JPH0344153Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0344153Y2 JPH0344153Y2 JP1988160080U JP16008088U JPH0344153Y2 JP H0344153 Y2 JPH0344153 Y2 JP H0344153Y2 JP 1988160080 U JP1988160080 U JP 1988160080U JP 16008088 U JP16008088 U JP 16008088U JP H0344153 Y2 JPH0344153 Y2 JP H0344153Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- hook
- hanger
- locking hook
- band
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《考案の目的》
<産業上の利用分野>
本考案は例えば熱可塑性合成樹脂材料等の素材
により構成したハンガーに関するものであつて、
特にその各構成要素部材相互の接続部を補強する
構造に係るものである。
により構成したハンガーに関するものであつて、
特にその各構成要素部材相互の接続部を補強する
構造に係るものである。
<考案の背景>
この種のハンガー等の日用品が市場に提供され
るにあたつては、その機能、デザイン等と並ん
で、あくまで価格の妥当性が求められる。このた
め製造コストの低減が図れ、且つ耐候性にも優れ
た合成樹脂を素材として用いたものが目下普及し
つつある。しかしこれを構成する各組立部材の接
続構造によつては、濡れて重くなつている洗濯物
の荷重がかかることにより、接続部を実質的に構
成する合成樹脂のフツクが変形して接続部分が外
れてしまつたり、フツク自体が弾性限界を越えて
折れてしまつたりすることがある。一方、部材の
接続構造を頑強にすることも可能であるが、その
場合には余分な原料が必要になつたり、部材の組
み立てに手間がかかるなどして、経済性が伴わな
い。そこでこの種の合成樹脂製ハンガー等におい
ては、部材の接続が簡単でしかも大きな荷重にも
耐え得る部材相互間の接続構造の工夫が種々なさ
れている。
るにあたつては、その機能、デザイン等と並ん
で、あくまで価格の妥当性が求められる。このた
め製造コストの低減が図れ、且つ耐候性にも優れ
た合成樹脂を素材として用いたものが目下普及し
つつある。しかしこれを構成する各組立部材の接
続構造によつては、濡れて重くなつている洗濯物
の荷重がかかることにより、接続部を実質的に構
成する合成樹脂のフツクが変形して接続部分が外
れてしまつたり、フツク自体が弾性限界を越えて
折れてしまつたりすることがある。一方、部材の
接続構造を頑強にすることも可能であるが、その
場合には余分な原料が必要になつたり、部材の組
み立てに手間がかかるなどして、経済性が伴わな
い。そこでこの種の合成樹脂製ハンガー等におい
ては、部材の接続が簡単でしかも大きな荷重にも
耐え得る部材相互間の接続構造の工夫が種々なさ
れている。
<開発を試みた技術的事項>
本考案もこのような工夫の一環としてなされた
ものであつて、荷重がかかることにより合成樹脂
が弾性変形することを前提としつつも弾性限界に
至る前の段階で、弾性変形を阻止することによ
り、部材相互間の接続を補強する新規な構造の開
発を試みたものである。
ものであつて、荷重がかかることにより合成樹脂
が弾性変形することを前提としつつも弾性限界に
至る前の段階で、弾性変形を阻止することによ
り、部材相互間の接続を補強する新規な構造の開
発を試みたものである。
《考案の構成》
<目的達成の手段>
即ち本考案たるハンガー等の接続部における補
強構造は、保持部材と被保持部材とより成り、前
記保持部材には一端を自由端とした係止フツクを
形成し、一方前記被保持部材には前記係止フツク
に係合する係止部を設け、更に前記係止フツクが
荷重を受けて撓む方向には、保持部材に設けられ
た当接部が臨んでいることを特徴として成るもの
であり、もつて前記目的を達成しようとするもの
である。
強構造は、保持部材と被保持部材とより成り、前
記保持部材には一端を自由端とした係止フツクを
形成し、一方前記被保持部材には前記係止フツク
に係合する係止部を設け、更に前記係止フツクが
荷重を受けて撓む方向には、保持部材に設けられ
た当接部が臨んでいることを特徴として成るもの
であり、もつて前記目的を達成しようとするもの
である。
