JPH0338811Y2 - - Google Patents
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- JPH0338811Y2 JPH0338811Y2 JP1985125734U JP12573485U JPH0338811Y2 JP H0338811 Y2 JPH0338811 Y2 JP H0338811Y2 JP 1985125734 U JP1985125734 U JP 1985125734U JP 12573485 U JP12573485 U JP 12573485U JP H0338811 Y2 JPH0338811 Y2 JP H0338811Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- external lead
- lead wire
- coil
- terminal
- bobbin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本案は、変圧器を構成するコイル・ボビン用の
外部リード線接続構造に関し、特に、内側と外側
のコイル・ボビンを有する変圧器にあつて内側コ
イル・ボビンに適用すると効果的な、コイル端末
と外部リード線との接続構造に関する。
外部リード線接続構造に関し、特に、内側と外側
のコイル・ボビンを有する変圧器にあつて内側コ
イル・ボビンに適用すると効果的な、コイル端末
と外部リード線との接続構造に関する。
〈従来の技術〉
ボビンに巻き付けたコイルの両端末をそれぞれ
外部リード線に接続させるに際して、その作業性
の向上や外部リード線を介しての引つ張り強度の
確保を目的とした接続手法や接続構造は、従来か
らも各種各様のものが提案されてきた。
外部リード線に接続させるに際して、その作業性
の向上や外部リード線を介しての引つ張り強度の
確保を目的とした接続手法や接続構造は、従来か
らも各種各様のものが提案されてきた。
そうしたものを分類付けると、
ボビンの軸方向端部に端子台を形成し、それ
に端子ピンを設けるもの; 外部リード線の被覆に対して食い付くような
部材を設けるもの; 外部リード線を無理に曲げる等して摩擦力を
発生させるもの; の三種に分けて考えることができる。ただしこれ
らは、互いに組合せて用いられることもある。
に端子ピンを設けるもの; 外部リード線の被覆に対して食い付くような
部材を設けるもの; 外部リード線を無理に曲げる等して摩擦力を
発生させるもの; の三種に分けて考えることができる。ただしこれ
らは、互いに組合せて用いられることもある。
まず、上記の範疇に属するものは、代表的に
は第5図A,Bに示されるようなものである。こ
れは、実公昭59−27604号公報において従来例と
して紹介されているもので、簡単に説明すると次
のような構造となつている。
は第5図A,Bに示されるようなものである。こ
れは、実公昭59−27604号公報において従来例と
して紹介されているもので、簡単に説明すると次
のような構造となつている。
対象となつている変圧器は、それぞれ適当な合
成樹脂により成形された内側コイル・ボビン20
と外側コイル・ボビン10を有するもので、特徴
のある外部リード線接続構造は、内側コイル・ボ
ビン20の方に見ることができる。
成樹脂により成形された内側コイル・ボビン20
と外側コイル・ボビン10を有するもので、特徴
のある外部リード線接続構造は、内側コイル・ボ
ビン20の方に見ることができる。
すなわち、コイル(図示せず)の捲回部21を
挟んで軸方向で対向する両端の中、一端側の鍔部
22には、軸直角方向に張り出した一対の肉厚な
端子台23,23が設けられ、これには適当個数
の端子ピン24,24が軸方向に突出するように
形成されている。
挟んで軸方向で対向する両端の中、一端側の鍔部
22には、軸直角方向に張り出した一対の肉厚な
端子台23,23が設けられ、これには適当個数
の端子ピン24,24が軸方向に突出するように
形成されている。
端子台23,23にあつて、端子ピン24,2
4の脇、及び横の部分には、L字型のスリツト2
5,25が切られており、ここから図示しないコ
イルの巻き始め端、巻き終わり端を引き出して、
端子ピン24,24にからげるようになつてい
