JPH0341159Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0341159Y2 JPH0341159Y2 JP1986171317U JP17131786U JPH0341159Y2 JP H0341159 Y2 JPH0341159 Y2 JP H0341159Y2 JP 1986171317 U JP1986171317 U JP 1986171317U JP 17131786 U JP17131786 U JP 17131786U JP H0341159 Y2 JPH0341159 Y2 JP H0341159Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- thin plates
- pad
- pads
- peripheral edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
イ 考案の目的
(産業上の利用分野)
この考案は、制動時に騒音を発することのない
デイスクブレーキ用ロータを得たものであつて、
一般のデイスクブレーキ用ロータとして利用でき
る考案である。
デイスクブレーキ用ロータを得たものであつて、
一般のデイスクブレーキ用ロータとして利用でき
る考案である。
(従来の技術)
第6〜第7図に示すように、従来のデイスクブ
レーキ用ロータ1は、一枚の円板で形成され、自
動車の車輪と連動する軸2に固定されたフランジ
3にボルト4で取付けられ、ブレーキパツド(図
示せず)を矢印のようにロータ1の周縁部に押付
けて、パツドのライニングとロータとの摩擦によ
り、ロータ1を介して車輪を制動するものであ
る。
レーキ用ロータ1は、一枚の円板で形成され、自
動車の車輪と連動する軸2に固定されたフランジ
3にボルト4で取付けられ、ブレーキパツド(図
示せず)を矢印のようにロータ1の周縁部に押付
けて、パツドのライニングとロータとの摩擦によ
り、ロータ1を介して車輪を制動するものであ
る。
(考案が解決しようとする問題点)
このようなロータは、パツドとの摩擦面に円周
方向に微細に湾曲する凹凸があつたり摩擦面が回
転軸に対して傾いていたりすると、高速回転しつ
つパツドと摩擦する際に、パツド、キヤリパ、ば
ね等の可動部分をロータの軸方向に往復動、即ち
振動させて騒音を発生する。
方向に微細に湾曲する凹凸があつたり摩擦面が回
転軸に対して傾いていたりすると、高速回転しつ
つパツドと摩擦する際に、パツド、キヤリパ、ば
ね等の可動部分をロータの軸方向に往復動、即ち
振動させて騒音を発生する。
ロータのパツドとの摩擦面は、平滑に仕上げら
れるけれども、なお微細な湾曲凹凸が残るのは避
けられず、回転軸に対して厳密に直角に取付ける
のも難しい。従つてこのような微細な凹凸等によ
る騒音発生が生じる。
れるけれども、なお微細な湾曲凹凸が残るのは避
けられず、回転軸に対して厳密に直角に取付ける
のも難しい。従つてこのような微細な凹凸等によ
る騒音発生が生じる。
ロ 考案の構成
(問題点を解決するための手段)
この考案は、ロータの回転軸方向の剛性を小さ
くして、ロータの側面周縁部に湾曲凹凸等があつ
ても、ロータが変形してこれがキヤリパ等を押動
かし振動させないように考慮したものであつて、
車輪と連動し、キヤリパブレーキのパツドを周縁
部に押付けられて車輪を制動するデイスクブレー
キ用ロータにおいて、複数の円形薄板を重ねてロ
ータを構成したことを特徴とするデイスクブレー
キ用ロータを得て、前記の問題点を解決したもの
である。
くして、ロータの側面周縁部に湾曲凹凸等があつ
ても、ロータが変形してこれがキヤリパ等を押動
かし振動させないように考慮したものであつて、
車輪と連動し、キヤリパブレーキのパツドを周縁
部に押付けられて車輪を制動するデイスクブレー
キ用ロータにおいて、複数の円形薄板を重ねてロ
ータを構成したことを特徴とするデイスクブレー
キ用ロータを得て、前記の問題点を解決したもの
である。
(作用)
ロータは、全体の厚さを数分割した円形の可撓
性薄板を重ね、回転軸方向の可撓性を大きくして
構成されるから、回転軸方向の剛性が小さく、周
縁部に微細な凹凸があつてもこれがパツドを押動
かす前にロータ自体が変形してパツドとの強い衝
突を回避する。従つてキヤリパ等が振動し騒音を
発生することを防止できる。
性薄板を重ね、回転軸方向の可撓性を大きくして
構成されるから、回転軸方向の剛性が小さく、周
縁部に微細な凹凸があつてもこれがパツドを押動
かす前にロータ自体が変形してパツドとの強い衝
突を回避する。従つてキヤリパ等が振動し騒音を
発生することを防止できる。
(実施例)
第1〜2図は本考案の第一実施例を示し、第1
図はロータの側面図、第2図は第1図のA−A断
面図である。
図はロータの側面図、第2図は第1図のA−A断
面図である。
パツドのライニングと摩擦するロータ1aは、
第2図に見るように、複数の薄板6,6を重ねて
構成されている。この薄板6,6は、耐食性、耐
摩耗性のよい、例えばステンレス鋼で厚さ1m/
m以下のものとし、環状座金7を重ねてボルト4
により軸2のフランジ3に取付けられる。
第2図に見るように、複数の薄板6,6を重ねて
