JPH0337435Y2 - - Google Patents
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- JPH0337435Y2 JPH0337435Y2 JP1985112896U JP11289685U JPH0337435Y2 JP H0337435 Y2 JPH0337435 Y2 JP H0337435Y2 JP 1985112896 U JP1985112896 U JP 1985112896U JP 11289685 U JP11289685 U JP 11289685U JP H0337435 Y2 JPH0337435 Y2 JP H0337435Y2
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- liquid supply
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Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は真空ベルト乾燥機に関するものであ
り、更に詳しくは液状、スラリー状もしくはペー
スト状に調合された原材料を真空乾燥し、顆粒状
の乾燥製品として取出すための真空ベルト乾燥機
の給液装置に関するものである。
り、更に詳しくは液状、スラリー状もしくはペー
スト状に調合された原材料を真空乾燥し、顆粒状
の乾燥製品として取出すための真空ベルト乾燥機
の給液装置に関するものである。
従来の技術
近年、食生活の多様化に伴つて数多くの種類の
加工食品材料やインスタント食品が市販されてい
る。このような食品加工分野に於いては、消費者
が製品を調理素材として使用する場合の溶解性と
即席性を所定の水準に維持すると共に、最終製品
に品質の低下と成分の変質を伴わない復元性を付
与する目的で、各種の常圧乾燥装置や真空乾燥装
置が使用されている。このような乾燥装置のなか
でも調理素材たる製品の溶解性を良好な水準に維
持することが比較的容易である点に着目され、真
空乾燥装置の使用分野が急速に増大しつつある。
汎用の真空乾燥装置としては、噴霧乾燥機や凍結
乾燥機が知られているが、前者は乾燥コストが安
価である反面、製品の溶解性と品質の保持性能あ
るいは成分変化の防止性能が幾分劣り、後者の氷
結、昇華工程を採用していることに起因して構造
の複雑化や乾燥コストの高騰という問題点を付随
せしめている。ここに於いて、上記噴霧乾燥機や
凍結乾燥機に認められている実用上の問題点の解
決手段として、真空ベルト乾燥機の開発が要請さ
れるに至つた。真空ベルト乾燥機は、真空容器内
に加熱ゾーンとベルト搬送装置を設け、液状、ス
ラリー状、もしくはペースト状をなす食品材料を
無端搬送ベルト上に薄膜状に供給し、該無端搬送
ベルトの回動によつて食品材料を加熱ゾーンに導
き、比較的低温の乾燥条件下で真空乾燥を施すよ
うに構成されている。この際、ベルト上に薄膜状
を呈して載置された食品材料には内部に含有され
ている水分の激しい蒸発現象が生起し、前記食品
材料は膨化すると共に内部に多数の通気孔を形成
し、多孔質の中間製品としてクラツシヤーに送り
出される。このように真空ベルト乾燥機は、慣用
の噴霧乾燥機や凍結乾燥機の代替技術手段として
次第にその有用性が認識されつつある。
加工食品材料やインスタント食品が市販されてい
る。このような食品加工分野に於いては、消費者
が製品を調理素材として使用する場合の溶解性と
即席性を所定の水準に維持すると共に、最終製品
に品質の低下と成分の変質を伴わない復元性を付
与する目的で、各種の常圧乾燥装置や真空乾燥装
置が使用されている。このような乾燥装置のなか
でも調理素材たる製品の溶解性を良好な水準に維
持することが比較的容易である点に着目され、真
空乾燥装置の使用分野が急速に増大しつつある。
汎用の真空乾燥装置としては、噴霧乾燥機や凍結
乾燥機が知られているが、前者は乾燥コストが安
価である反面、製品の溶解性と品質の保持性能あ
るいは成分変化の防止性能が幾分劣り、後者の氷
結、昇華工程を採用していることに起因して構造
の複雑化や乾燥コストの高騰という問題点を付随
