JPH0336816B2 - - Google Patents
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- JPH0336816B2 JPH0336816B2 JP56172176A JP17217681A JPH0336816B2 JP H0336816 B2 JPH0336816 B2 JP H0336816B2 JP 56172176 A JP56172176 A JP 56172176A JP 17217681 A JP17217681 A JP 17217681A JP H0336816 B2 JPH0336816 B2 JP H0336816B2
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C45/00—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
- C07C45/61—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups
- C07C45/67—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton
- C07C45/68—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton by increase in the number of carbon atoms
- C07C45/70—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton by increase in the number of carbon atoms by reaction with functional groups containing oxygen only in singly bound form
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C41/00—Preparation of ethers; Preparation of compounds having groups, groups or groups
- C07C41/01—Preparation of ethers
- C07C41/16—Preparation of ethers by reaction of esters of mineral or organic acids with hydroxy or O-metal groups
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
ジアリールエーテル―これらのうちで主にジフ
エニルエーテル―は特に種々の分野、たとえば薬
剤及び植物保護剤に於ける分野の中間体である。
たとえばm−フエノキシトルオールジフエニルエ
ーテルは温血動物に対する毒性が低いと同時に高
い殺虫効果を有する点で優れているピレスロイド
タイプ−殺虫剤を製造するための中間体である。 ジアリールエーテルの製造のために一連の種々
の方法が知られている。有利なかつ慣用のこの種
の方法はいわゆるウルマン(Ullmann)−反応で
ある。この反応はアルカリ金属フエノラートとア
リールハロゲニドとを触媒としての銅又は銅化合
物の存在下に高められた温度で反応させることに
ある〔クラウフークンツ(Krauch−Kunz)、
“Reaktionen der org.Chemie”D.Hu¨thig出版、
ハイデルベルグ(Heidelberg)、1976、第320頁
参照〕。 ウルマン−反応それ自体は更に一連の種々の実
施形態で知られている(原料、銅触媒、反応温
度、溶剤等々の変化)。Houben−Weyl(ホウベン
−ヴエイル)“Methoden der org.Chemie”、G.
Thieme出版、シユツツガルト(stuttgart)、
1965、第/3巻、第86頁によればブロム化合物
(アリールプロミド)はクロル化合物よりも容易
に反応する。アリール核が更に特定の活性基を有
する場合にのみアリールクロリドもまた十分に反
応性を有すると述べられている。この文献に記載
されたやり方によると、ウルマン−反応に於ては
触媒として銅粉末が使用される。反応温度は150
〜230℃であると示されている。種々の場合、過
剰のフエノール又は更にジメチルホルムアミドが
溶剤又は希釈剤として推奨されている。たとえば
K−p−クレゾラートと4−ブロム−トルオール
とから触媒としとのCu−青銅の存在下並びにま
た遊離のp−クレゾールの存在下に約200〜240℃
で約2時間以内で、ビス−〔4−メチルフエニル〕
−エーテルが理論値の87%の収率で得られると述
べられている。 ドイツ特許出願公開第2228609号明細書の例1
に於てはビフエニル−4−オールのK−塩とp−
クロルトルオールとのウルマン−反応に対して
CuCl,CuCl2,CuCO3・Cu(OH)2・H2O,Cu−
粉末及び活性化されたAl2O3から成る触媒混合物
が使用されている。230℃までの温度で約30時間
の反応時間でp−ビフエニルオキシトルオールが
理論値の76%で得られる。 ドイツ特許出願公開第2242519号明細書に於け
るすべての例に於て触媒としてCuOしか使用され
ていないが、その明細書中に記載されたウルマン
−反応の処理方法に対して種々の銅化合物
(CuO,Cu2O,CuCO3,CuCl,CuCl2,CuBr
等々)―これらのうち更に塩基性炭酸銅―が触媒
として記載されている。これらの例によれば120
〜200℃の反応温度で対応する遊離のフエノール
(使用されるアルカリ金属フエノラートの基体と
なる。)の50モル%までの存在下で2〜3時間の
反応時間内で特定のジフエニルエーテルが理論値
の約60〜75%の収率で得られると述べられてい
る。好ましくは銅粉末、しかしまた酸化−、炭酸
−、塩化−、臭化−及び硫酸−銅もウルマン−反
応に対する触媒としてフランス特許出願公開第
7816746号明細書(公告番号第2392950号)に挙げ
られている。ここに記載された反応変性によれば
特に遊離のフエノール(対応するアルカリ金属フ
エノラートの基本となる。)の比較的大過剰を使
用しなければならない。 同様に触媒としてのCuClの存在下で(150〜
170℃で、過剰のm−クレゾール)アルカリ金属
−m−クレゾラートとクロルベンゾールとのウル
マン反応によつてm−フエノキシトルオールを製
造するためにベルギー特許第874981号明細書によ
る方法も行われる。 ジアリールエーテルを製造するためのウルマン
−反応の公知の実施形態が一般に全く満足的に進
行するにもかかわらず、常により最適な方法にす
るための一連の努力にあつては、その方法を更に
改良すること及びそれと共に更に経済的に構成す
ることが望まれかつ課題となつていた。 この課題は本発明に従つて極めて特定の銅触媒
の選択、すなわち特定の塩基性炭酸銅の選択によ
つて解決することができた。 したがつて本発明の対象はアルカリ金属フエノ
ラートとハロゲン化ベンゾールとを触媒としての
銅化合物の存在下に高められた温度で反応させる
ことによつてジフエニルエーテルを製造するにあ
たり、銅化合物として式2CuCO3.Cu(OH)2,
CuCO3.Cu(OH)2.H2O及び(又は)CuCO3.Cu
(OH)2.1/2H2Oの塩基性炭酸銅を使用することを
特徴とするものである。この場合後者の化合物が
好ましい。 銅触媒は単独で又は相互に混合して使用するこ
とができる。 好ましい量範囲はアルカリ金属フエノラートに
対して約0.0001〜5モル%、特に約0.001〜0.01モ
ル%である。 本発明により使用される触媒はウルマン−反応
に於て、特に、その他の公知の銅触媒より著しく
高い触媒活性を有する。このことは同一モルの触
媒量の場合に反応時間を著しく短縮し或は又同一
の触媒量及び反応時間の場合に変換率及び収率を
