JPH0344234B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0344234B2 JPH0344234B2 JP59176798A JP17679884A JPH0344234B2 JP H0344234 B2 JPH0344234 B2 JP H0344234B2 JP 59176798 A JP59176798 A JP 59176798A JP 17679884 A JP17679884 A JP 17679884A JP H0344234 B2 JPH0344234 B2 JP H0344234B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- pressure
- chamber
- valve body
- solenoid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 17
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 11
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 10
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 7
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 4
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 3
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 3
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 1
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、車両用空気調和装置の冷媒ガスの圧
縮等に用いる可変容量型揺動板式圧縮機に関す
る。
縮等に用いる可変容量型揺動板式圧縮機に関す
る。
(従来技術及びその問題点)
従来、圧力調整弁の制御により吸入側低圧室と
クランク室とを択一的に連通せしめて該クランク
室内圧力を任意に変化させることにより吐出容量
を可変し得る如く構成した可変容量型揺動板式圧
縮機として特開昭52−96407号が公知である。
クランク室とを択一的に連通せしめて該クランク
室内圧力を任意に変化させることにより吐出容量
を可変し得る如く構成した可変容量型揺動板式圧
縮機として特開昭52−96407号が公知である。
斯かる従来の圧縮機によればその圧力制御弁に
より吸入圧力が一定になるようにピストンストロ
ークを制御し得るが、多様な吐出容量制御、例え
ば加速カツトと呼ばれるところのエンジン加速時
は圧縮機の吐出容量を早急にゼロにして、該圧縮
機の動力をエンジン走行用に振り向けたり、或い
はエバポレータ凍結を防止するためその温度が0
℃付近になつた場合圧縮機の運転を停止する等の
制御を行なうことができないという問題がある。
より吸入圧力が一定になるようにピストンストロ
ークを制御し得るが、多様な吐出容量制御、例え
ば加速カツトと呼ばれるところのエンジン加速時
は圧縮機の吐出容量を早急にゼロにして、該圧縮
機の動力をエンジン走行用に振り向けたり、或い
はエバポレータ凍結を防止するためその温度が0
℃付近になつた場合圧縮機の運転を停止する等の
制御を行なうことができないという問題がある。
(発明の目的)
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、電
気的外部信号により圧縮機の吐出容量の増減が可
能で、加速カツト等の如き吐出容量の急速な減少
を必要とする場合、その急速な吐出容量の減少を
可能にした可変容量型揺動板式圧縮機を提供する
ことを目的とする。
気的外部信号により圧縮機の吐出容量の増減が可
能で、加速カツト等の如き吐出容量の急速な減少
を必要とする場合、その急速な吐出容量の減少を
可能にした可変容量型揺動板式圧縮機を提供する
ことを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上述した問題点を解決するため本発明において
は、圧力調整弁の制御により吸入側低圧室と吐出
側高圧室とをクランク室に択一的に連通せしめて
該クランク室内圧力を任意に変化させることによ
り吐出容量を可変し得る如く構成した可変容量型
揺動板式圧縮機において、前記圧力調整弁は、前
記高圧室とクランク室との連通路を開閉する第1
の弁体と、前記低圧室とクランク室との連通路を
開閉する第2の弁体とを具備し、前記第1の弁体
はソレノイドにより開閉作動せしめられて該ソレ
ノイドをオフにした時開弁すると共にオンにした
時閉弁し得る如く構成し、且つ前記第2の弁体は
前記低圧室内圧力を感知する圧力応動部材により
開閉作動せしめられて前記低圧室内圧力が所定設
定値以上の時開弁すると共に所定設定値以下の時
閉弁し得る如く構成し、前記第1の弁体と第2の
弁体をこれら両弁体を閉弁方向に付勢する付勢部
材にて互いに連結することにより、前記ソレノイ
ドをオンにした時前記圧力応動部材に対して前記
第1の弁体が開弁する方向への力が作用し得る如
