JPH0339840Y2 - - Google Patents

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JPH0339840Y2
JPH0339840Y2 JP3316890U JP3316890U JPH0339840Y2 JP H0339840 Y2 JPH0339840 Y2 JP H0339840Y2 JP 3316890 U JP3316890 U JP 3316890U JP 3316890 U JP3316890 U JP 3316890U JP H0339840 Y2 JPH0339840 Y2 JP H0339840Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えば乗合バスにおいて次の停車す
る所がどこの停留所であるかを車内放送するおい
て、第1図中の制御レジスタ33のレジスタ部3
3cに得られている運賃表示用制御データ27
と、運賃データメモリ45よりの読み出し出力と
が比較部48bで比較され、両者が一致すると、
フリツプフロツプ51がセツトされる。フリツプ
フロツプ50及び51の各Q出力はアンドゲート
52に供給され、両者が一致すると、つまり指定
した系統におけるその現在の区間を示す運賃表示
用制御データ27が読み出されると、ゲート52
が開き、運賃データメモリ45からの読み出し出
力、つまために用いられる車内機器制御装置に関
する。
従来ワンマンバスにおいて、その各停留所を運
転手がいちいち案内放送することは運転手にとつ
て運転操作の他に更に案内放送をすることになり
運転の安全性等の点で問題である上に、運転手に
そのような車内案内放送を訓練させることも大変
である。このような点から従来において予め各停
留所ごとに放送すべき停留所案内の内容を磁気テ
ープにその長手方向に沿つて順次記憶しておき、
各停留所を発車するごとに磁気再生装置、いわゆ
るテープレコーダにより前記磁気テープ中の次の
停留所に対する案内部分を再生して車内放送して
いた。しかしながら、テープレコーダによる車内
停留所案内放送は次のような欠点があつた。
すなわち、この種の案内放送に用いられるテー
プレコーダは一般にエンドレス(無端)型のもの
が用いられ、いわゆる巻戻しができないため、テ
ープレコーダに対する操作を失敗すると、バスが
次に停車する停留所と、テープレコーダにより次
に再生する停留所案内との関係を正しくするため
に長い時間が必要であり、つまり、その運転路線
中のすべての停留所についての案内が順番に記憶
されている磁気テープから、その途中の停留所に
対する案内から再生を始めるようにセツトするこ
とは運転手にとつて非常に負担のかゝることであ
り、実質的にはではきないことと言える。
一つの停留所について複数回案内放送するよう
に記憶するとそれだけ使用するテープ量が多くな
り、実際には各停留所ごとに一回、多くても二回
しか案内放送をすることができない、このため乗
客がその案内を聞き逃すおそれがあり、乗客に対
するサービスが悪かつた。
一般には一停留所について一回だけしか放送し
ないため、運転手が誤つて放送しない状態で磁気
テープのみを送つてしまうと、その停留所につい
ての放送ができなくなり、運転手はマイクロホン
を使つてその停留所について案内放送しなければ
ならなかつた。
更に先に述べたように、磁気テープに記憶する
情報量が多くなり、一方使用する磁気テープは予
めカートリツジに収容され、テープ長が決められ
たものであるため、例えば複数の運行系統に対す
る停留所案内を一つの磁気テープに記憶しておく
ことはできなかつた。従つて運行系統ごとにその
停留所案内用のテープカートリツジを用意してお
き、同一の運転手が一日の運転業務中において複
数の運行系統を走ることが多いが、その運行系統
が変わるごとに、その運行系統に対する停留所案
内を記憶したカートリツジをテープレコーダに差
し替える必要があつた。
なお、短い運行系統に対しては一つのカートリ
ツジ内の磁気テープに複数の運行系統に対する停
留所案内を記憶することも可能である。しかしそ
