JPH0331656Y2 - - Google Patents
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- JPH0331656Y2 JPH0331656Y2 JP8758184U JP8758184U JPH0331656Y2 JP H0331656 Y2 JPH0331656 Y2 JP H0331656Y2 JP 8758184 U JP8758184 U JP 8758184U JP 8758184 U JP8758184 U JP 8758184U JP H0331656 Y2 JPH0331656 Y2 JP H0331656Y2
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- brake
- hydraulic
- pressure
- liquid
- cylinder device
- Prior art date
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 48
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 15
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 8
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Systems And Boosters (AREA)
- Control And Safety Of Cranes (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はブレーキ装置、詳しくは、ウインチ等
を駆動する液圧アクチユエータの自走防止のため
の自動ブレーキ装置に関する。
を駆動する液圧アクチユエータの自走防止のため
の自動ブレーキ装置に関する。
(従来技術)
従来ウインチ等を駆動する液圧アクチユエータ
の液圧回路およびブレーキ装置には、第2図に示
すように構成されたものがある。すなわち同図に
おいて、液圧源1から供給された圧液の三位置切
換弁2を介して液圧モータ3に送り込み、このと
きの液圧モータ3の回転によりそれに連結された
ドラツグ4を回転駆動して、ドラツグ4の周囲に
ロープ5を巻取つたり巻戻したりして荷物7を上
げ下ろしする。また、液圧モータ3への供給圧液
は高圧選択弁8を介してブレーキ制御シリンダ装
置9に送り込まれ、ブレーキドラム10の周囲に
巻付けられたブレーキバンド12に連結されたピ
ストン13が移動することによりドラム4のブレ
ーキが解除されて、前述のように液圧モータ3の
ドラム4の回転駆動が可能となる。
の液圧回路およびブレーキ装置には、第2図に示
すように構成されたものがある。すなわち同図に
おいて、液圧源1から供給された圧液の三位置切
換弁2を介して液圧モータ3に送り込み、このと
きの液圧モータ3の回転によりそれに連結された
ドラツグ4を回転駆動して、ドラツグ4の周囲に
ロープ5を巻取つたり巻戻したりして荷物7を上
げ下ろしする。また、液圧モータ3への供給圧液
は高圧選択弁8を介してブレーキ制御シリンダ装
置9に送り込まれ、ブレーキドラム10の周囲に
巻付けられたブレーキバンド12に連結されたピ
ストン13が移動することによりドラム4のブレ
ーキが解除されて、前述のように液圧モータ3の
ドラム4の回転駆動が可能となる。
(本考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、上述のような従来のブレーキ装
置においては、三位置切換弁2を介して油圧源1
から供給された圧液は当初ブレーキ制御シリンダ
装置9内に送り込まれてピストン13を移動せし
めるために用いられるが、ウインチ作動開始時の
液圧モータ3駆動圧力がブレーキ制御シリンダ装
置9の作動終了圧力より高く設定されているた
め、第6図c〜eに示すように、ピストン13が
フルストロークを完了すると液圧は急激に高くな
り、圧液は今度は行先を変えて液圧モータ3に流
入するため、液圧モータ3が突然回転を開始して
荷物7が突然上昇あるいは下降を開始する。この
現象は、巻上げ時は軽い荷物の場合、巻下げ時は
液圧モータ3の駆動圧がカウンタバランス弁19
が設定されているので荷物の負荷の大小にかかわ
らず起きる。このため、液圧モータ3の当初の回