くなし、更に前記ソレノイドへの通電電流値を変
化させることにより前記低圧室内圧力設定値を可
変し得る如く構成したものである。
は、圧力調整弁の制御により吸入側低圧室と吐出
側高圧室とをクランク室に択一的に連通せしめて
該クランク室内圧力を任意に変化させることによ
り吐出容量を可変し得る如く構成した可変容量型
揺動板式圧縮機において、前記圧力調整弁は、前
記高圧室とクランク室との連通路を開閉する第1
の弁体と、前記低圧室とクランク室との連通路を
開閉する第2の弁体とを具備し、前記第1の弁体
はソレノイドにより開閉作動せしめられて該ソレ
ノイドをオフにした時開弁すると共にオンにした
時閉弁し得る如く構成し、且つ前記第2の弁体は
前記低圧室内圧力を感知する圧力応動部材により
開閉作動せしめられて前記低圧室内圧力が所定設
定値以上の時開弁すると共に所定設定値以下の時
閉弁し得る如く構成し、前記第1の弁体と第2の
弁体をこれら両弁体を閉弁方向に付勢する付勢部
材にて互いに連結することにより、前記ソレノイ
ドをオンにした時前記圧力応動部材に対して前記
第1の弁体が開弁する方向への力が作用し得る如
くなし、更に前記ソレノイドへの通電電流値を変
化させることにより前記低圧室内圧力設定値を可
変し得る如く構成したものである。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。第1図及び第2図は本発明の可変容量型揺
動板式圧縮機の断面を示し、両図中1はハウジン
グで、円筒形のケース2と、該ケース2の一端面
(図中左端面)にバルブプレート3を介して液密
に取り付けられたシリンダヘツド4と、前記ケー
ス2の他端面(図中右端面)に液密に取り付けら
れたヘツド部材5とからなる。前記ケース2の内
部にはシリンダブロツク6が一体形成され、該シ
リンダブロツク6の前記ヘツド部材5側端面と前
記ケース2の内周壁及び前記ヘツド部材5の内側
面とによりクランク室7が画成されている。前記
ケース2の下部内側にはオイル溜め8が形成さ
れ、該オイル溜め8は前記クランク室7に連通し
ている。前記シリンダブロツク6には前記ハウジ
ング1の略中心軸線上に沿つて配設された駆動軸
9を中心として且つ軸線を該駆動軸9のそれと平
行にして周方向に所定間隔を存して複数のシリン
ダ10が配設され、これらの各シリンダ10内に
はピストン11が夫々摺動自在に嵌装されてい
る。前記駆動軸9はその前記シリンダヘツド4側
端部が前記シリンダブロツク6の中心孔6aにボ
ールベアリング12を介して回転自在に支承さ
れ、且つヘツド部材5側端部は腕部材13及び大
径ボールベアリング14を順次介して前記ヘツド
部材5の内周面に回転自在に支承されている。前
記駆動軸9の前記ヘツド部材5側端部の軸端部は
前記ヘツド部材5の中心孔5a内を貫通してその
外方に延出し、該延出端部にプーリ15が嵌着さ
れている。前記腕部材13のボス部13aと前記
ヘツド部材5の中心孔5aとの間にメカニカルシ
ール16が介装され、前記ボス部13aと前記ヘ
ツド部材5の中心孔5aとの間が気密に保持され
ている。前記プーリ15は図示しない車載エンジ
ンの出力軸側プーリに駆動ベルト(図示省略)に
よつて連結され、エンジンの回転が前記駆動軸9
に伝達される。該駆動軸9には該軸上を前後に摺
動するスリーブ状のスライダ17が嵌装されてお
り、該スライダ17の外周には駆動軸9に垂直の
トラニオンピン18が植設されている。19は円
板状の揺動板で、該揺動板19はその中心孔19
aが前記スライダ17の外周に遊嵌され、該中心
孔19aの内周面に穿設された孔(図示省略)に
前記トラニオンピン18が嵌合して前記揺動板1
9とスライダ17とが係合し、従つて該揺動板1
9はスライダ17と共に中心部が駆動軸9上を移
動し、且つ該駆動軸9に対して前記トラニオンピ
ン18を中心として軸方向に傾動することができ
る。前記揺動板19の一側面は、図示例では別体
の高耐摩耗性の板部材19bで形成され、この板
部材19bは揺動板19の本体に貼着又は摺動自
在に取り付けられている。
する。第1図及び第2図は本発明の可変容量型揺
動板式圧縮機の断面を示し、両図中1はハウジン
グで、円筒形のケース2と、該ケース2の一端面
(図中左端面)にバルブプレート3を介して液密
に取り付けられたシリンダヘツド4と、前記ケー
ス2の他端面(図中右端面)に液密に取り付けら
れたヘツド部材5とからなる。前記ケース2の内
部にはシリンダブロツク6が一体形成され、該シ
リンダブロツク6の前記ヘツド部材5側端面と前
記ケース2の内周壁及び前記ヘツド部材5の内側
面とによりクランク室7が画成されている。前記
ケース2の下部内側にはオイル溜め8が形成さ
れ、該オイル溜め8は前記クランク室7に連通し
ている。前記シリンダブロツク6には前記ハウジ
ング1の略中心軸線上に沿つて配設された駆動軸
9を中心として且つ軸線を該駆動軸9のそれと平
行にして周方向に所定間隔を存して複数のシリン
ダ10が配設され、これらの各シリンダ10内に
はピストン11が夫々摺動自在に嵌装されてい
る。前記駆動軸9はその前記シリンダヘツド4側
端部が前記シリンダブロツク6の中心孔6aにボ
ールベアリング12を介して回転自在に支承さ
れ、且つヘツド部材5側端部は腕部材13及び大
径ボールベアリング14を順次介して前記ヘツド
