JPH034413B2 - - Google Patents

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JPH034413B2
JPH034413B2 JP23256284A JP23256284A JPH034413B2 JP H034413 B2 JPH034413 B2 JP H034413B2 JP 23256284 A JP23256284 A JP 23256284A JP 23256284 A JP23256284 A JP 23256284A JP H034413 B2 JPH034413 B2 JP H034413B2
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JP
Japan
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piston
chamber
partition wall
spring
hydraulic
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JP23256284A
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JPS61110657A (ja
Inventor
Shohei Matsuda
Masamitsu Sato
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Priority to CA000486863A priority patent/CA1278599C/en
Priority to GB08517907A priority patent/GB2163821B/en
Priority to US06/755,502 priority patent/US4627670A/en
Priority to FR8510953A priority patent/FR2567825B1/fr
Priority to DE19853525523 priority patent/DE3525523A1/de
Publication of JPS61110657A publication Critical patent/JPS61110657A/ja
Publication of JPH034413B2 publication Critical patent/JPH034413B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/34Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
    • B60T8/42Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition having expanding chambers for controlling pressure, i.e. closed systems
    • B60T8/4208Debooster systems
    • B60T8/4225Debooster systems having a fluid actuated expansion unit
    • B60T8/4233Debooster systems having a fluid actuated expansion unit with brake pressure relief by introducing fluid pressure into the expansion unit

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A 発明の目的 (1) 産業上の利用分野 本発明は、車両用ブレーキ油圧制御装置、特に
マスタシリンダの出力ポートに連通する入力油圧
室と、車輪ブレーキに連通し入力油圧室の油圧に
応じた制動油圧を発生する出力油圧室とを有し、
車輪がロツク状態に入ろうとするときに制御室へ
の制御液圧の供給に応じて出力油圧室の容積が増
