JPH0336025B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0336025B2 JPH0336025B2 JP11656582A JP11656582A JPH0336025B2 JP H0336025 B2 JPH0336025 B2 JP H0336025B2 JP 11656582 A JP11656582 A JP 11656582A JP 11656582 A JP11656582 A JP 11656582A JP H0336025 B2 JPH0336025 B2 JP H0336025B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- plate cylinder
- roller
- ink
- cam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J31/00—Ink ribbons; Renovating or testing ink ribbons
- B41J31/02—Ink ribbons characterised by the material from which they are woven
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は印刷機においてインキ壷から流出して
ローラ間で転移された印刷用のインキを版胴上の
版面へ供給するインキ供給装置に関するものであ
る。
ローラ間で転移された印刷用のインキを版胴上の
版面へ供給するインキ供給装置に関するものであ
る。
印刷機において、インキ壷内に畜えられた印刷
用のインキは、インキ壷内で回転する壷ローラと
その周面に先端を対接させたインキプレードとの
すき間から流出し、複数個の練りローラと振りロ
ーラとで円周方向と軸方向へならされながら転移
されたのち、複数個のインキ着ローラにより版胴
上の版面へ供給される。そして、印刷時に版面に
対接しているインキ着ローラは、非印刷状態にな
ると、印刷胴の胴抜き動作に連動して版面から離
脱し、また印刷状態に移行すると印刷胴の胴入れ
動作に連動して版面へ対接される。
用のインキは、インキ壷内で回転する壷ローラと
その周面に先端を対接させたインキプレードとの
すき間から流出し、複数個の練りローラと振りロ
ーラとで円周方向と軸方向へならされながら転移
されたのち、複数個のインキ着ローラにより版胴
上の版面へ供給される。そして、印刷時に版面に
対接しているインキ着ローラは、非印刷状態にな
ると、印刷胴の胴抜き動作に連動して版面から離
脱し、また印刷状態に移行すると印刷胴の胴入れ
動作に連動して版面へ対接される。
第1図は従来の印刷機の一例として示す単色両
面刷オフセツト輪転印刷機の概要側面図、第2図
および第3図はそれぞれ従来のインキ供給装置の
側面図であつて先ず第1図に基いて印刷機の概要
を説明すると、印刷機1の印刷ユニツト2には、
上部印刷装置3と下部印刷装置4とがゴム胴5,
6を上下に対接させて配設されており、各印刷設
置3,4には、ゴム胴5,6の他にこれに対接す
る版胴7,8が設けられている。各版胴7,8に
装着された版の周面には,複数個のインキ着ロー
ラ9,10が着脱自在に対接されており、これに
は印刷用のインキを蓄えるとインキ壷11,12
と図示しないローラ群とを備えてインキ着ローラ
9,10へインキを転移させるインキ装置が付設
されている。また上部のゴム胴5には、渡し胴1
3と渡し胴4とが対接されている。そして、給紙
装置15によつて差板16上へ1枚ずつ送り込ま
れた紙は、スイング17と渡し胴13を経てゴム
胴5の爪に咥え替えられる。一方インキ着ローラ
9,10と給水装置18,19とで版面に形成さ
れた画像が上下のゴム胴5,6にそれぞれ転写さ
れているので、ゴム胴5の爪に咥えられて搬送さ
れる紙の両面にはゴム胴5,6上の画像が転写さ
れて両面印刷が施され、印刷された紙は渡し胴1
4と排紙チエーン20の爪とに順次咥え替えられ
て搬送されたのち解放されて紙積台21上に落下
し積載される。そして、非印刷状態に移行したと
きにおける印刷胴の胴抜きは、まず下部ゴム胴6
を上部ゴム胴5から胴抜きしたのち渡し胴14を
上部ゴム胴5から胴抜きし、さらに上部ゴム胴5
を版胴7から胴抜きするという順序で行なわれ
る。また、前述したようにこれに連動してインキ
着ローラ9,10が版胴7,8上の版面から離脱
される。さらに非印刷状態から印刷状態に移行す
るときはこの反対順序による。
面刷オフセツト輪転印刷機の概要側面図、第2図
および第3図はそれぞれ従来のインキ供給装置の
側面図であつて先ず第1図に基いて印刷機の概要
を説明すると、印刷機1の印刷ユニツト2には、
上部印刷装置3と下部印刷装置4とがゴム胴5,
6を上下に対接させて配設されており、各印刷設
置3,4には、ゴム胴5,6の他にこれに対接す
る版胴7,8が設けられている。各版胴7,8に
装着された版の周面には,複数個のインキ着ロー
ラ9,10が着脱自在に対接されており、これに
は印刷用のインキを蓄えるとインキ壷11,12
と図示しないローラ群とを備えてインキ着ローラ
9,10へインキを転移させるインキ装置が付設
されている。また上部のゴム胴5には、渡し胴1
3と渡し胴4とが対接されている。そして、給紙
装置15によつて差板16上へ1枚ずつ送り込ま
れた紙は、スイング17と渡し胴13を経てゴム
胴5の爪に咥え替えられる。一方インキ着ローラ
9,10と給水装置18,19とで版面に形成さ
れた画像が上下のゴム胴5,6にそれぞれ転写さ
れているので、ゴム胴5の爪に咥えられて搬送さ
れる紙の両面にはゴム胴5,6上の画像が転写さ
れて両面印刷が施され、印刷された紙は渡し胴1
4と排紙チエーン20の爪とに順次咥え替えられ
て搬送されたのち解放されて紙積台21上に落下
し積載される。そして、非印刷状態に移行したと
