JPH0336956B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0336956B2 JPH0336956B2 JP63148239A JP14823988A JPH0336956B2 JP H0336956 B2 JPH0336956 B2 JP H0336956B2 JP 63148239 A JP63148239 A JP 63148239A JP 14823988 A JP14823988 A JP 14823988A JP H0336956 B2 JPH0336956 B2 JP H0336956B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- weft
- base fabric
- polymer
- warp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、通風性シートに関するものであり、
更に詳しく述べるならば、熱縫合可能な通風性シ
ートに関するものである。
更に詳しく述べるならば、熱縫合可能な通風性シ
ートに関するものである。
通風性のあるシートとしては、防風ネツト、養
生ネツトなどが実用されている。従来の通風性シ
ートとしては、ポリ塩化ビニル樹脂又はポリ塩化
ビニルデン樹脂からなる繊維糸条によつて構成さ
れた粗目織物又は編物、或は、前記樹脂により被
覆された糸条を用いて粗目に製編又は製織された
編物又は織物が用いられていた。
生ネツトなどが実用されている。従来の通風性シ
ートとしては、ポリ塩化ビニル樹脂又はポリ塩化
ビニルデン樹脂からなる繊維糸条によつて構成さ
れた粗目織物又は編物、或は、前記樹脂により被
覆された糸条を用いて粗目に製編又は製織された
編物又は織物が用いられていた。
ポリ塩化ビニル又はポリ塩化ビニルデン繊維糸
条からなる編織物の場合、これらを相互に熱縫合
すると、繊維糸条の熱縫合部分において、繊維が
溶融し、互に他と接着するが、しかし、この接合
部分の強度が低下するという欠点があつた。ま
た、樹脂被覆糸条を用いて編織物を製造する場
合、糸条表面摩擦抵抗が大きいために製編織工程
が困難で製造効率が低く、又糸条交叉部が盛り上
つて、使用上、外観上好ましくなかつた。又両者
共に製品中の糸条間のスリツプが著しく、粗剛
で、しかも嵩高であるため取扱いが難しいなどの
致命的な欠点があつた。
条からなる編織物の場合、これらを相互に熱縫合
すると、繊維糸条の熱縫合部分において、繊維が
溶融し、互に他と接着するが、しかし、この接合
部分の強度が低下するという欠点があつた。ま
た、樹脂被覆糸条を用いて編織物を製造する場
合、糸条表面摩擦抵抗が大きいために製編織工程
が困難で製造効率が低く、又糸条交叉部が盛り上
つて、使用上、外観上好ましくなかつた。又両者
共に製品中の糸条間のスリツプが著しく、粗剛
で、しかも嵩高であるため取扱いが難しいなどの
致命的な欠点があつた。
本発明の目的は、比較的軽量で屈曲性がよく、
適度な通風性と遮蔽性とを有し、更に熱縫合が容
易で、熱縫合部分が実用上十分に高い強度を有
し、全体に糸のホツレのない、熱縫合可能な通風
性シートを提供することにある。
適度な通風性と遮蔽性とを有し、更に熱縫合が容
易で、熱縫合部分が実用上十分に高い強度を有
し、全体に糸のホツレのない、熱縫合可能な通風
性シートを提供することにある。
本発明の通風性シートは、少くともそれぞれ、
互い糸間間隙をおいて平行に配置された経糸とお
よび緯糸とを含む糸条により構成された粗目織物
状基布と、前記糸条を含浸被覆し、かつ、前記糸
条の融点又は熱分解温度より少くとも5℃低い融
点を有する重合体の発泡体よりなる被覆層とを有
し、前記経糸と緯糸との交差点が、前記発泡重合
体層によつて一体的に包み込まれて接着されてお
り、そして、前記緯糸が互に平行に弧状に湾曲し
て伸びていることを特徴とするものである。
互い糸間間隙をおいて平行に配置された経糸とお
よび緯糸とを含む糸条により構成された粗目織物
状基布と、前記糸条を含浸被覆し、かつ、前記糸
条の融点又は熱分解温度より少くとも5℃低い融
点を有する重合体の発泡体よりなる被覆層とを有
し、前記経糸と緯糸との交差点が、前記発泡重合
体層によつて一体的に包み込まれて接着されてお
り、そして、前記緯糸が互に平行に弧状に湾曲し