大すべく構成された車両用ブレーキ油圧制御装置
に関する。
(2) 従来の技術 従来、かかる車両用ブレーキ油圧制御装置で
は、入力油圧室の油圧に応じてピストンを作動し
て出力油圧室の容積を減少させることにより、入
力油圧室に対応した制動油圧を出力油圧室から発
生させ、アンチロツク制御時には制御室に供給さ
れる制御液圧によりピストンを前述と逆方向に作
動して出力油圧室の容積を増大させるようにして
いる。
(3) 発明が解決しようとする問題点 上記従来の車両用ブレーキ油圧制御装置では、
制動油圧系が、マスタシリンダから入力油圧室ま
でと、出力油圧室から車輪ブレーキまでとに分離
されており、したがつて制動油圧系に作動油を供
給する際にはそれらの両方ともでそれぞれ作動油
の充填を行う必要があつた。またブレーキ操作時
にピストンは常に作動しており、ストローク回数
が多いので、耐久性に劣る面があつた。
そこで、本出願人は、制動油圧系をマスタシリ
ンダから車輪ブレーキまで一体化して作動油の充
填作業を容易とするとともに、ピストンのストロ
ーク数を減少して耐久性を向上するために、アン
チロツク制御時に入、出力油圧空間を遮断する常
開型の弁機構を入、出力油圧空間の間隔に設けた
油圧制御装置を既に提案している。
このような油圧制御装置によれば、上記問題点
が解決される。ところが、車両の悪路走行時やア
ンチロツク制御手段の故障などによるアンチロツ
ク過剰制御時に、制御室の液圧が異常に増大する
と、入力油圧室の容積が異常に小さくなり、かつ
出力油圧室の容積が異常に増大する。このため、
入力油圧室の作動油が必要以上にマスタシリンダ
に戻され、ブレーキペダルに必要以上のキツクバ
ツクが生じ、また出力油圧室および車輪ブレーキ
間の油圧系統が負圧となり、いわゆるエア噛みな
どを生じるおそれがある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、出力油圧室の油圧が設定値以下となつたと
きに、入力油圧室の作動油を出力油圧室に導くよ
うにして、ブレーキペダルに必要以上のキツクバ
ツクが生じるのを防止するとともに、出力油圧室
の油圧が実用上問題となる負圧にまで低下するの
を防止し、さらにタイヤおよび路面間の摩擦係数
が小さいときにもアンチロツク作動を確実に行な
い得るようにした車両用ブレーキ油圧制御装置を
提供することを目的とする。
B 発明の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本発明によれば、ケーシング内には、第1シリ
ンダ部と第2シリンダ部とが隔壁を介して同心に
設けられ、第1シリンダ部には前記隔壁側に入力
油圧室を画成するとともに隔壁と反対側に制御室
を画成する第1ピストンが摺合され、第2シリン
ダ部には、前記隔壁側に出力油圧室を画成すると
ともに、隔壁と反対側にばね室を画成する第2ピ
ストンが摺合され、第1ピストンは前記隔壁を油
密的にかつ移動自在に貫通するピストン棒の一端
に固設され、第2ピストンは制限された範囲内で
の軸方向相対移動を許容してピストン棒の他端に
装着され、前記隔壁には第2ピストンの隔壁から
の離反動作に応じて閉弁する第1弁機構が設けら
れ、前記ばね室にはピストン棒を隔壁側に向けて
付勢する戻しばねが収容され、ピストン棒および
第2ピストン間には第2ピストンを隔壁側に向け
て相対移動せしめるべくばね力を発揮するための
第1ばねよりもセツト荷重の小さいばね付勢手段
が介装され、ピストン棒内には、第2ピストンの
ピストン棒に対する隔壁側への相対移動量が設定
値よりも大となつたときに開弁して入力油圧室お
よび出力油圧室間を連通するための第2弁機構が
設けられ、前記ばね付勢手段は、第2ピストンの
相対移動開始時に短い変位量で大きなばね力を発
揮するとともに相対移動開始後には比較的長い変
位量で小さいばね力を発揮し得るように形成され
る。
(2) 作用 制御室に制御液圧が供給されていないときに
は、第1弁機構が開弁して、マスタシリンダから
車輪ブレーキに至る油圧経路が形成され、制動油
圧系への作動油充填を一度に行うことが可能とな
る。またアンチロツク制御時に、出力油圧室の油
