JPH0337977Y2 - - Google Patents
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- JPH0337977Y2 JPH0337977Y2 JP17588686U JP17588686U JPH0337977Y2 JP H0337977 Y2 JPH0337977 Y2 JP H0337977Y2 JP 17588686 U JP17588686 U JP 17588686U JP 17588686 U JP17588686 U JP 17588686U JP H0337977 Y2 JPH0337977 Y2 JP H0337977Y2
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- fibers
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- fiber
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Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
Description
イ 考案の目的
産業上の利用分野
本考案は、印刷機におけるブランケツトを自動
的に洗浄するための機械に装着して使用するブラ
ンケツト用洗浄布に関するものである。 従来の技術とその問題点 印刷機のブランケツトは、印刷内容が変る毎
に、これに付着したインキを拭き取る必要がある
が、従来は人手によりウエスやワイピングクロ
ス、テイツシユペーパー、印刷失敗紙などによつ
て拭き取つて洗浄していたのである。 近年、これを自動的に行なうブランケツトの自
動洗浄機が普及しつつあり、これは第2図の様に
洗浄布aを供給ロールbから繰出しながら洗浄剤
塗布ロールcによつて洗浄剤を付けて、押えロー
ルdによつてその洗浄布aをブランケツト胴eに
押し当てて洗浄し、巻取りロールfで巻上げて行
くという装置となつているのである。 この自動洗浄機に用いられている洗浄布は、従
来より吸水性の点からセルロース系繊維を主体と
するものとなつている。 しかし、この洗浄布を自動洗浄機に適用する場
合、印刷機により印刷巾が異なるので、各種の巾
のものを品揃えするか、広巾のものを各々の巾に
スリツトする必要が生じるのである。前者の場合
は能率が悪く洗浄布が割高となり産業利用上不適
当であり、後者の場合はスリツトによる糸屑発生
があつてかなり不都合なものとなるのである。 ところで、この洗浄布を不織布で作成するとス
リツトによる糸屑発生はなく、各種の巾に適応し
やすいものとなるが、セルロース系繊維を主体と
する不織布は湿潤強度が乏しく摩擦によるテンシ
ヨンに耐えきれないという欠点を持つているので
ある。これを解決するために絡合方法を水流絡合
にした不織布を用いることなどが検討されている
が、湿潤したときのモジユラス低下は40%以上と
なり、これを補なうためには相当に大きな目付を
必要とし、やはり高価なものとなり、問題解決に
は至つていない現状となつているのである。 本考案は上記の様な問題点を解決することを目
的としてなされたものであり、実用上の吸水性を
保ちながら、湿潤強度の低下を抑制したものであ
つて、かつコスト的に有利なブランケツト用洗浄
布を提供しようとするものである。 ロ 考案の構成 本考案の構成は、印刷機のブランケツトの自動
洗浄機に用いる洗浄布であつて、ビニロン繊維20
〜80重量%と接着性繊維8020重量%とを含有した
不織布からなり、かつ前記不織布に樹脂含浸を施
してなることを特徴とするブランケツト用洗浄布
を、要旨とするものである。 問題点を解決するための手段 セルロース系繊維に代るべき他の繊維について
種々検討した結果、ビニロン繊維を使用し、この
繊維間を接着性繊維でもつて部分接着した構造の
不織布を用い、これにゴム系などの樹脂を含浸さ
せたものを洗浄布として使用すると、非常に好適
な結果が得られることを見い出したのである。 第1図は本考案洗浄布の断面拡大図である。 この図の様に本考案は、ビニロン繊維1を主要
な構成繊維とし、このビニロン繊維1間を接着性
繊維2でもつて部分的に接着し、全体を一体化し
た不織布状に形成し、さらにゴム系などの樹脂3
を含浸させたものとなつているのである。(なお、
樹脂3は不織布繊維間の空隙を部分的に埋めるも
のであるため図面では空隙部で示している。) 本考案において主要繊維としてビニロン繊維を
用いたのは、これがブランケツトを洗浄するため