きにおける印刷胴の胴抜きは、まず下部ゴム胴6
を上部ゴム胴5から胴抜きしたのち渡し胴14を
上部ゴム胴5から胴抜きし、さらに上部ゴム胴5
を版胴7から胴抜きするという順序で行なわれ
る。また、前述したようにこれに連動してインキ
着ローラ9,10が版胴7,8上の版面から離脱
される。さらに非印刷状態から印刷状態に移行す
るときはこの反対順序による。
しかしながら、以上のようにして胴の着脱を行
なうと、紙を搬送する爪を備えた上部ゴム胴5と
渡し胴14とが胴着脱のたびに移動することにな
り、紙の咥え替え位置が変化することによつて見
当精度が確保できなかつたり、あるいは胴の着脱
時に騒音や胴面のきずが発生するという不具合が
あつた。
なうと、紙を搬送する爪を備えた上部ゴム胴5と
渡し胴14とが胴着脱のたびに移動することにな
り、紙の咥え替え位置が変化することによつて見
当精度が確保できなかつたり、あるいは胴の着脱
時に騒音や胴面のきずが発生するという不具合が
あつた。
そこで、胴の配列は第1図に示すものと同じに
して胴の着脱装置のみを改良したものが提案され
ている。すなわちこの場合の胴抜きは、第1図に
おいてまず下部ゴム胴6を上部ゴム胴5から胴抜
きし、しかるのち下部ゴム胴6を下部版胴8か
ら、上部版胴7を上部ゴム胴5から胴抜きするも
のであつて、胴入れの場合はこの逆順序で行なわ
れる。こうすることにより爪を備えた胴が胴の着
脱のたびに移動することがなく、前記不具合を解
消することができる。このような胴着脱順序の変
更に伴ないこれに対応することのできるインキ供
給装置が提案されており、第2図と第3図とはそ
れぞれ従来におけるこの種のインキ供給装置の側
面図を示している。まず第2図について説明する
と、版胴7は内周円と外周円とを図に符号tで示
すだけ偏心させた偏心軸受に軸支されており、こ
の偏心軸受を外周面で回動させることにより版胴
7が上部ゴム胴5に対して着脱されるように構成
されている。そして印刷作業開始に際してはまず
エアシリンダ22が作動してピストンロツド23
が伸長することによりL字レバー24が図の反時
計方向へ回動して図示の状態となり、カムレバー
25が支軸26を中心に反時計方向へ回動して図
示の位置を占めるので、カム面25aとカムフオ
ロア27との作用によりローラアーム28が圧縮
コイルばね29の弾発力で回動し、ローラアーム
28に支持されたインキ着ローラ9が版胴7の版
面へ押圧されてインキが供給される。インキが版
面全体へ供給され終ると、上部ゴム胴5と下部ゴ
ム胴6との間へ紙が供給されると同時に版胴7の
偏心軸受が回動し、版胴7が上部ゴム胴5に対し
て胴入れされる。また、胴抜きの場合はこの反対
順序で行なわれる。
して胴の着脱装置のみを改良したものが提案され
ている。すなわちこの場合の胴抜きは、第1図に
おいてまず下部ゴム胴6を上部ゴム胴5から胴抜
きし、しかるのち下部ゴム胴6を下部版胴8か
ら、上部版胴7を上部ゴム胴5から胴抜きするも
のであつて、胴入れの場合はこの逆順序で行なわ
れる。こうすることにより爪を備えた胴が胴の着
脱のたびに移動することがなく、前記不具合を解
消することができる。このような胴着脱順序の変
更に伴ないこれに対応することのできるインキ供
給装置が提案されており、第2図と第3図とはそ
れぞれ従来におけるこの種のインキ供給装置の側
面図を示している。まず第2図について説明する
と、版胴7は内周円と外周円とを図に符号tで示
すだけ偏心させた偏心軸受に軸支されており、こ
の偏心軸受を外周面で回動させることにより版胴
7が上部ゴム胴5に対して着脱されるように構成
されている。そして印刷作業開始に際してはまず
エアシリンダ22が作動してピストンロツド23
が伸長することによりL字レバー24が図の反時
計方向へ回動して図示の状態となり、カムレバー
25が支軸26を中心に反時計方向へ回動して図
示の位置を占めるので、カム面25aとカムフオ
ロア27との作用によりローラアーム28が圧縮
コイルばね29の弾発力で回動し、ローラアーム
28に支持されたインキ着ローラ9が版胴7の版
面へ押圧されてインキが供給される。インキが版
面全体へ供給され終ると、上部ゴム胴5と下部ゴ
ム胴6との間へ紙が供給されると同時に版胴7の
偏心軸受が回動し、版胴7が上部ゴム胴5に対し
て胴入れされる。また、胴抜きの場合はこの反対
順序で行なわれる。
しかしながら、このような従来のインキ供給装
置においては、胴入れに際して版胴7が胴抜き状
態にあるときにカムレバー25が逃げてインキ着
ローラ9が圧着されるので、版胴7が胴入れされ
たときの正規の接触圧よりも大きな圧力でインキ
着ローラ9が圧着されることになり、この過圧に
よつてインキ着ローラ9の耐用性を低下させる虞
があるばかりでなく、このあと版胴7が胴入れさ
れたときにインキ着ローラ9の接触圧が変化する
ことにより、シヨツク目などの印刷障害が発生し
易いという不具合があつた。
置においては、胴入れに際して版胴7が胴抜き状
態にあるときにカムレバー25が逃げてインキ着
ローラ9が圧着されるので、版胴7が胴入れされ
たときの正規の接触圧よりも大きな圧力でインキ
着ローラ9が圧着されることになり、この過圧に
よつてインキ着ローラ9の耐用性を低下させる虞
があるばかりでなく、このあと版胴7が胴入れさ
れたときにインキ着ローラ9の接触圧が変化する
ことにより、シヨツク目などの印刷障害が発生し
易いという不具合があつた。
そこで、第3図に示すように、ローラアーム2
8にボルト式のストツパ30を設け、版胴7を軸
支する偏心軸受31の外周部へこれを当接させる
ことにより、インキ着ローラ9の動きを版胴の動
きに追従させて上記過圧を避けることが提案され
たが、この場合にはストツパ30の調整に熟練を
要し、またこの調整を運転中に行なうことが不可
能であるばかりでなく、ストツパ30の先端や偏
心軸受31の外周面が短期間で摩耗して調節が困
難になつたり、あるいは版胴7の移動方向とスト
ツパ30の軸方向がずれていることにより接触圧
