JPH033576B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH033576B2 JPH033576B2 JP57047337A JP4733782A JPH033576B2 JP H033576 B2 JPH033576 B2 JP H033576B2 JP 57047337 A JP57047337 A JP 57047337A JP 4733782 A JP4733782 A JP 4733782A JP H033576 B2 JPH033576 B2 JP H033576B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- water
- polyurethane
- fabric
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、防水、透湿性貼り合せ布帛の製造法
に関するものである。さらに詳しくは、本発明
は、すぐれた防水性、透湿性を有し、表面が90点
以上の撥水性、裏面が10sec以下のウイツキング
性のある柔軟でか伸縮性にすぐれた貼り合せ布帛
の製造法に関する。 従来より、各種の防水性、透湿性コーテイング
または貼り合せ布帛が公表され、市場でも多く使
用されている。しかし、現在市販されている防水
性、透湿性布帛は、風合が粗軟で経緯に伸縮性を
有するものはない。また、市販の透明湿性布帛
は、測定上優れた透湿度を与えるが、体に接する
面において十分なる汗、水、吸収性に欠け、実用
上の問題となつている。 例えば、現在ゴア社から出されているゴアテツ
クスフイルムを貼り合せて、各種の防水、透湿性
貼り合せ布帛が使用されている。しかし、これら
の製品の中には、ゴアテツクスフイルムの伸縮性
が不十分なため、伸縮性素材に適用したものは、
見当たらない。また、一方、繊維素材に直接ポリ
ウレタンをコーテイングして得られる防水、透湿
性布帛は、よく知られ、市場に出まわつている
が、これらは全て布帛両面に高度な撥水性を有す
るため、測定上は優れた透湿度を与えるが、実用
上では汗を十分発散せず、着心地は期待するほど
ではない。 本発明者らは、上述の欠点を改良するため、
種々の検討を行なつた結果、風合がきわめて柔軟
で、伸縮性に富み、防水、透湿性を有し、布帛片
面は、撥水性、片面は吸水性というそれぞれ相反
する4つの性質を兼ね備えた貼り合せ布帛を作る
ことに成功した。 すなわち、本発明は、離型剤を塗布した製膜用
支持体フイルム上に湿式法によりポリウレタン微
多孔質フイルム層を設け、その上に塗布面積30〜
70%にて接着剤を塗布して後伸縮性繊維素材を貼
り合せ、次いで製膜用支持体フイルムをはく離
し、撥水処理することにより経及び緯方向の伸度
が5%から200%あり、耐水圧が350mmH2O/cm2
以上、透湿度が2500g/m2/24hrs以上の性能を
有する貼り合せ布帛を製造することを特徴とする
貼り合せ布帛の製造法である。 本発明におけるポリウレタン重合体を主成とす
る微多孔質フイルムとは、湿式凝固法によつて製
造されたフイルムで、通常ポリウレタンの有機溶
媒溶液を離型性を有する製膜用支持体表面に塗布
し、水等の凝固浴に浸漬して製膜し、乾燥して得
られるものであり5〜50μの厚みを有し、透湿度
が3000g/m2/24hrsのフイルムである。また、
本発明でいう貼り合せ伸縮素材は、セルロース
系、ポリエステル、ナイロン、アクリル、ウレタ
ン等現在市場で得られるいずれの繊維からなるも
のでもよく、それら繊維の単独または、混編繊さ
れた伸縮素材を含む。また、伸縮性は5%から
200%の範囲が必要であり、5%以下の伸縮性で
はスポーツ用としては不向きであり、200%以上
の場合は、フイルムが破壊するため好ましくな
い。フイルムと繊維素材の貼り合せは、市場で従
来使用されている水系、エマルジヨン系、溶剤系
接着剤をフイルムにグラビア法、ロータリー捺染
法等により、塗布面積が30〜70%、望ましくは40
〜60%になるように塗布し、乾燥後、または乾燥
することなしに繊維素材と貼り合せ、適当な熱プ
レスを与え接着する。一方、本発明でいう撥水、
吸水性に関しては、従来使用されている水系、溶
剤系の加工剤を用いればよく、フイルム貼り合せ
後、各加工剤をその性能を必要とする面にそれぞ
れグラビア、キスロール等方法で施す。ここにお
いてフイルムとの接着に問題がなれば、生地に前
もつてそれぞれの加工剤を各種方法で付与し、フ
イルム貼り合せ後、フイルム面に必要な加工剤を
グラビア、キスロール等方法で付与することがで