転数を零から徐々に増加させることができず、荷
物7の上昇速度あるいは下降速度を当初零から微
調整して徐うに所望の速度に迄増加させていくと
いう操作を行うことができなかつた。
置においては、三位置切換弁2を介して油圧源1
から供給された圧液は当初ブレーキ制御シリンダ
装置9内に送り込まれてピストン13を移動せし
めるために用いられるが、ウインチ作動開始時の
液圧モータ3駆動圧力がブレーキ制御シリンダ装
置9の作動終了圧力より高く設定されているた
め、第6図c〜eに示すように、ピストン13が
フルストロークを完了すると液圧は急激に高くな
り、圧液は今度は行先を変えて液圧モータ3に流
入するため、液圧モータ3が突然回転を開始して
荷物7が突然上昇あるいは下降を開始する。この
現象は、巻上げ時は軽い荷物の場合、巻下げ時は
液圧モータ3の駆動圧がカウンタバランス弁19
が設定されているので荷物の負荷の大小にかかわ
らず起きる。このため、液圧モータ3の当初の回
転数を零から徐々に増加させることができず、荷
物7の上昇速度あるいは下降速度を当初零から微
調整して徐うに所望の速度に迄増加させていくと
いう操作を行うことができなかつた。
(考案の目的)
そこで本考案は、液圧アクチユエータの液体供
給路の液圧を液圧アクチユエータの作動に必要な
液圧から徐々に増加させることができるようにす
ることにより、液圧アクチユエータの作動速度を
零から徐々に増加させることができ、荷物7の上
昇速度あるいは下降速度に当初零から微調整して
徐々に所望の速度に迄増加させていくことができ
るようにすることを目的とする。
給路の液圧を液圧アクチユエータの作動に必要な
液圧から徐々に増加させることができるようにす
ることにより、液圧アクチユエータの作動速度を
零から徐々に増加させることができ、荷物7の上
昇速度あるいは下降速度に当初零から微調整して
徐々に所望の速度に迄増加させていくことができ
るようにすることを目的とする。
(考案の構成)
本考案に係るブレーキ装置は、液圧アクチユエ
ータの自走を防止するものであり、液圧アクチユ
エータの出力部を制動可能な制動手段と、この制
動手段に連結し前記出力部を制動および解除する
よう制動手段を制御するブレーキ制御シリンダ装
置と、前記液圧アクチユエータの液体供給路と前
記ブレーキ制御シリンダ装置とを連結する制動解
除圧導入路と、を備えさらに、前記制動解除圧導
入路の途中に液圧伝達手段と絞り手段とを並列に
設け、前記制動解除圧導入路に圧液が導かれたと
き液圧伝達手段は前記ブレーキ制御シリンダ装置
の液体吸入最大容積より小さい体積の液体をブレ
ーキ制御シリンダ装置に送出することを構成とし
ている。
ータの自走を防止するものであり、液圧アクチユ
エータの出力部を制動可能な制動手段と、この制
動手段に連結し前記出力部を制動および解除する
よう制動手段を制御するブレーキ制御シリンダ装
置と、前記液圧アクチユエータの液体供給路と前
記ブレーキ制御シリンダ装置とを連結する制動解
除圧導入路と、を備えさらに、前記制動解除圧導
入路の途中に液圧伝達手段と絞り手段とを並列に
設け、前記制動解除圧導入路に圧液が導かれたと
き液圧伝達手段は前記ブレーキ制御シリンダ装置
の液体吸入最大容積より小さい体積の液体をブレ
ーキ制御シリンダ装置に送出することを構成とし
ている。
(実施例)
以下、本考案の実施例について図面に基づいて
説明する。第1図は、本考案の一実施例に係るブ
レーキ装置を示す図である。従来と同じ部材には
同じ符号を付する。
説明する。第1図は、本考案の一実施例に係るブ
レーキ装置を示す図である。従来と同じ部材には
同じ符号を付する。
第1図において、液圧源1と液圧モータ(液圧
アクチユエータ)3との間に液圧回路15には三
位置切換弁2が配置されており、この三位置切換
弁2は手動レバー6で操作されることにより停止
位置2a、巻上げ位置2bおよび巻下げ位置2c
のいずれかの位置に切換えられる。液圧モータ3
はウインチのドラム(出力部)4に連結されてお
り、このドラム4の周囲には荷上げ用のロープ5
が巻付けられていて荷物7を吊り下げられるよう
になつている。前記液圧回路15は図中上下2本
の液体路15a,15bを有しており、三位置切
換弁2の切換作動により交互に液体供給路にな
る。液体路15bの途中にはカウンターバランス
弁19が設けられており、パイロツト通路20を
介して液体路15aが設定圧力以上になると液体
路15bは液圧モータ3側から三位置切換弁2側