て伸びていることを特徴とするものである。
本発明の通風性シートに用いられる粗目織物状
基布を構成している糸条には格別の限定はない
が、例えば融点を示さないセルロース繊維、例え
ば、木綿・麻・レーヨン、およびキユプラ、高融
点の無機繊維、例えば、ガラス繊維、および金属
繊維、比較的高い融点を有する合成繊維、例えば
ポリエステル繊維、融点を示さない合成繊維、例
えばビニロン(水不溶性化されたポリビニルアル
コール)繊維或いは耐熱性合成繊維、例えばアラ
ミド繊維など、或いはこれらの2種以上の混用物
からなるものが用いられる。糸条の形状には、格
別の限定はなく、紡績糸、マルチフイラメントヤ
ーン、スプリツトヤーン、テープヤーンなどのい
ずれであつてもよい。
基布を構成している糸条には格別の限定はない
が、例えば融点を示さないセルロース繊維、例え
ば、木綿・麻・レーヨン、およびキユプラ、高融
点の無機繊維、例えば、ガラス繊維、および金属
繊維、比較的高い融点を有する合成繊維、例えば
ポリエステル繊維、融点を示さない合成繊維、例
えばビニロン(水不溶性化されたポリビニルアル
コール)繊維或いは耐熱性合成繊維、例えばアラ
ミド繊維など、或いはこれらの2種以上の混用物
からなるものが用いられる。糸条の形状には、格
別の限定はなく、紡績糸、マルチフイラメントヤ
ーン、スプリツトヤーン、テープヤーンなどのい
ずれであつてもよい。
これらの糸条のなかに、本発明に有用な基布の
経糸および緯糸としては、100〜5000デニールの
ポリエチレンテレフタレート、マルチフイラメン
トヤーン(融点=約260℃)およびビニロンマル
チフイラメントヤーン(約220〜230℃で熱分解)
がすぐれた強度を有していて最も好ましい。
経糸および緯糸としては、100〜5000デニールの
ポリエチレンテレフタレート、マルチフイラメン
トヤーン(融点=約260℃)およびビニロンマル
チフイラメントヤーン(約220〜230℃で熱分解)
がすぐれた強度を有していて最も好ましい。
本発明の基布に用いられる織物条布帛の組織に
も、格別の限定はないけれども、例えば、第1図
に示されているような経糸1と緯糸2とからなる
平織、第2図に示されているような緯糸3を2本
の経糸4aおよび4bでからみながら連結してい
る、もじり織、或は、第3図に示されているよう
に、互に平行な緯糸5からなる層の上に互に平行
な経糸6の層が、経糸の方向と緯糸の方向とが直
交するように重ね合わされておりこれら経糸6と
緯糸5とがからみ糸7により結びつけられてい
る、からみ織などが好ましい。
も、格別の限定はないけれども、例えば、第1図
に示されているような経糸1と緯糸2とからなる
平織、第2図に示されているような緯糸3を2本
の経糸4aおよび4bでからみながら連結してい
る、もじり織、或は、第3図に示されているよう
に、互に平行な緯糸5からなる層の上に互に平行
な経糸6の層が、経糸の方向と緯糸の方向とが直
交するように重ね合わされておりこれら経糸6と
緯糸5とがからみ糸7により結びつけられてい
る、からみ織などが好ましい。
本発明に用いられる基布は粗目のものであつ
て、経糸および緯糸は、それぞれ平行に隣り合つ
ている糸条との間に、約0.5〜約15mmの間隙を形
成していることが好ましく、この糸条間間隙は
1.0〜10mmであることが更に好ましい。
て、経糸および緯糸は、それぞれ平行に隣り合つ
ている糸条との間に、約0.5〜約15mmの間隙を形
成していることが好ましく、この糸条間間隙は
1.0〜10mmであることが更に好ましい。
すなわち、経糸および緯糸の間に形成される間
隙空間の面積は0.25〜225mm2であることが好まし
く、1〜100mm2であることが更に好ましい。
隙空間の面積は0.25〜225mm2であることが好まし
く、1〜100mm2であることが更に好ましい。
一般に、本発明に用いられる基布は40〜500
g/m2の目付を有することが好ましい。
g/m2の目付を有することが好ましい。
本発明に用いられる基布を構成する糸条は、こ
の糸条の融点又は熱分解温度よりも、少くとも5
℃、好ましくは10ないし20℃、低い融点を有する
重合体層により含浸被覆され、かつこれら糸条
は、それらの交差点において前記重合体層によつ
て互に包み込まれて一体的に接着されている。重
合体層の融点と、糸条の融点又は分解温度との差
が5℃より小さいときは、熱縫合時糸条の収縮、
