JPH0344079Y2 - - Google Patents

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JPH0344079Y2
JPH0344079Y2 JP14233586U JP14233586U JPH0344079Y2 JP H0344079 Y2 JPH0344079 Y2 JP H0344079Y2 JP 14233586 U JP14233586 U JP 14233586U JP 14233586 U JP14233586 U JP 14233586U JP H0344079 Y2 JPH0344079 Y2 JP H0344079Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、シートのトリムカバーを張設した
まま、シートフレームに固定してシートを組立て
る、シートの組立て装置に関する。
〔従来技術〕
一般に、シートは、着席者に十分な弾性を与え
る、ウレタンのような、シートパツド(パツド)
と、ボリユーム感やフイーリング感を与えるよう
に、パツド上に接着されたスラブ材とを備えてい
る。また、裏地がパツドの下に、表皮(トリムカ
バー)がスラブ材の上に配設され、パツドは、フ
レーム(シートフレーム)上に配設される。
このようなシートは、シート、ひいては、パツ
ドを圧縮しつつ、トリムカバーを牽引し、張設し
たまま、シートフレームに固定して、組立てられ
る。つまり、トリムカバーの縁に設けた芯線と、
シートフレームの底面に設けた係止片との間に、
ホグリングと称するC字形のクリツプが、架設さ
れ、かしめられることによつて、トリムカバーは
シートフレームにクリツプ止めされる。なお、ホ
グリングは、ホグリンガーと称する専用工具に内
蔵され、ホグリンガーのトリガーを操作すると、
架設済のホグリングのかしめ、および、次のホグ
リングの架設が、連続的になされる。
つまり、シートの組立ては、概略、以下のよう
にしてなされる。
(1) まず、本体に設けられ支持テーブル上に、シ
ートを半転して、積載、支持させる。
(2) パツドを圧縮しつつ、トリムカバーの縁を牽
引して、シートフレームの係止片に隣接させ
る。
(3) パツドを圧縮したまま、ホグリンガーを操作
して、トリムカバー縁の芯線と、係止片との間
にホグリングを架設し、ホグリング端をかしめ
て、変形させ、トリムカバーをシートフレーム
にクリツプ止めする。
〔従来技術の問題点〕
上記のように、公知のシートの組立て工程にお
いて、作業者は、パツドを圧縮したまま、ホグリ
ンガーを操作しなければならない。つまり、ホグ
リングの架設、変形は、ホグリンガーを操作する
ことによつて自動的になされるが、それ以外の工
程は、作業者の手動操作に依存している。
このように手動操作が主となる公知の方法で
は、組立て作業が効率的に行なえないとともに、
工数削減を図る余地もない。また、作業者は、作
業中、パツドを圧縮し続けなければならず、作業
者に疲労が蓄積される。更に、ホグリンガーがか
なりの重量を持つため、作業者の手に大きな負担
を強いており、この点からも作業者の疲労を増加
させている。
そのため、パツドの圧縮工程から作業者を開放
させる装置が、実開昭59−154200号に開示されて
いる。この装置によれば、押圧板が、支持テーブ
ルの上方で、本体に設けられている。この押圧板
は、シリンダによつて昇降可能に構成され、シー
ト、ひいては、パツドは、押圧板と支持テーブル
間で、作業中、圧縮される。
この装置によれば、シートの組立て工程が、半
自動化され、作業者の疲労を軽減できる。
しかし、作業者は、パツドの圧縮工程から開放
されたとはいえ、一方の手でトリムカバーの縁を
牽引しつつ、他方の手に把持するホグリンガーを
操作して、ホグリングを架設し、変形させなけれ
ばならない。
〔考案の目的〕
この考案は、組立て工程の自動化を一層押し進
めた、シートの組立て装置の提供を目的としてい
る。
〔考案の概略〕
この目的を達成するため、この考案によれば、
トリムカバーの縁を牽引する係止部材が、スライ
ド可能に本体に組込まれるとともに、ホグリング
も、昇降可能に本体に組込まれている。ここで、
係止部材は、トリムカバー縁の芯線の係止可能な
フツクを備え、スライド可能に構成される。そし
て、フツクに芯線が係止されると、係止部材は、
