JPH03351B2 - - Google Patents

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JPH03351B2
JPH03351B2 JP14184985A JP14184985A JPH03351B2 JP H03351 B2 JPH03351 B2 JP H03351B2 JP 14184985 A JP14184985 A JP 14184985A JP 14184985 A JP14184985 A JP 14184985A JP H03351 B2 JPH03351 B2 JP H03351B2
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JP
Japan
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glaze
transfer paper
layer
melt viscosity
paint
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JP14184985A
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JPS623043A (ja
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Masahiro Takeuchi
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Inax Corp
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Inax Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明はタイルの装飾方法に係り、特にタイル
の施釉面に転写紙を用いて絵具を転写する工程を
有するタイルの装飾方法に関する。 [従来の技術] 陶磁器タイルは、主として外装、内装及び床用
のタイルに分けられているが、これらのうち特に
内装用タイルは表面に釉薬がかけられた施釉タイ
ルが殆んどであり、その外観はタイルの性能評価
の重要な項目となつている。 しかして、タイルの装飾性をより高めるため
に、施釉面にプリント模様等の化粧を施したデザ
インタイルが広く用いられるようになつてきてい
る。 施釉タイルの表面に模様を付す方法として従来
より転写紙を用いる方法が行われている。 この方法は、第2図a〜cに示す如く、タイル
素地11の釉層12の上にイングレース転写紙1
3を載せて焼付けるものであるが、この場合、焼
付けにより転写紙13の絵具14の一部が釉層1
2の釉薬と反応し、釉層12の中へ浸透し、釉層
12の表面は平坦面となる。 このようなことは、タイル素地11に二層釉を
設けたタイルにおいても同様である。即ち、第3
図a〜cに示す如く、タイル素地11に下釉(エ
ンゴーベ)層12a及び上釉(透明釉)層12b
が設けられている場合、上釉層12bの上にイン
グレーズ転写紙13を載せて焼付けると、転写紙
13の絵具14の一部は上釉層12bの釉薬と反
応し、上釉層12bの中へ浸透して上釉層12b
の表面は平坦面となる。 [発明が解決しようとする問題点] このような従来法による転写面は、転写された
絵具が釉中に浸透し、施釉表面が平坦面になる。
そのため、転写された模様は単なる平面模様とな
り、奥行き感が不足し、深み等の趣きに欠けたも
のとなり易い。 なお、このように、転写紙絵具が施釉表面と同
一面となるのは、施釉層の釉薬が、転写紙絵具よ
りも高い溶融粘性を有し、反応性が低いためであ
る。即ち、釉薬が転写紙絵具と反応し、施釉層内
に浸透し得ても、転写紙絵具が施釉表面よりも更
に深く陥没するほどには反応しない。 第3図a〜cに示すような二層釉を設けた場合
においても、一般に下釉(エンゴーベ)層は溶融
粘性の高い薄い層であり、上釉(透明釉)層は溶
融粘性のやや低い、厚い層である。そのため、上
釉層の上に転写紙絵具を転写しても、やはり上釉
層の釉薬の溶融粘性が転写紙絵具の溶融粘性より
高く、転写紙絵具が下釉層表面よりも深く陥没す
ることはない。 なお、これに対し、転写紙絵具の反応性を高め
