JPH0334011B2 - - Google Patents

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JPH0334011B2
JPH0334011B2 JP60112346A JP11234685A JPH0334011B2 JP H0334011 B2 JPH0334011 B2 JP H0334011B2 JP 60112346 A JP60112346 A JP 60112346A JP 11234685 A JP11234685 A JP 11234685A JP H0334011 B2 JPH0334011 B2 JP H0334011B2
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JP
Japan
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valve
crank
gas meter
drive mechanism
force
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JP60112346A
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Taketoshi Kuragano
Shun Kobayashi
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Kansai Gas Meter Co Ltd
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Kansai Gas Meter Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はガスメータ、特に乾式のガスメータ
におけるガス分配用のバルブ機構の改良構造に関
する。
従来の技術 乾式ガスメータとしては、従来、2膜4計量室
型のものが最も多く実用化されている。このよう
なガスメータは、一般的に2個ずつで対をなす4
個の計量室を有し、各対をなす2個の計量室間を
のう膜で仕切り、各計量室に所定順序に従つて流
入されるガス圧によつて生ずる各のう膜の動作を
1対の翼軸の回転駆動に転換し、この駆動力をも
つて計量室上に配置された分配器に所属する摺動
バルブを動動させて、各計量室へのガスの分配を
制御すると共に、カウンターを作動せしめるもの
となされている。
発明が解決しようとする問題点 ところで、ガスメータの小型化の要請は従来か
らかなり強いものがある。近時このために種々の
構造上の改変が試みられているが、小型化の要請
を阻んでいる1つの大きな要因は、ガスの流通抵
抗の関係から、分配器を含めてその分配弁機構部
分を小さくすることが現状の機構を採用するかぎ
り限界にきていることによる。即ち従来の分配器
の弁機構は、分配器のガス出入口の開閉を司る摺
動バルブが、翼軸の回転に基づく駆動力によつて
ほとんど連続的にバルブシート上を摺動するもの
となつており、従つて、分配器における各ガス流
入口を該バルブによつて徐々に開放し、そして
徐々に閉止するものとなつている。このため、バ
ルブシートの開口面積の広さに対して、実際にガ
スが流通する全過程の中でのその有効開口面積は
相当小さいものとならざるを得ない。このため
に、弁機構を小型のものにすればするほど、ガス
の流路抵抗が増大し、所望のメータ駆動力を保つ
ことが困難となり、性能的に問題を生ずることと
なり、ひいては弁機構を比較的大型のものにせざ
るを得なかつたのが現状である。
一方、従来汎用されている2膜4室式のガスメ
ータにおけるバルブ駆動用のクランク機構は、第
17図に示すように、1対の翼軸101,101
から大肘金102,102及び小肘金103,1
03を介して単一のクランク104を回転駆動
し、このクランクの偏心位置から1対のクランク
ロツド105,105を介して扇形バルブ10
6,106を揺動的に往復駆動されるものとなさ
れている。この機構による場合には、クランク1
04の連続回転を得るためにはそれに対する小肘
金103の連結位置P1とバルブ駆動用のクラン