せしめている。ここに於いて、上記噴霧乾燥機や
凍結乾燥機に認められている実用上の問題点の解
決手段として、真空ベルト乾燥機の開発が要請さ
れるに至つた。真空ベルト乾燥機は、真空容器内
に加熱ゾーンとベルト搬送装置を設け、液状、ス
ラリー状、もしくはペースト状をなす食品材料を
無端搬送ベルト上に薄膜状に供給し、該無端搬送
ベルトの回動によつて食品材料を加熱ゾーンに導
き、比較的低温の乾燥条件下で真空乾燥を施すよ
うに構成されている。この際、ベルト上に薄膜状
を呈して載置された食品材料には内部に含有され
ている水分の激しい蒸発現象が生起し、前記食品
材料は膨化すると共に内部に多数の通気孔を形成
し、多孔質の中間製品としてクラツシヤーに送り
出される。このように真空ベルト乾燥機は、慣用
の噴霧乾燥機や凍結乾燥機の代替技術手段として
次第にその有用性が認識されつつある。
考案が解決しようとする問題点
真空ベルト乾燥機は、品質の保持性能、成分変
化の防止性能、あるいは乾燥コストの低減性に於
いて、公知の噴霧乾燥機や凍結乾燥機を大幅に上
廻る性能を発揮することができるが、乾燥処理を
施すべき食品材料の多様化に対応するためには構
造ならびに機能上更に改良を要する点が少なくな
い。
化の防止性能、あるいは乾燥コストの低減性に於
いて、公知の噴霧乾燥機や凍結乾燥機を大幅に上
廻る性能を発揮することができるが、乾燥処理を
施すべき食品材料の多様化に対応するためには構
造ならびに機能上更に改良を要する点が少なくな
い。
例えば、スラリー状もしくはペースト状に調合
された食品原材料の供給に際し、慣用の原材料供
給装置に於いては、原材料吐出ノズルが略一定の
揺動速度で首振り運動をしながら、無端搬送ベル
ト上に原材料を載置して行くので、第4図に示す
ように首振り運動の方向変換点Rに前記原材料の
重疊部分が形成される。このように他の部分に比
較して厚みの大きな重疊部分を形成しながら無端
搬送ベルト上に載置された原材料に、厚みの薄い
他の部分と同一の加熱条件に従つて乾燥処理を施
すと、前記厚みの増加によつて重疊部分の乾燥効
果が低下し、乾燥不良に起因する変質等の問題が
発生する。反面、上記重疊部分に適合するように
加熱温度を高めに設定すると、厚みの薄い他の部
分や過剰乾燥状態に陥り、これに伴い品質の低下
や変質等の問題が発生する。
された食品原材料の供給に際し、慣用の原材料供
給装置に於いては、原材料吐出ノズルが略一定の
揺動速度で首振り運動をしながら、無端搬送ベル
ト上に原材料を載置して行くので、第4図に示す
ように首振り運動の方向変換点Rに前記原材料の
重疊部分が形成される。このように他の部分に比
較して厚みの大きな重疊部分を形成しながら無端
搬送ベルト上に載置された原材料に、厚みの薄い
他の部分と同一の加熱条件に従つて乾燥処理を施
すと、前記厚みの増加によつて重疊部分の乾燥効
果が低下し、乾燥不良に起因する変質等の問題が
発生する。反面、上記重疊部分に適合するように
加熱温度を高めに設定すると、厚みの薄い他の部
分や過剰乾燥状態に陥り、これに伴い品質の低下
や変質等の問題が発生する。
本考案の主要な目的は、在来の真空ベルト乾燥
機に認められた上記の如き問題点を解消し得る、
構造の簡易性と乾燥機能の安定性を備えた真空ベ
ルト乾燥機を提供することにある。
機に認められた上記の如き問題点を解消し得る、
構造の簡易性と乾燥機能の安定性を備えた真空ベ
ルト乾燥機を提供することにある。
問題点を解決するための手段
斯かる目的に鑑みて本考案は、真空容器18内
に回動自在に架装された無端搬送ベルト1の原材
料導入側上面に配設された給液装置5に於いて、
該給液装置5が、揺動自在に垂設された駆動軸2
の下端部に固着され前記無端搬送ベルト1の移動
方向に沿つて延びる第1の揺動アーム5aと、該
第1の揺動アーム5aの先端部に垂設された枢軸
5bを揺動中心として第1の揺動アーム5aの揺
動面と平行な平面に沿つて所定角度範囲で揺動す
る第2の揺動アーム5cと、該第2の揺動アーム
5cの前記駆動軸2寄り上面に固着された当板5
dと、無端搬送ベルト1の移動経路の両側に対向
配置され、第1の揺動アーム5aの揺動付近で前