の場合は、一つの運行系統に対する運転の開始に
先立つて、その運行系統に対応した停留所案内の
最初の部分にまで運転手がテープレコーダを操作
して磁気テープを進めることになり、そのような
操作は実際には非常に困難なことであり、ほとん
ど実現できないことである。
一日に何回も同一運行系統を走ることがあり、
同一磁気テープを繰り返し再生する回数が多く、
磁気テープの消耗が激しく、特に磁気テープに記
憶された各停留所案内とその記憶部分を示すアド
レスとの対応関係がずれるおそれがあり、従つ
て、そのようなずれが生じると先に述べたように
運転手はマイクロホンで停留所案内を放送しなけ
ればならなくなつたり、操作が繁雑となる。また
磁気テープの消耗が激しいため、これを比較的短
時間で新しいものと取り替える必要があつた。
この考案の目的は、所望の停留所に対する案内
放送を簡単に選択して行うことが可能であり、ま
た同一停留所案内を繰り返し放送させることも容
易で、更に必要に応じて複数の運行系統に対する
停留所案内の記憶も可能であり、またこれらを選
択することも容易で、かつ寿命が長く、また必要
に応じて他の車内案内放送をも行わせることが可
能であり、又停留所毎の案内放送と共に運賃表示
器に対する表示制御、整理券発行器に対する制御
を行うことが容易な車内機器制御装置を提供する
ことにある。
この考案によれば、起動信号発生器からの起動
信号、つまり例えばバスの運転手の操作あるいは
自動的に得られる起動信号によつて停留所ごとに
アドレス発生手段が駆動され、これにより、アド
レス信号が発生される。例えば、このアドレス発
生手段はカウンタであつて、先の起動信号を計数
するようにされる。このアドレス信号発生手段か
らのアドレス信号により、停留所ごとに停留所案
内を符号として記憶したメツセージ記憶部が読み
出される。この読み出された停留所案内を示す情
報は音声合成手段に供給され、音声合成されてス
ピーカより車内放送される。このように起動信号
の発生によりメツセージ記憶部を読み出し、更に
音声合成手段を制御して音声合成させることは制
御部によつて行われる。この音声合成手段として
は公知の各種のものを使用することができる。
このように、この考案によれば音声合成により
停留所案内を放送するため、その記憶情報量が少
なくて済み、しかもそのメツセージ記憶部の読み
出しをアドレス発生手段からのアドレス信号によ
つて制御しているため、そのアドレス発生手段を
操作することによつて任意の個所の停留所に対す
る停留所案内信号を容易に選択することができ
る。また、メツセージ記憶部としては一般に半導
体メモリが使用され、磁気テープに停留所案内を
音声のまゝ記憶している場合に比べて、その記憶
容量が少なくて済み、繰り返して読み出してもほ
とんど消耗することがなく、長寿命のものとな
る。更に多量の停留所案内を記憶することがで
き、かつ簡単に任意の個所の案内を選択すること
ができるため、複数系統の停留所案内を記憶させ
ることも可能である。このように音声合成によつ
て停留所案内をさせるようにしているため、必要
に応じて例えば車が曲がる場合に、曲がるから注
意するような注意放送や、危険物の持込みを禁止
するような他の車内放送をもこの装置により容易
に行わせることが可能である。
次に、この考案による車内機器制御装置を図面
を参照して説明しよう。第1図において起動信号
発生器11からは、第2図Aに示すように運行停
留所No.1〜No.nの通過ごとに第2図Bに示すよう
な起動信号12が発生される。この起動信号12
は例えば運転手が停留所ごとに釦を操作して発生
させてもよく、あるいは例えばバスが走り出して
から所定速度以上になると自動的に発生するよう
にしてもよく、何れにしてもこの起動信号は従来
の磁気テープを用いた停留所案内における磁気テ
ープ再生装置に対する駆動信号と同様にして発生
させることができる。
この起動信号発生部11からの起動信号12は
アドレス発生器13に与えられてアドレス発生器
13からは各停留所番号と対応したアドレス信号
が発生する。このアドレス発生器13よりの停留
所番号を示すアドレス信号は制御部14に与えら
れ、制御部14はそのアドレスに対応してメツセ
