JPH0338098B2 - - Google Patents

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JPH0338098B2
JPH0338098B2 JP61040538A JP4053886A JPH0338098B2 JP H0338098 B2 JPH0338098 B2 JP H0338098B2 JP 61040538 A JP61040538 A JP 61040538A JP 4053886 A JP4053886 A JP 4053886A JP H0338098 B2 JPH0338098 B2 JP H0338098B2
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JP
Japan
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mold
movable
fixed
punch
stamper
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JP61040538A
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JPS62198422A (ja
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Ikuo Asai
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Meiki Seisakusho KK
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Meiki Seisakusho KK
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Publication date
Application filed by Meiki Seisakusho KK filed Critical Meiki Seisakusho KK
Priority to JP4053886A priority Critical patent/JPS62198422A/ja
Priority to EP86118132A priority patent/EP0247244B1/en
Priority to AT86118132T priority patent/ATE71575T1/de
Priority to US06/948,223 priority patent/US4772196A/en
Priority to DE8686118132T priority patent/DE3683491D1/de
Priority to KR1019870001075A priority patent/KR900007331B1/ko
Priority to AU69096/87A priority patent/AU585796B2/en
Publication of JPS62198422A publication Critical patent/JPS62198422A/ja
Publication of JPH0338098B2 publication Critical patent/JPH0338098B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は射出成形機に係り、特に、中心に開口
部を有するレコード盤、磁気デイスク、光学デイ
スク、あるいは情報記録デイスク等のデイスクの
成形に使用される射出成形装置に関する。
(従来の技術) レコード盤、ビデオデイスク等のデイスクを射
出によつて成形する発明に関しては、米国特許第
4085178号、第3989436号、第4260360号および本
願の出願人が先に出願した特開昭58−69028号公
報、特開昭59−230731号公報がある。これらに
は、射出後、デイスクの中心部を開口させる手段
が開示されている。
ところで、中心部が開口したデイスク、特に光
学デイスクでは、鮮明な画像または良質の音が再
生されるための条件として、複屈折率が低いこと
およびデイスクの外周部と内周部との間に複屈折
率の差がないこと、つまり複屈折率の一様化が要
求される。
かかる要求を満足させるための1つの条件とし