る。
4の脇、及び横の部分には、L字型のスリツト2
5,25が切られており、ここから図示しないコ
イルの巻き始め端、巻き終わり端を引き出して、
端子ピン24,24にからげるようになつてい
る。
外部リード線26,26は、他方の鍔部に形成
されている凹み27,27、及び端子台のある鍔
部22のスロツト28,28に各嵌まるようにコ
イル面に沿わされた後、被覆を剥いた芯線を端子
ピン24,24にからげ、既述のように先にから
げてあるコイル端末と一緒に半田付けすることに
より、電気的、機械的に固定される。
されている凹み27,27、及び端子台のある鍔
部22のスロツト28,28に各嵌まるようにコ
イル面に沿わされた後、被覆を剥いた芯線を端子
ピン24,24にからげ、既述のように先にから
げてあるコイル端末と一緒に半田付けすることに
より、電気的、機械的に固定される。
このような構造に応じて、外側コイル・ボビン
10には、端子台23及び端子ピン24を収める
袋部11が形成されている。互いの組み合い状態
は、第5図Bの断面図に良く示されている。
10には、端子台23及び端子ピン24を収める
袋部11が形成されている。互いの組み合い状態
は、第5図Bの断面図に良く示されている。
なお、外側コイル・ボビン10の方の外部リー
ド線12,12の接続手法は原始的なものであつ
て、コイル端末13,13に対し、その芯線を単
にからげて半田付けするだけであり、その接続部
分とコイル面との間には、適当な絶縁材料製の絶
縁板14が挟まれている。
ド線12,12の接続手法は原始的なものであつ
て、コイル端末13,13に対し、その芯線を単
にからげて半田付けするだけであり、その接続部
分とコイル面との間には、適当な絶縁材料製の絶
縁板14が挟まれている。
これに対し、上記の分類に入る構造は、同じ
実公昭59−27604号公報中において上記の構造
を改良するものとして開示されている構造に代表
させることができる。
実公昭59−27604号公報中において上記の構造
を改良するものとして開示されている構造に代表
させることができる。
これは、第6図A,Bに示されるようなもの
で、同様に考案として特徴のある外部リード線接
続構造は、互いに嵌まり合う外側コイル・ボビン
29と内側コイル・ボビン30の中、内側コイ
ル・ボビン30に対して施されている。
で、同様に考案として特徴のある外部リード線接
続構造は、互いに嵌まり合う外側コイル・ボビン
29と内側コイル・ボビン30の中、内側コイ
ル・ボビン30に対して施されている。
内側コイル・ボビン30の軸方向の一端部に
は、ボツクス部31が形成されている。このボツ
クス部31は、分かり易いように、第6図Bに拡
大して示している。
は、ボツクス部31が形成されている。このボツ
クス部31は、分かり易いように、第6図Bに拡
大して示している。
これには、外部リード線32,32をL字状に
屈曲させて収める溝33が形成してあり、その溝
33に続いては、接続凹部と呼ぶ凹み34があ
る。
屈曲させて収める溝33が形成してあり、その溝
33に続いては、接続凹部と呼ぶ凹み34があ
る。
接続凹部32には、コイル捲回面に続くスリツ
ト35が開口しており、コイル端末36はここを
介して接続凹部34内に入れられた後、剥き出さ
れた外部リード線32の芯線とからげられ、半田
付け等されて電気的、機械的に固定される。
ト35が開口しており、コイル端末36はここを
介して接続凹部34内に入れられた後、剥き出さ
れた外部リード線32の芯線とからげられ、半田
付け等されて電気的、機械的に固定される。
この構造においては、さらに、L字状の溝33
の側面に、外部リード線32の被覆に食い込むリ
ブ37があり、また当該溝の開口には、幅狭とな
つた係止部38が形成されいて、それらにより外
部リード線32,32を喰え込み、引つ張り強度
を得るようになつている。
の側面に、外部リード線32の被覆に食い込むリ
ブ37があり、また当該溝の開口には、幅狭とな
つた係止部38が形成されいて、それらにより外
部リード線32,32を喰え込み、引つ張り強度
を得るようになつている。
最後に、上記の範疇に入る従来例を挙げる
と、それには代表的に、特開昭58−73107号公報
に開示されているようなものがある。
と、それには代表的に、特開昭58−73107号公報