構成されている。この薄板6,6は、耐食性、耐
摩耗性のよい、例えばステンレス鋼で厚さ1m/
m以下のものとし、環状座金7を重ねてボルト4
により軸2のフランジ3に取付けられる。
薄板6,6の厚さは、第2図のように等しくし
てもよいが、第3図aのように、パツドのライニ
ングと摩擦して摩耗し易い外側のものを厚く、内
側のものを薄くしてもよく、第3図bのように厚
さの配列をこれと逆にすることもできる。
てもよいが、第3図aのように、パツドのライニ
ングと摩擦して摩耗し易い外側のものを厚く、内
側のものを薄くしてもよく、第3図bのように厚
さの配列をこれと逆にすることもできる。
また各薄板6の表面には、第4図aに示すよう
な交叉する多数の細溝8,8を形成して薄板相互
間の摩擦作用を大きくする。この細溝は、第4図
bのような放射状の細溝8aとしてもよい。
な交叉する多数の細溝8,8を形成して薄板相互
間の摩擦作用を大きくする。この細溝は、第4図
bのような放射状の細溝8aとしてもよい。
このように構成するから、ロータは軸方向の剛
性が大きくなく、制動時に表面の微細な湾曲凹凸
や回転軸への傾き等があつても、これがパツドを
押動かす前にロータが撓んでパツドを強く押動か
すことがなく、従つてパツド、キヤリパ等を振動
させて騒音を発生することが避けられる。
性が大きくなく、制動時に表面の微細な湾曲凹凸
や回転軸への傾き等があつても、これがパツドを
押動かす前にロータが撓んでパツドを強く押動か
すことがなく、従つてパツド、キヤリパ等を振動
させて騒音を発生することが避けられる。
第5図の第二実施例は、重ねた薄板をフランジ
3に固着しないで、緩く取付けることにより薄板
の軸方向の運動に自由度を大きくしたもの(間隙
を誇張して示す)であつて、前例がボルト4をフ
ランジ3に緊締したのに対して、有頭のピン9を
薄板6,6、フランジ3に挿通し、リテーナ10
により抜止めを施したものである。リテーナ10
は、薄板6,6の間に僅かながたつきがある程度
にピン9に係止する。
3に固着しないで、緩く取付けることにより薄板
の軸方向の運動に自由度を大きくしたもの(間隙
を誇張して示す)であつて、前例がボルト4をフ
ランジ3に緊締したのに対して、有頭のピン9を
薄板6,6、フランジ3に挿通し、リテーナ10
により抜止めを施したものである。リテーナ10
は、薄板6,6の間に僅かながたつきがある程度
にピン9に係止する。
このようにすれば、薄板6,6によるロータ1
aの軸方向の動きが一層容易になるから、ロータ
1aの摩擦面が微細凹凸等のためパツドと衝突す
るのが一層容易に回避できる。
aの軸方向の動きが一層容易になるから、ロータ
1aの摩擦面が微細凹凸等のためパツドと衝突す
るのが一層容易に回避できる。
なお、薄板を重ねてロータを構成する考案とし
て、特公昭47−24066号公報記載のものがあるが、
これはパツドに摺接する周縁部の外面が、回転軸
方向に折曲げた薄板端部を重ねた端面で構成され
たものであつて、周縁部の軸方向の剛性が大きい
ので、本考案のようにキヤリパ等の振動防止作用
が小さいものである。
て、特公昭47−24066号公報記載のものがあるが、
これはパツドに摺接する周縁部の外面が、回転軸
方向に折曲げた薄板端部を重ねた端面で構成され
たものであつて、周縁部の軸方向の剛性が大きい
ので、本考案のようにキヤリパ等の振動防止作用
が小さいものである。
又、実願昭52−135347号(実開昭54−61186号)
の内容を撮影したマイクロフイルムには、2枚の
円板を重ねて構成するロータが示されているが、
これは周縁部を溶接、リベツト締め、強圧等によ
り強く結合しているため、回転軸方向の剛性が高
くなつているものであり、回転軸方向の可撓性を
大きくした本考案とは別異なものである。
の内容を撮影したマイクロフイルムには、2枚の
円板を重ねて構成するロータが示されているが、
これは周縁部を溶接、リベツト締め、強圧等によ
り強く結合しているため、回転軸方向の剛性が高
くなつているものであり、回転軸方向の可撓性を
大きくした本考案とは別異なものである。
ハ 考案の効果
複数の薄板6を重ねてロータとするから、この
ロータは軸方向の剛性か大きくなく、表面の微細
な湾曲による凹凸や摩擦面の回転軸の対する傾斜
があつて、これがパツドのライニングに当ると、
ロータが撓んで強く衝突するのを回避してしま
い、パツド、キヤリパを振動させることがない。
従つてパツド、キヤリパ等の振動による騒音の発
生を防ぐことができる。
ロータは軸方向の剛性か大きくなく、表面の微細
な湾曲による凹凸や摩擦面の回転軸の対する傾斜
があつて、これがパツドのライニングに当ると、
ロータが撓んで強く衝突するのを回避してしま
い、パツド、キヤリパを振動させることがない。
従つてパツド、キヤリパ等の振動による騒音の発
生を防ぐことができる。
第1〜5図は本考案の実施例を示し、第1図は
第一実施例の側面図、第2図は第1図のA−A断
面図、第3図a,bは薄板6の厚さの組合せを示
す第2図のロータ部同様の断面図、第4図a,b
は薄板表面に形成する微細溝の配列を示す薄板の
部分側面図、第5図は第二実施例の第2図同様の
断面図、第6図は従来のロータの側面図、第7図
は第6図のB−B断面図である。 1,1a:ロータ、2:軸、3:フランジ、
