3の内圧P0との間の圧力差(Pa P
g)に応動する流量調節スプール7は、受圧ボール21
の開放動作に応じて右向きに、復帰動作に応じて左向き
に夫々摺動し、本来の摺動位置を起点とし、図の右側に
送出室5の内圧P、の上昇程度に対応する振幅を有して
往復動することになる。ところが流量調節スプール7の
右向きの摺動は押しばね80の縮短を伴って生じており
、また受圧ボール21の復帰後における圧力室8の内圧
上昇は極めて急速に生じるため、押しばね80の大なる
ばね力と圧力室8の内圧とにより押圧されて生じる左向
きの摺動時に、流量調節スプール7は前述した起点を行
き過ぎることがあり、前記起点への一致に至るまでの間
、還流油路2の開口面積が本来のそれを下回り、送出室
5からの送出油量が本来のそれを上回る難点を招来する
。
変化が生じ、該送出室5の内圧P、が上昇すると、これ
に伴って圧力室8の内圧P2もまた上昇するため、圧力
差(Po Pz)の減少により流量調節スプール7は
左向きに摺動し、これに伴う還流油路2の開口面積の減
少により、送出室5からの送出油量はやや増大する。更
に舵輪操作の程度が大きく、前記内圧P、の上昇が過大
である場合、リリーフ弁20の受圧ボール21が(pz
P3)なる圧力差の受圧により図の左向きに変位し、圧
力室8の内圧P2は、流量調節スプール7の内部空洞を
介して還流油路2へ開放される。そしてこの開放により
圧力室8の内圧P2は急激に低下するため、圧力差(P
g P3)の減少に伴って受圧ボール21は復帰する
が、このとき舵輪操作の継続により送出室5の上流側の
状態に変化がなければ、導圧孔70の閉止により圧力室
8の内圧P2は再度上昇し、圧力差(Pg P3)の
増大に伴って受圧ボール21は再度開放動作することに
なる。このようにリリーフ弁20は、受圧ボール21の
開放及び復帰動作を順次繰り返して、送出室5における
過剰な内圧上昇を防止するが、このとき前述の如く、圧
力室8の内圧P2が受圧ボール21の開放動作に応じて
低下し、逆に復帰動作に応じて上昇するため、この内圧
Ptと供給室3の内圧P0との間の圧力差(Pa P
g)に応動する流量調節スプール7は、受圧ボール21
の開放動作に応じて右向きに、復帰動作に応じて左向き
に夫々摺動し、本来の摺動位置を起点とし、図の右側に
送出室5の内圧P、の上昇程度に対応する振幅を有して
往復動することになる。ところが流量調節スプール7の
右向きの摺動は押しばね80の縮短を伴って生じており
、また受圧ボール21の復帰後における圧力室8の内圧
上昇は極めて急速に生じるため、押しばね80の大なる
ばね力と圧力室8の内圧とにより押圧されて生じる左向
きの摺動時に、流量調節スプール7は前述した起点を行
き過ぎることがあり、前記起点への一致に至るまでの間
、還流油路2の開口面積が本来のそれを下回り、送出室
5からの送出油量が本来のそれを上回る難点を招来する
。
第6図は従来の流量制御装置を動力舵取装置への作動油
送給系に適用し、太き(舵輪操作がなされた場合におい
て、送出室5の内圧P、と該送出室5からの送出油量Q
との変化状態を調べた結果を示すグラフである。本図は
、図中のA点にて舵輪操作がなされると共に内圧P、が
増大し、次いでB点にてリリーフ弁20が開放動作して
送出油量Qが急減し、更に0点にてリリーフ弁20が復
帰動作する過程を示しているが、本図に明らかな如(,
0点からA点への復帰過程における送出油量Qは、A点
から0点に至る間における送出油量Qを上回っており、
図中にハンチングを施して示す流量オーバ一部が発生す
る。これは、リリーフ弁20の復帰動作に伴って流量調
節スプール7に前述の如(生じる行き過ぎの結果であり
、この流量オーバー部の面積の大小は、リリーフ弁20
の動作に伴う流量調節スプール7の動作量の大小に対応
し、この動作量の大小は、前述の如く、送出室5の内圧
P。
送給系に適用し、太き(舵輪操作がなされた場合におい
て、送出室5の内圧P、と該送出室5からの送出油量Q
との変化状態を調べた結果を示すグラフである。本図は
、図中のA点にて舵輪操作がなされると共に内圧P、が