高めることになる。 本発明による選択がこの様な改良された結果を
生じることは極めて驚異的なことであつた。なぜ
ならばウルマン−反応用の一連の公知銅触媒に於
て、触媒活性に関してこの様な相異が現われうる
ことは従来の技術水準では予期され得なかつたか
らである。 出発原料のアルカリ金属フエノラートとして本
発明による方法に対してすべてのアルカリ金属フ
エノラートが原則的に使用できる。非置換フエノ
ールC6H5OH自体の並びに核において1回又は数
回―特に1回―置換されたフエノールのNa−及
びK−塩、特にK−塩が好ましい。置換基として
この場合次のものが好ましい:低級アルキル基
(C1〜C4−アルキル基、好ましくはCH3及び
C2H5、特にCH3)、ハロゲン原子(F,Cl,Br)、
CH,CHO,CH(OR)2,COOR(R=低級アルキ
ル基)。 特に好ましいアルカリ金属フエノラートは非置
換フエノールの並びにo−、m−又はp−位にお
いて低級アルキル基又はフルオル原子によつて1
回置換されたフエノールのアルカリ金属塩であ
る。 出発原料のハロゲン化ベンゾールとしては非置
換のモノハロゲン化ベンゾールC6H5Hal自体
(Hal=Cl又はBr、好ましくはCl)又は核が置換
されたハロゲン化ベンゾールが使用される。この
場合置換基としてはアルカリ金属フエノラートに
対するのと同じものが挙げられる。置換基が同様
にハロゲン原子(F,Cl,Br)である場合、出
発原料のハロゲン化ベンゾールは当然モノ−では
なく、ジ−又はポリ−ハロゲン化ベンゾールであ
る。その際1個又は数個のハロゲン置換基とアル
カリ金属フエノラートとが反応するかどうかは、
アルカリ金属フエノラートとハロゲン化ベンゾー
ルとのモル比に依存する。しかしフルオル置換基
はこの反応で反応しないか又は僅かな程度しか反
応しない。好ましいハロゲン化ベンゾールはモノ
−及びジクロルベンゾール並びにモノ−及びジブ
ロムベンゾール及び低級アルキル基によつて1回
置換されたモノクロル−及びモノブロム−ベンゾ
ールである。特に好ましいハロゲン化ベンゾール
はモノクロル−及びモノブロムベンゾール並びに
低級アルキル基によつて1回置換れたモノクロル
−及びモノブロムベンゾールである。しかしこの
場合クロル化合物が特に好ましい。 更に本発明の特に好ましい実施形態は反応成分
であるアルカリ金属フエノラートとハロゲン化ベ
ンゾールの中の一方を低級アルキル基によつてモ
ノ置換した形で、そして他の一方の反応成分を更
には置換されていない形で使用する(すなわちた
とえばアルカリ金属クレゾラートとモノクロルベ
ンゾールとの反応、又はアルカリ金属フエノラー
トとモノクロルトルオールとの反応)ことであ
る。 本発明による方法はその他の点でウルマン−反
応に対して通常の方法で実施する。その一つの方
法を例示すれぱアルカリ金属フエノラートを先ず
次の様にして製造する。すなわち水酸化アルカリ
(NaOH及び(又は)KOH、好ましくはKOH)
を固体で又は水に溶解した形で対応するフエノー
ル及びハロゲン化ベンゾールと混合する。次いで
脱水を水分離器を用いて還流下にエントレーナー
としてハロゲン化ベンゾールを用いて行うことが
できる。対応するフエノール及びハロゲン化ベン
ゾールの過剰を使用するのが好ましい。というの
はそれによつて脱水処理及びその後の縮合反応が
容易になるからである(水酸化アルカリのより速
いかつ完全な変換、アルカリ金属ハロゲニドを含
有する反応混合物のより容易な撹拌可能性及び
過可能性、アルカリ金属フエノラートの非沈殿
等々)。 その際水酸化アルカリと対応するフエノールと
ハロゲン化ベンゾールとのモル割合は約1:1:
1〜約1:3:3の間で選ぶのが好ましい。脱水
は通常常圧で行われる。しかし高沸点ハロゲン化
ベンゾールを使用する場合、減圧下脱水するか又
はその他のエントレーナー、たとえばトルオール
又はキシロールの添加下常圧で脱水する。 触媒の添加は脱水前にも可能であるが、通常脱
水後に行われる。 たとえば触媒の添加の後反応混合物を撹拌下約
50〜200℃、好ましくは約100〜200℃、特に約130
〜170℃の温度で2〜3時間(しばしばほんの2
〜3分)、たとえばアルカリ含有量の測定によつ
て変換が完全に進行したと認められるまで保つの
が有利である。この時間の間、最初の溶液はアル
カリ金属ハロゲニドの沈殿によつて懸濁液に変わ
る。 反応の終了後、反応混合物を種々の方法に従つ
て後処理することができる。たとえばアルカリ金
属ハロゲニド及び銅触媒を過によつて分離し、
液を分別蒸留によつて後処理することができ
る。その時初留分として生じる、対応するフエノ
ール及びハロゲン化ベンゾールから成る混合物は
各成分に分離せずに次のバツチで再び使用するこ
とができる。 その他の後処理法は反応混合物に水又は希釈さ
れた水性の酸を加え、それによつてアルカリ金属
ハロゲニド及び触媒を沈殿する水性層中に溶解
し、分離することにある。次いで有機層の後処理
は前述の液と同様に分留によつて行うことがで
きる。 処理は非連続的及び連続的に実施することがで
きる。 公知のウルマン−反応の本発明による変法は対
応する(場合により置換された)ジフエニルエー
テルを高収率で且つ―公知の実施形態に於けるの
と同じモル量の触媒量の場合―短縮された反応時
間で生じる。したがつて本発明は著しい進歩性を
有する。 次に本発明を例によつて説明する。 例1は本発明により使用されたもの以外の銅触
媒の同モル量(同一の銅含有量)を用いた、若干
の比較例を含む。比較例を含むこの例から本発明
により使用される触媒の優れた触媒活性が明白と
なる。 例1(比較例と共に) 試験(a)〜(k)に於いて1四頚フラスコ中に夫々
予め次のものを仕込む: 88%個体KOH63.75g=1モル これにN2−雰囲気中撹拌下m−クレゾール324g
=3モル及びクロルベンゾール338g=3モルを
加える。 この混合物を還流器を付した水分離器によつて
常圧で脱水する。夫々水性層約26gが分離する。
脱水の最後に水分離器を還流冷却器に置き代え、
水分離器中の有機層を反応フラスコ中に戻す。脱
水された溶液に夫々後記の表に示した銅塩0.01モ
ルを加える。その場合0.01モル銅塩量は常に銅含
有量(同一の銅含有量)に対するものである。 常圧下、すなわち約140℃で4時間の還流反応
の後、3−フエノキシトルオールの含有量をガス
クロマトグラフイー(GC)で、K−m−クレゾ
ラートの変換率を0.1n塩酸による滴定で測定す
る。 次表に示されるK−m−クレゾラートの3−フ
エノキシトルオールへの変換率は98%以上の選択
率で生じた。 この表からCu(CO3)・Cu(OH)2・0.5H2O(試
験a)は4時間の反応後その他の銅触媒に比して
2.76倍高い――しかも試験b及びcによる塩基性
炭酸銅はこれよりも高い――変換率を生じること
が明らかである。
エニルエーテル―は特に種々の分野、たとえば薬
剤及び植物保護剤に於ける分野の中間体である。
たとえばm−フエノキシトルオールジフエニルエ
ーテルは温血動物に対する毒性が低いと同時に高
い殺虫効果を有する点で優れているピレスロイド
タイプ−殺虫剤を製造するための中間体である。 ジアリールエーテルの製造のために一連の種々
の方法が知られている。有利なかつ慣用のこの種
の方法はいわゆるウルマン(Ullmann)−反応で
ある。この反応はアルカリ金属フエノラートとア
リールハロゲニドとを触媒としての銅又は銅化合
物の存在下に高められた温度で反応させることに
ある〔クラウフークンツ(Krauch−Kunz)、
“Reaktionen der org.Chemie”D.Hu¨thig出版、
ハイデルベルグ(Heidelberg)、1976、第320頁
参照〕。 ウルマン−反応それ自体は更に一連の種々の実
施形態で知られている(原料、銅触媒、反応温
度、溶剤等々の変化)。Houben−Weyl(ホウベン
−ヴエイル)“Methoden der org.Chemie”、G.
