JPH0343347B2 - - Google Patents
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- JPH0343347B2 JPH0343347B2 JP58207598A JP20759883A JPH0343347B2 JP H0343347 B2 JPH0343347 B2 JP H0343347B2 JP 58207598 A JP58207598 A JP 58207598A JP 20759883 A JP20759883 A JP 20759883A JP H0343347 B2 JPH0343347 B2 JP H0343347B2
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- Japan
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- phosphate
- film
- galvanized steel
- coating
- treatment
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C2/00—Hot-dipping or immersion processes for applying the coating material in the molten state without affecting the shape; Apparatus therefor
- C23C2/26—After-treatment
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C22/00—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals
- C23C22/73—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals characterised by the process
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
- Coating With Molten Metal (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Description
本発明は塗膜密着性に劣る低鉛溶融亜鉛めつき
鋼板の塗装前処理方法に関するものであり、更に
詳しくはリン酸亜鉛の結晶サイズ、リン酸塩皮膜
量および塗布型クロメート皮膜量を限定選択する
ことにより優れた塗膜密着性を付与せしめる方法
に関するものである。 近年、亜鉛若しくは亜鉛合金めつきを施した溶
融めつき鋼板が自動車を始め、建築、家電など幅
広い分野に使用される様になり、用途の多様化と
共にその使用環境も高温、多湿雰囲気で長期間使
用される場合が多くなつて来ている。 従来の溶融亜鉛めつき鋼板の場合は、この様な
雰囲気で長期間使用されると腐食によつてめつき
層全体が鋼素地から剥離し、めつき鋼板本体の性
能が発揮されなくなり問題になつている。 この腐食剥離現象は先ず亜鉛の結晶粒界におい
て腐食が優先的に起こり、之が時間の経過と共に
進行して合金層に達し、之が更に進行すると亜鉛
層と合金層との間における界面腐食を起こしてめ
つき層全体を鋼素地より剥離させるものである。 この腐食剥離はめつき浴に蒸留亜鉛地金を使用
することにより不可避的混入不純物としてのPb
が溶融亜鉛めつき層中の結晶粒界および合金層と
の界面近傍に偏析し、之が原因の一つと考えられ
る。腐食剥離防止法としては電気亜鉛地金を使用
し、めつき浴中のPbを0.003wt%以下、Alを0.1
〜0.2wt%と不可避的混入不純物としてFe,cdお
よびSnの合計量が0.6wt%以下とを含有し残部が
Znより成るめつき浴にすることによつて腐食剥
離防止に極めて効果的であることが判つた。 本発明は上記めつき浴組成を有し、腐食剥離を
生じない溶融亜鉛めつき鋼板(以下、低鉛溶融亜
鉛めつき鋼板と記述する)の塗装前処理方法に関
するものである。 電気亜鉛地金の使用によつてめつき層中の粒界
および合金層との界面におけるPbの偏析が回避