増大し、次いでB点にてリリーフ弁20が開放動作して
送出油量Qが急減し、更に0点にてリリーフ弁20が復
帰動作する過程を示しているが、本図に明らかな如(,
0点からA点への復帰過程における送出油量Qは、A点
から0点に至る間における送出油量Qを上回っており、
図中にハンチングを施して示す流量オーバ一部が発生す
る。これは、リリーフ弁20の復帰動作に伴って流量調
節スプール7に前述の如(生じる行き過ぎの結果であり
、この流量オーバー部の面積の大小は、リリーフ弁20
の動作に伴う流量調節スプール7の動作量の大小に対応
し、この動作量の大小は、前述の如く、送出室5の内圧
P。
の昇圧程度の大小、換言すれば、送出先である動力舵取
装置において舵輪に加えられる操舵力の大小に対応する
から、車庫入れ時、幅寄せ時等、停止又は低速状態にて
太き(舵輪操作がなされる場合、過大な流量オーバ一部
の発生により、送出油量及び還流油量が大きく変動し、
動力舵取装置への送出配管におけるハンマリング音の発
生、また還流油のリターンホースの脱落に伴う作動油の
漏出等、動力舵取装置の動作を阻害する種々の不都合を
招来する虞があった。
装置において舵輪に加えられる操舵力の大小に対応する
から、車庫入れ時、幅寄せ時等、停止又は低速状態にて
太き(舵輪操作がなされる場合、過大な流量オーバ一部
の発生により、送出油量及び還流油量が大きく変動し、
動力舵取装置への送出配管におけるハンマリング音の発
生、また還流油のリターンホースの脱落に伴う作動油の
漏出等、動力舵取装置の動作を阻害する種々の不都合を
招来する虞があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、リリ
ーフ弁の動作に伴う流量調節スプールの無為な摺動を抑
制し、この摺動に伴って送出先又は還流光において生じ
る不都合を未然に防止し得る流量制御装置を提供するこ
とを目的とする。
ーフ弁の動作に伴う流量調節スプールの無為な摺動を抑
制し、この摺動に伴って送出先又は還流光において生じ
る不都合を未然に防止し得る流量制御装置を提供するこ
とを目的とする。
本発明に係る流量制御装置は、ポンプから吐出される流
体の供給室と該流体の送出先に連なる送出室との間に配
された絞り手段、及び、前記送出室に連通された圧力室
の内圧と前記供給室の内圧との受圧により前記絞り手段
前後の圧力差に応動して、前記供給室への供給流体の一
部を前記ポンプの吸込側に還流する流量調節スプールを
備えた流量制御装置において、前記流量調節スプール内
側の空洞部に、その受圧面を前記供給室側に向けて配さ
れたリリーフ弁と、前記空洞部を前記送出室へ直結して
なり、前記リリーフ弁への作用圧を導く導圧路とを具備
することを特徴とする。
体の供給室と該流体の送出先に連なる送出室との間に配
された絞り手段、及び、前記送出室に連通された圧力室
の内圧と前記供給室の内圧との受圧により前記絞り手段
前後の圧力差に応動して、前記供給室への供給流体の一
部を前記ポンプの吸込側に還流する流量調節スプールを
備えた流量制御装置において、前記流量調節スプール内
側の空洞部に、その受圧面を前記供給室側に向けて配さ
れたリリーフ弁と、前記空洞部を前記送出室へ直結して
なり、前記リリーフ弁への作用圧を導く導圧路とを具備
することを特徴とする。
本発明においては、流量調節スプールの内側空洞部に配
されたリリーフ弁への作用圧を、圧力室側からではなく
送出室に直結する導圧路にて導き、このリリーフ弁の動
作により前記圧力室に生じる内圧低下を抑え、供給室の
内圧と圧力室の内圧との圧力差に応動する流量調節スプ
ールの無為な動作を抑制する。
されたリリーフ弁への作用圧を、圧力室側からではなく
送出室に直結する導圧路にて導き、このリリーフ弁の動
作により前記圧力室に生じる内圧低下を抑え、供給室の
内圧と圧力室の内圧との圧力差に応動する流量調節スプ
ールの無為な動作を抑制する。
以下本発明をその実施例を示す図面に基づいて詳述する
。第1図及び第2図は本発明に係る流量制御装置(以下
本発明装置という)の縦断面図である。
。第1図及び第2図は本発明に係る流量制御装置(以下