Thieme出版、シユツツガルト(stuttgart)、
1965、第/3巻、第86頁によればブロム化合物
(アリールプロミド)はクロル化合物よりも容易
に反応する。アリール核が更に特定の活性基を有
する場合にのみアリールクロリドもまた十分に反
応性を有すると述べられている。この文献に記載
されたやり方によると、ウルマン−反応に於ては
触媒として銅粉末が使用される。反応温度は150
〜230℃であると示されている。種々の場合、過
剰のフエノール又は更にジメチルホルムアミドが
溶剤又は希釈剤として推奨されている。たとえば
K−p−クレゾラートと4−ブロム−トルオール
とから触媒としとのCu−青銅の存在下並びにま
た遊離のp−クレゾールの存在下に約200〜240℃
で約2時間以内で、ビス−〔4−メチルフエニル〕
−エーテルが理論値の87%の収率で得られると述
べられている。 ドイツ特許出願公開第2228609号明細書の例1
に於てはビフエニル−4−オールのK−塩とp−
クロルトルオールとのウルマン−反応に対して
CuCl,CuCl2,CuCO3・Cu(OH)2・H2O,Cu−
粉末及び活性化されたAl2O3から成る触媒混合物
が使用されている。230℃までの温度で約30時間
の反応時間でp−ビフエニルオキシトルオールが
理論値の76%で得られる。 ドイツ特許出願公開第2242519号明細書に於け
るすべての例に於て触媒としてCuOしか使用され
ていないが、その明細書中に記載されたウルマン
−反応の処理方法に対して種々の銅化合物
(CuO,Cu2O,CuCO3,CuCl,CuCl2,CuBr
等々)―これらのうち更に塩基性炭酸銅―が触媒
として記載されている。これらの例によれば120
〜200℃の反応温度で対応する遊離のフエノール
(使用されるアルカリ金属フエノラートの基体と
なる。)の50モル%までの存在下で2〜3時間の
反応時間内で特定のジフエニルエーテルが理論値
の約60〜75%の収率で得られると述べられてい
る。好ましくは銅粉末、しかしまた酸化−、炭酸
−、塩化−、臭化−及び硫酸−銅もウルマン−反
応に対する触媒としてフランス特許出願公開第
7816746号明細書(公告番号第2392950号)に挙げ
られている。ここに記載された反応変性によれば
特に遊離のフエノール(対応するアルカリ金属フ
エノラートの基本となる。)の比較的大過剰を使
用しなければならない。 同様に触媒としてのCuClの存在下で(150〜
170℃で、過剰のm−クレゾール)アルカリ金属
−m−クレゾラートとクロルベンゾールとのウル
マン反応によつてm−フエノキシトルオールを製
造するためにベルギー特許第874981号明細書によ
る方法も行われる。 ジアリールエーテルを製造するためのウルマン
−反応の公知の実施形態が一般に全く満足的に進
行するにもかかわらず、常により最適な方法にす
るための一連の努力にあつては、その方法を更に
改良すること及びそれと共に更に経済的に構成す
ることが望まれかつ課題となつていた。 この課題は本発明に従つて極めて特定の銅触媒
の選択、すなわち特定の塩基性炭酸銅の選択によ
つて解決することができた。 したがつて本発明の対象はアルカリ金属フエノ
ラートとハロゲン化ベンゾールとを触媒としての
銅化合物の存在下に高められた温度で反応させる
ことによつてジフエニルエーテルを製造するにあ
たり、銅化合物として式2CuCO3.Cu(OH)2,
CuCO3.Cu(OH)2.H2O及び(又は)CuCO3.Cu
(OH)2.1/2H2Oの塩基性炭酸銅を使用することを
特徴とするものである。この場合後者の化合物が
好ましい。 銅触媒は単独で又は相互に混合して使用するこ
とができる。 好ましい量範囲はアルカリ金属フエノラートに
対して約0.0001〜5モル%、特に約0.001〜0.01モ
ル%である。 本発明により使用される触媒はウルマン−反応
に於て、特に、その他の公知の銅触媒より著しく
高い触媒活性を有する。このことは同一モルの触
媒量の場合に反応時間を著しく短縮し或は又同一
の触媒量及び反応時間の場合に変換率及び収率を
高めることになる。 本発明による選択がこの様な改良された結果を
生じることは極めて驚異的なことであつた。なぜ
ならばウルマン−反応用の一連の公知銅触媒に於
て、触媒活性に関してこの様な相異が現われうる
ことは従来の技術水準では予期され得なかつたか
らである。 出発原料のアルカリ金属フエノラートとして本
発明による方法に対してすべてのアルカリ金属フ
エノラートが原則的に使用できる。非置換フエノ
ールC6H5OH自体の並びに核において1回又は数
回―特に1回―置換されたフエノールのNa−及
びK−塩、特にK−塩が好ましい。置換基として
この場合次のものが好ましい:低級アルキル基
(C1〜C4−アルキル基、好ましくはCH3及び
C2H5、特にCH3)、ハロゲン原子(F,Cl,Br)、
CH,CHO,CH(OR)2,COOR(R=低級アルキ
ル基)。 特に好ましいアルカリ金属フエノラートは非置
換フエノールの並びにo−、m−又はp−位にお
いて低級アルキル基又はフルオル原子によつて1
回置換されたフエノールのアルカリ金属塩であ
る。 出発原料のハロゲン化ベンゾールとしては非置
換のモノハロゲン化ベンゾールC6H5Hal自体
(Hal=Cl又はBr、好ましくはCl)又は核が置換
されたハロゲン化ベンゾールが使用される。この
場合置換基としてはアルカリ金属フエノラートに
対するのと同じものが挙げられる。置換基が同様
にハロゲン原子(F,Cl,Br)である場合、出
発原料のハロゲン化ベンゾールは当然モノ−では
なく、ジ−又はポリ−ハロゲン化ベンゾールであ
る。その際1個又は数個のハロゲン置換基とアル
カリ金属フエノラートとが反応するかどうかは、
アルカリ金属フエノラートとハロゲン化ベンゾー
ルとのモル比に依存する。しかしフルオル置換基
はこの反応で反応しないか又は僅かな程度しか反
応しない。好ましいハロゲン化ベンゾールはモノ
