JPH032972B2 - - Google Patents

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JPH032972B2
JPH032972B2 JP5208586A JP5208586A JPH032972B2 JP H032972 B2 JPH032972 B2 JP H032972B2 JP 5208586 A JP5208586 A JP 5208586A JP 5208586 A JP5208586 A JP 5208586A JP H032972 B2 JPH032972 B2 JP H032972B2
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foil
yarn
mark
weft
thread
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JP5208586A
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JPS62215042A (ja
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Zenzo Nakatsuka
Katsuji Nishihara
Masami Hara
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Nakatsuka Kogyo KK
Original Assignee
Nakatsuka Kogyo KK
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Priority to JP5208586A priority Critical patent/JPS62215042A/ja
Publication of JPS62215042A publication Critical patent/JPS62215042A/ja
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は織機の模様素付き箔糸緯入れ装置、特
に、レイピア或いはグリツパシヤトルを構成要素
として包含する織機であつて、織物径方向に並列
して模様をなす模様素を所要部位に有する箔糸の
長尺巻取物、例えば後述する従来公知の典型的な
順引き技法に用いられている、当業者に引き箔と
称呼されている切箔による平糸をその緯入れされ
るべき順に長さ方向に接続したものに相当するも
のの長尺巻取物を定位置に配置して、これから引
出した箔糸の糸端部を所定個所に待機させ、該箔
糸の糸端を上記レイピア或いはグリツパシヤトル
により把持して緯入れし、その緯入れした箔糸を
定位置の機械力駆動型の鋏みにより切断するとい
う仕様の下に上記緯入れを繰返し行うことによ
り、その隣接する箔糸と箔糸の模様素の集積にな
る模様を少なくとも一部にあらわす織物を製織す
るのに使用される織機のための模様素付き箔糸緯
入れ装置に関する。
緯入れに使用される箔糸は周知のように形態的
には金切り箔や銀切り箔と同じようなものであ
り、レイピア或いはグリツパシヤトルで把持して
緯入れした場合、表裏が反転することがある。緯
入れ箔糸が表裏反転していると、得られる織物は
不良品となるので、緯入れされた箔糸が経糸と織
物として組織される事前に、表裏反転緯入れかそ
うでないかを検知するようにすることが望まれ
る。
従来の技術とその問題点 上述のような方式により模様素付きの箔糸を緯
入れすることにより、順引き技法的に模様をあら
わすのは従来公知であり、典型的な順引き技法に
よる模様顕出方法、即ち織物織幅に対応する幅の
和紙等の基材シートの表面に模様を施した切箔原
反を多数本の細幅にスリツトして得られる所謂引
き箔による平糸を所要の順に一本宛、緯入れする
ことにより、上記原反に当初あらわされていた模
様を織物上に再現する模様顕出方法より緯入れサ
イクルに優れ、高い生産性が得られる。
しかし反面、上記順引き技法的な模様顕出にお
いては、模様素付き箔糸が織物の緯方向に実質的
にずれのない位置に緯入れされないと、模様崩れ
を生じ、隣接する箔糸と箔糸の模様素の集積によ
る良好な模様の顕出は達成されない。しかも織機
における箔糸緯入れは、箔糸長尺巻取物よりの箔
糸の繰出しをピンチローラーによる誘導の下に行
われるが、織機の振動、温度や湿度変化による箔
糸テンシヨン斑等の原因で位置ずれを発生するこ
とが多い。
従来、前示の順引き技法的に模様をあらわす織
物を組織するのに使用される織機において、模様
崩れを発生しないよう、箔糸の緯入れを自動的に
位置規制することを保証する手段は未だ開発され
ていない。因みに従来では作業員がときどき手作
業で緯入れ箔糸の緯ずれを修正しているのが実状
である。
また従来のこの種、レイピア或いはグリツパシ
ヤトルによる緯入れシステムは、所定個所での箔
糸糸端の待機姿勢や位置にばらつきがあつて、同
一の織機が適用できる箔糸の種類の範囲には、素
材、厚み、幅、或いは太さ等の一以上において相
当な制約があつた。
他方、箔糸の緯入れが表裏反転しているかどう
かを検知する手段としては従来、緯入れされた箔
糸が織機上の経糸の並列体の外側に出ている部分
の平面に対し斜方向となるよう発光器を、該箔糸
平面に対し直角方向となるよう受光素子をそれぞ
れ定位置に配置し、その発光器及び受光素子の特
定配置の下、緯入れ箔糸表面の金属光沢による乱
反射光と、箔糸裏面の無光沢面による乱反射光の
光量が大きく異なることに基づき、発光器から投
射された光が箔糸の表面に当つて反射するとき
(箔糸が表向きに緯入れされたとき)はその反射
光が受光素子に入らず、発光器からの投射光が箔
糸の裏面に当つて反射する際(箔糸が裏返つて緯
入れされたとき)はその乱反射光が受光素子に入
る現象を利用し、受光素子に入る光量の差を以て
緯入れされた箔糸の表裏を検知するようにしたも
のが知られている。(実公昭59−29972号公報)。
しかし従来の緯入れ箔糸表裏検知にあつては、
緯入れされた箔糸の経糸並列体の外に出ている耳
部を織物前後方向及び垂直方向について位置規制
する対策がとられておりず、緯入れされた箔糸の
耳部の占める関係位置が常法での箔糸緯入れにお
けると同様に不同となることを避けられず、上記
発光器及び受光素子によつて各緯入れ箔糸に対す
る的確な表裏検知が達成されるまでには至らな
い。
本発明は前述した形式の織機による製織におい
て、模様崩れが起らないよう模様素付き箔糸の緯
入れを自動的に位置規制することができ、しかも
素材、厚み、幅等の一以上において従来を大幅に
超える広汎な種類の箔糸の適用が可能な、従つて
内掛けで見られるような複雑でかつ繊細及び/ま
たは微妙な図柄調の絵模様でもこれを良好な態様
のものとして、レイピア或いはグリツパシヤトル
緯入れにより、能率よく簡潔に順引き技法的に顕
出し得る装置を提供することを目的としている。
また本発明は上記従来の緯入箔糸表裏検出技術
による問題を解消し、緯入れされた箔糸の全てに
対しての的確な表裏検知の達成が保証される緯入