本発明装置という)の縦断面図である。
図中1は図示しない油圧ポンプの吐出側へ連なる吐出油
路であり、2は同じく吸込側への還流油路であって、こ
れらは、円形断面をなす装着孔30の中途に、軸長方向
に適長離隔して開口させである。本発明装置は、前記装
着孔30の内部に軸長方向への摺動自在に流量調節スプ
ール7を嵌入し、また該装着孔30の開口端に送出ユニ
オン31をねし込み固定して、該送出ユニオン31と流
量調節スプール7との間に、吐出油路1の開口端に整合
する供給室3を形成し、また前記送出ユニオン31の内
側に、前記供給室3に絞り部4を介して連なる送出室5
を形成し、更に装着孔30の底部側に前記流量調節スプ
ール7にて供給室3と隔絶された圧力室8を形成してな
る。流量調節スプール7は、−側が閉塞された有底円筒
形の本体部7aの開口端にねじ蓋7bをねじ込み固定し
、その内側に円形断面をなす空洞部を形成してなり、こ
の空洞部内にはリリーフ弁10が構成されている。前記
空洞部は、ねじ1i7bの軸心部を貫通する導圧孔70
によ叱(、流量調節スプール7の一側端部に連通させて
あり、また本体部7aの周壁を貫通する貫通孔71によ
り、該本体部7aの外周に形成された環状溝72に連通
させである。そして前記リリーフ弁10は、前記導圧孔
70の開口端に面して配された受圧ボール11、及び該
受圧ボール11を保持するりテーナ12を備え、該リテ
ーナ12と本体部7aの底面との間に介装されたリリー
フばね13の付勢力により、前記導圧孔70の開口端に
受圧ボール11を押し付けた構成となっている。またね
じ1i7bの外側には、前記絞り部4を後述の如(形成
する絞りロッド40の一端部が圧入固定しである。絞す
ロッド40の軸心位置には、軸長方向に貫通する態様に
て導圧孔42が形成してあり、この導圧孔42は、前記
圧入側端部においてねじ蓋7bの導圧孔70に連通され
て、該導圧孔70と共にリリーフ弁10への導圧路を構
成している。
路であり、2は同じく吸込側への還流油路であって、こ
れらは、円形断面をなす装着孔30の中途に、軸長方向
に適長離隔して開口させである。本発明装置は、前記装
着孔30の内部に軸長方向への摺動自在に流量調節スプ
ール7を嵌入し、また該装着孔30の開口端に送出ユニ
オン31をねし込み固定して、該送出ユニオン31と流
量調節スプール7との間に、吐出油路1の開口端に整合
する供給室3を形成し、また前記送出ユニオン31の内
側に、前記供給室3に絞り部4を介して連なる送出室5
を形成し、更に装着孔30の底部側に前記流量調節スプ
ール7にて供給室3と隔絶された圧力室8を形成してな
る。流量調節スプール7は、−側が閉塞された有底円筒
形の本体部7aの開口端にねじ蓋7bをねじ込み固定し
、その内側に円形断面をなす空洞部を形成してなり、こ
の空洞部内にはリリーフ弁10が構成されている。前記
空洞部は、ねじ1i7bの軸心部を貫通する導圧孔70
によ叱(、流量調節スプール7の一側端部に連通させて
あり、また本体部7aの周壁を貫通する貫通孔71によ
り、該本体部7aの外周に形成された環状溝72に連通
させである。そして前記リリーフ弁10は、前記導圧孔
70の開口端に面して配された受圧ボール11、及び該
受圧ボール11を保持するりテーナ12を備え、該リテ
ーナ12と本体部7aの底面との間に介装されたリリー
フばね13の付勢力により、前記導圧孔70の開口端に
受圧ボール11を押し付けた構成となっている。またね
じ1i7bの外側には、前記絞り部4を後述の如(形成
する絞りロッド40の一端部が圧入固定しである。絞す
ロッド40の軸心位置には、軸長方向に貫通する態様に
て導圧孔42が形成してあり、この導圧孔42は、前記
圧入側端部においてねじ蓋7bの導圧孔70に連通され
て、該導圧孔70と共にリリーフ弁10への導圧路を構
成している。
以上の如く構成された流量調節スプール7は、本体部7
aを内実側として装着孔30内に嵌入されており、本体
部7aの端面と装着孔30の底面との間には、押しばね
80が介装されている。流量調節スプール7を嵌入の後