−及びジクロルベンゾール並びにモノ−及びジブ
ロムベンゾール及び低級アルキル基によつて1回
置換されたモノクロル−及びモノブロム−ベンゾ
ールである。特に好ましいハロゲン化ベンゾール
はモノクロル−及びモノブロムベンゾール並びに
低級アルキル基によつて1回置換れたモノクロル
−及びモノブロムベンゾールである。しかしこの
場合クロル化合物が特に好ましい。 更に本発明の特に好ましい実施形態は反応成分
であるアルカリ金属フエノラートとハロゲン化ベ
ンゾールの中の一方を低級アルキル基によつてモ
ノ置換した形で、そして他の一方の反応成分を更
には置換されていない形で使用する(すなわちた
とえばアルカリ金属クレゾラートとモノクロルベ
ンゾールとの反応、又はアルカリ金属フエノラー
トとモノクロルトルオールとの反応)ことであ
る。 本発明による方法はその他の点でウルマン−反
応に対して通常の方法で実施する。その一つの方
法を例示すれぱアルカリ金属フエノラートを先ず
次の様にして製造する。すなわち水酸化アルカリ
(NaOH及び(又は)KOH、好ましくはKOH)
を固体で又は水に溶解した形で対応するフエノー
ル及びハロゲン化ベンゾールと混合する。次いで
脱水を水分離器を用いて還流下にエントレーナー
としてハロゲン化ベンゾールを用いて行うことが
できる。対応するフエノール及びハロゲン化ベン
ゾールの過剰を使用するのが好ましい。というの
はそれによつて脱水処理及びその後の縮合反応が
容易になるからである(水酸化アルカリのより速
いかつ完全な変換、アルカリ金属ハロゲニドを含
有する反応混合物のより容易な撹拌可能性及び
過可能性、アルカリ金属フエノラートの非沈殿
等々)。 その際水酸化アルカリと対応するフエノールと
ハロゲン化ベンゾールとのモル割合は約1:1:
1〜約1:3:3の間で選ぶのが好ましい。脱水
は通常常圧で行われる。しかし高沸点ハロゲン化
ベンゾールを使用する場合、減圧下脱水するか又
はその他のエントレーナー、たとえばトルオール
又はキシロールの添加下常圧で脱水する。 触媒の添加は脱水前にも可能であるが、通常脱
水後に行われる。 たとえば触媒の添加の後反応混合物を撹拌下約
50〜200℃、好ましくは約100〜200℃、特に約130
〜170℃の温度で2〜3時間(しばしばほんの2
〜3分)、たとえばアルカリ含有量の測定によつ
て変換が完全に進行したと認められるまで保つの
が有利である。この時間の間、最初の溶液はアル
カリ金属ハロゲニドの沈殿によつて懸濁液に変わ
る。 反応の終了後、反応混合物を種々の方法に従つ
て後処理することができる。たとえばアルカリ金
属ハロゲニド及び銅触媒を過によつて分離し、
液を分別蒸留によつて後処理することができ
る。その時初留分として生じる、対応するフエノ
ール及びハロゲン化ベンゾールから成る混合物は
各成分に分離せずに次のバツチで再び使用するこ
とができる。 その他の後処理法は反応混合物に水又は希釈さ
れた水性の酸を加え、それによつてアルカリ金属
ハロゲニド及び触媒を沈殿する水性層中に溶解
し、分離することにある。次いで有機層の後処理
は前述の液と同様に分留によつて行うことがで
きる。 処理は非連続的及び連続的に実施することがで
きる。 公知のウルマン−反応の本発明による変法は対
応する(場合により置換された)ジフエニルエー
テルを高収率で且つ―公知の実施形態に於けるの
と同じモル量の触媒量の場合―短縮された反応時
間で生じる。したがつて本発明は著しい進歩性を
有する。 次に本発明を例によつて説明する。 例1は本発明により使用されたもの以外の銅触
媒の同モル量(同一の銅含有量)を用いた、若干
の比較例を含む。比較例を含むこの例から本発明
により使用される触媒の優れた触媒活性が明白と
なる。 例1(比較例と共に) 試験(a)〜(k)に於いて1四頚フラスコ中に夫々
予め次のものを仕込む: 88%個体KOH63.75g=1モル これにN2−雰囲気中撹拌下m−クレゾール324g
=3モル及びクロルベンゾール338g=3モルを
加える。 この混合物を還流器を付した水分離器によつて
常圧で脱水する。夫々水性層約26gが分離する。
脱水の最後に水分離器を還流冷却器に置き代え、
水分離器中の有機層を反応フラスコ中に戻す。脱
水された溶液に夫々後記の表に示した銅塩0.01モ
ルを加える。その場合0.01モル銅塩量は常に銅含
有量(同一の銅含有量)に対するものである。 常圧下、すなわち約140℃で4時間の還流反応
の後、3−フエノキシトルオールの含有量をガス
クロマトグラフイー(GC)で、K−m−クレゾ
ラートの変換率を0.1n塩酸による滴定で測定す
る。 次表に示されるK−m−クレゾラートの3−フ
エノキシトルオールへの変換率は98%以上の選択
率で生じた。 この表からCu(CO3)・Cu(OH)2・0.5H2O(試
験a)は4時間の反応後その他の銅触媒に比して
2.76倍高い――しかも試験b及びcによる塩基性
炭酸銅はこれよりも高い――変換率を生じること
が明らかである。
【表】
【表】
次の例2から類似の反応条件下で、反応時間を
6時間に延長すると、本発明により使用される触
媒が実質的に定量的選択率で実質的に定量的なK
−m−クレゾラートの3−フエノキシトルオール
への変換を導くことが明らかである。 例 2 K−m−クレゾラートとクロルベンゾールとか
らの3−フエノキシトルオールの製造: 4四頚フラスコ中に予め固体KOH(88%)
224.4g=3.52モルを仕込む。 これにN2−雰囲気中撹拌下m−クレゾール
1298g=12モル及びクロルベンゾール1351g=12
モルを添加する。 この添加の間、温度は約20℃から50〜60℃に上
昇する。 混合物をクロルベンゾール200gで予め満たさ
れた水分離器(水は上部)を用いて還流下に120
〜136℃のたまり温度で11/2時間脱水する。 ついで130℃に冷却された混合物に粉末状
CuCO3−Cu(OH)2・1/2H2O4g(=0.017モル)