記当板5dに当接て第2の揺動アーム5cを第1
の揺動アーム5aの移動方向と同方向へ反転傾動
させるストツパ5eと、前記第2の揺動アームの
先端に固着された給液ノズル3とによつて構成さ
れていることを要旨とするものである。
に回動自在に架装された無端搬送ベルト1の原材
料導入側上面に配設された給液装置5に於いて、
該給液装置5が、揺動自在に垂設された駆動軸2
の下端部に固着され前記無端搬送ベルト1の移動
方向に沿つて延びる第1の揺動アーム5aと、該
第1の揺動アーム5aの先端部に垂設された枢軸
5bを揺動中心として第1の揺動アーム5aの揺
動面と平行な平面に沿つて所定角度範囲で揺動す
る第2の揺動アーム5cと、該第2の揺動アーム
5cの前記駆動軸2寄り上面に固着された当板5
dと、無端搬送ベルト1の移動経路の両側に対向
配置され、第1の揺動アーム5aの揺動付近で前
記当板5dに当接て第2の揺動アーム5cを第1
の揺動アーム5aの移動方向と同方向へ反転傾動
させるストツパ5eと、前記第2の揺動アームの
先端に固着された給液ノズル3とによつて構成さ
れていることを要旨とするものである。
作 用
液状、スラリー状もしくはペースト状に調合さ
れた加工食品の原材料は、給液装置5の二重首振
り運動により、無端搬送ベルト1上に載置厚みが
増大した重疊部分を形成することなく蛇行トレー
スを画きながら薄膜状に供給され、無端搬送ベル
ト1の恒速移動によつて、乾燥・冷却装置8で真
空乾燥され、この後、プレクラツシヤー11なら
びにメインクラツシヤー15によつて顆粒状に粉
砕され、真空ロツク機構16を有する製品取出し
チヤンバー17から回分方式で系外に取出され
る。
れた加工食品の原材料は、給液装置5の二重首振
り運動により、無端搬送ベルト1上に載置厚みが
増大した重疊部分を形成することなく蛇行トレー
スを画きながら薄膜状に供給され、無端搬送ベル
ト1の恒速移動によつて、乾燥・冷却装置8で真
空乾燥され、この後、プレクラツシヤー11なら
びにメインクラツシヤー15によつて顆粒状に粉
砕され、真空ロツク機構16を有する製品取出し
チヤンバー17から回分方式で系外に取出され
る。
実施例
第1図は本考案装置の全体構造を例示する一部
分を断面にした正面図であり、第2図は給液装置
の斜視図である。また第3図は本考案装置によつ
て無端搬送ベルト上に供給された原材料の蛇行ト
レースを例示する平面図である。
分を断面にした正面図であり、第2図は給液装置
の斜視図である。また第3図は本考案装置によつ
て無端搬送ベルト上に供給された原材料の蛇行ト
レースを例示する平面図である。
第1図に於いて真空容器18の本体には、公知
の真空ポンプ19、コールドトラツプ20、なら
びにチラーユニツト21からなる真空発生装置が
配設されており、該真空発生装置を作動させるこ
とによつて原材料の乾燥時に真空容器18の内部
に10Torr前後の真空度を保持し得るように構成
されている。
の真空ポンプ19、コールドトラツプ20、なら
びにチラーユニツト21からなる真空発生装置が
配設されており、該真空発生装置を作動させるこ
とによつて原材料の乾燥時に真空容器18の内部
に10Torr前後の真空度を保持し得るように構成
されている。
一方、真空容器18の内部には、無端搬送ベル
ト1の移動経路に原材料供給側から製品送出側に
向かつて、内部に熱水の流路を形成してなる第1
乃至第3の加熱プレート6a,6b,6cと、内
部に冷却水の流路を形成してなる冷却プレート7
が順次配設されており、これに対応して前記加熱
プレートと冷却プレートによつて構成された真空
乾燥装置8に所定温度に調整された熱水ならびに
冷却水を供給するため、前記真空容器の本体18
には、熱水循環ライン加熱器として機能する公知
のチユーブ式もしくはプレート式熱交換器22、
エアー加圧により熱水の循環を促進する膨張タン
ク23、ならびに温度制御回路(図示省略)に接
続された循環ポンプ24からなる加熱媒体と冷却
媒体の循環装置が接続されている。
ト1の移動経路に原材料供給側から製品送出側に
向かつて、内部に熱水の流路を形成してなる第1
乃至第3の加熱プレート6a,6b,6cと、内
部に冷却水の流路を形成してなる冷却プレート7