を一定に維持することが困難であるなど不具合な
点が多かつた。
8にボルト式のストツパ30を設け、版胴7を軸
支する偏心軸受31の外周部へこれを当接させる
ことにより、インキ着ローラ9の動きを版胴の動
きに追従させて上記過圧を避けることが提案され
たが、この場合にはストツパ30の調整に熟練を
要し、またこの調整を運転中に行なうことが不可
能であるばかりでなく、ストツパ30の先端や偏
心軸受31の外周面が短期間で摩耗して調節が困
難になつたり、あるいは版胴7の移動方向とスト
ツパ30の軸方向がずれていることにより接触圧
を一定に維持することが困難であるなど不具合な
点が多かつた。
本発明は以上のような点に鑑みなされたもの
で、上部版胴に対しインキ着ローラを着脱させる
カムを3段状に形成して上部版胴用偏心軸受の版
胴同心部に嵌装し、このカムと下部ゴム胴用偏心
軸受とを流体シリンダを含むリンク機構で連結し
てこの偏心軸受の回動と流体シリンダの伸縮とで
ローラ着脱カムを胴入れの前後で2段階に回動さ
せるように構成することにより、版胴の胴入れ前
および胴入れ動作中における版胴に対するインキ
着ローラの接触圧変化を少なくし過圧を避けてイ
ンキ着ローラの耐久性向上と印刷障害の防止とを
簡単な構成で可能にした印刷機のインキ供給装置
を提供するものである。以下本発明の実施例を図
面に基いて詳細に説明する。
で、上部版胴に対しインキ着ローラを着脱させる
カムを3段状に形成して上部版胴用偏心軸受の版
胴同心部に嵌装し、このカムと下部ゴム胴用偏心
軸受とを流体シリンダを含むリンク機構で連結し
てこの偏心軸受の回動と流体シリンダの伸縮とで
ローラ着脱カムを胴入れの前後で2段階に回動さ
せるように構成することにより、版胴の胴入れ前
および胴入れ動作中における版胴に対するインキ
着ローラの接触圧変化を少なくし過圧を避けてイ
ンキ着ローラの耐久性向上と印刷障害の防止とを
簡単な構成で可能にした印刷機のインキ供給装置
を提供するものである。以下本発明の実施例を図
面に基いて詳細に説明する。
本実施例は本発明を単色両面刷オフセツト輪転
印刷機に実施した例を示し、第4図はその側面
図、第5図は1部破断して示す展開平面図、第6
図は1部破断して示す展開正面図、第7図はイン
キ着ローラ近傍の側面図である。なお、本装置は
先に説明した2つの印刷胴着脱装置のうち、版胴
をゴム胴に対して着脱する後者の装置に適用され
るものであつて、印刷機全体の構成ならびに胴の
着脱順序については第1図において説明したので
その説明を省略するとともに、このあと必要ある
ときは同図を用いて説明する。これらの図におい
て、印刷ユニツト2のフレーム41には、外周円
42aの軸芯Fと内周円42bの軸芯F1とを図
に符号tで示すだけ偏心させた鍔付きの偏心軸受
42が、外周円42aを回動自在に軸支されてお
り、内周円42bには、胴ギア43によつて原動
側と駆動連結されて回転する版胴7が軸支されて
いる。偏心軸受42の鍔部に枢着されたロツド4
4は、下方へ向つて延設されてその下端が図示し
ないころ付きレバーに枢着されており、給紙装置
側からの信号や手動押ボタン操作でエアシリンダ
とカムを介してロツドを上下方向へ進退させるこ
とにより偏心軸受42が回動し、その偏心作用に
より版胴7が上部ゴム胴5に対し着脱されるよう
に構成されている。版胴7の上方には、一対の振
りローラ45が左右のフレーム41に軸支されて
配設されており、各振りローラ45の両端部に
は、第6図および第7図に示すよういL字状に形
成されたローラアーム46と、L字状に屈曲しな
いローラアーム47との各1組のローラアームが
それぞれ隣接して遊装されており、ナツト48に
よつて軸方向への移動を規制されている。なお、
これらのローラアーム46,47は、形状を異に
するが構造は同じであるから第4図ではローラア
ーム46のみを図示し、このあとローラアーム4
6側についてのみ説明する。ローラアーム46
は、一方の遊端部を割締め状に形成されており、
この割締め部の軸孔には、軸受部49aと軸支部
49bおよび嵌入部49cによつて3段状に形成
されたローラホルダ49が、その軸支部49bを
軸支され割締めによつて固定されている。このロ
ーラホルダ49は、同心である軸受部49a,嵌
入部49cの軸芯F2と、軸支部49bの軸芯F3
とを図に符号t1で示すだけ偏心されており、軸受
部49aには、前記インキ着ローラ9が周面を版
胴7の周面に対接させて回動自在に軸支されてい
る。また、嵌入部49cには段状に形成された軸
受ピン50が被冠されて止ねじで固定されてお
り、ローラアーム46の割締めを弛めたのち軸受
ピン50の孔へスパナを掛けて回動させることに
より、偏心作用でインキ着ローラ9が偏心回動
し、その太さ等に適応した振りローラ45ならび
に版胴7に対する接触圧が設定されるように構成
されている。さらに軸受ピン50の小径部と大径
部とは、前記符号t1で示す偏心量と同じ量だけ偏
心されており、軸受ピン50はその偏心位相をロ
ーラホルダ49の偏心位相と同位相の状態で被冠
されていてその小径部すなわちインキ着ローラ9
と同心の小径部には、カムフオロア51が嵌装固
定されている。符号52で示すものは、フレーム
41にボルトで固定されて突出するポスト53に
摺動自在に支持されたばね軸であつて、その下端
部をローラアーム46の他方の遊端部にピン54
で枢着されており、このばね軸52上には、イン
キ着ローラ9を版胴7に圧接させる方向の回動力
をローラアーム46に付与する圧縮コイルばね5
5が装着されている。またポスト53から突出す
るばね軸52のねじ部には、版胴7に対するイン
キ着ローラ9の接触圧を調節する調節ナツト56
が螺合されており、そのスパナ掛け孔を設けた外
周部には、弛み止め用板ばね57の突起部を係合
させる溝が設けられている。
印刷機に実施した例を示し、第4図はその側面
図、第5図は1部破断して示す展開平面図、第6
図は1部破断して示す展開正面図、第7図はイン
