JPH0331636B2 - - Google Patents
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- JPH0331636B2 JPH0331636B2 JP30179786A JP30179786A JPH0331636B2 JP H0331636 B2 JPH0331636 B2 JP H0331636B2 JP 30179786 A JP30179786 A JP 30179786A JP 30179786 A JP30179786 A JP 30179786A JP H0331636 B2 JPH0331636 B2 JP H0331636B2
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- Japan
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- ring
- driven
- ratchet
- advance
- internally toothed
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Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 20
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 7
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、内歯ラチエツトに噛合する爪送りに
よつて無段階に変速伝動することができるところ
の、主に自転車の変速装置に適している無段変速
装置に関するものである。
よつて無段階に変速伝動することができるところ
の、主に自転車の変速装置に適している無段変速
装置に関するものである。
(従来の技術)
本出願人は先に、自転車用無段変速装置とし
て、特願昭61−77557,77558,77559号を出願し
た。
て、特願昭61−77557,77558,77559号を出願し
た。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら上述した先願の装置の内歯ラチエ
ツトリングに対する先送り機構は、数個の爪とラ
チエツトとの噛合による増速機構であるため、構
造が複雑であるから製造コストが嵩む上に、前記
爪とラチエツトとの噛合による起因する騒音およ
び振動が増大するという問題点があつた。
ツトリングに対する先送り機構は、数個の爪とラ
チエツトとの噛合による増速機構であるため、構
造が複雑であるから製造コストが嵩む上に、前記
爪とラチエツトとの噛合による起因する騒音およ
び振動が増大するという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段)
上述の問題点を解決するため本発明において
は、駆動回転部材の内周に一方向クラツチを介し
て複数列の内歯ラチエツトリングを設け、これら
各内歯ラチエツトリングの内歯ラチエツトに噛合
する爪の基部を従動回転体に枢支し、この従動回
転体を前記駆動回転部材に対して偏心量調整自在
にすると共に、この従動回転体により後輪を駆動
するようにした装置において、前記内歯ラチエツ
トリング間に先送りリングを前記駆動回転部材に
対して回転自在に設けると共に、この先送りリン
グを前記内歯ラチエツトリングに対して摩擦接合
し、前記従動回転体と前記先送りリングとを両者
間の偏心を許容する連結部材により連結して自転
車用無段変速装置を構成する。
は、駆動回転部材の内周に一方向クラツチを介し
て複数列の内歯ラチエツトリングを設け、これら
各内歯ラチエツトリングの内歯ラチエツトに噛合
する爪の基部を従動回転体に枢支し、この従動回
転体を前記駆動回転部材に対して偏心量調整自在
にすると共に、この従動回転体により後輪を駆動
するようにした装置において、前記内歯ラチエツ
トリング間に先送りリングを前記駆動回転部材に
対して回転自在に設けると共に、この先送りリン
グを前記内歯ラチエツトリングに対して摩擦接合
し、前記従動回転体と前記先送りリングとを両者
間の偏心を許容する連結部材により連結して自転
車用無段変速装置を構成する。
(作用)
上述のように本発明においては、従来のように
爪とラチエツトによる先送り機構を設けず、伝動
増速機構による従動回転体の増速を、従動回転体