、装着孔30の開口端には、送出ユニオン31がねじ込
み固定される。送出ユニオン31の内実側端部には、前
記絞りロフト40の外径よりもやや大なる内径を有する
オリフィス環41が圧入固定してあり、送出ユニオン3
1のねじ込みにより該オリフィス環41の端面が流量調
節スプール7のねじ蓋7bの端面に突き当てられ、流量
調節スプール7は、更なるねじ込みにより装着孔30の
底部に向けて押され、押しばね80の所定長の縮短を伴
って第1図に示す如き初期位置に位置決めされる。
aを内実側として装着孔30内に嵌入されており、本体
部7aの端面と装着孔30の底面との間には、押しばね
80が介装されている。流量調節スプール7を嵌入の後
、装着孔30の開口端には、送出ユニオン31がねじ込
み固定される。送出ユニオン31の内実側端部には、前
記絞りロフト40の外径よりもやや大なる内径を有する
オリフィス環41が圧入固定してあり、送出ユニオン3
1のねじ込みにより該オリフィス環41の端面が流量調
節スプール7のねじ蓋7bの端面に突き当てられ、流量
調節スプール7は、更なるねじ込みにより装着孔30の
底部に向けて押され、押しばね80の所定長の縮短を伴
って第1図に示す如き初期位置に位置決めされる。
そしてこのとき、ねじ蓋7bの外側に圧入固定された絞
りロッド40が前記オリフィス環41の内側に同軸的に
挿入されて、前記絞り部4が、オリフィス環41の内周
と絞りロッド40の外周との間に環状をなして形成され
る。また流量調節スプール7の位置決めにより、該流量
調節スプール7と送出ユニオン31との間に、吐出油路
1の開口端に整合する供給室3が、また送出ユニオン3
1の内側に、前記供給室3に絞り部4を介して連なる送
出室5が夫々形成されると共に、装着孔30の底面と流
量調節スプール7の内実側端面との間に圧力室8が形成
される。更に前記還流油路2は、流量調節スプール7外
周の環状溝72の外側にて装着孔30内に開口している
。前記送出室5は、送出ユニオン31の先端に連結され
た導油管6を介して図示しない送出先に連通せしめてあ
り、また前記圧力室8は、送出ユニオン31の周壁を貫
通する絞り孔32、該絞り孔32の開口端に位置して送
出ユニオン31の外周に形成された環状溝33、及び装
着孔30と略平行をなして形成され、該装着孔30内に
、これの底部近傍と前記環状溝33と整合する位置とに
てその両端を開口させである連通路9により、前記送出
室5に連通されている。
りロッド40が前記オリフィス環41の内側に同軸的に
挿入されて、前記絞り部4が、オリフィス環41の内周
と絞りロッド40の外周との間に環状をなして形成され
る。また流量調節スプール7の位置決めにより、該流量
調節スプール7と送出ユニオン31との間に、吐出油路
1の開口端に整合する供給室3が、また送出ユニオン3
1の内側に、前記供給室3に絞り部4を介して連なる送
出室5が夫々形成されると共に、装着孔30の底面と流
量調節スプール7の内実側端面との間に圧力室8が形成
される。更に前記還流油路2は、流量調節スプール7外
周の環状溝72の外側にて装着孔30内に開口している
。前記送出室5は、送出ユニオン31の先端に連結され
た導油管6を介して図示しない送出先に連通せしめてあ
り、また前記圧力室8は、送出ユニオン31の周壁を貫
通する絞り孔32、該絞り孔32の開口端に位置して送
出ユニオン31の外周に形成された環状溝33、及び装
着孔30と略平行をなして形成され、該装着孔30内に
、これの底部近傍と前記環状溝33と整合する位置とに
てその両端を開口させである連通路9により、前記送出
室5に連通されている。
而して油圧ポンプの吐出油は、吐出油路1を経て供給室
3内に供給され、次いで絞り部4を経て送出室5に導入
され、更に導油管6を経て図示しない送出先に送出され
る。このとき第2図に示す如く、供給室3の内圧P0と
送出室5の内圧PIとの間には、絞り部4の通流に伴い
供給室3への供給油量に対応する圧力差が生じ、前記絞
り孔32、環状溝33及び連通路連通孔9を介して送出
室5に連通された圧力室8の内圧P2と供給室3の内圧
P0との間にも同等の圧力差が生じる。従って供給室3