ージ記憶部15に対する読み出しを行う。メツセ
ージ記憶部15には各停留所ごとにこの停留所案
内が符号として記憶されている。このメツセージ
記憶部15より読み出された情報は、音声合成器
16に供給されて音声信号として増幅器17で増
幅され、更に車内放送用のスピーカ18に供給さ
れて停留所案内が放送される。
この実施例においては、このように停留所ごと
にその停留所案内放送を行わせると共に、そのた
めにアドレス信号の一部を利用して更に運賃表示
器19に対する表示制御、整理券発行器21に対
する制御をも行い、また停留所案内以外の注意放
送、危険物放送などの他の車内放送をも行うよう
にした場合である。
すなわち、運賃表示器や整理券発行器を制御す
るため、アドレス発生器13よりのアドレス信号
によつて先ず制御メモリ22を読み出し、制御メ
モリ22から読み出された制御信号によりメツセ
ージ記憶部15や運賃表示器19、更に整理券発
行器21を駆動したり読み出すための信号を得る
ようにされている。
制御メモリ22は第3図に示すように、例えば
複数の運行系統の制御データが記憶されており、
一つの系統の制御データ23の始めにはそれぞれ
その系統を示すデータ24がR1,R2……として
記憶されている。その次のつまり系統データ24
の次には系統案内放送用制御データ25がK1
K2……として記憶される。更にその後には、そ
の系統における各停留所ごとの各種制御データ3
1が記憶される。すなわち停留所データ26が各
停留所番号No.1〜No.nについて記憶され、その停
留所データ26の次には運賃表示器19を制御す
るための運賃表示用制御データ27がC1〜C2
…と記憶され、更にその次に停留所案内用制御デ
ータ28がS1,S2……と記憶され、その次に整理
券用制御データ29がH1,H2……と記憶され
る。従つて、各停留所ごとの制御データ31は停
留所データ26、運賃表示用制御データ27、停
留所案内用制御データ28、整理券用制御データ
29の4つのデータから構成されることになる。
これら制御データは制御メモリ22内に例えば
シフトレジスタ形式に順次記憶され、これが常に
順番に繰り返し読み出されている。この制御メモ
リ22から読み出された系統データ24、停留所
データ26と、アドレス発生器13の発生アドレ
ス信号とが第1図に示すように比較器32におい
て比較され、両者が一致するとその時必要とする
分の制御データだけが制御レジスタ33に格納さ
れる。つまり、今、運行しようとするまたは運行
中の系統を示す信号が系統信号発生器34より、
アドレス発生器13に例えば上位ビツトとして与
えられ、その下位ビツトが先に述べたように起動
信号発生器11よりの起動信号によつて順次歩進
される。この系統信号発生器34よりの系統信号
35と制御メモリ22より読み出された系統を示
すデータ24の読み出し出力とが一致し、かつア
ドレス発生器13よりのその時の停留所を示すア
ドレス信号と、制御メモリ22のその系統内にお
ける停留所データ26とが一致すると、これに続
く運賃表示用制御データ27、停留所案内放送用
制御データ28及び整理券用制御データ29の三
種類の制御データが制御レジスタ33に格納され
る。
このように制御レジスタ33に制御データを格
納するには、例えば第4図に示すようにアドレス
発生器13中の部分13aからの系統信号35と
制御メモリ22よりの出力とが比較器32中の比
較部分32aで比較され、両者が一致するとフリ
ツプフロツプ36がセツトされる。例えば系統信
号35が系統R1に設定されている場合は、制御
メモリ22より系統データ24中のR1が読み出
されるとフリツプフロツプ36がセツトされて、
そのQ出力が高レベルとなり、そのQ出力はゲー
ト37に与えられる。一方制御メモリ22の出力
は比較器32の比較器32bにおいてアドレス発
生部13中のアドレス発生部13bより与えられ
る各停留所番号を示すアドレス信号と比較され、
両者が一致するとフリツプフロツプ38がセツト
され、その高レベルとなつたQ出力はゲート37
に与えられる。ゲート37には制御メモリ22の
出力も与えられている。従つて、その現在の運行