芯線を牽引し、トリムカバーを張設しつつ、ホグ
リング位置、つまり、トリムカバー、係止片間に
ホグリングの架設可能な位置までスライドする。
上記ホグリンガーは、係止部材のスライド中
は、障害とならない上方位置に置かれ、係止部材
のスライド後、降下して、所定の動作を遂行する
ように構成されている。
〔作用〕
上記のような構成では、作業者は、トリムカバ
ー縁の芯線を係止部材のフツクに係止すれば足
り、他の工程は、自動化される。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながらこの考案の実施例に
ついて詳細に説明する。
第1図に示すように、この考案に係るシートの
組立て装置10は、シート12が反転して積載、
支持される支持テーブル14と、支持テーブルと
の間でシートを挟持し、圧縮する押圧板16とを
具備している。支持テーブル14、押圧板16
は、いずれも本体18に組込まれ、両者間に相対
的な昇降動作が生じるように構成され、実施例で
は、支持テーブルのみが昇降可能に形成されてい
る。つまり、シリンダ22が、本体18に取付け
られ、そのピストン23が、支持テーブル14の
底面中央に固定されている。また、支持テーブル
14は、シート12の隅部の位置決めを行なう、
位置決め治具15を有している。他方、押圧板1
6は、支持ロツド24の下端に本体中央で固定さ
れ、支持ロツドの上端は、本体18上方に設けら
れた片持梁(図示しない)に回転可能に支持され
ている。必要なら、押圧板16も昇降可能に構成
してよい。
組立て装置10は、いずれも本体18に組込ま
れた係止部材26と、ホグリンガー28とを更に
具備している。係止部材26は、支持枠29を備
え、この支持枠は、シリンダ30,32を介し
て、支持ロツド24に取付けられている。第1図
に加えて、第2図を見るとよくわかるように、一
対のシリンダ34が、支持枠29に取付けられ、
各ピストン35の下端にフツク36が、揺動可能
にそれぞれ設けられている。フツク36は、支持
枠29に固定されたブラケツト38に、ピン40
によつて、枢支され、水平方向に延びた長孔42
が、フツクに形成されている。また、二股のフオ
ーク材44が、ピストン35の下端に固定され、
フツク36は、長孔42を介して延びるピン46
によつて、フオーク材44のフオーク間に支持さ
れている。支持枠29は、断面コ形に形成され、
開口48がその上枠板49から支持枠本体にかけ
て形成され、また、一対の開口50が、フツク3
6に隣接して下枠板51にそれぞれ形成されてい
る。なお、開口49は、ホグリングー28の当接
を避ける位置に、開口50は、後述するシート背
面の係止片を露出させる位置に、それぞれ設けら
れる。
上記構成においては、ピストン30,32の作
動によつて、支持枠29は、第1図の左右方向に
スライドされる。また、シリンダ34が作動する
と、ピン46が、長孔42にガイドされて、ピス
トン35とともに昇降するため、フツク36は、
ピン40の回りで、揺動される。フツク36が反
時計方向に揺動して、支持枠の下枠板51に押圧
されることによつて、後述するように、トリムカ
バー11の芯線13が、フツクと下枠板51との
間で、脱落不能に挟み込まれる。
ホグリンガー28は、公知のものであり、基本
的な構成、作用は、詳細に述べない。しかし、操
作することによつて、内蔵するほぼC字形のホグ
リングが、複数の対象物間(実施例では、芯線、
係止片が該当する)に架設され、その後、かしめ
られて、変形し、対象物をクリツプ止めすること
はいうまでもない。ホグリンガー28は、公知の
シートの組立て装置においては、作業者が保持し
つつ操作していたが、この考案においては、本体
18に組込まれ、作業者は、ホグリンガーの保持
から開放されている。つまり、本体18に架設さ
れたガイドレール54、ねじロツド56に、支持
板58が取付けられ、この支持板は、ねじロツド
が回転すると、ガイドレールに沿つてスライドさ
れる。そして、シリンダ60が支持板58に固定
され、そのピストン61の先端に、ホグリンガー
28が取付けられている。
第3図にその底面を示すように、シート12
は、シートフレーム64を、たとえば、プレス加
工して得られた折曲片よりなる、係止片66を備
えている。実施例においては、車両用シートであ
るため、ホイールサイドで、シート12の一部が
欠け、係止片66は、2個づつ3面に形成されて
