JPH0334150Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0334150Y2 JPH0334150Y2 JP1983128229U JP12822983U JPH0334150Y2 JP H0334150 Y2 JPH0334150 Y2 JP H0334150Y2 JP 1983128229 U JP1983128229 U JP 1983128229U JP 12822983 U JP12822983 U JP 12822983U JP H0334150 Y2 JPH0334150 Y2 JP H0334150Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fibers
- crimps
- heat
- fiber
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は特に敷ふとん用に適した適度の硬さを
有する詰物素材に関するものである。 近年、ポリエステル繊維がふとん綿として用い
られているが、敷ふとんとして使用した時人体の
沈みが大きく、この欠点をなくするために、該繊
維綿に適度の硬さを付与する検討がなされてい
る。その一つの方法は、繊維綿に熱融着性繊維を
混入し、繊維間を融着する方法である。しかしこ
の方法では、二種の繊維を混合するため、均一混
合が難かしく、詰物として均一でしかも全体とし
て適度の硬さを有する製品が得難い。 本考案者らは、詰物用のポリエステル繊維の捲
縮をからませて綿層(ウエツブ)をコンパクト化
して製品に硬さを与える方法を検討し、その一つ
の手段としてウエツブ形成後に加熱加圧下で繊維
の捲縮を発現させることを試みた。しかしながら
このようにして得た製品は、使用中に捲縮のから
み合いが外れることによつて長期間の使用によつ
て硬さの変化が現われ、品質が安定しにくいこと
がわかつた。 本考案はこのような欠点をなくすべく研究した
結果到達したもので、特徴とするところは、少な
くとも表面の一部に熱融着成分が存在し、捲縮数
が4〜15個/25mmのポリエステル短繊維からな
り、該繊維が互に絡み合いかつ繊維間が熱融着性
成分によつて部分的に融着したウエツブであり、
その比容積が30〜50cm3/gである詰物素材であ
る。 まず本考案の詰物素材を形成しているポリエス
テル繊維は、製品中で4〜15個/25mmの捲縮を有
しているが、4個以下の捲縮では、捲縮により繊
維間の絡まりが十分に得られず、目的とする硬さ
の詰物素材が得られないし、15個以上の捲縮数に
なると、絡まりが強くなりすぎて嵩高性がなくな
るか、または捲縮が細かすぎてかえつて絡まりが
弱くなる不都合を生ずる。本考案においてはコイ
ルクリンプ形の捲縮がからまりに有効である。 本考案においてはポリエステル繊維からウエツ
ブを形成し、さらにこれらを積層した後、前述の
ような捲縮を加熱加圧下を発現せしめ捲縮のから
まりを形成するもので、このための原繊維は、従
来知られている方法、例えば、紡糸直後に片面を
急冷する方法によつて得られたもの、異質のポリ
マーをバイメタル状に接着して得られたもの潜在
捲縮性を有するもの等が有効である。本考案にお
いて、ウエツブ状での捲縮発現は乾熱120℃好ま
しくは140℃程度で行なうのが一般であり、前記
原繊維としては、120℃で4〜15個/25mmの捲縮
を発現し、さらに好ましくは120℃で10%以上収
縮するようなものが好適である。該原繊維はウエ
ツブ形成のために機械捲縮を付与されるが、予備
的に捲縮が発現されたものでもよい。 さらに本考案におけるポリエステル繊維は、表
面に少なくとも部分的に熱融着成分を付与したも
ので、この成分により製品中で繊維間が部分的に
融着するものである。これらの成分は、前述の捲
縮発現処理時に溶融ないし軟化するもので、例え
ば変性ポリエステル系樹脂、ポリエチレン系樹脂
等が使用される。これらの樹脂は、樹脂の分散
液、溶液等の形で原繊維に施されるが、その付着
量は繊維に対して5〜20wt%でよい。この樹脂
は繊維表面に均一に付着している必要はなく、部
分的でよい。付着量が5%以下では、製品中での
繊維間の接着が不十分であり、20%以上では捲縮
の発現を阻害することがあり、また、製品が硬く
なりすぎることがある。 本考案の詰物は、前述のように繊維が捲縮によ
つて互にからまり合いかつ部分的に熱融着成分に
よつて接着したものであるが、最終的にその製品
としての比容積が30〜50cm3/gであることが必要
である。このような比容積のものは、前述したよ
うに捲縮発現時の加熱加圧条件をコントロールす
ることにより、繊維のからまりの度合と繊維の収
縮度合によつて決定し得る。比容積が50cm3/g以
上では十分な硬さが得られず、30cm3/g以下では
製品の嵩高性が低下し、硬くなりすぎ、敷ふとん
に好ましい詰物素材とはなり難い。ない比容積は
JISL2001に規定されている方法によつて測定さ
れたものである。 本考案の詰物素材は、全ての繊維が均一にから
みかつ接着されているため、適度の均質な硬さを
有し、しかも繰り返し使用に対して硬さの変化、
嵩減り等が少ないものとなり、敷ふとん用中綿と
してきわめて好適なものである。 第1図は本考案の詰物素材の形態をす模式図