され腐食剥離が防止出来ると共に加工後において
も従来の溶融亜鉛めつき鋼板の様にめつき層にク
ラツクは発生せず耐久性も非常に優れている。 しかし塗装下地鋼板として電気亜鉛地金をめつ
き浴として製造した低鉛溶融亜鉛めつき鋼板を使
用した場合、塗装後の塗膜密着性が従来の溶融亜
鉛めつき鋼板に比較し劣るのである。 この理由は、低鉛溶融亜鉛めつき鋼板が従来の
溶融亜鉛めつき鋼板の様に加工部のめつき層に殆
んどクラツクが発生しないため、塗膜にも微細な
クラツクが生じず、塗膜とめつき層との界面に存
在する可撓性の無いリン酸塩皮膜にズレ応力が働
き皮膜破壊により塗膜の界面接着力が低下し塗膜
剥離を生ずると考えている。 之に対し通常の亜鉛めつき鋼板は加工部のめつ
き層に微細なクラツクを生ずるので、このため塗
膜とめつき層との界面に存在するリン酸塩皮膜は
応力が緩和され、ズレ応力が生じ難く塗膜剥離を
生じ難いと考えている。このことを念頭に塗膜密
着性に劣る低鉛溶融亜鉛めつき鋼板の塗装前処理
方法について種々検討した結果、リン酸塩皮膜量
およびリン酸亜鉛の結晶サイズを適正範囲に管理
し、更にリン酸塩皮膜処理後に塗布型クロメート
処理を行なう方法によつて優れた塗膜密着性を得
られることが判明し、本発明に到達した。リン酸
亜鉛は針状および葉状結晶が板面上に垂直或いは
若干傾斜した状態で生成している。従つて結晶が
成長し過ぎたり、また量的に多過ぎると加工によ
るズレ応力に追従出来ず、皮膜破壊を起こす原因
となる。そこでズレ応力に耐えるリン酸亜鉛の結
晶サイズおよびリン酸塩皮膜量について検討した
結果、曲げ加工に対しては結晶が20μ以下で微細
且つ均一に分布したものが有利であることを確認
した。また塗膜の耐スクラツチ性に対しては結晶
サイズが5μ以上必要であることを確認した。之
等のことから結晶サイズは5〜20μの範囲が最も
有利であることが判つた。上記した結晶を生成さ
せるには短時間処理で結晶を必要以上に成長させ
ないこと、および均一に分散させるには予じめ表
面調整としてバフによるめつき層表面の活性化或
いは結晶サイトを化学的に与えるためコロイダル
チタンを含む弱アルカリ水溶液で処理する方法な
どの手数が挙げられる。 またリン酸塩皮膜量は5〜20μの結晶を均一に
分散させる量で充分であり、多過ぎると結晶の上
に結晶が生成する所謂二次結晶を生じ著しく加工
性を低下させるし、少な過ぎるとリン酸塩皮膜と
塗料の結合力が不足する。この理由でリン酸塩皮
膜量は0.3〜1.0g/m2の範囲が好ましい。 更にリン酸塩処理後に行なう塗布型クロメート
処理剤は市販の無機バインダータイプ、有機バイ
ンダータイプの何れでもよく、シリカ或いは樹脂
が結晶の間隙に分散し塗膜密着性を高める働きを
するもので、その付着量は全クロムとして10〜
100mg/m2の範囲が最も好ましい。全クロムが10
mg/m2未満では塗膜密着性を高める効果が無く、
100mg/m2を超えると逆に性能を低下させる。 この様に本発明は塗膜密着性に劣る低鉛溶融亜
鉛めつき鋼板において、リン酸亜鉛の結晶サイズ
および皮膜量を限定し更にリン酸塩処理後に塗布
型クロメート処理を行なう2段処理を特徴とする
ものである。 即ち第一段階のリン酸塩処理により適正なエツ
チング肌が付与されると共に耐皮膜破壊性に優れ
たリン酸塩皮膜が形成される。 更に第二段階の塗布型クロメート処理によつて
結晶の間隙にシリカ、樹脂などのバインダーを分
散皮膜化することによつて低鉛溶融亜鉛めつき鋼
板に優れた塗膜密着性を付与する方法である。ま
たこの様に2段処理することにより塗装後の耐食
性は従来のリン酸塩処理、塗布型クロメート単独
のものに比較し著しく向上する。 従来のリン酸塩処理方法では低鉛溶融亜鉛めつ
き鋼板の塗膜密着性は不充分である。本発明の適
用によつて実用上充分な性能まで塗膜密着性を向
上させることが出来、その工業的価値は大きいも
のと考える。 本発明法は低鉛溶融亜鉛めつき鋼板および塗膜
密着性に劣るノースキンパス溶融亜鉛めつき鋼板
或いは冷延鋼板などに適用出来る。 以下、実施例により本発明を詳細に説明する。
めつき層組成がPb:0.003wt%,Al:0.15wt%、
不可避的混入不純物(Fe,cd,Snの合計量):
0.055wt%残部がZnから成る低鉛溶融亜鉛めつき