圧が設定値以下となつたときに、第2弁機構が開
弁して入力油圧室と出力油圧室とが連通し、ブレ
ーキペダルのキツクバツクおよび出力油圧室およ
び車輪ブレーキ間の油圧系統が実用上問題となる
負圧まで低下することが防止される。さらに氷結
路などを走行中のアンチロツク制御時に出力油圧
室の油圧が低下しても第2ピストンは第2弁機構
を開弁するまで相対移動せず、アンチロツク作動
が確実に行なわれる。
(3) 実施例 以下、図面により本発明の実施例について説明
すると、先ず本発明の第1実施例を示す第1図に
おいて、マスタシリンダ1の出力ポート2から延
設された油路3と、車輪4に装着された車輪ブレ
ーキ5に通じる油路6との間にケーシング7が設
けられる。
ケーシング7は、基本的には上端が開放した有
底円筒状に形成されており、その内部に設けられ
た穴8には、円盤状隔壁9と、円筒状スリーブ1
0とがこの順に挿入される。隔壁9は、穴8の内
面との間にOリング11を介装して穴8内に嵌入
され、穴8の途中で上方に臨んで設けられた段部
12に当接される。またスリーブ10は穴8の内
面との間にOリング13を介装して穴8内に嵌装
され、隔壁9に当接される。穴8の開放端には有
底円筒状蓋部材14が螺合されており、この蓋部
材14を締付けることにより、隔壁9およびスリ
ーブ10が段部12および蓋部材14間で挟圧、
固定される。なお、スリーブ10は隔壁9と一体
化されてもよい。
隔壁9およびスリーブ10を穴8内で固定する
ことにより、ケーシング7内には、隔壁9よりも
下方の第1シリンダ部15と、隔壁9よりも上方
の第2シリンダ部16とが同心に形成される。
第1シリンダ部15には、第1ピストン17が
摺合され、この第1ピストン17および隔壁9間
に入力油圧室18が画成され、ケーシング7の底
部および第1ピストン17間に制御室19が画成
される。隔壁9の入力油圧室18に臨む側面に
は、段部12との間に油路20を形成するための
切欠きが設けられており、マスタシリンダ1に連
なる油路3はケーシング7の側壁に穿設された入
口油路21および前記油路20を介して入力油圧
室18に連通される。
第2シリンダ部16には第1ピストン17と同
一径の第2ピストン22が摺合され、第2ピスト
ン22および隔壁9間には出力油圧室23が画成
され、第2ピストン22および蓋部材14間には
ばね室24が画成される。スリーブ10には出力
油圧室23に常時連通すべく油路25が穿設され
ており、車輪ブレーキ5に通じる油路6を接続す
べくケーシング7の側壁に穿設された出口油路2
6は前記油路25を介して出力油圧室23に連通
される。蓋部材14にはばね室24に通じる孔2
7が穿設されており、蓋部材14を覆つてケーシ
ング7に装着されるキヤツプ28と蓋部材14と
の間には間隙29が形成される。しかもキヤツプ
28には間隙29を外部に連通させるための切欠
き30が設けられており、したがつてばね室24
は大気に開放されている。なお、蓋部材14にベ
ローズなどを設け、ばね室24内を密閉してもよ
い。
隔壁9の中心部には入力油圧室18および出力
油圧室23間にわたつて透孔31が穿設されてお
り、この透孔31にはOリング32を両者間に介
在させてピストン棒33が軸方向移動自在に挿通
される。ピストン棒33の下部には前記第1ピス
トン17が一体的に設けられており、ピストン棒
33の上部には、制限された範囲内での軸方向相
対移動を許容して第2ピストン22がシール部材
34を両者間に介在させて装着される。また、ピ
ストン棒33の上部には上方に臨む段部35が設
けられており、この段部35に当接する受部材3
6がナツト37によつてピストン棒33の上端に
固定される。
第2図において、第2ピストン22には隔壁9
側に延びる円筒部38が一体的に設けられてお
り、この円筒部38に対応して、ピストン棒33
には、出力油圧室23に常時連通する係止孔39
が一直径線に沿つて穿設される。しかもこの係止
孔39は、その横断面形状がピストン棒33の軸
線方向に沿つて長い長円形状に形成されており、
一端あるいは両端を第2ピストン22の円筒部3
8に固定したロツト40が係止孔39に挿通され
る。したがつて第2ピストン22は、ロツド40