部材5の内周面に回転自在に支承されている。前
記駆動軸9の前記ヘツド部材5側端部の軸端部は
前記ヘツド部材5の中心孔5a内を貫通してその
外方に延出し、該延出端部にプーリ15が嵌着さ
れている。前記腕部材13のボス部13aと前記
ヘツド部材5の中心孔5aとの間にメカニカルシ
ール16が介装され、前記ボス部13aと前記ヘ
ツド部材5の中心孔5aとの間が気密に保持され
ている。前記プーリ15は図示しない車載エンジ
ンの出力軸側プーリに駆動ベルト(図示省略)に
よつて連結され、エンジンの回転が前記駆動軸9
に伝達される。該駆動軸9には該軸上を前後に摺
動するスリーブ状のスライダ17が嵌装されてお
り、該スライダ17の外周には駆動軸9に垂直の
トラニオンピン18が植設されている。19は円
板状の揺動板で、該揺動板19はその中心孔19
aが前記スライダ17の外周に遊嵌され、該中心
孔19aの内周面に穿設された孔(図示省略)に
前記トラニオンピン18が嵌合して前記揺動板1
9とスライダ17とが係合し、従つて該揺動板1
9はスライダ17と共に中心部が駆動軸9上を移
動し、且つ該駆動軸9に対して前記トラニオンピ
ン18を中心として軸方向に傾動することができ
る。前記揺動板19の一側面は、図示例では別体
の高耐摩耗性の板部材19bで形成され、この板
部材19bは揺動板19の本体に貼着又は摺動自
在に取り付けられている。
又、この揺動板19には、その反シリンダブロ
ツク側にあつて且つシリンダ10内の特定のピス
トン11′の軸心の延長線上の一点近傍に配置さ
れたピボツトピン20がブラケツト21を介して
取り付けられている。前記ピボツトピン20は、
前記腕部材13に設けられた案内孔22に係合さ
れ、前記駆動軸9の回転が揺動板19に伝えられ
ると共に、該揺動板19は前記トラニオンピン1
8とピボツトピン20を移動支点として傾動され
る。前記腕部材13の内端面に穿設された凹部1
3bには弾性手段としてコイルばね23が縮設さ
れ、該ばね23は皿板24を介して前記スライダ
17を第2図中左方に常時押圧し、前記揺動板1
9を常時傾斜角減少方向に付勢している。一方、
前記駆動軸9のシリンダブロツク6側の端部には
前記スライダ17のストツパ25が嵌装固定さ
れ、前記シリンダブロツク6の中心孔6a内に固
着されたボールベアリング12と当接した位置で
前記揺動板19の最小傾斜角度を規制するように
している。該揺動板19が前記ストツパ25によ
り規制される最小傾斜角度位置にあるとき、前記
ピストン11はその最大ストローク長の数パーセ
ントに亘りストローク運動するように設定されて
いる。
ツク側にあつて且つシリンダ10内の特定のピス
トン11′の軸心の延長線上の一点近傍に配置さ
れたピボツトピン20がブラケツト21を介して
取り付けられている。前記ピボツトピン20は、
前記腕部材13に設けられた案内孔22に係合さ
れ、前記駆動軸9の回転が揺動板19に伝えられ
ると共に、該揺動板19は前記トラニオンピン1
8とピボツトピン20を移動支点として傾動され
る。前記腕部材13の内端面に穿設された凹部1
3bには弾性手段としてコイルばね23が縮設さ
れ、該ばね23は皿板24を介して前記スライダ
17を第2図中左方に常時押圧し、前記揺動板1
9を常時傾斜角減少方向に付勢している。一方、
前記駆動軸9のシリンダブロツク6側の端部には
前記スライダ17のストツパ25が嵌装固定さ
れ、前記シリンダブロツク6の中心孔6a内に固
着されたボールベアリング12と当接した位置で
前記揺動板19の最小傾斜角度を規制するように
している。該揺動板19が前記ストツパ25によ
り規制される最小傾斜角度位置にあるとき、前記
ピストン11はその最大ストローク長の数パーセ
ントに亘りストローク運動するように設定されて
いる。
また、前記揺動板19が最小傾斜角度位置にあ
る時、前記各ピストン11の吸入ストロークが前
記シリンダ10の上死点となる上限位置から始ま
るように前記揺動板19は駆動軸9から垂直方向
に離隔した前記ピボツトピン20に枢着されてい
る。
る時、前記各ピストン11の吸入ストロークが前
記シリンダ10の上死点となる上限位置から始ま
るように前記揺動板19は駆動軸9から垂直方向
に離隔した前記ピボツトピン20に枢着されてい
る。
前記揺動板19のシリンダブロツク6側の面に
は、前記ピストン11に突設されたピストンロツ
ド26の先端がボールジヨイント27を介して
夫々連結されている。従つて、前記揺動板19の
回転に伴い前記ピストン11が揺動する。また、
前記揺動板19は前記クランク室7内の圧力に応
じて垂直面に対する傾斜角が変化し、該傾斜角の
変化により前記ピストン11のストロークが増減
する。
は、前記ピストン11に突設されたピストンロツ
ド26の先端がボールジヨイント27を介して
夫々連結されている。従つて、前記揺動板19の
回転に伴い前記ピストン11が揺動する。また、
前記揺動板19は前記クランク室7内の圧力に応
じて垂直面に対する傾斜角が変化し、該傾斜角の
変化により前記ピストン11のストロークが増減
する。
前記バルブプレート3には各一対の吸入弁(図
示省略)及び吐出弁28が設けられており、各吸
入弁は前記バルブプレート3とシリンダヘツド4
との間に画成された吸入室(低圧室)29に、各
吐出弁28は同吐出室(高圧室)30に夫々連通