で、1はポリエステル繊維、2は熱融着成分を示
すものである。特に本考案を構成する繊維として
は、中空でコイルクリンプを有するものが弾性に
富み適度の風合を有する敷ふとん用硬綿を得易
い。 実施例 繊維の製法(中空急冷の例) 0−クロロフエノールに溶解し25℃で測定した
固定粘度〔η〕が0.62であるポリエチレンテレフ
タレートを0型に吐出孔を穿設した紡糸口金より
吐出する。この際一方より冷却風を当てて非対称
冷却とする。紡糸速度1200m/minで紡糸した未
延伸糸を97〜98℃の蒸気延伸溶を用いて100m/
minで延伸し、単糸デニール12デニールのトウを
得る。 このようにして得たポリエステル繊維トウに、
6個/25mmの械捲縮を付与した。この繊維は120
℃の1分熱処理により10個/25mmのコイルクリン
プを発現し、11%の収縮を示すものであつた。つ
いでこの繊維トウを熱融着成分のエマルジヨン液
中で処理・乾燥し、熱融着成分として表面に
10wt%付着したものとした。これを繊維長64mm
にカツトし、125g/m2のウエツブを形成し、さ
らにこのウエツブを8枚積層(総厚さ150mm)し
た後、120℃で1分間の加熱処理した。 この結果得られたウエツブは厚さ20mmのものと
なり、各繊維が9個/25mmの捲縮を有し、捲縮が
複雑にからみ合い、かつ熱融着成分により繊維間
が部分的に接着された硬綿が得られた。 この硬綿の性能は第1表の通りである。 なお、第1表には、比較例として各種のウエツ
ブの例を示す。比較例1〜3ではすべてウエツブ
にて捲縮を発現したもの、比較例4はウエツブ形
成前に捲縮を発現したものである。 【表】
有する詰物素材に関するものである。 近年、ポリエステル繊維がふとん綿として用い
られているが、敷ふとんとして使用した時人体の
沈みが大きく、この欠点をなくするために、該繊
維綿に適度の硬さを付与する検討がなされてい
る。その一つの方法は、繊維綿に熱融着性繊維を
混入し、繊維間を融着する方法である。しかしこ
の方法では、二種の繊維を混合するため、均一混
合が難かしく、詰物として均一でしかも全体とし
て適度の硬さを有する製品が得難い。 本考案者らは、詰物用のポリエステル繊維の捲
縮をからませて綿層(ウエツブ)をコンパクト化
して製品に硬さを与える方法を検討し、その一つ
の手段としてウエツブ形成後に加熱加圧下で繊維
の捲縮を発現させることを試みた。しかしながら
このようにして得た製品は、使用中に捲縮のから
み合いが外れることによつて長期間の使用によつ
て硬さの変化が現われ、品質が安定しにくいこと
がわかつた。 本考案はこのような欠点をなくすべく研究した
結果到達したもので、特徴とするところは、少な
くとも表面の一部に熱融着成分が存在し、捲縮数
が4〜15個/25mmのポリエステル短繊維からな
り、該繊維が互に絡み合いかつ繊維間が熱融着性
成分によつて部分的に融着したウエツブであり、
その比容積が30〜50cm3/gである詰物素材であ
る。 まず本考案の詰物素材を形成しているポリエス
テル繊維は、製品中で4〜15個/25mmの捲縮を有
しているが、4個以下の捲縮では、捲縮により繊
維間の絡まりが十分に得られず、目的とする硬さ
の詰物素材が得られないし、15個以上の捲縮数に
なると、絡まりが強くなりすぎて嵩高性がなくな
るか、または捲縮が細かすぎてかえつて絡まりが
弱くなる不都合を生ずる。本考案においてはコイ
ルクリンプ形の捲縮がからまりに有効である。 本考案においてはポリエステル繊維からウエツ
ブを形成し、さらにこれらを積層した後、前述の
ような捲縮を加熱加圧下を発現せしめ捲縮のから
まりを形成するもので、このための原繊維は、従
来知られている方法、例えば、紡糸直後に片面を
急冷する方法によつて得られたもの、異質のポリ
マーをバイメタル状に接着して得られたもの潜在
捲縮性を有するもの等が有効である。本考案にお
いて、ウエツブ状での捲縮発現は乾熱120℃好ま
しくは140℃程度で行なうのが一般であり、前記
原繊維としては、120℃で4〜15個/25mmの捲縮
を発現し、さらに好ましくは120℃で10%以上収
縮するようなものが好適である。該原繊維はウエ
ツブ形成のために機械捲縮を付与されるが、予備
的に捲縮が発現されたものでもよい。 さらに本考案におけるポリエステル繊維は、表
面に少なくとも部分的に熱融着成分を付与したも
ので、この成分により製品中で繊維間が部分的に
融着するものである。これらの成分は、前述の捲
縮発現処理時に溶融ないし軟化するもので、例え
ば変性ポリエステル系樹脂、ポリエチレン系樹脂
等が使用される。これらの樹脂は、樹脂の分散
液、溶液等の形で原繊維に施されるが、その付着
量は繊維に対して5〜20wt%でよい。この樹脂
は繊維表面に均一に付着している必要はなく、部
分的でよい。付着量が5%以下では、製品中での
繊維間の接着が不十分であり、20%以上では捲縮
の発現を阻害することがあり、また、製品が硬く
なりすぎることがある。 本考案の詰物は、前述のように繊維が捲縮によ
つて互にからまり合いかつ部分的に熱融着成分に
よつて接着したものであるが、最終的にその製品
としての比容積が30〜50cm3/gであることが必要
である。このような比容積のものは、前述したよ