と先送りリング間の偏心を許容する簡単な連結部
材によつて先送りリングに伝えるようにしたか
ら、構造が簡単となつて製造コストが低下する上
に、従来の先送り用爪とラチエツトとの噛合に起
因する騒音および振動がなくなる。
爪とラチエツトによる先送り機構を設けず、伝動
増速機構による従動回転体の増速を、従動回転体
と先送りリング間の偏心を許容する簡単な連結部
材によつて先送りリングに伝えるようにしたか
ら、構造が簡単となつて製造コストが低下する上
に、従来の先送り用爪とラチエツトとの噛合に起
因する騒音および振動がなくなる。
(実施例)
以下、図面について本発明の自転車用無段変速
装置の実施例を説明する。
装置の実施例を説明する。
図中1は自転車フレームのチエンステー、2
(第2図参照)はバツクホーク、3は後爪、4は
後爪3にロツクナツト5により固定した後輪ハブ
軸、6はベアリング7を介して回転自在に嵌装し
た後輪ハブ、8はスポークである。
(第2図参照)はバツクホーク、3は後爪、4は
後爪3にロツクナツト5により固定した後輪ハブ
軸、6はベアリング7を介して回転自在に嵌装し
た後輪ハブ、8はスポークである。
本実施例においては、第1図における下側の後
輪ハブ軸4に略中空円筒形状の従動回転体9を嵌
合し、この従動回転体9と後輪ハブ6とをねじ1
0を介して一体に回転するようにしてある。11
は従動回転体9と一体的に螺合したリング部材
で、ボールベアリング12を支承する溝が形成さ
れている。13は第1図における従動回転体9の
下側の後輪ハブ軸4に嵌合したリングプレート
で、14はこのリングプレート13と従動回転体
9との間に介装したボールベアリング、15はリ
ングプレート13とロツクナツト5との間に介挿
した円板状のカバーである。
輪ハブ軸4に略中空円筒形状の従動回転体9を嵌
合し、この従動回転体9と後輪ハブ6とをねじ1
0を介して一体に回転するようにしてある。11
は従動回転体9と一体的に螺合したリング部材
で、ボールベアリング12を支承する溝が形成さ
れている。13は第1図における従動回転体9の
下側の後輪ハブ軸4に嵌合したリングプレート
で、14はこのリングプレート13と従動回転体
9との間に介装したボールベアリング、15はリ
ングプレート13とロツクナツト5との間に介挿
した円板状のカバーである。
また16は前記ボールベアリング12および従
動回転体9の外周に設けたボールベアリング17
を介して回転自在に設けた軸筒で、18はこの軸
筒と一体的に結合した中空円板状の偏心カム円板
で、18aは偏心カム円板18の外周部を折曲し
て円筒状に形成した外周縁部で、この偏心カム円
板18の外周縁部18aは第5図に示すように、
後輪ハブ軸4の中心O1に対してO2のようにl1だけ
偏心している。
動回転体9の外周に設けたボールベアリング17
を介して回転自在に設けた軸筒で、18はこの軸
筒と一体的に結合した中空円板状の偏心カム円板
で、18aは偏心カム円板18の外周部を折曲し
て円筒状に形成した外周縁部で、この偏心カム円
板18の外周縁部18aは第5図に示すように、
後輪ハブ軸4の中心O1に対してO2のようにl1だけ
偏心している。
また19は偏心カム円板18の外周縁部18a
の内周に一部を嵌入して回転自在に設けたリング
状の偏心カムリングで、この偏心カムリング19
の内周に嵌着した軸受用リング部材19aの内周
面19bによつて形成する円の中心は第5図に示
すように、カム円板18の外周縁部18aの中心
O2に対してO3のようにl2だけ偏心している。なお
本実施例の場合l1=l2である。また19cは偏心
カムリング19の外周面に設けた環状溝、20は
この環状溝19cと係合している偏心カムリング
19の外れ止め作用をする係合ピンで、外周縁部
18aの外側からねじ込んである。また19d
(第1,4,5図参照)は偏心カムリング19の
側面に約120゜の範囲にわたつて刻設した円弧状の
溝で、21はこの溝19dに嵌入するように偏心
カム円板18に突設したストツパーピンである。
の内周に一部を嵌入して回転自在に設けたリング
状の偏心カムリングで、この偏心カムリング19
の内周に嵌着した軸受用リング部材19aの内周
面19bによつて形成する円の中心は第5図に示
すように、カム円板18の外周縁部18aの中心
O2に対してO3のようにl2だけ偏心している。なお
本実施例の場合l1=l2である。また19cは偏心
カムリング19の外周面に設けた環状溝、20は