キ着ローラ近傍の側面図である。なお、本装置は
先に説明した2つの印刷胴着脱装置のうち、版胴
をゴム胴に対して着脱する後者の装置に適用され
るものであつて、印刷機全体の構成ならびに胴の
着脱順序については第1図において説明したので
その説明を省略するとともに、このあと必要ある
ときは同図を用いて説明する。これらの図におい
て、印刷ユニツト2のフレーム41には、外周円
42aの軸芯Fと内周円42bの軸芯F1とを図
に符号tで示すだけ偏心させた鍔付きの偏心軸受
42が、外周円42aを回動自在に軸支されてお
り、内周円42bには、胴ギア43によつて原動
側と駆動連結されて回転する版胴7が軸支されて
いる。偏心軸受42の鍔部に枢着されたロツド4
4は、下方へ向つて延設されてその下端が図示し
ないころ付きレバーに枢着されており、給紙装置
側からの信号や手動押ボタン操作でエアシリンダ
とカムを介してロツドを上下方向へ進退させるこ
とにより偏心軸受42が回動し、その偏心作用に
より版胴7が上部ゴム胴5に対し着脱されるよう
に構成されている。版胴7の上方には、一対の振
りローラ45が左右のフレーム41に軸支されて
配設されており、各振りローラ45の両端部に
は、第6図および第7図に示すよういL字状に形
成されたローラアーム46と、L字状に屈曲しな
いローラアーム47との各1組のローラアームが
それぞれ隣接して遊装されており、ナツト48に
よつて軸方向への移動を規制されている。なお、
これらのローラアーム46,47は、形状を異に
するが構造は同じであるから第4図ではローラア
ーム46のみを図示し、このあとローラアーム4
6側についてのみ説明する。ローラアーム46
は、一方の遊端部を割締め状に形成されており、
この割締め部の軸孔には、軸受部49aと軸支部
49bおよび嵌入部49cによつて3段状に形成
されたローラホルダ49が、その軸支部49bを
軸支され割締めによつて固定されている。このロ
ーラホルダ49は、同心である軸受部49a,嵌
入部49cの軸芯F2と、軸支部49bの軸芯F3
とを図に符号t1で示すだけ偏心されており、軸受
部49aには、前記インキ着ローラ9が周面を版
胴7の周面に対接させて回動自在に軸支されてい
る。また、嵌入部49cには段状に形成された軸
受ピン50が被冠されて止ねじで固定されてお
り、ローラアーム46の割締めを弛めたのち軸受
ピン50の孔へスパナを掛けて回動させることに
より、偏心作用でインキ着ローラ9が偏心回動
し、その太さ等に適応した振りローラ45ならび
に版胴7に対する接触圧が設定されるように構成
されている。さらに軸受ピン50の小径部と大径
部とは、前記符号t1で示す偏心量と同じ量だけ偏
心されており、軸受ピン50はその偏心位相をロ
ーラホルダ49の偏心位相と同位相の状態で被冠
されていてその小径部すなわちインキ着ローラ9
と同心の小径部には、カムフオロア51が嵌装固
定されている。符号52で示すものは、フレーム
41にボルトで固定されて突出するポスト53に
摺動自在に支持されたばね軸であつて、その下端
部をローラアーム46の他方の遊端部にピン54
で枢着されており、このばね軸52上には、イン
キ着ローラ9を版胴7に圧接させる方向の回動力
をローラアーム46に付与する圧縮コイルばね5
5が装着されている。またポスト53から突出す
るばね軸52のねじ部には、版胴7に対するイン
キ着ローラ9の接触圧を調節する調節ナツト56
が螺合されており、そのスパナ掛け孔を設けた外
周部には、弛み止め用板ばね57の突起部を係合
させる溝が設けられている。
このように構成されたインキ着ローラ装置に
は、インキ着ローラ9を版胴7に対し着脱させる
着脱装置が設けられており、この着脱装置は、前
記偏心軸受42に装着されたローラ着脱カム60
と、これを回動させる駆動装置61とで構成され
ている。まずローラ着脱カム60は、円板状のカ
ム本体とその円孔に嵌装されて止ねじで固定され
たボスとで一体的に形成されており、そのボスは
フレーム41の内方へ突出する前記偏心軸受42
の外周段部42cに回動自在に嵌装されている。
なお外周段部42cは、偏心軸受42の内周円軸
芯F1すなわち版胴7の軸芯と同心状に形成され
ている。また、カム本体には3個の長孔62が円
周方向をほゞ3等分して穿設されており、この長
孔62に嵌入された鍔付きのブツシユ63は、ボ
ルトによつてフレーム41に固定されている。こ
うすることにより、ローラ着脱カム60は軸方向
への移動を規制されているとともに、ブツシユ6
3の外径を長孔62の内径よりも充分小さく形成
することにより、版胴7の偏心移動に追従して移
動することができるように構成されている。この
ようにして装着されたローラ着脱カム60の外周
カム面は、各インキ着ローラ9ごとにそれぞれ大
径部60aと、中径部60bと、小径部60cと
で3段状に形成されており、各部の径は次のよう
に設定されている。すなわち、大径部60aは、
版胴7がゴム胴5に対し胴抜きされているときに
カムフオロア51を対接させるカム面であつて、
このときにインキ着ローラ9が版胴7から離間し
ているように設定されている。また中径部60b
は、版胴7がゴム胴5に対し胴入れされる直前と
胴入れ動作中にカムフオロア51を対接させるカ
ム面であつて、このときインキ着ローラ9が版胴
7に圧接されているように設定されている。な
お、カムフオロア51が大径部60aと中径部6
0bと対接しているときはいずれもローラアーム
46が圧縮コイルばね55を圧縮しており、調節
ナツト56とポスト53との間にはすき間が形成
されている。さらに小径部60cは、ゴム胴5に
対する版胴7の胴入れが完了したときにカムフオ
ロア51を対接させるカム面であつて、このとき
インキ着ローラ9が版胴7に圧接されており、ま
た調節ナツト56はポスト53に当接していて、
インキ着ローラ59は圧縮コイルばねにあらかじ
め設定されたばね圧で版胴7に圧接されている。
は、インキ着ローラ9を版胴7に対し着脱させる
