JPH0330432B2 - - Google Patents

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JPH0330432B2
JPH0330432B2 JP57142285A JP14228582A JPH0330432B2 JP H0330432 B2 JPH0330432 B2 JP H0330432B2 JP 57142285 A JP57142285 A JP 57142285A JP 14228582 A JP14228582 A JP 14228582A JP H0330432 B2 JPH0330432 B2 JP H0330432B2
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drying
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は洗浄乾燥装置、特に、被処理物を収容
する処理容器を水平面内で循環させながら自動的
に洗浄乾燥する洗浄乾燥装置に関する。
一般に、たとえば電子部品、精密機械部品等の
製造、組立過程においては、薬品、油、塵芥等の
異物が付着する。そのため、部品の製造完了時等
にこのような異物を除去することが要求される。
そこで、従来、異物の除去のために様々な提案
がなされている。
ところが、従来は部品の洗浄用の装置と、洗浄
後に部品の乾燥を行なう装置とはそれぞれ別々の
専用機として構成されており、洗浄と乾燥を同時
に効率良く行なうことはできなかつた。
また、従来の洗浄装置または乾燥装置において
は、処理される部品は垂直平面内を移動させられ
るので、取扱いが困難である等の問題点があつ
た。
さらに、従来は、被処理部品を収容するバスケ
ツトがワイヤ等で吊り下げられていて分離できな
い構造であるため、バスケツトの取扱いが困難
で、バスケツトかの被処理部品の放出時には作業
員による手作業が必要である等の問題があり、完
全自動処理が困難であつた。特に、異物除去作業
は高温、薬品等を伴なう悪環境下での単純作業で
あり、全自動運転による省力化、コストの低減が
強く望まれている。
また、洗浄乾燥装置としては、処理容器内の被
処理物を洗浄し取出す洗浄ヘツドと、処理容器を
洗浄ヘツド間で移送する搬送機構とを有してお
り、前記洗浄ヘツドは下端に処理容器を保持する
保持軸と、この保持軸を上下動ないし揺動させる
駆動手段を備えたもの(特開昭53−99669号公報)
がある。
しかし、前記した洗浄乾燥装置の構造では、洗
浄ヘツドを浸漬箇所ごとに設けなければならず、
洗浄ヘツドおよび搬送機構の構造が複雑であり、
しかも処理容器を容器軸を介して搬送する構造で
あるので、搬送が不安定となるという問題があつ
た。
さらに、洗浄乾燥装置の水切り機構としては、
コンベア上の被処理物に付着した水滴を噴射エア
で吹き飛ばし、さらに拭取無端体で水分を拭取る
構造としたもの(特公昭49−42460号公報)があ
る。
前記した水切り機構の構造では、処理容器を使
用せずに果実などの被処理物を直接洗浄する場合
に好適であるが、処理容器内に収納した被処理物
を洗浄する場合、噴射エアおよび拭取無端帯によ
る水切りは不可能であるという問題があつた。
また、他の水切り機構としては、処理容器が洗
浄水の貯留面からでたところで昇降を停止させ、
往復杆の駆動により処理容器を揺動させて水切り
を行うもの(実公昭52−32624号公報)がある。
しかし、前記した水切り機構の構造では、処理
容器をワイヤで懸架した場合に限り、処理容器を
揺動させて水切りを行うことができるものであ
り、ワイヤによる懸架を介さないで処理容器を上
下動ないし搬送する構造を有する水切り機構に対
しては、往復杆の駆動による水切りは不可能であ
るという問題があつた。
本発明は、前記問題点を着目してなされたもの
