JPH0342046B2 - - Google Patents

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JPH0342046B2
JPH0342046B2 JP61097671A JP9767186A JPH0342046B2 JP H0342046 B2 JPH0342046 B2 JP H0342046B2 JP 61097671 A JP61097671 A JP 61097671A JP 9767186 A JP9767186 A JP 9767186A JP H0342046 B2 JPH0342046 B2 JP H0342046B2
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shiitake
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JP61097671A
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は植菌作業の効率を高め、しかも短期間
でシイタケ菌が原木全体へ行き渡るが如き植菌方
法に関するものである。
〈従来の技術及びその問題点〉 シイタケの栽培は、従来からクヌギやナラ等の
原木を玉切り、即ちある長さに切つた物に多数の
小孔を開け、該小孔内に二次菌糸を培養したおが
屑種菌や木片を使つた種駒を植える方法が採用さ
れて来た。そして程度の差こそあれ用いる原木は
十分に乾燥し枯れた物を用いるという思想の下に
行なわれている。
この従来から行なわれている方法は、植菌に際
して原木に多数の小孔を開けた後に種駒を埋込ま
なくてはならず非常に手間がかかると共に、開孔
時に原木へ不要な害菌が侵入する事もあり、更に
は植込んだ種駒から二次菌糸が原木全体へまわり
原木全体をホダ化させる迄には15〜18カ月という
長期間を要するので全体の生産効率が低いという
問題がある。
〈問題点を解決する為の手段〉 本発明者は上記問題を解決するにあたり、シイ
タケ菌は腐生菌であるので、それが生長し所謂き
のこ(子実体)となる為には原木は枯死していな
ければならない事は事実ではあるが、最初に植菌
する時は原木が未だ活きた状態であつても支障が
無いのではないかという基本思想に基づき実験の
結果本発明を開発するに至つたものであり、本発
明の要旨は伐採したての原木の切り口を、シイタ
ケの二次菌糸を含有する培養液へ浸漬し、上記原
木の葉が有する蒸散作用を利用して二次菌糸を培
養液と共に原木内に移送させることを特徴とする
シイタケ菌の植菌方法である。
なお本発明方法は、原木が未だ活きた状態でそ
の生理現象である葉の蒸散作用に伴なうポンプ作
用により溶液を吸い上げる作用を有する間に行な
う事を必要とするので、原木を伐採した後直ちに
開始する様にし、しかも原木はその小枝及び葉を
有するまゝの状態で用いるものとする。シイタケ
の二次菌糸を含有する培養液の液量としては、原
木の直径が10〜15cm位の場合で約500c.c.位、原木
の直径が20〜25cm位で1000c.c.位、20〜25cm位で
1500c.c.位、30cm以上の原木では2000c.c.位を吸収さ
せればよく、この量の培養液は大体1昼夜で吸収
されるがその後2〜3日間放置し培養液が原木全
体に行き渡る様にする。
又原木の切り口は出来る限り培養液を吸収し易
い様に斜めに切つたり、あるいは切り口周辺の皮
をはぎ取る様にし、かつその切り口がなるだけ空
気と触れない様に伐採したらすぐに密閉袋に収納
した培養液中に浸漬する様にし、好ましくはその
密閉袋には空気抜き機構を取付けておく様にす
る。
この様にシイタケ二次菌糸を培養液と共に原木
の隅々まで移送せしめた後は、適当な長さに玉切
りをしてホダ木となし、通常の方法によりシイタ
ケの生産を行なうものである。
〈実施例及び作用〉 以下本発明の実施例を示す図面を参酌し乍ら本
発明方法を詳述する。
切り口の直径が約20cmのクヌギを原木1として
選び、それを伐採した後小枝も葉もそのまゝの状
態で、切り口周辺の皮をはぎ取り、図に示す様に
切り口をシイタケ二次菌糸を含有する培養液2が
入つた密閉容器3へ入れ、密閉保持した。密閉容
器3には空気抜き孔4を設け、該空気抜き孔より
空気を抜き乍ら、別途設けられた培養液注入口5
を通し培養液を注入し、その状態で放置すると約
1日半迄は培養液が原木へ吸収され減り続けたが
その後はあまり減少しなくなつた。
その後原木1を密閉容器3から離し更に3日間
放置し、約120cmの長さに玉切りをなし、直射日
光を防ぐ為に上から枝葉をかけ伏せ込み放置し
た。約3月後に上記玉切りされた原木を観察した
ところ原木の全域に渡り白い原基が作られている
のが確認された。
〈発明の効果〉 以上述べて来た如く、本発明方法は、従来から
の常識とは全く別の原木が未だ活きて活動してい
る状態中に、原木の生命作用を利用し原木中へシ
イタケ二次菌糸を行き渡らしめる新規な方法であ
り、この方法によれば従来から行なわれていたコ
マ菌やオガ屑菌を用いていた方法と比べ、原木に
穴を開ける手間が省け作業効率が向上すると共
に、電気ドリル等の諸工具及びその動力源も不要
であり、かつ穴開け作業の際の害菌の侵入も防ぐ
事が出来る。
又本発明方法ではシイタケ二次菌糸は原木の全
域で活動を始める為に、原基が形成される迄の期
間が従来法の約6月に比べ3月と短縮され、それ
だけシイタケの生産効率が向上するものである。
なお本発明の方法は木くらげやなめこ等他のき
のこ類の生産に対しても応用可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を説明する為の一部切欠
斜視図。 図中、1:原木、2:培養液、3:密閉容器、
4:空気抜き孔、5:培養液注入口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 伐採したての原木の切り口を、シイタケの二
    次菌糸を含有する培養液へ浸漬し、上記原木の葉
    が有する蒸散作用を利用して二次菌糸を培養液と
    共に原木内に移送させることを特徴とするシイタ
    ケ菌の植菌方法。
JP61097671A 1986-04-26 1986-04-26 シイタケ菌の植菌方法 Granted JPS62253321A (ja)

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JPS62253321A JPS62253321A (ja) 1987-11-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0715399Y2 (ja) * 1989-09-12 1995-04-12 株式会社サンケン 家庭栽培用椎茸ホダ木

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JPS62253321A (ja) 1987-11-05

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