着脱装置が設けられており、この着脱装置は、前
記偏心軸受42に装着されたローラ着脱カム60
と、これを回動させる駆動装置61とで構成され
ている。まずローラ着脱カム60は、円板状のカ
ム本体とその円孔に嵌装されて止ねじで固定され
たボスとで一体的に形成されており、そのボスは
フレーム41の内方へ突出する前記偏心軸受42
の外周段部42cに回動自在に嵌装されている。
なお外周段部42cは、偏心軸受42の内周円軸
芯F1すなわち版胴7の軸芯と同心状に形成され
ている。また、カム本体には3個の長孔62が円
周方向をほゞ3等分して穿設されており、この長
孔62に嵌入された鍔付きのブツシユ63は、ボ
ルトによつてフレーム41に固定されている。こ
うすることにより、ローラ着脱カム60は軸方向
への移動を規制されているとともに、ブツシユ6
3の外径を長孔62の内径よりも充分小さく形成
することにより、版胴7の偏心移動に追従して移
動することができるように構成されている。この
ようにして装着されたローラ着脱カム60の外周
カム面は、各インキ着ローラ9ごとにそれぞれ大
径部60aと、中径部60bと、小径部60cと
で3段状に形成されており、各部の径は次のよう
に設定されている。すなわち、大径部60aは、
版胴7がゴム胴5に対し胴抜きされているときに
カムフオロア51を対接させるカム面であつて、
このときにインキ着ローラ9が版胴7から離間し
ているように設定されている。また中径部60b
は、版胴7がゴム胴5に対し胴入れされる直前と
胴入れ動作中にカムフオロア51を対接させるカ
ム面であつて、このときインキ着ローラ9が版胴
7に圧接されているように設定されている。な
お、カムフオロア51が大径部60aと中径部6
0bと対接しているときはいずれもローラアーム
46が圧縮コイルばね55を圧縮しており、調節
ナツト56とポスト53との間にはすき間が形成
されている。さらに小径部60cは、ゴム胴5に
対する版胴7の胴入れが完了したときにカムフオ
ロア51を対接させるカム面であつて、このとき
インキ着ローラ9が版胴7に圧接されており、ま
た調節ナツト56はポスト53に当接していて、
インキ着ローラ59は圧縮コイルばねにあらかじ
め設定されたばね圧で版胴7に圧接されている。
このように構成されたローラ着脱カム60の回
動を駆動する駆動装置61は、エアシリンダ64
を備えており、このエアシリンダ64は、上部ゴ
ム胴5の下方に対接して配設された下部ゴム胴6
を軸支する偏心軸受65の外周部にピン66によ
つて回動自在に枢支されている。なお、偏心軸受
65は前記偏心軸受42と同じくフレーム41に
軸支された外周円65aの軸芯F4と、ゴム胴6
を軸支する内周円65bの軸芯F5とを図に符号t2
で示すだけ偏心されている。エアシリンダ64の
ピストンロツド67の作用端に螺合されたロツド
エンド68は、左右のフレーム41間に回動自在
に軸架されたレバー軸69の先端部から放射方向
へ突出するレバー70の遊端部に枢着されてお
り、ピストンロツド67の伸縮によりレバー軸6
9が正逆方向へ往復回動するように構成されてい
る。71はフレーム41に固定されてレバー軸6
9の突出部を支承するブラケツトである。そして
レバー軸69とローラ着脱カム60とは、レバー
軸69に固定されたレバー72と、両端をピン7
3,74で枢着された連結ロツド75とでリンク
状に連結されている。こうすることにより、偏心
軸受65を回動させることと、エアシリンダ64
のピストンロツド67を伸縮させることでいずれ
もローラ着脱カム60が回動するが、エアシリン
ダ64の枢支中心であるピン66の位置と、ロー
ラ着脱カム60の位相等の関係は次のように設定
されている。すなわち、偏心軸受65を上部ゴム
胴5に対する下部ゴム胴6の胴抜きのために回動
させると、ピン66が第4図の66aから66c
まで移動し、移動終端66cのわずか手前で死点
を越えるようにピン66の位相が設定されてい
る。また、カムフオロア51に対するローラ着脱
カム60の対接位置は、ピン66が66aの位置
にあるときに小径部60cであり、ピン66が死
点の近傍である66bおよび66cにあるときに
中径部60bであるように位相が設定されてお
り、カムフオロア51の対接位置を中径部60b
から大径部60aへ移動させるためのローラ着脱
カム60の回動をピストンロツド67の伸縮によ
つて行なうように構成されている。なお、ピン6
6が死点のわずか手前の66bに達したときに別
のカム機構で前記ロツド44と偏心軸受42とを
介して上部版胴7の軸芯F1が移動して上部ゴム
胴5に対して胴抜きされるようにタイミングが設
定されている。
動を駆動する駆動装置61は、エアシリンダ64
を備えており、このエアシリンダ64は、上部ゴ
ム胴5の下方に対接して配設された下部ゴム胴6
を軸支する偏心軸受65の外周部にピン66によ
つて回動自在に枢支されている。なお、偏心軸受
65は前記偏心軸受42と同じくフレーム41に
軸支された外周円65aの軸芯F4と、ゴム胴6
を軸支する内周円65bの軸芯F5とを図に符号t2
で示すだけ偏心されている。エアシリンダ64の
ピストンロツド67の作用端に螺合されたロツド
エンド68は、左右のフレーム41間に回動自在
に軸架されたレバー軸69の先端部から放射方向
へ突出するレバー70の遊端部に枢着されてお
り、ピストンロツド67の伸縮によりレバー軸6
9が正逆方向へ往復回動するように構成されてい
る。71はフレーム41に固定されてレバー軸6
9の突出部を支承するブラケツトである。そして
レバー軸69とローラ着脱カム60とは、レバー
軸69に固定されたレバー72と、両端をピン7
3,74で枢着された連結ロツド75とでリンク
状に連結されている。こうすることにより、偏心
軸受65を回動させることと、エアシリンダ64
のピストンロツド67を伸縮させることでいずれ
もローラ着脱カム60が回動するが、エアシリン
ダ64の枢支中心であるピン66の位置と、ロー