であり、その目的は、洗浄、水切りおよび乾燥を
完全自動化し、コストの低廉化および搬送の安定
化を図り、水切りを良好にし、乾燥の均一化を図
ることのできる洗浄乾燥装置を提供することにあ
る。
前記目的を達成する本発明の洗浄乾燥装置は、
洗浄機構が洗浄槽上に配置されていて処理容器を
移動可能に支持するレールと、このレールを上下
動させる上下動シリンダとを有し、搬送機構がレ
ール上を処理容器を搬送させる搬送シリンダを有
し、水切り機構が搬送路の途中に処理容器を傾斜
させる傾斜部と、搬送中の処理容器の底部に圧接
される水切りローラとを有し、乾燥機構が熱風通
路内の流動方向を変える仕切りを有し、放出機構
が処理容器を反転させて被処理物を放出する反転
部を有している構造としたものである。
以下、本発明を図面に示す実施例にしたがつて
詳細に説明する。
第1図は本発明による洗浄乾燥装置の一実施例
の全体平面図、第2図はその全体平面図である。
本実施例の洗浄乾燥装置は、たとえば電子部品
あるいは精密機械部品の如き被処理物(被洗浄乾
燥物品)を一度に多数個ずつバツケツトと呼ばれ
る処理容器の中に入れて水平方向に搬送しなが
ら、洗浄、乾燥等の全処理を全自動で行なうもの
である。
そのため、本実施例の洗浄乾燥装置は、全処理
機構をベース1上に水平方向に矩形状のラウンド
型に配置してなり、被処理物を所定位置で待機中
のバスケツト(処理容器)2の中に被処理物を多
数投入する投入部3を有している。
この投入部の下流側(第1図および第2図の右
側)には、被処理物を洗浄するための洗浄機構4
が設置されている。投入部3から洗浄機構4へ、
また洗浄機構4からその下流側にバスケツト2を
順次搬送するため洗浄機構4の側方から上方にか
けて搬送機構5が設けられている。
前記洗浄機構4の下流側には、水切り機構6が
該洗浄機構4に対して直角方向に設置され、また
該洗浄機構4から送られて来た洗浄済みのバスケ
ツト2を該水切り機構6を経て搬送するための送
り機構7が該水切り機構6の側方に設けられてい
る。
前記水切り機構6の下流側には、該水切り機構
6で水切りを終了したバスケツト2を乾燥機構9
に送り込むための送り機構8が該水切り機構6に
対して直角方向に設けられている。
乾燥機構9はバスケツト2に収容された被処理
物を熱風で乾燥するためのもので、前記洗浄機構
4に対して平行に配置されており、バスケツト2
は乾燥機構9の中を複数個順番に連続して前記送
り機構8で押されながら、前記洗浄機構4におけ
る搬送方向とは逆方向(第1図の左方向)に移動
する。
この乾燥機構9の下流側(第1図の左側)に
は、洗浄、乾燥を終えた被処理物をバスケツト2
から適宜の回収容器(図示せず)に放出するため
の放出機構10を構成する反転機構11およびシ
ユート12が設けられている。
また、被処理物を放出したバスケツト2を放出
位置から前記投入部3に戻して循環再使用させる
ための移送機構13が前記放出機構10と投入部
3との中間の外側(第1図および第2図の左側)
位置に設置されている。
このように、本実施例においては、投入部3で
被処理物をバスケツト2に順次投入し、各バスケ
ツト2を投入部3から洗浄機構4に搬送して洗浄
した後、水切り機構6で水切りを行ない、さらに
乾燥機構9で乾燥し、放出機構10から外部に回
収し、空状態のバスケツト2は元の姿勢に戻して
移送機構13で投入部3に循環移送される。した
がつて、被処理物はバスケツト2内に入れて水平
面内でコ字状に移動する間に自動的に洗浄、乾燥
され、バスケツト2は同時い多数個使用され、順
次循環しているので、連続処理を行なうことがで
きる。
なお、前記各機構の制御、操作を行なうため、
ベース1の一端(第1図および第2図の右端)上
には、たとえばマイクロコンピユータを内蔵した
制御操作部14が配置され、各機構と接続されて
いる。