て、溶融樹脂が金型キヤビテイに充填される際、
金型キヤビテイ内の空気が溶融樹脂によつて金型
キヤビテイ外に排出されることが必要であるが、
このためには、型締め時、金型キヤビテイは外部
と連通状態になくてはならない。
また他の条件として、成形円盤の中央部をポン
チによつて開口させる際、成形円盤に撓みが生じ
ないことが要求される。この点が問題となるの
は、金型を閉じた状態で成形円盤の中央部を開口
させることが行われているからである。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、前掲の米国特許および公開公報に記載
の装置にあつては、型締め時、スタンパを金型に
固定するスタンパ押え同士が密着している。その
ため射出時、金型キヤビテイから空気を抜くため
の構成が複雑とならざるを得なかつた。
また、従来では金型を閉じた状態で成形円盤の
中央部を開口させるために、ポンチの前進ととも
にスプルブツシユを後退させるようにしている
が、このスプルブツシユの後退は、ポンチの前進
に対してなんの抵抗も生じさせることなく行われ
るため、成形円盤の開口部の切口が粗くしかも開
口時成形円盤の中央部が撓むため、残留応力が生
じ、その結果、開口部付近での信号の賦形範囲が
狭くなる、という問題があつた。
また、スプルブツシユの後退時に、ポンチの押
圧力に抗する方向の抵抗力を加えるようにすれば
良いのであるが、例えば、成形円盤の中心打抜径
15mm(CDの場合)、成形時にこの部分にかかる樹
脂圧がおよそ300Kg/cm2とすると、これに抗する
力Fは次の式で計算され、 F=π×1.52/4×300=530Kg よつて、概算530Kg以上の力が必要とされる。
中心打抜径35mmのLDの場合はさらに大きな力と
なる。そこで、スプルブツシユに圧縮コイルばね
を利用した場合、その挿入スペースを確保しなけ
ればならず装置が大型化されるおそれがあり、ま
た、ばねの反発力が開始時と終了時では変化する
ので一定の力での打抜きが困難であるという問題
が発生する。
本発明は、かかる問題点を解決するためになさ
れたもので、残留応力の発生を極力抑制しうるデ
イスクの射出成形装置を得ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、射出成形機の機台に固定した固定盤
に固定側金型を設け、前記固定盤に対して往復動
する可動盤に可動側金型を固定し、該固定側およ
び可動側金型の対向面には、型締完了時に該固定
側金型と該可動側金型とが保芯され互いに密着す
る傾斜部と端面部とが形成され、 該可動側金型の鏡面にスタンパを保持する外周
スタンパ押えを設けると共に、前記固定側金型に
その内周が金型キヤビテイの外周を規定する外周
リングを設け、かつ、型締完了時に前記外周スタ
ンパ押えと前記外周リングとの間に間隙を形成さ
せ、該金型キヤビテイの中心部に連通する溶融樹
脂通路を備えたスプルブツシユを移動可能に前記
固定側金型内に挿嵌し、前記可動側金型内に該ス
プルブツシユに対応する位置に前記金型キヤビテ
イの中心部を貫通するように往復動可能なポンチ
を設け、 前記スプルブツシユの後端面に押当自在な、加
熱筒の先端部に取付けられたノズルと、該加熱筒
を前後進させるシリンダ装置と、該シリンダ装置
に接続されたポンチの前進時に前記ノズルのスプ
ルブツシユに対する押圧力を調節する制御弁が介
装された油圧回路とを設け、成形された金型キヤ
ビテイ内の円盤の中心部をポンチで打抜く際、該
スプルブツシユの後退時にポンチの押圧力に抗す
る方向の抵抗力を加えることを特徴とする。
(作 用) 型締めに際して、可動盤を固定盤に接近させる
と、固定側金型および可動側金型は相互に接近
し、あるストロークに達すると、固定側および可
動側金型の端面部は密着し型締め力が該固定側お
よび可動側金型の端面部によつて支持される。
このようにして、型締めが完了すると、射出が
開始される。溶融樹脂が、金型キヤビテイ内に入
ると、金型キヤビテイ内の空気は、金型キヤビテ
イの外周部方向に移動し金型キヤビテイの外部に
漏出する。
また、成形円盤の中央部を開口させるためにポ
ンチを前進させると、これに応じてスプルブツシ
ユは後退するが、後退に際しては、スプルブツシ
ユおよびノズルが油圧回路に連係するので、スプ
ルブツシユは制御弁により所定の抵抗力を有する
ことによつてポンチの押圧力に抗しながら後退す
ることになる。