きる。 次に実施例をあげて本発明を説明する。 実施例 1 ポリウレタン微多孔質フイルムは、シリコーン
系離型剤を、塗布したポリエステルフイルムにポ
リエステル系ポリウレタンエラストマー20重量部
をジメチルホルムアミド85重量部に溶解したもの
をリバースコーターにより20μの厚さに塗布し、
ただちに水に5分間浸漬し、10分間60℃温湯に浸
漬し、マングルで脱水し、120℃で5分間乾燥し
て作製した。次に該ポリウレタン微多孔質フイル
ムに、ポリエステル系ポリオール35重量部にトリ
メチロールプロパンヘキサメチレンジイソシアネ
ート5重量部をトルエン/酢酸エチル混合溶剤に
溶解したものを塗布面積が50%、塗布量が固形分
で8g/m2になるようにグラビアコーターで塗布
し、乾燥することなしに、50デニールポリエステ
ルフイラメント糸使いのコース50/インチ、ウエ
ル50/インチの染色されたトリコツト編物と貼り
合せ1Kg/cm2の圧力でプレスし、2日間室温で放
置しておいた。次にポリエステルフイルムから当
加工素材をはく離し、当素材にフツ素系撥水剤の
5%水溶液にてパツデイングして撥水性を付与し
た。次に乾燥し、170℃で1分間セツトをして仕
上げた。 実施例 2 実施例1に従つて作製したポリウレタン微多孔
質フイルムにポリエステル系ポリオール35重量部
にトリメチロールプロパンヘキサメチレンジイソ
シアネート5重量部をトルエン/酢酸エチル混合
溶剤に溶解したものを塗布面積が40%、塗布量が
固形分で10g/m2になるようにグラビアコーター
で塗布し、120℃、5分間乾燥した。次にこの塗
布面にまえもつてポリエチレングリコールのテレ
フタール酸エステル系吸汗剤0.3%水溶液でマン
グルパツド−乾燥処理してある75デニール、ポリ
エステルフイラメント糸使いのコース65/イン
チ、ウエル65/インチの染色されスムース編物を
貼り合せ、1Kg/cm2、80℃の熱ロールに通し、2
日間放置しておいた。次にポリエステルフイルム
よりはく離した当加工素材のフイルム面にグラビ
アコート法により、シリコーン系撥水剤5容量部
をターペン95重量部で溶解したものを塗布した。
次に乾燥し、170℃で1分間セツトをして仕上げ
た。 実施例 3 実施例2で製造された撥水加工前のポリエステ
ルスムース編物貼り合せ布帛のフイルム面にさら
に実施例1、2で使用した接着剤溶液を塗布面積
が40%、塗布量が固形分で7g/m2になるように
グラビアコーターで塗布し、乾燥することなく、
前もつて、フツ素系撥水剤5%水溶液でマングル
パツド−乾燥処理してある75デニール、ポリエス
テルフイラメント糸使いのコース65/インチ、ウ
エル65/インチの染色されたスムース編物を貼り
合せ1Kg/cm2でプレスし、2日間放置しておい
た。次に170℃1分間セツトをして仕上げた。 実施例1、2及び3の性能は次表のとおりであ
り、また、製品のストレツチバツク性もきわめ
て、良好であつた。 【表】
に関するものである。さらに詳しくは、本発明
は、すぐれた防水性、透湿性を有し、表面が90点
以上の撥水性、裏面が10sec以下のウイツキング
性のある柔軟でか伸縮性にすぐれた貼り合せ布帛
の製造法に関する。 従来より、各種の防水性、透湿性コーテイング
または貼り合せ布帛が公表され、市場でも多く使
用されている。しかし、現在市販されている防水
性、透湿性布帛は、風合が粗軟で経緯に伸縮性を
有するものはない。また、市販の透明湿性布帛
は、測定上優れた透湿度を与えるが、体に接する
面において十分なる汗、水、吸収性に欠け、実用
上の問題となつている。 例えば、現在ゴア社から出されているゴアテツ
クスフイルムを貼り合せて、各種の防水、透湿性
貼り合せ布帛が使用されている。しかし、これら
の製品の中には、ゴアテツクスフイルムの伸縮性
が不十分なため、伸縮性素材に適用したものは、
見当たらない。また、一方、繊維素材に直接ポリ
ウレタンをコーテイングして得られる防水、透湿
性布帛は、よく知られ、市場に出まわつている
が、これらは全て布帛両面に高度な撥水性を有す
るため、測定上は優れた透湿度を与えるが、実用
上では汗を十分発散せず、着心地は期待するほど
ではない。 本発明者らは、上述の欠点を改良するため、
種々の検討を行なつた結果、風合がきわめて柔軟
で、伸縮性に富み、防水、透湿性を有し、布帛片
面は、撥水性、片面は吸水性というそれぞれ相反
する4つの性質を兼ね備えた貼り合せ布帛を作る
ことに成功した。 すなわち、本発明は、離型剤を塗布した製膜用
支持体フイルム上に湿式法によりポリウレタン微
多孔質フイルム層を設け、その上に塗布面積30〜
70%にて接着剤を塗布して後伸縮性繊維素材を貼