いる。
シート12の係止片66が3面に設けられてい
るため、3組の係止部材26が、90度づつ離反し
て、本体18に配設されている。他方、ホグリン
ガー28は、1個のみ配設されている。無論、係
止部材26、ホグリンガー28の配列は、これに
限定されず、たとえば、ホグリンガーと係止部材
毎に設けてもよい。
上記構成のシートの組立て装置10によつて、
シート12は、以下のように組立てられる。
(1) 支持テーブル14は下方位置に、ホグリンガ
ー28は上方位置で、それぞれ待機している。
また、係止部材26は、シリンダ32のピスト
ン33を延出させ、シリンダ34のピストン3
5を上昇させた位置で待機いている(第4図参
照)。そのような初期位置下で、フレーム64
が上向きとなるように、反転して、シート12
が、位置決め治具15に沿つて、テーブル14
上に積載される。それから、スタートボタンが
押され、予め定められたプログラムに従つて、
所定の工程が、作業者のスイツチ操作の下で、
以下のように、順次行なわれる。
(2) まず、シリンダ22が作動し、ピストン23
が上昇する。支持テーブル14は、ピストン2
3とともに上昇して、押圧板16との間で、シ
ート12を挟持し、圧縮する。この時点では、
各構成部材は、第4図に示す位置にある。
(3) 垂下するシート12のトリムカバー11を保
持し、上方に折り返して、トリムカバー端の芯
線13を下枠板51上に、一点鎖線に示すよう
に、積載させる。無論、芯線13は、下枠板5
1上で、フツク36に係止可能な位置に置かれ
る。この工程のみが作業者の手動操作でなされ
る。
(4) たとえば、フートスイツチを踏むことによつ
て、シリンダ34が作動され、ピストン35が
下降する。ピストン35の下降に伴つて、ピン
46に押されて、フツク36は、ピン40の回
りで、反時計方向に揺動する。そして、芯線1
3は、フツク36に係止されるとともに、フツ
ク、下降板51間に挟み込まれた状態にセツト
される。
なお、実施例では、フツク36がほぼL字形
に形成され、芯線13は、フツク36、下枠板
51間に挟み込まれるように構成されている。
しかし、この構成に限定されず、たとえば、フ
ツク36を「し」字形に形成し、揺動前のフツ
クに、芯線13を脱落不能に直接係止させても
よい。
(5) 支持テーブル14等を90度づつ回転させて、
他の係止部材26を作業者に対向させて、上記
(3),(4)の工程を繰り返す。
(6) 芯線13のセツトが完了すると、スタートボ
タンが再度押され、シリンダ32が作動し、ピ
ストン33が後退する。係止部材26は、ピス
トン33の移動に伴つて、第1図に示すホグリ
ング位置まで、右方に移動する。この係止部材
36の移動によつて、トリムカバー11は、牽
引され、十分張設される。ホグリング位置にお
いては、芯線13は、下枠板の開口50より露
出するシートフレームの係止片66のほぼ上方
にある。
(7) 係止部材36がホグリング位置まで移動する
と、モータが起動し、ねじロツド56を回転さ
せ、ホグリンガー28は、所定位置まで図面と
垂直に移動する。
(8) ホグリンガー28が、所定位置に至ると、シ
リンダ60が作動し、ピストン61を前進、つ
まり、図面上で下降され、一点鎖線で示すクリ
ツプ位置に至る。そして、ホグリング28によ
つて、ホグリング68が、芯線13、係止片6
6間に架設され、かしめられて、芯線が、係止
片にクリツプ止めされる。
(9) クリツプ止めが完了すると、シリンダ60が
作動し、ピストン61を僅かに上昇させる。ま
た、モータが再度駆動して、ねじロツドが回転
し、ホグリング68は、次のクリツプ位置まで
移動する。そして、ホグリンガー28による、
クリツプ止めがシート12の同一面について繰
り返される。
(10) 一面のクリツプ止めが全て完了すると、シリ
ンダ60が作動し、ピストン61を初期位置ま
で、上昇させるとともに、モータが、逆転し
て、ホグリンガー28を初期位置に復帰させ
る。
(11) それから、支持テーブル14等を90度回転さ
せて、他の係止部材26を作業者に対向させ
て、他の面についても、上記(6)ないし(10)の工程
を繰り返し、全ての面について、クリツプ止め
がなされる。
(12) その後、シリンダ34を作動して、ピストン
35を上昇させる。すると、フツク36は、ピ
ン40の回りで、時計方向に揺動し、芯線13