次に、前記各機構の詳細について説明する。
まず最初に、被処理物を入れて各処理部に搬送
され、循環使用されるバスケツト2は第3図a〜
cに例示する独特な構造を有している。
すなわち、バスケツト2は第3図aに示すよう
に略正方形の平面形状を有する枠体15、および
該枠体15と一体的に形成された網16よりな
る。
枠体15はたとえばポリエステル、繊維強化プ
ラスチツク(FRP)の如き耐熱性、耐薬品性の
樹脂材料で網16と共にトランスフア成形され、
その上下両面および対向する二側面は開口してい
る。また、この枠体15の上端開口の周囲にはフ
ランジ17が一体的に成形されている。このフラ
ンジ17は第3図bに17aで示す面において搬
送用のレールにより支持される。
一方、網16はたとえばステンレススチール製
の金網あるいは枠体15とは異なる樹脂材料等の
網で作ることができ、第3図bに示す如く、その
上端部16aは、面17aを持つフランジ17の
部分の中に一体的に埋め込まれた状態でトランス
フア成形され、また第3図cに示す如く、その底
面部の両端16aは枠体15の側壁下部の中に一
体的に埋め込まれている。
また、枠体15と網16との接合部には、枠体
15の樹脂材料の流れ出しを防止するためにたと
えばエポキシ樹脂よりなる目地材18が塗被され
ている。
このように、本実施例のバスケツト2は枠体1
5と網16とが互いに相異なる材料で一体的にト
ランスフア成形された複合構造であり、洗浄時に
は網16を通してバスケツト2内に洗浄水を流入
させ、バスケツト2内の被処理物を効率的に洗浄
でき、また非常に軽量で、取扱いも便利であり、
コスト的にも有利である上に、制度良く製作でき
る。
次に、前記投入部3は第1図に示す如く、略長
方形の投入槽19よりなり、その中に順次置かれ
る1個のバスケツト2毎に矢印方向からシユート
(図示せず)を介して被処理物を投入される。こ
の場合、シユートは前後動可能とし、投入時には
投入槽19内のバスケツト2の上まで前進する
が、投入後はバスケツト2の搬送の邪魔にならな
いように該バスケツト2から離れるよう後退する
構造であつてもよく、あるいは位置固定構造でも
よく、またシユートを第1図の左側方向から延設
してもよい。
さらに、前記洗浄機構4は本実施例では、第1
槽20、第2槽21、第3槽22、第4槽23、
の4つの洗浄槽をカスケード式に連絡させ、給水
口24から供給した洗浄水を槽23,22,2
1,20の順に流しながら洗浄を行なう。そのた
め、槽20と21はその側部(第1図の手前側)
に設けた連絡槽25で連絡され、槽21と22は
連絡槽26で、また槽22と23は連絡槽27で
互いに給水可能に連絡されている。排水は槽20
に設けた排水部28から主に行なわれる。
また、前記搬送機構5は第4図〜第6図、特に
第6図から明らかなように、前記投入部3におい
て被処理物を投入したバスケツト2を該投入部3
から前記洗浄機構4の各洗浄槽で洗浄しかつ搬送
するため、バスケツト2を前記フランジ17の面
17aで支持する2本の水平方向の平行なレール
29を有している。このレール29は洗浄槽の長
さに合せて4つのセクシヨンに区分されている。
レール29は長さ方向(搬送方向)に延びるス
トレツチ30に取り付けられた複数個の略L字状
の1本のレールブラケツト31により各セクシヨ
ン毎に支持されている。
一方、このレールブラケツト31はコモンベー
ス32上に立設されたシリンダ33の上端に対し
て、シリンダ先端金具34およびシリンダ先端ブ
ラケツト35を介して取り付けられている。この
シリンダ33はレール29を上下に所定量だけ動
作させ、レール29を搬送位置(第6図の二点鎖
線位置)と洗浄位置(第6図の実線位置)との間
で上下移動させると共に、洗浄時には各洗浄槽の
洗浄水中に下降したバスケツト2を小刻みに上下
動させて被処理物の洗浄を行なう。
これらの上下方向の動作を案内するため、シリ