クロツド105の連結位置との間に、クランク1
04の回転方向に厳密に90°の位相角度θを設定
しなければならない。このため、クランク機構の
製作組立がいささか厄介であり、住々にして充分
な精度を出しにくいというような問題点もあつ
た。
この発明は、上記のような問題点を一挙に解決
しうる全く独創的な着想に基づく弁機構を提供
し、もつてガスメータの一層の小型化の実現を可
能にしようとしているものである。
問題点を解決するための手段 上記の目的において、この発明は、2個ずつで
対をなす4個の計量室と、対をなす2個の計量室
間を仕切つたのう膜とを備え、前記各のう膜の動
作によつて回転駆動される1対の翼軸の回動に基
づいて、大肘金及び小肘金を介してクランクを一
方向に連続的に回転駆動し、更に該クランクの回
転に基づいて、分配器のバルブシート上で摺動バ
ルブを摺動せしめるものとなされた2膜4室式の
ガスメータにおいて、 前記クランクと摺動バルブとの間に、クランク
の連続的な回転運動に基づいて蓄力とその放出を
繰返す蓄力駆動機構が介在され、該機構により、
前記バルブの流路切換作動のタイミング時点間の
途中においては該バルブを往復作動の極点位置に
静止状態に保持しつゝ蓄力し、上記切換作動のタ
イミング時点に前記蓄力を一挙に放出してバルブ
を瞬間的に一方の極点位置から他方の極点位置に
作動せしめるようになされると共に、前記クラン
クに対する前記小肘金の連結点と、クランクから
のびるバルブ駆動用のクランクロツドの連結点と
が、クランクの回転方向の位相差を零として同一
半径線上に設定され、前記クランクの回転角90°
毎に前記バルブの瞬間作動せしめるようになされ
ていることを特徴とするガスメータを要旨とす
る。
上記蓄力駆動機構の具体的な実施態様として
は、後述の実施例に示されるように、コイルばね
あるいは板ばね等のばねによる引張り力あるいは
圧縮反発力を利用したもの、あるいはまた1対以
上の対向配置した永久磁石による磁力吸着力また
反発力を利用したもの等の各種の態様が提案され
る。
実施例 以下、この発明の各種実施態様を添附図面に基
づいて、そのメーターの基本的な作動原理機構
と、本発明の重要部をなすバルブの瞬間作動機
構、即ち、蓄力駆動機構とに分けて、以下説明す
る。
〔ガスメーターの作動原理機構〕
第1図ないし第3図において、メーターケーシ
ング1は、アルミニウム合金等の軽金属合金のダ
イカスト成形品からなる断面略H字形の本体1a
と、その両側面を塞いだ腹板1b,1bとよりな
り、内部を2室に区画形成している。そして、こ
の各室が更に、縦方向に配置された1対ののう膜
2,2により2室づつに等分割され、メータの前
面側より第1計量室、第2計量室、第3計量
室及び第4計量室に区画形成されている。そ
して、この4つの計量室に所定順序に従つてガス
が流入され、かつ排出を制御されることにより、
のう膜2,2に第3図左右方向の移動を生じさ
せ、これに取付けられた膜板10,10及びこれ
に一端を枢着された翼板11,11を介して、一
対の翼軸12,12に所定回転角範囲での往復回
転運動を生じさせるものとなつている。
一方、前記ケーシング本体1a上には、右側の
一側部に寄せて分配器3が配置されてのいる。こ
の分配器3は、第4図および第5図に示されるよ
うに上記第1〜4計量室に対応する第1乃至第4
のガス流入口a,a,a,aが設けられ
ると共に、第1と第2のガス流入口a,a
間、及び第3と第4のガス流入口a,a間に
それぞれ各2室に共通のガス排出口X1,X2が設
けられている(第4〜5図参照)。そして、分配
器3上には、第1〜2図のようにその上面のバル
ブシート4,4上を摺動する前後2個の扇形のバ
ルブ5,5が、基端部の一点を分配器3に枢軸
6,6により枢着され、このバルブ5,5の揺動
的な往復運動によつて各ガス流入口a,a,
a,aを所定順序に従つて開閉し、前記各計
量室,,,へのガスの流入を制御するも
のとなされている。
このバルブ5,5の往復摺動運動は、前記翼軸
12,12の往復回転運動に基いて生起されるも
のであり、従つて、それら両者の間がクランク形
式の連動機構によつてつながれている。この連動
機構は、第1図に示されるように、翼軸12,1
2に一端を固着した大肘金13,13と、これの