を加える。続いて混合物を6時間137〜142℃で
N2−雰囲気下且つ撹拌下に還流させる。その後
水分離器(これに水性層89g及び有機層(クロル
ベンゾール)180gを含まれる)を取り除く。 反応フラスコ中に残存する混合物(2815g)中
に40℃に冷却後、水1000mlを加える。塩酸で先ず
PH7に調整し(HCl0.273モル)、最後に層分離を
よりよくするためにPH1に調整する。 水性層を分離し、―クロルベンゾールによる抽
出の際に層分離を可能にするために―水2で希
釈する。希釈後、2回夫々クロルベンゾール278
g=250mlで抽出する(水は上部)。 一緒にされた有機層(3116g)を銀被覆された
ヴイグロウーカラム(分離カラムの高さ120cm、
内径2.5cm)を介して分留して下表に記載の結果
が得られた:
6時間に延長すると、本発明により使用される触
媒が実質的に定量的選択率で実質的に定量的なK
−m−クレゾラートの3−フエノキシトルオール
への変換を導くことが明らかである。 例 2 K−m−クレゾラートとクロルベンゾールとか
らの3−フエノキシトルオールの製造: 4四頚フラスコ中に予め固体KOH(88%)
224.4g=3.52モルを仕込む。 これにN2−雰囲気中撹拌下m−クレゾール
1298g=12モル及びクロルベンゾール1351g=12
モルを添加する。 この添加の間、温度は約20℃から50〜60℃に上
昇する。 混合物をクロルベンゾール200gで予め満たさ
れた水分離器(水は上部)を用いて還流下に120
〜136℃のたまり温度で11/2時間脱水する。 ついで130℃に冷却された混合物に粉末状
CuCO3−Cu(OH)2・1/2H2O4g(=0.017モル)
を加える。続いて混合物を6時間137〜142℃で
N2−雰囲気下且つ撹拌下に還流させる。その後
水分離器(これに水性層89g及び有機層(クロル
ベンゾール)180gを含まれる)を取り除く。 反応フラスコ中に残存する混合物(2815g)中
に40℃に冷却後、水1000mlを加える。塩酸で先ず
PH7に調整し(HCl0.273モル)、最後に層分離を
よりよくするためにPH1に調整する。 水性層を分離し、―クロルベンゾールによる抽
出の際に層分離を可能にするために―水2で希
釈する。希釈後、2回夫々クロルベンゾール278
g=250mlで抽出する(水は上部)。 一緒にされた有機層(3116g)を銀被覆された
ヴイグロウーカラム(分離カラムの高さ120cm、
内径2.5cm)を介して分留して下表に記載の結果
が得られた:
【表】
分留6で得られた純粋なm−フエノキシトルオ
ール、すなわち567g・0.993=563g=3.06モル
のみが顧慮され、その他は面積%=重量%で計算
された収率計算は次の単離された収率を生じる: クロルベンゾールに対して 79.4% m−ベンゾールに対して 85.7% 使用されたKOHに対して 86.7% (蒸留された混合物中の3−フエノキシトルオ
ール生成物のGC−分析測定は実際上収率100%で
あつた。) 例 3 K−フエノラートと3−クロルトルオールとか
らの3−フエノキシトルオールの製造: N2−雰囲気中で固体の88%KOH63.75g=1モ
ルを予め仕込む。これに3−クロルベンゾール
379.7g=3モル中にフエノール282.3g=3モル
を含む溶液を撹拌下に加える。その際温度は約20
℃から40℃に上昇する。 その後混合物を水分離器―これは3−クロルト
ルオール83gで満たされている―によつて約1時
間脱水する(水性層約27ml)。フラスコ中の温度
は123−162℃である。 約160℃に冷却後、澄明溶液にCuCO3・Cu
(OH)2・1/2H2O1g(=0.004モル)を加える。
黒色溶液が形成される。 次いで混合物を全体で4時間168−170℃で僅か
ら還流で加熱する。先ず帯緑色の、次いで赤色の
懸濁液が生じる。この時間の最後に液体64g(3
−クロルトルオール78面積%、フエノール18面積
%)が水分離器中に存在する。反応混合物の重量
は705gである。反応混合物からこれを3−クロ
ルトルオール55gで洗滌後、溶剤で湿つた状態で
94gのそして乾燥した状態で75.5gの塩混合物が
吸引取される。有機層の重量は654gである
(水の添加後PH6〜7)。内部標準としてドデカン
を用いたGC−分析によれば有機層は3−フエノ
キシトルオール28.5重量%=186g=1.01モルを
含有する。すなわち収率は使用しKOHに対して
実際上100%である。 反応の間のGC−分析:
ール、すなわち567g・0.993=563g=3.06モル
のみが顧慮され、その他は面積%=重量%で計算
された収率計算は次の単離された収率を生じる: クロルベンゾールに対して 79.4% m−ベンゾールに対して 85.7% 使用されたKOHに対して 86.7% (蒸留された混合物中の3−フエノキシトルオ
ール生成物のGC−分析測定は実際上収率100%で
あつた。) 例 3 K−フエノラートと3−クロルトルオールとか
らの3−フエノキシトルオールの製造: N2−雰囲気中で固体の88%KOH63.75g=1モ
ルを予め仕込む。これに3−クロルベンゾール
379.7g=3モル中にフエノール282.3g=3モル
を含む溶液を撹拌下に加える。その際温度は約20
℃から40℃に上昇する。 その後混合物を水分離器―これは3−クロルト
ルオール83gで満たされている―によつて約1時
間脱水する(水性層約27ml)。フラスコ中の温度
は123−162℃である。 約160℃に冷却後、澄明溶液にCuCO3・Cu
(OH)2・1/2H2O1g(=0.004モル)を加える。
黒色溶液が形成される。 次いで混合物を全体で4時間168−170℃で僅か
ら還流で加熱する。先ず帯緑色の、次いで赤色の
懸濁液が生じる。この時間の最後に液体64g(3
−クロルトルオール78面積%、フエノール18面積
%)が水分離器中に存在する。反応混合物の重量