れ箔糸表裏検知機能を持つた織機の箔糸緯入れ装
置を提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するための本発明の装置は、レ
イピア或いはグリツパシヤトル(以下、レイピア
と略記する)、及び機械力駆動型の定位置の鋏み
を構成要素として包含する織機であつて、かつ該
鋏みにおける、可動刃を取付けて剪断作動させる
可動刃ホルダーが鋏み固定刃に対し織物耳より遠
い側を占め、織物経方向に並列して模様をなす模
様素を所要部位に有する箔糸の長尺巻取物を定位
置に配置して、これから引出した模様素付き箔糸
の糸端部を所定個所に待機させ、該箔糸の糸端を
上記レイピアにより把持して緯入れし、その緯入
れした箔糸を上記鋏みにより切断するという仕様
の下に上記緯入れを繰返し行うことにより、その
隣接する箔糸と箔糸の模様素の集積による模様を
少なくとも一部にあらわす織物を製織するのに使
用される織機において、上記箔糸長尺巻取物はそ
の各一緯入れ範域の、織物耳部に相当する部位の
定位置に位置マークを、他の定位置の表面或いは
裏面に面表示マークを施しておき、また該巻取物
から引出された箔糸の少なくとも杼口側の一緯入
れ範域相当分の糸行きを一定の糸引出しラインと
し、当該一定糸引出しラインに面して上記位置マ
ークを検出するマークセンサーを三つ以上、該ラ
イン沿いに並べて定位置に配置すると共に、上記
鋏みによる緯糸の切断時或いはその直後に、該鋏
み可動刃ホルダーの、鋏み可動刃をして剪断作動
させる運動により該ホルダーの背面との間に、上
記引出し緯糸の切断糸端を上記レイピアの把持下
での引つ張りにより外れるよう挾持するクランプ
を定位置で、該クランプより上記箔糸の少し上流
側に上記一定糸引出しラインのための糸道をそれ
ぞれ備え、該糸道より更に当該ラインの上流側
に、該ラインにおける箔糸を上記レイピアが休止
しているとき、及びその前進時に該前進動で前記
限度に近付くときまで或いは達成するときまで拘
束し、その拘束を前進限度に近付いたとき或いは
達したき解放し、該解放を上記レイピアの緯入れ
運動中、続行する押えを配置し、上記レイピアの
復動走行路上の定位置に配置されて該レイピアの
糸把持体を衝突させて開放させる当りを織物緯方
向に変位し得るようにし、該当りに、上記マーク
センサーによる上記一定糸引出しラインにおける
箔糸位置マークの緯ずれ検出に基づき作動される
駆動機を駆動結合し、上記三つ以上のマークセン
サーは、該センサー並列体のセンサー全部が上記
箔糸の位置マークを検出するのを以て該箔糸の緯
入れ位置の正常を検出し、上記箔糸の緯ずれに伴
い該位置マークの緯ずれが該センサー並列体のセ
ンサーに対して及び数の多い少ないによつて該緯
ずれの度合いを検出し、該センサー並列体の左、
右何れの端側に上記位置マークの緯ずれが片寄つ
ているかにより該緯ずれの方向が左か右かを検出
するようにされており、上記駆動機は、上記位置
マークの緯ずれの度合い及び方向に応じて、上記
当りを所定量、織物緯方向の所要側へ変位させる
よう、正或いは逆駆動して停止するようにされて
おり、上記レイピアによる緯入れを行つたとき、
その緯入れ下の箔糸の面表示マークを検出するた
めのセンサーを当該マークに対応する個所に配置
し、上記レイピアが緯入れ箔糸の把持を解放する
より前及び鋏みが箔糸を切断するより前の時点で
作動して緯入れを検出する緯入れ検出センサーを
上記織機に備え、上記面表示マーク検出センサー
は、そのマーク検出、非検出を以て、上記緯入れ
検出センサーの緯入れ検出と併せ、緯入れ箔糸の
表、裏検知を司るものであることを特徴としてい
る。
作 用 本発明においては所要部位に模様素を有する定
位置に配置された箔糸の長尺巻取物からの引出し
箔糸は、その糸端部が所定個所に待機せしめられ
ると共に少なくとも杼口側の一緯入れ範域相当分
の糸行きを一定の糸引出しラインとして待機せし
められ、レイピアにより把持して緯入れされ、レ
イピアが緯入れ運動、換言すれば復動で定位置に
到達したとき、その糸把持体が当りに衝突して開
放され、前記緯入れした箔糸は定位置の機械力駆
動型の鋏みにより所定個所で切断され、以下同様
にして上記レイピアによる模様素付き箔糸の緯入
れ及び鋏みによる所定個所での切断を繰返し行わ
れ、織物上に隣接する上記箔糸と箔糸の模様素が
織物経方向に並列し、該模様素の並列集積になる
模様が織物に顕出される。
そしてこの緯入れにおいて、緯入れが正常な緯
入れ位置にあるときは、これに伴い模様素付き箔
糸の杼口側の一緯入れ範域相当分の一定糸引出し
ライン、換言すれば当該ラインにおける箔糸の位
置マークも正常位置を占め、これを定位置の三つ
以上のマークセンサーが検出し、レイピア糸把持
前開放用当りの駆動機は作動しない。
レイピアによる箔糸の緯入れに緯ずれが生じた
ときは、上記一定糸引出しラインにおける箔糸の
位置マークも緯ずれし、その緯ずれの度合い及び
左右何れ側のずれかを上記マークセンサーが検出
し、この検出に基づき該緯ずれの度合い及び方向
に応じて、レイピア糸把持体開放用当りの所定
量、織物緯方向の所要側へ変位させるよう、該当
りの駆動機が正或いは逆駆動して停止されること
により、該当りに対するレイピア糸把持体の衝突
時機、即ちレイピア糸把持体の開放時機が上記緯
ずれに対応する時機に規制され、この規制に従い
模様素付き箔糸が再び正常な緯入れ位置にもたら
されることになる。
鋏みにより所定個所で切断された模様素付き箔
糸の上記一定糸引出しラインにおける糸端部は、
該鋏みの織物耳から遠去かる側にある可動刃ホル
ダー背面と定位置のクランプとの間に、該可動刃
ホルダーの、可動刃をして剪断作動させる動きに
より、レイピアの把持下での引つ張りにより外れ
るよう挾持される。その挾持された糸端部は、次
回の緯入れ時のレイピアによる把持に備えて、そ
の挾持された態勢の下に待機する。
この待機状態下で、上記クランプより少し上流
側の部分の箔糸が、当該部分の糸道により定位置
乃至定点的に位置規制される。このため該クラン
プより該糸道の間の緯糸は、一定の態勢を保つ待
機状態となる。従つて、この状態下でレイピアに
より把持されて緯入れされる箔糸は、その緯入れ
中、杼口に対し前後及び垂直方向について一定の
関係位置に位置規制されることになる。
上記糸道より更に上記一定糸引出しラインの上
流側の部分の箔糸が、レイピアが休止していると
き、及びその前進時に該前進動で前進限度に近付
くときまで或いは達するときまで当該部分の押え
により拘束されるので、上記クランプによる切断
糸端の挾持が織機の振動等で多少ずれでも、上記
一定糸引出しラインの定位置性は実質的に崩れる
ことがない。
上記緯入れにあつて、レイピアが緯入れ箔糸の
把持を解放するより前及び鋏みが箔糸を切断する
より前の時点で緯入れ検出センサーが作動し、そ
れにより緯入れを検出する。
一方、上記緯入れにおいて、箔糸が正常な向き
(表向き)に緯入れされたときは、これに伴い当
該緯入れ箔糸耳部の表面或いは裏面のマークも
表、裏正常な面を占め、該マークを該マーク対応
位置の面表示マーク検出センサーが検出し、箔糸
が表裏反転して緯入れされたときは、その緯入れ