他端に一端を枢支連結した小肘金14,14′と
を介して連続的に一方向に回転駆動される1つの
クランク15を有する。そして、このクランク1
5の連続回転に基づいて、後述の瞬間バルブ駆動
機構、即ち蓄力駆動機構20を介して前後両バル
ブ5,5が作動されるものとなされると共に、ギ
ヤ機構を含む押動回転装置19を介して、ケーシ
ング1の上部カバー16の前面側に付設されたカ
ウンタケース17内のカウンタ18を作動せしめ
るものとなつている。21はクランク15に対す
る小肘金の連結軸、22はクランク軸である。
〔蓄力駆動機構〕
蓄力駆動機構は、前記のようにクランク15の
連続回転に基いて、バルブ5,5をその流路切換
のタイミング時点において瞬発的に作動させ、該
タイミング時点に至るまでの途中は、バルブを作
動衝程の一方の極点の前位置に静止状態に保ち
つゝ、前記瞬発作動を行わせるための力を蓄える
べく機能するものである。従つて、斯る機能を実
現しうるものであれば、設計的に各種の実施態様
の採用が許容されるものであり、特にその具体的
構造が限定されるものではない。好適な蓄力駆動
機構の実施例とししては、蓄力装置にばねを用い
たばね式のもの、及び永久磁石による磁力を利用
したものが提案される。この二方式のうちでも、
前者はコイルばねまたは板ばねによる圧縮反発力
を利用したもの、同じくばねによる引張り力を利
用したものに分類することができ、後者は、磁石
による磁気吸着力を利用したもの、同じくその反
発力を利用したもに分類することができる。
次に、上記各方式による具体的な実施例を図面
に基いて説明する。
(a) 圧縮ばね方式 第1図乃至第11図によつて次に説明すると
ころの蓄力駆動機構は、圧縮ばね方式の場合の
一例として、板ばねを用いた場合の実施例を示
すものである。
第1図に示されるように翼軸12,12と前
後のバルブ5,5との間の連動機構中に包含さ
れる前記クランク15には、偏心位置において
バルブ駆動用の1対のクランクロツド23,2
3の一端が枢着されている。第7図に示される
ようにこのクランクロツド23,23のクラン
ク15に対する連結点P2は、小肘金14,1
4のクランク15に対する連結点P1に対し、
クランク15の回転方向に位相差を零とした位
置に設定されている。即ち、両連結点P1,P2
がクランク15の同一半径線上に設定されてい
る。従来のバルブ機構では、前述のようにこの
両連結点間に90°の位相差を設けなければ、両
連結点が一直線上の位置(所謂死点位置)で停
止した場合には、再起初時にクランク15に回
転を生じさせることができないものであつた
が、この発明においては、蓄力駆動機構20の
採用により、上記のような位相差を零とした両
連結点の位置設定が可能となり、クランク部の
設計製作、組立を一層容易化し、かつ組立精度
の向上をはかりうるものである。
第1図及び第6図に示すように一方、バルブ
5,5の枢軸6,6には、これらをバルブの上
方に延長するすることによつてその延長部にバ
ルブの上方をその遊端方向に向つてのびた1対
のバルブアーム24,24がそれぞれ一端を枢
支連結されている。そして、このバルブアーム
24,24の長さ方向の中間部に、連結ピン2
5によつてクランクロツド23の先端部が枢支
連結されている。そして更に、バルブアーム2
4の先端部と、バルブ5の先端部近くの幅方向
中間部の適所上面との間に、弧状の圧縮型の板
ばね26が架設されている。また、分配器3側
には、バルブ5,5を、その往復衝程の両極点
位置で正確に停止せしめるためのストツパー2
7,27が各1対づつ立設されている。
従つて、クランク15の回転によるクランク
ロツド23が第6図の矢印方向に運動するのに
伴つて、バルブアーム24が枢軸6を中心に連
続的に同図矢印のように運動を起こす。ところ
が、その先端とバルブ5との間は、板ばね26
によつて連結されているものであるため、今第
6図に示すような一方の極点位置にバルブ5が
位置する状態でバルブアーム24が同図の反時
計方向に回動する場合(第11図イ参照)、板
ばね26の両端の連結支点と、バルブ5の枢軸
6の中心とが一直線上に並ぶ死点位置に達する
までは、板ばね26の圧縮変形によつてこれに
反発力を蓄力しつつ、バルブ5を元の位置に静