が順次配設されており、これに対応して前記加熱
プレートと冷却プレートによつて構成された真空
乾燥装置8に所定温度に調整された熱水ならびに
冷却水を供給するため、前記真空容器の本体18
には、熱水循環ライン加熱器として機能する公知
のチユーブ式もしくはプレート式熱交換器22、
エアー加圧により熱水の循環を促進する膨張タン
ク23、ならびに温度制御回路(図示省略)に接
続された循環ポンプ24からなる加熱媒体と冷却
媒体の循環装置が接続されている。
無端搬送装置は、基本的にはモータ(図示省
略)、ドライブローラ26、ドリブンローラ27、
ならびに合成繊維糸条、例えばポリエステル繊維
糸条の編織布を無端状に接続してなるメツシユベ
ルト1から構成されており、該メツシユベルトを
前記ドライブローラ26とドリブンローラ27に
巻回してなる駆動糸を構成することによつて、
0.05乃至0.5m/minの搬送速度を有する恒速搬送
装置を形成している。メツシユベルト1は、無端
搬送装置に要求される一般的な特性を考慮し、強
度、摩擦係数、耐熱性および伝熱性に優れた合成
繊維糸条の編織布から製作するが、本考案装置に
於いては真空乾燥された中間製品の剥離性、織目
や編目からの原材料や中間製品の洩れ防止性、な
らびに洗浄性を所定の水準に維持するためポリエ
ステルのマルチフイラメントヤーンの織成布から
無端搬送ベルトを製作している。尚、メツシユベ
ルト1は、上記の要求特性に鑑みて、シリコンや
ポリテトラフルオルエチレン等の樹脂で表面処理
を施すことが望ましい。
略)、ドライブローラ26、ドリブンローラ27、
ならびに合成繊維糸条、例えばポリエステル繊維
糸条の編織布を無端状に接続してなるメツシユベ
ルト1から構成されており、該メツシユベルトを
前記ドライブローラ26とドリブンローラ27に
巻回してなる駆動糸を構成することによつて、
0.05乃至0.5m/minの搬送速度を有する恒速搬送
装置を形成している。メツシユベルト1は、無端
搬送装置に要求される一般的な特性を考慮し、強
度、摩擦係数、耐熱性および伝熱性に優れた合成
繊維糸条の編織布から製作するが、本考案装置に
於いては真空乾燥された中間製品の剥離性、織目
や編目からの原材料や中間製品の洩れ防止性、な
らびに洗浄性を所定の水準に維持するためポリエ
ステルのマルチフイラメントヤーンの織成布から
無端搬送ベルトを製作している。尚、メツシユベ
ルト1は、上記の要求特性に鑑みて、シリコンや
ポリテトラフルオルエチレン等の樹脂で表面処理
を施すことが望ましい。
給液装置5は、前記無端搬送ベルト1の移動経
路の最も上流側に配設されており、第2図に例示
するように真空容器18の上面に取付けられた揺
動速度の制御装置4から略鉛直下方に向つて延び
る揺動自在な駆動軸2の下端部には、前記無端搬
送ベルト1の移動面に沿つてその下流側に向つて
延びる第1の揺動アーム5aが固着されている。
該第1の揺動アーム5aの先端部には、略鉛直方
向を指向して枢軸5bが固着されており、該枢軸
5bには、前記第1の揺動アーム5aの揺動面と
平行な平面に沿つて揺動する第2の揺動アーム5
cが図示しない軸受装置を介して回動自在に嵌装
支持されている。また第2の揺動アーム5cの前
記駆動軸2寄りの上面には、ボルト締め、ビス止
め、あるいは接着や熔接等の公知の固着手段によ
つて無端搬送ベルト1の移動方向と略平行に当板
5dが取付けられており、これに対応して前記無
端搬送ベルト1の移動経路の両側に、当板5d用
のストツパ5eが配設されている。このストツパ
5eは、第1の揺動アーム5aの揺動に際し前記
揺動速度の制御装置4に組込まれた2組の近接ス
イツチ34,35によつて振幅を制御された第1
の揺動アーム5aが首振り運動の方向変換点に到
達する以前に、所定の時間に亘つて前記当板5d
を押圧し、第2の揺動アーム5cに枢軸5bを回
転中心とする付加的な首振り運動を発生させる。
一方、前記第2の揺動アーム5cの先端には、給
液ノズル3が取付けられている。このようにし
て、第1の揺動アーム5a、第2の揺動アーム5
cおよび給液ノズル3は、無端搬送ベルト1の上
面と所定の間隔を置いて揺動自在に支持されてお
り、原料タンク36内に貯溜されている原材料