ンダ33の両側には、特に第5図から明らかなよ
うに、コモンベース32上に立設した中空のガイ
ドポスト36が位置し、該ガイドポストの各々に
は、スライドロツド37がボールブツシユ38と
摺接して上下方向に摺動可能に貫通して設けられ
ている。各スライドロツド35の上端はガイド先
端金具39により前記レールブラケツト31に取
り付けられている。
一方、前記ストレツチ30の側方の上方には、
バスケツト2を第4図と第5図の矢印方向に搬送
するための搬送軸40が水平方向に延在し、この
搬送軸40は、前記コモンベース32上に立設さ
れた支柱41の上端に、プレート42と軸受43
を介して往復摺動可能に支持されている。この搬
送軸40の往復摺動のため、プレート42の外側
方向(第4図のレール29側)には、シリンダ4
4が水平方向に取り付けられ、該シリンダ44の
ロツドの先端は連絡板45を介して搬送軸40に
固定されている。
搬送軸40の長さ方向の5ケ所には、投入槽1
9、第1槽20、第2槽21、第3槽22、第4
槽23の各々からそれぞれの位置にバスケツト2
を順次1個ずつ押して搬送するための押爪機構が
設けられ、各押爪機構は、ホルダ46、該ホルダ
で搬送軸40に保持されたL形の爪ホルダ47、
各爪ホルダ47に垂直方向に設けられた特殊ボル
トよりなる2本の押爪48を備えている。この押
爪48は上下方向には動作せず、バスケツト2が
第6図の二点鎖線で示す搬送位置に上昇した時に
のみ、該バスケツト2と係合可能となり、シリン
ダ44の作動により該バスケツト2を所定距離だ
け矢印方向に前進させる。
次に、前記搬送機構5により搬送されて来た洗
浄済みのバスケツト2を水切り機構6を経て搬送
するための前記送り機構7は、第7図a〜cに示
すように、支台49、ベース50、該ベース50
に対してブラケツト51で取り付けられたバスケ
ツト搬送用のシリンダ52、該シリンダ52の先
端に取り付けられた先端取付具53、この先端取
付具53にボルト止めされたL形の爪ホルダ5
4、該爪ホルダ54の水平部に垂直方向に設けら
れた特殊ボルトよりなる2本の押爪55、前記シ
リンダ52および押爪55のバスケツト搬送動作
を案内するガイドロツド56、該ガイドロツド5
6を摺動可能に保持するガイド軸受57を備えて
いる。
この送り機構7は第7図cに実線で示す位置か
ら二点鎖線位置まで押爪55をシリンダ52によ
り移動させることによつて、該押爪55でバスケ
ツト2の一辺を押し、各バスケツト2を矢印方向
に順送りし、水切り機構6を経て搬送する。
前記水切り機構6は第8図a,bおよび第9図
a,bに示されている。この水切り機構6は、フ
レーム58に沿つて前記送り機構7で搬送される
バスケツト2の網16の底面と接触し、該網16
の底面に付着した洗浄水を除去する水切りローラ
59を2個備えている。この水切りローラ59は
たとえばスポンジまたはブラシを円筒または円柱
状に形成してフリー回転状態に支持した構造より
なる。この水切りローラ59の下側には、水切り
された洗浄水を受けて排出するための水受け60
が設置されている。
また、この水切り機構6の入口部には、第9図
a,bに明確に示されるような水切りブラケツト
61が設けられている。この水切りブラケツト6
1は図示の如き折曲構造であり、その上面部の一
部には傾斜部62が形成され、該傾斜部62には
水を通過させるための孔63が設けられている。
したがつて、洗浄機構4から送られて来たバスケ
ツト2はレール29が洗浄のために下降する時に
第9図aに二点鎖線で示すように傾斜部62上に
傾斜状態で置かれ、その時バスケツト2内の洗浄
水はバスケツト2から相当流出し、孔63から排
水される。そのバスケツト2は排水後、レール2
9が搬送のために上昇すると再び該レール29に
より水平状態に戻され、前記水切り機構6の方向
に搬送され、さらに前記送り機構7で水切りロー