が係止孔39内でピストン棒33の軸方向に沿つ
て移動し得る範囲内でピストン棒33との相対移
動を許容されている。
第3図において、円筒部38には、係止孔39
と出力油圧室23との間を結ぶエア抜き孔41が
穿設される。
再び第1図において、第1ピストン17よりも
隔壁9側において、ピストン棒33には鍔部42
が設けられており、この鍔部42は隔壁9に当接
してピストン棒33の上方への移動を規制する。
また第1ピストン17および鍔部42間にはシー
ル部材43が嵌着され、ピストン棒33の下端に
装着される盲蓋44と第1ピストン17との間に
は、シール部材45が嵌着され、両シール部材4
3,45はケーシング7の内面に摺接する。さら
に、第2ピストン22には隔壁9寄りの部分に環
状の嵌合溝46が設けられており、この嵌合溝4
6にはスリーブ10の内面に摺接するシール部材
47が嵌着される。
受部材36すなわちピストン棒33と、蓋部材
14との間にはコイル状の戻しばね48が介装さ
れ、この戻しばね48のばね力によりピストン棒
33は下方、すなわち第1ピストン17が隔壁9
から離反する方向に付勢される。また受部材36
すなわちピストン棒33と、第2ピストン22と
の間には、第2ピストン22を隔壁9側に向けて
相対移動せしめるべくばね力を発揮するための戻
しばね48よりもセツト荷重の小さいばね付勢手
段49が介装される。
ばね付勢手段49は、受部材36および第2ピ
ストン22間に並設される皿ばね状の第1ばね5
1と、コイル状の第2ばね52とから成る。第1
ばね51の特性は、第4図で示すように、ばね定
数を大きくしかも変位量を小さく定められ、第2
ばね52の特性は、第5図で示すように、ばね定
数を小さくしかも変位量が大きくなるように定め
られる。したがつて、ばね付勢手段49の特性は
第6図で示すように、変位量すなわち第2ピスト
ン22とピストン棒33との相対移動量に対応し
てばね荷重が変化する。
隔壁9には、入力油圧室18および出力油圧室
23間を連通、遮断する第1弁機構53が設けら
れる。この第1弁機構53は入力油圧室18に通
じて隔壁9に設けられた弁室54と、該弁室54
および出力油圧室23間にわたつて設けられる弁
孔55と、弁孔55を開閉すべく弁室54内に収
容される球状の弁体56と、弁体56に一体化さ
れ弁孔55を貫通して出力油圧室23側に臨む駆
動棒57と、弁室54内に収容され弁体56を弁
孔55側に付勢するばね58とを備える。弁室5
4の弁孔55側の端面には、弁孔55側に向かう
につれて小径となる円錐状の弁座59が設けられ
る。また駆動棒57の長さは、第2ピストン22
が隔壁9側に最大限変位したときに、第2ピスト
ン22における円筒部38の先端に設けられた押
圧部60により押圧され、弁体56を弁座59か
ら離反させるのに充分な値に設定される。
また、ピストン棒33内には第2弁機構61が
設けられる。この第2弁機構61は、入力油圧室
18に常時連通する弁室62と、ピストン棒33
と同心の弁孔63を有する円筒状弁座部材64
と、弁孔63に同心に連なり弁孔63および係止
孔39間を連通する通路65と、弁孔63を開閉
すべく弁室62内に収容される球状の弁体66
と、弁体66を弁孔63側に付勢するばね67
と、弁体66を押圧して弁孔63を開放すべく通
路65および弁孔63に挿通される駆動棒68と
を備える。
弁室62は、ピストン棒33の下端に同心に穿
設された有底穴内に、弁座部材64を嵌入し、前
記有底穴の開放端を盲蓋44で閉じることによ
り、弁座部材64および盲蓋44間に画成され
る。弁室62および通路65間のシールは、弁座
部材64を前記有底穴内に圧入、固定することに
よつて行なわれるが、弁座部材64の外面と有底
穴内面との間にシール部材等を介装するようにし
てもよい。弁室62内には弁体66を受ける弁体
受け69がピストン棒33の軸方向移動自在に収
容されており、ばね67は盲蓋44と弁体受け6
9との間に介装される。また、ピストン棒33に
は弁室62と入力油圧室18との間を連通する連
通孔70が穿設される。
駆動棒68の長さは、閉弁状態にある弁体66
に一端が当接しているときに、その他端が係止孔