は、該原料タンクに接続された原料供給バルブ3
7を通つて給液ノズル3に到達し、前記第1の揺
動アーム5aと第2の揺動アーム5cとの複合首
振り運動により液状、スラリー状、もしくはペー
スト状態を呈したまま無端搬送ベルト1上に蛇行
載置される。
路の最も上流側に配設されており、第2図に例示
するように真空容器18の上面に取付けられた揺
動速度の制御装置4から略鉛直下方に向つて延び
る揺動自在な駆動軸2の下端部には、前記無端搬
送ベルト1の移動面に沿つてその下流側に向つて
延びる第1の揺動アーム5aが固着されている。
該第1の揺動アーム5aの先端部には、略鉛直方
向を指向して枢軸5bが固着されており、該枢軸
5bには、前記第1の揺動アーム5aの揺動面と
平行な平面に沿つて揺動する第2の揺動アーム5
cが図示しない軸受装置を介して回動自在に嵌装
支持されている。また第2の揺動アーム5cの前
記駆動軸2寄りの上面には、ボルト締め、ビス止
め、あるいは接着や熔接等の公知の固着手段によ
つて無端搬送ベルト1の移動方向と略平行に当板
5dが取付けられており、これに対応して前記無
端搬送ベルト1の移動経路の両側に、当板5d用
のストツパ5eが配設されている。このストツパ
5eは、第1の揺動アーム5aの揺動に際し前記
揺動速度の制御装置4に組込まれた2組の近接ス
イツチ34,35によつて振幅を制御された第1
の揺動アーム5aが首振り運動の方向変換点に到
達する以前に、所定の時間に亘つて前記当板5d
を押圧し、第2の揺動アーム5cに枢軸5bを回
転中心とする付加的な首振り運動を発生させる。
一方、前記第2の揺動アーム5cの先端には、給
液ノズル3が取付けられている。このようにし
て、第1の揺動アーム5a、第2の揺動アーム5
cおよび給液ノズル3は、無端搬送ベルト1の上
面と所定の間隔を置いて揺動自在に支持されてお
り、原料タンク36内に貯溜されている原材料
は、該原料タンクに接続された原料供給バルブ3
7を通つて給液ノズル3に到達し、前記第1の揺
動アーム5aと第2の揺動アーム5cとの複合首
振り運動により液状、スラリー状、もしくはペー
スト状態を呈したまま無端搬送ベルト1上に蛇行
載置される。
本考案装置に於いては、蛇行した給液トレース
の折り返し点に第4図に見られるような原材料の
重複供給部分、つまり、重疊配置に起因する厚み
の増大部分が発生することを防止するため、前記
2組の近接スイツチ34,35による給液ノズル
3の振幅制御下に、第1の揺動アーム5aが首振
り運動の方向変換点Rに到達する以前に、所定の
時間に亘つてストツパ5eを当板5dに当接さ
せ、この係止動作によつて第2の揺動アーム5c
に、枢軸5bを回転中心とする付加的な首振り運
動を発生させる。この結果、給液ノズル3には、
駆動軸2を回転中心とする第1の揺動アーム5a
の揺動に基づく首振り運動と、枢軸5eを回転中
心とする第2の揺動アーム5cの揺動に基づく首
振り運動との合成運動が付与され、給液ノズル3
から該無端搬送ベルト1に供給される原材料は、
第3図に例示するように無端搬送ベルト1の端縁
部近傍に於いて無端搬送ベルト1の移動方向(参
照符号Fを付した矢印にて表示)に向つて円弧状
に膨出した軌跡Tを画く。斯くして第2a図に拡
大図示するように、無端搬送ベルト1の幅方向中
心部から端縁部に向つて給液ノズル3が移動する
際の給液トレースT1と、無端搬送ベルト1の端
縁部から幅方向中心部に向つて給液ノズル3が移
動する際の給液トレースT2との間には、当板5
dとストツパ5eとの当接による円弧状に膨らん
だ重疊防止用間隔Sが保持される。従つて給液ノ
ズル3から供給される原材料は、揺動運動の方向
変換点の近傍に於いても、重疊配置に起因する厚
みの増大部分が殆ど発生しない相互に離間した蛇
行形態を取得することができる。
の折り返し点に第4図に見られるような原材料の
重複供給部分、つまり、重疊配置に起因する厚み
の増大部分が発生することを防止するため、前記
2組の近接スイツチ34,35による給液ノズル
3の振幅制御下に、第1の揺動アーム5aが首振
り運動の方向変換点Rに到達する以前に、所定の
時間に亘つてストツパ5eを当板5dに当接さ