(実施例) 以下本発明の実施例を、図面を参照しながら説
明する。第1図は、型締め状態にある射出成形装
置の断面図を示すもので、1は固定盤、2は可動
盤であつて、固定盤1には、複数の要素から構成
される固定側組立体が取付けられ、可動盤2に
は、複数の要素から構成される可動側組立体が
取付けられている。
以下、固定側組立体および可動側組立体の
順に説明していくことにする。固定盤1の可動盤
2側の一端面には、段部3bが形成された内孔3
aを有する固定側取付部材3が固定され、該固定
側取付部材3の端面には、環状の固定側保持部材
4の端面が、ボルト5を介して取付けられてい
る。固定側取付部材3の内孔3aには、段部6a
が形成された固定側挿嵌部材6が巌挿され、その
一端面は固定盤1に当接するとともに他端部は内
孔3aから突出して固定側保持部材4の空孔4a
内に嵌合状態で延出しており、さらに固定側取付
部材3と固定側挿嵌部材6とは、段部3b,6a
同士が係合し、固定側挿嵌部材6の抜け止めが図
られている。固定側保持部材4の空孔4aには、
固定側鏡面板7が嵌合され、その一端面は、固定
側挿嵌部材6の端面に当接している。該固定側鏡
面板7の中央部は、可動盤2方向に突出する截頭
円錐状に形成されている。図示されていないが、
この截頭円錐部の端面には固定側スタンパを添設
することも可能で、この場合には固定側スタンパ
は、截頭円錐部の傾斜面沿いにボルト9を介して
取付けられた外周リング10によつて固定側鏡面
板7に固定される。該外周リング10の内周縁部
は、後述する環状スタンパ57と截頭円錐部の端
面との間隙の外周縁部に延出し、該間隙に充填さ
れて成形される成形品の外周面を画定するように
なつている。よつて、固定側保持部材4と固定側
鏡面板7とは固定側金型Xを構成する。
固定側挿嵌部材6と固定側鏡面板7との中央部
には、これらを貫通する大径部と小径部とからな
る貫通孔11が形成されており、大径部は固定側
保持部材4に位置している。該貫通孔11には、
大径部と小径部とからなるスプルブツシユ12が
移動自在に嵌挿され、該大径部は貫通孔11の大
径部に、また小径部は貫通孔11の小径部にそれ
ぞれ位置している。貫通孔11の軸線方向におけ
る大径部の長さは、スプルブツシユ12の大径部
よりも長く、したがつてスプルブツシユ12は、
これらの長さの差の範囲内で移動しうることにな
る。そして、このスプルブツシユ12の前進は、
貫通孔11の大径部と小径部との境界の肩部13
によつて規制され、またスプルブツシユ12の後
退は、貫通孔11の後端部に取付けられたリング
14によつて規制される。
固定側挿嵌部材6の後端部には、透孔15を有
するロケートリング16が固定され、さらに固定
盤1には、該ロケートリング16よりも大径の貫
通孔17が形成されており、加熱筒18に取付け
られたノズル19は、該貫通孔17と透孔15と
を通つてスプルブツシユ12の後端面に形成され
た凹所12aに当接自在となつている。
図中、20は固定側鏡面板7に形成されたら旋
状の冷却溝、21は冷却溝20に連通した冷却水
の吸入孔である。なお、冷却水の排水孔は省略さ
れている。22は、固定側鏡面板7に位置する貫
通孔11の外周に嵌挿されたブツシユで、該ブツ
シユにスプルブツシユ12の先端部が移動自在に
嵌挿されている。
つぎに、可動側組立体について説明すると、
可動盤2の固定盤1側における端面には、可動側
取付部材23、可動側第一部材24、環状の可動
側第二部材25、可動側第三部材26、中央部に
凹所27aを有する可動側第四部材27および環
状の可動側保持部材28が、これらの順序で取付
けられている。
29は可動盤2、可動側取付部材23および可
動側第一部材24を移動自在に貫通する突出しピ
ン、30は可動盤2を移動させる型締ラム31の
切欠部に往復動自在に取付けられた第一突出し
板、30aは可動側第二部材25の空孔25a内
に位置する第二突出し板であつて、突出しピン2
9の一端は第一突出し板30に固定され、また他
端は第二突出し板30aに固定されている。
可動側第一部材24にはシリンダ32が設けら
れ、該シリンダ32には先端面が後述するポンチ
50の基端部に当接したピストン33が摺動自在
に嵌挿され、該ピストン33の前進限度は、シリ
ンダ32の一端側の開口部に取付けられた規制板
34によつて決定され、後退限度は、可動側取付
部材23に固定されたシリンダ32の他端側用蓋
体35に固設されているストツパ36により決定