り合せ、次いで製膜用支持体フイルムをはく離
し、撥水処理することにより経及び緯方向の伸度
が5%から200%あり、耐水圧が350mmH2O/cm2
以上、透湿度が2500g/m2/24hrs以上の性能を
有する貼り合せ布帛を製造することを特徴とする
貼り合せ布帛の製造法である。 本発明におけるポリウレタン重合体を主成とす
る微多孔質フイルムとは、湿式凝固法によつて製
造されたフイルムで、通常ポリウレタンの有機溶
媒溶液を離型性を有する製膜用支持体表面に塗布
し、水等の凝固浴に浸漬して製膜し、乾燥して得
られるものであり5〜50μの厚みを有し、透湿度
が3000g/m2/24hrsのフイルムである。また、
本発明でいう貼り合せ伸縮素材は、セルロース
系、ポリエステル、ナイロン、アクリル、ウレタ
ン等現在市場で得られるいずれの繊維からなるも
のでもよく、それら繊維の単独または、混編繊さ
れた伸縮素材を含む。また、伸縮性は5%から
200%の範囲が必要であり、5%以下の伸縮性で
はスポーツ用としては不向きであり、200%以上
の場合は、フイルムが破壊するため好ましくな
い。フイルムと繊維素材の貼り合せは、市場で従
来使用されている水系、エマルジヨン系、溶剤系
接着剤をフイルムにグラビア法、ロータリー捺染
法等により、塗布面積が30〜70%、望ましくは40
〜60%になるように塗布し、乾燥後、または乾燥
することなしに繊維素材と貼り合せ、適当な熱プ
レスを与え接着する。一方、本発明でいう撥水、
吸水性に関しては、従来使用されている水系、溶
剤系の加工剤を用いればよく、フイルム貼り合せ
後、各加工剤をその性能を必要とする面にそれぞ
れグラビア、キスロール等方法で施す。ここにお
いてフイルムとの接着に問題がなれば、生地に前
もつてそれぞれの加工剤を各種方法で付与し、フ
イルム貼り合せ後、フイルム面に必要な加工剤を
グラビア、キスロール等方法で付与することがで
きる。 次に実施例をあげて本発明を説明する。 実施例 1 ポリウレタン微多孔質フイルムは、シリコーン
系離型剤を、塗布したポリエステルフイルムにポ
リエステル系ポリウレタンエラストマー20重量部
をジメチルホルムアミド85重量部に溶解したもの
をリバースコーターにより20μの厚さに塗布し、
ただちに水に5分間浸漬し、10分間60℃温湯に浸
漬し、マングルで脱水し、120℃で5分間乾燥し
て作製した。次に該ポリウレタン微多孔質フイル
ムに、ポリエステル系ポリオール35重量部にトリ
メチロールプロパンヘキサメチレンジイソシアネ
ート5重量部をトルエン/酢酸エチル混合溶剤に
溶解したものを塗布面積が50%、塗布量が固形分
で8g/m2になるようにグラビアコーターで塗布
し、乾燥することなしに、50デニールポリエステ
ルフイラメント糸使いのコース50/インチ、ウエ
ル50/インチの染色されたトリコツト編物と貼り
合せ1Kg/cm2の圧力でプレスし、2日間室温で放
置しておいた。次にポリエステルフイルムから当
加工素材をはく離し、当素材にフツ素系撥水剤の
5%水溶液にてパツデイングして撥水性を付与し
た。次に乾燥し、170℃で1分間セツトをして仕
上げた。 実施例 2 実施例1に従つて作製したポリウレタン微多孔
質フイルムにポリエステル系ポリオール35重量部
にトリメチロールプロパンヘキサメチレンジイソ
シアネート5重量部をトルエン/酢酸エチル混合
溶剤に溶解したものを塗布面積が40%、塗布量が
固形分で10g/m2になるようにグラビアコーター
で塗布し、120℃、5分間乾燥した。次にこの塗
布面にまえもつてポリエチレングリコールのテレ
フタール酸エステル系吸汗剤0.3%水溶液でマン
グルパツド−乾燥処理してある75デニール、ポリ
エステルフイラメント糸使いのコース65/イン
チ、ウエル65/インチの染色されスムース編物を
貼り合せ、1Kg/cm2、80℃の熱ロールに通し、2
日間放置しておいた。次にポリエステルフイルム
よりはく離した当加工素材のフイルム面にグラビ
アコート法により、シリコーン系撥水剤5容量部
をターペン95重量部で溶解したものを塗布した。
次に乾燥し、170℃で1分間セツトをして仕上げ
た。 実施例 3 実施例2で製造された撥水加工前のポリエステ
ルスムース編物貼り合せ布帛のフイルム面にさら
に実施例1、2で使用した接着剤溶液を塗布面積
が40%、塗布量が固形分で7g/m2になるように
グラビアコーターで塗布し、乾燥することなく、
前もつて、フツ素系撥水剤5%水溶液でマングル
パツド−乾燥処理してある75デニール、ポリエス
テルフイラメント糸使いのコース65/インチ、ウ
エル65/インチの染色されたスムース編物を貼り