この環状溝19cと係合している偏心カムリング
19の外れ止め作用をする係合ピンで、外周縁部
18aの外側からねじ込んである。また19d
(第1,4,5図参照)は偏心カムリング19の
側面に約120゜の範囲にわたつて刻設した円弧状の
溝で、21はこの溝19dに嵌入するように偏心
カム円板18に突設したストツパーピンである。
22は中空円筒形状の駆動回転部材で、ボール
ベアリング23を介して偏心カムリング19内に
回転自在に設けられている。22aはボールベア
リング23の押えリングで駆動回転部材22に螺
合したものである。駆動回転部材22より突出し
ている部分の外周にスプロケツト24が一体的に
嵌着されている。25はスプロケツト24と前方
のクランク軸に設けたスプロケツト(図示せず)
とにかけ渡されたチエンである。
ベアリング23を介して偏心カムリング19内に
回転自在に設けられている。22aはボールベア
リング23の押えリングで駆動回転部材22に螺
合したものである。駆動回転部材22より突出し
ている部分の外周にスプロケツト24が一体的に
嵌着されている。25はスプロケツト24と前方
のクランク軸に設けたスプロケツト(図示せず)
とにかけ渡されたチエンである。
駆動回転部材22の内周部には一方向クラツチ
26を介して2列の内歯ラチエツトリング27が
嵌装されている。26a(第4図参照)は一方向
クラツチ26のボール、26bはばねである。こ
の一方向クラツチ26は他の形式のものでも差し
支えない。
26を介して2列の内歯ラチエツトリング27が
嵌装されている。26a(第4図参照)は一方向
クラツチ26のボール、26bはばねである。こ
の一方向クラツチ26は他の形式のものでも差し
支えない。
27aは内歯ラチエツトリング27の内歯ラチ
エツトで、27bは内歯ラチエツト27aの中間
に設けた環状溝である。この内歯ラチエツト27
aとそれぞれ噛合する複数個(本実施例では各列
3個)の爪28の基部が前記従動回転体9にピン
29によつて左右交互の円周等分位置に枢支され
ており、各ピン29に嵌装したばね30(第3図
参照)によつて各爪28が常に内歯ラチエツト2
7aと噛合する方向に回動するように付勢されて
いる。また第3,4,5図に示すように、爪28
の先端部を分岐した突起28aを設けると共に、
この突起28aの先端部にピン31を介してロー
ラ32を回転自在に設け、駆動回転部材22と従
動回転体9とが偏心している変速伝動時における
爪28と内歯ラチエツト27aとの伝動域(本実
施例では爪28が合計6個あるため、各爪28の
伝動域は、360゜÷6=60゜であるから約60゜の範囲
である。)内の噛合状態の後において、ローラ3
2が内歯ラチエツトリング27の環状溝27bと
転接することにより、爪28と内歯ラチエツト2
7aとの噛合状態を解除するように構成する。す
なわち爪28は伝動域内においては内歯ラチエツ
ト27aと噛合するが、その後においてはローラ
32が環状溝27bと接触することにより、爪2
8を内歯ラチエツト27aから浮き上がらせるよ
うにする。
エツトで、27bは内歯ラチエツト27aの中間
に設けた環状溝である。この内歯ラチエツト27
aとそれぞれ噛合する複数個(本実施例では各列
3個)の爪28の基部が前記従動回転体9にピン
29によつて左右交互の円周等分位置に枢支され
ており、各ピン29に嵌装したばね30(第3図
参照)によつて各爪28が常に内歯ラチエツト2
7aと噛合する方向に回動するように付勢されて
いる。また第3,4,5図に示すように、爪28
の先端部を分岐した突起28aを設けると共に、
この突起28aの先端部にピン31を介してロー
ラ32を回転自在に設け、駆動回転部材22と従
動回転体9とが偏心している変速伝動時における
爪28と内歯ラチエツト27aとの伝動域(本実
施例では爪28が合計6個あるため、各爪28の
伝動域は、360゜÷6=60゜であるから約60゜の範囲
である。)内の噛合状態の後において、ローラ3
2が内歯ラチエツトリング27の環状溝27bと
転接することにより、爪28と内歯ラチエツト2
7aとの噛合状態を解除するように構成する。す
なわち爪28は伝動域内においては内歯ラチエツ
ト27aと噛合するが、その後においてはローラ
32が環状溝27bと接触することにより、爪2
8を内歯ラチエツト27aから浮き上がらせるよ
うにする。
なお第7図は他の実施例を示すもので、この場
合は内歯ラチエツトリング27の側部に複数個
(本実施例では6個)のコロ33を介してリング