される。
可動側第三部材26の中央部には、凹所39が
形成され、該凹所39の底部には透孔40aが形
成されている。さらに、凹所39の外周側には、
一対のピン孔41が形成され、該ピン孔41に
は、円筒状のカラー42が摺動自在に嵌挿され、
該カラー42には、第二突出しピン43が摺動自
在に嵌挿されている。該カラー42および第二突
出しピン43の長さは、ピン孔41の長さよりも
長く、これらの一端部は第二突出し板30aに固
定され、また第二突出しピン43の他端部はピン
孔41から突出し、可動側第四部材27の凹所2
7aに摺動自在に嵌挿された駆動部材44の透孔
45に摺動自在に嵌挿されている。第二突出しピ
ン43の他端部における先端は大径にされ、該大
径部は透孔45の段部45aに当接自在になつて
いる。
環状の可動側保持部材28には、可動側挿嵌部
材46と可動側鏡面板47とが嵌挿され、可動側
挿嵌部材46の可動側第四部材27側には、凹所
46aが形成され、該凹所46aの底部には透孔
46bが形成され、さらに可動側鏡面板47にも
上記透孔46bとほぼ同径の透孔47aが形成さ
れている。該透孔46b,47aには、ブツシユ
48が挿入され、該ブツシユ48の端部は、凹所
46a内に位置するとともにその端面は可動側第
四部材27に固定されている。図中38は可動側
鏡面板47に形成されたら旋状の冷却溝である。
よつて、可動側保持部材28と可動側鏡面板47
とは可動側金型Yを構成する。
上記駆動部材44の中央部と、凹所27aの底
部とのそれぞれには、透孔44a,27bが形成
されており、駆動部材44の透孔44aには、大
径部と小径部とからなる内孔を有する製品突出し
カラー49の一端が固定され、また凹所27aの
底部における透孔27bおよびブツシユ48には
該製品突出しカラー49の他端が摺動自在に嵌挿
されている。
そして、可動側第三部材26の透孔40a、駆
動部材44の透孔44a、製品突出しカラー49
の内孔は同心状に配置されてポンチ用孔を形成し
ており、該ポンチ用孔にはポンチ50が移動自在
に挿入されている。該ポンチ50は、大径部と、
小径部と、これらの中間の径の中間径部とからな
り、基端部から大径部、中間径部および小径部の
順で形成され、大径部は凹所39内に位置し、ま
た、小径部と中間径部とのテーパ状の段差部は、
製品突出しカラー49の内孔に形成されたテーパ
状の段差部に当接自在となつている。
ポンチ50には、また、その長手方向に伸長す
る貫通孔50aが形成され、該貫通孔50aに
は、一端が第二突出し板30aに固定された突出
しピン51が摺動自在に嵌挿されている。
ブツシユ48の先端部外周には、環状スタンパ
57の中央部を保持するための環状の内孔部スタ
ンパ押え52が往復動自在に設けられている。該
内孔部スタンパ52の先端部は外方に屈曲され、
スタンパ57の内周側に係合自在となつている。
さらに、該内孔部スタンパ押え52の基端部には
螺子部52aが形成され、該螺子部52aには、
傘ウオーム歯車53が螺合されている。該歯車5
3は、円筒状で、その内周面は、ブツシユ48の
拡径された基端部に螺合され、上記螺子部52a
には、歯車53の底部に形成された透孔の内周面
における螺子部が螺合されている。さらに、該歯
車53の開口部側の端面にも螺子部が形成され、
該螺子部には、可動側保持部材28に回転自在に
保持された螺杆54が螺合されており、螺杆54
を回転させると、歯車53が回転し、この歯車5
3の回転によつて内孔部スタンパ押え52が進退
動する。
55は、ポンチ50の大径部と可動側第三部材
26の底部との間に配設されたばねであつて、ポ
ンチ50を図面において右方向に弾発付勢するも
のである。56は、第二突出し板30aと環状第
四部材27との間に配設されたばねであつて、第
二突出し板30aを右方向に弾発付勢するための
ものである。
上記環状鏡面板47の底面には、中央部に開口
部を有する環状スタンパ57が取付けられる。可
動側鏡面板47の外周側には、環状スタンパ57
の外周部を可動側鏡面板47に固定する外周スタ
ンパ押え58がボルト59によつて取付けられて
いる。
外周スタンパ押え58は、第2図に示すよう
に、可動側鏡面板47の外周縁部に配置される環
状部材からなり、固定側鏡面板7と相対向する端
面は、可動側鏡面板47の径方向に対して平行状
に形成された外周平坦部58aと、該外周平坦部
58aに連らなり、環状スタンパ57方向に傾斜