うに捲縮発現時の加熱加圧条件をコントロールす
ることにより、繊維のからまりの度合と繊維の収
縮度合によつて決定し得る。比容積が50cm3/g以
上では十分な硬さが得られず、30cm3/g以下では
製品の嵩高性が低下し、硬くなりすぎ、敷ふとん
に好ましい詰物素材とはなり難い。ない比容積は
JISL2001に規定されている方法によつて測定さ
れたものである。 本考案の詰物素材は、全ての繊維が均一にから
みかつ接着されているため、適度の均質な硬さを
有し、しかも繰り返し使用に対して硬さの変化、
嵩減り等が少ないものとなり、敷ふとん用中綿と
してきわめて好適なものである。 第1図は本考案の詰物素材の形態をす模式図
で、1はポリエステル繊維、2は熱融着成分を示
すものである。特に本考案を構成する繊維として
は、中空でコイルクリンプを有するものが弾性に
富み適度の風合を有する敷ふとん用硬綿を得易
い。 実施例 繊維の製法(中空急冷の例) 0−クロロフエノールに溶解し25℃で測定した
固定粘度〔η〕が0.62であるポリエチレンテレフ
タレートを0型に吐出孔を穿設した紡糸口金より
吐出する。この際一方より冷却風を当てて非対称
冷却とする。紡糸速度1200m/minで紡糸した未
延伸糸を97〜98℃の蒸気延伸溶を用いて100m/
minで延伸し、単糸デニール12デニールのトウを
得る。 このようにして得たポリエステル繊維トウに、
6個/25mmの械捲縮を付与した。この繊維は120
℃の1分熱処理により10個/25mmのコイルクリン
プを発現し、11%の収縮を示すものであつた。つ
いでこの繊維トウを熱融着成分のエマルジヨン液
中で処理・乾燥し、熱融着成分として表面に
10wt%付着したものとした。これを繊維長64mm
にカツトし、125g/m2のウエツブを形成し、さ
らにこのウエツブを8枚積層(総厚さ150mm)し
た後、120℃で1分間の加熱処理した。 この結果得られたウエツブは厚さ20mmのものと
なり、各繊維が9個/25mmの捲縮を有し、捲縮が
複雑にからみ合い、かつ熱融着成分により繊維間
が部分的に接着された硬綿が得られた。 この硬綿の性能は第1表の通りである。 なお、第1表には、比較例として各種のウエツ
ブの例を示す。比較例1〜3ではすべてウエツブ
にて捲縮を発現したもの、比較例4はウエツブ形
成前に捲縮を発現したものである。 【表】
荷重下での沈み量
第1図は本考案の詰物素材中の繊維の状態を示
す模式図で、1はポリエステル繊維、2は熱融着
成分である。
す模式図で、1はポリエステル繊維、2は熱融着
成分である。
Claims (1)
- 少なくとも表面の一部に熱融着成分が存在し、
捲縮数が4〜15個/25mmのポリエステル短繊維か
らなり、該繊維の捲縮が互いに絡み合いかつ繊維
間が熱融着成分によつて部分的に融着したウエブ
であり、その比容積が30〜50cm2/gであることを
特徴とする詰物素材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983128229U JPS6036793U (ja) | 1983-08-18 | 1983-08-18 | 詰物素材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983128229U JPS6036793U (ja) | 1983-08-18 | 1983-08-18 | 詰物素材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6036793U JPS6036793U (ja) | 1985-03-13 |
| JPH0334150Y2 true JPH0334150Y2 (ja) | 1991-07-19 |
Family
ID=30290963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1983128229U Granted JPS6036793U (ja) | 1983-08-18 | 1983-08-18 | 詰物素材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6036793U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010273980A (ja) * | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Itoki Corp | 椅子の座又は背もたれ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57193566A (en) * | 1981-05-13 | 1982-11-27 | Teijin Ltd | Padding |
-
1983
- 1983-08-18 JP JP1983128229U patent/JPS6036793U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6036793U (ja) | 1985-03-13 |
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