に開示されているようなものがある。
これは、内側コイル・ボビンの一端部に端子台
受容部を設け、これに別途作成した端子台を嵌め
込むもので、その端子台の構造は第7図に示され
るようなものとなつている。ただし、本図におい
ては内側コイル・ボビンとその一端部に設けられ
た端子台受容部は図示していない。
受容部を設け、これに別途作成した端子台を嵌め
込むもので、その端子台の構造は第7図に示され
るようなものとなつている。ただし、本図におい
ては内側コイル・ボビンとその一端部に設けられ
た端子台受容部は図示していない。
第7図A,Bに示されるように、端子台40に
は、外部リード線41を折り曲げ保持する溝42
と透孔43が設けられ、特に第7図Bに良く示さ
れているように、外部リード線41をその先端か
ら溝42内に入れ、中仕切り状の桟44を越えた
所で折り返して透孔43内に通し、透孔43を抜
け出てきた部分の被覆を剥いて、ここに本図では
示していないコイル端末をからげて半田付けする
ことにより、外部リード線の電気的、機械的固定
を図るようになつている。
は、外部リード線41を折り曲げ保持する溝42
と透孔43が設けられ、特に第7図Bに良く示さ
れているように、外部リード線41をその先端か
ら溝42内に入れ、中仕切り状の桟44を越えた
所で折り返して透孔43内に通し、透孔43を抜
け出てきた部分の被覆を剥いて、ここに本図では
示していないコイル端末をからげて半田付けする
ことにより、外部リード線の電気的、機械的固定
を図るようになつている。
〈考案が解決しようとする問題点〉
上記した従来例は、いづれも一長一短で、それ
ぞれに解決しなければならない問題を含んでい
る。
ぞれに解決しなければならない問題を含んでい
る。
上記の範疇に関する第5図示の従来例におい
ては、端子台23に端子ピン24を埋め込み成形
する手間が必要な欠点がある。端子ピン24とい
う金属部材を別途に必要とすることも不利であ
る。
ては、端子台23に端子ピン24を埋め込み成形
する手間が必要な欠点がある。端子ピン24とい
う金属部材を別途に必要とすることも不利であ
る。
また、昨今においては、特に薄型の変圧器が要
求されることが多いが、こうした場合、この従来
例においては、内側コイル・ボビンの端子台及び
端子ピンを収める外側コイル・ボビン10の袋部
11の高さhを、どうしてもある程度以上は採ら
なければならず、したがつてこの要請には旨く応
えられないという弱点もある。
求されることが多いが、こうした場合、この従来
例においては、内側コイル・ボビンの端子台及び
端子ピンを収める外側コイル・ボビン10の袋部
11の高さhを、どうしてもある程度以上は採ら
なければならず、したがつてこの要請には旨く応
えられないという弱点もある。
さらに、端子ピン24の太さも、変圧器の小型
化の要求の下ではそれ程、太くは採れず、したが
つて強度的にも満足ではないという欠点もある。
外部リード線26に大きな引つ張り力が加わつた
場合、容易に端子ピン24が折損することもあ
り、ストレスがコイル端末に直接に印加されるこ
ともある。
化の要求の下ではそれ程、太くは採れず、したが
つて強度的にも満足ではないという欠点もある。
外部リード線26に大きな引つ張り力が加わつた
場合、容易に端子ピン24が折損することもあ
り、ストレスがコイル端末に直接に印加されるこ
ともある。
また、端子ピンを横方向に突出させた従来例も
あるが、これでも、上記の高さの問題が横方向の
張り出し長さの問題に変わるだけであつて、上記
欠点はほぼ同様に有している。
あるが、これでも、上記の高さの問題が横方向の
張り出し長さの問題に変わるだけであつて、上記
欠点はほぼ同様に有している。
これに対して、第6図に示されている従来例で
は、外部リード線32の引つ張り強度は、これを
収める溝33とその溝に設けられているリブ37
や係止部38によつて得ているので、直接にコイ
ル端末にストレスが及ぶことはないが、リブ37
や係止部38が外部リード線32の被覆に対して
食い込むようになつていることが望ましくない。
場合によつては芯線を傷付けることがあり、スト
レスが加わるとここの部分で断線し易くなる。
は、外部リード線32の引つ張り強度は、これを
収める溝33とその溝に設けられているリブ37