溶融、劣化等を惹起するなどの不都合を生ずる。
の糸条の融点又は熱分解温度よりも、少くとも5
℃、好ましくは10ないし20℃、低い融点を有する
重合体層により含浸被覆され、かつこれら糸条
は、それらの交差点において前記重合体層によつ
て互に包み込まれて一体的に接着されている。重
合体層の融点と、糸条の融点又は分解温度との差
が5℃より小さいときは、熱縫合時糸条の収縮、
溶融、劣化等を惹起するなどの不都合を生ずる。
上記重合体としては一般に100〜250℃の融点を
有する熱可塑性重合体、例えばポリ塩化ビニル、
ポリウレタン又はエチレン−酢酸ビニル共重合体
などが用いられる。
有する熱可塑性重合体、例えばポリ塩化ビニル、
ポリウレタン又はエチレン−酢酸ビニル共重合体
などが用いられる。
本発明の通風性シート上に形成される重合体層
は、発泡重合体よりなる多孔質層である。このよ
うな多孔質重合体層は、通風性シートを軽量化
し、柔軟屈曲性を高め、重量感を与えることがで
きる。従つて同一重量の重合体を糸条に含浸被覆
した場合、被覆された糸条の見掛け太さは、多孔
質層を用いることによつて著しく太くなる。
は、発泡重合体よりなる多孔質層である。このよ
うな多孔質重合体層は、通風性シートを軽量化
し、柔軟屈曲性を高め、重量感を与えることがで
きる。従つて同一重量の重合体を糸条に含浸被覆
した場合、被覆された糸条の見掛け太さは、多孔
質層を用いることによつて著しく太くなる。
重合体層の重量は、それが熱縫合に十分な量で
ある限り格別の限定はないが一般に基布重量に対
し50%以上であることが好ましく、70〜200%で
あることが更に好ましい。
ある限り格別の限定はないが一般に基布重量に対
し50%以上であることが好ましく、70〜200%で
あることが更に好ましい。
上述のような重合体層を形成するには、基布
を、重合体および発泡剤を含有する溶液又はエマ
ルジヨン中に浸漬し、これを所望の程度に絞り、
乾燥し、必要に応じ熱処理すればよい。重合体溶
液又はエマルジヨンを基布糸条に含浸させるに
は、上記の他に、スプレー法、コーテイング法、
或はブラシング法などを用いてもよい。また、上
記重合体溶液又はエマルジヨンは、当該重合体お
よび発泡剤以外に、難燃化剤(例えば三酸化アン
チモニー)、着色顔料、酸化防止剤、紫外線吸収
剤、その他の添加剤を含んでいてもよい。発泡剤
としては、通常上記重合体とともに用いられてい
るものから任意に選択することができる。例えば
アゾ−ビスホルムアミドなどが用いられる。
を、重合体および発泡剤を含有する溶液又はエマ
ルジヨン中に浸漬し、これを所望の程度に絞り、
乾燥し、必要に応じ熱処理すればよい。重合体溶
液又はエマルジヨンを基布糸条に含浸させるに
は、上記の他に、スプレー法、コーテイング法、
或はブラシング法などを用いてもよい。また、上
記重合体溶液又はエマルジヨンは、当該重合体お
よび発泡剤以外に、難燃化剤(例えば三酸化アン
チモニー)、着色顔料、酸化防止剤、紫外線吸収
剤、その他の添加剤を含んでいてもよい。発泡剤
としては、通常上記重合体とともに用いられてい
るものから任意に選択することができる。例えば
アゾ−ビスホルムアミドなどが用いられる。
本発明の通風性シートにおいて、多孔質重合体
層内の気泡は、連続気泡であつてもよいし、独立
気泡であつてもよい。また、これらが混在してい
てもよい。多孔質重合体層の気孔率には特に限定
はなく、必要に応じて任意に設定できる。また気
孔のサイズについても特に限定はないが、微細な
ものであることが好ましい。更に、気孔は、重合
体層の全部にわたつて分布していてもよいし、或
はその一部分のみに分布していてもよい。特に、
多孔質重合体層の外表面は、気泡を含まず平滑な
ものであることが好ましい。
層内の気泡は、連続気泡であつてもよいし、独立
気泡であつてもよい。また、これらが混在してい
てもよい。多孔質重合体層の気孔率には特に限定
はなく、必要に応じて任意に設定できる。また気
孔のサイズについても特に限定はないが、微細な
ものであることが好ましい。更に、気孔は、重合
体層の全部にわたつて分布していてもよいし、或
はその一部分のみに分布していてもよい。特に、
多孔質重合体層の外表面は、気泡を含まず平滑な
ものであることが好ましい。
上述のような本発明のシートは、多孔質重合体
層の存在に基いて、すぐれた柔軟屈曲性と、適度