ラ59の方向に搬送され、水切りされる。
水切り終了後のバスケツト2を乾燥装置9に搬
送するための前記送り機構8は第10図a,b,
cに示されている。
この送り機構8は前記した送り機構7(第7図
参照)と比較的類似した構造であり、支台64、
ベース65、該ベース65に対してブラケツト6
6で取り付けられたバスケツト搬送用のシリンダ
67、該シリンダ67の先端に取り付けられた先
端取付具68、該先端取付具68にボルト止めさ
れたL形の爪ホルダ69、この爪ホルダ54の水
平部に垂直方向に設けられた特殊ボルトよりなる
2本の押爪70、前記シリンダ67および押爪7
0のバスケツト搬送動作を案内するガイドロツド
71、このガイドロツド71を摺動可能に保持す
るガイド軸受72を有している。
この送り機構8は、シリンダ67で押爪70を
第10図cに実線で示す位置から二点鎖線位置ま
で移動させることにより、該押爪70でバスケツ
ト2の一辺を押し、各バスケツト2を矢印方向に
順送りし、乾燥装置8の中に送り込む。
前記乾燥装置8は第11図a,b,cに示す構
造よりなる。
この乾燥装置8は箱状の構造で、本体73およ
び該本体73に対して蝶番75とロツク76で開
閉可能に取り付けられた蓋74よりなる。また、
本体73上には支持板77が設けられている。こ
の乾燥装置8はバスケツト2がレール78に沿つ
て順次通過できる入口79と出口80とを有して
おり、該入口79と出口80との間には、蓋74
の壁面と支持板77とで囲まれた熱風通路81が
形成され、この熱風通路81内を矢印方向にバス
ケツト2が順送りされながら乾燥される。
この熱風通路81の中に熱風を循環供給するた
め、本体73内には、ダクト82で熱風通路81
の出口側から吸引した空気をダクト84で熱風通
路81の入口側に吹出すブロワ83が設置されて
いる。また、ダクト84内には、たとえばステン
レス等のパイプ86内にニクロム線、タンタル等
の抵抗加熱素子を通し、該パイプ86の外周に放
熱フイン87を多数突設したヒータ85が設けら
れ、該ダクト84を通る空気を加熱して熱風通路
81に循環供給する。
また、本実施例における前記蓋74の裏面およ
び支持板77の上面には、それぞれ3枚と2枚の
仕切り88,89が熱風通路81内に垂直方向に
延びるよう交互に配置されている。
その結果、本実施例における熱風通路81内の
熱風の流れは矢印90で示す如く上下方向にくね
つたものとなり、まず1つのバスケツト2の下方
向から網16および被処理物どうしの空間を通過
して上方向に流れ、次に蓋74の裏面に当たりか
つ中央の仕切り88で邪魔されて下方向にバスケ
ツト2を通過し、その後第11図aの右側(下流
側)の仕切り89で案内されてバスケツト2を下
方向から上方向に通過し、最後に下流側の仕切り
88で案内されながらバスケツト2を上方向から
下方向に通過してダクト82の中に吸引される。
このように、熱風がバスケツト2の下方向およ
び上方向の二方向から交互に通過することによ
り、バスケツト2内の被処理物の下面側および上
面側に付着した水分も均等に乾燥され、良好な均
一乾燥が可能である。
また、本実施例の乾燥装置8はほぼ密閉構造で
あり、熱風を有効に循環利用できコスト的にも有
利である。
第12図a,b,cは乾燥終了後の被処理物を
バスケツト2の反転により回収容器(図示せず)
に放出する前記放出機構10と、その反転機構1
1およびシユート12を示している。
放出機構10は、支持板91の下面にブラケツ
ト92を介して支持されたバスケツト掴み用のシ
リンダ93を有し、このシリンダ93は、伸縮ロ
ツド94を伸長させることにより、第12図bの
如くレバー95の下部を押し、該レバーに固定し
たバスケツト掴み機構の可動掴み板96を蝶番9
7で開閉動作させ、該可動掴み板96とその反対
側の固定掴み板97との間にバスケツト2を掴
む。
