JPH033160Y2 - - Google Patents

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JPH033160Y2
JPH033160Y2 JP1984147129U JP14712984U JPH033160Y2 JP H033160 Y2 JPH033160 Y2 JP H033160Y2 JP 1984147129 U JP1984147129 U JP 1984147129U JP 14712984 U JP14712984 U JP 14712984U JP H033160 Y2 JPH033160 Y2 JP H033160Y2
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transmission system
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power
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンバイン、ハーベスタ等の脱穀機
における動力伝動装置に関するものである。
に関するものである。
〔従来技術及び考案が解決しようとする課題〕
一般に、この種脱穀機において、例えば雨上が
り後の作業や朝露がある状態での脱穀作業に際し
ては、脱穀処理された扱降し物が濡れていて重い
ため風選別がうまくいかず、二番物発生量が多く
なつてしまうとともに排塵口が詰りやすく、そこ
で濡れていない標準状態の茎稈の場合に比して、
唐箕や排塵フアンによる選別風を強くして選別を
する必要があり、また逆に良く乾燥している乾材
等を脱穀する場合には、選別風を標準の場合より
も弱くして三番飛散粒の発生をなくすよう配慮し
なければならず、そのためこれら唐箕や排塵フア
ンの回転数を調節できるようにして仮令濡材や乾
材であつても標準状態の茎稈と同様円滑な選別が
できるようにする必要がある。しかるに従来、こ
れら唐箕や排塵フアンの回転数の調節はいちいち
別個に行つており、従つて、調節作業が極めて煩
雑かつ面倒であつて、調節忘れによる選別不良の
発生がしばしばあつた。
そこで、実開昭55−147150号公報で示されるよ
う唐箕と排塵フアンをテンシヨンベルト機構を用
いた動力伝動系を介して連動連結して、唐箕と排
塵フアンの風力を同時的に調節できるようにした
ものが知られている。しかるに唐箕と排塵フアン
とは、選別風路の始端側と終端側に配されるもの
であるから、どうしても長いテンシヨンベルト機
構が変速段の数だけ必要になり、このためどうし
ても大型になつてしまううえコスト高になつてし
まうという問題がある。
しかもこのものでは前述したように茎稈が濡材
である際に多く発生する二番物を選別始端側に還
元移送する二番移送体についての配慮が何らなさ
れておらず、このため重い濡材の場合には二番移
送経路が詰つてしまつて還元移送が円滑にいか
ず、逆に乾材の場合には穀粒の損傷が激しくなる
という別異の問題がさらにある。
〔課題を解決する手段〕
本考案は、上記の如き実情に鑑み、これらの欠
点を一掃することができる脱穀機における動力伝
動装置を提供することを目的として創案されたも
のであつて、エンジン側に連動連結される出力軸
から、茎稈の脱穀処理をする脱穀装置側への動力
伝動と共に、さらに選別風路の始端側に配設され
る唐箕、終端側に配設される排塵フアン、並びに
二番物を選別始端側に移速還元する二番物移送体
への動力伝動をするに、前記唐箕および排塵フア
ンを、脱穀装置側への動力伝動系からは独立した
一つの動力伝動系で連動連結し、該独立した動力
伝動系の入力軸と前記エンジン側の出力軸とを、
回転数調節が可能な変速機構を備えた動力伝動系
を介して連動連結すると共に、さらに二番物移送
体を、上記独立した唐箕および排塵フアンの動力
伝動系にさらに連動連結して、唐箕および排塵フ
アンと共に同時調節ができる構成にしたことを特
徴とするものである。
そして本考案は、この構成によつて、構造簡単
でありながら、茎稈状態に合わせて、唐箕、排塵
フアンと共に二番物移送体の回転数を同時的に調
節できるようにしたものである。
〔実施例〕
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。図面において、1はコンバインに搭載され
る脱穀機であつて、該脱穀機1には、エンジン2
からの駆動力が作業機クラツチ3を介してエンジ
ン側出力軸4に伝達され、該出力軸4が後述する
各動力伝動系に伝達することで動力伝動されるよ
うになつている。
前記出力軸4には、一番ラセン体5、揺動選別
