JPH0336474Y2 - - Google Patents

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JPH0336474Y2
JPH0336474Y2 JP1985155440U JP15544085U JPH0336474Y2 JP H0336474 Y2 JPH0336474 Y2 JP H0336474Y2 JP 1985155440 U JP1985155440 U JP 1985155440U JP 15544085 U JP15544085 U JP 15544085U JP H0336474 Y2 JPH0336474 Y2 JP H0336474Y2
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JP
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cushion
cleat
hatch cover
bolt
compression
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JP1985155440U
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JPS6262595U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ハツチカバーを船体に係止するクリ
ート装置の改良に関し、更に詳しくはクリート装
置のクリートボルトを弾性的に支承するクツシヨ
ンの改良に関する。
(従来の技術) 船艙開口部に設けるハツチカバーには、水密性
を確保するためカバーの周縁部にパツキンを取り
付けて、これをカバーの自重により船体のコーミ
ングに設けたシール板に圧着させるようにしたも
のが多い。そして、この圧着状態を保持するため
に例えば第8図のようなクリート装置を用いてハ
ツチカバー1をコーミング3に係止する。すなわ
ち、カバー1の側面からコーミング3に向けてク
リートボルト2を突出させ、ハツチカバー1を閉
じた時はこのクリートボルト2の下端に形成した
ロツク用の穴8にコーミング3側からロツクピン
10を水平に挿入する。クリートボルト2はカバ
ー1の側面に形成した取付座4にクツシヨン50
を介して取り付ける。クツシヨン50は第9図に
示すような円柱状の弾性材で、中心部にクリート
ボルト2を通すためのボルト穴51を設ける。一
方、ロツクピン10はコーミング3に略水平に設
置された油圧シリンダ9のピストンロツド先端に
取り付けられ、油圧シリンダ9の伸縮によりガイ
ド12に案内されて水平方向に移動する。
ハツチカバー1を開く時は油圧シリンダ9を収
縮させてロツクピン10をクリートボルト2の穴
8から抜き、ハツチカバー1を閉じる時はカバー
1がコーミング3上に着座してクリートボルト2
の穴8が所定の位置まで降りた後に、油圧シリン
ダ9を伸張させてロツクピン10を穴8に貫通さ
せる。
このようなクリート装置がハツチカバー1の要
所に備えられ、航行中にハツチカバー1がコーミ
ング3から浮き上がるのを阻止するが、その際ク
リートボルト2に作用する引き抜き力によりクリ
ート装置が損傷しないように、クツシヨン50が
圧縮変形して一定範囲のハツチカバー1の浮き上
がりを許容することで、クリートボルト2の引き
抜き力が過大になるのを防止する。この場合、ク
ツシヨン50の復元力は第10図のように圧縮量
に略比例して大きくなる。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、航行中にハツチカバー1の変位や変
形をもたらす現象として、例えば第11図に示す
ような日照によるハツチカバー1の反り返りや第
12図のような船体の動揺によるカバー1のずれ
がある。この場合、カバー1の側面に形成した取
付座4は垂直方向だけでなく水平方向にも変位す
るので、クリートボルト2が傾倒してクツシヨン
50を第13図のように斜め方向に圧縮変形す
る。この時、クツシヨン50の各部の復元力は圧
縮量に応じて異なり、結果としてクリートボルト
2に図示のようなモーメントが作用するが、ハツ
チカバー1の横方向変位が大きいと、このモーメ
ントも大きくなり、クリートボルト2を曲げてし
まう恐れがある。
このような不都合を防止する方法の一つは、ク
リートボルト2に軸方向の引張強度とともに十分
な曲げ強度を与えることであるが、それには通常
の締め付けに必要な強度を上回る大径のものが必
要であり、取付座4その他の部材もそれに応じた
寸法となるため、クリート装置全体が大型化して
コストが上昇する。
一方、クツシヨン50を柔らかくすれば圧縮量
に対して復元力が小さくなり、クリートボルト2
に作用するモーメントを小さくして曲がりを防止
できるが、その場合には通常時の締め付けに必要
なクツシヨン復元力が得られず、ハツチカバー1
が僅かな力で浮き上がるので水密性を確保できな
くなるという問題があつた。