39内に一定長さだけ突出するように設定されて
いる。したがつて、第2ピストン22が受部材3
6から離反して隔壁9に近接する方向へピストン
棒33に対し一定距離を超えて相対移動したとき
に、第2弁機構61の弁体66は弁座部材64か
ら離反して開弁する。
この際、第2ピストン22は出力油圧室23の
油圧による上動力と、ばね付勢手段49のばね力
による下動力とがバランスするように移動するも
のであり、第2ピストン22の相対移動開始時に
はばね定数の大きな第1ばね51のばね力が発揮
される。すなわち第6図で示した特性において、
第2ピストン22の相対移動量が0からS1とな
るまでは大きなばね力で第2ピストン22が押圧
される。次いで、ばね定数の小さな第2ばね52
により第2ピストン22が押圧され、第2ピスト
ン22の相対移動量がS0となつたときに第2弁
機構61が開弁するが、S1からS0までの第2ば
ね52の変位量は比較的大きく、しかも相対移動
量がS0であるときのばね荷重F0は、アンチロツ
ク作動時の出力油圧室23の最低油圧に抗して第
2ピストン22を押圧し得ない値に設定される。
すなわち、氷結路などを走行中においては路面と
タイヤとの摩擦係数が極端に低いため、アンチロ
ツク作動時には出力油圧室23の油圧をわずか数
Kg/cm2まで低下する必要があるが、この際第2ピ
ストン22が第2弁機構61を開弁する方向に相
対移動しないように定められる。ただし、前記ば
ね荷重F0は、入力油圧室18において想定され
る最高の制動油圧に抗して弁体66を開弁駆動し
得る値以上であることは言うまでもない。
制御室19と、制御液圧源71およびリザーバ
72とは、アンチロツク制御弁手段73を介して
接続される。制御液圧源71は、リザーバ72か
ら制御液体たとえば作動油を汲み上げる油圧ポン
プ74と、アキユムレータ75と、リリーフ弁7
6とから成り、油圧ポンプ74は車両運転時に必
要に応じて駆動される。またこの制御液圧源71
には、油圧ポンプ74の故障および油圧失陥なら
びに油圧ポンプ74の駆動開始および停止を検知
するための油圧センサ77が付設される。
アンチロツク制御弁手段73は、平時は閉じて
いる第1電磁弁78と、平時は開いている第2電
磁弁79とから成り、車輪4がロツクしそうにな
つたときに、第1電磁弁78は開弁駆動され、第
2電磁弁79は開弁駆動される。第1電磁弁78
は、ケーシング7の下部側壁に穿設された油路8
0に接続されて制御液圧源71および制御室19
間を結ぶ供給油路81の途中に設けられ、第2電
磁弁79は、第1電磁弁78および制御室19間
で供給油路81から分岐してリザーバ72に至る
戻し油路82の途中に設けられる。
次にこの実施例の作用について説明すると、通
常運転状態で、ブレーキペダル83を操作しない
非制動時には、ピストン棒33は戻しばね48の
ばね力により下方に移動しており、第2ピストン
22は隔壁9に当接している。このため第1弁機
構53においては、駆動棒57が第2ピストン2
2の押圧部60によつて押圧され、弁体56が弁
座59から離反して開弁している。したがつて、
マスタシリンダ1の出力ポート2から、油路3、
入口油路21、油路20、入力油圧室18、弁室
54、弁孔55、出力油圧室23、油路25、出
口油路26および油路6を介して車輪ブレーキ5
に至る油圧経路が形成される。これにより制動油
圧系の作動油の充填をアンチロツク制御用ブレー
キ油圧制御装置を備えていないブレーキ油圧装置
と同様に極めて容易に行なうことができる。すな
わち、従来はマスタシリンダ1から入力油圧室1
8までの油圧経路と、出力油圧室23から車輪ブ
レーキ5までの油圧経路とを分けて、作動油の充
填を行なわなければならなかつたのに対し、マス
タシリンダ1から車輪ブレーキ5に至るまでの制
動油圧経路が成立するので、マスタシリンダ1側
から作動油を充填することにより、車輪ブレーキ
5までの作動油の充填が終了する。
ブレーキペダル83によりブレーキ操作を行う
と、マスタシリンダ1の出力ポート2からの制動
油圧は、前記油圧経路を経て車輪ブレーキ5に供
給される。この際、制御室19には制御液圧源7
1からの制御液圧が供給されていないので、第2