や係止部38によつて得ているので、直接にコイ
ル端末にストレスが及ぶことはないが、リブ37
や係止部38が外部リード線32の被覆に対して
食い込むようになつていることが望ましくない。
場合によつては芯線を傷付けることがあり、スト
レスが加わるとここの部分で断線し易くなる。
また、外部リード線の径の許容性はほとんど失
われてしまう。細いものではリブ37や係止部3
8が設けられている意味がなくなつてしまうし、
逆に太ければ、そもそも溝33内に入らなくなつ
てしまう。
われてしまう。細いものではリブ37や係止部3
8が設けられている意味がなくなつてしまうし、
逆に太ければ、そもそも溝33内に入らなくなつ
てしまう。
さらに、作業性も高いとは決して言えない。外
部リード線32を溝内に曲げながら押し込んだ
後、手狭な接続凹部34内でコイル端末35との
からげ作業をせねばならないからである。
部リード線32を溝内に曲げながら押し込んだ
後、手狭な接続凹部34内でコイル端末35との
からげ作業をせねばならないからである。
第7図の従来例においては、外部リード線の被
覆を傷付けたり、ストレスを局部集中させたりす
るおそれは随分と低減されてはいる。しかし、顕
かなように、リード線41を既述したように溝4
2から透孔43内に折り曲げ作業を伴つて挿入す
る作業は極めて厄介である。
覆を傷付けたり、ストレスを局部集中させたりす
るおそれは随分と低減されてはいる。しかし、顕
かなように、リード線41を既述したように溝4
2から透孔43内に折り曲げ作業を伴つて挿入す
る作業は極めて厄介である。
また、別途に端子台を作ること(一体成形は型
抜きの関係で無理がある)は、経費的に不利であ
るばかりでなく、ボビン構造を複雑化し、組立て
工程を増すことになる。
抜きの関係で無理がある)は、経費的に不利であ
るばかりでなく、ボビン構造を複雑化し、組立て
工程を増すことになる。
本案は、以上のような従来の実情に鑑み、コイ
ル・ボビンに捲回されたコイル端末を外部リード
線に接続するに際し、上記従来例の各欠点をの
み、解決することを主目的として成されたもので
ある。
ル・ボビンに捲回されたコイル端末を外部リード
線に接続するに際し、上記従来例の各欠点をの
み、解決することを主目的として成されたもので
ある。
換言すれば、本案の目的は次のように項目立て
ることができる。
ることができる。
コイル・ボビンに要求される構造は極力、簡
単なものとすること。
単なものとすること。
端子ピンは必要としないこと。
薄型なコイル・ボビンにも適用できるもので
あること。
あること。
接続作業は簡単に行なえるものであること。
リブ等により、外部リード線、特にその被覆
に対して局部的なストレスを与えるようなこと
がないようにすること。
に対して局部的なストレスを与えるようなこと
がないようにすること。
〈問題点を解決するための手段〉
上記目的〜を達成するため、本案において
は、次のような構成のコイル・ボビンにおける外
部リード線接続構造を提供する。
は、次のような構成のコイル・ボビンにおける外
部リード線接続構造を提供する。
コイルを捲回するコイル・ボビンの軸方向端部
において、軸直角方向に張り出すように設けられ
た張り出し部と; 該張り出し部に設けられ、コイル端末を軸方向
に通すため、軸直角方向外方に開口したスリツト
と; 該スリツトの開口端の側部にあつて上記張り出
し部から軸方向に立ち上がつた外部リード線の芯
線の巻き付け部と、該巻き付け部の先端から軸直
角方向に向いた押え部とを有する外部リード線の
係留部と; から成ることを特徴とするコイル・ボビン用外部
リード線接続構造。
において、軸直角方向に張り出すように設けられ
た張り出し部と; 該張り出し部に設けられ、コイル端末を軸方向
に通すため、軸直角方向外方に開口したスリツト
と; 該スリツトの開口端の側部にあつて上記張り出
し部から軸方向に立ち上がつた外部リード線の芯
線の巻き付け部と、該巻き付け部の先端から軸直
角方向に向いた押え部とを有する外部リード線の
係留部と; から成ることを特徴とするコイル・ボビン用外部
リード線接続構造。
〈作用〉
上記のような本案の外部リード線接続構造は、
次のような接続作業上の作用を営む。理解のため
に、各構成子には後述の本案実施例において用い
る符号を付して置く。
