JPH0331864Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0331864Y2 JPH0331864Y2 JP20087685U JP20087685U JPH0331864Y2 JP H0331864 Y2 JPH0331864 Y2 JP H0331864Y2 JP 20087685 U JP20087685 U JP 20087685U JP 20087685 U JP20087685 U JP 20087685U JP H0331864 Y2 JPH0331864 Y2 JP H0331864Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- cylinder
- engine
- engine mount
- durability
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Springs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、自動車のエンジンを支持するエンジ
ンマウントに関するものである。
ンマウントに関するものである。
〈従来の技術〉
従来のこの種エンジンマウントとして、実開昭
60−65446号公報等に記載の技術を挙げることが
できる。
60−65446号公報等に記載の技術を挙げることが
できる。
上記技術に示すエンジンマウントは、いずれも
自動車のエンジン振動を弾性的に支持し吸収する
ための弾性材料から成る本体部と、エンジンおよ
び車体に係止するための金属製のブラケツト部と
から成つている。
自動車のエンジン振動を弾性的に支持し吸収する
ための弾性材料から成る本体部と、エンジンおよ
び車体に係止するための金属製のブラケツト部と
から成つている。
〈考案が解決しようとする問題点〉
近年、車両の低燃費化に伴なう軽量化の目的か
ら、車両を構成する各部品に軽量化、小型化が要
求されてきている。しかしエンジンマウントには
エンジンの振動を遮断する機能だけではなく、エ
ンジンの重量を支え、さらには外力によるエンジ
ンの動きを抑制する機能が要求される。このため
エンジンマウント全体の重量のうち大半を占る金
属製のブラケツトの肉厚を薄くし、軽量化の要求
に対応したいが、金属製のブラケツトの肉厚を薄
くすると、その強度および耐久性が低下するとい
う問題があつた。
ら、車両を構成する各部品に軽量化、小型化が要
求されてきている。しかしエンジンマウントには
エンジンの振動を遮断する機能だけではなく、エ
ンジンの重量を支え、さらには外力によるエンジ
ンの動きを抑制する機能が要求される。このため
エンジンマウント全体の重量のうち大半を占る金
属製のブラケツトの肉厚を薄くし、軽量化の要求
に対応したいが、金属製のブラケツトの肉厚を薄
くすると、その強度および耐久性が低下するとい
う問題があつた。
そこで、本考案は強度および耐久性等を損なう
ことなく、ブラケツト部の薄肉化(軽量化)を行
うことができるエンジンマウントの提供を目的と
するものである。
ことなく、ブラケツト部の薄肉化(軽量化)を行
うことができるエンジンマウントの提供を目的と
するものである。
〈問題点を解決するための手段〉
本考案にかかるエンジンマウントは、外筒と内
筒の間に弾性体を介装し、金属の薄板の外枠筒と
金属の薄板の支持板を一体的に形成したブラケツ
トの外枠筒内に該外筒を圧入固定し、該ブラケツ
トと該内筒とにより自動車の車体にエンジンを弾
性的に支持するエンジンマウントにおいて、金属
の薄板により形成された該ブラケツト部の、少な
くとも該外枠筒の特に応力集中を受ける部分に窒
化処理または軟窒化処理を施したものである。
筒の間に弾性体を介装し、金属の薄板の外枠筒と
金属の薄板の支持板を一体的に形成したブラケツ
トの外枠筒内に該外筒を圧入固定し、該ブラケツ
トと該内筒とにより自動車の車体にエンジンを弾
性的に支持するエンジンマウントにおいて、金属
の薄板により形成された該ブラケツト部の、少な
くとも該外枠筒の特に応力集中を受ける部分に窒
化処理または軟窒化処理を施したものである。
〈作用〉
本考案におけるエンジンマウントは、金属製の
ブラケツト部が軽量化のため従来のものに比べ薄
い鋼板が使用されているにもかかわらず、ブラケ
ツトの少なくとも応力集中を受ける部分が窒化処
理または軟窒化処理が施されており、表面に形成
された窒化層の高い硬度と圧縮残留応力による高
い耐疲労性のために、従来の物と同等以上の高い
強度と高い耐久性を得ることができる。
ブラケツト部が軽量化のため従来のものに比べ薄
い鋼板が使用されているにもかかわらず、ブラケ
ツトの少なくとも応力集中を受ける部分が窒化処
理または軟窒化処理が施されており、表面に形成
された窒化層の高い硬度と圧縮残留応力による高
い耐疲労性のために、従来の物と同等以上の高い
強度と高い耐久性を得ることができる。
また、該ブラケツトの外枠筒は内部に配設され
たエンジンマウントにより拡径され強い引張応力
が作用するが、表面に施された窒化処理または軟
窒化処理による圧縮残留応力により緩和され、高
い耐久性を得ることができる。
たエンジンマウントにより拡径され強い引張応力
が作用するが、表面に施された窒化処理または軟
窒化処理による圧縮残留応力により緩和され、高
