JPH0332849Y2 - - Google Patents

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JPH0332849Y2
JPH0332849Y2 JP1983011079U JP1107983U JPH0332849Y2 JP H0332849 Y2 JPH0332849 Y2 JP H0332849Y2 JP 1983011079 U JP1983011079 U JP 1983011079U JP 1107983 U JP1107983 U JP 1107983U JP H0332849 Y2 JPH0332849 Y2 JP H0332849Y2
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retainer
ball
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seat
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、シートリテーナを設けたトラニオン
マウント型ボールバルブに関し、特に火災等の高
温時においてボデーの内周面とシートリテーナの
外周面の接触位置及びシートリテーナとボールの
間を確実に緊急密封するようにしたボールバルブ
の緊急密封装置に関するものである。
(従来の技術) 通常、この種の装置では、第1図及び第2図に
示すように、シートリテーナ1の外周面とボデー
2の内周面の間に不燃性かつ不溶融性のシールリ
ング3を装着し、このシールリング3を可燃性又
は可溶融性のスペーサ4を介してシール押さえ5
で押圧し、このシール押さえ5を圧縮ばね6の弾
発力でボール7側に押圧している。
ところで、上記した圧縮ばね6の組込み構造
は、第1図の場合において、ボデー2(又はボデ
ーキヤツプ)に複数の穴開け加工を施こし、この
穴8に圧縮ばね6を収納するようにしており、
又、第2図の場合において、スプリングホルダー
9を別に形成し、このホルダー9で圧縮ばね6を
保持するようにしている。
しかし、前者の場合は、ボデー2にばね保持用
の穴開け加工をする必要があり、この作業は極め
て面倒な作業であつて、時間と労力を要し非経済
的であり、また、後者の場合は、上記のようにボ
デー2に穴開け加工をする必要がない反面、スプ
リングホルダー9を別に予め形成しておき、組立
で時にこのホルダー9をボデー2内に装着し、こ
のホルダー9に圧縮ばね6を収容するようにして
いるので、ホルダー9の分だけ部品点数が多くな
り、かつ組立作業を複雑にしている。
更に、前者の場合、穴8がボデー2の奥の方に
あつて、バルブの組立、分解の際に圧縮ばね6の
着脱が面倒であるという欠点がある。また、後者
の場合にも同様な欠点があるが、それに加えて、
予めシートリテーナにシールリング3、スペーサ
4、シール押さえ5と共にスプリングホルダー9
を組付け、これに圧縮ばね6も組付けてからボデ
ー1に組入れるようにした際、ホルダー9から圧
縮ばね6が脱落し易く、時にはホルダー9まで脱
落することがあり、組立作業が非常に厄介であつ
た。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、上記の実情に鑑みて案出したもので
あつて、ボデーにばね保持用の穴を開ける作業が
極めて面倒であると共に、時間と労力を要し不経
済であり、これに代わる方法のスプリングホルダ
ーを設けることは部品点数を増やし不経済かつ組
立作業が複雑面倒で、厄介であるという従来の問
題点を解決し、部品点数の減少と組立作業の簡易
化を達成し得る経済的で取扱いの容易な、緊急密
封装置を有するボールバルブを提供することを目
的としたものである。
考案の構成 (課題を解決するための手段) 本考案は、上述の目的を、次の手段によつて解
決しようとするものである。
すなわち、バルブ用ボデー内に貫通孔を有する
ボールを回転自在に設け、このボデーとボールと
の間にシートリテーナを設け、このシートリテー
ナにボールの表面にシール接触する樹脂などの可
燃性、可溶融性のボールシートを取付け、このシ
ートリテーナの外周面とボデーの内周面の接触位
置にゴムなどの可燃性又は可溶融性の密封リング
を装着すると共に、このシートリテーナの外周面
とボデーの内周面の接触位置に膨張黒鉛などの不
燃性かつ不溶融性のシールリングを装着したボー
ルバルブにおいて、環状のリテーナグランドを肉
厚で、かつ断面幅広に形成し、このリテーナグラ
ンドの一側面に、緊急時に上記したシールリング
を押圧する環状突条部を突設形成し、更に、この
リテーナグランドの一側面とシートリテーナの外
側面との間に、樹脂などの可燃性又は可溶融性の
スペーサを介在させ、一方、このリテーナグラン
ドの他端面には、圧縮ばねを保持するための有底
孔を環状位置に多数個形成し、それぞれの有底孔
に同一径の圧縮ばねを挿入すると共に、この圧縮
ばねの一端を有底孔の先端内径に形成した縮径部
に固着させて有底孔に圧縮ばねを保持させ、圧縮
ばねの他端をボデーの内周面に当接させる構成を
採用した。
(作 用) 本考案のボールバルブの緊急密封装置は、火災
等の緊急時に、シートリテーナの外周面とボデー
の内周面の接触位置にゴムなどの可燃性又は可溶