<考案の作用>
本出願にあつては、係止フツクが荷重を受けて
撓む方向に当接部が臨んでいるから、係止フツク
が荷重を受けて撓んだときは、係止フツクにおけ
る自由端が当接部に当接することにより、その撓
みが阻止される。
撓む方向に当接部が臨んでいるから、係止フツク
が荷重を受けて撓んだときは、係止フツクにおけ
る自由端が当接部に当接することにより、その撓
みが阻止される。
<実施例>
以下本考案を図示の実施例に基づいて具体的に
説明する。本考案は一例としてハンガー1に適用
されるものであるが、同様目的の接続部であれば
以下述べる実施例に限定されるものではない。ま
ず本考案の適用されるハンガー1についてその概
略を述べる。このものは吊下フツク2の下方にハ
ンガー本体3を吊下状態に取り付けるようにした
ものであり、このハンガー本体3は一例として矩
形状の枠構造をしたハンガー枠4に対し、多数の
ピンチ5が取り付けられて構成される。そして前
記吊下フツク2とハンガー本体3とは一例として
ハンガー枠4の隅部に張設した本体吊持バンド6
によつて接続されるとともに、前記ピンチ5はピ
ンチバンド7によつてハンガー枠4から吊持状態
に多数取り付けられる。尚この実施例のハンガー
1にあつては、これを構成する各要素たる吊下フ
ツク2、ハンガー本体3、本体吊持バンド6、ピ
ンチバンド7等についてはピンチにおけるスプリ
ングSを除いてプラスチツク素材で形成する。し
かしながら適宜金属素材等を組み合わせて構成し
てももとより差し支えない。以下前記ハンガー1
の各部材のそれぞれの形状、構造及び相互の接続
構造等について説明する。まず吊持フツク2は物
干竿Aに直接吊り下げられる部材であつて、上方
に一部が開放されたループ状に屈曲させた竿掛部
10を形成するとともに、下端側にフランジ11
を形成し、更にそのフランジ11の下面側の中心
に吊持軸12を下方へ向けて突出形成させる。こ
の吊持軸12は逆爪部13を有するとともに、そ
の中心にスリツト14を形成して弾性的に逆爪部
13が縮径状態に撓み得るように構成され、これ
によつて吊下フツク2と回動自在に接続されるホ
ルダ15との嵌め込みがなされるようにする。即
ちホルダ15はほぼ円板状を成すものであつて、
その中心部に前記吊持軸12を回転し得る程度に
緩く嵌め込む吊持軸受入孔16を形成するととも
に、その周囲に一例として四本のホルダフツク1
7を上向きに角状に形成する。前述した吊下フツ
ク2と本体吊持バンド6との上部における接続は
直接的にはこのホルダ15におけるホルダフツク
17と本体吊持バンド6における上部の係止部6
aとによつてなされる。即ち本体吊持バンド6に
は上部及び下部にそれぞれ係止部6a,6bが形
成されるものであつて、ほぼ同一の円環状とした
形状を有する。そして前記係止部6aはホルダフ
ツク17に対して緩く外嵌めされる状態で取り付
けられるとともに、ハンガー1の組立後はホルダ
フツク17から本体吊持バンド6における係止部
6aが抜け出ないようにホルダフツク17の先端
部と吊下フツク2におけるフランジ11との間に
形成する間隙は係止部6aの線径よりも小さな間
隙寸法とする。次に本考案たるハンガー等の部材
接続部における補強構造が直接適用されるハンガ
ー枠4と本体吊持バンド6との接続構造について
述べるが、まずそれに先立ちハンガー本体3を構
成するハンガー枠4について説明する。このハン
ガー枠4はプラスチツク素材で構成された角枠状
の部材であつて、その断面形状は下方が開放され
たほぼ逆チヤンネル状を成す。即ちハンガー枠4
の枠状の部分は上面部20と外側面部21及び内
側面部22とによつて逆チヤンネル断面を形成
し、且つハンガー枠4のほぼ中央部に折畳用接続
部23が設けられ、ハンガー枠4は中央部におい
て折畳自在となるように構成される。また角枠状
のハンガー枠4は、折畳用接続部23を挟んでそ
れぞれ両側に三叉状の補強梁24を一体的に構成
する。以下本考案が適用される部位について詳細
に説明する。尚、この実施例では以下の説明から
理解されるように、このようなハンガー枠4が実
用新案登録請求の範囲に定義する保持部材を構成
し、一方、本体吊持バンド6が被保持部材を構成
する。まず保持部材たるハンガー枠4と被保持部
材たる本体吊持バンド6における下部の係止部6
bとの接続部は、ハンガー枠4に四カ所形成され
た係止フツク25を主体として構成される。即ち
係止フツク25は第1、5、10図に拡大して示
すようにハンガー枠4における上面部20の幅方
向のほぼ中央から内側下方に向けて突設するよう