箔糸のマークも表、裏反転した面、即ち該センサ
ーと向き合わない側の面を占めるので、該センサ
ーは反応しない。
この面表示マーク検出センサーは、そのマーク
検出、非検出を以て、上記緯入れ検出センサーの
緯入れ検出と併せ、緯入れ箔糸の表、裏検知を司
り、その検知時機はレイピアが箔糸の把持を解放
するより前であつて鋏みが箔糸を切断するより前
の時点に対応する。
本発明において、模様素付き箔糸を緯入れする
レイピアにおける糸把持部の、該部へ延びる箔糸
の側に面する部位に、該箔糸の糸幅に対応する大
きさで上下方向及び左右方向へ広がる空間を形成
しておくときは、該レイピアの上下方向の糸把持
面に上記箔糸が把持されるに当つて90度、その軸
線周りの方向へひねられる際、そのひねられ部位
(被把持部は除く)が該ひねられ部位に臨む部分
のレイピア糸把持体等に接触することがなく、こ
のため箔糸切断端部のレイピア糸把持体による把
持が、箔糸に折れ等の不必要な変形を伴うことな
く円滑、確実に行われる。
発明の効果 このように本発明によれば、レイピア糸把持体
の開放時機を正常位置の緯入れ及び緯ずれの双方
に対して所定時に即応するよう規制した状態下
に、レイピアによる緯入れを行い得るので、それ
による緯入れ位置の自動規制により緯糸の模様崩
れを回避することができる。
しかも本発明では上記のように、糸端部をレイ
ピアにより把持して緯入れされる箔糸は、クラン
プ相当個所から少なくとも杼口側の一緯入れ範域
相当分の一定糸引出しラインの少し上流側にかけ
ての部分が一定の態勢を保つ状態下に、レイピア
による把持に備えて待機すると共に、該一定糸引
出しラインの定位置性を保持するので、素材、厚
み、幅等の一以上において従来を大幅に超える広
汎な種類の箔糸の適用が可能であり、従つて従来
で極めて非能率かつ困難とされていた、内掛けで
見られるような複雑でかつ繊細及び/または微妙
な図柄調の絵模様でもこれを良好な態様のものと
して、レイピア緯入れにより能率よく簡潔に順引
き技法的に顕出することができる。
また本発明によれば、面表示マーク及びこれを
検出するセンサーによる緯入れ箔糸の表、裏検出
をレイピアの箔糸把持解放の前及び鋏みの箔糸切
断の前の時点、換言すれば緯入れ箔糸が未だ織機
上織物の前後及び垂直方向について一定の関係位
置に位置規制されている状態下で行い得るので、
緯入れされた箔糸の全てに対しての的確な表、裏
検知の達成が保証される。
本発明においては、箔糸長尺巻取物の各一緯入
れ範域所定部位に施すマークに位置表示用兼面表
示マークを適用する、即ち同じマークを適用する
と、一定糸引出しラインの位置マークセンサーが
面表示専用のマークを位置マークと誤つて検出す
ることがなく、本発明に係る箔糸緯入れ自動位置
規制の有用が向上する。
本発明においては、箔糸長尺巻取部の各一緯入
れ範域所定部位に施す面表示マークを織物の左右
両耳部に対応する配置とし、両表示マーク検出セ
ンサーの配置を当該左右両耳部対応配置の面表示
マークのそれぞれに対応するものとするときは、
緯入れされた箔糸が緯入れの全体に亘つてではな
く、前半側、後半側の何れか片側について表、裏
反転していても、これを支障なく検出することが
でき、本発明に係る緯入れ箔糸表、裏反転検知の
有用性が向上する。
本発明においては、緯入れされた箔糸の耳部と
織合される或いは該耳部下側で交叉される経添え
糸を本発明装置に取り入れれば、このような経添
え糸を用いない場合を比較し、緯入れされ箔糸の
織物経糸並列体の外に出ている耳部の垂直方向の
定置性がよくなるので、面表示マーク検出センサ
ーが緯入れされた箔糸上の面表示マークを検出す
る確実さが向上する。
実施例 次に本発明の実施例を添付図面を参照して説明
する。
図において1が織機におけるレイピアで、これ
はその糸把持面1aが上下方向の向きになつてい
る。2が機械力駆動型の定位置の鋏み、3は織物
径方向に並列して模様をなす模様素(図示せず)
を所要部位に有する箔糸の長尺巻取物であり、レ
イピア1は従来と同様にして経糸(図示せず)の
開口中を往復動され、鋏み2は従来と同様にして
剪断作動される。鋏み2はそれにおける、可動刃
2aを取付けて剪断作動させる可動刃ホルダー2
bが鋏み固定刃2cに対し織物耳より遠去かる側
(第1図において左側)を占めている。
上記レイピア1には、それにおける糸把持部
の、該部へ延びる箔糸3aの側に面する部位に、
該箔糸の糸幅に対応する大きさで上下方向及び左
右方向へ広がる空間29を形成しておく方がよ
い。レイピア1の第10図において右側の側面、
即ちレイピア先端部が箔糸3aの後記糸端部3
a′の個所を通過する側の側面は、その通過時に該
糸端部3a′をできるだけ第10図右方対応方向へ
押しやるのを少なくするために、第10図に示す
ような面取り30を施しておくことが好ましい。
上記箔糸の長尺巻取物3は、従来公知の典型的
な順引き技法による模様顕出方法に用いられてい
る所謂引き箔からなる平糸をその緯入れ順に順
次、長さの方向に接続したものに相当するもの
で、所要部位に模様素を有するものを適用すれば
よく、該箔糸長尺巻取物3にはその各一緯入れ範
域の、織物の耳に相当する部位の定位置に、下記
のマークセンサー8−1,8−2,8−3の並列長
さに相当する長さの位置マーク4を予め施してお
く。また箔糸長尺巻取物3の各一緯入れ範域の、
織物の耳に相当する部位の他の定位置の表面或い
は裏面に面表示マーク31を施しておく。場合に
よつては位置マーク4及び面表示マーク31は一
つのマークを位置表示用と面表示用に兼用しても
よい。面表示マーク31は図示の場合、箔糸長尺
巻取物3の各一緯入れ範域の、織物左右両耳部相
当の配置のものになつている。
上記箔糸の長尺巻取物3は織機上の定位置に配
置され、これより箔糸3aを糸道5、レイピア1
による後述する緯入れに伴う箔糸3aの引出し量
より若干、送出し量が少ないピンチ送出しローラ
ー6及び糸道7を経て引出され、その糸端部が所
定個所に臨ましめられる。図で糸道5はそれの理
解を容易にする便宜上、斜視の状態で示されてい
るが、その設置は該糸道の内空に合致する面が引
出し箔糸を横断するのに相当する向きの態様であ
る。前記引出し箔糸8aは少なくとも杼口側の一
緯入れ範域相当分の糸行きを適当な手段、例えば
糸道やガイドローラーによる等の手段により一定
の糸引出しラインlとする。図示の場合、これは
糸道による手段でなされたものが示され、当該糸
道には前記糸道7及び下記の糸道15が充当され
ている。
この箔糸3aの一定糸引出しラインlに面して
箔糸3aの位置マーク4を検出するマークセンサ
ーを三つ以上、定位置に該ラインl沿いに並置す
る。図には該センサーは三つを並置した場合が示
され、符号8−1,8−2,8−3が附されている。
該センサーとしては、オプテイカル リフレクタ
ー センサー等の光センサーが適用でき、上記位
置マーク4には該光センサーが感知する色のカラ
ーマークを適用することができる。
レイピア1による後述の緯入れを行つたとき、
その緯入れ下の箔糸の面表示マーク31を検出す
るためのセンサー32を該マーク31に対応する
個所に配置する。いうまでもなく該センサー32