系統がR1で、次の停車停留所がNo.1であつたと
すると、制御メモリ22からR1が読み出され、
後に最初に読み出されたNo.1により、その次の三
つの制御データ、すなわち運賃表示用制御データ
27、停留所案内用制御データ28及び整理券用
制御データ29が読み出される期間だけゲート3
7が開き、これら三つの制御データが制御メモリ
22より順次ゲート37を通過して制御レジスタ
33内に格納される。制御レジスタ33は例えば
制御メモリ22の読み出しクロツクと同期して制
御されるシフトレジスタで構成され、かつフリツ
プフロツプ36及び38との出力がアンドゲート
39へ供給され、アンドゲート39から高レベル
出力が得られている間だけ制御レジスタ33はシ
フト動作が可能な状態とされる。しかも制御レジ
スタ33の段数は前記一つの停留所ごとの三つの
制御データ31の長さと同一に選定されている。
従つて、各制御レジスタ33内に格納された制御
データは、その格段におけるデータの内容はその
入力された順と対応して、そのレジスタ部33c
には運賃表示用制御データ27が、レジスタ部3
3sには停留所案内用制御データ28が、更にレ
ジスタ部33hには整理券用制御データ29がそ
れぞれ格納される。
第4図において制御メモリ22に記憶されてい
る停留所データ26に対しては留所データである
ことを示すビツトが記憶され、その停留所データ
を示すビツトがゲート40に与えられており、か
つゲート40には比較部32bの出力が反転して
与えられる。従つて、前記例では系統R1の停留
所番号No.1が読み出され、その次の制御データが
読み出されると比較部32bの出力は直ちに低レ
ベルとなり、次の停留所データ、すなわちNo.2が
読み出されると、ゲート40で一致が検出され
て、その出力によりフリツプフロツプ38はリセ
ツトされる。従つて先に述べたように、制御レジ
スタ33には制御データ中の一つの停留所に対す
る分だけ格納される。同様に制御メモリ22中の
各系統データ24にはこれを示すためのビツトが
与えられており、そのビツトが信号線41に得ら
れ、信号線41より系統データ24であることを
示す信号と比較部32aよりの不一致出力とが同
時に発生したことがアンド回路42で検出される
と、その出力によりフリツプフロツプ36はリセ
ツトされる。このようにして指定された系統にお
けるアドレス発生器13内で発生している停留所
に対する制御データのみが制御レジスタ33に格
納される。
制御レジスタ33中の停留所案内用制御データ
は、制御部14に取り込まれて先に述べたように
音声として放送される。音声合成は各種の手法を
取ることができ、例えば予め放送すべき音声単語
程度の短い音声片に区切り、各音声片ごとに特徴
パラメータ及びピツチ等として記憶しておき、こ
れを合成すべき音声片に応じて必要なパラメータ
を読み出して合成する。
系統案内放送としては、例えば第5図に示すよ
うに「このバスは○○系統○○行きです」と言う
ような放送が行われる。この場合、系統を示す○
○と行先きを示す○○のみが系統によつて異なる
ものである。このように何れの系統案内放送にも
共通な部分と系統ごとに異なる変動部分とがあ
る。従つて、これらを区別して共通の部分は、そ
の内容を示す符号として記憶することによつてメ
ツセージ記憶部の記憶量を少なくすることができ
る。
第5図においては、「このバスは」共通音声片
Va1、○○系統に対する「○○」は変動音声片
Vb1、「系統」は共通音声片Va2、行先きの「○
○」は変動音声片Vb2、「行きです」は共通音声
片Vb3とし、共通音声片Va1,Va2,Va3はそれ
ぞれを示す符号が付けられる。
これに対応して第1図における制御メモリ22
中の第3図における系統案内用制御データ25の
K1に対しては、例えば第6図に示すように共通
音声片Va1、変動音声片Vb1、共通音声片Va2
変動音声片Vb2、共通音声片Va3がそれぞれ記憶
される。制御レジスタ33よりのこれら系統案内
制御データは制御部14に取り込まれ、制御部1
4により各共通音声片Vaは記憶部15aから、
その音声片を発生するために必要とする特徴パラ