プレート34を駆動回転部材22に対して回転自
在に設け、ローラ32を設けない突起28aの先
端部が直接リングプレート34の内周面34aと
接触するようにしたものである。
合は内歯ラチエツトリング27の側部に複数個
(本実施例では6個)のコロ33を介してリング
プレート34を駆動回転部材22に対して回転自
在に設け、ローラ32を設けない突起28aの先
端部が直接リングプレート34の内周面34aと
接触するようにしたものである。
また第1,3,6図に示すように左右の内歯ラ
チエツトリング27の間に、駆動回転部材22の
内周と転接する複数個(本実施例では5個)のロ
ーラ35を介して2個一組みの先送りリング36
を回転自在に設ける。37はローラ35を先送り
リン36の枢支する軸である。
チエツトリング27の間に、駆動回転部材22の
内周と転接する複数個(本実施例では5個)のロ
ーラ35を介して2個一組みの先送りリング36
を回転自在に設ける。37はローラ35を先送り
リン36の枢支する軸である。
そしてこの先送りリング36をそれぞれ内歯ラ
チエツトリング27に摩擦接合する。その摩擦接
合手段の一例を説明すると、左右の内歯ラチエツ
トリング27の対向側にそれぞれ環状の段部27
cを形成し、これらの段部27cにそれぞれリン
グばね38を嵌め込むと共に、1個のローラ35
の軸37を延長してリングばね38と係止する。
チエツトリング27に摩擦接合する。その摩擦接
合手段の一例を説明すると、左右の内歯ラチエツ
トリング27の対向側にそれぞれ環状の段部27
cを形成し、これらの段部27cにそれぞれリン
グばね38を嵌め込むと共に、1個のローラ35
の軸37を延長してリングばね38と係止する。
またローラ35を挾持する左右2個の先送りリ
ング36間に2枚一組みの連結リング39の一端
部をピン40により連結し、他方従動回転体9に
設けた環状のスリツト内に基部を挿入すると共
に、前記ピン29によつて従動回転体9と結合し
た連結金具41の突部41aに、中間連結金具4
2を2本のビス43により固定して設け、この中
間連結金具42の突部42aを前記2枚の連結リ
ング39の他端部間に介挿してピン44により連
結することにより先送り機構を構成する。
ング36間に2枚一組みの連結リング39の一端
部をピン40により連結し、他方従動回転体9に
設けた環状のスリツト内に基部を挿入すると共
に、前記ピン29によつて従動回転体9と結合し
た連結金具41の突部41aに、中間連結金具4
2を2本のビス43により固定して設け、この中
間連結金具42の突部42aを前記2枚の連結リ
ング39の他端部間に介挿してピン44により連
結することにより先送り機構を構成する。
また第8図は先送り機構の他の実施例を示すも
ので、これは先送りリング36と従動回転体9と
の間を複数個(本実施例では6個)のコイルばね
45によつて連結したものである。図中46はコ
イルばね45の内側端部を従動回転体9に連結す
るためのピン、47はコイルばね45の外側端部
を先送りリング36に連結するための連結杆であ
る。
ので、これは先送りリング36と従動回転体9と
の間を複数個(本実施例では6個)のコイルばね
45によつて連結したものである。図中46はコ
イルばね45の内側端部を従動回転体9に連結す
るためのピン、47はコイルばね45の外側端部
を先送りリング36に連結するための連結杆であ
る。
また第1,2図において、48は駆動回転部材
22の外側端部に嵌装した環状のカバー、49は
前記円板状のカバー15と環状のカバー48との
隙間をシールするために設けた弾性物製のシール
リングである。
22の外側端部に嵌装した環状のカバー、49は
前記円板状のカバー15と環状のカバー48との
隙間をシールするために設けた弾性物製のシール
リングである。
つぎに上述のように構成した装置の変速操作機
構を説明する。第1図および第2図に示すよう
に、50は後爪3とロツクナツト5との間の後輪
ハブ軸4に締結したリール支持腕で、51はリー
ル支持腕50の中間部に突設したブラケツト52
に軸53により回転自在に枢支したリールであ
る。リール51には環状溝51aが形成してあ
る。
構を説明する。第1図および第2図に示すよう
に、50は後爪3とロツクナツト5との間の後輪
ハブ軸4に締結したリール支持腕で、51はリー
ル支持腕50の中間部に突設したブラケツト52
に軸53により回転自在に枢支したリールであ
る。リール51には環状溝51aが形成してあ
