JPH0343920Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0343920Y2 JPH0343920Y2 JP1984094943U JP9494384U JPH0343920Y2 JP H0343920 Y2 JPH0343920 Y2 JP H0343920Y2 JP 1984094943 U JP1984094943 U JP 1984094943U JP 9494384 U JP9494384 U JP 9494384U JP H0343920 Y2 JPH0343920 Y2 JP H0343920Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- shaft
- metal
- thermal
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、人工衛星搭載機器の温度制御に用い
られる能動型熱制御素子としてのベネチアンブラ
インド型サーマルルーバ、特にそのブレード軸の
軸受構造に関する。
られる能動型熱制御素子としてのベネチアンブラ
インド型サーマルルーバ、特にそのブレード軸の
軸受構造に関する。
一般にサーマルルーバは主として人工衛星の外
被に取り付けられ、渦巻き状バイメタルの温度変
化による駆動トルクにより扇状あるいはブライン
ド状のブレードを回転させて放熱開口部の開度を
調整し、サーマルルーバ取付面から宇宙空間への
放熱量を制御して人工衛星内電子機器の温度制御
を行うものである。この種のサーマルルーバの概
略を第6図、第7図を参照して簡単に説明する。
フレーム7の中央にバイメタルハウジング8が設
けられ、該ハウジングの両側に複数個のプレード
9が軸支されている。この軸受部の構造は、一般
に第7図に示すように各ブレード9の両端にブレ
ードシヤフト2が固着され、片側のシヤフト2が
フレーム7に形成された軸受1に軸支され、他方
のシヤフト2がバイメタルハウジング8に形成さ
れた軸受に軸支されかつ該ハウジング内のバイメ
タル10の一端に固着されている。従来のサーマ
ルルーバにおける軸受部の構造例を第1図ないし
第4図を参照してさらに詳しく説明する。第1図
の例では軸受1、ブレードシヤフト2ともに金属
のため、両者の摩擦力が大きく、そのためブレー
ド9(第6図、第7図)の回転がスムーズにいか
ない。又、この摩擦力に打ち勝つためのトルクを
バイメタルに持たせるためにはバイメタルを大き
くしなければならず、そのためサーマルルーバ重
量の増加をまねくという欠点があつた。第2図の
従来例は、軸受1と接触する部分のシヤフト2に
樹脂のコーテイング3を施して摩擦力の軽減をは
かつたものであるが、精度良くコーテイングする
ことがむずかしく、そのため軸受部のガタが大き
くなる欠点があつた。第3図の例は、軸受1を金
属、シヤフト2自体を樹脂にした例であり、また
第4図の例は、逆に軸受1を樹脂、シヤフト2を
金属にした構造である。この構造によれば軸受部
の摩擦力は減少する。しかし、一般にサーマルル
ーバは前述の如く衛星外被に取り付けられるた
め、その温度変動が非常に大きい。そのため、軸
受部が高温になつた場合、金属と樹脂との熱膨張
の差により、第3図の構造では樹脂製シヤフト2
が金属製軸受1に強く接触し、回転しなくなつて
しまい、逆に第4図の構造では樹脂製軸受1が膨
張し軸受部のガタが大きくなつてしまう。軸受部
が低温になつた場合には、上記と同様の理由によ
り、第3図では軸受部のガタが大きくなつてしま
い、第4図では、軸受1がシヤフト2に強く接触
し、シヤフト2が回転しなくなつてしまう欠点が
あつた。
被に取り付けられ、渦巻き状バイメタルの温度変
化による駆動トルクにより扇状あるいはブライン
ド状のブレードを回転させて放熱開口部の開度を
調整し、サーマルルーバ取付面から宇宙空間への
放熱量を制御して人工衛星内電子機器の温度制御
を行うものである。この種のサーマルルーバの概
略を第6図、第7図を参照して簡単に説明する。
フレーム7の中央にバイメタルハウジング8が設
けられ、該ハウジングの両側に複数個のプレード
9が軸支されている。この軸受部の構造は、一般
に第7図に示すように各ブレード9の両端にブレ
ードシヤフト2が固着され、片側のシヤフト2が