体6及び揚穀筒7側への動力伝動をする伝動系
A、脱穀装置側である扱胴8、排稈搬送体9及び
フイドチエン10側への動力伝動をする伝動系
B、排稈カツタ11側に動力伝動をする伝動系C
の他に、本考案が実施せしめられ、選別風路の始
端側に配設される唐箕12、終端側に配設される
排塵フアン13及びラセン体とスロアとからな
り、二番物を選別始端側に移送還元する二番物移
送体14側に動力伝動する伝動系Dとがそれぞれ
独立して連繋せしめられている。即ち、唐箕1
2、排塵フアン13並びに二番物移送体14は、
それぞれの回動軸12a,13a,14aに軸着
したプーリー12b,13b,14bに懸回せし
めた伝動ベルト15によつて一連状に連動連結せ
しめられている。そして、さらに本実施例におい
ては、排塵フアン13の回動軸13aが入力軸と
なつて、エンジン側の出力軸4と無段の変速機構
16を備えた一つの動力伝動系によつて連動連結
されており、エンジン側の駆動力が伝動系Dに伝
達されるようになつている。変速機構16は、出
力軸4側の変速プーリー17及び変速カム17
a、回動軸13a側の変速プーリー受動部18、
並びに変速プーリー16aと回動軸側プーリー1
3cに懸回された伝動ベルト19とからなつてい
るが、前記変速カム17aは運転操縦席20に配
設した操作レバー21に連結ワイヤ22を介して
連結されており、該操作レバー21を高速から標
準、低速へと操作することにしたがつて、変速機
構16が無段変速をし、回動軸13aの回転数、
換言すれば伝動系Dの作動速度を高〜低と任意に
変速調節することができるようになつている。
尚、Eは図示しない走行部、前処理部等への動力
伝動する伝動系である。
叙述の如く構成された本考案の実施例におい
て、いま茎稈の刈取脱穀をすべくエンジン2を始
動し、作業機クラツチ3を入れると、各動力伝動
系A〜Eにそれぞれ動力が伝達され、従来通り刈
取脱穀作業が行なわれることとなるが、茎稈が濡
材の場合、あるいは乾材の場合、本考案では操作
レバー21を、茎稈の状態に合せて標準位置から
高速位置側あるいは低速位置側に操作することに
よつて、唐箕12、排塵フアン13及び二番物移
送体14の回転数が同時に高低変化し、茎稈の状
況に応じた選別を行うとともに確実な二番物の還
元移送を行なうことができる。
即ち、本考案にあつては、変速機構16の調節
によつて、脱穀装置側の回転数は全く変化するこ
となく、唐箕12、排塵フアン13及び二番物移
送体14の回転数を同時的に調節することがで
き、従つて茎稈の状態が濡材、乾材等何れにして
もこれらの状態に最も適合した回転数に調節して
扱降し物の選別ができる許りでなく、前記二番物
移送力の同時的に調節によつて、濡材のため二番
物移送経路が詰つたり乾材のため穀粒が傷ついた
りする不具合を確実に防止できることができ選別
性能を大いに向上できることになる。
しかも唐箕12、排塵フアン13及び二番物移
送体14は、脱穀装置側からは独立した一つの動
力伝動系Dで連動連結されており、この独立した
動力伝動系Dの入力軸である回転軸13aとエン
ジン側出力軸4との間に変速機構16を備えた動
力伝動系で連動連結されるものであるため、唐箕
12、排塵フアン13および二番物移送体14
が、選別風路の始端から終端に遠く離れて配され
ているものにおいて、従来のテンシヨンベルト機
構を介して連動連結したもののように、長いテン
シヨンベルト機構が変速段の数だけ必要になつて
しまうことがなく、三者を連動連結する動力伝動
系は一つで良いことになり、機体の小型化を期待
できる上、コストダウンも図れることになる。さ
らにこれら回転数の調節は変速機構の調節のみに
よつて同時にできるから調節操作が簡単かつ正確
にできるうえに、各別にした場合の如く調節忘れ
による選別不良が発生するようなこともなく、も
つて、排塵口や二番物移送体14が詰つたり穀粒
が傷ついたり、あるい三番飛散が発生したりする
ことを効果的に防止し得て、性能の良い理想的な
脱穀処理をすることがでるものである。
尚、本考案は上記実施例に限定されるものでな
いことは勿論であるが、さらに第4図、第5図に
示す第二実施例の如く、唐箕12、排除フアン1
3及び二番物移送体14の伝動系Dに、揺動選別
体6、一番ラセン体5、揚上搬送体7の伝動系A
を一連状に連結し、これらの作動速度を穀粒を状
況に応じて調節できるようにしておいてもよい。
そしてこの場合、揺動選別体6においては、重い
濡材のときには激しい揺動選別作用ができ、また
軽い乾材のときには緩やかな揺動選別作用がそれ
ぞれ期待でき、この結果、一番ラセン体5あるい
は揚上搬送体7において穀粒の状況に適合した移
送作用を行ない得て、穀粒が詰つたりあるいは損