本考案は、ハツチカバーのクリート装置におけ
る上記問題点を解決すべく、ハツチカバーの横な
いし斜め方向の変位や変形においてもクリートボ
ルトに曲げモーメントが作用しにくく、かつ常時
においては十分な締め付け力を有するクリート装
置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、相対するハツチカバーとコーミング
のどちらか一方に形成した取付座に、圧縮変形す
るクツシヨンを介してクリートボルトを取り付
け、該クリートボルトを他方に係止してハツチカ
バーの締め付けを行なうハツチカバーのクリート
装置において、前記クツシヨンをクリートボルト
と同軸的な中空筒状で、かつ座面との接触部に対
して径が異なる異径部を中間部に備えるととも
に、その長手方向に沿つて略一様の肉厚となるよ
うに形成している。
(作用) クツシヨンの圧縮量が一定以下の場合はクツシ
ヨン全体が軸方向に変形するため、圧縮につれて
クツシヨンの復元力も増加して必要なハツチカバ
ー締め付け力を保持するが、圧縮量が一定を越え
ると異径部が横方向に変位して復元力の増加を抑
える。そのため、クツシヨンが不均一に変形して
も、最大圧縮側の異径部が横方向に変形すること
により、復元力はクツシヨンの全域に渡つてほぼ
一定に保たれ、クリートボルトにはモーメントが
ほとんど作用しない。
(実施例) 第1図〜第7図に本考案の実施例を示す。な
お、前記従来例と同一の構成部には同一番号を付
して説明を省略する。
第1図は及び第2図はハツチカバー1の側面か
ら下方にクリートボルト2を突出させ、その先端
をコーミング3に係止してハツチカバー1を締め
付けるクリート装置である。クリートボルト2は
ハツチカバー1の側面から水平に突設された取付
座4にクツシヨン5を介して取り付けられる。ク
ツシヨン5は弾性材による薄肉の筒状体で、中間
には樽状になだらかに外側へ膨らむ異径部5aを
形成する。クツシヨン5は取付座4の上に載置さ
れ、これにクリートボルト2を貫通させて、クリ
ートボルト2にはめたナツト6と7によりクツシ
ヨン5及び取付座4をワツシヤを介して上下方向
から締め付ける。クリートボルト2の下端にはロ
ツク用の穴8が形成され、前記従来例と同様にこ
の穴8に対して、コーミング3に設けた油圧シリ
ンダ9を伸張させてロツクピン10を挿入するこ
とで、クリートボルト2をコーミング3に係止す
る。
次に作用を説明する。
ハツチカバー1がコーミング3から浮き上がろ
うとすると、ハツチカバー1の側面に形成した取
付座4とクリートボルト2の上側のナツト6との
間でクツシヨン5が圧縮されて弾性変形を起こ
す。この場合、第3図に示すようにクツシヨン5
は、圧縮量が小さい時は、斜線のように全体が上
下方向に変形し、復元力、すなわちクツシヨン5
がナツト6を介してクリートボルト2に及ぼす力
も圧縮量とともに増加する。常時においては、こ
のように圧縮量に略比例して増加するクツシヨン
5の復元力により、ハツチカバー1はコーミング
3に締め付けられ、図示されないパツキンはシー
ル板に十分に圧着される。
圧縮量が一定以上に大きくなるとクツシヨン5
は鎖線のように異径部5aが外側に膨らみ出すこ
とで横方向に変形する。横方向に膨らんだ異径部
5aは上下方向に反発力が小さいことから、以後
圧縮量が増加してもクツシヨン5の復元力はほと
んど増加しない。つまり、クツシヨン5は第4図
のような圧縮特性を有し、クツシヨン5の圧縮可
能範囲ではクリートボルト2に一定以上の力が働
くことはない。
ハツチカバー1が日照による反り返りや船体の
動揺によるずれなどで横または斜め方向に変位す
ると、第5図に示すようにクツシヨン5が不均一
に圧縮される。この時、圧縮量の少ない図中右側
の弾性材は全体が上下方向に縮むのに対して、圧
縮量の大きい左側では異径部5aが外側へ大きく
膨らむ。しかし、第4図の圧縮特性から明らかな
ように復元力は圧縮量に関わらず一定以上に大き
くならないため、クツシヨン5がナツト6を介し
てクリートボルト2に及ぼす力は接触面全体に渡
つてほぼ均一である。したがつて、クリートボル
ト2は軸方向に一定の引張荷重を受けるだけで、
モーメントは発生しないか、あるいは発生しても
極く小さいため、ボルト2が曲がる恐れはない。
なお、クツシヨン5の異径部5aは、外側に膨
らませる代わりに第6図のような一定径の円筒状
に形成しても良い。また、第7図のようにクツシ
ヨン5の中間を小径とすることにより異径部5a
を形成し、圧縮時には異径部5aを内側に変形さ
せることも可能であ、要は一定以上の圧縮に対し
てクツシヨン5が横方向へ変形するような形状に
形成すれば良い。
(考案の効果) 以上のように本考案は、クリートボルトを弾性
的に支承するクツシヨンを筒状に形成し、一定以
上の圧縮に対して横方向に変形する異径部をクツ
シヨンの一部に形成したため、クツシヨンの圧縮
量が一定以下の場合はクツシヨン全体が軸方向に
変形し、圧縮につれて増加するクツシヨンの復元
力が必要なハツチカバー締め付け力を供給する一