は、マーク31が箔糸3aの表面側にある場合は
緯入れ箔糸の表面側でのマーク31対応個所、マ
ーク31が裏面側の場合には箔糸裏面側でのマー
ク31対応個所の配置である。該面表示マーク検
出センサー32としては、位置マーク検出センサ
ー8−1,8−2,8−3と同様な光センサーが適
用でき、マーク31は該面表示マーク検出センサ
ー32が感知する色、例えば黒色のカラーマーク
を適用することができる。
9は上記引出し箔糸の切断糸端のためのクラン
プで、該クランプ9は鋏み可動刃ホルダー2bの
背面(第1図及び第5図において左側の面)に対
応する個所の定位置に配設する。該クランプ9
は、該クランプ9により下記切断糸端部の挾持が
後述するレイピア1の把持下での該糸端部の引つ
張りにより外れるような強さのスプリング付勢に
より前記ホルダー2bの側へ押圧されている。1
0がそのスプリング付勢のためのスプリング、1
1がそのスプリング強さ調整ねじである。クラン
プ9、スプリング10及び調整ねじ11は織機フ
レーム(図示せず)上に固定の取付け体12に装
備されている。13はクランプ9のための押圧ピ
ン、14は該ピン13とスプリング10の間に介
設されたボールである。クランプ9は、鋏み固定
刃2cに対し閉鎖状態にある鋏み可動刃ホルダー
2bの背面に、上記スプリング10によるスプリ
ング付勢で圧接される。
上記クランプ9より箔糸引出しラインlの少し
上流側(第1図において左方側)に、該ラインの
ための糸道15を備える。該糸道15は、上面に
箔糸3aの糸行きを案内する溝を有するものや管
状のものを適用すればよい。図示のものは前質形
式(溝は省略)である。
該糸道15より更に上流側に、レイピア1が休
止しているとき、及びその前進時に該前進動で前
進限度に近付くときまで或いは達するまでライン
lにおける箔糸を押圧下に拘束し、その拘束をレ
イピア1が該前進限度に近付いたとき或いは達し
たとき解放し、その解放をレイピア1の緯入れ運
動中、続行する押え16を配置する。この押え1
6の所定時の押圧、押圧解放の制御は適当な手
段、例えばレイピア1を往復動させる系の適当な
運動部材の作動により連動機構を介して行うよう
にすればよい。17は該押え16と対向する固定
の押え台である。
18は上記レイピア1の復動(緯入れ)走行路
上の定位置に配置して、レイピア糸把持体19の
レバー部19a先端を衝突させて、該糸把持体1
9を開放させる当りであり、該当り18は織機上
の織物緯方向に変位し得るようにし、該当り18
に駆動機20を駆動結合する。該駆動機20には
例えば小型の可逆転モーターを適用すればよく、
当り18と駆動機20の駆動結合は、例えば当り
18の基部にナツト21を固設し、駆動機20の
出力軸に結合された調整ねじ22を該ナツト21
に螺合することにより、行えばよい。
該駆動機20には上記マークセンサー8−1
8−2,8−3がシーケンス制御装置23を介して
接続される。このシーケンス制御装置23は、少
なくともメモリとインターフエイスと、マイクロ
プロセツサとからなるマイクロコンピユータを適
用できる。前記メモリには上記位置マーク4のず
れに対応して、駆動機20を所要量正転、逆転し
また停止制御するのに必要なデータを予め記憶さ
せておくと共に、位置マーク4の緯ずれ発生時
に、該駆動機20を所定量正転させて停止させた
り、所定量逆転させて停止させたり、位置マーク
4の非緯ずれ時に駆動機20を停止状態に保持さ
せたりするプログラムを組込んでおく。上記イン
ターフエイスは上記マークセンサー8−1,8−
,8−3からの信号を上記マイクロプロセツサに
適した信号に変換するインターフエイス、及び該
マイクロプロセツサよりの出力信号を上記駆動機
20の回転回数制御信号、回転方向制御信号に変
換するためのインターフエイスを構成要素として
包含する。上記マイクロプロセツサは駆動機20
の制御種別を指定する入力が入ることにより上記
メモリに記憶されている必要な情報を取り出す。
24はレイピア糸把持体19に常に閉鎖する傾
向を持せるスプリングを示している。25は必要
に応じ、ピンチ送出しローラー6と糸道7の間の
箔糸3aの中間に上下移動自在に吊装される、所
要側の面が反射面になつた箔糸弛み取りの重し板
である。該重し板25は上下方向に延びる相対向
する案内溝(図示せず)内に左右側縁部が嵌合さ
れ、該溝により上下動を案内される。該重し板2
5を設ける場合、その反射面に対応する側の定位
置に、該反射面からの反射光をとらえるセンサー
26が配置され、該センサー26はピンチ送出し
ローラー6のモーター等の駆動機(図示せず)に
電気的乃至電子的に接続され、該ローラー6を前
記重し板25の位置検知に基づき、所定時に駆
動、停止させる。該センサー26は上述したマー
クセンサーと同様な光センサーを使用することが
できる。ピンチ送出しローラー6はレイピア1に
よる下記緯入れの間中、作動するようにされる。
28は鋏み可動刃ホルダー2bの作動レバーを示
し、該レバー28はレイピア1の往復動に連動し
て連動媒体(図示せず)を通じ、所定時に第5図
の上下方向に回動される。
レイピア1が後述する緯入れ箔糸の把持を解放
する以前であつてかつ鋏み2が箔糸を切断する以
前の然るべき時点、例えば当該解放及び切断の直
前(但し該解放と切断がほぼ同時に行われる場
合)に作動して、緯入れを検出する緯入れ検出セ
ンサー36を上記織機に備備える。該センサー3
6は、位置マーク検出センサーと同様なものや近
接スイツチ等を適用すればく、箔糸緯入れ装置に
おける可動部材、例えばレイピア1或いはこれに
連動する他の可動部材が箔糸緯入れ中、所定位置
まで変位したとき、これを検出するのに対応する
個所に配置する等の適宜の方法により所定時に作
動させるようにすればよい。
レイピア1による下記緯入れを行つた際、その
緯入れされた箔糸の耳部に対応する個所でかつ面
表示マーク検出センサー32,32以外の個所に
おいて経添え糸を適当本数、上記織機上に設け
る。該径添え糸は緯入れ箔糸耳部との間に一般的
な経糸におけると同様な手段により織合させ或い
は該耳部下面でこれと交叉するようにする。当該
織合は経方向にまばらな織合で充分である。該経
添え糸は第2図に示され、それにおける織合経添
え糸が符号33で指示され、下面交叉経添え糸が
符号33′により指示されている。第2図に示さ
れた経添え糸は織合のものと下面交叉のものとの
併用である。緯入れ箔糸耳部と織合される経添え
糸33は、その所定側の端が通常の経糸Wにおけ
ると同様に織機の織物巻取りビーム(図示せず)
に巻きつけられている。経添え糸33′は巻取り
ビームに巻きつける必要はなく、適当なテンシヨ
ン付与下での定置でよい。
上記の各部分を包含する本発明装置を備えた緯
機は、一般的なシヤトル型の力織機であつても構
わないし、レイピア織機或いはグリツパ織機でも
よい。図示の本発明実施例では織機は一般的なシ
ヤトル型の力織機(第2図)であり、第2図で符
号34がその力織機における杼箱、35が筬を示
している。一般的なシヤトル型の力織機の場合、
そのシヤトルは従来と同様の使用目的に供せら
れ、レイピア1を初めとする上述の各部がが織機