されている。該吐出室30は該吐出室30内の圧
力が所定設定値以上となつた時開弁する逆止弁3
1を介して空気調和装置の冷媒回路(図示省略)
に接続される吐出口32に連通されている。
示省略)及び吐出弁28が設けられており、各吸
入弁は前記バルブプレート3とシリンダヘツド4
との間に画成された吸入室(低圧室)29に、各
吐出弁28は同吐出室(高圧室)30に夫々連通
されている。該吐出室30は該吐出室30内の圧
力が所定設定値以上となつた時開弁する逆止弁3
1を介して空気調和装置の冷媒回路(図示省略)
に接続される吐出口32に連通されている。
前記シリンダヘツド4の中央部には圧力調整弁
33が設けられている。該圧力調整弁33は第3
図に示す如く構成されている。即ち、圧力調整弁
33は、弁筐34と、該弁筐34内に設けられた
第1及び第2の弁体35及び36とを有してい
る。前記弁筐34は、大径な第1部材34aの先
端部に小径な第2部材34bを螺着してなるもの
で、前記シリンダヘツド4の中央部の嵌装孔4a
内に螺着されてその第2部材34bの先端面が前
記バルブプレート3に密着している。前記弁筐3
4の外周面と嵌装孔4aの内周面との間は複数個
の○リング37により気密状態に保持されてい
る。
33が設けられている。該圧力調整弁33は第3
図に示す如く構成されている。即ち、圧力調整弁
33は、弁筐34と、該弁筐34内に設けられた
第1及び第2の弁体35及び36とを有してい
る。前記弁筐34は、大径な第1部材34aの先
端部に小径な第2部材34bを螺着してなるもの
で、前記シリンダヘツド4の中央部の嵌装孔4a
内に螺着されてその第2部材34bの先端面が前
記バルブプレート3に密着している。前記弁筐3
4の外周面と嵌装孔4aの内周面との間は複数個
の○リング37により気密状態に保持されてい
る。
前記弁筐34の第1部材34aの軸心内部には
弁体嵌装孔38が設けられている。該弁体嵌装孔
38は軸方向略中間部より一端側(第2部材34
b側)が他端側(反第2部材34b側)より大径
とされており、該大径部38aの内周面には径方
向に沿い且つ互いに軸方向に所定間隔を存して穿
設された第1通路39及び第2通路40の内端面
が開口している。前記第2部材34b側の第1通
路39の外端面は、前記シリンダヘツド4の内部
に設けた第3通路41を介して前記クランク室7
内と連通している。また、反第2部材34b側の
第2通路40の外端面は前記シリンダヘツド4の
内部に設けた第4通路42を介して前記吐出室3
0に連通している。
弁体嵌装孔38が設けられている。該弁体嵌装孔
38は軸方向略中間部より一端側(第2部材34
b側)が他端側(反第2部材34b側)より大径
とされており、該大径部38aの内周面には径方
向に沿い且つ互いに軸方向に所定間隔を存して穿
設された第1通路39及び第2通路40の内端面
が開口している。前記第2部材34b側の第1通
路39の外端面は、前記シリンダヘツド4の内部
に設けた第3通路41を介して前記クランク室7
内と連通している。また、反第2部材34b側の
第2通路40の外端面は前記シリンダヘツド4の
内部に設けた第4通路42を介して前記吐出室3
0に連通している。
前記第1部材34aの弁体嵌装孔38内に前記
第1の弁体35が設けられている。該第1の弁体
35は、円形デイスク状の弁本体35aの一端面
中央部に弁軸35bを突設すると共に、前記弁本
体35aに連通孔35cを穿設してなる。そし
て、前記弁本体35aが前記弁体嵌装孔38の大
径部38aに且つ弁軸35bが前記弁体嵌装孔3
8の小径部38bに夫々摺動自在に嵌合されてい
る。第1の弁体35はその軸方向への摺動により
その弁本体35aが前記第2通路40の内端面開
口部を開閉するものである。前記第1乃至第4連
通路39乃至42及び第1の弁体35の連通孔3
5cにより、前記吐出室30とクランク室7とを
連通する連通路43が構成されており、該連通路
43が前記第1の弁体35により開閉される。
第1の弁体35が設けられている。該第1の弁体
35は、円形デイスク状の弁本体35aの一端面
中央部に弁軸35bを突設すると共に、前記弁本
体35aに連通孔35cを穿設してなる。そし
て、前記弁本体35aが前記弁体嵌装孔38の大
径部38aに且つ弁軸35bが前記弁体嵌装孔3
8の小径部38bに夫々摺動自在に嵌合されてい
る。第1の弁体35はその軸方向への摺動により
その弁本体35aが前記第2通路40の内端面開
口部を開閉するものである。前記第1乃至第4連
通路39乃至42及び第1の弁体35の連通孔3
5cにより、前記吐出室30とクランク室7とを
連通する連通路43が構成されており、該連通路
43が前記第1の弁体35により開閉される。
この第1の弁体35の弁軸35bはプランジヤ
であつてソレノイド44をオンにした時閉弁し、
オフにした時開弁するものである。該ソレノイド
44は前記弁筐34の第1部材34aの外端面中
央部に装着され、リード線45を介してコントロ
ールユニツト(図示省略)に接続されて、該コン
トロールユニツトからの出力信号によりオン・オ
フ制御される。また、前記ソレノイド44への通
電電流値を可変できるようになつており、該通電
電流値の設定により、前記吸入室29内の圧力値
を可変し得るようになつている。
であつてソレノイド44をオンにした時閉弁し、
オフにした時開弁するものである。該ソレノイド