鋼板(板厚0.35mm、目付量:Z−25相当品)と比
較材としてミニマイズドスパングル表面肌の溶融
亜鉛めつき鋼板(JIS−G3312、板厚0.35mm、目
付量Z−25相当品)を供試材とした。 またリン酸塩処理剤、表面調整剤、塗布型クロ
メート処理剤および使用塗料は第1表に示す市販
品を用いた。 なお、塗装後の塗膜密着性の評価基準を第2表
に示す。
鋼板の塗装前処理方法に関するものであり、更に
詳しくはリン酸亜鉛の結晶サイズ、リン酸塩皮膜
量および塗布型クロメート皮膜量を限定選択する
ことにより優れた塗膜密着性を付与せしめる方法
に関するものである。 近年、亜鉛若しくは亜鉛合金めつきを施した溶
融めつき鋼板が自動車を始め、建築、家電など幅
広い分野に使用される様になり、用途の多様化と
共にその使用環境も高温、多湿雰囲気で長期間使
用される場合が多くなつて来ている。 従来の溶融亜鉛めつき鋼板の場合は、この様な
雰囲気で長期間使用されると腐食によつてめつき
層全体が鋼素地から剥離し、めつき鋼板本体の性
能が発揮されなくなり問題になつている。 この腐食剥離現象は先ず亜鉛の結晶粒界におい
て腐食が優先的に起こり、之が時間の経過と共に
進行して合金層に達し、之が更に進行すると亜鉛
層と合金層との間における界面腐食を起こしてめ
つき層全体を鋼素地より剥離させるものである。 この腐食剥離はめつき浴に蒸留亜鉛地金を使用
することにより不可避的混入不純物としてのPb
が溶融亜鉛めつき層中の結晶粒界および合金層と
の界面近傍に偏析し、之が原因の一つと考えられ
る。腐食剥離防止法としては電気亜鉛地金を使用
し、めつき浴中のPbを0.003wt%以下、Alを0.1
〜0.2wt%と不可避的混入不純物としてFe,cdお
よびSnの合計量が0.6wt%以下とを含有し残部が
Znより成るめつき浴にすることによつて腐食剥
離防止に極めて効果的であることが判つた。 本発明は上記めつき浴組成を有し、腐食剥離を
生じない溶融亜鉛めつき鋼板(以下、低鉛溶融亜
鉛めつき鋼板と記述する)の塗装前処理方法に関
するものである。 電気亜鉛地金の使用によつてめつき層中の粒界
および合金層との界面におけるPbの偏析が回避
され腐食剥離が防止出来ると共に加工後において
も従来の溶融亜鉛めつき鋼板の様にめつき層にク
ラツクは発生せず耐久性も非常に優れている。 しかし塗装下地鋼板として電気亜鉛地金をめつ
き浴として製造した低鉛溶融亜鉛めつき鋼板を使
用した場合、塗装後の塗膜密着性が従来の溶融亜
鉛めつき鋼板に比較し劣るのである。 この理由は、低鉛溶融亜鉛めつき鋼板が従来の
溶融亜鉛めつき鋼板の様に加工部のめつき層に殆
んどクラツクが発生しないため、塗膜にも微細な
クラツクが生じず、塗膜とめつき層との界面に存
在する可撓性の無いリン酸塩皮膜にズレ応力が働
き皮膜破壊により塗膜の界面接着力が低下し塗膜
剥離を生ずると考えている。 之に対し通常の亜鉛めつき鋼板は加工部のめつ
き層に微細なクラツクを生ずるので、このため塗
膜とめつき層との界面に存在するリン酸塩皮膜は
応力が緩和され、ズレ応力が生じ難く塗膜剥離を
生じ難いと考えている。このことを念頭に塗膜密
着性に劣る低鉛溶融亜鉛めつき鋼板の塗装前処理
方法について種々検討した結果、リン酸塩皮膜量
およびリン酸亜鉛の結晶サイズを適正範囲に管理
し、更にリン酸塩皮膜処理後に塗布型クロメート
処理を行なう方法によつて優れた塗膜密着性を得
られることが判明し、本発明に到達した。リン酸
亜鉛は針状および葉状結晶が板面上に垂直或いは
若干傾斜した状態で生成している。従つて結晶が
成長し過ぎたり、また量的に多過ぎると加工によ
るズレ応力に追従出来ず、皮膜破壊を起こす原因
となる。そこでズレ応力に耐えるリン酸亜鉛の結
晶サイズおよびリン酸塩皮膜量について検討した
結果、曲げ加工に対しては結晶が20μ以下で微細
且つ均一に分布したものが有利であることを確認
した。また塗膜の耐スクラツチ性に対しては結晶
サイズが5μ以上必要であることを確認した。之
等のことから結晶サイズは5〜20μの範囲が最も
有利であることが判つた。上記した結晶を生成さ
せるには短時間処理で結晶を必要以上に成長させ
ないこと、および均一に分散させるには予じめ表
面調整としてバフによるめつき層表面の活性化或
いは結晶サイトを化学的に与えるためコロイダル