に付加的に備えられると共に、レイピア1による
箔糸緯入れに必要とする開口運動を経糸に行わせ
る開口制御手段が力織機に付加される。この開口
制御手段はそれ自体公知の経糸開口制御手段を適
用することができる。
図示の本発明実施例装置の緯入れ自動位置規制
及び緯入れ箔糸の表裏検知は下記の如くである。
箔糸長尺巻取物3より糸道5、ローラー6、糸
道7及び15を経て引出され、糸端部を所定個所
に臨ましめられている模様素付きの箔糸3aは、
レイピア1による緯入れに備えての待機状態下に
あつて、その糸端が後述するようにして鋏み可動
刃ホルダー2bの背面とこれにスプリング10に
よるスプリング付勢で圧接しているクランプ9の
前面との間に挾持されている。この待機状態下で
該箔糸3aは、少なくとも杼口側の一緯入れ範域
相当分の糸行きを糸道7及び15により一定の糸
引出しラインlとされる。また箔糸3aは当該待
機状態下で、その糸端部3a′が第1図に示すよう
な斜め向き態勢をとる。
重し板25が備えられている場合、箔糸3aの
上記待機状態にあつて該重し板25はその重量に
より下つた位置を占め、該重し板25の反射面に
センサー26が対向している。
上記箔糸3aの待機状態下で、レイピア1が前
進(第1図の左方へ走行)し、この待機状態にあ
る糸端部3a′の個所をレイピア固定側糸把持部2
7が通つて、該レイピア1は前進限度に達する。
この際、糸把持部27は、第6図の上側の側に相
当する側面27aが糸端部8a′の第6図の下側の
側に相当する部位を第6図の上方相当方向へ若
干、押しやるようにして、該部位を通過する。押
え16は、レイピア1が前進するときはその前進
限度に近付くときまで或いは達するまで、ライン
lの箔糸3aを押圧して拘束している。
レイピア1が前進限度から復動運動に切換わ
り、その復動の初期に糸把持部27が糸端部3
a′の個所を通過する際、糸端部3a′が該把持部2
7と糸把持体19との間の上下方向の糸把持面1
aに、スプリング24による該糸把持体19の付
勢で挾圧下に把持される。この把持に当つては、
糸端部3a′の一部が軸線周りの方向(第10図の
時計計回り或いは反時計方向)へ90度、ひねられ
ることになるが、空間29がある場合にはそれの
存在によりその被把持部を除くひねられ部位が糸
把持体19上面等に接触することがない。その
後、更に進むレイピア1の復動運動により、箔糸
3aは緯入れされる。これに先立ち、上記の箔糸
3aを押えていた押え16はレイピア1が前進限
度に近付いたとき或いは達したときに、箔糸3a
の押圧拘束を解放するようリセツトされる。その
箔糸3aの解放は、レイピア1の緯入れ運動中、
続行される。
レイピア1の上記復動の初期に、該レイピア1
の復動進行につれる箔糸3aの引出しテンシヨン
の増大で重し板25が上昇される(但し重し板2
5が設けられている場合)。すると、重し板25
がセンサー26より上方位置を占めるとき、これ
をセンサー26が検知し、それに基づきピンチ送
出しローラー6が駆動され、箔糸3aを送出す。
該ローラー6の箔糸3a送出し量はレイピア1の
後退による箔糸引出し量より若干、少ないため、、
緯入れされて行く箔糸を所定の引出しテンシヨン
に保持する。
復動でレイピア1が定位置に到達したとき、当
り18にレイピア糸把持体19のレバー部19a
の先端部が衝突し、該糸把持体19に開放し、糸
端部8a′のレイピア糸把持体19による把持を解
放する。
レイピア1の前進当初からレイピア1による緯
入れが然るべき時点、例えば上記レイピア糸把持
体19の開放の少し手前に相当する時点に達する
まで、鋏み可動刃ホルダー2bは可動刃2aと共
に固定刃2cに対し閉鎖した状態、即ちレイピア
1の走行路範域外にある状態を保ち(第7図)、
当該時点に達したときホルダー2bは可動刃2a
と共に第7図反時計回り方向に回動し、途中第8
図の状態を経て、固定刃2cに対し開放した位置
へ変位し(第9図)、これより第9図時計回り方
向へ反転回動し、この反転回動で可動刃2a及び
固定刃2cが箔糸3aの糸端部3′の所定個所を
剪断する。
この所定個所を切断される箔糸3aの糸端部3
a′は、記ホルダー2b、可動刃2aをして剪断作
動させる前示回動時に、その回動運動の前段工程
で可動刃2aと並行するホルダー2bのフインガ
ー部2b′の下縁に当つて第1図の下方へ押しやら
れ、更に進むホルダー2bの回動でクランプ9の
手前(第1図の左方)側に隣接する部位の糸端部
3a′がクランプ9上縁に上記ホルダーフインガー
部2b′で接触された直後に、これに接続する可動
刃2aの第9図時計回り方向回動により遂に切断
され、その後なお進行するホルダー2bの第9図
時計回り方向回動によりホルダーフインガー部2
b′の下縁により該下縁に接触する部位の糸端部3
a′を下方へ押しやられるようにして、当該接触部
相当部分が実質的にホルダー2bの〔厳密にはホ
ルダーフインガー部2b′の〕背面とクランプ9前
面との間に挾持される。
可動刃2aの第9図時計回り方向回動により糸
端部3a′を切断する時点は、レイピア糸把持体1
9が糸の把持を解放する時と一致させればよい。
この糸端部3a′の切断時に、押え16が一定糸引
出しラインlの箔糸3aを再び押圧して拘束す
る。
レイピア1の後退終了後、なお送出しローラー
6は作動を続け、それにより該ローラー6以降の
箔糸3aのテンシヨンが低下し、重し板25が下
る(但し重し板25のあるとき)。該重し板25
がセンサー26と対向する個所まで降下すると、
これをセンサー26が検知し、それに基づき送出
しローラー6が停止される。
重し板25を備えない場合、送出しローラー6
は従来のレイピア(或いはグリツパ)織機におけ
る箔糸送出しローラーと同様な手段により所要時
に駆動、停止するようにすればよい。
以下、同様にしてレイピア1の1往復動毎に、
模様素付き箔糸の1緯入れ、及び鋏み2による所
斗個所、即ちその1緯入れ範域対応個所での切断
が行われ、その緯入れされた隣接する箔糸と箔糸
の模様素が織物経方向に並列し、該模様素の並列
集積になる模様が織物に表わされる。そしてその
緯入れされた箔糸3bは、織機上の経糸W…並列
体の外に出ている耳部が経添え糸33…と織合さ
れ、また当該耳部の下面でこれと経添え糸33′
が交叉する、即ち該経添え糸33′に該耳部が載
る。当該織合、交叉により緯入れ箔糸3bの経糸
W…並列体より外に出ている部分の上下方向定置
性が確保される。
上記緯入れにおいて、緯入れされた模様素付き
箔糸が緯ずれしていないときは、一定糸引出しラ
インlにおける箔糸3aも緯ずれのない正しい位
置にあつて、引出しに備え待機することになり、
該ラインlの箔糸3aの位置マーク4は正常位置
を占める。この場合には、当該位置マーク4はマ
ークセンサー8−1,8−2,8−3の全てと向合
つており、そして当り18の駆動機20は作動し
ない。
レイピア1による箔糸3aの緯入れに緯ずれが
あつたならば、その際にはこれに応じて一定糸引
出しラインlにおける箔糸3aの第1図左右方向
への位置、換言すれば当該ラインの箔糸3aの位
置マーク4の第1図左右方向への位置がずれ、そ
の位置マーク4の緯ずれがマークセンサー8−1