な通風性および隠蔽性とを有し、構成糸条のほつ
れや目寄りがなく、しかもこのシートの所望部分
を、基布の融点又は熱分解温度より低く、重合体
層の融点より高い温度に加熱しながらプレスする
ことにより、熱縫合が可能である。この熱縫合の
ための加熱には、高周波加熱、熱風加熱、発熱体
接触加熱又はその他の既知の加熱方法のいずれも
適用できるが、一般には熱風加熱を用いるライス
ター熱縫合、又は高周波加熱が用いられる。
層の存在に基いて、すぐれた柔軟屈曲性と、適度
な通風性および隠蔽性とを有し、構成糸条のほつ
れや目寄りがなく、しかもこのシートの所望部分
を、基布の融点又は熱分解温度より低く、重合体
層の融点より高い温度に加熱しながらプレスする
ことにより、熱縫合が可能である。この熱縫合の
ための加熱には、高周波加熱、熱風加熱、発熱体
接触加熱又はその他の既知の加熱方法のいずれも
適用できるが、一般には熱風加熱を用いるライス
ター熱縫合、又は高周波加熱が用いられる。
例えば第4A図に例示されているように縫合す
べき2枚のシート8および9の末端を重ね合わ
せ、或は第4A図に示されているように、縫合す
べきシート8および9の端末を折り返えして四重
に重ね合わせ、この重ね合せ部分を適宜な加熱方
法により所定温度に加熱しながらプレスし、次に
これを放冷すれば、シート8とシート9は確実に
接合される。このとき、基布内糸条の強力には変
化がないから、縫合されたシートは実用上十分な
強力を保持することができる。
べき2枚のシート8および9の末端を重ね合わ
せ、或は第4A図に示されているように、縫合す
べきシート8および9の端末を折り返えして四重
に重ね合わせ、この重ね合せ部分を適宜な加熱方
法により所定温度に加熱しながらプレスし、次に
これを放冷すれば、シート8とシート9は確実に
接合される。このとき、基布内糸条の強力には変
化がないから、縫合されたシートは実用上十分な
強力を保持することができる。
本発明の通風性シートにおいて、基布中の緯糸
は、それぞれ互に平行に弧状をなして湾曲して伸
びている。
は、それぞれ互に平行に弧状をなして湾曲して伸
びている。
第5図において、経糸10は互に平行に直線状
に伸びているが、緯糸11は互に平行に弧状をな
して湾曲して伸びている。このとき、緯糸11の
両端11aおよび11bを結ぶ直線12と、弧の
頂点13との間の距離Aは、前記直線12の長さ
Bの1〜5%であることが好ましい。すなわち、
直線12の長さBが2mならば、距離Aは2〜10
cmであることが好ましい。
に伸びているが、緯糸11は互に平行に弧状をな
して湾曲して伸びている。このとき、緯糸11の
両端11aおよび11bを結ぶ直線12と、弧の
頂点13との間の距離Aは、前記直線12の長さ
Bの1〜5%であることが好ましい。すなわち、
直線12の長さBが2mならば、距離Aは2〜10
cmであることが好ましい。
上記のような弧状に湾曲して伸びた緯糸を有す
るシートを縫合すると、例えば第6図に示されて
いるように共に下向きの弧状をなして伸びている
緯糸を有するシート14および15の各端末を重
ね合わせると、この重ね合せ部16においてシー
ト14の緯糸と、シート15の緯糸とは、互に斜
めに交差するから、これらを加熱加圧して接着す
ると、強固な結合部を形成することができる。
るシートを縫合すると、例えば第6図に示されて
いるように共に下向きの弧状をなして伸びている
緯糸を有するシート14および15の各端末を重
ね合わせると、この重ね合せ部16においてシー
ト14の緯糸と、シート15の緯糸とは、互に斜
めに交差するから、これらを加熱加圧して接着す
ると、強固な結合部を形成することができる。
また、例えば、第7図に示されているように、
上向きの弧状をなして伸びている緯糸を有するシ
ート17の末端と、下向きの弧状をなして伸びて
いる緯糸を有するシート18の端末とを重ね合わ
せると、この重ね合せ部分19においてシート1
7とシート18の緯糸は互に斜交し、前述と同様
の熱縫合によつて、強固な接合部を形成すること
ができる。
上向きの弧状をなして伸びている緯糸を有するシ
ート17の末端と、下向きの弧状をなして伸びて
いる緯糸を有するシート18の端末とを重ね合わ
せると、この重ね合せ部分19においてシート1
7とシート18の緯糸は互に斜交し、前述と同様
の熱縫合によつて、強固な接合部を形成すること
ができる。