にしたものであつて、この係止フツク25が設け
られる部分には内側面部22を半円筒状に切り欠
いたような接続用凹部26が形成される。そして
係止フツク25は接続用凹部26を実質的に構成
するように形成された凹部側板27の中央部上端
近くからやや水平方向に内側に延び、更にそこか
らほぼ90°屈曲して下方に自由端側を向けるよう
に構成したいわば下向きの鉤状を成すものであ
る。尚このような係止フツク25は必ずしも下向
きの鉤状に限るものではなく、係止される保持部
材の向きによつてどのような方向に向いているも
のであつてもよい。またその形状についても実質
的に被保持部材が係止可能な形状をしていれば、
特に実施例に示すような形状に限定するものでは
ない。そして係止フツク25における自由端25
aは更にハンガー枠4の内側に形成された当接部
28に対して接続用凹部26の内側にわずかの間
隙G0をおいて臨むように構成される。尚、当接
部28の位置は、本実施例のように係止フツク2
5における自由端25aから必ずしも間隙G0を
おく必要はなく、係止フツク25に荷重がかかつ
ていない状態において、係止フツク25における
自由端25aが初めから当接部28に当接してい
るものであつてもよい。因みにこのように間隙
G0がない場合においては実用新案登録請求の範
囲中「係止フツクが荷重を受けて撓む方向には」
の解釈は、当接部がない場合に係止フツクが荷重
を受けて撓む方向を意味するものである。また本
実施例においては間隙G0は、本体吊持バンド6
における係止部6bが係止し易く、抜け難い構造
とするため、係止部6bの線径寸法より小さくす
るのが好ましい。しかしG0はこのような寸法に
限定されるものではなく、係止フツク25が撓ん
で弾性限界に至るまでの間に、係止フツク25に
おける自由端25aが移動する距離より間隙G0
が小さければ実質的に本考案による効果は得られ
る。この実施例では当接部28はハンガー枠4に
おける内側面部22の下端縁を延長して、接続用
凹部26の外側に架橋したような状態に形成され
るが、この当接部28の形状についてはこのよう
な形状に限定されない。そして係止フツク25に
対しては本体吊持バンド6における下部の係止部
6bが緩く外嵌めされるような状態で嵌め込まれ
て本体吊持バンド6によつてハンガー本体3が吊
り下げられるように構成される。また本考案は吊
下フツク2と本体吊持バンド6との接続部にも適
用できるものであつて、以下この実施例について
説明する。この第二の実施例は、第9図に示すよ
うに保持部材たる吊下フツク2におけるフランジ
11の径を大きくし、その端部を円周に沿つて下
方に直角に折り曲げて当接部たるフランジ折曲部
11aを形成し、係止フツクたるホルダフツク1
7の自由端外側にフランジ折曲部11aがホルダ
フツク17を覆うように臨ませる。一方これに対
応する被保持部材は、前記本体吊持バンド6であ
つて、その上端の係止部6bがホルダフツク17
と緩く嵌まり合うのである。次にハンガー枠4と
ピンチバンド7について説明する。まずピンチバ
ンド7は第6図に示すように線状のプラスチツク
材料で形成されるものであつて、その上部と下部
に係止部7a,7bをそれぞれ有する。尚、上部
の係止部7aは単なる円環であり、下部の係止部
7bは一部が切り離された環状の構造をとる。ま
ず各ピンチ5を支持するために前記ハンガー枠4
には多数の係止フツク30が設けられるものであ
つて、このものは具体的にはハンガー枠4におけ
る上面部20、外側面部21、内側面部22とか
ら成る逆チヤンネル断面を成す枠の内側の何カ所
かを仕切るように形成された仕切状部31から突
出したような形状をとる。即ち第6図に示すよう
に係止フツク30は仕切状部31の下方からほぼ
水平方向に延長されるとともに、更にその端部か
ら90°屈曲して自由端30aを上方に向けて形成
したものであり、その自由端30aの上端部はハ
ンガー枠4における上面部20の下面と一定の間
隙G1を保つた位置に臨むように構成する。尚、
係止フツク30は、仕切状部31に対する係止フ
ツク30の付け根部分から、係止フツク30が上
方へ屈曲し始める部分にかけては、その断面径を
大きくした肉厚部30cを有する。因みにこのよ
うな肉厚部30cは専ら洗濯物を干した際にピン
チバンド7にかかる下向きの荷重を支えるのに適
した強固な構造であるとともに、ピンチバンド7
を係止する際には、常に撓み部30dから撓むよ
うになり、係止フツク30の一種の補強構造にな
つている。そしてピンチバンド7における係止部
7aは、係止フツク30の上端と上面部20の下