8−2及び8−3並列体の左、右何れの側に片寄つ
ているかにより該緯ずれの方向が左か右かを該マ
ークセンサーが検出し、位置マーク4の緯ずれが
マークセンサー8−1,8−2及び8−3並列体の
マークセンサーに対して及ぶ数の多い少ないによ
つて該緯ずれの度合いを該マークセンサーが検出
する。この緯ずれの方向及び度合いの検出に基づ
き、その緯ずれ方向及び度合いに対応して、レイ
ピア1による次の緯入れに先立ち、当り18を所
定量、ラインlの箔糸3a長さ方向、即ち織物緯
方向の所要側へ変位させるよう、駆動機20が正
或いは逆駆動して停止される。この当り18の変
位により該当り18に対する次回のレイピア糸把
持体19の衝突時機、換言すれば該糸把持体19
の開放時機が上記緯ずれに対応する時機に補正さ
れ、それにより模様素付き箔糸が正常な緯入れ位
置に再びもたらされるよう規制される。
レイピア1による上記の箔糸緯入れにおいて、
所定個所に糸端部が待機している箔糸は、鋏み2
より少し上流側の個所を糸道15により定置乃至
定点的に位置規制されて、一定の態勢を保つ待機
状態となり、この状態下でレイピア1により把持
されて緯入れることにより、その緯入れ中、箔糸
は杼口に対し前後(第2図の上下)及び垂直方向
について一定の関係位置に位置規制される。
また上記緯入れにおいて、レイピア1が緯入れ
箔糸の把持を解放する以前及び鋏み2が箔糸糸端
部3a′を切断する以前の時点で緯入れ検出センサ
ー36が作動し、それにより緯入れを検出する。
一方、箔糸3aが正常な向き即ち表向きに緯入
れされたときは、これに伴いその緯入れされた箔
糸3b耳部の面表示マーク31,31も表、裏正
常な面を占め、該マーク31,31を当該耳部の
前述した上下方向定置性確保の下、面表示マーク
検出センサー32,32が検出する。緯入れされ
た箔糸8bが表、裏反転しているときには、その
緯入れ箔糸3b耳部の面表示マーク31,31も
表、裏反転した面、換言すれば面表示マーク検出
センサー32,32と向き合わない側の面を占
め、そのため該センサー32,32は反応しな
い。
上記面表示マーク検出センサー32,32は、
その緯入れ箔糸3bの面表示マーク31,31検
出、非検出を以て、上記緯入れ検出センサー36
の所定時の緯入れ検出と併せ、緯入れ箔糸3bの
表、裏検知を司る。この緯入れ箔糸表、裏検知
は、面表示マーク検出センサー32,32の非作
動(或いは作動)及び緯入れ検出センサー36の
作動に基づき、ブザー、ランプ等の警報器を作動
させて確認するようにすればよく、また必要に応
じて織機の箔糸緯入れ糸を箔糸の表、裏反転緯入
れ発生時に適当な手段により停止するようにすれ
ばよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における箔糸の待機
状態をレイピアと共に概略的に示す正面図、第2
図は本発明の一実施例における織機要部の概略的
平面図、第3図は位置マークセンサー並列体の斜
視図、第4図は面表示マーク検出センサー及び緯
入れ箔糸の斜視図、第5図は同上実施例における
鋏みの分解拡大斜視図、第6図は同実施例におけ
るレイピア先端部及びレイピア糸把持体開放用当
りの拡大平面図、第7図から第9図までは鋏み可
動刃の作動状態を工程順に示す説明図、第10図
は第6図のX−X線拡大断面図である。 1はレイピア、2は鋏み、2aは鋏み可動刃、
2bは鋏み可動刃ホルダー、2cは鋏み固定刃、
3は模様素付き箔糸の長尺巻取物、3aは該巻取
物より引出された箔糸、3a′はその糸端部、3b
は緯入れされた箔糸、4は位置マーク、lは一定
糸引出しライン、6はピンチ送出しローラー、7
は糸道、8−1,8−2,8−3は位置マークセン
サー、9はクランプ、15は糸道、16は押え、
17は押え台、18はレイピア糸把持体開放用当
り、19はレイピア糸把持体、19aはレバー
部、20は当りのための駆動機、31は面表示マ
ーク、32は面表示マーク検出センサー、36は
緯入れ検出センサー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 レイピア或いはグリツパシヤトル、及び機械
    力駆動型の定位置の鋏みを構成要素として包含す
    る織機であつて、かつ該鋏みにおける、可動刃を
    取付けて剪断作動させる可動刃ホルダーが鋏み固
    定刃に対し織物耳より遠い側を占め、織物経方向
    に並列して模様をなす模様素を所要部位に有する
    箔糸の長尺巻取物を定位置に配置して、これから
    引出した模様素付き箔糸の糸端部を所定個所に待
    機させ、該箔糸の糸端を上記レイピア或いはグリ
    ツパシヤトルにより把持して緯入れし、その緯入
    れした箔糸を上記鋏みにより切断するという仕様
    の下に上記緯入れを繰返し行うことにより、その
    隣接する箔糸と箔糸の模様素の集積による模様を
    少なくとも一部にあらわす織物を製織するのに使
    用される織機において、上記箔糸長尺巻取物はそ
    の各一緯入れ範域の、織物耳部に相当する部位の
    定位置に位置マークを、他の定位置の表面或いは
    裏面に面表示マークを施しておき、また該巻取物
    から引出された箔糸の少なくとも杼口側の一緯入
    れ範域相当分の糸行きを一定の糸引出しラインと
    し、当該一定糸引出しラインに面して上記位置マ
    ークを検出するマークセンサーを三つ以上、該ラ
    イン沿いに並べて定位置に配置すると共に、上記
    鋏みによる箔糸の切断時或いはその直後に、該鋏
    み可動刃ホルダーの、鋏み可動刃をして剪断作動
    させる運動により該ホルダーの背面との間に、上
    記引出し箔糸の切断糸端を上記レイピア或いはグ
    リツパシヤトルの把持下での引つ張りにより外れ
    るよう挾持するクランプを定位置に、該クランプ
    より上記箔糸の少し上流側に上記一定糸引出しラ
    インのための糸道をそれぞれ備え、該糸道より更
    に当該ラインの上流側に、該ラインにおける箔糸
    を上記レイピア或いはグリツパシヤトルが休止し
    ているとき、及びその前進時に該前進動で前進限
    度に近付くときまで或いは達するときまで拘束
    し、その拘束を前進限度に近付いたとき或いは達
    したとき解放し、該解放を上記レイピア或いはグ
    リツパシヤトルの緯入れ運動中、続行する押えを
    配置し、上記レイピア或いはグリツパシヤトルの
    復動走行路上の定位置に配置されて該レイピア或
    いはグリツパシヤトルの糸把持体を衝突させて開
    放させる当りを織物緯方向に変位し得るように
    し、該当りに、上記マークセンサーによる上記一
    定糸引出しラインにおける箔糸位置マークの緯ず
    れ検出に基づき作動される駆動機を駆動結合し、
    上記三つ以上のマークセンサーは、該センサー並
    列体のセンサー全部が上記箔糸の位置マークを検
    出するのを以て該箔糸の緯入れ位置の正常を検出
    し、上記箔糸の緯ずれに伴い該位置マークの緯ず
    れが該センサー並列体のセンサーに対して及ぶ数