44は前記弁筐34の第1部材34aの外端面中
央部に装着され、リード線45を介してコントロ
ールユニツト(図示省略)に接続されて、該コン
トロールユニツトからの出力信号によりオン・オ
フ制御される。また、前記ソレノイド44への通
電電流値を可変できるようになつており、該通電
電流値の設定により、前記吸入室29内の圧力値
を可変し得るようになつている。
前記弁筐34の第2部材34bの軸心内部には
弁体嵌装孔46が設けられている。該弁体嵌装孔
46内に位置して前記第1部材34aと第2部材
34bとの境界部分に仕切壁47が介装されてい
る。該仕切壁47は一端面(バルブプレート3側
端面)中央に突部48を有すると共に軸心内部に
ばね嵌装孔49を有している。前記第2部材34
bの弁体嵌装孔46の内周面には径方向に沿つて
穿設された第5通路50の内端面が開口し、該第
5通路50の外端面は前記シリンダヘツド4の内
部に設けた第6通路51を介して前記吸入室29
内と連通している。また、前記第2部材34bの
弁体嵌装孔46の内端面中央には第7通路52が
穿設され、該第7通路52は前記バルブプレート
3に穿設された第8通路53及び前記シリンダブ
ロツク6内に設けた第9通路(図示省略)を介し
て前記クランク室7に連通されている。前記第5
乃至第8通路50乃至53及び第9通路により、
前記吸入室29とクランク室7とを連通する連通
路54が構成されており、該連通路54が前記第
2の弁体36により開閉される。
弁体嵌装孔46が設けられている。該弁体嵌装孔
46内に位置して前記第1部材34aと第2部材
34bとの境界部分に仕切壁47が介装されてい
る。該仕切壁47は一端面(バルブプレート3側
端面)中央に突部48を有すると共に軸心内部に
ばね嵌装孔49を有している。前記第2部材34
bの弁体嵌装孔46の内周面には径方向に沿つて
穿設された第5通路50の内端面が開口し、該第
5通路50の外端面は前記シリンダヘツド4の内
部に設けた第6通路51を介して前記吸入室29
内と連通している。また、前記第2部材34bの
弁体嵌装孔46の内端面中央には第7通路52が
穿設され、該第7通路52は前記バルブプレート
3に穿設された第8通路53及び前記シリンダブ
ロツク6内に設けた第9通路(図示省略)を介し
て前記クランク室7に連通されている。前記第5
乃至第8通路50乃至53及び第9通路により、
前記吸入室29とクランク室7とを連通する連通
路54が構成されており、該連通路54が前記第
2の弁体36により開閉される。
この第2の弁体36は弁軸36aの両端に円形
デイスク状の弁本体36b,36cを設けてな
り、一端側(バルブプレート3側)の第1の弁本
体36bは他端側(反バルブプレート3側)の第
2の弁本体36cより大径とされ、該第1の弁本
体36bがバルブプレート3に接離することによ
り該バルブプレート3の第8通路53が開閉され
る。前記小径側の第2の弁本体36cの面積は、
前記バルブプレート3の第8通路53の開口面積
と等しく設定してあり、後述する圧力の作用によ
る第2の弁体36の軸方向に沿う開閉動作が円滑
に行なえるようになつている。
デイスク状の弁本体36b,36cを設けてな
り、一端側(バルブプレート3側)の第1の弁本
体36bは他端側(反バルブプレート3側)の第
2の弁本体36cより大径とされ、該第1の弁本
体36bがバルブプレート3に接離することによ
り該バルブプレート3の第8通路53が開閉され
る。前記小径側の第2の弁本体36cの面積は、
前記バルブプレート3の第8通路53の開口面積
と等しく設定してあり、後述する圧力の作用によ
る第2の弁体36の軸方向に沿う開閉動作が円滑
に行なえるようになつている。
この第2の弁体36は吸入室29内の圧力を感
知する圧力応動部材55に取付けられ、該圧力応
動部材55により開閉作動せしめられるもので、
前記吸入室29内の圧力が所定設定値以上の時開
弁し、所定設定値以下の時閉弁する。該圧力応動
部材55はそのセツト力により前記吸入室29内
の圧力が設定されるもので、内部を中空とした二
重構造のベローズ55aと55bよりなり、これ
ら内・外側のベローズ55a,55bの各一端部
に固定されて、前記内側ベローズ55aは前記突
部48の外周に遊嵌された状態にある。そして、
前記外側ベローズ55bの他端外面に前記第1の
弁本体36bが密着固定され、前記弁軸36aは
前記内側ベローズ55aの他端面と外側ベローズ
55bの他端面との間の空間部内に位置し、第2
の弁本体36cは内側ベローズ55aの他端面に
密着固定されている。前記第2の弁体36は前記
内・外側ベローズ55a,55bを介して、コイ
ルばね56により閉弁方向(第3図中右方向)に
付勢されている。該ばね56は前記内・外側ベロ
ーズ55aと55bとの空間部内に嵌装されてい
る。
知する圧力応動部材55に取付けられ、該圧力応
動部材55により開閉作動せしめられるもので、
前記吸入室29内の圧力が所定設定値以上の時開
弁し、所定設定値以下の時閉弁する。該圧力応動
部材55はそのセツト力により前記吸入室29内
の圧力が設定されるもので、内部を中空とした二
重構造のベローズ55aと55bよりなり、これ
ら内・外側のベローズ55a,55bの各一端部
に固定されて、前記内側ベローズ55aは前記突
部48の外周に遊嵌された状態にある。そして、