した傾斜部58bと、該傾斜部58bに連らなり
外周平坦部58aと平行状の内周平坦部58cと
から形成されている。
該外周スタンパ押え58と相対向する固定側鏡
面板7の外周部は外周スタンパ押え58の平坦部
58aに対して平行状の外周平坦部10aと、該
平坦部10aに連らなり外周スタンパ押え58の
傾斜部58bに対して平行状の傾斜部10bと、
該傾斜部10bに連らなりスタンパ57と平行状
になつた内周平坦部10cとから形成され、相対
向する一対の平坦部10a,58aおよび傾斜部
10b,58b間と、内周平坦部10cおよびス
タンパ57間とには、型締め時、空気抜き用間隙
Gが形成される。ここでより具体的は数値につい
て述べると、内周平坦部10cとスタンパ57と
の間隙Gは約10μmに設定され、また内周平坦部
10cの径方向における長さは約3mmに設定され
る。これらの数値は、充填時における溶融樹脂の
間隙Gからの流出阻止という観点と、充填時にお
ける空気の流出をよくするという観点とに立脚し
て定められたものである。
上記固定側保持部材4と可動側保持部材28と
は、型締め時、外周リング10と外周スタンパ押
え58とに空気抜き用間隙が形成されるよう互い
に当接する。いいかえれば型締め時における型締
め力は、環状および固定側保持部材28,4によ
つて支えられることになる。
ところで、このように環状および固定側保持部
材28,4で型締め力を支持する場合、型締め
時、これらの部材28,4の相対向する端面は、
固定側および可動側鏡面板7,47が同心を保つ
よう正確に当接する必要がある。つまり、これら
の部材28,4は当接時、互いにずれないことが
必要である。このため、固定側鏡面板7と可動側
鏡面板47との相対向するそれぞれの端面には、
傾斜部が形成されている。
すなわち、固定側保持部材4の端面における上
下の両側端部は、可動側保持部材28の移動方向
に対して直交する平坦部4a,4bに形成され、
該平坦部4a,4b間には、可動側保持部材28
から遠ざかる方向に傾斜する傾斜部4cが形成さ
れている。
可動側保持部材28の端面における上下の両側
端部にも平坦部28a,28bが形成され、また
該平坦部28a,28b間には傾斜部28cが形
成されている。そして該平坦部28a,28bお
よび傾斜部28cは、固定側保持部材4の対応す
る平坦部4a,4bおよび傾斜部4cに対して平
行になつている。ところで傾斜部4cの傾斜角度
であるが、これは可動側保持部材28の移動方向
に対して4゜〜10゜の範囲内、好ましくは7゜に設定さ
れる。固定側および可動側保持部材4,28の端
面は、上記のように形成されているので、型締め
時これら部材4,28は傾斜部4a,28c相互
の摺動によつて互いに案内されることになり、し
たがつて当接時これら部材4,28は相互にずれ
ることがない。なお、傾斜部7cの上記傾斜角度
は、あまりに大きいと案内の機能が減退すること
になり、また、あまりに小さいと傾斜部4a,2
8a同士が干渉し合うことになり、傾斜部4a,
28a同士の円滑な摺動が得られないことにな
る。上記傾斜角度の範囲は、これらの不都合が生
じない範囲である。
つぎに固定側組立体について説明する際に述
べたスプルブツシユ12に関してその動作を述べ
ると、本発明では環状キヤビテイのパーテイング
面を密着させたままポンチ50によつて成形品の
中央部を開口させるため、スプルブツシユ12は
可動式になつており、ポンチ50の前進とともに
スプルブツシユ12は後退する。しかし、本発明
ではただ単になんの抵抗も生じさせることなくス
プルブツシユ12を後退させるのではなく、ポン
チ50を前進させつつ該ポンチ50の押圧力に抗
する力をかけながら後退させる。すなわち、通常
は溶融樹脂の射出完了後、即座にノズル19を後
退させるのであるが、本発明では、射出完了後、
ノズル19を後退させることなくスプルブツシユ
12の凹所12aに接触させたままにし、接触力
を小さくする。このノズル19の接触によつてス
プルブツシユ12に押圧力を付与するのである。
この押圧力は一定でもよく、あるいは段階的また
はスロープ的に変化させてもよい。
ここで上記のようなノズル19の動作を行わせ
る具体的な機構について説明する。第1図に示す
ように、ノズル19は加熱筒18の先端部に取付
けられ、加熱筒18は、連結部60を介して油圧
シリンダ61のピストンロツド61aに連結され
ている。油圧シリンダ61の両端部には、油孔6