4:ボルト、6:薄板、7:環状座金、8,8
a:細溝、9:ピン、10:リテーナ。
第一実施例の側面図、第2図は第1図のA−A断
面図、第3図a,bは薄板6の厚さの組合せを示
す第2図のロータ部同様の断面図、第4図a,b
は薄板表面に形成する微細溝の配列を示す薄板の
部分側面図、第5図は第二実施例の第2図同様の
断面図、第6図は従来のロータの側面図、第7図
は第6図のB−B断面図である。 1,1a:ロータ、2:軸、3:フランジ、
4:ボルト、6:薄板、7:環状座金、8,8
a:細溝、9:ピン、10:リテーナ。
Claims (1)
- 車輪と連動し、キヤリパブレーキのパツドを周
縁部に押付けられて車輪を制動するデイスクブレ
ーキ用ロータにおいて、複数の円形の可撓性薄板
を重ねてロータを構成したことを特徴とするデイ
スクブレーキ用ロータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986171317U JPH0341159Y2 (ja) | 1986-11-10 | 1986-11-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986171317U JPH0341159Y2 (ja) | 1986-11-10 | 1986-11-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6377142U JPS6377142U (ja) | 1988-05-23 |
| JPH0341159Y2 true JPH0341159Y2 (ja) | 1991-08-29 |
Family
ID=31106831
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986171317U Expired JPH0341159Y2 (ja) | 1986-11-10 | 1986-11-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0341159Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9188177B2 (en) | 2011-02-18 | 2015-11-17 | Sunstar Engineering Inc. | Brake disc |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5461186U (ja) * | 1977-10-08 | 1979-04-27 |
-
1986
- 1986-11-10 JP JP1986171317U patent/JPH0341159Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6377142U (ja) | 1988-05-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4060370B2 (ja) | ディスク・ブレーキ・システム | |
| US9897152B2 (en) | Wear optimized pad design | |
| JP2013061012A (ja) | ディスクブレーキ用パッド組立体 | |
| US10914351B2 (en) | Opposed piston type disc brake | |
| US4915198A (en) | Friction pad support mechanism for disc brake | |
| JP3939304B2 (ja) | フローティングキャリパ型ディスクブレーキ | |
| JPH0341159Y2 (ja) | ||
| US5299663A (en) | Disk brake | |
| JP2910524B2 (ja) | ディスクブレーキ装置 | |
| US20240183416A1 (en) | Brake disk with an interlayer having a shape elasticity | |
| JPS6332987Y2 (ja) | ||
| JPH0247775Y2 (ja) | ||
| JPH09196092A (ja) | ディスクブレーキ装置 | |
| JPH0725340U (ja) | ディスクブレーキ用パッド | |
| JPH01124433U (ja) | ||
| JPS6318635U (ja) | ||
| JPH0611378Y2 (ja) | ブレーキ音を小さくした摩擦式ブレーキ | |
| JPS6342131B2 (ja) | ||
| JP2001304308A (ja) | フローティングキャリパ型ディスクブレーキ | |
| JPH10122271A (ja) | ディスクブレーキ | |
| JPH07269612A (ja) | ディスクブレーキ装置 | |
| JPH0353073Y2 (ja) | ||
| JP2000161402A (ja) | ディスクロータ | |
| JPS6324270Y2 (ja) | ||
| JP3789228B2 (ja) | ブレーキドラム |