メータ等が読み出され、変動音声片Vbにも記憶
部15bから特徴パラメータ等が読み出される。
これら読み出された特徴パラメータなどは、音声
合成器16に順次送られる。音声合成器16は、
例えばピツチ周波数発振器、雑音発生器、特徴パ
ラメータにより特性が制御されるデイジタルフイ
ルタにより構成され、順次デイジタル信号として
再生され、連続的な信号としてアナログ信号に変
換される。
制御部14はいわゆるマイクロコンピユータを
用いることができ、従つて制御部14による処理
の手順はプログラムとして記憶されており、その
ようなプログラムメモリ、更に各種処理に必要な
データの読み書き等を行うための読み書き可能な
メモリ等が内蔵されている。この制御部14にお
けるマイクロコンピユータを利用して音声合成器
16における合成処理に必要な制御も行わせるこ
ともできる。
このようにして、各停留所ごとにアドレス発生
器13からの各アドレス信号に応じて制御メモリ
22から放送用の制御データが読み出され、その
制御データに基づいてメツセージ記憶部15内の
共通音声片及び変動音声片が読み出されて、更に
編集されて音声合成器16により音声合成され、
その系統、あるいは停留所に対応した停留所案内
放送がスピーカ18を通じて車内に対して行われ
る。
なお、系統案内制御データ25が制御レジスタ
33のレジスタ部33sに自動的に記憶されるよ
うに第3図においては系統案内制御用データ25
の前後に、停留所番号データ26、運賃表示用制
御データ27及び整理券用制御データ29と対応
するデータNo.0、C0及びH0がそれぞれ記憶され
る。更に、必要に応じてそのデータC0により運
賃表示器19を、またデータH0により整理券発
行器21をそれぞれ初期状態にリセツトすること
も可能である。
停留所案内放送としては、例えば第7図に示す
ように「次は○○です」のような放送内容とな
り、この場合「次は」及び「です」はそれぞれ共
通音声片Va4,Va5であり、停留所を示す「○
○」は変動音声片Vb6として記憶される。
先に述べたように、この実施例においては運賃
表示の制御も行うようにした場合であり、運賃表
示は例えば第8図に示すように、いわゆる三角表
と言われ、整理券番号H1〜H6と運賃区間番号C1
〜C6とに対応する運賃が表とされており、この
表は例えば整理券番号H2の人は区間C3で降車す
る場合は100円を支払うことになり、あるいき区
間C5において降車する場合は130円を支払うこと
を示している。この表を示すデータが第1図の運
賃データメモリ45内に記憶されている。その記
憶状態を第9図に、第8図に示した表の場合につ
いて示す。すなわち第3図に示した系統データ2
4について各系統ごとに第3図における運賃表示
用制御データ27C1,C2,C3……ごとにその運
賃表に対応した運賃データ46が記憶されてい
る。すなわち第8図においては、区間C1に対し
て整理券番号H1に対する運賃80円を示す8のみ
が運賃データ46として記憶され、次の制御デー
タ27であるC2の次には整理券番号H1及びH2
対する運賃100円及び80円を示すデータ10及び
8が運賃データ46として順次記憶されている。
以下同様にして記憶されている。
この運賃データ46を制御レジスタ33の内容
つまりレジスタ部33cの制御データ27に応じ
て読み出す。この読み出しはレジスタ部33cよ
りの制御データと系統指令発生器34よりの系統
指令35と運賃データメモリ45の読み出し内容
とを比較器48で比較して、その比較結果に基づ
いて所要の運賃データを表示用レジスタ49に格
納し表示器19に運賃表示を行う。
このように運賃データメモリ45の内容から必
要なもののみを運賃レジスタ49に格納するには
例えば第4図について述べた場合と同様にして行
うことができる。すなわち第10図に示すよう
に、運賃データメモリ45の出力より読み出され
るデータとアドレス発生部13aよりの系統信号
35とが比較部48aで比較され、メモリ45の
読み出しがその指定された系統の運賃データ列の
始めの位置であることが検出されると、フリツプ
フロツプ50がセツトされる。その後にりその次