に必要な実用上の吸水性を保つことを見い出した
からであり、従来のセルロース系繊維に比べて湿
潤強度低下が小さくすぐれた性能を示すことが判
明したのである。 このビニロン繊維1の配合割合は20〜80重量%
であることが必要で、20重量%未満では吸水性が
悪くなるし、80重量%をこえると接着性繊維2の
割合が少なくなりすぎて強度的に不都合となるの
である。 本考案における接着性繊維とは、主として熱融
着性繊維のことであり、例えば芯鞘構造の複合繊
維が好適で、芯部に通常の融点のポリエステル繊
維があつて、鞘部に低融点のポリエステル、ポリ
エチレン、ポリアミド等の融着性繊維を使用した
接着性繊維などがその実例としてあげられる。 この接着性繊維の配合割合は、80〜20重量%で
あることが必要で、80重量%をこえる量では風合
が硬くなり過ぎてブランケツトを傷付けたり、又
なじみがなく拭き取り効果が低下するし、一方、
20重量%未満では強度的に不適当となるのであ
る。 なお、この不織布を構成する繊維として前記以
外の他の繊維、例えば通常のポリエステル繊維等
を上記配合組成が損なわれない範囲で適宜にブレ
ンドしても良いことは無論である。 また本考案における樹脂含浸は、糸屑発生防止
と湿潤強度低下抑制のために行なうものである
が、この樹脂としてはゴム系バインダーが好まし
く、アクリロニトリル・ブタジエン共重合体系、
アクリル系、その他のバインダーを適宜使用して
やれば良く、この樹脂含浸量としては固形分比で
20〜30重量%が望ましいものである。 作 用 本考案は以上の様な構成であり、ビニロン繊維
が適切な割合で含まれているので実用上の吸水性
を保ち、接着性繊維による部分接着と樹脂含浸、
及びビニロン繊維自体の物性とにより湿潤による
強度低下はほとんどなく、糸屑発生は不織布であ
ることと樹脂含浸とによつて防止されており、ブ
ランケツト用洗浄布として非常に好適な作用効果
を発揮するのである。 実施例 太さが1.4デニール・長さ51mmのビニロン繊維
と、芯部が通常ブリツジで鞘部が融点200℃の低
融点ポリエステルからなる芯鞘複合繊維であつて
太さ4デニール・長さ51mmの接着性繊維とを、次
表のNo.1〜No.5の如き各種割合に配合し、カード
法にてウエブを形成し、加熱エンボスロール
(220℃)にて処理して部分熱融着させた不織布を
作つた。 これらの不織布にアクリロニトリル・ブタジエン
共重合ラテツクスのバインダーを固形分にて25重
量%含浸させて乾燥し、各々目付75g/m2・厚み
0.4mmのブランケツト用洗浄布を作成した。 なお、次表の比較例6は繊維構成だけでセルロ
ース100%としバインダーは同様に含浸させたも
のである。 上記6種類の洗浄布について乾燥時と湿潤時の
強伸度、及びなびみ性を比較したところ次表の様
な結果が得られる。
的に洗浄するための機械に装着して使用するブラ
ンケツト用洗浄布に関するものである。 従来の技術とその問題点 印刷機のブランケツトは、印刷内容が変る毎
に、これに付着したインキを拭き取る必要がある
が、従来は人手によりウエスやワイピングクロ
ス、テイツシユペーパー、印刷失敗紙などによつ
て拭き取つて洗浄していたのである。 近年、これを自動的に行なうブランケツトの自
動洗浄機が普及しつつあり、これは第2図の様に
洗浄布aを供給ロールbから繰出しながら洗浄剤
塗布ロールcによつて洗浄剤を付けて、押えロー
ルdによつてその洗浄布aをブランケツト胴eに
押し当てて洗浄し、巻取りロールfで巻上げて行
くという装置となつているのである。 この自動洗浄機に用いられている洗浄布は、従
来より吸水性の点からセルロース系繊維を主体と
するものとなつている。 しかし、この洗浄布を自動洗浄機に適用する場
合、印刷機により印刷巾が異なるので、各種の巾
のものを品揃えするか、広巾のものを各々の巾に
スリツトする必要が生じるのである。前者の場合
は能率が悪く洗浄布が割高となり産業利用上不適
当であり、後者の場合はスリツトによる糸屑発生
があつてかなり不都合なものとなるのである。 ところで、この洗浄布を不織布で作成するとス
リツトによる糸屑発生はなく、各種の巾に適応し
やすいものとなるが、セルロース系繊維を主体と
する不織布は湿潤強度が乏しく摩擦によるテンシ
ヨンに耐えきれないという欠点を持つているので
ある。これを解決するために絡合方法を水流絡合
にした不織布を用いることなどが検討されている
が、湿潤したときのモジユラス低下は40%以上と
なり、これを補なうためには相当に大きな目付を
必要とし、やはり高価なものとなり、問題解決に