一方、バスケツト2を掴み板96と97との間
に掴んだ状態で反転させる反転機構11は、取付
台98の上端に設けた取付けブラケツト99、こ
の取付ブラケツト99の上面に設けたブロツク1
00、該ブロツク100の中心の水平方向に設け
た反転軸101、該反転軸101を前記支持板9
1と連結固定するブロツク102、反転軸101
を180度回転させてバスケツト2を反転させる反
転用シリンダ103、この反転用シリンダ103
の反転検出機構104を備えている。
なお、シユート12は取付ブラケツト105に
より前記取付台98に取り付けられている。
この方出機構10においては、掴み板96と9
7との間にバスケツト2を掴んだ状態で、反転用
シリンダ103により反転軸101を180度回転
させると、バスケツト2は掴み状態のまま第12
図bの位置から矢印の如く反転軸101を回転中
心として同図の時計方向に反転し、該バスケツト
2内の洗浄乾燥済みの被処理物をシユート12上
に放出し、該シユート12の先端下方に位置する
回収容器(図示せず)に回収する。その後、空状
態になつたバスケツト2は反転軸101を逆方向
(反時計方向)に180度回動させることにより、第
12図bの位置に戻される。
第13図a,b,cは被処理物の放出により空
状態になつたバスケツト2を再び投入槽19内の
最初の位置に戻して循環再使用するための前記移
送機構13を示している。
この移送機構13は、フレーム106、該フレ
ーム上に取り付けられた移送部架台107、該移
送部架台上のブラケツト108、該ブラケツトを
前後水平方向に貫通して設けられた回動軸10
9、該回動軸の前端に設けたアーム110、該ア
ームの先端を貫通して設けられたピン111、該
ピンの前端の下方向に開閉可能に設けた一対のチ
ヤツク爪113を持つバスケツト保持用のチヤツ
ク機構112、前記回動軸109とピン111の
各々に設けられかつベルト114で連動連結され
たプーリ115,116、前記回動軸109の後
端に設けられたプーリ117、前記回動軸109
の回動位置を検出するセンサ118、前記移送部
架台107の前方に設けたモータ119、該モー
タの出力軸の先端(後端)に設けたプーリ12
0、該プーリ120と前記プーリ117とを連結
するベルト121、前記ブラケツト108の前面
に取り付けた水平方向のストツパーブラケツト1
22、該ストツパーブラケツトの両端部に立設さ
れ、前記アーム110の回動量を制限するストツ
パーピン123を備えている。
本実施例の移送機構13においては、アーム1
10を回動軸109と共に180度の範囲で回動さ
せることにより、チヤツク爪113でフランジ部
17の一辺を保持されたバスケツト2は前記放出
機構10の放出位置(第13図の一点鎖線位置)
から投入部3の投入槽19内の所定位置すなわち
次の被処理物投入位置(第13図の二点鎖線位
置)に戻される。この移送動作中、バスケツト2
はプーリ115と116およびベルト114の働
きにより一定姿勢(この場合には水平状態)に維
持され、安定した確実な移送が可能である。
次に、本実施例の全体的作用について説明す
る。
本実施例の洗浄乾燥装置により被処理物の洗浄
乾燥を行なう場合、多数個、たとえば30個のバス
ケツト2を予め洗浄乾燥ライン全体に循環搬送可
能に配置しておく。そして、その時に投入部3の
投入槽19内の所定位置にあるバスケツト2に多
数個の被処理物、たとえば電子部品または精密機
械部品等を投入した後、そのバスケツト2を搬送
機構5で洗浄機構4に搬送する。その後、投入槽
19内の所定位置には次のバスケツト2を移送機
構13で放出機構10から循環移送し、被処理物
の投入および洗浄機構4への搬送を順次行なう。
このようにして、被処理物を収容した状態で洗
浄機構4に搬送されたバスケツト2は、まず第1
槽20から第2槽21、第3槽22、第4槽23