2,63が形成され、油圧シリンダ61の前進限
度側の油孔62には、管路65aが連結され、後
退限度側の油孔63には管路65bが連結され、
該管路65a,65bは4ポート3位置切換弁6
7が連結され、該切換弁67には油圧ポンプ64
と油タンク66とが連結されている。さらに油孔
63と4ポート3位置切換弁67との間の管路6
5bには、油タンク66に接続された分岐路68
が連結され、該分岐路68には、電磁比例圧力制
御弁69が介装されている。
4ポート3位置切換弁67の位置は、ソレノイ
ド67a,67bを励磁することによつて決定さ
れる。たとえば、ソレノイド67aを励磁する
と、4ポート3位置切換弁67はA位置をとり、
ピストン61cの前進限度側に圧油が供給され、
後退限度側の油は排出されるため、ノズル19は
後退する。また、ソレノイド67bを励磁すると
4ポート3位置切換弁67はB位置をとり、ピス
トンロツド61aの後退限度側に圧油が供給され
るとともに前進限度側の油は排出され、この結果
ノズル19は前進する。
ところで上記油圧回路の分岐路68には、電磁
比例圧力制御弁69が設けられているので、該弁
69の設定圧力を適当に決めれば、上述したよう
に、スプルブツシユ12に与える力を調節するこ
とができる。
上記ではスプルブツシユ12に与える力の調節
を電磁比例圧力制御弁69によつて行つている
が、これに限らず減圧弁を用いることも可能であ
り、さらにはスプルブツシユ12が後退する状態
にあるとき、スプルブツシユ12を支えている油
圧系の油圧を絞りを介して抜くことによつて、背
圧を生じさせて、スプルブツシユ12に抵抗力を
付与するようにしても良い。
なお、70は図示しない型締シリンダに取付け
られた螺子杆であつて、型開き時、第一突出し板
30が当接自在となつている。
また、第5図において、71は成形品取出し腕
であつて、成形円盤72を吸着する円盤吸着盤7
3と、成形円盤72の打ち抜かれた打抜き板74
を吸着する開口部吸着盤75とを備えている。該
成形品取出し腕71は、金型が開いたとき、金型
の上方から下降し、所定の位置に達したところで
停止し、成形円盤72とスプルが付着した打抜き
74とを吸着した後、再び上昇する。なお、76
は固定盤1に固定されかつ可動盤2を摺動自在に
貫通するステーである。
つぎに上記構成に係る装置の作用について述べ
る。図示しない端締シリンダを駆動して型締ラム
31を図面において左方に前進させると、可動側
保持部材28は固定側保持部材4に近接し、可動
側保持部材28の傾斜部28cが固定側保持部材
4の傾斜部4c沿いに摺動することになり、換言
すれば、可動側保持部材28は両傾斜部4c,2
8cに案内されつつ固定側保持部材4に接近し、
最後に可動側保持部材28の平坦部28a,28
bが固定側保持部材4の平坦部4a,4bに当接
することにより、可動側保持部材28の前進は停
止し、型締めが完了する。
この型締め完了の状態において、外周リング1
0と外周スタンパ押え58および外周リング10
と可動側スタンパ57とには、第2図に示すよう
に、空気抜き用間隙が形成されること前述のとお
りである。
このようにして固定側および可動側鏡面板7,
47が閉じたならば、図示しない型締シリンダ内
の圧力を予め定めた圧力にまで増圧させた後、前
述のようにして4ポート3位置切換弁67をB位
置にして加熱筒18を前進させ、ノズル19の先
端部をスプルブツシユ12の凹所12aに密着さ
せ、加熱筒18内の溶融樹脂を金型キヤビテイに
射出する。この状態を示すのが第1図である。
本発明では、最初高速にて射出し、予め定めた
位置または時間に達したとき射出速度を低速に切
換える。この場合、スクリユの慣性によつて予め
定めた位置において予め定めた射出速度が得られ
ないことがある。このため、射出成形機の射出油
圧回路に背圧を設け、スクリユの慣性を抑える手
段を採用し、さらに射出完了後、保持圧力を段階
的に切換えたりまたは連続的に減圧する手段を採
用してもよい。
上記の如くして溶融樹脂の射出が完了したなら
ば、金型キヤビテイ内の溶融樹脂に適切な保持圧
力をかけて予め定めた時間だけ保持し、この後、
4ポート3位置切換弁67を中立位置に切換え
る。これと同時に可動側第一部材24に設けたシ
リンダ32が作動し、ピストン33が左方に移動
してポンチ50を左方に突き出す(第3図参照)。
該ポンチ50の動作により成形円盤の中心部は打
ち抜かれて開口するが、この際、スプルブツシユ
