JPH0339965B2 - - Google Patents

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JPH0339965B2
JPH0339965B2 JP60102766A JP10276685A JPH0339965B2 JP H0339965 B2 JPH0339965 B2 JP H0339965B2 JP 60102766 A JP60102766 A JP 60102766A JP 10276685 A JP10276685 A JP 10276685A JP H0339965 B2 JPH0339965 B2 JP H0339965B2
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bis
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Description

【発明の詳細な説明】
発明の技術的分野 本発明はクロロ水素化シランの不均化および/
又は再分配反応によるシラン類、特にモノシラン
および/又はクロロシランの製造方法に関する。 従来の技術 シラン、特にモノシランは半導体、アモルフア
ス太陽電池、ICデバイスや感光体等に有用な素
原料である。クロロシランあるいはモノシラン
は、次式の如く、クロロシランを原料に不均化も
しくは再分配反応により得られることが知られて
いる。そしてこれらの反応に有用な触媒の開発が
行われている。 2SiHCl3SiH2Cl2+SiCl4 2SiH2Cl2SiHCl3+SiH3Cl 2SiH3ClSiH4+SiH2Cl2 上記の触媒としてはアミノ基等を含む不溶性の
固体陰イオン交換樹脂(特開昭50−119798号公
報)、トリメチルアミン又はジメチルエチルアミ
ン(特開昭59−121110号公報)、パラジウム(特
開昭54−59230号公報)、無機固体塩基(特開昭59
−174515号公報)α−オキソアミン基を含む化合
物(特開昭59−54617号公報)、テトラアルキル尿
素(特公昭55−14046号公報)炭化水素基でN−
置換したα−ピロリドン(特公昭55−14045号公
報)、スルホン酸基を有する陽イオン交換体(特
開昭59−164614号公報)、アミノアルコールとシ
リカの反応生成物(特開昭59−156907号公報)な
どがある。また特に反応生成物と触媒の分離が容
易な不均一系触媒が注目されている。 発明が解決しようとする問題点 クロロ水素化シランの不均化および/又は再分
配反応に有用な触媒はいくつか提案されている
が、特に従来の固体陰イオン交換樹脂系の触媒は
耐熱性、機械的強度に劣り、イオン交換樹脂特有
の膨潤などの問題があり、活性、触媒寿命も満足
するものではなかつた。一方ルイス酸やアミン類
等の均一系触媒は生成物と触媒の分離に多大のエ
ネルギーを要する。 問題を解決する為の手段 発明の要旨 本発明は、一般式(R3P)2N・X(式中、R
は互いに同じかあるいは異つても良いC1〜C10の
炭化水素基で酸素原子やハロゲン原子を含有して
いてもよく、飽和でも不飽和でもよい。Xは
F-、Cl-、Br-、I-、CN-、N3 -、BF4 -、BH4 -、
OH-、アルコキシド、アセテート等のモノアニ
オンである。)で表わされるビスホスフインイミ
ニウム塩を触媒成分として用い、SiHnCl4-o(た
だし、1≦n≦3)で表わされるクロロシランを
不均化および/又は再分配させることを特徴とす
るシラン類、特にモノシラン、および/又はクロ
ロシランの製造方法に関するものである。 該ビスホスフインイミニウム塩は適当な溶媒に
溶かし、均一系反応触媒として、あるいは気相不
均一系反応触媒として、使用することができる。
前者の場合、溶媒としてクロルベンゼン、ジクロ
ルベンゼン、等のハロゲン化芳香族化合物、ベン
ゼン、トルエン、キシレン等の芳香族化合物、ク
ロロホルム、塩化メチレン等に代表されるハロゲ
ン化炭化水素、アセトニリル、ベンゾニトリル等