の順に繰返し洗浄される。その場合、シリンダ3
3でレール29を洗浄位置に下降させ、バスケツ
ト2を少くとも被処理物が槽20,21,22,
23内の洗浄水中に没する状態とした後、該シリ
ンダ33でレール29を上下動させ、バスケツト
2を洗浄水中で上下に小刻みに往復動作させるこ
とにより、被処理物を洗浄し、薬品類や、油等を
被処理物から除去する。
所定の洗浄を行なつた後、レール29は上昇さ
れ、第6図に二点鎖線で示す搬送位置に戻り、搬
送機構5の押爪48でそれぞれ次の洗浄位置また
は水切り機構6に搬送される。その際、洗浄機構
4には次に洗浄されるバスケツト2が順次搬入さ
れる。
水切り機構6に送られたバスケツト2はまず水
切り機構6の入口部においてレール29の下降時
に水切りブラケツト61の傾斜部62で第9図a
の二点鎖線の如く傾斜して、該バスケツト2内の
水を流出させた後、レール29の上昇により元の
水平状態に戻され、送り機構7により搬送されな
がら、水切ローラ59を網16の底面と接触させ
ることにより、さらに水切りされる。
その後、バスケツト2は送り機構8で乾燥装置
9の熱風通路81の中に順送りされ、ブロワ83
とヒータ85で加熱供給された熱風を仕切り8
8,89の働きでバスケツト2の下方向および上
方向から交互に通過させることにより均一に乾燥
される。
乾燥後のバスケツト2は放出機構10に送ら
れ、反転機構11で逆さ状態に反転させることに
より被処理物はバスケツト2からシユート12を
経て回収容器(図示せず)に回収される。
このようにして空状態となつたバスケツト2は
元の姿勢に戻した後、移送機構13で放出機構1
0から投入糟19内の所定位置に戻され、再び被
処理物の投入を受け、洗浄、乾燥のために循環再
使用される。
したがつて、本実施例によれば、バスケツト2
の中に投入した被処理物を水平方向に搬送しなが
ら、洗浄、乾燥をすべて自動的に行なうことがで
き、装置もコンパクトである。
なお、本発明は前記実施例に限定されるもので
はなく、他の様々な変形が可能である。
また、本発明は電子部品や精密機械部品に限ら
ず、薬品、油、塵芥、研磨材、切削粉、手垢等の
異物を洗浄、乾燥する必要のあるものに広く適用
できる。
以上説明したように、本発明によれば、被処理
物の投入から洗浄、乾燥、回収に至る全作業をす
べて自動的に能率良く行なうことができ、極めて
効率的である上に、確実な洗浄、乾燥が得られ、
また被処理物を個別の処理容器に入れて水平方向
に循環させながら洗浄と乾燥の両方を行なえるの
で、被処理物の取扱いの容易化、省力化が可能で
あり、装置自体もコンパクト、かつ低コストで、
既存の設備の即応性が得られる。
また、搬送機構はレール上を処理容器を搬送シ
リンダで搬送する構造となつているので、搬送の
安定化を図り、構造の簡易化を図ることができ
る。
さらに、洗浄機構は、処理容器を移動可能に支
持するレールと、このレールを上下動させる上下
動シリンダとを備えた構造となつているので、上
下動シリンダを浸漬個所ごとに設ける必要がな
く、構造が簡易であり、しかも上下動シリンダに
より被処理物を処理容器ごとに洗浄糟内に浸漬さ
せ、その上下動により洗浄を行うことができる。
また、水切り機構は搬送路の途中に処理容器を
傾斜させる傾斜部と、搬送中の処理容器の底部に
圧接される水切りローラとを備えた構造となつて
いるので、レール上を搬送されてくる処理容器内
の被処理物に対して水切りを容易かつ良好に行う
ことができる。
さらに、乾燥機構は熱風通路内に流動方向に変
える仕切りを備えた構造となつているので、熱風
を処理容器内の被処理物に均一に通過させて乾燥
を均一化することができる。
また、放出機構は、処理容器を反転させて被処
理物を放出する反転部を備えた構造となつている
ので、従来の軸付の処理容器に比し、処理容器内