に向かつて液体が流れることを許容する。また、
液体路15bにはカウンタバランス弁19と並列
にチエツク弁21が設けられており、三位置切換
弁2側から液圧モータ3側に向かつて液体が流れ
ることを常に許容する。液圧モータ3の無負荷巻
上圧力は、チエツク弁21等により15〜20Kg/cm2
に、負荷巻下圧力は、カウンタバランス弁19に
より15〜20Kg/cm2にそれぞれ設定している。液圧
源1と三位置切換弁2との間には安全弁16が設
けられており、液圧源1吐出圧が所定圧以上にな
ると圧液を排出して液圧回路15の破損を防止す
る。ドラム4にはブレーキドラム10が一体的に
設けられており、このブレーキドラム10の周面
にブレーキバンド12を巻付けて締付けることに
よりドラム4の回転を制動できるようになつてい
る。ブレーキドラム10とブレーキバンド12は
制動手段を構成する。ブレーキバンド12はブレ
ーキ制御シリンダ装置9のピストン13に連結し
ており、このピストン13がスプリング11によ
り図中左方へ付勢されたときにブレーキバンド1
2に締付力を付与し、シリンダ14内に圧液が送
り込まれたときにピストン13はスプリング11
の付勢力に打ち勝つて図中右方に移動し、ブレー
キバンド12の締付力を軽減する。ピストン1
3、シリンダ14およびスプリング11はブレー
キ制御シリンダ装置9を構成する。ブレーキ制御
シリンダ装置9の作動圧力は作動始めで5Kg/
cm2、作動終り(フルストローク時)で10Kg/cm2程
度に設定している。前記液圧回路15とシリンダ
14とは制動解除圧導入路18により連通し、こ
の制動解除圧導入路18の途中には高圧選択弁8
が設けられていて、液圧回路15の上下の液体路
15a,15bのいずれかが液体供給路になつて
もこの高圧選択弁8によりその液体供給路とシリ
ンダ14とが連通するようになつている。高圧選
択弁8とシリンダ14との間の制動解除圧導入路
18の途中には、液圧伝達手段23と絞り手段2
4とが並列に設けられている。さらに、これら液
圧伝達手段23および絞り手段24と並列にチエ
ツク弁25が設けられて、このチエツク弁25に
直列に絞り手段26が配置されている。液圧伝達
手段23は第3図に示すように、シリンダ28、
ピストン29およびスプリング30を有してお
り、ピストン29の図中左側の液圧が右側よりわ
ずかでも上昇すると容易にピストン29は図中右
側に移動し、ブレーキ制御シリンダ装置9の液体
吸入最大容積より小さい体積の液体をブレーキ制
御シリンダ装置9のシリンダ14内に送出するこ
とができる絞り手段24は第4図に示すように絞
り孔24により構成されており、チエツク弁25
は弁座35、球体36およびスプリング37を有
しており、さらに絞り手段26はピストン13復
帰時のタイミング調整用であり、チエツク弁25
が開いて弁座35と球体36とが離隔したときの
その両者間の隙間により構成される。この弁座3
5と球体36との間の隙間断面積は絞り孔24の
絞り断面積より大きく、制動解除圧導入路18の
断面積よりは小さくなつている。
アクチユエータ)3との間に液圧回路15には三
位置切換弁2が配置されており、この三位置切換
弁2は手動レバー6で操作されることにより停止
位置2a、巻上げ位置2bおよび巻下げ位置2c
のいずれかの位置に切換えられる。液圧モータ3
はウインチのドラム(出力部)4に連結されてお
り、このドラム4の周囲には荷上げ用のロープ5
が巻付けられていて荷物7を吊り下げられるよう
になつている。前記液圧回路15は図中上下2本
の液体路15a,15bを有しており、三位置切
換弁2の切換作動により交互に液体供給路にな
る。液体路15bの途中にはカウンターバランス
弁19が設けられており、パイロツト通路20を
介して液体路15aが設定圧力以上になると液体
路15bは液圧モータ3側から三位置切換弁2側
に向かつて液体が流れることを許容する。また、
液体路15bにはカウンタバランス弁19と並列
にチエツク弁21が設けられており、三位置切換
弁2側から液圧モータ3側に向かつて液体が流れ
ることを常に許容する。液圧モータ3の無負荷巻
上圧力は、チエツク弁21等により15〜20Kg/cm2
に、負荷巻下圧力は、カウンタバランス弁19に
より15〜20Kg/cm2にそれぞれ設定している。液圧
源1と三位置切換弁2との間には安全弁16が設
けられており、液圧源1吐出圧が所定圧以上にな
ると圧液を排出して液圧回路15の破損を防止す