チタンを含む弱アルカリ水溶液で処理する方法な
どの手数が挙げられる。 またリン酸塩皮膜量は5〜20μの結晶を均一に
分散させる量で充分であり、多過ぎると結晶の上
に結晶が生成する所謂二次結晶を生じ著しく加工
性を低下させるし、少な過ぎるとリン酸塩皮膜と
塗料の結合力が不足する。この理由でリン酸塩皮
膜量は0.3〜1.0g/m2の範囲が好ましい。 更にリン酸塩処理後に行なう塗布型クロメート
処理剤は市販の無機バインダータイプ、有機バイ
ンダータイプの何れでもよく、シリカ或いは樹脂
が結晶の間隙に分散し塗膜密着性を高める働きを
するもので、その付着量は全クロムとして10〜
100mg/m2の範囲が最も好ましい。全クロムが10
mg/m2未満では塗膜密着性を高める効果が無く、
100mg/m2を超えると逆に性能を低下させる。 この様に本発明は塗膜密着性に劣る低鉛溶融亜
鉛めつき鋼板において、リン酸亜鉛の結晶サイズ
および皮膜量を限定し更にリン酸塩処理後に塗布
型クロメート処理を行なう2段処理を特徴とする
ものである。 即ち第一段階のリン酸塩処理により適正なエツ
チング肌が付与されると共に耐皮膜破壊性に優れ
たリン酸塩皮膜が形成される。 更に第二段階の塗布型クロメート処理によつて
結晶の間隙にシリカ、樹脂などのバインダーを分
散皮膜化することによつて低鉛溶融亜鉛めつき鋼
板に優れた塗膜密着性を付与する方法である。ま
たこの様に2段処理することにより塗装後の耐食
性は従来のリン酸塩処理、塗布型クロメート単独
のものに比較し著しく向上する。 従来のリン酸塩処理方法では低鉛溶融亜鉛めつ
き鋼板の塗膜密着性は不充分である。本発明の適
用によつて実用上充分な性能まで塗膜密着性を向
上させることが出来、その工業的価値は大きいも
のと考える。 本発明法は低鉛溶融亜鉛めつき鋼板および塗膜
密着性に劣るノースキンパス溶融亜鉛めつき鋼板
或いは冷延鋼板などに適用出来る。 以下、実施例により本発明を詳細に説明する。
めつき層組成がPb:0.003wt%,Al:0.15wt%、
不可避的混入不純物(Fe,cd,Snの合計量):
0.055wt%残部がZnから成る低鉛溶融亜鉛めつき
鋼板(板厚0.35mm、目付量:Z−25相当品)と比
較材としてミニマイズドスパングル表面肌の溶融
亜鉛めつき鋼板(JIS−G3312、板厚0.35mm、目
付量Z−25相当品)を供試材とした。 またリン酸塩処理剤、表面調整剤、塗布型クロ
メート処理剤および使用塗料は第1表に示す市販
品を用いた。 なお、塗装後の塗膜密着性の評価基準を第2表
に示す。
【表】
【表】
【表】
リン酸亜鉛の結晶サイズおよびリン酸塩皮膜量
は表面調整剤の濃度、リン酸塩処理の温度および
処理時間でコントロールし、低鉛溶融亜鉛めつき
鋼板14水準、比較材8水準のリン酸塩処理した。
之等の処理板を塗装し塗膜密着性を評価するため
の2丁折り曲げ試験およびコインスクラツチ試験
を行なつた。之等の結果を第3表に示す。 また本発明によるリン酸塩処理後、塗布型クロ
メート処理したものを第4表に、従来法のリン酸
塩処理後、クロム酸シーリングしたものを第5表
に夫々結果を示す。 なお、塗布型クロメート皮膜量は皮膜中の全
Cr量で管理したが、この全Cr量のコントロール
は塗布型クロメート処理液を純水で希釈し、更に
適正なバーコーターを用いることにより行なつ
た。
は表面調整剤の濃度、リン酸塩処理の温度および
処理時間でコントロールし、低鉛溶融亜鉛めつき
鋼板14水準、比較材8水準のリン酸塩処理した。
之等の処理板を塗装し塗膜密着性を評価するため
の2丁折り曲げ試験およびコインスクラツチ試験
を行なつた。之等の結果を第3表に示す。 また本発明によるリン酸塩処理後、塗布型クロ
メート処理したものを第4表に、従来法のリン酸
塩処理後、クロム酸シーリングしたものを第5表
に夫々結果を示す。 なお、塗布型クロメート皮膜量は皮膜中の全
Cr量で管理したが、この全Cr量のコントロール
は塗布型クロメート処理液を純水で希釈し、更に
適正なバーコーターを用いることにより行なつ
た。
【表】
【表】
【表】
リン酸亜鉛の結晶サイズ、リン酸塩皮膜量およ
びめつき層組成による性能差は第3表における実
施例で明確に表われている。即ちリン酸塩処理
後、塗装した場合において低鉛溶融亜鉛めつき鋼
板は比較材に比べ特に折り曲げ試験における塗膜