の運賃データ46がゲート52を通つて運賃デー
タレジスタ49に格納される。
このレジスタ49に対する格納のためのアドレ
ス信号を発生するようにアドレスカウンタ53が
設けられ、アドレスカウンタ53は運賃データメ
モリ45のデータの読み出しクロツクをカウント
し、このカウンタ53の出力は運賃データレジス
タ49に対するアドレスとして与えられる。フリ
ツプフロツプ50,51に対してはその対応する
比較部48a,48bから不一致が検出され、ま
たメモリ45より得られている系統データ24で
あることを示すビツトの存在と区間データ、つま
り運賃表示用制御データ27であることを示すビ
ツトの存在とによつて、その時の不一致出力によ
り、それぞれフリツプフロツプ50,51がリセ
ツトされる。フリツプフロツプ51のリセツト出
力によりカウンタ53がリセツトされる。このよ
うにして、運賃データレジスタ49には運賃表示
用制御データ27が検出されるごとに、これに続
く運賃データ46の内容がその所定の番地に記憶
される。この運賃データレジスタ49の内容は表
示器19に対する駆動回路54により読み出され
て駆動表示される。
第1図において整理券発行器21を制御するた
め、制御レジスタ33のレジスタ部33hより得
られる整理券用制御データ29の出力は変換部5
5において、例えば2進−10進の変換が行われ、
この整理券用制御データは整理券発行器21に与
えられて対応する番号の整理券が発行される。こ
の発行制御は従来の整理券発行器21に対する制
御と同様にして行われる。例えば、整理券発行器
21内にパルスモータが設けられ、このパルスモ
ータの回転角度と入力された整理券用制御データ
29との一致が検出されるとモータの回転が停止
し、その制御データ29と対応した番号の整理券
が発行されるようにされる。
第1図の実施例においては、単に停留所案内放
送をするのみならず、その他運転操作や運行操作
等に応じて、各種の車内放送をも行うようにした
場合である。例えばバスが曲がる際に方向指示器
より右折する場合は、これを示す信号が端子56
に与えられ、左折する場合は端子57に左折信号
が与えられる。更にバスを降りる降車扉が開いた
ことを示す信号がその降車扉の状態より検出さ
れ、この降車信号が端子58に与えられる。整理
券発行器21より整理券を取つたことを示す信号
が端子59に与えられ、これら端子56〜59か
らなる信号発生部70からの各信号は入出力ポー
ト61に与えられており、この入力ポート61の
信号を制御部14により監視し、信号発生部70
に信号が得られると、それに対応した情報を音声
として放送するようにメツセージ記憶部15を読
み出し、更に音声合成器16を駆動するようにさ
れる。
これら端子56〜59と対応してメツセージ記
憶部15には、例えば第11図Aに示すように
「このバスは右に曲がります」、第11図Bに示す
「このバスは左に曲がります」、更に端子58の降
車を示す信号に対しては乗客へのサービスとして
第11図Cに示すように「ご乗車ありがとうござ
いました」、端子59の信号に対しては第11図
Dに示すように「ご乗車ありがとうございます整
理券をお取り下さい」、あるいは端子59の信号
に対し、第11図Eに示すように「危険物は持ち
込まないで下さい」等とそれぞれ記憶しておくこ
とができる。なお、第11図においてVaは共通
音声片、Vbは変動音声片をそれぞれ示している。
端子59より得られた信号に対して、第11図
DあるいはEに示した内容の放送を行う場合は、
乗客全員に行うのではなく、乗車して来る人にだ
け放送すればよい。従つて乗車して来る人に対し
てだけ放送する場合は、例えば第1図に示すよう
に入出力ポート61より制御信号を切替スイツチ
62に与えて、車内放送用のスピーカ18からバ
ス乗車口に設けたスピーカ63に増幅器17の出
力を切替えるようにすることができる。
現在、どのような停留所信号、すなわちアドレ
ス信号を発生しているかを監視することができる
ようにアドレス発生器13より発生しているアド
レス信号は停留所番号表示器64に与えられて現
在設定している系統と、アドレス発生器13より