せ、この係止動作によつて第2の揺動アーム5c
に、枢軸5bを回転中心とする付加的な首振り運
動を発生させる。この結果、給液ノズル3には、
駆動軸2を回転中心とする第1の揺動アーム5a
の揺動に基づく首振り運動と、枢軸5eを回転中
心とする第2の揺動アーム5cの揺動に基づく首
振り運動との合成運動が付与され、給液ノズル3
から該無端搬送ベルト1に供給される原材料は、
第3図に例示するように無端搬送ベルト1の端縁
部近傍に於いて無端搬送ベルト1の移動方向(参
照符号Fを付した矢印にて表示)に向つて円弧状
に膨出した軌跡Tを画く。斯くして第2a図に拡
大図示するように、無端搬送ベルト1の幅方向中
心部から端縁部に向つて給液ノズル3が移動する
際の給液トレースT1と、無端搬送ベルト1の端
縁部から幅方向中心部に向つて給液ノズル3が移
動する際の給液トレースT2との間には、当板5
dとストツパ5eとの当接による円弧状に膨らん
だ重疊防止用間隔Sが保持される。従つて給液ノ
ズル3から供給される原材料は、揺動運動の方向
変換点の近傍に於いても、重疊配置に起因する厚
みの増大部分が殆ど発生しない相互に離間した蛇
行形態を取得することができる。
一方、無端搬送ベルトによつて形成された真空
乾燥経路には、メツシユベルト1の下面に沿つて
熱水流路を内蔵した加熱プレート6a,6b,6
cと、冷却水流路を内蔵した冷却プレート7から
なる熱水循環式の真空乾燥・冷却装置8が配置さ
れている。
乾燥経路には、メツシユベルト1の下面に沿つて
熱水流路を内蔵した加熱プレート6a,6b,6
cと、冷却水流路を内蔵した冷却プレート7から
なる熱水循環式の真空乾燥・冷却装置8が配置さ
れている。
第1の加熱プレート6aによつて構成された第
I加熱ゾーンに導入された薄膜状の原材料は多量
の水分を含んでいるが、加熱プレート6a内を流
れる高温の熱水から伝達された熱エネルギーによ
つて原材料が乾燥され、表面と内部で同時に水分
の蒸発が始まるため、溌膜状に延展されて原材料
は激しく膨化しながら真空乾燥を施される。この
第加熱ゾーンは恒率乾燥状態に保持されている
から、原材料自身の温度は殆ど上昇せず、原材料
は保有水分の略半分を蒸発させた状態で後端の第
加熱ゾーンに送り出される。
I加熱ゾーンに導入された薄膜状の原材料は多量
の水分を含んでいるが、加熱プレート6a内を流
れる高温の熱水から伝達された熱エネルギーによ
つて原材料が乾燥され、表面と内部で同時に水分
の蒸発が始まるため、溌膜状に延展されて原材料
は激しく膨化しながら真空乾燥を施される。この
第加熱ゾーンは恒率乾燥状態に保持されている
から、原材料自身の温度は殆ど上昇せず、原材料
は保有水分の略半分を蒸発させた状態で後端の第
加熱ゾーンに送り出される。
第加熱ゾーンを形成する第2の加熱プレート
6b内には、前記第1の加熱プレート6a内に供
給される熱水よりも稍低温の熱水が導入されてお
り、原材料は恒率乾燥によつて保有水分の大部分
を蒸発させる。このため原材料の膨化厚さと表面
形状は殆ど変化せず、原材料の表面は多少硬化す
ると共に原材料自身の温度も上昇し始める。この
第加熱ゾーンに於いては、原材料の熱伝導率が
多少低下するので、加熱プレート6b内に導入す
る熱水の温度を第I加熱ゾーンよりも少し低目に
設定し、且つ、熱流束も幾分小さくなるように乾
燥処理条件を調節する。斯くして原材料は、含有
水分の略90パーセントを蒸発せしめた状態で第
加熱ゾーンから後続する第加熱ゾーンに送り出
される。
6b内には、前記第1の加熱プレート6a内に供
給される熱水よりも稍低温の熱水が導入されてお
り、原材料は恒率乾燥によつて保有水分の大部分
を蒸発させる。このため原材料の膨化厚さと表面
形状は殆ど変化せず、原材料の表面は多少硬化す
ると共に原材料自身の温度も上昇し始める。この
第加熱ゾーンに於いては、原材料の熱伝導率が
多少低下するので、加熱プレート6b内に導入す
る熱水の温度を第I加熱ゾーンよりも少し低目に
設定し、且つ、熱流束も幾分小さくなるように乾
燥処理条件を調節する。斯くして原材料は、含有
水分の略90パーセントを蒸発せしめた状態で第
加熱ゾーンから後続する第加熱ゾーンに送り出
される。
第3の加熱プレート6cによつて形成された第