止状態のまゝ保つ(第11図ロ参照)。そして、
バルブアーム24の先端の板ばね連結点が上記
死点位置をこえると、板ばね26の圧縮によつ
てそれに蓄えられた力が一挙に解放される現象
を伴つて、バルブ5が急速にバルブアーム24
の運動方向と反対の方向、即ち第6図時計回り
の方向に瞬間的に揺動作動され、ストツパー2
7に当つて他方の衝程極点位置に停止される
(第11図ハ参照)。バルブアーム24はその後
なおもしばらく反時計回りの方向に回動したの
ち、やがて反転して、時計回りの方向に回動す
るが、これが前記動揺の死点位置に達するまで
は、バルブ5は前位置にそのまゝ静止状態に保
たれる。
上記のようなバルブ5の作動と、分配器3に
よる流路の切換作動との関係について次に説明
する。
第7図乃至第10図は、クランク15の回転
角と前後バルブ5,5の位置との関係を、クラ
ンク15の回転角90°毎の状態において順次示
したものである。これらの図から先ず理解され
るように、2膜4室型ガスメータではクランク
15の90°の回転角度毎に前後いずれか一方の
バルブ5が瞬間作動され、ガス流路の切換え、
即ち各計量室へのガスの分配の転換が行われ
る。なお、第7図乃至第10図において、鎖線
を付して示した部分は、バルブ5が分配器3の
バルブシート4のガス流出入口を実質的に覆つ
ている部分を示すものである。
第7図の状態においては第1ガス流入口a
を通じて第1計量室が吸気を続けている。そ
して、この状態からクランク15が90°回転し
て第8図に示すバルブ切換のタイムングに至る
と、前バルブ5(図示下側のバルブ)が前記の
蓄力駆動機構20の作用で瞬時に転換作動す
る。従つて、これによつて第2計量室の第2
ガス流入口aが開き、該第2計量室にガス
が入るようになる。このとき、第1計量室は
吸気完了の状態にあるので第2軽量室へのガス
の流入に伴つて、以降第1計量室からはバル
ブ5下面の凹所及びガス流出口X1を通じてガ
スが排出される。また、前バルブ5の上記切換
時において後側の第3計量室においては、第
3ガス流入口aを通じて丁度吸気工程の中間
点にあり、第8図の状態に至つても後側バルブ
5はそのまま静止状態を保つ。従つて第3計量
室への吸気と、第4計量室からの排気状態
が続くので、クランク15の回転が継続され
る。
クランク15が更に90°回転して第9図の状
態に達すると、今度は後側のバルブ5が瞬間作
動し、第3ガス流入口aを閉じ、第4ガス流
入口aを開く。このときには、第3計量室
の吸気が完了しているので、代つて第4計量室
aへの吸気が開始され、第3計量室からは
排気が行われ、この吸排気に基いてクランク1
5はなおもそのまゝ回転駆動される。第9図に
示される後バルブ5の切換時において、第2計
量室は吸気工程の丁度中間点にある。
続いてクランク15の更なる90°の回転によ
り、第10図の状態に達すると、再び前バルブ
5が瞬時に切換わる。従つて第1計量室への
吸気が開始され、第2計量室から排気が開始
され、これによつてクランク15の回転が継続
される。第10図の前バルブ5の切換タイミン
グ時において、第4計量室は吸気工程の丁度
中間状態にあり、後バルブ5が静止状態に保た
れたまゝその吸気が継続される。
上記のような第7図〜第10図の工程を繰返
すことによつてガスの計量が行われれるわけで
あるが、バルブ5がその流路切返のタイミング
時において、その往復衝程の一方の極点位置か
ら他方の極点未知に向けて瞬間的に切返行動を
行うので、第1〜第4の各計量室,,,
の吸気工程中、その初期の段階から吸気完了
に至るほとんど全過程を通じて、それに対応す
る第1〜第4のガス流入口a,a,a,
aの開口面積がバルブシート4の開口面積に
対応した略全開状態に保たれる。即ち、従来の
ように、ガス流入口を徐々に開き、徐々に閉じ
る、という作動をしない。従つて、ガスの流路
抵抗を大幅に減じることができるものである。
上記実施例では、圧縮型ばねを用いた例とし
て、板ばね26を用いたものを例示したが、こ
れに代えて圧縮コイルばねを用いても良いこと
は勿論である。
(b) 引張りばね方式 蓄力駆動機構20′に関して前記実施例の圧
縮ばねに代えて第12図に示すように引張りコ
イルばね36を用いたものである。かつ引張り