る。
また18bは偏心カム円板18の外周縁部18
aの外周面に刻設した環状溝、19eは偏心カム
リング19の外周面に刻設した環状溝である。リ
ール支持腕50の先端側はチエンステー1に突設
したブラケツト54にボルト55およびナツト5
6を介して固定すると共に、その先端部を折り曲
げて操作ワイヤ取り付け用のブラケツト50aを
形成し、このブラケツト50aに二条のアウター
ワイヤ57の端部をねじ57aおよびナツト57
bにより固定する。58はアウターワイヤ57の
内部を摺動する操作ワイヤで、59はリール支持
腕50の内側に突設したワイヤガイドである。操
作ワイヤ58は第9図に示すように、まず右側の
操作ワイヤ58がワイヤガイド59を介して偏心
カムリング19の溝19eに下から上へ巻き掛け
られ、ついでリール51の溝51aに対して、上
から下に巻き掛けられて反転してから、偏心カム
円板18の溝18bに対して上から下に巻き掛け
られ、さらにワイヤガイド59を介してもう一つ
のアウターワイヤ57(第1図参照)に導かれて
いる。
aの外周面に刻設した環状溝、19eは偏心カム
リング19の外周面に刻設した環状溝である。リ
ール支持腕50の先端側はチエンステー1に突設
したブラケツト54にボルト55およびナツト5
6を介して固定すると共に、その先端部を折り曲
げて操作ワイヤ取り付け用のブラケツト50aを
形成し、このブラケツト50aに二条のアウター
ワイヤ57の端部をねじ57aおよびナツト57
bにより固定する。58はアウターワイヤ57の
内部を摺動する操作ワイヤで、59はリール支持
腕50の内側に突設したワイヤガイドである。操
作ワイヤ58は第9図に示すように、まず右側の
操作ワイヤ58がワイヤガイド59を介して偏心
カムリング19の溝19eに下から上へ巻き掛け
られ、ついでリール51の溝51aに対して、上
から下に巻き掛けられて反転してから、偏心カム
円板18の溝18bに対して上から下に巻き掛け
られ、さらにワイヤガイド59を介してもう一つ
のアウターワイヤ57(第1図参照)に導かれて
いる。
なお60は溝19eに巻き掛けられた操作ワイ
ヤ58を固定するための止めねじ、61は溝18
bに巻き掛けられた操作ワイヤ58を固定するた
めの押え片で、この押え片61は前記係合ピン2
0のねじ部によつて偏心カム円板18に締結され
ている。
ヤ58を固定するための止めねじ、61は溝18
bに巻き掛けられた操作ワイヤ58を固定するた
めの押え片で、この押え片61は前記係合ピン2
0のねじ部によつて偏心カム円板18に締結され
ている。
つぎに上述のように構成した本発明装置の作用
を説明する。まず伝動順序を説明すると、図示し
ないクランクペダルを介してクランクギヤが回転
し、その回転がチエン25によりスプロケツト2
4に伝えられる。スプロケツト24は駆動回転部
材22と一体的に結合されているから、このスプ
ロケツト24の回転は一方向クラツチ26を介し
て内歯ラチエツトリング27に伝えられ、さらに
内歯ラチエツト27aより爪28、ピン29を介
して従動回転体9に伝えられる。従動回転体9が
回転すると、この従動回転体9と一体的に結合し
ている後輪ハブ軸6が回転して自転車が走行す
る。
を説明する。まず伝動順序を説明すると、図示し
ないクランクペダルを介してクランクギヤが回転
し、その回転がチエン25によりスプロケツト2
4に伝えられる。スプロケツト24は駆動回転部
材22と一体的に結合されているから、このスプ
ロケツト24の回転は一方向クラツチ26を介し
て内歯ラチエツトリング27に伝えられ、さらに
内歯ラチエツト27aより爪28、ピン29を介
して従動回転体9に伝えられる。従動回転体9が
回転すると、この従動回転体9と一体的に結合し
ている後輪ハブ軸6が回転して自転車が走行す
る。
第1,2,3,4図は駆動回転部材22が後録
ハブ軸4に対して偏心していない状態を示してい
るが、この駆動回転部材22が後輪ハブ軸4と同
心になると、内歯ラチエツトリング27も後輪ハ
ブ軸4と同心になるから、この状態で駆動回転部
材22と一体のスプロケツト24が第3図の矢印
Aの方向に回転すると、一方向クラツチ26を介
して各内歯ラチエツトリング27、爪28および
従動回転体9がすべて一体的に回転するため、こ
の場合の変速比は1:1である。
ハブ軸4に対して偏心していない状態を示してい
るが、この駆動回転部材22が後輪ハブ軸4と同
心になると、内歯ラチエツトリング27も後輪ハ