フレーム7に形成された軸受1に軸支され、他方
のシヤフト2がバイメタルハウジング8に形成さ
れた軸受に軸支されかつ該ハウジング内のバイメ
タル10の一端に固着されている。従来のサーマ
ルルーバにおける軸受部の構造例を第1図ないし
第4図を参照してさらに詳しく説明する。第1図
の例では軸受1、ブレードシヤフト2ともに金属
のため、両者の摩擦力が大きく、そのためブレー
ド9(第6図、第7図)の回転がスムーズにいか
ない。又、この摩擦力に打ち勝つためのトルクを
バイメタルに持たせるためにはバイメタルを大き
くしなければならず、そのためサーマルルーバ重
量の増加をまねくという欠点があつた。第2図の
従来例は、軸受1と接触する部分のシヤフト2に
樹脂のコーテイング3を施して摩擦力の軽減をは
かつたものであるが、精度良くコーテイングする
ことがむずかしく、そのため軸受部のガタが大き
くなる欠点があつた。第3図の例は、軸受1を金
属、シヤフト2自体を樹脂にした例であり、また
第4図の例は、逆に軸受1を樹脂、シヤフト2を
金属にした構造である。この構造によれば軸受部
の摩擦力は減少する。しかし、一般にサーマルル
ーバは前述の如く衛星外被に取り付けられるた
め、その温度変動が非常に大きい。そのため、軸
受部が高温になつた場合、金属と樹脂との熱膨張
の差により、第3図の構造では樹脂製シヤフト2
が金属製軸受1に強く接触し、回転しなくなつて
しまい、逆に第4図の構造では樹脂製軸受1が膨
張し軸受部のガタが大きくなつてしまう。軸受部
が低温になつた場合には、上記と同様の理由によ
り、第3図では軸受部のガタが大きくなつてしま
い、第4図では、軸受1がシヤフト2に強く接触
し、シヤフト2が回転しなくなつてしまう欠点が
あつた。
本考案は、これらの欠点を除去するため、シヤ
フトと軸受との間に前記シヤフトとも前記軸受と
も熱膨張率が異なる回転自在な樹脂製のベアリン
グ部材を挿入したサーマルルーバ用軸受部構造を
提供することを目的とする。
フトと軸受との間に前記シヤフトとも前記軸受と
も熱膨張率が異なる回転自在な樹脂製のベアリン
グ部材を挿入したサーマルルーバ用軸受部構造を
提供することを目的とする。
以下、本考案を図面を参照して詳細に説明す
る。
る。
第5図は、本考案の実施例に係る軸受部の縦断
面図であり、1は金属軸受、2は金属シヤフト、
6は、金属軸受1と金属シヤフト2との間に挿入
された樹脂ベアリング部材である。樹脂ベアリン
グ部材6は、金属シヤフト2および金属軸受1に
強く接触していないため自由に回転できるように
なつている。
面図であり、1は金属軸受、2は金属シヤフト、
6は、金属軸受1と金属シヤフト2との間に挿入
された樹脂ベアリング部材である。樹脂ベアリン
グ部材6は、金属シヤフト2および金属軸受1に
強く接触していないため自由に回転できるように
なつている。
このような構造になつているため、金属シヤフ
ト2と金属軸受1とは直接接触せず、したがつ軸
受部の摩擦力が小さく、ブレード回転のためのバ
イメタルトルクを小さくでき、サーマルルーバの
軽量化に役立つ。さらに、サーマルルーバが高温
あるいは低温になつた場合、いずれもシヤフトが
回転しなくなることはない。すなわち、サーマル
ルーバが高温になつた場合、金属軸受1と樹脂ベ
アリング部材6との熱膨張率の相違により金属軸
受1と樹脂ベアリング部材6が接触し回転しなく
なるが、金属シヤフト2と樹脂ベアリング部材6
とは強く接触しないため金属シヤフト2は回転す
る。サーマルルーバが低温になつた場合、上記と
逆に金属シヤフト2と樹脂ベアリング部材6とが
接触し両者の間では回転しなくなるが、金属軸受
1と樹脂ベアリング部材6は強く接触しないた
め、金属シヤフト2は樹脂ベアリング部材6と一
体になつて円滑に回転する。
ト2と金属軸受1とは直接接触せず、したがつ軸
受部の摩擦力が小さく、ブレード回転のためのバ
イメタルトルクを小さくでき、サーマルルーバの
軽量化に役立つ。さらに、サーマルルーバが高温
あるいは低温になつた場合、いずれもシヤフトが
回転しなくなることはない。すなわち、サーマル
ルーバが高温になつた場合、金属軸受1と樹脂ベ
アリング部材6との熱膨張率の相違により金属軸
受1と樹脂ベアリング部材6が接触し回転しなく
なるが、金属シヤフト2と樹脂ベアリング部材6
とは強く接触しないため金属シヤフト2は回転す