面側との間の間隙G1が、一時的に係止フツク3
0の自由端30aを撓ませることにより拡開して
係止部7aの通過を許容する状態となつて係止フ
ツク30に対し嵌め込まれる。そして一旦嵌め込
まれた後には人為的な荷重をかけない限りは係止
部7aは係止フツク30から外れないように構成
されるものであつて、その抜け外れを阻止する作
用を担う係止フツク30の自由端側と対向してい
る上面部20の部位を規制部20aと定義するも
のである。そして本実施例では前記規制部20a
における上面部20を一部穴状に切り欠いて挿入
補助切欠32を形成するとともに、それに連なつ
て幾分か切欠幅を狭くした挿入案内切欠33を形
成する。そして前記ピンチバンド7は下部の係止
部7bにおいてピンチ5のスプリングSと接続さ
れる。また本実施例では更に第8図に示すように
ハンガー枠4における内側面部22に対し、一対
の球状の突起を形成して両者の間に前記ピンチバ
ンド7を挟み込むことができるようなピンチバン
ド保持部35を形成する。因みにこのような構成
をとるときには、ハンガー1の流通段階での輸送
時あるいは店頭での展示状態においてピンチバン
ド35を内側に向けて保持しておくことができ、
合理的なピンチの収まり状態を得ることができ
る。
説明する。本考案は一例としてハンガー1に適用
されるものであるが、同様目的の接続部であれば
以下述べる実施例に限定されるものではない。ま
ず本考案の適用されるハンガー1についてその概
略を述べる。このものは吊下フツク2の下方にハ
ンガー本体3を吊下状態に取り付けるようにした
ものであり、このハンガー本体3は一例として矩
形状の枠構造をしたハンガー枠4に対し、多数の
ピンチ5が取り付けられて構成される。そして前
記吊下フツク2とハンガー本体3とは一例として
ハンガー枠4の隅部に張設した本体吊持バンド6
によつて接続されるとともに、前記ピンチ5はピ
ンチバンド7によつてハンガー枠4から吊持状態
に多数取り付けられる。尚この実施例のハンガー
1にあつては、これを構成する各要素たる吊下フ
ツク2、ハンガー本体3、本体吊持バンド6、ピ
ンチバンド7等についてはピンチにおけるスプリ
ングSを除いてプラスチツク素材で形成する。し
かしながら適宜金属素材等を組み合わせて構成し
てももとより差し支えない。以下前記ハンガー1
の各部材のそれぞれの形状、構造及び相互の接続
構造等について説明する。まず吊持フツク2は物
干竿Aに直接吊り下げられる部材であつて、上方
に一部が開放されたループ状に屈曲させた竿掛部
10を形成するとともに、下端側にフランジ11
を形成し、更にそのフランジ11の下面側の中心
に吊持軸12を下方へ向けて突出形成させる。こ
の吊持軸12は逆爪部13を有するとともに、そ
の中心にスリツト14を形成して弾性的に逆爪部
13が縮径状態に撓み得るように構成され、これ
によつて吊下フツク2と回動自在に接続されるホ
ルダ15との嵌め込みがなされるようにする。即
ちホルダ15はほぼ円板状を成すものであつて、
その中心部に前記吊持軸12を回転し得る程度に
緩く嵌め込む吊持軸受入孔16を形成するととも
に、その周囲に一例として四本のホルダフツク1
7を上向きに角状に形成する。前述した吊下フツ
ク2と本体吊持バンド6との上部における接続は
直接的にはこのホルダ15におけるホルダフツク
17と本体吊持バンド6における上部の係止部6
aとによつてなされる。即ち本体吊持バンド6に
は上部及び下部にそれぞれ係止部6a,6bが形
成されるものであつて、ほぼ同一の円環状とした
形状を有する。そして前記係止部6aはホルダフ
ツク17に対して緩く外嵌めされる状態で取り付
けられるとともに、ハンガー1の組立後はホルダ
フツク17から本体吊持バンド6における係止部
6aが抜け出ないようにホルダフツク17の先端
部と吊下フツク2におけるフランジ11との間に
形成する間隙は係止部6aの線径よりも小さな間
隙寸法とする。次に本考案たるハンガー等の部材
接続部における補強構造が直接適用されるハンガ
ー枠4と本体吊持バンド6との接続構造について
述べるが、まずそれに先立ちハンガー本体3を構
成するハンガー枠4について説明する。このハン
ガー枠4はプラスチツク素材で構成された角枠状
の部材であつて、その断面形状は下方が開放され
たほぼ逆チヤンネル状を成す。即ちハンガー枠4
の枠状の部分は上面部20と外側面部21及び内
側面部22とによつて逆チヤンネル断面を形成
し、且つハンガー枠4のほぼ中央部に折畳用接続
部23が設けられ、ハンガー枠4は中央部におい