ブ軸4と同心になるから、この状態で駆動回転部
材22と一体のスプロケツト24が第3図の矢印
Aの方向に回転すると、一方向クラツチ26を介
して各内歯ラチエツトリング27、爪28および
従動回転体9がすべて一体的に回転するため、こ
の場合の変速比は1:1である。
また上述の同心状態から、変速操作レバー(図
示せず)を操作することにより、第9図に示すよ
うに操作ワイヤ58を矢印B,Cの方向に移動さ
せると、偏心カムリング19が矢印Dの方向に回
動すると共に、偏心カム円板18が矢印Eの方向
に回動する結果、ストツパーピン21が第4図の
位置から第5図の位置になると、駆動回転部材2
2が後輪ハブ軸に対して第4図の同心状態から第
5図(第6,7,8図)の最大偏心状態となる。
そしてこの場合の駆動回転部材22の中心O3(第
5図参照)の軌跡は第6図の矢印Fで示すように
自転車の上下方向に沿つて直線状になる。このた
め前方のクランクギヤと後輪のスプロケツト24
間の距離は殆ど変化しないからチエン25が弛ん
だり、過度に緊張したりするおそれはない。
示せず)を操作することにより、第9図に示すよ
うに操作ワイヤ58を矢印B,Cの方向に移動さ
せると、偏心カムリング19が矢印Dの方向に回
動すると共に、偏心カム円板18が矢印Eの方向
に回動する結果、ストツパーピン21が第4図の
位置から第5図の位置になると、駆動回転部材2
2が後輪ハブ軸に対して第4図の同心状態から第
5図(第6,7,8図)の最大偏心状態となる。
そしてこの場合の駆動回転部材22の中心O3(第
5図参照)の軌跡は第6図の矢印Fで示すように
自転車の上下方向に沿つて直線状になる。このた
め前方のクランクギヤと後輪のスプロケツト24
間の距離は殆ど変化しないからチエン25が弛ん
だり、過度に緊張したりするおそれはない。
この第5,6,7,8図に示す最大偏心状態に
おいて、スプロケツト24が第5図の矢印Aの方
向に回転すると、その回転が一方向クラツチ26
を介して内歯ラチエツトリング27に伝わり、ラ
チエツトリング27は爪28を介して従動回転体
9に回転を伝える。
おいて、スプロケツト24が第5図の矢印Aの方
向に回転すると、その回転が一方向クラツチ26
を介して内歯ラチエツトリング27に伝わり、ラ
チエツトリング27は爪28を介して従動回転体
9に回転を伝える。
そして駆動回転部材22が偏心している場合
は、第7図の伝動域G(この場合爪6個あるため
360゜の6等分の角度約60゜である。)内にピン29
が位置する爪28による増速率が最大であるから
従動回転体9はこの爪28によつて増速回転させ
られ、この伝動爪28のピン29が伝動域Gを外
れる時には、ローラ32または突起28aが環状
溝27bと接触して爪28と内歯ラチエツト27
aとの噛合を解除させる。
は、第7図の伝動域G(この場合爪6個あるため
360゜の6等分の角度約60゜である。)内にピン29
が位置する爪28による増速率が最大であるから
従動回転体9はこの爪28によつて増速回転させ
られ、この伝動爪28のピン29が伝動域Gを外
れる時には、ローラ32または突起28aが環状
溝27bと接触して爪28と内歯ラチエツト27
aとの噛合を解除させる。
そして爪28のピン29が伝動域Gから外れる
と共に、つぎの爪28のピン29が伝動域G内に
入ると、今度はその爪28を介して増速駆動さ
れ、順次後続の爪へと伝動爪が交代する。
と共に、つぎの爪28のピン29が伝動域G内に
入ると、今度はその爪28を介して増速駆動さ
れ、順次後続の爪へと伝動爪が交代する。
この場合の変速比(増速比)は、後輪ハブ軸4
の中心O1を基点とする伝動域である角度θ1と、
従動回転体9の中心O3を基点とする伝動域であ
る角度θ2との比となる。
の中心O1を基点とする伝動域である角度θ1と、
従動回転体9の中心O3を基点とする伝動域であ
る角度θ2との比となる。
つぎに第1,3,6,8図に示した先送りリン
グ36の作用について説明する。
グ36の作用について説明する。
第1,3,6図に示す実施例では、従動回転体
9と先送りリング36とをリンク式の連結部材
(41,42,39)によつて連結し、第8図に
示す実施例では、従動回転体9と先送りリング3
6とを、連結部材として放射状に配置した6個の
コイルばね45により連結してあるから、駆動回
転部材22と従動回転体9とが同心である場合
は、前記したように従動回転体9が駆動回転部材
22と等速で回転するため、先送りリング36も