は705gである。反応混合物からこれを3−クロ
ルトルオール55gで洗滌後、溶剤で湿つた状態で
94gのそして乾燥した状態で75.5gの塩混合物が
吸引取される。有機層の重量は654gである
(水の添加後PH6〜7)。内部標準としてドデカン
を用いたGC−分析によれば有機層は3−フエノ
キシトルオール28.5重量%=186g=1.01モルを
含有する。すなわち収率は使用しKOHに対して
実際上100%である。 反応の間のGC−分析:
【表】
これに反応が2時間後実際上終了することを意
味する。 例 4 K−フエノラートと4−クロルトルオールとか
らの4−フエノキシトルオールの製造: 例3と同様に処理する。但し3−クロルトルオ
ールのみを4−クロルトルオールに代える。 反応を極めて僅かな還流で実施する。というの
はさもないと泡が生じるからである(166−167
℃)。反応の間混合物は黒色から紫色を経て赤褐
色の懸濁液(689g)〔=液648g〕に変色する。
p−クロルトルオール55gで洗滌後、溶剤で湿つ
た状態で84gで乾燥状態で72g(水の添加後有機
層のPH7−8)の過ケーキが残存する。内部標
準としてドデカンを用いるGC−分析によれば有
機層は4−フエノキシトルオール28.1重量%=
182g=0.99モルを含有する。すなわち収率は使
用したKOHに対して実際上100%である。 反応の間のGC−分析:
味する。 例 4 K−フエノラートと4−クロルトルオールとか
らの4−フエノキシトルオールの製造: 例3と同様に処理する。但し3−クロルトルオ
ールのみを4−クロルトルオールに代える。 反応を極めて僅かな還流で実施する。というの
はさもないと泡が生じるからである(166−167
℃)。反応の間混合物は黒色から紫色を経て赤褐
色の懸濁液(689g)〔=液648g〕に変色する。
p−クロルトルオール55gで洗滌後、溶剤で湿つ
た状態で84gで乾燥状態で72g(水の添加後有機
層のPH7−8)の過ケーキが残存する。内部標
準としてドデカンを用いるGC−分析によれば有
機層は4−フエノキシトルオール28.1重量%=
182g=0.99モルを含有する。すなわち収率は使
用したKOHに対して実際上100%である。 反応の間のGC−分析:
【表】
これは反応が約3時間後に実際上終了すること
を意味する。 例 5 K−フエノラートとp−クロルトルオールとか
らの2−フエノキシトルオールの製造: 例2の方法で88%KOH255g(=4モル)、o
−クロルトルオール1519g(=12モル)及びフエ
ノール1129g(=12モル)からK−フエノラート
の溶液を製造する。これに粉末状CuCO3・Cu
(OH)2・1/2H2O4g(=0.017モル)を添加して
約150℃でK−フエノラートとo−クロルトルオ
ールとの反応を開始する。次いで還流温度162〜
164℃で4時間反応を続ける。試料を酸で滴定し
て2時間後K−フエノラート55%、4時間後K−
フエノラート90%が変換されたことが確認され
る。GC−分析よつて反応溶液は4時間後2−フ
エノキシトルオール650g(=3.53モル)を含有
する。これは使用したKOHに対して88.3%の収
率に、又は反応したK−フエノラートに対して98
%の選択率に相当する。 反応混合物から固形物を去し、高さ50cmのヴ
イグロウ−カラムによつて分別蒸留してb.p.5134
〜135℃で純度98%の2−フエノキシトルオール
620gが得られる。これはKOHに対して単離され
た収率82.6%に相当する。 例 6 K−p−クレゾラートと1,4−ジクロルベン
ゾールとからの4−クロル−4′−メチル−ジフ
エニルエーテルの製造: 88%KOH127.5g(=2モル)、p−クレゾー
ル649g(=6モル)、1,4−ジクロルベンゾー
ル1470g(=10モル)及びキシロール1000g(脱
水時のエントレーナーとして)から成る混合物を
例2の方法で脱水する。その後CuCO3・Cu
(OH)2・1/2H2O4gの添加によつて約130℃で反
応を開始し、約5時間、146〜149℃の還流温度で
反応を続ける。その後酸滴定によれば使用した
KOHの90%が変換し、GC−分析によれば反応混
合物は4−クロル−4′−メチル−ジフエニルエー
テル355gを含有する。これは使用されたKOHに
対して81.2%の収率に又は反応したK−p−クレ
ゾラートに対して90.3%の選択率に相当する。 固形物の去後、高さ1.20mのヴイグロウ−カ
ラムによつて分別蒸留して4−クロル−4′−メチ
ル−ジフエニルエーテル320gがb.p.6154℃で98
%の純度で得られる。これはKOHに対して単離
された収率71.8%に相当する。 例 7 K−p−クレゾラートと1,4−ジブロムベン
ゾールとからの4−ブロム−4′−メチル−ジフ
エニルエーテル及びヒドロキノン−ジ−p−ト
リルエーテルの製造: 88%KOH127.5g(=2モル)、p−クレゾー
ル432.6g(=4モル)、1,4−ジブロムベンゾ
ール1916g(=8モル)及びキシロール1050gか
ら成る混合物を例2の方法で脱水する。その後95
℃でCuCO3・Cu(OH)2・1/2H2O8g(=0.034モ
ル)を加え、次いで反応混合物の温度を再び約
140℃に高める。反応熱により温度を160℃に高め
ながら且つ激しい沸騰を示しながら反応は2〜3
分で終了する。酸滴定によれば98%のKOH−変
換率が認められる。GC−分析によれば混合物は
4−ブロム−4′−メチル−ジフエニルエーテル
476gを含有する。これはKOHに対する収率90.5
%に相当する。 固形物の去後、高さ1.20mのヴイグロウ−カ
ラムによつて分別蒸留してb.p.5170℃で純度97%
の生成物450gが得られる。これは83%の単離さ
れた収率に相当する(KOHに対して)。 反応の主たる副生成物はヒドロキノン−ジ−p
−トリルエーテルである。1,4−ジブロムベン
ゾールの過剰を少なくした場合又は1.4−ジブロ