ラ着脱カム60の位相等の関係は次のように設定
されている。すなわち、偏心軸受65を上部ゴム
胴5に対する下部ゴム胴6の胴抜きのために回動
させると、ピン66が第4図の66aから66c
まで移動し、移動終端66cのわずか手前で死点
を越えるようにピン66の位相が設定されてい
る。また、カムフオロア51に対するローラ着脱
カム60の対接位置は、ピン66が66aの位置
にあるときに小径部60cであり、ピン66が死
点の近傍である66bおよび66cにあるときに
中径部60bであるように位相が設定されてお
り、カムフオロア51の対接位置を中径部60b
から大径部60aへ移動させるためのローラ着脱
カム60の回動をピストンロツド67の伸縮によ
つて行なうように構成されている。なお、ピン6
6が死点のわずか手前の66bに達したときに別
のカム機構で前記ロツド44と偏心軸受42とを
介して上部版胴7の軸芯F1が移動して上部ゴム
胴5に対して胴抜きされるようにタイミングが設
定されている。
以上のように構成されたインキ供給装置の動作
を説明する。印刷作業に先だち手動で版胴7と下
部ゴム胴6ならびにインキ着ローラ9の胴入れを
行なつたのち、ナツト56を回動させて圧縮コイ
ルばね55を伸縮させることにより、版胴7に対
するインキ着ローラ9の接触圧を調節する。そし
て偏心軸受65を回動させてピン66の位置を点
66aから点66bへ移動させたのち、インキ着
ローラ9の軸受けピン50の止ねじを弛め、軸受
ピン50を回動させてインキ着ローラ9の径に適
合したカムフオロア51とカム60との接触状態
を調整する。そして手動でゴム胴5に対する版胴
7の胴抜きと、版胴7に対するインキ着ローラ9
の胴抜き、ならびに上部ゴム胴5と下部版胴8と
に対する下部ゴム胴6の胴抜きを行なう。第4図
はこの状態を示しており、ピン66は死点近傍の
点66cの位置にありピストンロツド67は伸長
している。したがつてカムフオロア51はローラ
着脱カム60の大径部60aに対接しており、イ
ンキ着ローラ9は版胴7から離間している。
を説明する。印刷作業に先だち手動で版胴7と下
部ゴム胴6ならびにインキ着ローラ9の胴入れを
行なつたのち、ナツト56を回動させて圧縮コイ
ルばね55を伸縮させることにより、版胴7に対
するインキ着ローラ9の接触圧を調節する。そし
て偏心軸受65を回動させてピン66の位置を点
66aから点66bへ移動させたのち、インキ着
ローラ9の軸受けピン50の止ねじを弛め、軸受
ピン50を回動させてインキ着ローラ9の径に適
合したカムフオロア51とカム60との接触状態
を調整する。そして手動でゴム胴5に対する版胴
7の胴抜きと、版胴7に対するインキ着ローラ9
の胴抜き、ならびに上部ゴム胴5と下部版胴8と
に対する下部ゴム胴6の胴抜きを行なう。第4図
はこの状態を示しており、ピン66は死点近傍の
点66cの位置にありピストンロツド67は伸長
している。したがつてカムフオロア51はローラ
着脱カム60の大径部60aに対接しており、イ
ンキ着ローラ9は版胴7から離間している。
この状態で胴着脱を自動に切替えて印刷作業を
開始すると、図示しないタイミング規正装置から
の信号でまずエアシリンダ64が作動しピストン
ロツド67が収縮するので、リンク機構を介しロ
ーラ着脱カム60が偏心軸受42の外周面42c
上で第4図の反時計方向へ回動し、カムフオロア
51がカム60の中径部60bに対接する。した
がつてインキ着ローラ9は圧縮コイルばね55の
弾発力によるローラアーム46,47の揺動で版
胴7の版面に圧接されてインキが供給される。こ
の場合、中径部60bがストツパの役目をしてい
るので、インキ着ローラ9の接触圧が過圧となる
ことがない。これより一瞬遅れて下部ゴム胴6の
偏心軸受65が胴入れのために第4図の反時計方
向へ回動し始め、ピン66は死点を越えて点66
bに達し、下部ゴム胴6は下部版胴8に対し胴入
れされる。このときに別の機構で版胴7の偏心軸
受42が回動し、その偏心作用で版胴が上部ゴム
胴5に対して胴入れされる。この場合、ピン66
が移動しても死点の前後ではエアシリンダ64の
軸方向への移動成分はほとんど無視してもよく、
したがつてローラ着脱カム60は回動せずにカム
フオロア51が中径部60bに対接したまゝであ
る。また、インキ着脱カム60が版胴7と同心の
外周面42cに嵌合していて版胴7の運動に追従
して偏心運動し、胴入れの前後においてインキ着
ローラ9と版胴7との位相位置が変らないので、
インキ着ローラ9の接触圧が変化することがな
い。また、ローラ着脱カム60が回動することに
よりフレーム41に固定されたボルトに対して長
孔62が変位するが、ブツシユ63を長孔62よ
りも充分小径としたことにより、この運動を妨げ
ることがない。なお、胴入れ前にポスト53から
離間していた調節ナツト56は版胴7の胴入れ完
了によりポスト53とのすき間がなくなる。版胴
7の胴入れ完了に引続いて下部ゴム胴6の偏心軸
受65は胴入れのために回動を続け、ピン66は
点66bから点66aへ向つて移動する。したが
つて、ピストンロツト67が収縮したまゝのエア
シリンダ64を含むリンク機構を介してローラ着
脱カム60がさらに回動し、カムフオロア51が
小径部60cに対接する。この場合、インキ着ロ
ーラ9が版胴7に圧接されていることにより、ロ
ーラアーム46,47がこれ以上回動せず、カム
フオロア51がカム面の小径部60cから離間し
ているとともに、調節ナツト56が引続きポスト
53に当接していることにより、インキ着ローラ
9にはあらかじめ圧縮コイルばね55に設定した
所定の接触圧が付与される。このようにして偏心
軸受65が回動することにより下部ゴム胴6が上
部ゴム5に対して胴入れされることにより、全体
の胴入れ動作が完了する。そして版面にインキが
供給されるのに平行して給水装置で湿し水が供給
されることにより版面に画像が形成され、これが
上下のゴム胴5,6に転写されてこの間を通過す
る紙に対し両面印刷が施される。