駆動回転部材22および内歯ラチエツトリング2
7と等速で回転する。すなわちこの場合は内歯ラ
チエツト27aに対して先送りリング36は先送
りされないが、この偏心量ゼロの時はすべての爪
28が内歯ラチエツト27aと噛合したままであ
るから先送りの必要はない。
9と先送りリング36とをリンク式の連結部材
(41,42,39)によつて連結し、第8図に
示す実施例では、従動回転体9と先送りリング3
6とを、連結部材として放射状に配置した6個の
コイルばね45により連結してあるから、駆動回
転部材22と従動回転体9とが同心である場合
は、前記したように従動回転体9が駆動回転部材
22と等速で回転するため、先送りリング36も
駆動回転部材22および内歯ラチエツトリング2
7と等速で回転する。すなわちこの場合は内歯ラ
チエツト27aに対して先送りリング36は先送
りされないが、この偏心量ゼロの時はすべての爪
28が内歯ラチエツト27aと噛合したままであ
るから先送りの必要はない。
従動回転体9が駆動回転部材22に対して偏心
した変速(増速)時には、前記したように従動回
転体9が増速駆動されるため、これと連結した先
送りリング36も内歯ラチエツト27aより増速
されて回転する。そして先送りリング36はロー
ラ35およびリングばね38を介して各内歯ラチ
エツトリング27とそれぞれ摩擦接合しているた
め、左右の爪28のいずれか一方と噛合して伝動
している内歯ラチエツトリング27のいずれか一
方のラチエツトリングは先送りリング36と差動
状態にあるが、遊んでいる内歯ラチエツトリング
27は先送りリング36の摩擦接合によつてさら
に増速して先送りされる。したがつて爪28の伝
動リレー時にたとえラチエツト27aと爪28の
歯先間にギヤツプがあつても、先送りリング36
の増速回転による内歯ラチエツトリング27の先
送りによつてラチエツト27aが爪28に直ぐ追
いつくため、歯先間のギヤップがなくなる。
した変速(増速)時には、前記したように従動回
転体9が増速駆動されるため、これと連結した先
送りリング36も内歯ラチエツト27aより増速
されて回転する。そして先送りリング36はロー
ラ35およびリングばね38を介して各内歯ラチ
エツトリング27とそれぞれ摩擦接合しているた
め、左右の爪28のいずれか一方と噛合して伝動
している内歯ラチエツトリング27のいずれか一
方のラチエツトリングは先送りリング36と差動
状態にあるが、遊んでいる内歯ラチエツトリング
27は先送りリング36の摩擦接合によつてさら
に増速して先送りされる。したがつて爪28の伝
動リレー時にたとえラチエツト27aと爪28の
歯先間にギヤツプがあつても、先送りリング36
の増速回転による内歯ラチエツトリング27の先
送りによつてラチエツト27aが爪28に直ぐ追
いつくため、歯先間のギヤップがなくなる。
なおラチエツト27aと爪28が完全噛合して
駆動されている間は、リングばね38が各部材と
適度にスリツプして各部材間の速度差を吸収する
ことになる。
駆動されている間は、リングばね38が各部材と
適度にスリツプして各部材間の速度差を吸収する
ことになる。
また上述の説明は偏心量ゼロの場合と最大偏心
時の場合を説明したが、この偏心量はゼロから最
大までの間で自由に設定することができるから、
本装置が無段変速可能であることは言うまでもな
い。
時の場合を説明したが、この偏心量はゼロから最
大までの間で自由に設定することができるから、
本装置が無段変速可能であることは言うまでもな
い。
(発明の効果)
上述のように本発明においては、従来のように
爪とラチエツトによる先送り機構を設けず、伝動
増速機構による従動回転体9の増速を、従動回転
体9と先送りリング36間の偏心を許容する簡単
な連結部材39,45によつて先送りリング36
に伝えるようにしたから本発明装置は、構造が簡
単となつて製造コストが低下する上に、従来の先
送り用爪とラチエツトとの噛合に起因する騒音お
よび振動がなくなるというすぐれた効果が得られ
る。
爪とラチエツトによる先送り機構を設けず、伝動
増速機構による従動回転体9の増速を、従動回転
体9と先送りリング36間の偏心を許容する簡単
な連結部材39,45によつて先送りリング36
に伝えるようにしたから本発明装置は、構造が簡
単となつて製造コストが低下する上に、従来の先
送り用爪とラチエツトとの噛合に起因する騒音お
よび振動がなくなるというすぐれた効果が得られ
る。
第1図は本発明装置の横断平面図、第2図は第