ムベンゾールに比してK−p−クレゾラートを過
剰に使用した場合、この副生成物は増加して生じ
る。 たとえばこの例の方法に於て88%KOH255g
(=4モル)、p−クレゾール1298g(=12モル)、
1,4−ジブロムベンゾール930g(=3.95モル)
及びキシロール1000gから成る混合物を脱水した
後CuCO3・Cu(OH)3・1/2H2O4g(=0.017モ
ル)を添加して反応させた場合、GC−分析によ
れば自然反応で4−ブロム−4′−メチル−ジフエ
ニルエーテル720g(=2.74モル)、ヒドロキノン
−ジ−p−トリルエーテル180g(=0.62モル)
が生じる。すなわちK−p−クレゾラートはその
約70%が1,4−ジブロムベンゾールの1個のブ
ロム原子と且つ約30%の2個のブロム原子と反応
する。 ヒドロキノン−ジ−p−トリルエーテルは分別
蒸留に於てカラムのたまり中に高い割合で蓄積
し、これをエタノール又はトリオール/エタノー
ル中で再結晶することにより純粋な形で(融点
103℃)得ることができる。 例 8 p−フルオルフエノールとp−クロルトルオー
ルとからの4−フルオル−4′−メチルジフエニ
ルエーテルの製造: 4−フルオルフエノール175g(=1.56モル)、
4−クロルトルオール197.6g(=1.36モル)及
び88%KOH33.3g(=0.52モル)から成る混合物
をN2−雰囲気中で常圧で脱水する。その際泡形
成による妨害を抑制するためにほんの僅かな還流
下で処理する。脱水の間反応フラスコ中の温度は
142℃から162℃に上昇し、帯黄色から赤褐色への
変色が生ずる。 脱水の後、約150℃でCuCO3・Cu(OH)2・1/2
H2O1gを加え、次いで1時間還流下(162℃)
に加熱する。反応の酸滴定による追跡は0.5時間
後にすでに反応は実際上終了したことを示す: 触媒の添加前 0.52モルKOH 1/2時間後 0.047モルKOH 1時間後 0.027モルKOH 反応混合物を室温に冷却し、固形物をヌツチエ
を介して吸引取し、p−クロルトルオール50ml
宛で3回洗滌する。溶剤で湿つた状態で52g且つ
乾燥した状態で44gの過ケーキが得られる(理
論値38.9g=0.52モルKCl;Cl-31.7%、F-2.9
%)。前述の分析から核のフルオル原子は反応の
間僅かな程度にしか置換されないことが明白であ
る。 液(502g)を高さ30cmの、ブラウンシユヴ
アイクガラスら線3mmで充填されたカラムを介し
て分留する。b.p.7138℃で4−フルオル−4′−メ
チルジフエニルエーテル60gが98%の純度で澄明
な液体として得られる。これは使用されたKOH
に対して単離された収率57.1%に相当する。未反
応の4−フルオルフエノール及び4−クロルトル
オールはこの分留で初留分として分離された。
を意味する。 例 5 K−フエノラートとp−クロルトルオールとか
らの2−フエノキシトルオールの製造: 例2の方法で88%KOH255g(=4モル)、o
−クロルトルオール1519g(=12モル)及びフエ
ノール1129g(=12モル)からK−フエノラート
の溶液を製造する。これに粉末状CuCO3・Cu
(OH)2・1/2H2O4g(=0.017モル)を添加して
約150℃でK−フエノラートとo−クロルトルオ
ールとの反応を開始する。次いで還流温度162〜
164℃で4時間反応を続ける。試料を酸で滴定し
て2時間後K−フエノラート55%、4時間後K−
フエノラート90%が変換されたことが確認され
る。GC−分析よつて反応溶液は4時間後2−フ
エノキシトルオール650g(=3.53モル)を含有
する。これは使用したKOHに対して88.3%の収
率に、又は反応したK−フエノラートに対して98
%の選択率に相当する。 反応混合物から固形物を去し、高さ50cmのヴ
イグロウ−カラムによつて分別蒸留してb.p.5134
〜135℃で純度98%の2−フエノキシトルオール
620gが得られる。これはKOHに対して単離され
た収率82.6%に相当する。 例 6 K−p−クレゾラートと1,4−ジクロルベン
ゾールとからの4−クロル−4′−メチル−ジフ
エニルエーテルの製造: 88%KOH127.5g(=2モル)、p−クレゾー
ル649g(=6モル)、1,4−ジクロルベンゾー
ル1470g(=10モル)及びキシロール1000g(脱
水時のエントレーナーとして)から成る混合物を
例2の方法で脱水する。その後CuCO3・Cu
(OH)2・1/2H2O4gの添加によつて約130℃で反
応を開始し、約5時間、146〜149℃の還流温度で
反応を続ける。その後酸滴定によれば使用した
KOHの90%が変換し、GC−分析によれば反応混
合物は4−クロル−4′−メチル−ジフエニルエー
テル355gを含有する。これは使用されたKOHに
対して81.2%の収率に又は反応したK−p−クレ
ゾラートに対して90.3%の選択率に相当する。 固形物の去後、高さ1.20mのヴイグロウ−カ
ラムによつて分別蒸留して4−クロル−4′−メチ
ル−ジフエニルエーテル320gがb.p.6154℃で98
%の純度で得られる。これはKOHに対して単離
された収率71.8%に相当する。 例 7 K−p−クレゾラートと1,4−ジブロムベン
ゾールとからの4−ブロム−4′−メチル−ジフ
エニルエーテル及びヒドロキノン−ジ−p−ト
リルエーテルの製造: 88%KOH127.5g(=2モル)、p−クレゾー
ル432.6g(=4モル)、1,4−ジブロムベンゾ
ール1916g(=8モル)及びキシロール1050gか
ら成る混合物を例2の方法で脱水する。その後95
℃でCuCO3・Cu(OH)2・1/2H2O8g(=0.034モ
ル)を加え、次いで反応混合物の温度を再び約
140℃に高める。反応熱により温度を160℃に高め
ながら且つ激しい沸騰を示しながら反応は2〜3
分で終了する。酸滴定によれば98%のKOH−変
換率が認められる。GC−分析によれば混合物は