傷したりすることを未然に防止できるという作用
効果をさらに企及することとなり都合がよい。
〔作用効果〕
以上要するに、本考案は叙述の如く構成したも
のであるから、変速機構の調節によつて、脱穀装
置側の回転数は全く変化することなく、唐箕、排
塵フアンと共にさらに二番物移送体の回転数を同
時的に調節することができ、従つて濡材、乾材
等、茎稈の状態に最も適合した回転数に調節して
扱降し物の選別ができる許りでなく、前記二番物
移送力の同時的な調節によつて、濡材のため二番
物移送経路が詰つたり乾材のため穀粒が傷ついた
りする不具合を確実に防止できることになつて、
選別性能を大いに向上できることになる。
しかも唐箕、排塵フアン及び二番物移送体は、
脱穀装置側からは独立した一つの動力伝動系で連
動連結され、そしてこの独立した動力伝動系の入
力軸とエンジン側出力軸との間に変速機構を備え
た動力伝動系で連動連結されるものであるため、
唐箕、排塵フアンおよび二番物移送体が、選別風
路の始端から終端に遠く離れて配されているもの
において、従来のテンシヨンベルト機構を介して
連動連結したもののように、長いテンシヨンベル
ト機構が変速段の数だけ必要になつてしまうこと
がなく、三者を連動連結する動力伝動系は一つで
良く、機体の小型化を期待できる上、コストダウ
ンも図れるものである。この動力伝動系の入力軸
を確実な移送作業を一連的に行なうことができ、
さらにこれら回転数の調節は変速機構の調節のみ
によつて同時にできるから調節操作が簡単かつ正
確にできるうえに、各別にした場合の如く調節忘
れによる選別不良が発生するようなこともなく、
もつて、排塵口や二番物移送体が詰つたり穀粒が
傷ついたり、あるいは三番飛散が発生したりする
ことを効果的に防止し得て、性能の良い理想的な
脱穀処理をすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る脱穀機における動力伝動装
置の一実施例を示したものであつて、第1図は脱
穀機における動力伝動機構の要部構造図、第2図
は同上要部の伝動機構図、第3図A,Bはそれぞ
れ同上要部概略説明図、要部拡大図、第4図は第
二実施例の動力伝動機構の要部構造図、第5図は
同上要部の伝動機構図である。 図中、2はエンジン、4は出力軸、12は唐
箕、13は排塵フアン、14は二番物移送体、1
6は変速機構、A,B,C,Dは各動力伝動系で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン側に連動連結される出力軸から、茎稈
    の脱穀処理をする脱穀装置側への動力伝動と共
    に、さらに選別風路の始端側に配設される唐箕、
    終端側に配設される排塵フアン、並びに二番物を
    選別始端側に移送還元する二番物移送体への動力
    伝動をするに、前記唐箕および排塵フアンを、脱
    穀装置側への動力伝動系からは独立した一つの動
    力伝動系で連動連結し、該独立した動力伝動系の
    入力軸と前記エンジン側の出力軸とを、回転数調
    節が可能な変速機構を備えた動力伝動系を介して
    連動連結すると共に、さらに二番物移送体を、上
    記独立した唐箕および排塵フアンの動力伝動系に
    さらに連動連結して、唐箕および排塵フアンと共
    に同時調節ができる構成にしたことを特徴とする
    脱穀機における動力伝動装置。
JP1984147129U 1984-09-28 1984-09-28 Expired JPH033160Y2 (ja)

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JP1984147129U JPH033160Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

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JPS6160645U JPS6160645U (ja) 1986-04-24
JPH033160Y2 true JPH033160Y2 (ja) 1991-01-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55147150U (ja) * 1979-04-10 1980-10-22

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JPS6160645U (ja) 1986-04-24

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