ばねを用いることとの関係で、蓄力駆動機構2
0′の構造も、バルブ5の枢軸6から延びたバ
ルブアーム24′の先端部にその長さ方向に沿
つた長孔30が形成される一方、バルブ5の遊
端部に一端を枢着されたバルブリンク31の先
端が前記長孔30に遊嵌されたスライドピン3
2を介してバルブアーム24′の先端部に連結
され、そして上記スライドピン32と前記枢軸
6との間に引張り力を作用する状態にコイルば
ね36が張設されたものとなされている。
この実施例においても、コイルばね36の引
張り力により、枢軸6と、バルブリンク31の
基端の枢支点37と、スライドピン32とが一
直線に並び位置を死点位置として、バルブアー
ム24′の死点位置をこえる左右いずれかの方
向への回動により、バルブ5を瞬間的に反対方
向に作動させ、ガス流路の切換えが行われるも
のである。
その他の前記実施例の場合と同様であるの
で、詳細な説明を省略する。なお、引張りばね
方式の場合においても、コイルばね36に代え
て円弧状等に成形された帯状の板ばねを用いる
ことも可能であることはいうまでもない。
(c) 反発永久磁石方式 この実施例は第13図及び第14図に示すも
のであり、更にその変形例を第15図に示す。
第13図及び第14図に示す蓄力駆動機構2
0″は、第1図乃至第11図に示した前述の機
構の板ばね26を、同極を対向させて配置した
一対の永久磁石MG1,MG2による磁力反発力
を利用して常時伸長方向に付勢された伸縮連杆
46に代えて設置したものである。該連杆46
は、一方の永久磁石MG1を先端部に固着した
筒状雌杆47と、これに先端部が遊挿された棒
状雄杆48とよりなり、該雄杆48に、調節ね
じ49によつて取付位置を軸線方向に摺動可能
としたもう1つの永久磁石MG2が、前記磁石
MG1と同極を対向させて取付けられたもので
ある。
従つて、バルブ5の切換作動のタイミング時
点間におては、伸縮連杆46の短縮挙動に伴つ
て、両永久磁石MG1,MG2がそれらの磁場で
接近されることにより反発力を蓄力し、上記切
換タイミング時においてこの蓄力を一気に放出
するべく伸長作動して、バルブ5の瞬間的な転
換作動をひき起こさせる。その他の構成及び作
用は前記圧縮ばね方式の実施例の場合と同様で
ある。
第15図に示す変形例は、磁石による伸縮連
杆46′の弾力的な伸縮挙動範囲を増大せしめ
るため、筒状雌杆47側の永久磁石MG1と、
棒状雄杆48側の永久磁石MG2との間に、更
に1ないし複数個の永久磁石Gn)を、隣接の
ものどおしで順次同名極が対向するようにして
雄杆48上にスライド自在に設けたものであ
る。その他は第14図の実施例と同様である。
(d) 吸引永久磁石方式 この実施例蓄力駆動機構20″は第16図に
示すもので引張りばね方式による第12図に示
した実施例の引張りコルクばね36に代えて、
1対以上の永久磁石MG1,MG2による引合い
力、即ち磁気吸着力をもつて常時短縮方向に弾
力的に付勢されるものとなされた伸縮連杆56
を用いたものである。この実施例の場合、バル
ブ5の切換作動のタイミング時点間におては、
伸縮連杆56の伸長挙動に伴つて、両永久磁石
MG1,MG2がそれらの磁場内で離間されるこ
とにより引合い力を蓄力し、上記切換タイミン
グ時においてこの蓄力を一気に放出するべく短
縮作動して、バルブ5の瞬間的な転換作動をひ
き起こさせるものである。その他の構成及び作
用は前記引張りばね方式の実施例の場合と同様
である。
以上により、この発明を具体的な実施例によつ
て説明したが、この発明は上記の実施例に限定さ
れるものではない。特にこの発明は2幕4室型の
ガスメータにおいて、バルブが直線的にバルブシ
ート上を摺動してガス流入の切換えを行う所謂平
行摺動型、あるいはロータリー型等のバルブを備
えたものにおいても同様に適用しうるものであ
る。
発明の効果 この発明は、上述の次第で、2個ずつで対をな
す4個の計量室と、対をなす2個の計量室間を仕
切つたのう膜とを備え、前記各のう膜の動作によ
つて回転駆動される1対の翼軸の回動に基づい
て、大肘金及び小肘金を介してクランクを一方向
に連続的に回転駆動し、更に該クランクの回転に
基づいて、分配器のバルブシート上で摺動バルブ
を摺動せしめるものとなされた2膜4室式のガス