前記外側ベローズ55bの他端外面に前記第1の
弁本体36bが密着固定され、前記弁軸36aは
前記内側ベローズ55aの他端面と外側ベローズ
55bの他端面との間の空間部内に位置し、第2
の弁本体36cは内側ベローズ55aの他端面に
密着固定されている。前記第2の弁体36は前記
内・外側ベローズ55a,55bを介して、コイ
ルばね56により閉弁方向(第3図中右方向)に
付勢されている。該ばね56は前記内・外側ベロ
ーズ55aと55bとの空間部内に嵌装されてい
る。
前記第1の弁体35と第2の弁体36とはコイ
ルばね57により互いに連結されている。該コイ
ルばね57は前記仕切壁47のばね嵌装孔49内
に遊嵌されて、一端が前記第1の弁体35の弁本
体35aの端面中央に且つ他端が前記第2の弁体
36の第2の弁本体36cの端面中央に夫々連結
固定されている。前記コイルばね57は引つ張り
ばねであつて、第1及び第2の弁体35及び36
を共に開弁方向に付勢している。前記コイルばね
57にて第1及び第2の弁体35及び36を連結
したことにより、前記ソレノイド44への通電電
流を変化させることによる第1の弁体35の閉弁
方向(第3図中左方向)への移動ストロークが変
化し、これに伴い前記圧力応動部材55に対し
て、前記第2の弁体36が開弁する方向への力が
作用し、これにより圧力応動部材55のセツト力
が変化して、吸入室29内の圧力設定値を可変し
得るようになつている。
ルばね57により互いに連結されている。該コイ
ルばね57は前記仕切壁47のばね嵌装孔49内
に遊嵌されて、一端が前記第1の弁体35の弁本
体35aの端面中央に且つ他端が前記第2の弁体
36の第2の弁本体36cの端面中央に夫々連結
固定されている。前記コイルばね57は引つ張り
ばねであつて、第1及び第2の弁体35及び36
を共に開弁方向に付勢している。前記コイルばね
57にて第1及び第2の弁体35及び36を連結
したことにより、前記ソレノイド44への通電電
流を変化させることによる第1の弁体35の閉弁
方向(第3図中左方向)への移動ストロークが変
化し、これに伴い前記圧力応動部材55に対し
て、前記第2の弁体36が開弁する方向への力が
作用し、これにより圧力応動部材55のセツト力
が変化して、吸入室29内の圧力設定値を可変し
得るようになつている。
なお、前記第1の弁体35の弁軸35bの外面
にはその軸長全体に亘つてエアー抜き用の溝58
が設けられている。また、前記駆動軸9のバルブ
プレート3側端部には、オイルポンプ59が接続
され、前記駆動軸9の回転と共に該オイルポンプ
59が駆動され、前記オイル溜め8から潤滑用オ
イルを、油管60、前記シリンダブロツク6に設
けた油路61、前記バルブプレート3に設けた油
孔62及び前記シリンダヘツド4とベルブプレー
ト3との間に設けた油路63を介して吸い揚げ
て、各摺動部に供給し得るようになつている。
にはその軸長全体に亘つてエアー抜き用の溝58
が設けられている。また、前記駆動軸9のバルブ
プレート3側端部には、オイルポンプ59が接続
され、前記駆動軸9の回転と共に該オイルポンプ
59が駆動され、前記オイル溜め8から潤滑用オ
イルを、油管60、前記シリンダブロツク6に設
けた油路61、前記バルブプレート3に設けた油
孔62及び前記シリンダヘツド4とベルブプレー
ト3との間に設けた油路63を介して吸い揚げ
て、各摺動部に供給し得るようになつている。
(作用)
次に、上記構成になる本発明の可変容量型揺動
板式圧縮機の作用を説明する。
板式圧縮機の作用を説明する。
まず空気調和装置の運転スイツチが切られてい
て圧縮機が停止またはアイドル回転中である場
合、コントロールユニツト(図示省略)が非作動
状態にあるためスライダ17はコイルばね23の
ばね力でストツパ25に当接する位置に移動し、
揺動板19に最小の傾斜角度を与えている。ま
た、圧力調整弁33のソレノイド44はオフ状態
(消磁状態)となつて、第1の弁体35は第4図
に示す如く開弁状態となつて、吐出室30とクラ
ンク室7との間を連通する連通路43は開放され
ている。更に、第2の弁体36は吸入室圧力が設
定値より高いため吸入室29とクランク室7との
間を連通する通路54は開いている。この状態で
吐出室30の逆止弁31はそのスプリングの設定
力で閉じられており、圧縮機がこのときアイドル
回転されている場合、揺動板19は前記したよう
にピストン11の最大ストローク長の数%のスト
ロークを生じる最小傾斜角を与えられているか
ら、ピストン11により吸入、吐出される冷媒ガ
スはシリンダボア、吸入室29、吐出室30、ク
ランク室7とこれらをバイパスする通路により形
成される閉回路内で循環が僅かの割合で行われ
る。
て圧縮機が停止またはアイドル回転中である場
合、コントロールユニツト(図示省略)が非作動
状態にあるためスライダ17はコイルばね23の
ばね力でストツパ25に当接する位置に移動し、
揺動板19に最小の傾斜角度を与えている。ま
た、圧力調整弁33のソレノイド44はオフ状態
(消磁状態)となつて、第1の弁体35は第4図
に示す如く開弁状態となつて、吐出室30とクラ
ンク室7との間を連通する連通路43は開放され
ている。更に、第2の弁体36は吸入室圧力が設
定値より高いため吸入室29とクランク室7との
間を連通する通路54は開いている。この状態で