い耐久性を得ることができる。
〈実施例〉
以下添付図面に基づき、本考案を具体的に説明
する。
する。
第1図は本考案によるエンジンマウントの一実
施例であり、また第2図は第1図に示すエンジン
マウントのブラケツト部である。
施例であり、また第2図は第1図に示すエンジン
マウントのブラケツト部である。
図において、本体部1は金属製の内筒2と同じ
く金属製の外筒3とに加硫接着されており、内筒
2の外面と外筒3の内面に接着剤を塗布した後、
図示しない金型に装着し、ゴム等の弾性材料を上
記金型に注入・加硫することにより一体成形され
る。そしてその後、外筒3の外径を縮小させる絞
り加工が施される。この絞り加工は、外形を縮小
させ本体部1に圧縮残留応力を付加することによ
りり、本体部1の耐久性を向上させることが目的
で行なわれる。
く金属製の外筒3とに加硫接着されており、内筒
2の外面と外筒3の内面に接着剤を塗布した後、
図示しない金型に装着し、ゴム等の弾性材料を上
記金型に注入・加硫することにより一体成形され
る。そしてその後、外筒3の外径を縮小させる絞
り加工が施される。この絞り加工は、外形を縮小
させ本体部1に圧縮残留応力を付加することによ
りり、本体部1の耐久性を向上させることが目的
で行なわれる。
一方ブラケツト4は、金属の薄板の外枠筒4
a、断面略L字状で金属の薄板の支持板4b、お
よび該支持板4bの穴部に打込まれた取付ボルト
4cから構成され、支持板4bの端部は外枠筒4
aの外周部に溶接されている。このブラケツト4
には、強度および耐久性を向上させるために金属
の熱処理が施されるが、本実施例では溶融塩浴に
よる軟窒化処理を約570℃の雰囲気中で約90分間
行なつたところ、厚さ10ミクロン、硬さHv500〜
600の窒化層が得られた、上記ブラケツト4に、
前記本体部1と内筒2および外筒3の一体物が圧
入され、その後防錆の目的で表面に塗装が施され
る。
a、断面略L字状で金属の薄板の支持板4b、お
よび該支持板4bの穴部に打込まれた取付ボルト
4cから構成され、支持板4bの端部は外枠筒4
aの外周部に溶接されている。このブラケツト4
には、強度および耐久性を向上させるために金属
の熱処理が施されるが、本実施例では溶融塩浴に
よる軟窒化処理を約570℃の雰囲気中で約90分間
行なつたところ、厚さ10ミクロン、硬さHv500〜
600の窒化層が得られた、上記ブラケツト4に、
前記本体部1と内筒2および外筒3の一体物が圧
入され、その後防錆の目的で表面に塗装が施され
る。
上記本考案の実施例のエンジンマウントは、前
記取付ボルトによりエンジンに固定されるととも
に、前記内筒2および図示しない車体側取付部を
慣通する同じく図示しないボルトにより車体に固
定される。
記取付ボルトによりエンジンに固定されるととも
に、前記内筒2および図示しない車体側取付部を
慣通する同じく図示しないボルトにより車体に固
定される。
前記取付状態において、車体の揺動等により車
体とエンジンが相対的に大きく動いた場合に、図
中のA部付近には応力集中により大きな応力が発
生するが、本考案のエンジンマウントに於ては、
前記のように軟窒化処理が施されており、ブラケ
ツトの表面には高い硬度の窒化層が形成され、さ
らに金属内部には窒化処理による高い圧縮残留応
力が発生しているので、キレツの発生が効果的に
抑制されるばかりでなく、キレツが発生してもキ
レツの進行が効果的に抑制されるために十分に高
い強度および耐久性を有しており、前記ブラケツ
トのの耐久性を損ねることはなく、特に前記応力
集中部分の耐久性を損ねることはない。
体とエンジンが相対的に大きく動いた場合に、図
中のA部付近には応力集中により大きな応力が発
生するが、本考案のエンジンマウントに於ては、
前記のように軟窒化処理が施されており、ブラケ
ツトの表面には高い硬度の窒化層が形成され、さ
らに金属内部には窒化処理による高い圧縮残留応
力が発生しているので、キレツの発生が効果的に
抑制されるばかりでなく、キレツが発生してもキ
レツの進行が効果的に抑制されるために十分に高
い強度および耐久性を有しており、前記ブラケツ
トのの耐久性を損ねることはなく、特に前記応力
集中部分の耐久性を損ねることはない。
このブラケツト4には従来厚さ6mmの鋼板が使
われていたが、本実施例の軟窒化処理を施した物
は、厚さを4.5mmまで薄くしても従来の物と同等
以上の耐久性を有しており、この軟窒化処理によ
り約3倍の耐久性が得られる事が本考案者により
確認されている。またこの事から、板厚の薄肉化
のみならず、エンジンマウント全体の小型化によ
る軽量化も行なうことができた。
われていたが、本実施例の軟窒化処理を施した物
は、厚さを4.5mmまで薄くしても従来の物と同等
以上の耐久性を有しており、この軟窒化処理によ
り約3倍の耐久性が得られる事が本考案者により
確認されている。またこの事から、板厚の薄肉化
のみならず、エンジンマウント全体の小型化によ
る軽量化も行なうことができた。
更に本考案において、ブラケツト部に施された
軟窒化処理は、金属表面に非金属的な性質をもつ
た化合物層を形成し、この合物層は化学的に安定
しており、水やオゾンに対して著しい抵抗性を有
するため、腐食による強度および耐久性の低下も
防ぐことができる。
軟窒化処理は、金属表面に非金属的な性質をもつ