次のような接続作業上の作用を営む。理解のため
に、各構成子には後述の本案実施例において用い
る符号を付して置く。
コイル端末64は、張り出し部55に形成され
ているスリツト56の軸直角方向外方の開口から
この中に挿入し、軸方向に抜け出させて置く。
ているスリツト56の軸直角方向外方の開口から
この中に挿入し、軸方向に抜け出させて置く。
被覆を剥いた外部リード線61の先端芯線63
は、張り出し部55に形成されている係留部57
の軸方向へ立ち上がつた巻き付け部58に任意回
数、例えば一回程度、巻き付ける。
は、張り出し部55に形成されている係留部57
の軸方向へ立ち上がつた巻き付け部58に任意回
数、例えば一回程度、巻き付ける。
そうした後、張り出し部55の残りの面積部分
の所で、外部リード線61の芯線63とコイル端
末64とをからげ、適宜、半田付け等によつて両
者を電気的に接続する。
の所で、外部リード線61の芯線63とコイル端
末64とをからげ、適宜、半田付け等によつて両
者を電気的に接続する。
このように、本案の構造によると、接続作業は
極めて簡単になる。
極めて簡単になる。
そして、外部リード線61に加わる引つ張りス
トレスは、被覆において吸収するのではなく、係
留部乃至その巻き付け部58に巻き付けられた芯
線部分でこれに対抗する。
トレスは、被覆において吸収するのではなく、係
留部乃至その巻き付け部58に巻き付けられた芯
線部分でこれに対抗する。
したがつて、被覆だけがずれていつてしまつた
り、局部的に破れるようなことがなく、コイル端
末64にこのストレスを及ぼすこともない。
り、局部的に破れるようなことがなく、コイル端
末64にこのストレスを及ぼすこともない。
また、張り出し部55や係留部57の形成は、
何等特殊な加工を要求するものではなく、公知既
存の技術で簡単に形成することができ、鋳型も複
雑なものとはならない。
何等特殊な加工を要求するものではなく、公知既
存の技術で簡単に形成することができ、鋳型も複
雑なものとはならない。
さらに、係留部57、ないし外部リード線61
の芯線巻き付け部58の高さについても、例えば
従来における端子ピンを利用するものに比せば、
単に外部リード線の芯線63を例えば一回程度、
巻き付け得る高さがあれば良いので、十分に低い
ものとすることができる。
の芯線巻き付け部58の高さについても、例えば
従来における端子ピンを利用するものに比せば、
単に外部リード線の芯線63を例えば一回程度、
巻き付け得る高さがあれば良いので、十分に低い
ものとすることができる。
なお、係留部57の先端に形成された軸直角方
向に向く押え部59は、その下の巻き付け部58
に巻き付けた芯線63が作業過程中に軸方向へ抜
けていつてしまうのを効果的に防止する。
向に向く押え部59は、その下の巻き付け部58
に巻き付けた芯線63が作業過程中に軸方向へ抜
けていつてしまうのを効果的に防止する。
〈実施例〉
第1図から第4図までには、本案の思想に即し
て構成された望ましい実施例としてのコイル・ボ
ビン用外部リード線接続構造が示されている。
て構成された望ましい実施例としてのコイル・ボ
ビン用外部リード線接続構造が示されている。
この実施例では、それぞれ適当な合成樹脂によ
り成形された内外コイル・ボビンを軸方向に入れ
子にする変圧器において、内側コイル・ボビンに
本案を適用した場合が示されていて、第1図は本
案の構造が最も良く表れている部分を要部拡大し
ており、第2図は当該本案の接続構造が適用され
た内側コイル・ボビン50を斜視図的に示し、ま
た第3図は平面図的に示している。
り成形された内外コイル・ボビンを軸方向に入れ
子にする変圧器において、内側コイル・ボビンに
本案を適用した場合が示されていて、第1図は本
案の構造が最も良く表れている部分を要部拡大し
ており、第2図は当該本案の接続構造が適用され
た内側コイル・ボビン50を斜視図的に示し、ま
た第3図は平面図的に示している。
内側コイル・ボビン50は、図示しないコイル
を巻き付けるコイル捲回部51を有し、その内部
には、これも図示しない鉄心を挿通する鉄心挿通
孔52が軸方向に穿たれている。
を巻き付けるコイル捲回部51を有し、その内部
には、これも図示しない鉄心を挿通する鉄心挿通
孔52が軸方向に穿たれている。
コイル捲回部51の軸方向両端には、この場