ピストン22は戻しばね48のばね力により隔壁
9側に最大限変位したままであり、第1弁機構5
3は開弁したままである。このように制動油圧が
マスタシリンダ1から車輪ブレーキ5まで直接供
給されるので、制動油圧の洩れを検知するために
従来設けていたピストンのストロークスイツチを
省略して、アンチロツク制御機能を有していない
ブレーキ油圧装置と同様の手段で油圧の洩れを検
知することができる。
ブレーキ操作時に制動力が過大となり、車輪4
がロツク状態に入りそうになると、第2電磁弁7
9が閉じ、第1電磁弁78が開くので、制御室1
9に制御液圧源71からのアンチロツク制御液圧
が供給される。これにより第1ピストン17およ
びピストン棒33が戻しばね48および入力油圧
室18の油圧による下動力に抗して上方に押圧移
動される。この際、第2ピストン22は、出力油
圧室23の油圧による上動力と、ばね付勢手段4
9による下動力とがバランスするまで、受部材3
6に当接した状態でピストン棒33とともに上動
する。これにともなつて、第2ピストン22が隔
壁9から離反するので、第1弁機構53の弁体5
6が弁座59に着座して閉弁し制動油圧の車輪ブ
レーキ5への供給が断たれるとともに、出力油圧
室23の容積が大となる。この結果、制動油圧が
減少し、車輪4がロツク状態に入ることが防止さ
れる。
ここで、悪路走行時や制御液圧源71の故障時
などのアンチロツク過剰制御時の作動について説
明する。先ず、非制動時には、制御室19内の制
御液圧の増大に伴つて、第1ピストン17および
ピストン棒33は戻しばね48のばね力に抗して
上動するが、第2ピストン22はばね付勢手段4
9によつてその上動を制止され、第2ピストン2
2がピストン棒33に対して下方に相対移動す
る。これにより、第2弁機構61においては、第
2ピストン22と一体的なロツド40が駆動棒6
8を押圧し、弁体66が弁座部材64から離反し
て開弁する。このため入力油圧室18と出力油圧
室23とが連通し、出力油圧室23内が、実用上
不都合になるような負圧になることが防止され
る。この際、第2ピストン22とピストン棒33
との相対移動は、ロツド40が係止孔39の側壁
に当接するまでであり、それ以降第2ピストン2
2はピストン棒33とともに上動する。
このような状態で制動操作を行なうと、マスタ
シリンダ1から入力油圧室18に供給された制動
油圧は、第2弁機構61を介して出力油圧室23
に導かれ、油路6を介して車輪ブレーキ5に作用
する。この際、出力油圧室23の油圧による第2
ピストン22の上動力がばね付勢手段49のばね
力による下動力よりも大きくなると、第2ピスト
ン22は両者がバランスするまでピストン棒33
に対して相対移動し、前述の制動時と同様の作動
が行なわれる。
次に、制動時に制御室19内の制御液圧が異常
に上昇した場合を想定する。この場合には、ピス
トン棒33が上動し、それに伴つて第2ピストン
22は出力油圧室23の油圧による上動力とばね
付勢手段49のばね力による下動力とがバランス
するまでピストン棒33とともに上動する。ピス
トン棒33がさらに上動すると、出力油圧室23
の油圧低下に伴つて第2ピストン22はピストン
棒33に対して下方に相対移動し、第2弁機構6
1が開弁作動する。これにより、出力油圧室23
内の油圧が実用上問題となる負圧にまで低下する
ことが防止される。また適正なアンチロツクのた
めに入力油圧室18から排除されるべき必要油量
よりも余分な分が出力油圧室23に導かれるの
で、ブレーキペダル83にはアンチロツク制御に
必要とされる以上のキツクバツクが生じることは
ない。
このようなブレーキ油圧制御装置において、第
2ピストン22のピストン棒33に対する相対移
動開始時は、第1ばね51の大きなばね力で短い
ストロークだけ第2ピストン22が駆動され、シ
ール部材34などとの摩擦力に打ち勝つて第2ピ
ストン22の移動を開始することができる。また
第2ピストン22が移動を開始した後において
は、第2ばね52による小さなばね力で第2ピス
トン22が比較的長いストロークにわたつて駆動
され、第2弁機構61が開弁される。しかも第2