本発明のシートにおいて基布内の経糸および緯
糸は、それぞれ、一定の密度で配置されていても
よいが、シートの縫合予定部分において、基布内
の経糸、および/又は緯糸の密度をその他の部分
における密度よりも大きくしてもよい。
糸は、それぞれ、一定の密度で配置されていても
よいが、シートの縫合予定部分において、基布内
の経糸、および/又は緯糸の密度をその他の部分
における密度よりも大きくしてもよい。
例えば、第8図において、基布内の経糸は、シ
ートの縫合予定部分24および25において、そ
の密度を、他の部分における密度よりも大きくし
ている。この密度の大きい部分は1個所又はそれ
以上形成されていてもよい。また熱縫合予定部分
は30〜150mmの幅を有することが好ましい。
ートの縫合予定部分24および25において、そ
の密度を、他の部分における密度よりも大きくし
ている。この密度の大きい部分は1個所又はそれ
以上形成されていてもよい。また熱縫合予定部分
は30〜150mmの幅を有することが好ましい。
本発明の通風性シートを熱縫合又は高周波縫合
する際、各シートがそれぞれ他に直接接触するよ
うに重ね合わせてもよいが、それらの間に、各シ
ートの重合体層と接着性がよく、重合体層とほぼ
同じ温度で溶融し接着性を発揮するような重合体
フイルムを挿入し、或いは、2枚のシートの重ね
合わせ部分、又は2枚のシートのつき合わせ部分
の片面又は両面に、上記重合体フイルムを重ね合
わせ、これに熱縫合操作を施してもよい。
する際、各シートがそれぞれ他に直接接触するよ
うに重ね合わせてもよいが、それらの間に、各シ
ートの重合体層と接着性がよく、重合体層とほぼ
同じ温度で溶融し接着性を発揮するような重合体
フイルムを挿入し、或いは、2枚のシートの重ね
合わせ部分、又は2枚のシートのつき合わせ部分
の片面又は両面に、上記重合体フイルムを重ね合
わせ、これに熱縫合操作を施してもよい。
上記の重合体フイルムは、各シートの重合体層
と同種の重合体で形成されていることが望ましい
が、重合体層と良好な接着性を有し、かつ重合体
層とほぼ同一の温度で溶融するものであれば、必
ずしも同種でなくてもよい。すなわち、重合体フ
イルムとしては、ポリ塩化ビニル、ポリウレタ
ン、又はエチレン−酢酸ビニル共重合体からなる
ものが望ましく、その厚さは0.05〜2.0mm程度の
ものが好ましい。また重合体フイルムは合成繊維
又は天然繊維、無機繊維、半合成繊維からなる編
織物、不織物布等の基布上に被覆されたものであ
ると更に好ましい。
と同種の重合体で形成されていることが望ましい
が、重合体層と良好な接着性を有し、かつ重合体
層とほぼ同一の温度で溶融するものであれば、必
ずしも同種でなくてもよい。すなわち、重合体フ
イルムとしては、ポリ塩化ビニル、ポリウレタ
ン、又はエチレン−酢酸ビニル共重合体からなる
ものが望ましく、その厚さは0.05〜2.0mm程度の
ものが好ましい。また重合体フイルムは合成繊維
又は天然繊維、無機繊維、半合成繊維からなる編
織物、不織物布等の基布上に被覆されたものであ
ると更に好ましい。
本発明の通風性シートに鳩目等を取りつける場
合、シートの高密度部分を折り返えして二重に重
ね合わせ、この重ね合せ部分に熱縫合処置を施し
て接合すると、容易に補強された端縁部を形成す
ることができる。このとき、第9図および第10
図に示されているように、シートの折り返えし部
の弧状に湾曲した糸条の密度が、他の部分より大
であれば、極めて丈夫な補強部分を得ることがで
きる。第9図および第10図において、シート4
0の端部41は、他の部分42よりも糸条交差点
の密度が大きい。この端部41を折り返えして二
重に重ね、この端部41の端縁部43にロープ4
4をはさみ、この端縁部43を除く残部45のみ
を熱縫合する。すると、補強された端部45が形
成される。この部分43に円孔金具を打ち込め
ば、鳩目46を形成することができる。また端縁
部43に、ロープ44を収容した空間が形成され
ている。
合、シートの高密度部分を折り返えして二重に重
ね合わせ、この重ね合せ部分に熱縫合処置を施し
て接合すると、容易に補強された端縁部を形成す
ることができる。このとき、第9図および第10
図に示されているように、シートの折り返えし部
の弧状に湾曲した糸条の密度が、他の部分より大
であれば、極めて丈夫な補強部分を得ることがで
きる。第9図および第10図において、シート4