合、比較的薄い一体の鍔53,54が形成されて
いるが、この実施例においては、図中、上方に示
された一方の鍔53にあつて、コイル捲回部51
の一辺部に沿う部分を本案で言う軸直角方向に張
り出した張り出し部55としている。
合、比較的薄い一体の鍔53,54が形成されて
いるが、この実施例においては、図中、上方に示
された一方の鍔53にあつて、コイル捲回部51
の一辺部に沿う部分を本案で言う軸直角方向に張
り出した張り出し部55としている。
この張り出し部55には、軸直角方向に開口し
たスリツト56がこの場合、適宜間隔で五本、切
られている。
たスリツト56がこの場合、適宜間隔で五本、切
られている。
そして、各スリツト56の開口部の側部、特に
この場合、その両側部に沿つて、各一対、計十個
の係留部57が形成されている。
この場合、その両側部に沿つて、各一対、計十個
の係留部57が形成されている。
この係留部57は、張り出し部55の面から軸
方向に立ち上がつた立ち上がり部乃至芯線巻き付
け部58と、その先端から軸直角方向外方に折れ
返つた押え部59とから構成されている。
方向に立ち上がつた立ち上がり部乃至芯線巻き付
け部58と、その先端から軸直角方向外方に折れ
返つた押え部59とから構成されている。
ただし、この実施例の場合、張り出し部55か
ら立ち上がつた板状部材に軸直角方向外方から内
方に向けて横に溝60を切り入れることにより、
立ち上がり部58と押え部59とが構成されたよ
うな格好になつている。
ら立ち上がつた板状部材に軸直角方向外方から内
方に向けて横に溝60を切り入れることにより、
立ち上がり部58と押え部59とが構成されたよ
うな格好になつている。
また、この実施例では、望ましい配慮として、
張り出し部55の鉄心側には後壁66が、両側部
には側壁65、65が形成されていて、それらと
係留部群57,……とによつて、軸方向の窪んだ
空間が形成されている。
張り出し部55の鉄心側には後壁66が、両側部
には側壁65、65が形成されていて、それらと
係留部群57,……とによつて、軸方向の窪んだ
空間が形成されている。
さらに、下側の鍔54には、外部リード線6
1,61を軸方向にコイルに沿わせて通すため
に、窪み62が適当個数、適当間隔で形成されて
いる。
1,61を軸方向にコイルに沿わせて通すため
に、窪み62が適当個数、適当間隔で形成されて
いる。
このような構造にあつて、コイル端末64と外
部リード線61の先端芯線63との接続作業は、
以下、特に第1図に即して説明するように、次の
ようにして為す。
部リード線61の先端芯線63との接続作業は、
以下、特に第1図に即して説明するように、次の
ようにして為す。
まず、コイル端末64を、位置的に都合の良い
スリツト56を介して張り出し部55を軸方向に
抜けるように引き出す。
スリツト56を介して張り出し部55を軸方向に
抜けるように引き出す。
次いで、外部リード線61の先端の被覆を剥
き、芯線63を出す。
き、芯線63を出す。
剥き出した芯線63を係留部57の押え部59
の下の巻き付け部58に適当回数、一般には一回
程度、ぐるりと巻き付ける。
の下の巻き付け部58に適当回数、一般には一回
程度、ぐるりと巻き付ける。
こうした後、巻き付け部58よりさらに余つた
先端部と、先にスリツト56を通してあるコイル
端末64とを、張り出し部55の残りの面積部分
の所、すなわちこの場合は後壁66と側壁65,
65に囲まれた窪み空間内で互いにからげ合せ
る。
先端部と、先にスリツト56を通してあるコイル
端末64とを、張り出し部55の残りの面積部分
の所、すなわちこの場合は後壁66と側壁65,
65に囲まれた窪み空間内で互いにからげ合せ
る。
その後、必要に応じて半田付け等をすれば、本
案の接続構造はこれをもつて十分に利用されたこ
とになる。
案の接続構造はこれをもつて十分に利用されたこ
とになる。
こうした内側コイル・ボビン50を内部に嵌め
入れる外側コイル・ボビンには、例えば第4図示
の外側コイル・ボビン70に示されるように、張
り出し部55における外部リード線接続構造を受
け入れる袋部71を形成して置くと良い。
入れる外側コイル・ボビンには、例えば第4図示
の外側コイル・ボビン70に示されるように、張
り出し部55における外部リード線接続構造を受