は至つていない現状となつているのである。 本考案は上記の様な問題点を解決することを目
的としてなされたものであり、実用上の吸水性を
保ちながら、湿潤強度の低下を抑制したものであ
つて、かつコスト的に有利なブランケツト用洗浄
布を提供しようとするものである。 ロ 考案の構成 本考案の構成は、印刷機のブランケツトの自動
洗浄機に用いる洗浄布であつて、ビニロン繊維20
〜80重量%と接着性繊維8020重量%とを含有した
不織布からなり、かつ前記不織布に樹脂含浸を施
してなることを特徴とするブランケツト用洗浄布
を、要旨とするものである。 問題点を解決するための手段 セルロース系繊維に代るべき他の繊維について
種々検討した結果、ビニロン繊維を使用し、この
繊維間を接着性繊維でもつて部分接着した構造の
不織布を用い、これにゴム系などの樹脂を含浸さ
せたものを洗浄布として使用すると、非常に好適
な結果が得られることを見い出したのである。 第1図は本考案洗浄布の断面拡大図である。 この図の様に本考案は、ビニロン繊維1を主要
な構成繊維とし、このビニロン繊維1間を接着性
繊維2でもつて部分的に接着し、全体を一体化し
た不織布状に形成し、さらにゴム系などの樹脂3
を含浸させたものとなつているのである。(なお、
樹脂3は不織布繊維間の空隙を部分的に埋めるも
のであるため図面では空隙部で示している。) 本考案において主要繊維としてビニロン繊維を
用いたのは、これがブランケツトを洗浄するため
に必要な実用上の吸水性を保つことを見い出した
からであり、従来のセルロース系繊維に比べて湿
潤強度低下が小さくすぐれた性能を示すことが判
明したのである。 このビニロン繊維1の配合割合は20〜80重量%
であることが必要で、20重量%未満では吸水性が
悪くなるし、80重量%をこえると接着性繊維2の
割合が少なくなりすぎて強度的に不都合となるの
である。 本考案における接着性繊維とは、主として熱融
着性繊維のことであり、例えば芯鞘構造の複合繊
維が好適で、芯部に通常の融点のポリエステル繊
維があつて、鞘部に低融点のポリエステル、ポリ
エチレン、ポリアミド等の融着性繊維を使用した
接着性繊維などがその実例としてあげられる。 この接着性繊維の配合割合は、80〜20重量%で
あることが必要で、80重量%をこえる量では風合
が硬くなり過ぎてブランケツトを傷付けたり、又
なじみがなく拭き取り効果が低下するし、一方、
20重量%未満では強度的に不適当となるのであ
る。 なお、この不織布を構成する繊維として前記以
外の他の繊維、例えば通常のポリエステル繊維等
を上記配合組成が損なわれない範囲で適宜にブレ
ンドしても良いことは無論である。 また本考案における樹脂含浸は、糸屑発生防止
と湿潤強度低下抑制のために行なうものである
が、この樹脂としてはゴム系バインダーが好まし
く、アクリロニトリル・ブタジエン共重合体系、
アクリル系、その他のバインダーを適宜使用して
やれば良く、この樹脂含浸量としては固形分比で
20〜30重量%が望ましいものである。 作 用 本考案は以上の様な構成であり、ビニロン繊維
が適切な割合で含まれているので実用上の吸水性
を保ち、接着性繊維による部分接着と樹脂含浸、
及びビニロン繊維自体の物性とにより湿潤による
強度低下はほとんどなく、糸屑発生は不織布であ
ることと樹脂含浸とによつて防止されており、ブ
ランケツト用洗浄布として非常に好適な作用効果
を発揮するのである。 実施例 太さが1.4デニール・長さ51mmのビニロン繊維
と、芯部が通常ブリツジで鞘部が融点200℃の低
融点ポリエステルからなる芯鞘複合繊維であつて
太さ4デニール・長さ51mmの接着性繊維とを、次
表のNo.1〜No.5の如き各種割合に配合し、カード
法にてウエブを形成し、加熱エンボスロール
(220℃)にて処理して部分熱融着させた不織布を
作つた。 これらの不織布にアクリロニトリル・ブタジエン
共重合ラテツクスのバインダーを固形分にて25重
量%含浸させて乾燥し、各々目付75g/m2・厚み
0.4mmのブランケツト用洗浄布を作成した。 なお、次表の比較例6は繊維構成だけでセルロ
ース100%としバインダーは同様に含浸させたも
のである。 上記6種類の洗浄布について乾燥時と湿潤時の
強伸度、及びなびみ性を比較したところ次表の様
な結果が得られる。
【表】
なお、上表の強伸度評価は、実施例2の乾燥時
の強伸度を100とし、その相対値で示したもので、
測定方法はJIS−L1096に準じて行なつたもので
ある。 ハ 考案の効果 前記実施例からも判断できる様に、ブランケツ