    の多い少ないによつて該緯ずれの度合いを検出
    し、該センサー並列体の左、右何れの端側に上記
    位置マークの緯ずれが片寄つているかにより該緯
    ずれの方向が左か右かを検出するようにされてお
    り、上記駆動機は、上記位置マークの緯ずれの度
    合い及び方向に応じて、上記当りを所定量、織物
    緯方向の所要側へ変位させるよう、正或いは逆駆
    動して停止するようにされており、上記レイピア
    或いはグリツパシヤトルによる緯入れを行つたと
    き、その緯入れ下の箔糸の面表示マークを検出す
    るためのセンサーを当該マークに対応する個所に
    配置し、上記レイピア或いはグリツパシヤトルが
    緯入れ箔糸の把持を解放するより前及び鋏みが箔
    糸を切断するより前の時点で作動して緯入れを検
    出する緯入れ検出センサーを上記織機に備え、上
    記面表示マーク検出センサーは、そのマーク検
    出、非検出を以て、上記緯入れ検出センサーの緯
    入れ検出と併せ、緯入れ箔糸の表、裏検知を司る
    ものであることを特徴とする織機の模様素付き箔
    糸緯入れ装置。 2 レイピア或いはグリツパシヤトル、及び機械
    力駆動型の定位置の鋏みを構成要素として包含す
    る織機であつて、かつ該鋏みにおける、可動刃を
    取付けて剪断作動させる可動刃ホルダーが鋏み固
    定刃に対し織物耳より遠い側を占め、織物経方向
    に並列して模様をなす模様素を所要部位に有する
    箔糸の長尺巻取物を定位置に配置して、これから
    引出した模様素付き箔糸の糸端部を所定個所に待
    機させ、該箔糸の糸端を上記レイピア或いはグリ
    ツパシヤトルにより把持して緯入れし、その緯入
    れした箔糸を上記鋏みにより切断するという仕様
    の下に上記緯入れを繰返し行うことにより、その
    隣接する箔糸と箔糸の模様素の集積による模様を
    少なくとも一部にあらわす織物を製織するのに使
    用される織機において、上記箔糸長尺巻取物はそ
    の各一緯入れ範域の、織物耳部に相当する部位の
    表面或いは裏面の定位置に位置マーク兼面表示マ
    ークを施しておき、また該巻取物から引出された
    箔糸の少なくとも杼口側の一緯入れ範域相当分の
    糸行きを一定の糸引出しラインとし、当該一定糸
    引出しラインに面して上記位置マークを検出する
    マークセンサーを三つ以上、該ライン沿いに並べ
    て定位置に配置すると共に、上記鋏みによる箔糸
    の切断時或いはその直後に、該鋏み可動刃ホルダ
    ーの、鋏み可動刃をして剪断作動させる運動によ
    り該ホルダーの背面との間に、上記引出し箔糸の
    切断糸端を上記レイピア或いはグリツパシヤトル
    の把持下での引つ張りにより外れるよう挾持する
    クランプを定位置に、該クランプより上記箔糸の
    少し上流側に上記一定糸引出しラインのための糸
    道をそれぞれ備え、該糸道より更に当該ラインの
    上流側に、該ラインにおける箔糸を上記レイピア
    或いはグリツパシヤトルが休止しているとき、及
    びその前進時に該前進動で前進限度に近付くとき
    まで或いは達するときまで拘束し、その拘束を前
    進限度に近付いたとき或いは達したとき解放し、
    該解放を上記レイピア或いはグリツパシヤトルの
    緯入れ運動中、続行する押えを配置し、上記レイ
    ピア或いはグリツパシヤトルの復動走行路上の定
    位置に配置されて該レイピア或いはグリツパシヤ
    トルの糸把持体を衝突させて開放させる当りを織
    物緯方向に変位し得るようにし、該当りに、上記
    マークセンサーによる上記一定糸引出しラインに
    おける箔糸の上記マークの緯ずれ検出に基づき作
    動される駆動機を駆動結合し、上記三つ以上のマ
    ークセンサーは、該センサー並列体のセンサー全
    部が上記箔糸のマークを検出するのを以て該箔糸
    の緯入れ位置の正常を検出し、上記箔糸の緯ずれ
    に伴い該マークの緯ずれが該センサー並列体のセ
    ンサーに対して及ぶ数の多い少ないによつて該緯
    ずれの度合いを検出し、該センサー並列体の左、
    右何れの端側に上記マークの緯ずれが片寄つてい
    るかにより該緯ずれの方向が左か右かを検出する
    ようにされており、上記駆動機は、上記マークの
    緯ずれの度合い及び方向に応じて、上記当りを所
    定量、織物緯方向の所要側へ変位させるよう、正
    或いは逆駆動して停止するようにされており、上
    記レイピア或いはグリツパシヤトルによる緯入れ
    を行つたとき、その緯入れ下の箔糸の上記マーク
    を検出するためのセンサーを当該マークに対応す
    る個所に配置し、上記レイピア或いはグリツパシ
    ヤトルが緯入れ箔糸の把持を解放するより前及び
    鋏みが箔糸を切断するより前の時点で作動して緯
    入れを検出する緯入れ検出センサーを上記織機に
    備え、上記緯入れ下の箔糸のマーク検出センサー
    は、そのマーク検出、非検出を以て、上記緯入れ
    検出センサーの緯入れ検出と併せ、緯入れ箔糸の
    表、裏検知を司るものであることを特徴とする織
    機の模様素付き箔糸緯入れ装置。 3 レイピア或いはグリツパシヤトル、及び機械
    力駆動型の定位置の鋏みを構成要素として包含す
    る織機であつて、かつ該鋏みにおける、可動刃を
    取付けて剪断作動させる可動刃ホルダーが鋏み固
    定刃に対し織物耳より遠い側を占め、織物経方向
    に並列して模様をなす模様素を所要部位に有する
    箔糸の長尺巻取物を定位置に配置して、これから
    引出した模様素付き箔糸の糸端部を所定個所に待
    機させ、該箔糸の糸端を上記レイピア或いはグリ
    ツパシヤトルにより把持して緯入れし、その緯入
    れした箔糸を上記鋏みにより切断するという仕様
    の下に上記緯入れを繰返し行うことにより、その
    隣接する箔糸と箔糸の模様素の集積による模様を
    少なくとも一部にあらわす織物を製織するのに使
    用される織機において、上記箔糸長尺巻取物はそ
    の各一緯入れ範域の、織物耳部に相当する部位の
    定位置に位置マークを、織物両耳部相当部位の他
    の定位置の表面或いは裏面に面表示マークを施し
    ておき、また該巻取物から引出された箔糸の少な
    くとも杼口側の一緯入れ範域相当分の糸行きを一
    定の糸引出しラインとし、当該一定糸引出しライ
    ンに面して上記位置マークを検出するマークセン
    サーを三つ以上、該ライン沿いに並べて定位置に
    配置すると共に、上記鋏みによる箔糸の切断時或
    いはその直後に、該鋏み可動刃ホルダーの、鋏み
    可動刃をして剪断作動させる運動により該ホルダ
    ーの背面との間に、上記引出し箔糸の切断糸端を
    上記レイピア或いはグリツパシヤトルの把持下で