て折畳自在となるように構成される。また角枠状
のハンガー枠4は、折畳用接続部23を挟んでそ
れぞれ両側に三叉状の補強梁24を一体的に構成
する。以下本考案が適用される部位について詳細
に説明する。尚、この実施例では以下の説明から
理解されるように、このようなハンガー枠4が実
用新案登録請求の範囲に定義する保持部材を構成
し、一方、本体吊持バンド6が被保持部材を構成
する。まず保持部材たるハンガー枠4と被保持部
材たる本体吊持バンド6における下部の係止部6
bとの接続部は、ハンガー枠4に四カ所形成され
た係止フツク25を主体として構成される。即ち
係止フツク25は第1、5、10図に拡大して示
すようにハンガー枠4における上面部20の幅方
向のほぼ中央から内側下方に向けて突設するよう
にしたものであつて、この係止フツク25が設け
られる部分には内側面部22を半円筒状に切り欠
いたような接続用凹部26が形成される。そして
係止フツク25は接続用凹部26を実質的に構成
するように形成された凹部側板27の中央部上端
近くからやや水平方向に内側に延び、更にそこか
らほぼ90°屈曲して下方に自由端側を向けるよう
に構成したいわば下向きの鉤状を成すものであ
る。尚このような係止フツク25は必ずしも下向
きの鉤状に限るものではなく、係止される保持部
材の向きによつてどのような方向に向いているも
のであつてもよい。またその形状についても実質
的に被保持部材が係止可能な形状をしていれば、
特に実施例に示すような形状に限定するものでは
ない。そして係止フツク25における自由端25
aは更にハンガー枠4の内側に形成された当接部
28に対して接続用凹部26の内側にわずかの間
隙G0をおいて臨むように構成される。尚、当接
部28の位置は、本実施例のように係止フツク2
5における自由端25aから必ずしも間隙G0を
おく必要はなく、係止フツク25に荷重がかかつ
ていない状態において、係止フツク25における
自由端25aが初めから当接部28に当接してい
るものであつてもよい。因みにこのように間隙
G0がない場合においては実用新案登録請求の範
囲中「係止フツクが荷重を受けて撓む方向には」
の解釈は、当接部がない場合に係止フツクが荷重
を受けて撓む方向を意味するものである。また本
実施例においては間隙G0は、本体吊持バンド6
における係止部6bが係止し易く、抜け難い構造
とするため、係止部6bの線径寸法より小さくす
るのが好ましい。しかしG0はこのような寸法に
限定されるものではなく、係止フツク25が撓ん
で弾性限界に至るまでの間に、係止フツク25に
おける自由端25aが移動する距離より間隙G0
が小さければ実質的に本考案による効果は得られ
る。この実施例では当接部28はハンガー枠4に
おける内側面部22の下端縁を延長して、接続用
凹部26の外側に架橋したような状態に形成され
るが、この当接部28の形状についてはこのよう
な形状に限定されない。そして係止フツク25に
対しては本体吊持バンド6における下部の係止部
6bが緩く外嵌めされるような状態で嵌め込まれ
て本体吊持バンド6によつてハンガー本体3が吊
り下げられるように構成される。また本考案は吊
下フツク2と本体吊持バンド6との接続部にも適
用できるものであつて、以下この実施例について
説明する。この第二の実施例は、第9図に示すよ
うに保持部材たる吊下フツク2におけるフランジ
11の径を大きくし、その端部を円周に沿つて下
方に直角に折り曲げて当接部たるフランジ折曲部
11aを形成し、係止フツクたるホルダフツク1
7の自由端外側にフランジ折曲部11aがホルダ
フツク17を覆うように臨ませる。一方これに対
応する被保持部材は、前記本体吊持バンド6であ
つて、その上端の係止部6bがホルダフツク17
と緩く嵌まり合うのである。次にハンガー枠4と
ピンチバンド7について説明する。まずピンチバ
ンド7は第6図に示すように線状のプラスチツク
材料で形成されるものであつて、その上部と下部
に係止部7a,7bをそれぞれ有する。尚、上部
の係止部7aは単なる円環であり、下部の係止部
7bは一部が切り離された環状の構造をとる。ま
ず各ピンチ5を支持するために前記ハンガー枠4
には多数の係止フツク30が設けられるものであ
つて、このものは具体的にはハンガー枠4におけ
る上面部20、外側面部21、内側面部22とか
ら成る逆チヤンネル断面を成す枠の内側の何カ所
かを仕切るように形成された仕切状部31から突
出したような形状をとる。即ち第6図に示すよう
に係止フツク30は仕切状部31の下方からほぼ