弁機構61の開弁時のばね付勢手段49のばね荷
重は、たとえば氷結路を走行中のアンチロツク作
動時における出力油圧室23の数Kg/cm2程度の低
い油圧に抗しては第2ピストン22を移動し得な
い値に定められているので、路面とタイヤとの摩
擦係数が極端に低い場合のアンチロツク作動と、
第2弁機構61の作動とを両立させることができ
る。
この第1実施例においては、第1ピストン17
および第2ピストン22を同一経とし、通常運転
時の制動時に入力油圧室18の油圧と出力油圧室
23の油圧を同一としているが、本発明の他の実
施例として、第2ピストン22の外径を第1ピス
トン17の外径よりも大にしてもよい。そうすれ
ば、第1弁機構53に比例弁としての機能を持た
せることができる。
第7図は本発明の第2実施例を示すものであ
り、受部材36と第2ピストン22との間には、
第8図で示すようにばね定数が大きくかつ変位量
の小さい第1ばね84と、第9図で示すようにば
ね定数が小さくかつ変位量の大きい第2ばね85
とを直列に設けて成るばね付勢手段86が介装さ
れる。しかも第1ばね84のセツト荷重は第2ば
ね85のセツト荷重よりも大きく設定される。こ
のばね付勢手段86の特性は第6図で示したもの
と同様になり、第1実施例と同様の効果を奏する
ことができる。
また本発明の第3実施例として、第10図で示
すように、ばね定数が大きくかつ変位量の小さい
第1ばね部分87と、ばね定数が小さくかつ変位
量の大きい第2ばね部分88とを直列に連結して
成るコイル状のばね付勢手段89を受部材36お
よび第2ピストン22間に介装してもよい。
C 発明の効果 以上のように本発明によれば、入力油圧室およ
び出力油圧室間を隔てる隔壁に第2ピストンの隔
壁からの離反動作に応じて閉弁作動する第1弁機
構を設けたので、制御室に制御液圧を供給しない
時に、第1弁機構を開弁したままとし、マスタシ
リンダから車輪ブレーキに至る油圧経路を形成し
て、制動油圧系への作動油の充填を一度に行うこ
とができ、ピストンのストローク回数も減少させ
て耐久性を向上することができる。
また、第2ピストンをピストン棒に対して相対
移動可能とし、第2ピストンをピストン棒を付勢
する戻しばねよりもセツト荷重の小さいばね付勢
手段で隔壁側に付勢し、ピストン棒内には第2ピ
ストンのピストン棒に対する隔壁側への相対移動
量が設定値を超えたときに開弁して入、出力油圧
室間を連通させる第2弁機構が設けられるので、
制御室の制御液圧が異常に増大し、出力油圧室の
油圧が設定値より低下すると、入力油圧室の作動
油が出力油圧室に流入する。したがつて出力油圧
室および車輪ブレーキ間の油圧系統が実用上問題
となる負圧まで低下することが防止されるととも
に、ブレーキペダルに大きなキツクバツクが生じ
るのを防止することができる。
さらにばね付勢手段は、第2ピストンの相対移
動開始時に短い変位量で大きなばね力を発揮する
ので、ピストン棒との摺動抵抗に打ち勝つて第2
ピストンを円滑に移動させることができる。しか
も相対移動開始後に、ばね付勢手段は比較的長い
変位量で小さいばね力を発揮するので、氷結路な
どを走行中のアンチロツク作動時に出力油圧室の
油圧が低下しても第2ピストンが第2弁機構を開
弁するまで相対移動することはなく、アンチロツ
ク作動が確実に行なわれる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の第1実施例を示すも
のであり、第1図は全体縦断面図、第2図は要部
拡大縦断面図、第3図は第2図の−線断面
図、第4図および第5図はばね付勢手段を構成す
るばねの特性図、第6図はばね付勢手段の特性
図、第7図〜第9図は本発明の第2実施例を示す
ものであり、第7図は第2図に対応した要部縦断
面図、第8図および第9図はばね付勢手段を構成
するばねの特性図、第10図は本発明の第3実施
例を示すもので、第2図に対応した要部縦断面図
である。 1……マスタシリンダ、2……出力ポート、4
……車輪、5……車輪ブレーキ、7……ケーシン
グ、9……隔壁、15……第1シリンダ部、16
……第2シリンダ部、17……第1ピストン、1
8……入力油圧室、19……制御室、22……第