方、圧縮量が一定を越えると異径部が横方向に変
位して復元力を一定以上に増加させない。そのた
め、クツシヨンが不均一に変形した時でも、最大
圧縮側の異径部が横方向に変形することで、復元
力はクツシヨンの全域に渡つてほぼ一定に保た
れ、復元力のアンバランスによるモーメントのた
めにクリートボルトが曲がる恐れがないので、ク
リート装置の耐久性が向上する。また、クリート
ボルトは曲げ強度を考慮しなくても良いため、小
径のもので済み、それに伴つて他の部材も小型化
されるので、クリート装置のコストを低減でき
る。
更に、本考案によればクツシヨンの変形容量を
大きくできるため、変形量の大きい大型のハツチ
カバーにも無理なく適用できるとともに、取付位
置の許容誤差範囲が広くなることから、艤装も容
易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すクリート装置の
正面図と断面図との複合図、第2図は同じく側面
図、第3図は同実施例中のクツシヨンの圧縮変形
を説明する断面図、第4図は同じく圧縮特性を示
すグラフ、第5図は同じく復元力の分布を示す断
面図である。また、第6図及び第7図はクツシヨ
ンの形状について他の実施例を示した断面図であ
る。第8図はクリート装置の従来例を示す正面図
と断面図との複合図、第9図は同従来例中のクツ
シヨンの軸方向の圧縮変形を説明する断面図、第
10図は同じく圧縮特性を示すグラフ、第11図
及び第12図はハツチカバーの変形及び変位の状
況を説明する断面図、第13図は従来例において
クツシヨンが斜め方向の圧縮変形を受けた時のに
復元力分布を示す断面図である。 1……ハツチカバー、2……クリートボルト、
3……コーミング、4……取付座、5……クツシ
ヨン、5a……異径部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相対するハツチカバーとコーミングのどちらか
    一方に形成した取付座に、圧縮変形するクツシヨ
    ンを介してクリートボルトを取り付け、該クリー
    トボルトを他方に係止してハツチカバーの締め付
    けを行なうハツチカバーのクリート装置におい
    て、前記クツシヨンをクリートボルトと同軸的な
    中空筒状で、かつ座面との接触部に対して径が異
    なる異径部を中間部に備えるとともに、その長手
    方向に沿つて略一様の肉厚となるように形成した
    ことを特徴とするハツチカバーのクリート装置。
JP1985155440U 1985-10-11 1985-10-11 Expired JPH0336474Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985155440U JPH0336474Y2 (ja) 1985-10-11 1985-10-11

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JP1985155440U JPH0336474Y2 (ja) 1985-10-11 1985-10-11

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Publication Number Publication Date
JPS6262595U JPS6262595U (ja) 1987-04-18
JPH0336474Y2 true JPH0336474Y2 (ja) 1991-08-01

Family

ID=31076146

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JP1985155440U Expired JPH0336474Y2 (ja) 1985-10-11 1985-10-11

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS498301U (ja) * 1972-04-07 1974-01-24
JPS498300U (ja) * 1972-04-21 1974-01-24
JPS5249594A (en) * 1975-10-15 1977-04-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Hatch cover device
JPS5249549A (en) * 1975-10-16 1977-04-20 Hiroshi Ishikawa Cargo lifting apparatus for a storehouse having plurality of floors

Also Published As

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JPS6262595U (ja) 1987-04-18

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