水平方向に延長されるとともに、更にその端部か
ら90°屈曲して自由端30aを上方に向けて形成
したものであり、その自由端30aの上端部はハ
ンガー枠4における上面部20の下面と一定の間
隙G1を保つた位置に臨むように構成する。尚、
係止フツク30は、仕切状部31に対する係止フ
ツク30の付け根部分から、係止フツク30が上
方へ屈曲し始める部分にかけては、その断面径を
大きくした肉厚部30cを有する。因みにこのよ
うな肉厚部30cは専ら洗濯物を干した際にピン
チバンド7にかかる下向きの荷重を支えるのに適
した強固な構造であるとともに、ピンチバンド7
を係止する際には、常に撓み部30dから撓むよ
うになり、係止フツク30の一種の補強構造にな
つている。そしてピンチバンド7における係止部
7aは、係止フツク30の上端と上面部20の下
面側との間の間隙G1が、一時的に係止フツク3
0の自由端30aを撓ませることにより拡開して
係止部7aの通過を許容する状態となつて係止フ
ツク30に対し嵌め込まれる。そして一旦嵌め込
まれた後には人為的な荷重をかけない限りは係止
部7aは係止フツク30から外れないように構成
されるものであつて、その抜け外れを阻止する作
用を担う係止フツク30の自由端側と対向してい
る上面部20の部位を規制部20aと定義するも
のである。そして本実施例では前記規制部20a
における上面部20を一部穴状に切り欠いて挿入
補助切欠32を形成するとともに、それに連なつ
て幾分か切欠幅を狭くした挿入案内切欠33を形
成する。そして前記ピンチバンド7は下部の係止
部7bにおいてピンチ5のスプリングSと接続さ
れる。また本実施例では更に第8図に示すように
ハンガー枠4における内側面部22に対し、一対
の球状の突起を形成して両者の間に前記ピンチバ
ンド7を挟み込むことができるようなピンチバン
ド保持部35を形成する。因みにこのような構成
をとるときには、ハンガー1の流通段階での輸送
時あるいは店頭での展示状態においてピンチバン
ド35を内側に向けて保持しておくことができ、
合理的なピンチの収まり状態を得ることができ
る。
以下本考案が適用されたハンガー1を使用する
にあたつて、被保持部材たる本体吊持バンド6と
それが係止する保持部材たるハンガー枠4と一体
の係止フツク25との接続部の補強作用について
説明する。即ち第5図に示すようにハンガー本体
3に対して荷重がかかつた場合には本体吊持バン
ド6における下部の係止部6bは係止フツク25
を仕切枠内側上方に撓ませるような荷重を与え、
これに伴い係止フツク25が荷重を受けた方向に
撓むようになるが、ある程度撓んだ位置におい
て、係止フツク25の自由端25aが当接部28
に当接することにより、その撓みが阻止されるも
のであり、係止フツク25の耐応力がこれによつ
て著しく増加し、高荷重に耐えるものである。ま
た本考案を適用した第二の実施例である吊下フツ
ク2と本体吊持バンド6との接続の場合には、第
9図に示すようにハンガー本体3に対して荷重が
かかつたときに、本体吊持バンド6における上部
の係止部6aはホルダフツク17をホルダ15の
外側下方に撓ませるような荷重を与える。そして
これに伴いホルダフツク17が荷重を受けた方向
に撓むようになつて、フランジ折曲部11aの内
側に当接することにより、その撓みが阻止される
ものであり、ホルダフツク17の耐応力が増加し
て高荷重に耐え得るものとなる。尚、本体吊持バ
ンド6における下部の係止部6bと係止フツク2
5との組付作業について説明すると、この作業は
本体吊持バンド6における下部の係止部6bを単
に係止フツク25における自由端25aと当接部
28との間隙G0に押し込むようにするだけの作
業でよい。このようにするときには、その押し込
みを受けて係止フツク25が幾分か撓み、これに
よつて前記間隙G0は自由状態に比べて間隙寸法
が大きくなつて、係止部6bの通過を許容する状
態となり、一挙に本体吊持バンド6における係止
部6bが係止フツク25内に嵌まり込むようにな
る。また第9図に示す第二の実施例であるホルダ
15におけるホルダフツク17と、本体吊持バン
ド6における上部の係止部6a及び吊下フツク2
との組付作業について説明すると、まず四カ所の
ホルダフツク17の各々に対して本体吊持バンド
6における上部の係止部6aを係止する。そして
次に吊下フツク2における逆爪部13をホルダ1
5における吊持軸受入孔16に嵌め込むことによ
り、フランジ11及びフランジ折曲部11aがホ
ルダフツク17の上部を覆うようにする。これら
の作業により本体吊持バンド6における上部の係