た化合物層を形成し、この合物層は化学的に安定
しており、水やオゾンに対して著しい抵抗性を有
するため、腐食による強度および耐久性の低下も
防ぐことができる。
なお、本考案は前記実施例に限定されるもので
はなく、例えば次に示すように具体化することも
可能である。
はなく、例えば次に示すように具体化することも
可能である。
(1) 前記ブラケツトは溶接により組立てられた物
ではなく、他の方法で組立てられた物でも良
い。
ではなく、他の方法で組立てられた物でも良
い。
(2) 前記金具処理は、窒化処理でも良い。窒化処
理でも同様にブラケツト表面に高い硬度を有す
る窒化層が形成され、金属内部には高い圧縮残
留応力が発生する。
理でも同様にブラケツト表面に高い硬度を有す
る窒化層が形成され、金属内部には高い圧縮残
留応力が発生する。
(3) 前記金具処理は、金具全体に施されていても
良い。この場合、ブラケツトの外枠筒には、内
部に配設されたエンジンマウントで拡径される
ことによる強い引張応力が作用し、加えて図中
のA部付近には車体の揺動等により車体とエン
ジンが相対的に大きく動いた場合やエンジンの
振動によつて応力集中による大きな応力が発生
するが、表面に形成された窒化層の高い硬度に
よりキレツの発生が効果的に抑制できるばかり
ではなく、キレツが発生しても窒化層による内
部の圧縮残留応力により、該引張応力が効果的
に緩和されキレツの進行が極めて緩やかにな
り、高い耐久性を得ることができる。
良い。この場合、ブラケツトの外枠筒には、内
部に配設されたエンジンマウントで拡径される
ことによる強い引張応力が作用し、加えて図中
のA部付近には車体の揺動等により車体とエン
ジンが相対的に大きく動いた場合やエンジンの
振動によつて応力集中による大きな応力が発生
するが、表面に形成された窒化層の高い硬度に
よりキレツの発生が効果的に抑制できるばかり
ではなく、キレツが発生しても窒化層による内
部の圧縮残留応力により、該引張応力が効果的
に緩和されキレツの進行が極めて緩やかにな
り、高い耐久性を得ることができる。
〈考案の効果〉
以上のように、本考案のエンジンマウントは、
金属の薄板により形成されたブラケツトの少なく
とも外枠筒に窒化処理または軟窒化処理が施され
たものであり、前記窒化処理または軟窒化処理に
よつて強度および耐久性等を損なうことなく軽量
化および小型化を行なうことができる。
金属の薄板により形成されたブラケツトの少なく
とも外枠筒に窒化処理または軟窒化処理が施され
たものであり、前記窒化処理または軟窒化処理に
よつて強度および耐久性等を損なうことなく軽量
化および小型化を行なうことができる。
第1図および第2図は本考案を具体化した一実
施例を示し、第1図は全体図、第2図はブラケツ
トのみを示す。 図において、1:本体部、2:内筒、3:外
筒、4:ブラケツト、4a:外枠筒、4b:支持
板、4c:取付ボルト、A:応力集中部。
施例を示し、第1図は全体図、第2図はブラケツ
トのみを示す。 図において、1:本体部、2:内筒、3:外
筒、4:ブラケツト、4a:外枠筒、4b:支持
板、4c:取付ボルト、A:応力集中部。
Claims (1)
- 外筒と内筒の間に弾性体を介装し、金属の薄板
の外枠筒と金属の薄板の支持板を一体的に形成し
たブラケツトの該外枠筒内に該外筒を圧入固定
し、該ブラケツトと該内筒とにより自動車の車体
にエンジンを弾性的に支持するエンジンマウント
において、金属の薄板により形成された該ブラケ
ツトの少なくとも該外枠筒に窒化処理または軟窒
化処理を施したことを特徴とするエンジンマウン
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20087685U JPH0331864Y2 (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20087685U JPH0331864Y2 (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62108641U JPS62108641U (ja) | 1987-07-11 |
| JPH0331864Y2 true JPH0331864Y2 (ja) | 1991-07-05 |
Family
ID=31163803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20087685U Expired JPH0331864Y2 (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0331864Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2733981B2 (ja) * | 1988-08-26 | 1998-03-30 | スズキ株式会社 | 自動車用エンジンの取付方法 |
-
1985
- 1985-12-26 JP JP20087685U patent/JPH0331864Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62108641U (ja) | 1987-07-11 |
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