る。ドラム4にはブレーキドラム10が一体的に
設けられており、このブレーキドラム10の周面
にブレーキバンド12を巻付けて締付けることに
よりドラム4の回転を制動できるようになつてい
る。ブレーキドラム10とブレーキバンド12は
制動手段を構成する。ブレーキバンド12はブレ
ーキ制御シリンダ装置9のピストン13に連結し
ており、このピストン13がスプリング11によ
り図中左方へ付勢されたときにブレーキバンド1
2に締付力を付与し、シリンダ14内に圧液が送
り込まれたときにピストン13はスプリング11
の付勢力に打ち勝つて図中右方に移動し、ブレー
キバンド12の締付力を軽減する。ピストン1
3、シリンダ14およびスプリング11はブレー
キ制御シリンダ装置9を構成する。ブレーキ制御
シリンダ装置9の作動圧力は作動始めで5Kg/
cm2、作動終り(フルストローク時)で10Kg/cm2程
度に設定している。前記液圧回路15とシリンダ
14とは制動解除圧導入路18により連通し、こ
の制動解除圧導入路18の途中には高圧選択弁8
が設けられていて、液圧回路15の上下の液体路
15a,15bのいずれかが液体供給路になつて
もこの高圧選択弁8によりその液体供給路とシリ
ンダ14とが連通するようになつている。高圧選
択弁8とシリンダ14との間の制動解除圧導入路
18の途中には、液圧伝達手段23と絞り手段2
4とが並列に設けられている。さらに、これら液
圧伝達手段23および絞り手段24と並列にチエ
ツク弁25が設けられて、このチエツク弁25に
直列に絞り手段26が配置されている。液圧伝達
手段23は第3図に示すように、シリンダ28、
ピストン29およびスプリング30を有してお
り、ピストン29の図中左側の液圧が右側よりわ
ずかでも上昇すると容易にピストン29は図中右
側に移動し、ブレーキ制御シリンダ装置9の液体
吸入最大容積より小さい体積の液体をブレーキ制
御シリンダ装置9のシリンダ14内に送出するこ
とができる絞り手段24は第4図に示すように絞
り孔24により構成されており、チエツク弁25
は弁座35、球体36およびスプリング37を有
しており、さらに絞り手段26はピストン13復
帰時のタイミング調整用であり、チエツク弁25
が開いて弁座35と球体36とが離隔したときの
その両者間の隙間により構成される。この弁座3
5と球体36との間の隙間断面積は絞り孔24の
絞り断面積より大きく、制動解除圧導入路18の
断面積よりは小さくなつている。
次に作用について説明する。ここでは、説明の
便宜上、荷物7は無負荷巻上圧力に比べ無視しう
る程度の軽負荷とする。第1図に示すように三位
置切換弁2の停止位置2aが液圧回路15の途中
に位置するときは、液圧源1から吐出された圧液
は液圧モータ3へは送られずに液槽40に排出さ
れる。次に手動レバー6により第5図aに示すよ
うに徐々に三位置切換弁2の巻上げ位置2bを液
圧回路15の途中に位置させると、液圧源1から
吐出された圧液は液体路15bに流入しチエツク
弁21を通つて液圧モータ3に向かう。一方、液
体路15b内の圧液は制動解除圧導入路18に導
入され、さらにパイロツト通路44に流入して高
圧選択弁8を第1図中下方に押下げて切換作動さ
せる。このため、制動解除圧導入路18内の圧液
は高圧選択弁8の開路8を通つて液圧伝達手段2
3に達し、液圧が第3図におけるピストン29の
左側端面に作用してピストン29は図中右側に容
易に移動した後、シリンダ段部28aに当接して
停止する。このとき、ピストン29が移動した容
積分の液圧がシリンダ28内から排出され、ブレ
ーキ制御シリンダ装置9のシリンダ14内に送り
出される。このとき液体の容積は、ブレーキ制御
シリンダ装置9の制動力を解除する。ブレーキド
ラム10はブレーキバンド12に抵抗なく回転可
能となるが、このとき、液体路15bの液圧はま
た液圧モータ3の無負荷巻上圧力に達していない
ため、液圧モータ3は回転しない。なお、ブレー
キ制御シリンダ装置9のピストン13に所定のス
トロークを設けているのは、ブレーキバンド12
の摩耗、変形等が生ずるからである。この後、第
5図bに示すように液体路15b内の液体流量が
徐々に増加するとともに、制動解除圧導入路18
内の圧液は絞り孔24を通過してシリンダ14内
に流入し、第5図cに示すようにピストン13を
徐々に移動させる。このとき、絞り孔24の流通
抵抗により制動解除圧導入路18内の液圧が徐々
に上昇し、同時に液体供給路となつている液体路