合せ1Kg/cm2でプレスし、2日間放置しておい
た。次に170℃1分間セツトをして仕上げた。 実施例1、2及び3の性能は次表のとおりであ
り、また、製品のストレツチバツク性もきわめ
て、良好であつた。 【表】
Claims (1)
- 1 離型剤を塗布した製膜用支持体フイルム上に
湿式法によりポリウレタン微多孔質フイルム層を
設け、その上に塗布面積30〜70%にて接着剤を塗
布して後伸縮性繊維素材を貼り合せ、次いで製膜
用支持体フイルムをはく離し、撥水処理すること
により経及び緯方向の伸度が5%から200%あり、
耐水圧が350mmH2O/cm2以上、透湿度が2500g/
m2/24hrs以上の性能を有する貼り合せ布帛を製
造することを特徴とする貼り合せ布帛の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4733782A JPS58166036A (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | 貼り合せ布帛の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4733782A JPS58166036A (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | 貼り合せ布帛の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58166036A JPS58166036A (ja) | 1983-10-01 |
| JPH033576B2 true JPH033576B2 (ja) | 1991-01-18 |
Family
ID=12772377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4733782A Granted JPS58166036A (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | 貼り合せ布帛の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58166036A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60110440A (ja) * | 1983-11-21 | 1985-06-15 | 平岡織染株式会社 | 結露防止性防水シ−ト |
| JPS6144626A (ja) * | 1984-08-09 | 1986-03-04 | Unitika Ltd | 防水性積層体の製造方法 |
| JPH0616745Y2 (ja) * | 1987-06-01 | 1994-05-02 | 東洋クロス株式会社 | 綿状複合体 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5520036B2 (ja) * | 1973-02-19 | 1980-05-30 | ||
| JPS5580391U (ja) * | 1978-11-29 | 1980-06-03 | ||
| JPS56162641A (en) * | 1980-05-21 | 1981-12-14 | Asahi Chemical Ind | High extensible polyurethane porous film and its manufacture |
| JPH0229502B2 (ja) * | 1981-01-27 | 1990-06-29 | Tore Kk | Shinshukuseinoarutsukiseisekisonunonoseizohoho |
| JPH0235780B2 (ja) * | 1981-05-25 | 1990-08-13 | Mitsubishi Rayon Co | Junannatakoshitsushiitonoseizohoho |
| JPS58138639A (ja) * | 1982-02-10 | 1983-08-17 | 日産自動車株式会社 | 座席用基布 |
-
1982
- 1982-03-26 JP JP4733782A patent/JPS58166036A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58166036A (ja) | 1983-10-01 |
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