    の引つ張りにより外れるよう挾持するクランプを
    定位置に、該クランプより上記箔糸の少し上流側
    に上記一定糸引出しラインのための糸道をそれぞ
    れ備え、該糸道より更に当該ラインの上流側に、
    該ラインにおける箔糸を上記レイピア或いはグリ
    ツパシヤトルが休止しているとき、及びその前進
    時に該前進動で前進限度に近付くときまで或いは
    達するときまで拘束し、その拘束を前進限度に近
    付いたとき或いは達したとき解放し、該解放を上
    記レイピア或いはグリツパシヤトルの緯入れ運動
    中、続行する押えを配置し、上記レイピア或いは
    グリツパシヤトルの復動走行路上の定位置に配置
    されて該レイピア或いはグリツパシヤトルの糸把
    持体を衝突させて開放させる当りを織物緯方向に
    変位し得るようにし、該当りに、上記マークセン
    サーによる上記一定糸引出しラインにおける箔糸
    位置マークの緯ずれ検出に基づき作動される駆動
    機を駆動結合し、上記三つ以上のマークセンサー
    は、該センサー並列体のセンサー全部が上記箔糸
    の位置マークを検出するのを以て該箔糸の緯入れ
    位置の正常を検出し、上記箔糸の緯ずれに伴い該
    位置マークの緯ずれが該センサー並列体のセンサ
    ーに対して及ぶ数の多い少ないによつて該緯ずれ
    の度合いを検出し、該センサー並列体の左、右何
    れの端側に上記位置マークの緯ずれが片寄つてい
    るかにより該緯ずれの方向が左か右かを検出する
    ようにされており、上記駆動機は、上記位置マー
    クの緯ずれの度合い及び方向に応じて、上記当り
    を所定量、織物緯方向の所要側へ変位させるよ
    う、正或いは逆駆動して停止するようにされてお
    り、上記レイピア或いはグリツパシヤトルによる
    緯入れを行つたとき、その緯入れ下の箔糸の左右
    両耳部の面表示マークを検出するためのセンサー
    を当該マークのそれぞれに対応する個所に配置
    し、上記レイピア或いはグリツパシヤトルが緯入
    れ箔糸の把持を解放するより前及び鋏みが箔糸を
    切断するより前の時点で作動して緯入れを検出す
    る緯入れ検出センサーを上記織機に備え、上記面
    表示マーク検出センサーは、そのマーク検出、非
    検出を以て、上記緯入れ検出センサーの緯入れ検
    出と併せ、緯入れ箔糸の左右両側に対する表、裏
    検知を司るものであることを特徴とする織機の模
    様素付き箔糸緯入れ装置。 4 レイピア或いはグリツパシヤトル、及び機械
    力駆動型の定位置の鋏みを構成要素として包含す
    る織機であつて、かつ該鋏みにおける、可動刃を
    取付けて剪断作動させる可動刃ホルダーが鋏み固
    定刃に対し織物耳より遠い側を占め、織物経方向
    に並列して模様をなす模様素を所要部位に有する
    箔糸の長尺巻取物を定位置に配置して、これから
    引出した模様素付き箔糸の糸端部を所定個所に待
    機させ、該箔糸の糸端を上記レイピア或いはグリ
    ツパシヤトルにより把持して緯入れし、その緯入
    れした箔糸を上記鋏みにより切断するという仕様
    の下に上記緯入れを繰返し行うことにより、その
    隣接する箔糸と箔糸の模様素の集積による模様を
    少なくとも一部にあらわす織物を製織するのに使
    用される織機において、上記箔糸長尺巻取物はそ
    の各一緯入れ範域の、織物耳部に相当する部位の
    定位置に位置マークを、他の定位置の表面或いは
    裏面に面表示マークを施しておき、また該巻取物
    から引出された箔糸の少なくとも杼口側の一緯入
    れ範域相当分の糸行きを一定の糸引出しラインと
    し、当該一定糸引出しラインに面して上記位置マ
    ークを検出するマークセンサーを三つ以上、該ラ
    イン沿いに並べて定位置に配置すると共に、上記
    鋏みによる緯糸の切断時或いはその直後に、該鋏
    み可動刃ホルダーの、鋏み可動刃をして剪断作動
    させる運動により該ホルダーの背面との間に、上
    記引出し箔糸の切断糸端を上記レイピア或いはグ
    リツパシヤトルの把持下での引つ張りにより外れ
    るよう挾持するクランプを定位置に、該クランプ
    より上記箔糸の少し上流側に上記一定糸引出しラ
    インのための糸道をそれぞれ備え、該糸道より更
    に当該ラインの上流側に、該ラインにおける箔糸
    を上記レイピア或いはグリツパシヤトルが休止し
    ているとき、及びその前進時に該前進動で前進限
    度に近付くときまで或いは達するときまで拘束
    し、その拘束を前進限度に近付いたとき或いは達
    したとき解放し、該解放を上記レイピア或いはグ
    リツパシヤトルの緯入れ運動中、続行する押えを
    配置し、上記レイピア或いはグリツパシヤトルの
    復動走行路上の定位置に配置されて該レイピア或
    いはグリツパシヤトルの糸把持体を衝突させて開
    放させる当りを織物緯方向に変位し得るように
    し、該当りに、上記マークセンサーによる上記一
    定糸引出しラインにおける箔糸位置マークの緯ず
    れ検出に基づき作動される駆動機を駆動結合し、
    上記三つ以上のマークセンサーは、該センサー並
    列体のセンサー全部が上記箔糸の位置マークを検
    出するのを以て該箔糸の緯入れ位置の正常を検出
    し、上記箔糸の緯ずれに伴い該位置マークの緯ず
    れが該センサー並列体のセンサーに対して及ぶ数
    の多い少ないによつて該緯ずれの度合いを検出
    し、該センサー並列体の左、右何れの端側に上記
    位置マークの緯ずれが片寄つているかにより該緯
    ずれの方向が左か右かを検出するようにされてお
    り、上記駆動機は、上記位置マークの緯ずれの度
    合い及び方向に応じて、上記当りを所定量、織物
    緯方向の所要側へ変位させるよう、正或いは逆駆
    動して停止するようにされており、上記レイピア
    或いはグリツパシヤトルによる緯入れを行つたと
    き、その緯入れ下の箔糸の面表示マークを検出す
    るためのセンサーを当該マークに対応する個所に
    配置し、上記レイピア或いはグリツパシヤトルが
    緯入れ箔糸の把持を解放するより前及び鋏みが箔
    糸を切断するより前の時点で作動して緯入れを検
    出する緯入れ検出センサーを上記織機に備え、緯
    入れされた箔糸の耳部と織合される或いは該耳部
    下側で交叉される経添え糸を上記織機上に設け、
    上記面表示マーク検出センサーは、そのマーク検
    出、非検出を以て、上記緯入れ検出センサーの緯
    入れ検出と併せ、緯入れ箔糸の表、裏検知を司る
    ものであることを特徴とする織機の模様素付き箔
    糸緯入れ装置。
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