吐出室30の逆止弁31はそのスプリングの設定
力で閉じられており、圧縮機がこのときアイドル
回転されている場合、揺動板19は前記したよう
にピストン11の最大ストローク長の数%のスト
ロークを生じる最小傾斜角を与えられているか
ら、ピストン11により吸入、吐出される冷媒ガ
スはシリンダボア、吸入室29、吐出室30、ク
ランク室7とこれらをバイパスする通路により形
成される閉回路内で循環が僅かの割合で行われ
る。
次に空気調和装置の運転スイツチが投入される
と、コントロールユニツトが作動して後述するパ
ラメータを代表する入力信号に応じた制御信号を
圧力調整弁33のソレノイド44に供給し、該ソ
レノイド44に所定値例えば200mAの電流が通
電されて、第1の弁体35はばね57のばね力に
抗して第5図に示す閉弁位置に移動されその弁本
体35aにて第2通路40の内端面が閉じられる
ことにより吐出室30とクランク室7とを連通す
る連通路43が閉塞される。また、前記第1の弁
体35の閉弁動作に伴いばね57を介して圧力応
動部材54がばね55のばね力に抗して所定寸法
縮小されることにより、第2の弁体36の第1の
弁本体36bが第7通路52を開放する方向に加
勢する。このような状態において圧縮機が回転さ
れていれば、前記したように揺動板19は最小傾
斜角が与えられていてピストン11はシリンダ1
0内を往復動し、冷媒ガスは吸入室29から吸入
弁を介してシリンダ10内に吸入され吐出弁28
を介して吐出室30に吐出されて吸入室29及び
吐出室30に夫々吸入負圧及び吐出圧力を発生
し、該吐出圧力が吐出室30の逆止弁31のばね
力を越えると該逆止弁31を開いて吐出口32よ
り冷媒回路へ圧縮冷媒が供給されると共に、クラ
ンク室7内の圧力が、第8通路53→第7通路5
2→弁体嵌装孔46→第6通路51の経路(連通
路54)を通つて吸入室29内へ逃げるため、ク
ランク室7内の圧力が低下する。従つて揺動板1
9は前記したようにピストン11の圧縮作用の反
力と、ピストン11の背圧として作用するクラン
ク室7の内圧との差圧の増大に伴い傾斜角を増
し、ピストン11のストローク長を増加し吐出量
を増加させる。このようにして吐出量の増加に伴
い吸入室29内の圧力が所定設定値以下になる
と、該吸入室29内と第5通路50及び第6通路
51を介して連通している第2部材34bの弁体
嵌挿孔46内の圧力応動部材55は伸長し、これ
によつて第2の弁体36の第1の弁本体36bが
第7通路52を閉じることにより、吸入室29と
クランク室7とを連通する連通路54が閉塞され
る。該連通路54の閉塞に伴つて、クランク室7
内の圧力は吸入室29側へ逃げなくなるため、吐
出室30からクランク室7内へ導入される高圧及
びブローバイガス圧にてクランク室7内の圧力が
高くなる。従つて揺動板19はピストン11の圧
縮作用の反力と、ピストン11の背圧として作用
するクランク室7の内圧との差圧の減少に伴い傾
斜角を減少し、ピストン11のストローク長を減
少し吐出量を減少させる。このようにして吐出量
の減少に伴い吸入室29内の圧力が所定設定値以
上になると、該圧力により圧力応動部材55がば
ね56に抗して縮小され、該縮小に伴い第2の弁
体36が第7通路52を開放し、これにより吸入
室29とクランク室7とを連通する連通路54が
開放され、該連通路54を介してクランク室7内
の圧力が吸入室29内へ逃げるため該クランク室
7内の圧力が低下する。従つて、前記と同様に再
びピストン11のストローク長を増加し吐出容量
を増加させる。
と、コントロールユニツトが作動して後述するパ
ラメータを代表する入力信号に応じた制御信号を
圧力調整弁33のソレノイド44に供給し、該ソ
レノイド44に所定値例えば200mAの電流が通
電されて、第1の弁体35はばね57のばね力に
抗して第5図に示す閉弁位置に移動されその弁本
体35aにて第2通路40の内端面が閉じられる
ことにより吐出室30とクランク室7とを連通す
る連通路43が閉塞される。また、前記第1の弁
体35の閉弁動作に伴いばね57を介して圧力応
動部材54がばね55のばね力に抗して所定寸法
縮小されることにより、第2の弁体36の第1の
弁本体36bが第7通路52を開放する方向に加
勢する。このような状態において圧縮機が回転さ
れていれば、前記したように揺動板19は最小傾
斜角が与えられていてピストン11はシリンダ1
0内を往復動し、冷媒ガスは吸入室29から吸入
弁を介してシリンダ10内に吸入され吐出弁28
を介して吐出室30に吐出されて吸入室29及び
吐出室30に夫々吸入負圧及び吐出圧力を発生
し、該吐出圧力が吐出室30の逆止弁31のばね
力を越えると該逆止弁31を開いて吐出口32よ
り冷媒回路へ圧縮冷媒が供給されると共に、クラ
ンク室7内の圧力が、第8通路53→第7通路5
2→弁体嵌装孔46→第6通路51の経路(連通
路54)を通つて吸入室29内へ逃げるため、ク
ランク室7内の圧力が低下する。従つて揺動板1
9は前記したようにピストン11の圧縮作用の反
力と、ピストン11の背圧として作用するクラン
ク室7の内圧との差圧の増大に伴い傾斜角を増
し、ピストン11のストローク長を増加し吐出量
を増加させる。このようにして吐出量の増加に伴
い吸入室29内の圧力が所定設定値以下になる
と、該吸入室29内と第5通路50及び第6通路