と圧力室8との間に配され、その−例に供給室3の内圧
Paを他側に圧力室8の内圧P2を夫々受圧する流量調
節スプール7は、供給室3への供給油量に対応する圧力
差(Pa Pg)により、供給室3側から圧力室8側
に向けて押圧されることになり、この押圧力が前記押し
ばね80の付勢力を上回ると共に、供給室3から圧力室
8に向かう摺動、即ち図の右向きの摺動を開始し、以後
は供給油量の増大に応じて摺動量を増す。流量調節スプ
ール7が右向きに所定長摺動すると、第2図に示す如く
還流油路2が供給室3内に開口し、供給室3への供給油
の一部が還流油路2を経て前記油圧ポンプの吸込側に還
流する。還流油路2の開口面積は、流量調節スプール7
の摺動量の増大、即ち供給室3への供給油量の増大に伴
って増大し、この開口を経て還流油路2に還流される油
量もまた増大するから、流量調節スプール7の受圧面積
、押しばね80のばね力、及び流量調節スプール7の摺
動に対する還流油路2の開口面積の変化状態等の適正な
設定により、送出室5を経て送出される油量を所定値に
維持することができる。
3内に供給され、次いで絞り部4を経て送出室5に導入
され、更に導油管6を経て図示しない送出先に送出され
る。このとき第2図に示す如く、供給室3の内圧P0と
送出室5の内圧PIとの間には、絞り部4の通流に伴い
供給室3への供給油量に対応する圧力差が生じ、前記絞
り孔32、環状溝33及び連通路連通孔9を介して送出
室5に連通された圧力室8の内圧P2と供給室3の内圧
P0との間にも同等の圧力差が生じる。従って供給室3
と圧力室8との間に配され、その−例に供給室3の内圧
Paを他側に圧力室8の内圧P2を夫々受圧する流量調
節スプール7は、供給室3への供給油量に対応する圧力
差(Pa Pg)により、供給室3側から圧力室8側
に向けて押圧されることになり、この押圧力が前記押し
ばね80の付勢力を上回ると共に、供給室3から圧力室
8に向かう摺動、即ち図の右向きの摺動を開始し、以後
は供給油量の増大に応じて摺動量を増す。流量調節スプ
ール7が右向きに所定長摺動すると、第2図に示す如く
還流油路2が供給室3内に開口し、供給室3への供給油
の一部が還流油路2を経て前記油圧ポンプの吸込側に還
流する。還流油路2の開口面積は、流量調節スプール7
の摺動量の増大、即ち供給室3への供給油量の増大に伴
って増大し、この開口を経て還流油路2に還流される油
量もまた増大するから、流量調節スプール7の受圧面積
、押しばね80のばね力、及び流量調節スプール7の摺
動に対する還流油路2の開口面積の変化状態等の適正な
設定により、送出室5を経て送出される油量を所定値に
維持することができる。
また、前記オリフィス環41とにより絞り部4を形成す
る絞りロッド40は、先端に至るに従って拡径されたテ
ーパ部をその中途に有しており、また該絞りロッド40
は、流量調節スプール7の摺動に伴ってオリフィス環4
1に対して変位する。従って、流量調節スプール7の右
向きの摺動が進行し、第2図に示す如く前記テーバ部の
外側に絞り部4が形成され始めると共に、流量調節スプ
ール7の摺動量の増大に応じて絞り部4の絞り面積が減
少することになり、該絞り部4の前後に生じる圧力差が
より大きくなり、還流油路2の開口面積の増大率が増す
結果、送出室5を経て送出される油量が供給室3への供
給油量、即ち油圧ポンプの吐出油量の増大に応じて逆に
減少する特性が実現される。
る絞りロッド40は、先端に至るに従って拡径されたテ
ーパ部をその中途に有しており、また該絞りロッド40
は、流量調節スプール7の摺動に伴ってオリフィス環4
1に対して変位する。従って、流量調節スプール7の右
向きの摺動が進行し、第2図に示す如く前記テーバ部の
外側に絞り部4が形成され始めると共に、流量調節スプ
ール7の摺動量の増大に応じて絞り部4の絞り面積が減
少することになり、該絞り部4の前後に生じる圧力差が
より大きくなり、還流油路2の開口面積の増大率が増す
結果、送出室5を経て送出される油量が供給室3への供
給油量、即ち油圧ポンプの吐出油量の増大に応じて逆に