開始すると、図示しないタイミング規正装置から
の信号でまずエアシリンダ64が作動しピストン
ロツド67が収縮するので、リンク機構を介しロ
ーラ着脱カム60が偏心軸受42の外周面42c
上で第4図の反時計方向へ回動し、カムフオロア
51がカム60の中径部60bに対接する。した
がつてインキ着ローラ9は圧縮コイルばね55の
弾発力によるローラアーム46,47の揺動で版
胴7の版面に圧接されてインキが供給される。こ
の場合、中径部60bがストツパの役目をしてい
るので、インキ着ローラ9の接触圧が過圧となる
ことがない。これより一瞬遅れて下部ゴム胴6の
偏心軸受65が胴入れのために第4図の反時計方
向へ回動し始め、ピン66は死点を越えて点66
bに達し、下部ゴム胴6は下部版胴8に対し胴入
れされる。このときに別の機構で版胴7の偏心軸
受42が回動し、その偏心作用で版胴が上部ゴム
胴5に対して胴入れされる。この場合、ピン66
が移動しても死点の前後ではエアシリンダ64の
軸方向への移動成分はほとんど無視してもよく、
したがつてローラ着脱カム60は回動せずにカム
フオロア51が中径部60bに対接したまゝであ
る。また、インキ着脱カム60が版胴7と同心の
外周面42cに嵌合していて版胴7の運動に追従
して偏心運動し、胴入れの前後においてインキ着
ローラ9と版胴7との位相位置が変らないので、
インキ着ローラ9の接触圧が変化することがな
い。また、ローラ着脱カム60が回動することに
よりフレーム41に固定されたボルトに対して長
孔62が変位するが、ブツシユ63を長孔62よ
りも充分小径としたことにより、この運動を妨げ
ることがない。なお、胴入れ前にポスト53から
離間していた調節ナツト56は版胴7の胴入れ完
了によりポスト53とのすき間がなくなる。版胴
7の胴入れ完了に引続いて下部ゴム胴6の偏心軸
受65は胴入れのために回動を続け、ピン66は
点66bから点66aへ向つて移動する。したが
つて、ピストンロツト67が収縮したまゝのエア
シリンダ64を含むリンク機構を介してローラ着
脱カム60がさらに回動し、カムフオロア51が
小径部60cに対接する。この場合、インキ着ロ
ーラ9が版胴7に圧接されていることにより、ロ
ーラアーム46,47がこれ以上回動せず、カム
フオロア51がカム面の小径部60cから離間し
ているとともに、調節ナツト56が引続きポスト
53に当接していることにより、インキ着ローラ
9にはあらかじめ圧縮コイルばね55に設定した
所定の接触圧が付与される。このようにして偏心
軸受65が回動することにより下部ゴム胴6が上
部ゴム5に対して胴入れされることにより、全体
の胴入れ動作が完了する。そして版面にインキが
供給されるのに平行して給水装置で湿し水が供給
されることにより版面に画像が形成され、これが
上下のゴム胴5,6に転写されてこの間を通過す
る紙に対し両面印刷が施される。
そして、印刷作業が完了したときやあるいは給
紙ミス等によつて給紙が停止したときには、タイ
ミング規正装置からの信号によつて胴入れと全く
逆順序で胴抜きが行なわれる。すなわち、下部ゴ
ム胴6の上部ゴム胴5に対する胴抜きとカム60
の中径部60bへの回動、上部版胴7の胴抜きと
下部ゴム胴6の下部版胴8に対する胴抜きおよび
ピン66の死点越え、ピストンロツド67の伸長
によるカム60の大径部60aへの回動とインキ
着ローラ9の胴抜き、という順序で行なわれる。
胴抜きの場合も胴入れの場合と同様、版胴7の胴
抜きと同時にローラ着脱カムが回動してカムフオ
ロア51がカム面の中径部60bに対接するの
で、インキ着ローラ9が版胴7の移動に追従して
版胴7から逃げ、接触圧が過圧となることがな
い。
紙ミス等によつて給紙が停止したときには、タイ
ミング規正装置からの信号によつて胴入れと全く
逆順序で胴抜きが行なわれる。すなわち、下部ゴ
ム胴6の上部ゴム胴5に対する胴抜きとカム60
の中径部60bへの回動、上部版胴7の胴抜きと
下部ゴム胴6の下部版胴8に対する胴抜きおよび
ピン66の死点越え、ピストンロツド67の伸長
によるカム60の大径部60aへの回動とインキ
着ローラ9の胴抜き、という順序で行なわれる。
胴抜きの場合も胴入れの場合と同様、版胴7の胴
抜きと同時にローラ着脱カムが回動してカムフオ
ロア51がカム面の中径部60bに対接するの
で、インキ着ローラ9が版胴7の移動に追従して
版胴7から逃げ、接触圧が過圧となることがな
い。
なお、本実施例では本発明を単色刷機に実施し
た例を示したが、多色刷機に対しても同様に実施
することができる。
た例を示したが、多色刷機に対しても同様に実施
することができる。
以上の説明により明らかなように、本発明によ
れば印刷機のインキ供給装置において、上部版胴
に対しインキ着ローラを着脱させるカムを3段状
に形成して上部版胴用偏心軸受の版胴同心部に嵌
装し、このカムと下部版胴用偏心軸受とを流体シ
リンダを含むリンク機構で連結してこの偏心軸受
の回動と流体シリンダの伸縮とでローラ着脱カム
を胴入れの前後で2段階に回動させるように構成
することにより、版胴の着脱時にインキ着ローラ
の接触圧が過大となることがなく、インキ着ロー
ラの耐久性が著しく向上するとともに、版胴の着
脱時における移動にインキ着ローラが追従して移
動し、インキ着ローラの接触圧が胴着脱の前後に
おいて変化することがないので、シヨツク目等の
印刷障害を防止することができ印刷物の品質が向
上する。また、下部ゴム胴着脱用の偏心軸受を巧
みに利用してインキ着ローラ着脱動作の一部を駆
動させるようにしたので、構造が簡素化されると
ともに、着脱駆動用流体シリンダのストロークが
短縮されその小形化を計ることができる。
れば印刷機のインキ供給装置において、上部版胴
に対しインキ着ローラを着脱させるカムを3段状
に形成して上部版胴用偏心軸受の版胴同心部に嵌
装し、このカムと下部版胴用偏心軸受とを流体シ
リンダを含むリンク機構で連結してこの偏心軸受
の回動と流体シリンダの伸縮とでローラ着脱カム