ト用洗浄布としてビニロン繊維を主要繊維とし、
接着性繊維で部分接着した不織布を用いることに
より、セルロース繊維に比べて、乾燥時の強度は
無論のこと、湿潤時の強度が非常に大であり、特
に湿潤による強度低下がほとんど抑制されている
点に本考案洗浄布の最大の効果が認められるので
ある。 したがつて洗浄時の摩擦抵抗に充分耐え得るブ
ランケツト洗浄が達成できるものである。 また繊維配合を適切なものに限定することによ
り、強度の繊維となじみ性が得られ、各種の巾に
スリツトした時の糸屑発生もなく、その取扱い上
の効果も充分に得られており、スリツト可能によ
るコスト上の効果も大きいものとなつている。 さらに本考案洗浄布は、吸水率と吸油率とが平
均化しており、どちらの成分も能率よく吸収する
というすぐれた性能を有しているし、部分接着さ
れているため、水分や油分の拡散性が向上し、洗
浄布がよく濡れて洗浄効果が均質化するという効
果も発揮するのである。
の強伸度を100とし、その相対値で示したもので、
測定方法はJIS−L1096に準じて行なつたもので
ある。 ハ 考案の効果 前記実施例からも判断できる様に、ブランケツ
ト用洗浄布としてビニロン繊維を主要繊維とし、
接着性繊維で部分接着した不織布を用いることに
より、セルロース繊維に比べて、乾燥時の強度は
無論のこと、湿潤時の強度が非常に大であり、特
に湿潤による強度低下がほとんど抑制されている
点に本考案洗浄布の最大の効果が認められるので
ある。 したがつて洗浄時の摩擦抵抗に充分耐え得るブ
ランケツト洗浄が達成できるものである。 また繊維配合を適切なものに限定することによ
り、強度の繊維となじみ性が得られ、各種の巾に
スリツトした時の糸屑発生もなく、その取扱い上
の効果も充分に得られており、スリツト可能によ
るコスト上の効果も大きいものとなつている。 さらに本考案洗浄布は、吸水率と吸油率とが平
均化しており、どちらの成分も能率よく吸収する
というすぐれた性能を有しているし、部分接着さ
れているため、水分や油分の拡散性が向上し、洗
浄布がよく濡れて洗浄効果が均質化するという効
果も発揮するのである。
第1図は本考案洗浄布の断面拡大図である。第
2図はブランケツト自動洗浄機の概略を示した説
明図である。 1……ビニロン繊維、2……接着性繊維、3…
…樹脂、a……洗浄布、b……供給ロール、c…
…洗浄剤塗布ロール、d……押えロール、e……
ブランケツト胴、f……巻取りロール。
2図はブランケツト自動洗浄機の概略を示した説
明図である。 1……ビニロン繊維、2……接着性繊維、3…
…樹脂、a……洗浄布、b……供給ロール、c…
…洗浄剤塗布ロール、d……押えロール、e……
ブランケツト胴、f……巻取りロール。
Claims (1)
- 印刷機のブランケツトの自動洗浄機に用いる洗
浄布であつて、ビニロン繊維20〜80重量%と接着
性繊維80〜20重量%とを含有した不織布からな
り、かつ前記不織布に樹脂含浸を施してなること
を特徴とするブランケツト用洗浄布。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17588686U JPH0337977Y2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17588686U JPH0337977Y2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6380162U JPS6380162U (ja) | 1988-05-27 |
| JPH0337977Y2 true JPH0337977Y2 (ja) | 1991-08-12 |
Family
ID=31115625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17588686U Expired JPH0337977Y2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0337977Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-11-14 JP JP17588686U patent/JPH0337977Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6380162U (ja) | 1988-05-27 |
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