加熱ゾーンに導入された原材料は、前記第加
熱ゾーンならびに第加熱ゾーンよりも更に低い
水分保有量を有し、膨化現象を伴うことなく最終
水分率迄緩やかに真空乾燥される。即ち、第加
熱ゾーンに於いては、原材料は減率乾燥され、表
面を硬化させると共にそれ自体の温度を上昇せし
める。この第加熱ゾーンに於いては、原材料の
熱伝導率が大幅に低下するので、前記第加熱ゾ
ーンおよび第加熱ゾーンよりも加熱プレート6
c内に導入すべき熱水の温度を更に低く設定し、
小さな熱流束の作用下に原材料に真空乾燥を施し
後続の冷却ゾーンに送り出す。
加熱ゾーンに導入された原材料は、前記第加
熱ゾーンならびに第加熱ゾーンよりも更に低い
水分保有量を有し、膨化現象を伴うことなく最終
水分率迄緩やかに真空乾燥される。即ち、第加
熱ゾーンに於いては、原材料は減率乾燥され、表
面を硬化させると共にそれ自体の温度を上昇せし
める。この第加熱ゾーンに於いては、原材料の
熱伝導率が大幅に低下するので、前記第加熱ゾ
ーンおよび第加熱ゾーンよりも加熱プレート6
c内に導入すべき熱水の温度を更に低く設定し、
小さな熱流束の作用下に原材料に真空乾燥を施し
後続の冷却ゾーンに送り出す。
冷却ゾーンに送り込まれた原材料は、冷却プレ
ート7内に導入された低温の水によつて冷却さ
れ、原材料自身の温度を低下させると共にその硬
度を増大させ、これによつて中間製品の剥離性向
上ならびに吸湿性減少に好適な最終乾燥状態を取
得する。このようにして真空下に加熱・冷却され
た中間製品、即ち膨化製品は、多孔質ケーキとな
り、メツシユベルト1上に給液形状に対応したト
レースを残しながら無端搬送経路の終端に到達す
る。無端搬送経路の終端に到達した中間製品は、
メツシユベルト1の反転部から突出した状態で前
記プレクラツシヤー11の剪断刃10の上下動に
より一次粉砕され、次いで回転ブレードとメツシ
ユ金網(何れも図示省略)から構成されたメイン
クラツシヤー15によつて二次粉砕される。斯く
して得られた顆粒状の製品は、真空ロツク機構1
6を有する製品取出しチヤンバー17内に落下
し、回分方式で系外に取出される。
ート7内に導入された低温の水によつて冷却さ
れ、原材料自身の温度を低下させると共にその硬
度を増大させ、これによつて中間製品の剥離性向
上ならびに吸湿性減少に好適な最終乾燥状態を取
得する。このようにして真空下に加熱・冷却され
た中間製品、即ち膨化製品は、多孔質ケーキとな
り、メツシユベルト1上に給液形状に対応したト
レースを残しながら無端搬送経路の終端に到達す
る。無端搬送経路の終端に到達した中間製品は、
メツシユベルト1の反転部から突出した状態で前
記プレクラツシヤー11の剪断刃10の上下動に
より一次粉砕され、次いで回転ブレードとメツシ
ユ金網(何れも図示省略)から構成されたメイン
クラツシヤー15によつて二次粉砕される。斯く
して得られた顆粒状の製品は、真空ロツク機構1
6を有する製品取出しチヤンバー17内に落下
し、回分方式で系外に取出される。
考案の効果
以上の説明から理解し得る如く、本考案装置を
採用することによつて、液状、スラリー状もしく
はペースト状に調合された加工食品の原材料は、
給液ノズルの首振り運動の方向変換点に於いて無
端搬送ベルト上に重疊部分を発生せしめることな
く往路と復路との問で所定の間隔を置いて蛇行配
置され、無端搬送ベルトの全面に亘つて略均一の
延展厚みを維持することができる。従つて、本考
案装置によれば、真空乾燥区間の全域に亘つて均
一な加熱・冷却条件が持続され、在来の真空乾燥
装置を使用した場合に比較して、加工食品の品質
向上に特筆すべき効果を発揮することができる。
採用することによつて、液状、スラリー状もしく
はペースト状に調合された加工食品の原材料は、
給液ノズルの首振り運動の方向変換点に於いて無
端搬送ベルト上に重疊部分を発生せしめることな
く往路と復路との問で所定の間隔を置いて蛇行配
置され、無端搬送ベルトの全面に亘つて略均一の
延展厚みを維持することができる。従つて、本考
案装置によれば、真空乾燥区間の全域に亘つて均
一な加熱・冷却条件が持続され、在来の真空乾燥
装置を使用した場合に比較して、加工食品の品質