け入れる袋部71を形成して置くと良い。
そしてこうした構造においては、先に述べた後
壁66や側壁65,65は、袋部71とあいまつ
て、沿面距離を稼ぐ働きをする。簡単に言えば鉄
心に対して十分な絶縁を採ることができる。
壁66や側壁65,65は、袋部71とあいまつ
て、沿面距離を稼ぐ働きをする。簡単に言えば鉄
心に対して十分な絶縁を採ることができる。
上記してきた実施例においては、本案による外
部リード線接続構造は一方の鍔53のしかも一辺
部にしか設けられていないが、もちろん、必要に
応じて対向側部にも設けることができるし、他方
の鍔54にも設けることができる。
部リード線接続構造は一方の鍔53のしかも一辺
部にしか設けられていないが、もちろん、必要に
応じて対向側部にも設けることができるし、他方
の鍔54にも設けることができる。
また、係留部57の数やスリツト56の数は任
意の問題である、係留部57がスリツト56の開
口両側に一対あて、なければならないものでもな
い。係留部57の形状についても、図示の場合に
は最も成形し易い板状のものとなつていて、それ
に溝60を形成することにより、巻き付け部58
や押え部59を形成していたが、他の形状、例え
ば円柱状の巻き付け部とその先端で拡径した円盤
状の押え部とから構成されるようにする等しても
良い。
意の問題である、係留部57がスリツト56の開
口両側に一対あて、なければならないものでもな
い。係留部57の形状についても、図示の場合に
は最も成形し易い板状のものとなつていて、それ
に溝60を形成することにより、巻き付け部58
や押え部59を形成していたが、他の形状、例え
ば円柱状の巻き付け部とその先端で拡径した円盤
状の押え部とから構成されるようにする等しても
良い。
スリツト56についても、図示実施例の場合に
は、軸直角方向で、かつ、直近の鉄心面に対して
も直交するように切られているが、直近の鉄心面
に対して斜めになるように切られていても良い。
それでも、このスリツト56が張り出し部55に
形成させれている限り、軸直角方向に伸びるもの
となることに変わりはない。
は、軸直角方向で、かつ、直近の鉄心面に対して
も直交するように切られているが、直近の鉄心面
に対して斜めになるように切られていても良い。
それでも、このスリツト56が張り出し部55に
形成させれている限り、軸直角方向に伸びるもの
となることに変わりはない。
さらに、本案の外部リード線接続構造は、コン
パクトさの故、特に内側コイル・ボビン50に対
して適用すると効果的であるが、外側コイル・ボ
ビンに対して施してももちろん良いし、そもそも
内外コイル・ボビン構造ではなく、単一のコイ
ル・ボビンに複数のコイルを捲回する構造の変圧
器用とすることもできる。
パクトさの故、特に内側コイル・ボビン50に対
して適用すると効果的であるが、外側コイル・ボ
ビンに対して施してももちろん良いし、そもそも
内外コイル・ボビン構造ではなく、単一のコイ
ル・ボビンに複数のコイルを捲回する構造の変圧
器用とすることもできる。
〈考案の効果〉
本案によると、既述した考案の目的は全て達成
することができる。
することができる。
すなわち、端子ピン等、別途ないし別種の部品
を必要とせず、構造が極めて簡単でありながら、
リブ等により外部リード線、特にその被覆に対し
て局部的なストレスを与えることがなく、したが
つてまたコイル端末にもこのストレスの影響を与
えずに、能率的な作業によつて外部リード線とコ
イル端末とを電気的、機械的に接続することがで
きる。
を必要とせず、構造が極めて簡単でありながら、
リブ等により外部リード線、特にその被覆に対し
て局部的なストレスを与えることがなく、したが
つてまたコイル端末にもこのストレスの影響を与
えずに、能率的な作業によつて外部リード線とコ
イル端末とを電気的、機械的に接続することがで
きる。
また、構造上、外部リード線の係留部に要する
高さを十分に低いものとした設計が可能なので、
薄型のコイル・ボビンにも適用することができ
る。
高さを十分に低いものとした設計が可能なので、
薄型のコイル・ボビンにも適用することができ
る。
第1図は本案の外部リード線接続構造の望まし
い一実施例における要部拡大図、第2図は第1図
に示される外部リード線接続構造を適用した内側