0の端部41は、他の部分42よりも糸条交差点
の密度が大きい。この端部41を折り返えして二
重に重ね、この端部41の端縁部43にロープ4
4をはさみ、この端縁部43を除く残部45のみ
を熱縫合する。すると、補強された端部45が形
成される。この部分43に円孔金具を打ち込め
ば、鳩目46を形成することができる。また端縁
部43に、ロープ44を収容した空間が形成され
ている。
本発明の通風性シートは前述のように取扱いお
よび縫合加工が容易で、通風性・隠蔽性、および
被覆性が適度であり、かつ、熱縫合部の接着強度
が高く、防炎性・耐候性および強度なども所望に
応じて強化することが可能である。従つて、本発
明の通風性シートは、農林、土木、建築用は勿
論、プール覆い、テニスコート遮光シート、、キ
ヤンプテント、内装用シート、などのスポーツ
用、軒出しテント用、塗装施工の際の塗料飛散防
止用、造船用など広汎な用途に使用されるもので
ある。
よび縫合加工が容易で、通風性・隠蔽性、および
被覆性が適度であり、かつ、熱縫合部の接着強度
が高く、防炎性・耐候性および強度なども所望に
応じて強化することが可能である。従つて、本発
明の通風性シートは、農林、土木、建築用は勿
論、プール覆い、テニスコート遮光シート、、キ
ヤンプテント、内装用シート、などのスポーツ
用、軒出しテント用、塗装施工の際の塗料飛散防
止用、造船用など広汎な用途に使用されるもので
ある。
以下、本発明を実施例により更に詳しく説明す
る。
る。
実施例 1
ポリエステルマルチフイラメントヤーンを経緯
に使用して、第2図に示す如き組織のもじり織を
作成した。その組織は下記の通りであり、糸条間
間隙の大きさは平均3.5mm×3.5mmであつた。
に使用して、第2図に示す如き組織のもじり織を
作成した。その組織は下記の通りであり、糸条間
間隙の大きさは平均3.5mm×3.5mmであつた。
500デニール/2×1000デニール/2/7×7(
本/25.4mm) この基布シートを、下記組成: PVC 100重量部 DOP(可塑剤) 80 〃 安定剤 1 〃 酸化アンチモン(防炎剤) 30 〃 顔料(グリーン) 2 〃 アゾービスホルムアミド(発泡剤) 8 〃 トリクレン 25 〃 の重合体組成物処理液に浸漬し、絞り、180℃で
3分間乾燥してゲル化させ、十分に発泡重合体を
シートに付着せしめた。但し基布シートに重合体
組成物処理液による被覆操作を行うときに、乾燥
工程において基布両側縁部に比して、基布中央部
が遅れて進行するようにして基布の緯糸を孤形に
湾曲させた。得られたシートの巾は2mであり、
孤の頂点と、その底辺との距離は約5cmであつ
た。その結果、シートに対し70重量%の多孔質重
合体組成物が付着したものが得られた。得られた
通風性シートは弾力が高く、肉厚感があつて、し
かも屈曲性に富み、取扱い性がすぐれていた。
本/25.4mm) この基布シートを、下記組成: PVC 100重量部 DOP(可塑剤) 80 〃 安定剤 1 〃 酸化アンチモン(防炎剤) 30 〃 顔料(グリーン) 2 〃 アゾービスホルムアミド(発泡剤) 8 〃 トリクレン 25 〃 の重合体組成物処理液に浸漬し、絞り、180℃で
3分間乾燥してゲル化させ、十分に発泡重合体を
シートに付着せしめた。但し基布シートに重合体
組成物処理液による被覆操作を行うときに、乾燥
工程において基布両側縁部に比して、基布中央部
が遅れて進行するようにして基布の緯糸を孤形に
湾曲させた。得られたシートの巾は2mであり、
孤の頂点と、その底辺との距離は約5cmであつ
た。その結果、シートに対し70重量%の多孔質重
合体組成物が付着したものが得られた。得られた
通風性シートは弾力が高く、肉厚感があつて、し
かも屈曲性に富み、取扱い性がすぐれていた。
上記のようにして得られた2枚のシートの耳部
を、第6図又は第7図に示す如く重ね合わせ、そ
の接合面にライスター熱縫合機の熱風ノズルから
400℃の熱風を吹き当て、直ちにプレスロールで
プレスして熱縫合を行つた。この縫合部分の剪断
接着強度は60.0Kg/3cm(第6図の場合)および
58.0Kg/3cm(第7図の場合)であつた。
を、第6図又は第7図に示す如く重ね合わせ、そ
の接合面にライスター熱縫合機の熱風ノズルから
400℃の熱風を吹き当て、直ちにプレスロールで
プレスして熱縫合を行つた。この縫合部分の剪断