減少する特性が実現される。
以上の動作は、従来の流量制御装置と同様であり、この
動作により前記第5図に示す如き送出油量の特性が得ら
れ、本発明装置からの送出油を動力舵取装置における操
舵補助用の油圧アクチュエータに送給することにより、
車速の遅速に応じて大小となる操舵補助力の発生が可能
となり、高速走行時における直進安定性と、停止時又は
低速走行時における十分な操舵補助力の発生とが同時的
に実現される。
動作により前記第5図に示す如き送出油量の特性が得ら
れ、本発明装置からの送出油を動力舵取装置における操
舵補助用の油圧アクチュエータに送給することにより、
車速の遅速に応じて大小となる操舵補助力の発生が可能
となり、高速走行時における直進安定性と、停止時又は
低速走行時における十分な操舵補助力の発生とが同時的
に実現される。
ところが本発明装置においては、流量調節スプール7の
内側空洞部におけるリリーフ弁1oの配設態様が従来の
それと異なり、また該リリーフ弁1゜への導圧路を構成
する導圧孔42及び7oが、圧力室8ではなく送出室5
に直結する態様にて形成しである。従って、送出先の状
態変化により送出室5の内圧P、が過度に上昇した場合
、この上昇圧が導圧孔42及び導圧孔70を介してリリ
ーフ弁1oの受圧ボール11に直接的に作用する。
内側空洞部におけるリリーフ弁1oの配設態様が従来の
それと異なり、また該リリーフ弁1゜への導圧路を構成
する導圧孔42及び7oが、圧力室8ではなく送出室5
に直結する態様にて形成しである。従って、送出先の状
態変化により送出室5の内圧P、が過度に上昇した場合
、この上昇圧が導圧孔42及び導圧孔70を介してリリ
ーフ弁1oの受圧ボール11に直接的に作用する。
例えば動力舵取装置への作動油の送給系への適用におい
て、車庫入れ2幅寄せ等、停止又は低速状態にて大きく
舵輪操作がなされる場合、前記内圧P、が過度に上昇す
ることがあるが、このとき受圧ボール11は、導圧孔4
2及び7oを介して作用する送出室5の内圧P、と流量
調節スプール7の内側空洞部の内圧P3との間の圧力差
(PI−PI)により図の右向きに押圧され、リテーナ
12と共にリリーフばね13の付勢力に抗して変位し、
送出室5の内圧P1が、流量調節スプール7の内側空洞
に開放され、更に貫通孔71及び環状溝72を経て還流
油路2にリリーフされる。そしてこの開放動作により、
送出室5の内圧P、は急激に低下するため、前記圧力差
(p+ −PI )の減少に伴って受圧ボール11は、
リリーフばね13の付勢力により導圧孔70の開口端に
押し付けられた初期状態に復帰する。更にこの復帰によ
り導圧孔7oの開口端が閉塞されるため、送出室5の内
圧P+が再度上昇し、圧力差(PI −PI )の増大
に伴って受圧ボール11は再度開放動作する。このよう
にリリーフ弁1゜は、受圧ボール11の開放及び復帰動
作の繰り返しにより送出室5の内圧P、を所定のリリー
フ圧以下に保つ動作をなし、このとき送出室5の内圧P
。
て、車庫入れ2幅寄せ等、停止又は低速状態にて大きく
舵輪操作がなされる場合、前記内圧P、が過度に上昇す
ることがあるが、このとき受圧ボール11は、導圧孔4
2及び7oを介して作用する送出室5の内圧P、と流量
調節スプール7の内側空洞部の内圧P3との間の圧力差
(PI−PI)により図の右向きに押圧され、リテーナ
12と共にリリーフばね13の付勢力に抗して変位し、
送出室5の内圧P1が、流量調節スプール7の内側空洞
に開放され、更に貫通孔71及び環状溝72を経て還流
油路2にリリーフされる。そしてこの開放動作により、
送出室5の内圧P、は急激に低下するため、前記圧力差
(p+ −PI )の減少に伴って受圧ボール11は、
リリーフばね13の付勢力により導圧孔70の開口端に
押し付けられた初期状態に復帰する。更にこの復帰によ
り導圧孔7oの開口端が閉塞されるため、送出室5の内
圧P+が再度上昇し、圧力差(PI −PI )の増大
に伴って受圧ボール11は再度開放動作する。このよう
にリリーフ弁1゜は、受圧ボール11の開放及び復帰動
作の繰り返しにより送出室5の内圧P、を所定のリリー