発生している停留所番号とが表示される。また、
アドレス発生器13はアドレス制御器65を制御
することにより、そのアドレスを1だけ減らした
り、増やしたりすることができる。例えばアドレ
ス制御器65の操作レバを操作するごとに、パル
スがアドレス発生器13に与えられ、かつその操
作レバの操作方向を左右(あるいは上下)の何れ
かにすることによつてアドレス発生器13は一歩
進あるいは一減算するように可逆カウンタで構成
される。従つて、運転手はアドレス発生器13を
任意の停留所番号に対応するアドレスに容易に設
定することができる。
以上述べたように、この考案による車内機器制
御装置によれば、例えばその放送すべき停留所の
情報を予めコード化して記憶しておき、これを各
停留所ごとに停留所アドレス信号によつて、その
停留所案内放送データを読み出し、その読み出さ
れたデータについて音声合成して案内放送してい
るため、従来のように磁気テープを使用するもの
と異なり、多量の情報を記憶することができ、し
かもそのアドレス信号を必要に応じて任意の値に
容易に設定することができ、つまり次に放送され
るものとして任意の停留所に対する停留所案内に
セツトすることができ、途中の停留所に対する案
内放送から順次動作させることを運転手が容易に
行うことができる。また同一停留所の案内放送を
繰り返させることができ、乗客に対して停留所の
案内を誤りなく確実に伝えることができ、乗客が
聞き漏らすこともない。また運転手は案内放送が
正しく行われなくなつたため、マイクロホンによ
つて放送するような繁雑さはない。
また、先に述べたように、次に放送すべき停留
所案内放送の情報と、それを発生させるためのア
ドレス信号との相対的関係がずれても、アドレス
制御部65の操作によつてそのずれを容易に修正
することができる。多量の情報を記憶することが
でき、かつその任意の個所の停留所案内信号から
順次停留所案内を放送させることができができる
ため、一系統に対する停留所案内のみならず、複
数の系統の停留所案内を記憶しておくことがで
き、しかも運行する系統が異なるごとに、運転手
がその系統の案内放送を容易に選択して行わせる
ことが可能である。
更に磁気テープのようなものでなく、半導体メ
モリでメツセージ記憶部15を構成することによ
り、その記憶データは半永久的に使用できる非常
に寿命が長くなり、磁気テープの消耗による誤動
作のようなものがなく、記憶部を取り替える必要
もなく、返つて経済的に構成することができる。
また先の例に示したように、この停留所案内に関
するデータを共通音声片と変動音声片とに分けて
その共通音声片については予めコード化し、その
コードをもとに各放送音声を編集するようにする
ことにより、記憶容量を少なくすることが可能で
ある。
このように音声合成により停留所案内放送をさ
せるように構成しているため、先の実施例で述べ
たように停留所案内のみならず、その運転操作の
状態により、つまり右に曲がつたり左に曲がつた
りする場合の乗客に対する注意を与えたり、更に
降車する者に対し「乗車ありがとうございまし
た」のようにサービスをすることが可能であり、
また整理券を取り忘れることが多いが、そのため
の注意放送や危険物を持ち込まないための危険物
放送等を自動的にさせることができる。従来、磁
気テープを使用した場合において、例えば車が曲
がる場合にその注意放送をさせることは実際には
全く不可能と言つてよいが、この考案装置を利用
すれば容易に行うことができ、それだけ乗客への
サービスが向上し、かつ乗客の安全性が保持され
る。
このように停留所に対し、アドレス信号を正し
く発生させることができ、また先に述べたように
運賃表示器や整理券発行器の制御を自動的におこ
なわせることができ、その場合、各運賃表示デー
タと停留所との関係が雑音によつてずれた場合で
も、アドレス発生器を修正することによつて容易
に正しい関係にすることができ、しかも磁気テー
プ等によつて行わせる場合よりも誤りが少なく、
寿命の長いものとなり、正確な制御が可能であ
る。従来の磁気テープ再生装置のような磁気テー
プや再生ヘツドのような消耗品となる部分がな