の被処理物を容易に放出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による洗浄乾燥装置の一実施例
を示す全体的平面図、第2図はその全体的正面
図、第3図aは本発明に用いることのできるバス
ケツトの平面図、同図bは同図aのB−B半
断面図、同図cは同図aのC−C半断面図、
第4図は搬送機構の平面図、第5図はその正断面
図、第6図は搬送機構および洗浄機構の拡大側面
図、第7図aは送り機構の平面図、同図bその正
面図、cはその側面図、第8図a,bはそれぞれ
水切り機構の側断面図と平面図、第9図a,bは
それぞれ水切り機構の入口部の部分断面図と正面
図、第10図aは送り機構の平面図、同図bはそ
の側面図、同図cはその正面図、第11図aは乾
燥装置の断面図、同図bは搬送方向に見たその側
面図、同図cはその反対側から見た側面図、第1
2図aは放出機構と反転機構の部分平面図、同図
bはその側面図、同図cはその背面図、第13図
aは移送機構の部分平面図、同図bはその正面
図、同図cはその側面図である。 2……バスケツト(処理容器)、3……投入部、
4……洗浄機構、5……搬送機構、6……水切り
機構、7……送り機構、8……送り機構、9……
乾燥機構、10……放出機構、11……反転機
構、12……シユート、13……移送機構、14
……制御操作部、19……投入槽、20,21,
22,23……洗浄用の槽、29……レール、3
3……シリンダ、40……搬送軸、44……シリ
ンダ、48……押爪、52……シリンダ、55…
…押爪、59……水切りローラ、61……水切り
ブラケツト、67……シリンダ、70……押爪、
73……本体、74……蓋、78……レール、8
1……熱風通路、83……ブロワ、85……ヒー
タ、88,89……仕切り、93……バスケツト
掴み用のシリンダ、96……可動掴み板、97…
…固定掴み板、101……反転軸、103……反
転揺シリンダ、109……回動軸、110……ア
ーム、112……チヤツク機構、113……チヤ
ツク爪。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 処理容器内に被処理物を投入する投入部、こ
    の投入部から移送されてきた被処理物を前記処理
    容器ごと洗浄する洗浄機構と、前記処理容器を前
    記投入部から前記洗浄機構を経て順次搬送する搬
    送機構と、洗浄後の被処理物から洗浄水を除去す
    る水切り機構と、水切りされた被処理物を乾燥す
    る乾燥機構と、乾燥後の被処理物を前記処理容器
    から放出する放出機構と、被処理物を放出して空
    状態になつた前記処理容器を前記放出機構から前
    記投入部に移送して循環再使用させる移送機構と
    を備えた洗浄乾燥装置であつて、前記洗浄機構
    は、処理容器を移動可能に支持するレールと、こ
    のレールを上下動させる上下動シリンダとを有
    し、前記搬送機構は、レール上を処理容器を搬送
    させる搬送シリンダを有し、前記水切り機構は、
    搬送路の途中に処理容器を傾斜させる傾斜部と、
    搬送中の処理容器の底部に圧接される水切りロー
    ラとを有し、前記乾燥機構は、熱風通路内に流動
    方向を変える仕切りを有し、前記放出機構は、処
    理容器を反転させて被処理物を放出する反転部を
    有していることを特徴とする洗浄乾燥装置。
JP14228582A 1982-08-16 1982-08-16 洗浄乾燥装置 Granted JPS5932987A (ja)

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JPS5232624U (ja) * 1975-08-29 1977-03-08
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