融性の密封リングが装着してある場合にはこれが
高熱によつて破損しても、また、シートリテーナ
とリテーナグランドの間に樹脂などの可燃性又は
可溶融性のスペーサを介在させてある場合にはこ
れが高熱によつて破損した後に、リテーナグラン
ドは、このリテーナグランドに形成した有底孔に
挿入して保持するしくみでボデーとの間に装着し
た圧縮ばねの弾発力によつて押され、シートリテ
ーナの外周面とボデーの内周面の接触位置に装着
した膨張黒鉛などの不熱性かつ不溶融性のシール
リングを押圧するので、ボデーの内周面とシート
リテーナと外周面の接触位置を密封することがで
きる。
更に、本考案のボールバルブの緊急密封装置で
は、上記の圧縮ばねは、この圧縮ばねが脱落しな
いように先端内径の縮径部で固着させているの
で、ボールバルブを組立てる際には、圧縮ばねを
リテーナグランドの有底孔に予め挿入しておけば
脱落しないため、シートリテーナに組付けてシー
トリテーナと共にボデーに組入れてもよく、組立
作業中に圧縮ばねが脱落するようなことがなく、
容易に組立てることができる。
(実施例〕 以下に本考案の実施例を図面に従つて説明す
る。
第3図は本考案の緊急密封装置を有するボール
バルブの一実施例を示す縦断面図、第4図は第3
図の部分拡大断面図、第5図は本考案の緊急密封
装置を有するボールバルブの他の実施例を示す部
分断面図、第6図は第3図乃至第5図のリテーナ
グランドの有底孔に圧縮ばねを挿入して保持した
状態の詳細を示す拡大断面図、第7図は第6図か
ら圧縮ばねを外した部分右側面図である。
図中10はボールバルブのボデーであつて、こ
のボデー10の内部中央位置には、トラニオン軸
11,11を介して貫通孔12を有するボール1
3を回転自在に装着している。14はこのボール
13の両側に設けた環状のシートリテーナであつ
て、このシートリテーナ14のボール13側に
は、火災等の緊急時にボール面13aにシール接
触して密封機能を果たすメタルタツチ部15を形
成し、更に、シートリテーナ14のボール13側
に、樹脂などの弾性を有しかつ可燃性又は可溶融
性の環状のボールシート16を装着し、このボー
ルシート16を上流側及び下流側のボール面13
aに当接させて密封性を保持している。
17はシートリテーナ14の外周面とボデー1
0の内周面の接触位置に装着したゴム等の可燃性
又は可溶融性の密封リングである。本例では、ゴ
ムで成型したOリングを用いており、このOリン
グから成る密封リング17は、ボールバルブの平
常状態においてシートリテーナ14とボデー10
の接触面をシールする機能を果たしている。
18はシートリテーナ14の外周面とボデー1
0の内周面の接触位置に装着したシールリング
で、このシールリング18は、膨張黒鉛等で形成
した不燃性かつ不溶融性のものであり、シートリ
テーナ14とボデー10の接触面をシールするた
めのものである。
19はシートリテーナ14をボール13側に押
圧するリテーナグランドであり、この環状のリテ
ーナグランド19は、肉厚で、かつ断面幅広に形
成され、このリテーナグランド19の一側面に、
緊急時に上記したシールリング18を押圧する環
状突条部19aを突設形成し、後述するスペーサ
22を装着した場合には、火災等の緊急密封時に
スペーサ22が損傷した後でリテーナグランド1
9の環状突条部19aはシールリング18を押圧
する。
20はリテーナグランド19のボール面13と
は反対側に形成した有底孔であり、21はこの有
底孔20に挿入された弾性ばねであつて、この弾
性ばね21は同一径を呈し、弾発力によつてリテ
ーナグランド19を押している。上記有底孔20
は、第6図に示すように、穴の先端の内径を小さ
くして圧縮ばね21をこの縮径部20aによつて
脱落しないよう保持している。
22はリテーナグランド19とシートリテーナ
14の間に介在せしめた樹脂などの可燃性又は可
溶融性のスペーサである。
第5図は本考案における他の実施例を示したも
ので、本例は、シールリング18のシール径を密
封リング(Oリング)17のシール径より大きく
して、緊急時にシートリテーナ14の十分なピス
トン効果が得られるようにしたものである。
次に、上記実施例の作用を説明する。
第3図乃至第7図に示した実施例において、火
災等の緊急時に、シートリテーナ14の外周面と
ボデー10の内周面の接触位置に装着してあるゴ
ムなどの可燃性又は可溶融性の密封リング17が
高熱によつて破損しても、また、シートリテーナ
14とリテーナグランド19の間に介在させてあ
る樹脂などの可燃性又は可溶融性のスペーサ22
が高熱によつて破損した後に、リテーナグランド
19は、このリテーナグランド19により形成し
た有底孔20に挿入して保持するしくみでボデー
10との間に装着した圧縮ばね21の弾発力によ
つて押され、シートリテーナ14の外周面とボデ
ー10の内周面の接触位置に装着した膨張黒鉛な
どの不燃性かつ不溶融性のシールリング18をリ
テーナグランド19の環状突条部19aが押圧す
るので、ボデー10の内周面とシートリテーナ1
4の外周面の接触位置を密封することができる。
更に、本考案のボールバルブの緊急密封装置で
は、上記の圧縮ばね21は、この圧縮ばね21が
脱落しないように第6図に示したように先端内径
の縮径部20aを有するリテーナグランド19に