4−ブロム−4′−メチル−ジフエニルエーテル
476gを含有する。これはKOHに対する収率90.5
%に相当する。 固形物の去後、高さ1.20mのヴイグロウ−カ
ラムによつて分別蒸留してb.p.5170℃で純度97%
の生成物450gが得られる。これは83%の単離さ
れた収率に相当する(KOHに対して)。 反応の主たる副生成物はヒドロキノン−ジ−p
−トリルエーテルである。1,4−ジブロムベン
ゾールの過剰を少なくした場合又は1.4−ジブロ
ムベンゾールに比してK−p−クレゾラートを過
剰に使用した場合、この副生成物は増加して生じ
る。 たとえばこの例の方法に於て88%KOH255g
(=4モル)、p−クレゾール1298g(=12モル)、
1,4−ジブロムベンゾール930g(=3.95モル)
及びキシロール1000gから成る混合物を脱水した
後CuCO3・Cu(OH)3・1/2H2O4g(=0.017モ
ル)を添加して反応させた場合、GC−分析によ
れば自然反応で4−ブロム−4′−メチル−ジフエ
ニルエーテル720g(=2.74モル)、ヒドロキノン
−ジ−p−トリルエーテル180g(=0.62モル)
が生じる。すなわちK−p−クレゾラートはその
約70%が1,4−ジブロムベンゾールの1個のブ
ロム原子と且つ約30%の2個のブロム原子と反応
する。 ヒドロキノン−ジ−p−トリルエーテルは分別
蒸留に於てカラムのたまり中に高い割合で蓄積
し、これをエタノール又はトリオール/エタノー
ル中で再結晶することにより純粋な形で(融点
103℃)得ることができる。 例 8 p−フルオルフエノールとp−クロルトルオー
ルとからの4−フルオル−4′−メチルジフエニ
ルエーテルの製造: 4−フルオルフエノール175g(=1.56モル)、
4−クロルトルオール197.6g(=1.36モル)及
び88%KOH33.3g(=0.52モル)から成る混合物
をN2−雰囲気中で常圧で脱水する。その際泡形
成による妨害を抑制するためにほんの僅かな還流
下で処理する。脱水の間反応フラスコ中の温度は
142℃から162℃に上昇し、帯黄色から赤褐色への
変色が生ずる。 脱水の後、約150℃でCuCO3・Cu(OH)2・1/2
H2O1gを加え、次いで1時間還流下(162℃)
に加熱する。反応の酸滴定による追跡は0.5時間
後にすでに反応は実際上終了したことを示す: 触媒の添加前 0.52モルKOH 1/2時間後 0.047モルKOH 1時間後 0.027モルKOH 反応混合物を室温に冷却し、固形物をヌツチエ
を介して吸引取し、p−クロルトルオール50ml
宛で3回洗滌する。溶剤で湿つた状態で52g且つ
乾燥した状態で44gの過ケーキが得られる(理
論値38.9g=0.52モルKCl;Cl-31.7%、F-2.9
%)。前述の分析から核のフルオル原子は反応の
間僅かな程度にしか置換されないことが明白であ
る。 液(502g)を高さ30cmの、ブラウンシユヴ
アイクガラスら線3mmで充填されたカラムを介し
て分留する。b.p.7138℃で4−フルオル−4′−メ
チルジフエニルエーテル60gが98%の純度で澄明
な液体として得られる。これは使用されたKOH
に対して単離された収率57.1%に相当する。未反
応の4−フルオルフエノール及び4−クロルトル
オールはこの分留で初留分として分離された。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 アルカリ金属フエノラート化合物とハロゲン
化ベンゾール化合物とを触媒としての銅化合物の
存在下高められた温度で反応させることによつて
ジフエニルエーテルを製造するにあたり、銅化合
物として式2CuCO3.Cu(OH)2,CuCO3.Cu(OH)2.
H2O及び(又は)CuCO3.Cu(OH)2.1/2H2Oの塩
基性炭酸銅を使用することを特徴とする、上記ジ
フエニルエーテルの製造方法。 2 塩基性炭酸銅として大体の組成がCuCO3・
Cu(OH)2・1/2H2Oである化合物を使用すること
よりなる、特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 銅触媒をアルカリ金属フエノラートに対して
約0.0001〜5モル%、好ましくは約0.001〜0.1モ
ル%の量で使用することよりなる、特許請求の範
囲第1項又は第2項のいずれかに記載の方法。 4 アルカリ金属フエノラート化合物として非置
換であるかあるいは低級アルキル基又はフルオル
原子によつてモノ置換されたアルカリ金属フエノ
ラートを使用することよりなる、特許請求の範囲
第1項ないし第3項のいずれかに記載の方法。 5 ハロゲン化ベンゾール化合物としてモノ−又
はジクロルベンゾール、モノ−又はジブロムベン
ゾール又は、低級アルキル基によつてモノ置換さ
れたモノクロル−又はモノブロムベンゾールを使
用することよりなる、特許請求の範囲第1項ない
し第4項のいずれかに記載の方法。 6 ハロゲン化ベンゾール化合物として非置換の
あるいは低級アルキル基によつてモノ置換され
た、モノクロル−又はモノブロムベンゾール、好
ましくはモノクロルベンゾールを使用することよ
りなる、特許請求の範囲第1項ないし第5項のい
ずれかに記載の方法。 7 反応成分であるアルカリ金属フエノラート及
びハロゲン化ベンゾールの一方を非置換の形でそ
して他の一方を低級アルキル基によつてモノ置換
された形で使用することよりなる、特許請求の範
囲第1項ないし第6項のいずれかに記載の方法。 8 反応を約100〜200℃、好ましくは約130〜170
℃の温度で実施することよりなる、特許請求の範
囲第1項ないし第7項のいずれかに記載の方法。 9 使用されたアルカリ金属フエノラートの基体
となる遊離フエノールの過剰の存在下に反応を実
施することよりなる、特許請求の範囲第1項ない
し第8項のいずれかに記載の方法。
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