コイル・ボビンの斜視図、第3図は同じく内側コ
イル・ボビンの平面図、第4図は外側コイル・ボ
ビンと組合せた場合を示す第3図−線に沿う
縦断面図、第5図から第7図までは、それぞれ、
従来の外部リード線接続構造の説明図、である。 図中、50は内側コイル・ボビン、53,54
は鍔、55は張り出し部、56はスリツト、57
は係留部、58は外部リード線芯線の巻き付け
部、59は巻き付けられた芯線の押え部、61は
外部リード線、63はその芯線、64はコイル端
末、である。
い一実施例における要部拡大図、第2図は第1図
に示される外部リード線接続構造を適用した内側
コイル・ボビンの斜視図、第3図は同じく内側コ
イル・ボビンの平面図、第4図は外側コイル・ボ
ビンと組合せた場合を示す第3図−線に沿う
縦断面図、第5図から第7図までは、それぞれ、
従来の外部リード線接続構造の説明図、である。 図中、50は内側コイル・ボビン、53,54
は鍔、55は張り出し部、56はスリツト、57
は係留部、58は外部リード線芯線の巻き付け
部、59は巻き付けられた芯線の押え部、61は
外部リード線、63はその芯線、64はコイル端
末、である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 コイルを捲回するコイル・ボビンの軸方向端部
において、軸直角方向に張り出すように設けられ
た張り出し部と、; 該張り出し部に設けられ、コイル端末を軸方向
に通すため、軸直角方向外方に開口したスリツト
と; 該スリツトの開口端の側部にあつて上記張り出
し部から軸方向に立ち上がつた外部リード線の芯
線の巻き付け部と、該巻き付け部の先端から軸直
角方向に向いた押え部とを有する外部リード線の
係留部と; から成ることを特徴とするコイル・ボビン用外部
リード線接続構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985125734U JPH0338811Y2 (ja) | 1985-08-19 | 1985-08-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985125734U JPH0338811Y2 (ja) | 1985-08-19 | 1985-08-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6234412U JPS6234412U (ja) | 1987-02-28 |
| JPH0338811Y2 true JPH0338811Y2 (ja) | 1991-08-15 |
Family
ID=31018893
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985125734U Expired JPH0338811Y2 (ja) | 1985-08-19 | 1985-08-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0338811Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3842491B2 (ja) * | 1999-09-10 | 2006-11-08 | 株式会社タムラ製作所 | コイルボビン |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5635254Y2 (ja) * | 1976-10-06 | 1981-08-19 | ||
| JPS6317224Y2 (ja) * | 1981-01-08 | 1988-05-16 | ||
| JPS58116208U (ja) * | 1982-01-30 | 1983-08-08 | 株式会社タムラ製作所 | トランスのリ−ド線接続装置 |
-
1985
- 1985-08-19 JP JP1985125734U patent/JPH0338811Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6234412U (ja) | 1987-02-28 |
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