止部6aはホルダフツク17に係止されたまま抜
け外れることのない状態で接続されるようにな
る。
にあたつて、被保持部材たる本体吊持バンド6と
それが係止する保持部材たるハンガー枠4と一体
の係止フツク25との接続部の補強作用について
説明する。即ち第5図に示すようにハンガー本体
3に対して荷重がかかつた場合には本体吊持バン
ド6における下部の係止部6bは係止フツク25
を仕切枠内側上方に撓ませるような荷重を与え、
これに伴い係止フツク25が荷重を受けた方向に
撓むようになるが、ある程度撓んだ位置におい
て、係止フツク25の自由端25aが当接部28
に当接することにより、その撓みが阻止されるも
のであり、係止フツク25の耐応力がこれによつ
て著しく増加し、高荷重に耐えるものである。ま
た本考案を適用した第二の実施例である吊下フツ
ク2と本体吊持バンド6との接続の場合には、第
9図に示すようにハンガー本体3に対して荷重が
かかつたときに、本体吊持バンド6における上部
の係止部6aはホルダフツク17をホルダ15の
外側下方に撓ませるような荷重を与える。そして
これに伴いホルダフツク17が荷重を受けた方向
に撓むようになつて、フランジ折曲部11aの内
側に当接することにより、その撓みが阻止される
ものであり、ホルダフツク17の耐応力が増加し
て高荷重に耐え得るものとなる。尚、本体吊持バ
ンド6における下部の係止部6bと係止フツク2
5との組付作業について説明すると、この作業は
本体吊持バンド6における下部の係止部6bを単
に係止フツク25における自由端25aと当接部
28との間隙G0に押し込むようにするだけの作
業でよい。このようにするときには、その押し込
みを受けて係止フツク25が幾分か撓み、これに
よつて前記間隙G0は自由状態に比べて間隙寸法
が大きくなつて、係止部6bの通過を許容する状
態となり、一挙に本体吊持バンド6における係止
部6bが係止フツク25内に嵌まり込むようにな
る。また第9図に示す第二の実施例であるホルダ
15におけるホルダフツク17と、本体吊持バン
ド6における上部の係止部6a及び吊下フツク2
との組付作業について説明すると、まず四カ所の
ホルダフツク17の各々に対して本体吊持バンド
6における上部の係止部6aを係止する。そして
次に吊下フツク2における逆爪部13をホルダ1
5における吊持軸受入孔16に嵌め込むことによ
り、フランジ11及びフランジ折曲部11aがホ
ルダフツク17の上部を覆うようにする。これら
の作業により本体吊持バンド6における上部の係
止部6aはホルダフツク17に係止されたまま抜
け外れることのない状態で接続されるようにな
る。
《考案の効果》
本考案においては係止フツクが荷重を受けて撓
み、係止フツクにおける自由端が当接部に当接し
て、それ以上の撓みが阻止されるから、係止フツ
クの耐応力がこれによつて著しく増加し、濡れた
洗濯物のような重いものをハンガー等に干しても
接続部が外れたり、壊れたりすることがない。
み、係止フツクにおける自由端が当接部に当接し
て、それ以上の撓みが阻止されるから、係止フツ
クの耐応力がこれによつて著しく増加し、濡れた
洗濯物のような重いものをハンガー等に干しても
接続部が外れたり、壊れたりすることがない。
第1図は本考案のハンガー等の部材接続部にお
ける補強構造を適用したハンガーの一部拡大斜視
図、第2図は同上正面図、第3図は同上平面図、
第4図は吊下フツクと本体吊持バンドとの接続部
分の断面図、第5図は本考案の一実施例である本
体吊持バンド用係止フツクに本体吊持バンドの係
止部が係止している状態を示す断面図、第6図は
本考案が適用されたハンガーにおけるピンチバン
ド用係止フツク部の斜視図、第7図は同上ピンチ
バンド用係止フツクにピンチバンドの係止部を係
止する場合の係止フツクと係止部の動きを示す断
面図、第8図はピンチバンド保持部によつてピン
チバンドが保持されている状態を示す斜視図、第
9図は本考案を吊下フツクと本体吊持バンドの接
続部に適用した一実施例を示す断面図、第10図
は本考案を本体吊持バンド下部とハンガー本体と
の間に適用した状態をハンガー枠内側より見た斜
視図である。 1……ハンガー、2……吊下フツク、3……ハ
ンガー本体、4……ハンガー枠、5……ピンチ、
6……本体吊持バンド、6a,6b……係止部、
7……ピンチバンド、7a,7b……係止部、1
0……竿掛部、11……フランジ、11a……フ
ランジ折曲部、12……吊持軸、13……逆爪
部、14……スリツト、15……ホルダ、16…