15b内の液圧も第5図dに示すように零から
徐々に上昇する。この液圧が液圧モータ3の無負
荷巻上圧力(約15〜20Kg/cm2)に達すると液圧モ
ータ3は回転を開始し、第5図eに示すように液
体路15b内の液圧の上昇にともなつて徐々に回
転数が大きくなる。このため、ウインチのドラム
4の回転速度も零から徐々に増加させることがで
き、ロープ5を介して荷物7の上昇速度を当初零
から微調整して徐々に所望の速度に迄増加させて
いくことができる。ブレーキ制御シリンダ装置9
のピストン13がフルストロークするとそれまで
シリンダ14内に流入していた圧液が今度は液体
路15bに流入して液圧モータ3に供給される圧
液が少し増えるが、液圧モータ3の回転数は第5
図eに示すようにわずか上昇するだけで、従来の
ように急激に上昇して微調整を阻害することはな
い。荷物7を所定の高さで停止させるときは、手
動しバー6により三位置切換弁2を停止位置に戻
す。荷物7はチエツク弁21の作用により液体の
逆流が防止され停止する。また、このとき同時
に、高圧選択弁8が中立位置になることにより液
圧伝達手段23等により図中左側の制動解除圧導
入路18は液槽41と連通し、内部の液圧は大気
圧に迄低下する。このため、ブレーキ制御シリン
ダ装置9のシリンダ14内の液体はピストン13
を介してスプリング11の付勢力により外部に押
出され、チエツク弁25および絞り手段24およ
び26を通つて液槽41に排出される。このと
き、ピストン13に連結されたブレーキバンド1
2に締付力が付与されてブレーキドラム10が制
動され、荷物7の荷重による液圧モータ3のカウ
ンタバランス弁19の内部洩れによる自走を防止
することができる。
便宜上、荷物7は無負荷巻上圧力に比べ無視しう
る程度の軽負荷とする。第1図に示すように三位
置切換弁2の停止位置2aが液圧回路15の途中
に位置するときは、液圧源1から吐出された圧液
は液圧モータ3へは送られずに液槽40に排出さ
れる。次に手動レバー6により第5図aに示すよ
うに徐々に三位置切換弁2の巻上げ位置2bを液
圧回路15の途中に位置させると、液圧源1から
吐出された圧液は液体路15bに流入しチエツク
弁21を通つて液圧モータ3に向かう。一方、液
体路15b内の圧液は制動解除圧導入路18に導
入され、さらにパイロツト通路44に流入して高
圧選択弁8を第1図中下方に押下げて切換作動さ
せる。このため、制動解除圧導入路18内の圧液
は高圧選択弁8の開路8を通つて液圧伝達手段2
3に達し、液圧が第3図におけるピストン29の
左側端面に作用してピストン29は図中右側に容
易に移動した後、シリンダ段部28aに当接して
停止する。このとき、ピストン29が移動した容
積分の液圧がシリンダ28内から排出され、ブレ
ーキ制御シリンダ装置9のシリンダ14内に送り
出される。このとき液体の容積は、ブレーキ制御
シリンダ装置9の制動力を解除する。ブレーキド
ラム10はブレーキバンド12に抵抗なく回転可
能となるが、このとき、液体路15bの液圧はま
た液圧モータ3の無負荷巻上圧力に達していない
ため、液圧モータ3は回転しない。なお、ブレー
キ制御シリンダ装置9のピストン13に所定のス
トロークを設けているのは、ブレーキバンド12
の摩耗、変形等が生ずるからである。この後、第
5図bに示すように液体路15b内の液体流量が
徐々に増加するとともに、制動解除圧導入路18
内の圧液は絞り孔24を通過してシリンダ14内
に流入し、第5図cに示すようにピストン13を
徐々に移動させる。このとき、絞り孔24の流通
抵抗により制動解除圧導入路18内の液圧が徐々
に上昇し、同時に液体供給路となつている液体路
15b内の液圧も第5図dに示すように零から
徐々に上昇する。この液圧が液圧モータ3の無負
荷巻上圧力(約15〜20Kg/cm2)に達すると液圧モ
ータ3は回転を開始し、第5図eに示すように液
体路15b内の液圧の上昇にともなつて徐々に回
転数が大きくなる。このため、ウインチのドラム
4の回転速度も零から徐々に増加させることがで
き、ロープ5を介して荷物7の上昇速度を当初零
から微調整して徐々に所望の速度に迄増加させて
いくことができる。ブレーキ制御シリンダ装置9
のピストン13がフルストロークするとそれまで
シリンダ14内に流入していた圧液が今度は液体
路15bに流入して液圧モータ3に供給される圧
液が少し増えるが、液圧モータ3の回転数は第5
図eに示すようにわずか上昇するだけで、従来の
ように急激に上昇して微調整を阻害することはな