く、かつ機器的に可動部分もないため、寿命が長
く保守点検も容易である。
このようにこの考案によれば、停留所毎に制御
すべき車内機器、つまり運賃表示器、停留所案内
放送器及び整理券発行器が自動的に制御されるた
め、従来運転者が停留所毎に行つていたこれら車
内機器の制御操作をなくすことができる。その結
果運転者の操作負担を軽くすることができ、運転
者に安全運転を専念させる効果は大きい。更に制
御メモリ22や運賃データメモリ45の記憶形式
や使用する記憶装置としては、その他の形式とし
てもよい。すなわち常時読み出していてアドレス
発生器のアドレスと一致したアドレスに対するデ
ータを出力するようにしたが、メモリを常時読み
出すことなく、アドレス発生器13よりのアドレ
ス信号に応じて必要な量のデータを、そのアドレ
ス信号を基準にして作つたアドレスによりメモリ
を読み出すようにしてもよい。更にメツセージ記
憶部15において特に変動音声片の記憶部15b
は運行系路が変わつたりした場合に、これを修正
することができるように読み書き可能なメモリと
し、あるいはその部分だけを取り替えることがで
きるようにすることもできる。上述において制御
部14としてマイクロコンピユータを用いたが、
これを回路として構成してもよい。また制御部1
4のマイクロコンピユータを利用してアドレス発
生器13のアドレス信号を発生させ、かつ制御メ
モリ22から必要とする制御データの取込みを行
い、かつ、更にその制御データを利用して運賃デ
ータの読み出し、運賃データレジスタ49への格
納などの各種処理も行わせることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による車内機器制御装置の一
例を示すブロツク図、第2図は起動信号の発生状
態を示すタイムチヤート、第3図は制御メモリ2
2の記憶例を示す図、第4図は制御メモリ22の
制御データを制御レジスタ33に格納する手段の
一例を示すブロツク図、第5図は系統案内情報の
例を示す図、第6図は系統停留所案内放送制御デ
ータの例を示す図、第7図は停留所案内放送の例
を示す図、第8図は運賃表を示す図、第9図は運
賃データメモリ45の記憶内容例を示す図、第1
0図は運賃データメモリ45を運賃データレジス
タに格納するための構成例を示すブロツク図、第
11図は車内案内放送の各種例を示す図である。 11……起動信号発生器、13……アドレス発
生器、15……メツセージ記憶部、14……制御
部、16……音声合成器、18……車内案内用ス
ピーカ、19……運賃表示器、21……整理券発
行器、22……制御メモリ、32,48……比較
器、33……制御レジスタ、45……運賃データ
メモリ、49……運賃データレジスタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 停留所ごとに起動信号を発生する起動信号発生
    器と、 その起動信号発生器からの起動信号が供給さ
    れ、停留所と対応したアドレス信号を発生するア
    ドレス発生器と、 そのアドレス信号を受けて読出され、車両が運
    行する複数の運行系統の制御データが各系統ごと
    に各停留所に対応づけて記憶される制御メモリ
    と、 この制御メモリから読出される運行系統の停留
    所案内用制御データ、運賃表示用制御データ及び
    整理券用制御データが格納される制御レジスタ
    と、 この制御レジスタの停留所案内制御データによ
    り読出され停留所ごとの停留所案内情報を記憶し
    たメツセージ記憶部と、 メツセージ記憶部から読出された停留所案内情
    報を車内に放送するスピーカと、 上記制御レジスタの運賃表示用制御データによ
    り制御される運賃表示器と、 上記制御レジスタの整理券用制御データにより
    制御される整理券発行器と、 上記アドレス発生器から発生するアドレス信号
    を進めたり戻したり手動制御して修正することが
    できるアドレス制御器と、 を具備する車内機器制御装置。
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