のニトリル類、ニトロメタン、ニトロベンゼン等
のニトロ化合物等がある。又、クロロシラン類自
体を使用することができる。 後者の場合、ビスホスフインイミニウム塩を多
孔性固体表面に分散担持して用いることが好まし
く、この目的に適する多孔性固体としては、活性
炭、グラフアイト、モレキユラーシービングカー
ボン等の炭素質固体、スチレン−ジビニルベンゼ
ン共重合体、ポリ(p−メチルスチレン)及びこ
れらのハロゲン化物の様なポリスチレン構造を有
する高分子固体、ポリエチレン、ポリプロピレン
に代表される非芳香族系オレフイン重合体、及び
それらのハロゲン化物、主鎖に酸素、窒素、イオ
ウ、珪素等のヘテロ原子を含む有機高分子、ポリ
シキサン類、炭化珪素、炭化チタニウム、炭化ホ
ウ素等の炭化物、窒化珪素、窒化ホウ素、窒化ジ
ルコニウム等の窒化物、石英、ノバキユライト、
コロイダルシリカ、シリカエアロゲル等のシリ
カ、カオリン、タルクウオラストナイト、石綿、
珪酸カルシウム、珪酸アルミニウム、ゼオライト
等の珪酸塩、チタニア、ジルコニア等の金属酸化
物を用いることができる。又、その表面積は2〜
2000m2/gのものが用いられる。 ビスホスフインイミニウム塩を多孔性固体に担
持する方法としては公知の含浸法が適している。
溶媒としては、ビスホスフインイミニウム塩を溶
かすもので多孔性固体と親和性を有し、かつ適度
な揮発性を持つ液体が好ましい。特に適するもの
はメタノール、エタノール等のアルコール類、
水、塩化メチレン、クロロホルム等のハロゲン化
炭化水素、アセトン、メチルエチルケトン等のケ
トン類及びこれらの混合物である。 ビスホスフインイミニウム塩、(R3P)2NX
は公知の方法で調製することができる。即ち、ホ
スフイン、塩素、ヒドロキシルアミン塩酸塩とか
らつくることができる。例えば、トリフエニルホ
スフイン(Ph3P)と塩素との反応によりPh3PCl2
を得(Ph3P+Cl2→Ph3PCl2)、これとH2NOH・
HCl及びPh3Pとの反応により、ハロゲン化ビス
ホスフインイミニウムを得る(Ph3PCl2+Ph3P+
H2NOH・HCl→(Ph3P)2NCl+Ph3P=O
+4HCl)。この合成方法は例えば、「イノーガニ
ツク・シンセシズ」第15巻 85頁〜86頁に記載さ
れている。 触媒として使用されるビスホスフインイミニウ
ム塩を例示すると次の通りである。 ビス(トリフエニルホスフイン)イミニウムク
ロリド、同ポロヒドリド、または同テトラフルオ
ロボレイト、 ビス〔トリ(p−トリルホスフイン〕イミニウ
ムアジド、 ビス(ジフエニルエチルホスフイン)イミニウ
ムクロリド、 ビス(フエニルジメチルホスフイン)イミニウ
ムクロリド、 ビス(トリブチルホスフイン)イミニウムクロ
リド、 ビス(トリエチルホスフイン)イミニウムクロ
リド、 ビス(トリシクロヘキシルホスフイン)イミニ
ウムクロリド 特に、好ましいのは(R3P)3N・Xにおい
て、Rがフエニル、トリル等の芳香族基であるビ
ス(トリアリールホスフイン)イミニウム塩であ
る。 また不均化および/又は再分配反応の条件は、
反応温度0℃〜300℃、好ましくは10℃〜200℃、
反応時間(接触時間)0.1〜20秒、好ましくは、
0.2〜10秒、反応圧力は常圧〜50Kg/cm2、通常常
圧〜20Kg/cm2で行なわれる。フイードとなるのは
トリクロロシラン、ジクロロシラン、モノクロロ
シランおよびこれらの混合物であり、不活性流体
で希釈してもよい。 発明の効果 本発明で用いられるビスホスフインイミニウム
塩触媒は従来知られている触媒(第4アンモニウ
ム塩、あるいは第4ホスホニウム塩)に比べ触媒
成分モル当りの活性が高く、従つて、比較的低温
での反応にも使用でき更に、多孔性固体に担持し
て不均一系反応も行える為、触媒と生成物の分離
操作が不要となる。 実施例 1 ビス(トリフエニルホスフイン)イミニウムク
ロリド、〔(C6H5)3P〕2N+Cl-、(アルドリツチ
製)〕587mg(1.02mmole)を5.8mlのメタノール