の挟み込みを解除する。更に、シリンダ30を
作動させ、ピストン31を前進させて、芯線1
3との重複分だけ、係止部材36を逃す。な
お、全てのクリツプ止めが終了した時点では、
ピストン61、ホグリンガー28は、初期位置
に既に復帰している。
(13) 最後に、シリンダ22が作動し、ピストン2
3を下降させ、支持テーブル14を初期位置に
復帰させる。この状態では、芯線13が、シー
トフレームの係止片66にクリツプ止めされ、
トリムカバー11が張設したシート12が、反
転して、支持テーブル14上に、完成品として
積載されている。
上述した実施例は、この考案を説明するための
ものであり、この考案を何等限定するものでな
く、この考案の技術範囲内で変形、改造等の施さ
れたものも全てこの考案に包含されることはいう
までもない。
〔考案の効果〕
上記のように、この考案によれば、芯線を挟み
込んでホグリング位置に移動する係止部材ととも
に、ホグリンガーが、本体に組込まれている。
このような構成では、作業者は、芯線を係止部
材に係止させれば足り、他の工程は全て自動化さ
れる。そのため、大幅な工数削減が図られると
と、効率的に組立て工程が遂行される。また、作
業者はホグリンガーの保持から開放され、作業者
に疲労等の負担を与えることなく、シートの組立
てが、容易かつ迅速に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、クリツプ止め工程における、この考
案に係るシート組立て装置の概略側面図、第2図
は、係止部材の斜視図、第3図は、底面方向から
見たシートの斜視図、第4図は、芯線のセツト工
程における、シート組立て装置の概略側面図であ
る。 10:シートの組立て装置、11:トリムカバ
ー、12:シート、13:芯線、14:支持テー
ブル、16:押圧板、18:本体、22,30,
32,34,60:シリンダ、23,31,3
3,35,61:ピストン、26:係止部材、2
8:ホグリンガー、29:係止部材の支持枠、3
6:係止部材のフツク、54:ガイドレール、5
6:ねじロツド、58:ホグリンガー用支持板、
64:シートフレーム、66:シートフレームの
係止片、68:ホグリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 トリムカバーの縁に芯線の取付けられたシート
    が半転して積載、支持される支持テーブルと、 支持テーブルとの間の相対的な昇降動作によつ
    て、支持テーブル上のシートを挟持し、圧縮する
    押圧板と、 支持テーブル、押圧板の組込まれた本体と、を
    具備し、シートを支持テーブル上で圧縮しつつト
    リムカバーを牽引して張設し、トリムカバー縁の
    芯線とシートフレームの係止片との間に、ホグリ
    ンガーによつて、ホグリングを架設し、変形させ
    て、トリムカバーを係止片にクリツプ止めするシ
    ートの組立て装置において、 トリムカバー縁の芯線の係止可能なフツクを備
    え、フツクに芯線が係止されると、芯線を牽引
    し、トリムカバーを張設しつつ、トリムカバー、
    係止片間にホグリングの架設可能な位置まで、ス
    ライド可能に本体に組込まれた係止部材を更に具
    備し、 上記ホグリンガーは、本体に昇降可能に組込ま
    れ、係止部材がホグリングの架設可能な位置まで
    スライドした後、降下して、所定の動作を遂行す
    るように構成されたことを特徴とするシートの組
    立て装置。
JP14233586U 1986-09-17 1986-09-17 Expired JPH0344079Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14233586U JPH0344079Y2 (ja) 1986-09-17 1986-09-17

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JPS6347800U JPS6347800U (ja) 1988-03-31
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ID=31050973

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