…吊持軸受入孔、17……ホルダフツク、20…
…上面部、20a……規制部、21……外側面
部、22……内側面部、23……折畳用接続部、
24……補強梁、25……係止フツク、25a…
…自由端、26……接続用凹部、27……凹部側
板、28……当接部、30……係止フツク、30
a……自由端、30c……肉厚部、30d……撓
み部、31……仕切状部、32……挿入補助切
欠、33……案内切欠、35……ピンチバンド保
持部、A……物干竿、G0,G1……間隙、S……
スプリング。
ける補強構造を適用したハンガーの一部拡大斜視
図、第2図は同上正面図、第3図は同上平面図、
第4図は吊下フツクと本体吊持バンドとの接続部
分の断面図、第5図は本考案の一実施例である本
体吊持バンド用係止フツクに本体吊持バンドの係
止部が係止している状態を示す断面図、第6図は
本考案が適用されたハンガーにおけるピンチバン
ド用係止フツク部の斜視図、第7図は同上ピンチ
バンド用係止フツクにピンチバンドの係止部を係
止する場合の係止フツクと係止部の動きを示す断
面図、第8図はピンチバンド保持部によつてピン
チバンドが保持されている状態を示す斜視図、第
9図は本考案を吊下フツクと本体吊持バンドの接
続部に適用した一実施例を示す断面図、第10図
は本考案を本体吊持バンド下部とハンガー本体と
の間に適用した状態をハンガー枠内側より見た斜
視図である。 1……ハンガー、2……吊下フツク、3……ハ
ンガー本体、4……ハンガー枠、5……ピンチ、
6……本体吊持バンド、6a,6b……係止部、
7……ピンチバンド、7a,7b……係止部、1
0……竿掛部、11……フランジ、11a……フ
ランジ折曲部、12……吊持軸、13……逆爪
部、14……スリツト、15……ホルダ、16…
…吊持軸受入孔、17……ホルダフツク、20…
…上面部、20a……規制部、21……外側面
部、22……内側面部、23……折畳用接続部、
24……補強梁、25……係止フツク、25a…
…自由端、26……接続用凹部、27……凹部側
板、28……当接部、30……係止フツク、30
a……自由端、30c……肉厚部、30d……撓
み部、31……仕切状部、32……挿入補助切
欠、33……案内切欠、35……ピンチバンド保
持部、A……物干竿、G0,G1……間隙、S……
スプリング。
Claims (1)
- 保持部材と被保持部材とより成り、前記保持部
材には一端を自由端とした係止フツクを形成し、
一方前記被保持部材には前記係止フツクに係合す
る係止部を設け、更に前記係止フツクが荷重を受
けて撓む方向には、保持部材に設けられた当接部
が臨んでいることを特徴とするハンガー等の部材
接続部における補強構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988160080U JPH0344153Y2 (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988160080U JPH0344153Y2 (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0282286U JPH0282286U (ja) | 1990-06-26 |
| JPH0344153Y2 true JPH0344153Y2 (ja) | 1991-09-17 |
Family
ID=31441835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988160080U Expired JPH0344153Y2 (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0344153Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54154831U (ja) * | 1978-04-18 | 1979-10-27 | ||
| JPS60147396U (ja) * | 1984-03-10 | 1985-09-30 | キンシ化学工業株式会社 | 物干し器具 |
-
1988
- 1988-12-09 JP JP1988160080U patent/JPH0344153Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0282286U (ja) | 1990-06-26 |
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