れば、転写紙絵具との反応により施釉表面を陥没
させ得るが、転写紙絵具の反応性を高めると、転
写紙絵具は施釉層の釉薬と反応して施釉層に広く
拡散してしまう。このため、施釉表面に転写され
たデザインの輪郭がぼけて美麗な化粧面を得るこ
とができず。タイルとしての商品価値が大幅に低
化する。このように、転写紙絵具の反応性を高め
ることにも限界があつた。 [問題点を解決するための手段] 本発明は施釉タイルの施釉面に転写紙絵具を転
写して焼付けることによりタイルの装飾を行う方
法において、施釉層を下釉層と上釉層との二層釉
とし、かつ上釉の溶融粘性A、転写紙絵具の溶融
粘性B及び下釉の溶融粘性Cの間に A>B>C なる関係が成立する上釉、転写紙絵具及び下釉を
用いるものである。 以下に本発明を図面を参照して詳細に説明す
る。 第1図a〜cは本発明のタイルの装飾方法を説
明する断面図である。 本発明の方法においては、タイル素地1にエン
ゴーベ等の下釉層2及び透明釉等の上釉層3を形
成し、その上に転写紙4の絵具5を転写して焼付
ける。、この際に、上釉の溶融粘性A、転写紙絵
具の溶融粘性B及び下釉の溶融粘性Cとの間に A>B>C なる関係が成立するようにする。 具体的には、各々の熔融温度が、上釉:1000〜
1250℃、転写紙絵具:1000〜1200℃、下釉:980
〜1180℃範囲となるように調合された釉及び絵具
が用いるのが好ましい。 転写紙絵具は、通常、融剤(フラツクス)に金
属化合物等の顔料を配合したものであるが、この
融剤の製成を種々変更することにより、転写紙絵
具の溶融粘性を調整するこができる。 上釉薬、転写紙絵具、下釉薬の好ましい組合せ
例は下記の如くである。 組合せ例 1 (組成例等をご記入下さい。) 上釉薬 組成:K2O−CaO−Al2O3−B2O3−SiO2 熔融温度:1100℃ 転写紙絵具 組成:K2O−CaO−Al2O3−B2O3−SiO2 熔融温度:1080℃ 下釉薬 組成:(K、Na)2OZnO−CaO−Li2O−Al2O3
2O3−SiO2 熔融温度:1020℃ 組合せ例 2 上釉薬 組成:K2O−CaO−Al2O3−SiO2−ZnO 熔融温度:1150℃ 転写紙絵具 組成:K2O−CaO−Al2O3−SiO2−ZnO−B2O3 熔融温度:1100℃ 下釉薬 組成:K2O−CaO−Al2O3−SiO2−ZnO−Li2O 熔融温度1050℃ なお、上記の組合せ例は、一例であつて、本発
明がこれらに限定されるものではない。 また、本発明においては、上釉層3の厚さは薄
くする必要があり、一般に転写紙絵具5の層厚さ
と同程度、即ち、0.05〜0.5mm、とりわけ0.07〜
0.2mmとするが好適である。一方、下釉層の厚さ
は上釉層よりも厚く、0.2〜1.5mm程度とすのが好
ましい。 本発明の方法によりタイルの装飾を行うには、
まず、第1図aの如く、タイル素地1に常法に従
つて下釉及び上釉を施す。そして、1000〜1200℃
で本焼きする。 次いで第1図bの如く、上釉層3の表面に転写
紙4を載せ、転写紙絵具5を転写した後、1050〜
1150℃の温度で0.5〜2時間焼付ける。焼成は、
約300〜400℃で約2〜6時間、次いで約2〜6時
間で約700〜900℃に昇温し、焼付けるのが一般的
であるが、これらに限定されるものではない。 焼成により、転写紙絵具はタイル表面に焼付け
られる(第1図cの5a)。この際、上釉の溶融
粘性が高いことから上釉と転写紙絵具の反応性は
低いが、上釉層3が薄いため、転写紙絵具は上釉
層3を貫通し、下釉と接触して反応することとな
る。しかして、下釉は溶融粘性が低く反応性が高
いため、転写紙絵具と下釉との反応は急速に進行
し、凹部6を形成する。 なお、上釉の反応性が低いことから、転写紙絵
具が上釉層3に拡散して模様の輪郭がぼけること
はなく、しかも下釉の反応性が高いことから、凹
部6が迅速に形成され、鋭角的で輪郭の明瞭なく
つきりとした凹部6が形成される。 このような本発明のタイルの装飾方法において
は、上釉、下釉、転写紙絵具の溶融粘性、層厚さ
を適宜変更することにより、多種多様な深さない
し形状の凹部を形成することが可能である。 例えば、上釉の溶融粘性をより高く、下釉の溶
融粘性をより低しすると共に上釉層の厚さを薄く
することにより、凹部は極めてくつくりした鋭角