12は後退可能に設けられているので、ポンチ5
0の前進とともに後退を開始する。しかし、スプ
ルブツシユ12の凹所12aには、ノズル19が
当接したままであり、しかも4ポート3位置切換
弁67は中立位置にあるので、スプルブツシユ1
2の後退に伴つてノズル19も後退するとともに
ピストン61cも後退し、この結果油圧シリンダ
61内の油が油孔63から流出するが、この流出
する油は直接油タンク66に流入することなく、
電磁比例圧力制御弁69を通つて油タンク66に
流入するので、ノズル19の後退に際しては、抵
抗が生ずることになり、スプルブツシユ12には
ポンチ50の押圧力に抗する方向の抵抗力が付与
され、したがつてスプルブツシユ12はポンチ5
0の前進時ポンチに反力を与えることなく後退す
ることはない。この抵抗力は電磁比例圧力制御弁
69の設定値を変えることにより任意に調整でき
る。スプルブツシユ12にポンチ50の押圧力に
抗する力がかけられない場合には、ポンチ50の
前進時、スプルブツシユ12は何の抵抗もなく後
退することになるが、この場合には、成形円盤の
開口部における切口が粗くなるため、残留応力が
生じ、この結果、開口部付近における信号の賦形
範囲が狭められることになる。
上記の如くして成形円盤の打ち抜きが終了する
と、可動盤2が後退を始め、これとともに、第一
突出し板30も後退するが、ある程度後退する
と、第一突出し板30は一対の螺子杆70に当接
して停止する。他方可動盤2は、第一突出し板3
0の停止後も後退を続けるため、突出しピン29
を介して第二突出し板30aに取付けられた突出
しピン51は相対的に突出し、第4図に示すよう
に、ポンチ50によつて打ち抜かれた打ち抜き板
74を突き出す。
そして、さらに可動盤2が後退すると、相対的
にカラー42が突出し駆動部材44を左方に移動
させるため、製品突出しカラー49が突出し、第
5図に示すように、成形円盤を可動側金型47か
ら離型させる。
ついで、成形品取出腕71が、同図に示すよう
に下降し成形円盤と打抜き板74とを、円盤吸着
盤73と開口部吸着盤75とが吸着する。この
後、成形品取出腕71は、左方に移動し、ついで
上昇することにより、成形円盤と打抜き板74と
を所定の位置に移動させる。
第6図は上記の過程を図式化したもので、折れ
線Aに示すように、射出工程a、成形品を冷却す
る冷却工程b、圧抜工程c、低速型開工程d、高
速型開工程e、低速型開工程f、突出しピン29
前進工程gおよび突出しピン29後退工程hの順
で行なわれる。
ノズル19のスプルブツシユ12に対する接触
力Pは、折れ線Bに示すように、射出完了までは
高圧に設定され、射出完了後は低圧に設定され
る。
折れ線Cは、ポンチ50の動作を示すもので、
射出完了後、時間tが経過した後、前進する。こ
の時間tは、0.5秒である。このように本発明で
は、射出完了直後、まだ成形品が冷却によつて硬
化しない間にポンチ50による抜ち抜きが行われ
るので、成形品の開口部における切り口がなめら
かになるとともに切り粉が発生せず、したがつて
切り粉がスタンパ57の表面または固定側金型4
の底面に付着することがなく、このため次の新た
な射出において、切り粉の混入による成形不良が
生ずることがない。
ポンチ50は、突出しピン29が後退を始める
と同時に後退する。
折れ線Dは、チヤージ工程を示し、樹脂供給工
程i、可塑化工程jおよびサツクバツクkの順で
行われる。折れ線Eは、ノズル19の動作を示
し、射出完了後、ポンチ50による打抜きが終了
するまでの時間tは、低圧によつて、換言すれば
ポンチの押圧力に抗する方向の力をかけられた状
態でスプルブツシユ12に接触しており、打抜き
完了後、後退し、リミツトスイツチLSNに当接
することによつて後退を停止する。
同図から明らかなように、型開工程d,e,f
はポンチ50が前進した状態で行われるため、ポ
ンチ50は打抜き後、再度成形品の開口部を通過
することがなく、したがつて切り口が傷付けられ
ることも切り粉が発生することもない。また、加
熱筒を作動する油圧回路を利用してノズル19を
スプルブツシユ12に押当可能に設けているので
構成が簡単で抗力が得られるという利点がある。
(発明の効果) 本発明は以上から明らかなように、型締力を固
定側および可動側金型の端部を密着させることに
よつて支持させることにより、金型キヤビテイに
空気抜き用間隙を形成することができ、したがつ
て構成を簡単にすることができる。