2ピストン、23……出力油圧室、24……ばね
室、33……ピストン棒、48……戻しばね、4
9,86,89……ばね付勢手段、53……第1
弁機構、61……第2弁機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 マスタシリンダの出力ポートに連通する入力
    油圧室と、車輪ブレーキに連通し入力油圧室の油
    圧に対応した制動油圧を発生する出力油圧室とを
    有し、車輪がロツク状態に入ろうとするときに制
    御室への制御液圧の供給に応じて出力油圧室の容
    積が増大すべく構成された車両用ブレーキ油圧制
    御装置において、ケーシング内には第1シリンダ
    部と第2シリンダ部とが隔壁を介して同心に設け
    られ、第1シリンダ部には前記隔壁側に入力油圧
    室を画成するとともに隔壁と反対側に制御室を画
    成する第1ピストンが摺合され、第2シリンダ部
    には、前記隔壁側に出力油圧室を画成するととも
    に、隔壁と反対側にばね室を画成する第2ピスト
    ンが摺合され、第1ピストンは前記隔壁を油密的
    にかつ移動自在に貫通するピストン棒の一端に固
    設され、第2ピストンは制限された範囲内での軸
    方向相対移動を許容してピストン棒の先端に装着
    され、前記隔壁には第2ピストンの隔壁からの離
    反動作に応じて閉弁する第1弁機構が設けられ、
    前記ばね室にはピストン棒を隔壁側に向けて付勢
    する戻しばねが収容され、ピストン棒および第2
    ピストン間には、第2ピストンを隔壁側に向けて
    相対移動せしめるべくばね力を発揮するための戻
    しばねよりもセツト荷重の小さいばね付勢手段が
    介装され、ピストン棒内には第2ピストンのピス
    トン棒に対する隔壁側への相対移動量が設定値よ
    りも大となつたときに開弁し入力油圧室および出
    力油圧室間を連通するための第2弁機構が設けら
    れ、前記ばね付勢手段は、第2ピストンの相対移
    動開始時に短い変位量で大きなばね力を発揮する
    とともに、相対移動開始後には比較的長い変位量
    で小さいばね力を発揮し得るように形成されるこ
    とを特徴とする車両用ブレーキ油圧制御装置。
JP23256284A 1984-07-17 1984-11-05 車両用ブレーキ油圧制御装置 Granted JPS61110657A (ja)

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JP23256284A JPS61110657A (ja) 1984-11-05 1984-11-05 車両用ブレーキ油圧制御装置
CA000486863A CA1278599C (en) 1984-07-17 1985-07-16 Hydraulic braking pressure control apparatus for vehicles
GB08517907A GB2163821B (en) 1984-07-17 1985-07-16 Anti-skid vehicle braking system
US06/755,502 US4627670A (en) 1984-07-17 1985-07-16 Hydraulic braking pressure control apparatus for vehicles
FR8510953A FR2567825B1 (fr) 1984-07-17 1985-07-17 Dispositif de commande de la pression hydraulique de freinage de vehicules muni d'un dispositif anti-blocage
DE19853525523 DE3525523A1 (de) 1984-07-17 1985-07-17 Hydraulische bremsdruckregelvorrichtung fuer fahrzeuge

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