接着強度は60.0Kg/3cm(第6図の場合)および
58.0Kg/3cm(第7図の場合)であつた。
第1図は、本発明シートの基布に用いられる平
織の組織を示す説明図、第2図は、本発明シート
の基布に用いられるもじり織の組織を示す説明
図、第3図は、本発明シートの基布に用いられる
からみ織の組織を示す説明図、第4A図は、シー
トの熱縫製の際の重ね合わせの1方法を示す説明
図、第4B図は、シートの熱縫製の際の重ね合わ
せの他の方法を示す説明図、第5図は、緯糸が弧
状をなしている本発明シーの一例を示す説明図、
第6図は、第5図に示されているシートの、熱縫
製の際の重ね合わせの一方法を示す説明図、第7
図は、第5図に示されているシートの、熱縫製の
際の重ね合わせの他の方法を示す説明図、第8図
は、第5図に示されたシートにおいて、基布の側
縁部の経糸密度を大きくした場合の説明図、第9
図は、本発明シートの一部分を折り返えし熱縫合
した場合の一例を示す断面説明図、並びに、第1
0図は、第9図の熱縫合されたシートの平面説明
図である。 1,4a,4b,6,10……経糸、2,3,
5,11……緯糸、7……からみ糸、8,9,1
4,15,17,18……シート、16,19…
…重ね合わせ部分、24,25……基布の側縁
部、40……シート、41……耳部、44……ロ
ープ、45……熱縫合部分、46……鳩目。
織の組織を示す説明図、第2図は、本発明シート
の基布に用いられるもじり織の組織を示す説明
図、第3図は、本発明シートの基布に用いられる
からみ織の組織を示す説明図、第4A図は、シー
トの熱縫製の際の重ね合わせの1方法を示す説明
図、第4B図は、シートの熱縫製の際の重ね合わ
せの他の方法を示す説明図、第5図は、緯糸が弧
状をなしている本発明シーの一例を示す説明図、
第6図は、第5図に示されているシートの、熱縫
製の際の重ね合わせの一方法を示す説明図、第7
図は、第5図に示されているシートの、熱縫製の
際の重ね合わせの他の方法を示す説明図、第8図
は、第5図に示されたシートにおいて、基布の側
縁部の経糸密度を大きくした場合の説明図、第9
図は、本発明シートの一部分を折り返えし熱縫合
した場合の一例を示す断面説明図、並びに、第1
0図は、第9図の熱縫合されたシートの平面説明
図である。 1,4a,4b,6,10……経糸、2,3,
5,11……緯糸、7……からみ糸、8,9,1
4,15,17,18……シート、16,19…
…重ね合わせ部分、24,25……基布の側縁
部、40……シート、41……耳部、44……ロ
ープ、45……熱縫合部分、46……鳩目。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少くともそれぞれ、互に糸間間〓をおいて平
行に配置された経糸と、および、緯糸とを含む糸
条により構成された粗目織物状基布と、前記基布
を構成している糸条を含浸被覆し、かつ、前記糸
条の融点又は熱分解温度よりも少くとも5℃低い
融点を有する重合体の発泡体よりなる被覆層とを
有し、これら糸条の交差点が前記発泡重合体層に
よつて包み込まれて接着されており、そして、前
記緯糸が、互に平行に、弧状に湾曲して伸びてい
ることを特徴とする、熱縫合可能な、通風性シー
ト。 2 前記経糸および緯糸が、ポリエステル繊維お
よび/又はビニロン繊維からなる、特許請求の範
囲第1項記載のシート。 3 前記重合体がポリ塩化ビニル、ポリウレタ
ン、又はエチレン−酢酸ビニル共重合体である、
特許請求の範囲第1項記載のシート。 4 前記基布が、平織、もじり織、又はからみ織
布帛である、特許請求の範囲第1項記載のシー
ト。 5 前記緯糸の両端を結ぶ直線と、前記弧の頂点
との間の距離が、前記直線の長さに対し1〜5%
の範囲にある、特許請求の範囲第1項記載のシー
ト。 6 前記経糸および緯糸の夫々の糸間間〓距離が
0.5〜15mmである、特許請求の範囲第1項記載の
シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63148239A JPH0241454A (ja) | 1988-06-17 | 1988-06-17 | 通風性シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63148239A JPH0241454A (ja) | 1988-06-17 | 1988-06-17 | 通風性シート |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57061824A Division JPS58179640A (ja) | 1982-04-15 | 1982-04-15 | 通風性シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0241454A JPH0241454A (ja) | 1990-02-09 |
| JPH0336956B2 true JPH0336956B2 (ja) | 1991-06-04 |
Family
ID=15448356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63148239A Granted JPH0241454A (ja) | 1988-06-17 | 1988-06-17 | 通風性シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0241454A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102561066A (zh) * | 2012-02-22 | 2012-07-11 | 苏州金尚豪纺织有限公司 | 一种印花型亮透明面料 |
| CN114016185A (zh) * | 2021-10-20 | 2022-02-08 | 绍兴艾乐格思纺织有限公司 | 一种遮阳防晒面料及其制备工艺 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58179640A (ja) * | 1982-04-15 | 1983-10-20 | 平岡織染株式会社 | 通風性シ−ト |
-
1988
- 1988-06-17 JP JP63148239A patent/JPH0241454A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0241454A (ja) | 1990-02-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| ES2214061T3 (es) | Tejido compuesto. | |
| JPS6240465B2 (ja) | ||
| JPS62250243A (ja) | 通風性シ−ト | |
| JPS5857934A (ja) | 熱縫合可能な農林土木建築用通風性シ−ト | |
| JPH0241454A (ja) | 通風性シート | |
| JPS61126192A (ja) | 通風性シート補修用シート | |
| JPH0336555Y2 (ja) | ||
| JPS58180666A (ja) | 通風性シ−トおよびその製造方法 | |
| JPS61120742A (ja) | 通風性シートの補修方法 | |
| JPS5841111A (ja) | 高周波縫合可能な粗目農林土木建築用シ−ト | |
| JPS61130044A (ja) | 通風性シ−トの補修用シ−ト | |
| JPH03234841A (ja) | 通風性シート | |
| JPS6226479Y2 (ja) | ||
| JPS5828326A (ja) | 高周波縫合可能な粗目農林土木建築用シ−トの接合部及び該接合部の使用法 | |
| JPH0655071B2 (ja) | 通風性シート補修用テープ | |
| JPH0121793Y2 (ja) | ||
| JPS61115980A (ja) | 通風性シ−ト補修用シ−ト | |
| JPH04281040A (ja) | メッシュシート | |
| JPS592836A (ja) | 粗目シ−ト | |
| JPH0133677Y2 (ja) | ||
| JP3848425B2 (ja) | メッシュシート | |
| JPS6319360Y2 (ja) | ||
| JPS6152266B2 (ja) | ||
| JPH0823796A (ja) | ネット状繊維成形体及びその製造方法 | |
| JPS5828324A (ja) | 高周波縫合可能な粗目農林土木建築用シ−ト及び該シ−トを高周波縫合してなる幅広長尺の構造物 |