密着性が1〜2ランク劣る。 しかしコインスクラツチ試験による耐スクラツ
チ性については両者の差は殆んど認められない。 また結晶サイズおよびリン酸塩皮膜量と性能と
の関係を見ると、折り曲げ試験においてはリン酸
塩皮膜量が0.3〜1.0g/m2、結晶サイズは5〜
20μの範囲が良好な性能を示すが、コインスクラ
ツチ試験では結晶サイズが5μ以上でリン酸塩皮
膜量が多い程、良好な結果を示している。之は折
り曲げ加工などの様に大きな伸びを伴う加工にお
いては加工性に劣るリン酸亜鉛の結晶サイズが比
較的小さく且つリン酸塩皮膜量も少ない方が有利
である。之に対し伸びを伴わない耐スクラツチ性
では結晶サイズが大きく、しかもリン酸塩皮膜量
が多い程、表面粗度が大きく、緻密になり有利に
なると考えられる。 以上の結果から低鉛溶融亜鉛めつき鋼板の塗膜
密着性、特に折り曲げ加工性はリン酸塩処理のみ
では充分でないことからリン酸塩処理後、塗布型
クロメート処理することによつてこの性能を向上
させた。 リン酸塩処理後、塗布型クロメート処理を行な
つた場合の性能は塗布型クロメート処理による全
クロム量が5mg/m2では折り曲げ加工性を改善す
ることは出来ないが、10mg/m2〜100mg/m2の範
囲において改善効果が認められその性能は第5表
からリン酸塩処理後、クロム酸シーリングを行な
う従来の塗装前処理方法による比較材の性能と同
等以上まで向上することが判る。 しかしこの現象も第一段階で行なわれるリン酸
塩処理皮膜に制約され、結晶サイズが25μ以上、
リン酸塩皮膜量が1.5g/m2以上では改善効果が
少ない。 また全クロム量が150mg/m2になると逆にリン
酸塩皮膜単独の場合よりも性能が劣る傾向があ
る。 更に耐スクラツチ性については全クロム量10〜
100mg/m2の範囲においてリン酸塩皮膜量が0.5
g/m2以下で効果が認められる。この様にリン酸
塩処理後に塗布型クロメート処理することによつ
て低鉛溶融亜鉛めつき鋼板の塗膜密着性は著しく
向上する。 しかしこの効果は第一段階で行なわれるリン酸
塩皮膜に制約され結晶サイズが5〜20μ、リン酸
塩皮膜量が0.3〜1.0g/m2の範囲で著しい。
びめつき層組成による性能差は第3表における実
施例で明確に表われている。即ちリン酸塩処理
後、塗装した場合において低鉛溶融亜鉛めつき鋼
板は比較材に比べ特に折り曲げ試験における塗膜
密着性が1〜2ランク劣る。 しかしコインスクラツチ試験による耐スクラツ
チ性については両者の差は殆んど認められない。 また結晶サイズおよびリン酸塩皮膜量と性能と
の関係を見ると、折り曲げ試験においてはリン酸
塩皮膜量が0.3〜1.0g/m2、結晶サイズは5〜
20μの範囲が良好な性能を示すが、コインスクラ
ツチ試験では結晶サイズが5μ以上でリン酸塩皮
膜量が多い程、良好な結果を示している。之は折
り曲げ加工などの様に大きな伸びを伴う加工にお
いては加工性に劣るリン酸亜鉛の結晶サイズが比
較的小さく且つリン酸塩皮膜量も少ない方が有利
である。之に対し伸びを伴わない耐スクラツチ性
では結晶サイズが大きく、しかもリン酸塩皮膜量
が多い程、表面粗度が大きく、緻密になり有利に
なると考えられる。 以上の結果から低鉛溶融亜鉛めつき鋼板の塗膜
密着性、特に折り曲げ加工性はリン酸塩処理のみ
では充分でないことからリン酸塩処理後、塗布型
クロメート処理することによつてこの性能を向上
させた。 リン酸塩処理後、塗布型クロメート処理を行な
つた場合の性能は塗布型クロメート処理による全
クロム量が5mg/m2では折り曲げ加工性を改善す
ることは出来ないが、10mg/m2〜100mg/m2の範
囲において改善効果が認められその性能は第5表
からリン酸塩処理後、クロム酸シーリングを行な
う従来の塗装前処理方法による比較材の性能と同
等以上まで向上することが判る。 しかしこの現象も第一段階で行なわれるリン酸
塩処理皮膜に制約され、結晶サイズが25μ以上、
リン酸塩皮膜量が1.5g/m2以上では改善効果が
少ない。 また全クロム量が150mg/m2になると逆にリン
酸塩皮膜単独の場合よりも性能が劣る傾向があ
る。 更に耐スクラツチ性については全クロム量10〜
100mg/m2の範囲においてリン酸塩皮膜量が0.5
g/m2以下で効果が認められる。この様にリン酸