フ圧以下に保つ動作をなし、このとき送出室5の内圧P
。
もまた前記リリーフ圧を上限として変動する。ところが
、前記絞り孔32、環状溝33及び連通路9を介して送
出室5に連通された圧力室8の内圧P2には、前記p、
の変動に関連する圧力変動は殆ど住じず、この内圧P2
と供給室3の内圧p、との間の圧力差(po−Pg)は
、リリーフ弁1oの動作の如何に拘わらず略一定に保た
れる。従って、リリーフ弁lOの動作時に流量調節スプ
ール7には、その際の摺動位置を起点とするわずかな往
復動作が生じるのみであり、従来問題となっている前記
起点からの行き過ぎが生じる虞はない。
、前記絞り孔32、環状溝33及び連通路9を介して送
出室5に連通された圧力室8の内圧P2には、前記p、
の変動に関連する圧力変動は殆ど住じず、この内圧P2
と供給室3の内圧p、との間の圧力差(po−Pg)は
、リリーフ弁1oの動作の如何に拘わらず略一定に保た
れる。従って、リリーフ弁lOの動作時に流量調節スプ
ール7には、その際の摺動位置を起点とするわずかな往
復動作が生じるのみであり、従来問題となっている前記
起点からの行き過ぎが生じる虞はない。
即ち本発明装置を用いた場合、第6図中のA点にて送出
圧P1の急増が生じ、次いでB点にてリリーフ弁10が
開放動作して、更に0点にてリリーフ弁10が復帰動作
するとき、A点からB点を経て0点に至る方向の送出油
量Qの変化を逆に辿る態様にて0点からA点への復帰が
なされ、図中にハンチングを施して示す如き流量オーバ
一部が発生することがない。例えば、動力舵取装置の作
動油の送給系への適用において、車庫入れ時、幅寄せ時
等、停止又は低速状態にて大きく舵輪操作がなされたと
き、送出油量が過度に増加することがなく、送出管路に
おける耳障りなハンマリング音の発生を防止し得ると共
に、作動油の漏出の虞が未然に回避される。
圧P1の急増が生じ、次いでB点にてリリーフ弁10が
開放動作して、更に0点にてリリーフ弁10が復帰動作
するとき、A点からB点を経て0点に至る方向の送出油
量Qの変化を逆に辿る態様にて0点からA点への復帰が
なされ、図中にハンチングを施して示す如き流量オーバ
一部が発生することがない。例えば、動力舵取装置の作
動油の送給系への適用において、車庫入れ時、幅寄せ時
等、停止又は低速状態にて大きく舵輪操作がなされたと
き、送出油量が過度に増加することがなく、送出管路に
おける耳障りなハンマリング音の発生を防止し得ると共
に、作動油の漏出の虞が未然に回避される。
なお本発明装置は、動力舵取装置への作動油送給系に限
らず、あらゆる種類の流体送出回路において送出流量を
所定量に維持する用途に適用可能であることは言うまで
もない。
らず、あらゆる種類の流体送出回路において送出流量を
所定量に維持する用途に適用可能であることは言うまで
もない。
以上詳述した如く本発明装置においては、流量調節スプ
ールの内側空洞部に受圧面を供給室側に向けて配された
リリーフ弁が、送出室に直結する導圧路にて導かれた作
用圧により動作し、送出室の内圧を直接的に開放するか
ら、前記送出室に連通された圧力室にリリーフ弁の動作
に伴って生じる内圧変動を小さく保たれ、該圧力室と前
記供給室との間の圧力差に応動する前記流量調節スプー
ルにリリーフ弁の動作に伴って生じる無為な動作が抑制
でき、例えば、動力舵取装置の作動油の送給系への適用
時に、作動油の送出管路における耳障りなハンマリング
音の発生、及びリターンホースの脱落に伴う作動油の漏
出を未然に防止し得る等、本発明は優れた効果を奏する
。
ールの内側空洞部に受圧面を供給室側に向けて配された
リリーフ弁が、送出室に直結する導圧路にて導かれた作
用圧により動作し、送出室の内圧を直接的に開放するか
ら、前記送出室に連通された圧力室にリリーフ弁の動作
に伴って生じる内圧変動を小さく保たれ、該圧力室と前
記供給室との間の圧力差に応動する前記流量調節スプー
ルにリリーフ弁の動作に伴って生じる無為な動作が抑制
でき、例えば、動力舵取装置の作動油の送給系への適用
時に、作動油の送出管路における耳障りなハンマリング
音の発生、及びリターンホースの脱落に伴う作動油の漏