的な輪郭のものとすることができる。逆に、上釉
の溶融粘性を下げ、下釉の溶融粘性を上げて、上
釉層の厚さを若干厚くすることにより、凹部の輪
郭はなだらかなものとなる。 [作用] 一般に溶融粘性の高い釉あるいは絵具は、熔融
温度が高く、反応性は低いものとなる。 本発明の如く、上釉の溶融粘性A、転写紙絵具
の溶融粘性B及び下釉の溶融粘性Cの間に A>B>C なる関係が成立するようにすることにより、各々
の反応性は 上釉<転写紙<下釉 となる。 このため、上釉層に転写紙絵具が焼付けられた
場合、上釉と転写紙絵具との反応性は低いもの
の、上釉層が薄いため、転写紙絵具は上釉層を貫
通し、下釉と接触して反応することとなる。しか
して、下釉は反応性が高いため、転写紙絵具と下
釉との反応は急速に進行し、凹部を形成する。こ
の際、上釉の反応性が低いことから、転写紙絵具
が上釉層に拡散して模様の輪郭がぼけることはな
く、しかも下釉の反応性が高いことから、凹部が
迅速に形成され、鋭角的でくつきりとした凹部が
得られる。 [実施例] 以下実施例について説明する。 実施例 1 (適当する数値等をご記入下さい。) 第1図a〜cに示す本発明方法によりタイルの
装飾を行つた。 上釉、下釉、転写紙絵具の組成、熔融温度及び
層厚は第1表に示す通りである。 転写紙としてはイングレーズ転写紙を用い、こ
れを製品釉面上に載せ1100℃で時間焼付けた。 その結果、転写紙絵具の転写印刷と同時に模様
部分及びその輪郭部分に、深さ約0.25mmのくつき
りとした鋭角的な凹部が形成され、深みのある極
めて装飾性の高いタイルが得られた。
【表】 [効果] 以上詳述した通り、本発明のタイルの装飾方法
によれば、転写紙の絵具部分に凹部を形成するこ
とができる。而して、形成される凹部は、鋭角的
でくつきりとしたものであり、しかも転写紙絵具
の溶融粘性及び上釉薬、下釉薬の溶融粘性又は、
上釉層、下釉層の厚さを適宜選択することによ
り、その陥没に程度を任意に変化させることが可
能である。 このため、本発明のタイルの装飾方法によれ
ば、従来にない凹凸模様を有する極めて装飾性の
高いデザインタイルを容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a〜cは本発明のタイルの装飾方法を説
明する断面図、第2図a〜c及び第3図a〜c
は、各々、従来のタイルの装飾方法を説明する断
面図である。 1……タイル素地、2……下釉層、3……上釉
層、4……転写紙、5……転写紙絵具、6……凹
部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 施釉タイルの施釉面に転写紙絵具を転写して
    焼付けることによりタイルの装飾を行う方法にお
    いて、施釉層を下釉層と上釉層との二層釉とし、
    かつ上釉の溶融粘性A、転写紙絵具の溶融粘性B
    及び下釉の溶融粘性Cの間に A>B>C なる関係が成立する上釉、転写紙絵具及び下釉を
    用いることを特徴とするタイルの装飾方法。 2 上釉の層厚が0.05〜0.5mmであり、下釉の層
    厚が0.2〜1.5mmであることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載のタイルの装飾方法。
JP14184985A 1985-06-28 1985-06-28 タイルの装飾方法 Granted JPS623043A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14184985A JPS623043A (ja) 1985-06-28 1985-06-28 タイルの装飾方法

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JPH0647512B2 (ja) * 1990-04-10 1994-06-22 東陶機器株式会社 窯業製品表面模様の形成方法
SE536897C2 (sv) * 2010-09-28 2014-10-21 Ifö Sanitär AB En metod för glasering av en keramisk kropp

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