メータにおいて、前記クランクと摺動バルブとの
間に、クランクの連続的な回転運動に基づいて蓄
力とその放出を繰返す蓄力駆動機構が介在され、
該機構により、前記バルブの流路切換作動のタイ
ミング時点間の途中においては該バルブを往復作
動の極点位置に静止状態に保持しつつ蓄力し、上
記切換作動のタイミング時点に前記蓄力を一挙に
放出してバルブを瞬間的に一方の極点位置から他
方の極点位置に作動せしめるようになされている
ものであるから、バルブによつて吸排気が制御さ
れる各計量室の吸気工程中、その初期段階から吸
気完了に至るまでの全過程を通じて当該計量室に
所属する分配器のガス流入口の実効開口面積を、
バルブシート開口面積に対応したほとんど100%
近い全開状態に保持せしめるものとなすことがで
きる。即ち分配器のバルブシートの有する開口面
積を100%近い状態で有効活用せしめることがで
きる。従つて、ひいてはガス流入口から計量室に
入るガス流に対して、これに与える流路抵抗を従
来構造による場合に較べて大幅かつ顕著に減少せ
しめることができる。ちなみに、従来の連続摺動
型のバルブ機構を用いた場合では、バルブの移動
に伴つてガス流入口を徐々に開き、かつ徐々に閉
じるため、バルブシートの総最大開口面積(開口
面積×時間)の70%程度しか有効開口面積を確保
することができず、30%程度がデツドスペースと
なるのみならず、このデツドスペースが更にはメ
ータの回転数の増大につれて流量の2乗に比例し
て圧力損失の増加を招くので、実際上は30%にと
どまらず、相乗効果的に50〜60%以上の圧力損失
の悪影響を生じるのに対し、この発明の適用によ
つては、上記の圧力損失を最小のものとなしうる
ことにより、同流量で同差圧を発生するガスメー
タでは、従来品の2/3〜1/2程度ものバルブ機構部
分の小型化をはかることが可能になる。このこと
はまた、バルブの摺動接触部の面積も減少しうる
ので、のう膜の膜要量を小さくしても所要のバル
ブ駆動力が得られることになり、ガスメータ全体
の小型化に大きく貢献を果しうる。
更に、この発明は、実施例に示したように、2
膜4室型のガスメータにおいて、翼軸からバルブ
に動力伝達を行う連動機構中の前記クランクに対
する前記小肘金の連結点と、クランクからのびる
バルブ駆動用のクランクロツドの連結点とが、ク
ランクの回転方向の位相差を零として同一半径線
上に設定され、前記クランクの回転角90°毎に前
記バルブを瞬間作動せしめるようになされている
ものであるから、従来のように、前記クランクに
対する小肘金の連結点とバルブの駆動側の連結点
の間にクランクの回転方向に厳密に90°の位相差
をつけて配置する必要がなく、伝動系の組立製作
に際しての精度出しを容易化し、ひいては高精度
のガスメータの一段と容易な組立を可能とすると
共い、従来のようにクランク角が約90°ずれた位
相で各計量室からガスがサイン曲線を描いて吐出
されることによるガス流量の脈動を生じることが
なく、吐出ガス流量を安定化させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第11図は圧縮型ばね方式による
蓄力駆動機構を用いた場合のこの発明の実施例を
示すもので、第1図はガスメータの分配室の平面
図、第2図はガスメータ全体の縦断面正面図、第
3図は第2図A−A線の断面図、第4図は分配器
の平面図、第5図は第4図B−B線の断面図、第
6図は蓄力駆動機構部分の斜視図、第7図ないし
第10図は蓄力駆動機構によるバルブの開閉作動
の状態をクランクが90°の回転角を変えた状態で
順次的に示した弁線図、第11図のイ,ロ,ハは
同じくバルブの開閉作動の状態を、クランクが
45°づつ回転角を変えた状態で順次的に示した弁
線図である。 第12図は引張りばね方式による蓄力駆動機構
を備えたバルブ機構の要部斜視図、第13図は反
発永久磁石方式による蓄力駆動機構を備えたバル
ブ機構の要部平面図、第14図は第3図の実施例
における伸縮連杆の縦断面図、第15図は同伸縮
連杆の変形例を示す縦断面図、第16図は吸引永
久磁石方式による蓄力駆動機構を備えたバルブ機
構の要部斜視図である。 第17図は従来の2膜4室型ガスメータにおけ