出を未然に防止し得る等、本発明は優れた効果を奏する
。
第1図及び第2図は本発明装置の縦断面図、第3図及び
第4図は従来の流量制御装置の縦断面図、第5図はこれ
らの装置の動作により得られる流量特性の説明図、第6
図は従来の流量制御装置における問題点の説明図である
。 1・・・吐出油路 2・・・還流油路 3・・・供
給室4・・・絞り部 5・・・送出室 7・・・流
量調節スプール 8・・・圧力室 10.20・・・
リリーフ弁42、70・・・導圧孔 特 許 出願人 光洋精工株式会社
第4図は従来の流量制御装置の縦断面図、第5図はこれ
らの装置の動作により得られる流量特性の説明図、第6
図は従来の流量制御装置における問題点の説明図である
。 1・・・吐出油路 2・・・還流油路 3・・・供
給室4・・・絞り部 5・・・送出室 7・・・流
量調節スプール 8・・・圧力室 10.20・・・
リリーフ弁42、70・・・導圧孔 特 許 出願人 光洋精工株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ポンプから吐出される流体の供給室と該流体の送出
先に連なる送出室との間に配された絞り手段、及び、前
記送出室に連通された圧力室の内圧と前記供給室の内圧
との受圧により前記絞り手段前後の圧力差に応動して、
前記供給室への供給流体の一部を前記ポンプの吸込側に
還流する流量調節スプールを備えた流量制御装置におい
て、 前記流量調節スプール内側の空洞部に、そ の受圧面を前記供給室側に向けて配されたリリーフ弁と
、 前記空洞部を前記送出室へ直結してなり、 前記リリーフ弁への作用圧を導く導圧路と を具備することを特徴とする流量制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2097203A JP2816409B2 (ja) | 1990-04-12 | 1990-04-12 | 流量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2097203A JP2816409B2 (ja) | 1990-04-12 | 1990-04-12 | 流量制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03295762A true JPH03295762A (ja) | 1991-12-26 |
| JP2816409B2 JP2816409B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14186056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2097203A Expired - Lifetime JP2816409B2 (ja) | 1990-04-12 | 1990-04-12 | 流量制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2816409B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103047132A (zh) * | 2012-12-27 | 2013-04-17 | 采埃孚转向泵金城(南京)有限公司 | 流量随速可调助力转向泵 |
-
1990
- 1990-04-12 JP JP2097203A patent/JP2816409B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103047132A (zh) * | 2012-12-27 | 2013-04-17 | 采埃孚转向泵金城(南京)有限公司 | 流量随速可调助力转向泵 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2816409B2 (ja) | 1998-10-27 |
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