塩処理後に塗布型クロメート処理することによつ
て低鉛溶融亜鉛めつき鋼板の塗膜密着性は著しく
向上する。 しかしこの効果は第一段階で行なわれるリン酸
塩皮膜に制約され結晶サイズが5〜20μ、リン酸
塩皮膜量が0.3〜1.0g/m2の範囲で著しい。
Claims (1)
- 1 Pb:0.003wt%以下、Al:0.1〜0.2wt%と不
可避的混入不純物としてFe,cdおよびSnとの合
計量が0.06wt%以下を含有し残部がZnより成る
めつき層を有する溶融亜鉛めつき鋼板の塗装前処
理において、結晶サイズが5〜20μのリン酸亜鉛
をリン酸塩皮膜量として0.3〜1.0g/m2生成させ
た後、該鋼板上に塗布型クロメート皮膜を全クロ
ム量として10〜100mg/m2生成させることを特徴
とする亜鉛めつき鋼板の塗装前処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58207598A JPS60100684A (ja) | 1983-11-07 | 1983-11-07 | 亜鉛めつき鋼板の塗装前処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58207598A JPS60100684A (ja) | 1983-11-07 | 1983-11-07 | 亜鉛めつき鋼板の塗装前処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60100684A JPS60100684A (ja) | 1985-06-04 |
| JPH0343347B2 true JPH0343347B2 (ja) | 1991-07-02 |
Family
ID=16542421
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58207598A Granted JPS60100684A (ja) | 1983-11-07 | 1983-11-07 | 亜鉛めつき鋼板の塗装前処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60100684A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003035931A1 (fr) * | 2001-10-25 | 2003-05-01 | Jfe Steel Corporation | Feuille d'acier a placage metallique a base de zinc presentant d'excellentes caracteristiques de resistance a l'ecaillage, de glissement, et de resistance aux eraflures |
| CN100396690C (zh) * | 2004-03-10 | 2008-06-25 | 南通双林生物制品有限公司 | N-乙酰氨基葡萄糖甲缩醛的生产方法 |
| JP6070917B1 (ja) * | 2015-06-25 | 2017-02-01 | 新日鐵住金株式会社 | 塗装鋼板 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56130477A (en) * | 1980-03-13 | 1981-10-13 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Surface treated steel plate |
| JPS57166715A (en) * | 1981-04-04 | 1982-10-14 | Hitachi Ltd | Audio signal processing circuit |
-
1983
- 1983-11-07 JP JP58207598A patent/JPS60100684A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60100684A (ja) | 1985-06-04 |
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