るバルブ機構の弁線図である。 1……ケーシング、2……のう膜、3……分配
器、4……バルブシート、5……バルブ、6……
枢軸、12……翼軸、13……大肘金、14……
小肘金、15……クランク、20,20′,2
0″,20″……蓄力駆動機構、23……クランク
ロツド、24,24′……バルブアーム、26…
…板ばね、30……長孔、31……バルブリン
ク、32……スライドピン、36……コイルば
ね、46,46′,56……伸縮連杆、MG1
MG2,MGn……永久磁石、……第1計量室、
……第2計量室、……第3計量室、……第
4計量室、a……第1ガス流入口、a……第
2ガス流入口、a……第3ガス流入口、a…
…第4ガス流入口、X1,X2……ガス排出口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 2個ずつで対をなす4個の計量室と、対をな
    す2個の計量室間を仕切つたのう膜とを備え、前
    記各のう膜の動作によつて回転駆動される1対の
    翼軸の回動に基づいて、大肘金及び小肘金を介し
    てクランクを一方向に連続的に回転駆動し、更に
    該クランクの回転に基づいて、分配器のバルブシ
    ート上で摺動バルブを摺動せしめるものとなされ
    た2膜4室式のガスメータにおいて、 前記クランクと摺動バルブとの間に、クランク
    の連続的な回転運動に基づいて蓄力とその放出を
    繰返す蓄力駆動機構が介在され、該機構により、
    前記バルブの流路切換作動のタイミング時点間の
    途中においては該バルブを往復作動の極点位置に
    静止状態に保持しつゝ蓄力し、上記切換作動のタ
    イミング時点に前記蓄力を一挙に放出してバルブ
    を瞬間的に一方の極点位置から他方の極点位置に
    作動せしめるようになされると共に、前記クラン
    クに対する前記小肘金の連結点と、クランクから
    のびるバルブ駆動用のクランクロツドの連結点と
    が、クランクの回転方向の位相差を零として同一
    半径線上に設定され、前記クランクの回転角90°
    毎に前記バルブを瞬間作動せしめるようになされ
    ていることを特徴とするガスメータ。 2 蓄力駆動機構が、一端をクランクに連結し、
    他端をバルブの枢軸からのびたバルブアームの中
    間部に連結したクランクロツドと、前記バルブア
    ームの先端とバルブの適所との間に架設された圧
    縮型ばねとで構成されている特許請求の範囲第1
    項記載のガスメータ。 3 蓄力駆動機構が、一端をクランクに連結し、
    他端をバルブの枢軸からのびたバルブアームの中
    間部に連結したクランクロツドと、一端をバルブ
    に、他端を前記バルブアームの先端部に該アーム
    の長さ方向摺動自在に連結されたバルブリンク
    と、該リンクの先端部と前記バルブの枢軸との間
    に張り渡された引張りばねとで構成されている特
    許請求の範囲第1項記載のガスメータ。 4 蓄力駆動機構が、一端をクランクに連結し、
    他端をバルブの枢軸からのびたバルブアームの中
    間部に連結したクランクロツドと、前記バルブア
    ームの先端とバルブの適所との間に渡して架設さ
    れた1対以上の永久磁石による反発力を利用して
    常時伸長方向に付勢された伸縮連杆とで構成され
    ている特許請求の範囲第1項記載のガスメータ。 5 蓄力駆動機構が、一端をクランクの枢軸から
    のびたバルブアームの中間部に連結したクランク
    ロツドと、一端をバルブに、他端を前記バルブア
    ームの先端部に該アームの長さ方向摺動自在に連
    結されたバルブリンクと、該リンクと前記バルブ
    の枢軸との間に渡して架設され1対以上の永久磁
    石による吸引力を利用して常時短縮方向に付勢さ
    れた伸縮連杆とで構成されている特許請求の範囲
    第1項記載のガスメータ。
JP11234685A 1985-05-24 1985-05-24 ガスメ−タ Granted JPS61270618A (ja)

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