い。荷物7を所定の高さで停止させるときは、手
動しバー6により三位置切換弁2を停止位置に戻
す。荷物7はチエツク弁21の作用により液体の
逆流が防止され停止する。また、このとき同時
に、高圧選択弁8が中立位置になることにより液
圧伝達手段23等により図中左側の制動解除圧導
入路18は液槽41と連通し、内部の液圧は大気
圧に迄低下する。このため、ブレーキ制御シリン
ダ装置9のシリンダ14内の液体はピストン13
を介してスプリング11の付勢力により外部に押
出され、チエツク弁25および絞り手段24およ
び26を通つて液槽41に排出される。このと
き、ピストン13に連結されたブレーキバンド1
2に締付力が付与されてブレーキドラム10が制
動され、荷物7の荷重による液圧モータ3のカウ
ンタバランス弁19の内部洩れによる自走を防止
することができる。
荷物7を巻下げるときは、三位置切換弁2を巻
下げ位置2cに位置させる。このとき、液圧伝達
手段23、絞り孔24、ブレーキ制御シリンダ装
置9は前述の巻き上げ時と同様に作用する。
下げ位置2cに位置させる。このとき、液圧伝達
手段23、絞り孔24、ブレーキ制御シリンダ装
置9は前述の巻き上げ時と同様に作用する。
なお、これらの巻上げ、巻下げ操作を第7図a
に示すように手動レバー6により急激に行つて
も、第7図eに示すように液圧モータ3は液圧伝
達手段23の作動終了t秒後に回転を始めるた
め、ブレーキバンド12の制動力と干渉すること
なく巻上げおよび巻下げ作業が行なえる。また、
前記実施例においては油圧モータ3の停止制動時
にブレーキ制御シリンダ装置9のシリンダ14か
ら排出された液体はチエツク弁25、絞り手段2
6および高圧選択弁8を通つて液槽41に排出さ
れていたが、シリンダ14と液槽とを直接連通す
る液体路とその途中にバルブを設け、このバルブ
を三位置切換弁2が停止位置になつたときに開く
よう連動させ、シリンダ14から液槽に直接液体
を排出するようにしてもよい。また、前記実施例
において制動手段はドラム4を制動するようにな
つていた、液圧モータ3を直接制動するようにし
てもよい。また、前記実施例においては液圧アク
チユエータとして回転運動を出力する液圧モータ
3が用いられていたが、往復運動を出力するシリ
ンダとピストンのような液圧アクチユエータを用
いるブレーキ装置であつてもよい。したがつて、
ウインチ以外の作業に応用できるブレーキ装置で
あつてもよい。
に示すように手動レバー6により急激に行つて
も、第7図eに示すように液圧モータ3は液圧伝
達手段23の作動終了t秒後に回転を始めるた
め、ブレーキバンド12の制動力と干渉すること
なく巻上げおよび巻下げ作業が行なえる。また、
前記実施例においては油圧モータ3の停止制動時
にブレーキ制御シリンダ装置9のシリンダ14か
ら排出された液体はチエツク弁25、絞り手段2
6および高圧選択弁8を通つて液槽41に排出さ
れていたが、シリンダ14と液槽とを直接連通す
る液体路とその途中にバルブを設け、このバルブ
を三位置切換弁2が停止位置になつたときに開く
よう連動させ、シリンダ14から液槽に直接液体
を排出するようにしてもよい。また、前記実施例
において制動手段はドラム4を制動するようにな
つていた、液圧モータ3を直接制動するようにし
てもよい。また、前記実施例においては液圧アク
チユエータとして回転運動を出力する液圧モータ
3が用いられていたが、往復運動を出力するシリ
ンダとピストンのような液圧アクチユエータを用
いるブレーキ装置であつてもよい。したがつて、
ウインチ以外の作業に応用できるブレーキ装置で
あつてもよい。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案によれば、液圧ア
クチユエータの作動速度を零から徐々に増加さ
せ、荷物の上昇速度あるいは下降速度を当初零か
ら微調整して徐々に所望の速度に迄増加させてい
くことができる。
クチユエータの作動速度を零から徐々に増加さ
せ、荷物の上昇速度あるいは下降速度を当初零か
ら微調整して徐々に所望の速度に迄増加させてい
くことができる。
第1図は本考案の一実施例に係るブレーキ装置
を示す全体構成図、第2図は従来のブレーキ装置
を示す全体構成図、第3は第1図の液圧伝達手段
23の拡大詳細断面図、第4図は第3図の絞り手
段24、チエツク弁25および絞り手段26の拡
大詳細断面図、第5図および第7図は第1図に示