る。サーマルルーバが低温になつた場合、上記と
逆に金属シヤフト2と樹脂ベアリング部材6とが
接触し両者の間では回転しなくなるが、金属軸受
1と樹脂ベアリング部材6は強く接触しないた
め、金属シヤフト2は樹脂ベアリング部材6と一
体になつて円滑に回転する。
以上説明したように本考案によれば、金属軸受
と金属シヤフトとの間に樹脂ベアリング部材を挿
入したことにより、シヤフトでの摩擦力が小さく
なり、さらに、サーマルルーバが高温、低温のい
ずれになつても、シヤフトの回転が停止せず、円
滑な回転がもたらされる利点がある。
と金属シヤフトとの間に樹脂ベアリング部材を挿
入したことにより、シヤフトでの摩擦力が小さく
なり、さらに、サーマルルーバが高温、低温のい
ずれになつても、シヤフトの回転が停止せず、円
滑な回転がもたらされる利点がある。
第1図は、従来の軸受部の一例を示した縦断面
図、第2図は、従来の軸受部の他の例の縦断面
図、第3図は、従来の軸受部のさらに他の例の縦
断面図、第4図は、従来の軸受部のさらに他の例
の縦断面図、第5図は、本考案の実施例による軸
受部の縦断面図、第6図はサーマルルーバの全体
斜視図、第7図はサーマルルーバの縦断面図であ
る。 1……軸受、2……シヤフト、6……樹脂ベア
リング部材、7……フレーム、8……バイメタル
ハウジング、9……ブレード。
図、第2図は、従来の軸受部の他の例の縦断面
図、第3図は、従来の軸受部のさらに他の例の縦
断面図、第4図は、従来の軸受部のさらに他の例
の縦断面図、第5図は、本考案の実施例による軸
受部の縦断面図、第6図はサーマルルーバの全体
斜視図、第7図はサーマルルーバの縦断面図であ
る。 1……軸受、2……シヤフト、6……樹脂ベア
リング部材、7……フレーム、8……バイメタル
ハウジング、9……ブレード。
Claims (1)
- 人工衛星熱制御素子サーマルルーバのブレード
回転軸と軸受との間に、前記回転軸とも前記軸受
とも熱膨張率が異なる回転自在な樹脂部材が挿入
され、前記樹脂部材の熱膨張率は、温度環境変化
に対して前記樹脂部材が前記回転軸と前記軸受の
少なくとも一方に強摩擦接触しない熱膨張率に選
定されることを特徴とするサーマルルーバの軸受
部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9494384U JPS6110300U (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | サ−マルル−バの軸受部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9494384U JPS6110300U (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | サ−マルル−バの軸受部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6110300U JPS6110300U (ja) | 1986-01-21 |
| JPH0343920Y2 true JPH0343920Y2 (ja) | 1991-09-13 |
Family
ID=30653821
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9494384U Granted JPS6110300U (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | サ−マルル−バの軸受部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6110300U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS534182B2 (ja) * | 1974-05-21 | 1978-02-15 |
-
1984
- 1984-06-25 JP JP9494384U patent/JPS6110300U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6110300U (ja) | 1986-01-21 |
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