1図の側面図、第3図は第2図の一部を断面で示
す側面図、第4図は爪の配置状態を示す部分断面
図、第5図はその最大偏心状態を示す部分断面
図、第6図は最大偏心状態時における先送り機構
を示す部分断面図、第7図および第8図は他の実
施例を示す部分断面図、第9図は操作ワイヤの掛
け方を示す斜視図である。 4……後輪ハブ軸、6……後輪ハブ、9……従
動回転体、18……偏心カム円板、18a……外
周縁部、19……偏心カムリング、22……駆動
回転部材、24……スプロケツト、25……チエ
ン、26……一方向クラツチ、27……内歯ラチ
エツトリング、27a……内歯ラチエツト、28
……爪、28a……突起、32,35……ロー
ラ、36……先送りリング、39……連結リンク
(連結部材)、45……コイルばね(連結部材)、
50……リール支持腕、51……リール、57…
…アウターワイヤ、58……操作ワイヤ。
1図の側面図、第3図は第2図の一部を断面で示
す側面図、第4図は爪の配置状態を示す部分断面
図、第5図はその最大偏心状態を示す部分断面
図、第6図は最大偏心状態時における先送り機構
を示す部分断面図、第7図および第8図は他の実
施例を示す部分断面図、第9図は操作ワイヤの掛
け方を示す斜視図である。 4……後輪ハブ軸、6……後輪ハブ、9……従
動回転体、18……偏心カム円板、18a……外
周縁部、19……偏心カムリング、22……駆動
回転部材、24……スプロケツト、25……チエ
ン、26……一方向クラツチ、27……内歯ラチ
エツトリング、27a……内歯ラチエツト、28
……爪、28a……突起、32,35……ロー
ラ、36……先送りリング、39……連結リンク
(連結部材)、45……コイルばね(連結部材)、
50……リール支持腕、51……リール、57…
…アウターワイヤ、58……操作ワイヤ。
Claims (1)
- 1 駆動回転部材の内周に一方向クラツチを介し
て複数列の内歯ラチエツトリングを設け、これら
各内歯ラチエツトリングの内歯ラチエツトに噛合
する爪の基部を従動回転体に枢支し、この従動回
転体を前記駆動回転部材に対して偏心量調整自在
にすると共に、この従動回転体により後輪を駆動
するようにした装置において、前記内歯ラチエツ
トリング間に先送りリングを前記駆動回転部材に
対して回転自在に設けると共に、この先送りリン
グを前記内歯ラチエツトリングに対して摩擦接合
し、前記従動回転体と前記先送りリングとを両者
間の偏心を許容する連結部材により連結したこと
を特徴とする自転車用無段変速装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30179786A JPS63154489A (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | 自転車用無段変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30179786A JPS63154489A (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | 自転車用無段変速装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63154489A JPS63154489A (ja) | 1988-06-27 |
| JPH0331636B2 true JPH0331636B2 (ja) | 1991-05-07 |
Family
ID=17901288
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30179786A Granted JPS63154489A (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | 自転車用無段変速装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63154489A (ja) |
-
1986
- 1986-12-19 JP JP30179786A patent/JPS63154489A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63154489A (ja) | 1988-06-27 |
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