すブレーキ装置の、第6図は従来のブレーキ装置
のそれぞれ時間に対する特性を表わすグラフであ
り、第5図a、第6図a、第7図aは三位置切換
弁の作動による開度、第5図b、第6図b、第7
図bは液圧回路の液体流量、第5図c、第6図
c、第7図cはブレーキ制御シリンダ装置のピス
トンのストローク量、第5図d、第6図d、第7
図dは液体供給路の液体圧力、第5図e、第6図
e、第7図eは液圧モータの回転数のそれぞれ時
間経過に対する変化を示すグラフである。 3……液圧モータ(液圧アクチユエータ)、4
……ドラム(出力部)、9……ブレーキ制御シリ
ンダ装置、10……ブレーキドラム、12……ブ
レーキバンド、15……液圧回路(液体供給路)、
18……制動解除圧導入路、23……液圧伝達手
段、24……絞り孔(絞り手段)。
を示す全体構成図、第2図は従来のブレーキ装置
を示す全体構成図、第3は第1図の液圧伝達手段
23の拡大詳細断面図、第4図は第3図の絞り手
段24、チエツク弁25および絞り手段26の拡
大詳細断面図、第5図および第7図は第1図に示
すブレーキ装置の、第6図は従来のブレーキ装置
のそれぞれ時間に対する特性を表わすグラフであ
り、第5図a、第6図a、第7図aは三位置切換
弁の作動による開度、第5図b、第6図b、第7
図bは液圧回路の液体流量、第5図c、第6図
c、第7図cはブレーキ制御シリンダ装置のピス
トンのストローク量、第5図d、第6図d、第7
図dは液体供給路の液体圧力、第5図e、第6図
e、第7図eは液圧モータの回転数のそれぞれ時
間経過に対する変化を示すグラフである。 3……液圧モータ(液圧アクチユエータ)、4
……ドラム(出力部)、9……ブレーキ制御シリ
ンダ装置、10……ブレーキドラム、12……ブ
レーキバンド、15……液圧回路(液体供給路)、
18……制動解除圧導入路、23……液圧伝達手
段、24……絞り孔(絞り手段)。
Claims (1)
- 液圧アクチユエータの出力部を制動可能な制動
手段と、この制動手段に連結し前記出力部を制動
および解除するよう制動手段を制御するブレーキ
制御シリンダ装置と、前記液圧アクチユエータの
液体供給路と前記ブレーキ制御シリンダ装置とを
連結する制動解除圧導入路と、を備えた液圧アク
チユエータの自走を防止する自動ブレーキ装置に
おいて、前記制動解除圧導入路の途中に液圧伝達
手段と絞り手段とを並列に設け、前記制動解除圧
導入路に圧液が導かれたとき液圧伝達手段は前記
ブレーキ制動シリンダ装置の液体吸入最大容積よ
り小さい体積の液体をブレーキ制御シリンダ装置
に送出することを特徴とするブレーキ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8758184U JPS613164U (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | ブレ−キ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8758184U JPS613164U (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | ブレ−キ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS613164U JPS613164U (ja) | 1986-01-10 |
| JPH0331656Y2 true JPH0331656Y2 (ja) | 1991-07-04 |
Family
ID=30639933
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8758184U Granted JPS613164U (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | ブレ−キ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS613164U (ja) |
-
1984
- 1984-06-13 JP JP8758184U patent/JPS613164U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS613164U (ja) | 1986-01-10 |
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