形成した有底孔20に挿入してあるため、本考案
のボールバルブを組立てる際には、圧縮ばね21
をリテーナグランド19の有底孔20に予め挿入
しておけば脱落しないので、シートリテーナ17
に組付けてシートリテーナ14と共にボデーに組
入れ、組立作業中に圧縮ばね21が脱落するよう
なことがなく、容易に組立てることができる。
(考案の効果) 本考案の緊急密封装置を有するボールバルブ
は、上述の如く構成され作用することによつて、
次のような優れた効果が得られる。
(1) ボデーに圧縮ばねを保持するための穴を開け
る極めて面倒な作業を全く必要としない。
(2) 上記の穴の代わりにスプリングホルダーを設
ける必要がないため、部品点数を少なくでき、
管理上、経済上極めて有利である。
(3) 組立作業の際に取扱いが容易で経済的な緊急
密封装置を有するボールバルブを提供すること
ができる等の有用な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は緊急密封装置を有するボー
ルバルブの従来例を示した部分断面図、第3図は
本考案の緊急密封装置を有するボールバルブの一
実施例を示す縦断面図、第4図は第3図の部分拡
大断面図、第5図は本考案の緊急密封装置を有す
るボールバルブの他の実施例を示す部分断面図、
第6図は第3図乃至第5図のリテーナグランドの
有底孔に圧縮ばねを挿入して保持した状態の詳細
を示す拡大断面図、第7図は第6図から圧縮ばね
を外した部分右側面図である。 10…ボデー、12…貫通孔、13…ボール、
14…シートリテーナ、16…ボールシート、1
7…密封リング、18…シールリング、19…リ
テーナグランド、19a…環状突条部、20…有
底孔、20a…縮径部、21…圧縮ばね、22…
スペーサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バルブ用ボデー内に貫通孔を有するボールを回
    転自在に設け、このボデーとボールとの間にシー
    トリテーナを設け、このシートリテーナにボール
    の表面にシール接触する樹脂などの可燃性、可溶
    融性のボールシートを取付け、このシートリテー
    ナの外周面とボデーの内周面の接触位置にゴムな
    どの可燃性又は可溶融性の密封リングを装着する
    と共に、このシートリテーナの外周面とボデーの
    内周面の接触位置に膨張黒鉛などの不燃性かつ不
    溶融性のシールリングを装着したボールバルブに
    おいて、環状のリテーナグランドを肉厚で、かつ
    断面幅広に形成し、このリテーナグランドの一側
    面に、緊急時に上記したシールリングを押圧する
    環状突条部を突設形成し、更に、このリテーナグ
    ランドの一側面とシートリテーナの外側面との間
    に、樹脂などの可燃性又は可溶融性のスペーサを
    介在させ、一方、このリテーナグランドの他側面
    には、圧縮ばねを保持するための有底孔を環状位
    置に多数個形成し、それぞれの有底孔に同一径の
    圧縮ばねを挿入すると共に、この圧縮ばねの一端
    を有底孔の先端内径に形成した縮径部に固着させ
    て有底孔に圧縮ばねを保持させ、かつ、圧縮ばね
    の他端をボデーの内周面に当接させたことを特徴
    とするボールバルブの緊急密封装置。
JP1107983U 1983-01-31 1983-01-31 ボ−ルバルブの緊急密封装置 Granted JPS59118856U (ja)

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JP1107983U JPS59118856U (ja) 1983-01-31 1983-01-31 ボ−ルバルブの緊急密封装置

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JP1107983U JPS59118856U (ja) 1983-01-31 1983-01-31 ボ−ルバルブの緊急密封装置

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JPS59118856U JPS59118856U (ja) 1984-08-10
JPH0332849Y2 true JPH0332849Y2 (ja) 1991-07-11

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JP1107983U Granted JPS59118856U (ja) 1983-01-31 1983-01-31 ボ−ルバルブの緊急密封装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1135677A (en) * 1979-10-04 1982-11-16 Michael A. Calvert Ball valves

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JPS59118856U (ja) 1984-08-10

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