向上に特筆すべき効果を発揮することができる。
第1図は本考案装置の全体構造を例示する一部
分を断面にした正面図であり、第2図は給液装置
の斜視図、第2a図は給液装置の動作を示す拡大
平面図である。また第3図および第4図は、無端
搬送ベルト上に供給された原材料の蛇行トレース
形態を例示する平面図である。 1……無端搬送ベルト、2……回転アーム、3
……原材料の吐出ノズル、4……揺動速度制御機
構、5……給液装置、18……真空容器。
分を断面にした正面図であり、第2図は給液装置
の斜視図、第2a図は給液装置の動作を示す拡大
平面図である。また第3図および第4図は、無端
搬送ベルト上に供給された原材料の蛇行トレース
形態を例示する平面図である。 1……無端搬送ベルト、2……回転アーム、3
……原材料の吐出ノズル、4……揺動速度制御機
構、5……給液装置、18……真空容器。
Claims (1)
- 真空容器内に回動自在に架装された無端搬送ベ
ルトの原材料導入側上面に配設された給液装置に
於て、該供液装置が、揺動自在に垂設された駆動
軸の下端部に固着され前記無端搬送ベルトの移動
方向に沿つて延びる第1の揺動アームと、該第1
の揺動アームの先端部に垂設された枢軸を揺動中
心として第1の揺動アームの揺動面と平行な平面
に沿つて所定角度範囲で揺動する第2の揺動アー
ムと、該第2の揺動アームの前記駆動軸寄り上面
に固着された当板と、無端搬送ベルトの移動経路
の両側に対向配置され、第1の揺動アームの揺動
端付近で前記当板に当接して第2の揺動アームを
第1の揺動アームの移動方向と同方向へ反転傾動
させるストツパと、前記第2の揺動アームの先端
に固着された給液ノズルとによつて構成されてい
ることを特徴とする、真空ベルト乾燥機の給液装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985112896U JPH0337435Y2 (ja) | 1985-07-22 | 1985-07-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985112896U JPH0337435Y2 (ja) | 1985-07-22 | 1985-07-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6221887U JPS6221887U (ja) | 1987-02-09 |
| JPH0337435Y2 true JPH0337435Y2 (ja) | 1991-08-07 |
Family
ID=30994196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985112896U Expired JPH0337435Y2 (ja) | 1985-07-22 | 1985-07-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0337435Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009174831A (ja) * | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Naigai Shisetsu Kogyo Kk | 空調システム及び空調方法 |
-
1985
- 1985-07-22 JP JP1985112896U patent/JPH0337435Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009174831A (ja) * | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Naigai Shisetsu Kogyo Kk | 空調システム及び空調方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6221887U (ja) | 1987-02-09 |
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