−水(1/1)混合液に溶かし、この溶液に5.8
gのシリカ(フジダビソン社製シリカゲル、ID
タイプ、表面積350m2/g、30〜60メツシユを空
気中、120℃、12時間乾燥したもの)を加えてよ
く撹拌した。風乾後空気中100℃で12時間乾燥し
て触媒を調製した。 この触媒0.64g(2.0ml)をガラス製気相流通
反応装置(内径10mm)に充てんし、窒素気流中
110℃で1時間加熱した後反応層を所定温度に保
ちながら常圧下原料ガス(SiHCl3/N2、モル比
30/70)フイードとして反応を行なわしめた。反
応条件整定後1時間の生成物をヘリウムをキヤリ
ヤガスとしてガスクロマトグラフ(TCD)で分
析した。結果を表−1に示した。
【表】 実施例 2〜5 実施例1の要領でビス(トリフエニルホスフイ
ン)イミニウムクロリド(以下PPNClと略す)
をスチレン−ジビニルベンゼン共重合体ビーズ
(ダイヤイオンHP−20−三菱化成(株)製商品名
−)、活性炭(ツルミコール社製商品名、4GV、
30〜60メツシユ、を15%HNO3処理後、空気中、
100℃、24時間乾燥)、チタニア(ダイヤキヤタリ
スト(株)製)及びカオリン(小宗化学薬品(株)製)に
各々担持して触媒した。触媒調製条件を表−2に
示した。これらの触媒を用いて実施例1の要領で
トリクロロシラン(SiHCl3/N2=3/7、モル
比)の不均化反応を行なつた。実験結果を表−3
に示した。
【表】
【表】 実施例 6 原料ガスがジクロロシラン(製鉄化学(株)製、>
98.5%)である他は実施例1と同じ要領で不均化
反応を行なつた。結果を表4に示した。
【表】 実施例 7 1Hnmr(水素核磁気共鳴)試料管に29mg(0.05
ミリモル)のビス(トリフエニルホスフイン)イ
ミニウムクロリド及びベンゼン封入キヤピラリー
(外部標準)を入れた後、試料管を真空ラインに
接続して脱気し、次に試料管をドライアイス−イ
ソプロパノールバスで冷却し、これに1.0g(7.4
ミリモル)のトリクロロシランの真空蒸留によつ
て仕込んだ後試料管上端をガスバーナーで封じ切
つた。試料管を室温まで昇温した後、封入された
サンプルをよく振り混ぜ30℃で1時間放置した。
試料の 1Hnmrスペクトルには外部標準のベンゼ
ンのピーク(τ2.8)及びビス(トリフエニルホス
フイン)イミニウムクロリドのピーク(τ2.6〜
3.0)以外に3本のシングレツト(τ3.9、τ4.6、及
びτ5.4、面積比=8:2:0.1)が観測された。
これらはそれぞれトリクロロシラン、ジクロロシ
ラン、及びモノクロロシランのSi−Hの共鳴に由
来するものであり、トリクロロシランの不均化反
応によりモノクロロシラン、ジクロロシラン、ト
リクロロシランが生成したことを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一般式(R3P)2N・X(式中、Rは互いに
    同じかあるいは異つてもよいC1〜C10の炭化水素
    基で酸素原子やハロゲン原子を含有してもよく、
    飽和でも不飽和でもよい。XはF-、Cl-、Br-、
    I-、CN-、N3 -、BF4 -、BH4 -、OH-、アルコキ
    シド、アセテート等のモノアニオンである。)で
    表わされるビスホスフインイミニウム塩を触媒成
    分として用い、SiHnCl4-o(ただし、1≦n≦3)
    で表わされるクロロシランを不均化および/又は
    再分配させることを特徴とするシラン類の製造方
    法。
JP60102766A 1985-05-16 1985-05-16 シランの製造方法 Granted JPS61261208A (ja)

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JPS61261208A JPS61261208A (ja) 1986-11-19
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