また、ポンチの前進時におけるスプルブツシユ
の後退時、該スプルブツシユにはポンチの押圧力
に抗する抵抗力が加えられるので、成形円盤の開
口部における切口はなめらかになり、さらに開口
部付近の撓みも抑制されるので、残留応力の発生
が極力抑制されることになる。また、制御弁を調
節することによつてスプルブツシユの抗力を任意
に変えることができ、最適の条件を選んでデイス
クの中心孔を打抜くことができ内部応力の発生を
抑え複屈折率が改善されるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る装置の断面図、第2図は
本発明の要部を示す断面図、第3図はポンチの突
出状態を示す第1図相当図、第4図は型開き状態
を示す第1図相当図、第5図は成形品取出し状態
を示す第1図相当図、第6図は本発明に係る装置
の動作を示すタイムチヤートである。 1…固定盤、2…可動盤、10…外周リング、
12…スプルブツシユ、50…ポンチ、51…突
出しピン、57…環状スタンパ、X…固定側金
型、Y…可動側金型。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 射出成形機の機台に固定した固定盤に固定側
    金型を設け、前記固定盤に対して往復動する可動
    盤に可動側金型を固定し、該固定側および可動側
    金型の対向面には、型締完了時に該固定側金型と
    該可動側金型とが保芯され互いに密着する傾斜部
    と端面部とが形成され、 該可動側金型の鏡面にスタンパを保持する外周
    スタンパ押えを設けると共に、前記固定側金型に
    その内周が金型キヤビテイの外周を規定する外周
    リングを設け、かつ、型締完了時に前記外周スタ
    ンパ押えと前記外周リングとの間に間隙を形成さ
    せ、 該金型キヤビテイの中心部に連通する溶融樹脂
    通路を備えたスプルブツシユを移動可能に前記固
    定側金型内に挿嵌し、前記可動側金型内に該スプ
    ルブツシユに対応する位置に前記金型キヤビテイ
    の中心部を貫通するように往復動可能なポンチを
    設け、 前記スプルブツシユの後端面に押当自在な、加
    熱筒の先端部に取付けられたノズルと、該加熱筒
    を前後進させるシリンダ装置と、該シリンダ装置
    に接続されたポンチの前進時に前記ノズルのスプ
    ルブツシユに対する押圧力を調節する制御弁が介
    装された油圧回路とを設け、成形された金型キヤ
    ビテイ内の円盤の中心部をポンチで打抜く際、該
    スプルブツシユの後退時にポンチの押圧力に抗す
    る方向の抵抗力を加えることを特徴とするデイス
    クの射出成形装置。
JP4053886A 1986-02-26 1986-02-26 デイスクの射出成形装置 Granted JPS62198422A (ja)

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AT86118132T ATE71575T1 (de) 1986-02-26 1986-12-30 Formvorrichtung und verfahren zum herstellen von platten mit mittelloch.
US06/948,223 US4772196A (en) 1986-02-26 1986-12-30 Molding apparatus for producing centrally-apertured discs
DE8686118132T DE3683491D1 (de) 1986-02-26 1986-12-30 Formvorrichtung und verfahren zum herstellen von platten mit mittelloch.
KR1019870001075A KR900007331B1 (ko) 1986-02-26 1987-02-10 중심-개구(開口)디스크(Disc)를 제조하기 위한 성형장치 및 방법
AU69096/87A AU585796B2 (en) 1986-02-26 1987-02-20 Molding apparatus for producing centrally-apertured discs

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