を胴入れの前後で2段階に回動させるように構成
することにより、版胴の着脱時にインキ着ローラ
の接触圧が過大となることがなく、インキ着ロー
ラの耐久性が著しく向上するとともに、版胴の着
脱時における移動にインキ着ローラが追従して移
動し、インキ着ローラの接触圧が胴着脱の前後に
おいて変化することがないので、シヨツク目等の
印刷障害を防止することができ印刷物の品質が向
上する。また、下部ゴム胴着脱用の偏心軸受を巧
みに利用してインキ着ローラ着脱動作の一部を駆
動させるようにしたので、構造が簡素化されると
ともに、着脱駆動用流体シリンダのストロークが
短縮されその小形化を計ることができる。
第1図は単色両面刷オフセツト輪転印刷機の概
要側面図、第2図および第3図はそれぞれ従来の
インキ供給装置の側面図、第4図ないし第7図は
本発明に係る印刷機のインキ供給装置の実施例を
示し、第4図はその側面図、第5図は1部破断し
て示す展開平面図、第6図は1部破断して示す展
開正面図、第7図はインキ着ローラ近傍の側面図
である。 5……上部ゴム胴、6……下部ゴム胴、7……
上部版胴、8……下部版胴、9……インキ着ロー
ラ、26,27……ローラアーム、42……偏心
軸受、42c……外周段部、51……カムフオロ
ア、52……圧縮コイルばね、56……ナツト、
60……ローラ着脱カム、60a……大径部、6
0b……中径部、60c……小径部、64……エ
アシリンダ、65……偏心軸受、70……レバ
ー、72……レバー、75……連結ロツド。
要側面図、第2図および第3図はそれぞれ従来の
インキ供給装置の側面図、第4図ないし第7図は
本発明に係る印刷機のインキ供給装置の実施例を
示し、第4図はその側面図、第5図は1部破断し
て示す展開平面図、第6図は1部破断して示す展
開正面図、第7図はインキ着ローラ近傍の側面図
である。 5……上部ゴム胴、6……下部ゴム胴、7……
上部版胴、8……下部版胴、9……インキ着ロー
ラ、26,27……ローラアーム、42……偏心
軸受、42c……外周段部、51……カムフオロ
ア、52……圧縮コイルばね、56……ナツト、
60……ローラ着脱カム、60a……大径部、6
0b……中径部、60c……小径部、64……エ
アシリンダ、65……偏心軸受、70……レバ
ー、72……レバー、75……連結ロツド。
Claims (1)
- 1 偏心軸受に軸支されこの偏心軸受の回動によ
り上部ゴム胴に対し着脱される上部版胴と、揺動
自在なローラアームに支持されこのローラアーム
の揺動により前記上部版胴に対し着脱されるイン
キ着ローラと、偏心軸受に軸支されこの偏心軸受
の回動により前記上部ゴム胴と下部版胴とに対し
着脱される下部ゴム胴とを備えた印刷機におい
て、前記ローラアーム側のカムフオロアを対接さ
せる外周カム面を有し前記上部版胴を軸支する偏
心軸受の版胴同心円に回動自在に嵌装されたロー
ラ着脱カムと、前記カムフオロアを前記カム面に
圧接させる方向の回動力を前記ローラアームに付
与するばね部材を備えたインキ着ローラ用接触圧
調節手段とを設け、前記カム面を、上部版胴の胴
抜き時にカムフオロアを対接させてインキ着ロー
ラを上部版胴から離間させる大径部と、上部版胴
の胴入れ直前と胴入れ動作中にカムフオロアを対
接させてインキ着ローラを上部版胴に対接させる
中径部と、上部版胴の胴入れ完了時にカムフオロ
アとの間に間隙をおいて対向する小径部との3段
状に形成するとともに、前記インキ着脱カムと前
記下部ゴム胴用偏心軸受とを流体シリンダを含む
リンク機構で連結し、前記インキ着脱カムの2段
階の回動を下部ゴム胴用偏心軸受の回動と流体シ
リンダの伸縮とでそれぞれ1段階ずつ駆動させる
ように構成したことを特徴とする印刷機のインキ
供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11656582A JPS597079A (ja) | 1982-07-05 | 1982-07-05 | 印刷機のインキ供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11656582A JPS597079A (ja) | 1982-07-05 | 1982-07-05 | 印刷機のインキ供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS597079A JPS597079A (ja) | 1984-01-14 |
| JPH0336025B2 true JPH0336025B2 (ja) | 1991-05-30 |
Family
ID=14690249
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11656582A Granted JPS597079A (ja) | 1982-07-05 | 1982-07-05 | 印刷機のインキ供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS597079A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5200275A (en) * | 1990-12-24 | 1993-04-06 | Armco Steel Company, L.P. | Steel sheet with enhanced corrosion resistance having a silane treated silicate coating |
-
1982
- 1982-07-05 JP JP11656582A patent/JPS597079A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS597079A (ja) | 1984-01-14 |
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