51を介して連通している第2部材34bの弁体
嵌挿孔46内の圧力応動部材55は伸長し、これ
によつて第2の弁体36の第1の弁本体36bが
第7通路52を閉じることにより、吸入室29と
クランク室7とを連通する連通路54が閉塞され
る。該連通路54の閉塞に伴つて、クランク室7
内の圧力は吸入室29側へ逃げなくなるため、吐
出室30からクランク室7内へ導入される高圧及
びブローバイガス圧にてクランク室7内の圧力が
高くなる。従つて揺動板19はピストン11の圧
縮作用の反力と、ピストン11の背圧として作用
するクランク室7の内圧との差圧の減少に伴い傾
斜角を減少し、ピストン11のストローク長を減
少し吐出量を減少させる。このようにして吐出量
の減少に伴い吸入室29内の圧力が所定設定値以
上になると、該圧力により圧力応動部材55がば
ね56に抗して縮小され、該縮小に伴い第2の弁
体36が第7通路52を開放し、これにより吸入
室29とクランク室7とを連通する連通路54が
開放され、該連通路54を介してクランク室7内
の圧力が吸入室29内へ逃げるため該クランク室
7内の圧力が低下する。従つて、前記と同様に再
びピストン11のストローク長を増加し吐出容量
を増加させる。
このように圧縮機の吐出容量が空気調和装置の
熱負荷に必要な吐出容量以下に低下または超過し
た場合、または空気調和装置の熱負荷が増加ある
いは減少し、圧縮機の吐出量が熱負荷に必要な吐
出容量以下に低下または超過した場合、その都度
上記作動を繰り返し、吐出容量を最適状態に自動
的に制御すると共に、吸入室29内の圧力が所定
設定値に保たれるものである。
熱負荷に必要な吐出容量以下に低下または超過し
た場合、または空気調和装置の熱負荷が増加ある
いは減少し、圧縮機の吐出量が熱負荷に必要な吐
出容量以下に低下または超過した場合、その都度
上記作動を繰り返し、吐出容量を最適状態に自動
的に制御すると共に、吸入室29内の圧力が所定
設定値に保たれるものである。
上述した圧縮機の吐出容量の制御動作において
圧力調整弁33のソレノイド44に供給する電流
値を例えば1Aにすると、第1の弁体35はばね
57のばね力に抗して第5図の状態から更に図中
左側に移動されて第6図の状態となり、圧力応動
部材55による吸入室29内の圧力設定値が、第
5図の場合に比して低くなるものである。
圧力調整弁33のソレノイド44に供給する電流
値を例えば1Aにすると、第1の弁体35はばね
57のばね力に抗して第5図の状態から更に図中
左側に移動されて第6図の状態となり、圧力応動
部材55による吸入室29内の圧力設定値が、第
5図の場合に比して低くなるものである。
また、圧縮機の吐出容量が大なる運転状態の
時、エンジンを急加速すると、圧力調整弁33の
ソレノイド44がオフ状態となつて、第1の弁体
35はばね57のばね力にて図中右側に移動され
て第4図に示す如く第4通路42の内端面が開放
され開弁状態となる。従つて、吐出室30内の高
圧ガスが第4通路42→第2通路40→第1の弁
体35の連通孔35c→第1通路39→第3通路
41の経路(連通路43)を通つてクランク室7
内へ流入する。一方、ばね57の加勢力がなくな
るため圧力応動部材55と共に第2の弁体36が
閉弁方向に移動されて、吸入室29とクランク室
7との連通路54が閉塞されるため、該クランク
室7内の圧力は急速に上昇し、これに伴つて揺動
板19の傾斜角度は減少し、吐出容量が小さくな
り、圧縮機の動力をエンジン走行用に振り向ける
ことができる所謂加速カツト制御がなされるもの
である。
時、エンジンを急加速すると、圧力調整弁33の
ソレノイド44がオフ状態となつて、第1の弁体
35はばね57のばね力にて図中右側に移動され
て第4図に示す如く第4通路42の内端面が開放
され開弁状態となる。従つて、吐出室30内の高
圧ガスが第4通路42→第2通路40→第1の弁
体35の連通孔35c→第1通路39→第3通路
41の経路(連通路43)を通つてクランク室7
内へ流入する。一方、ばね57の加勢力がなくな
るため圧力応動部材55と共に第2の弁体36が
閉弁方向に移動されて、吸入室29とクランク室
7との連通路54が閉塞されるため、該クランク
室7内の圧力は急速に上昇し、これに伴つて揺動
板19の傾斜角度は減少し、吐出容量が小さくな
り、圧縮機の動力をエンジン走行用に振り向ける
ことができる所謂加速カツト制御がなされるもの
である。
(発明の効果)
以上詳述した如く本発明の可変容量型揺動板式
圧縮機は、圧力調整弁の制御により吸入側低圧室
と吐出側高圧室とをクランク室に択一的に連通せ
しめて該クランク室内圧力を任意に変化させるこ
とにより吐出容量を可変し得る如く構成した可変
容量型揺動板式圧縮機において、前記圧力調整弁
は、前記高圧室とクランク室との連通路を開閉す
る第1の弁体と、前記低圧室とクランク室との連
通路を開閉する第2の弁体とを具備し、前記第1
の弁体はソレノイドにより開閉作動せしめられて
該ソレノイドをオフにした時開弁すると共にオン
にした時閉弁し得る如く構成し、且つ前記第2の
弁体は前記低圧室内圧力を感知する圧力応動部材
により開閉作動せしめられて前記低圧室内圧力が
所定設定値以上の時開弁すると共に所定設定値以
下の時閉弁し得る如く構成し、前記第1の弁体と
第2の弁体をこれら両弁体を閉弁方向に付勢する
付勢部材にて互いに連結することにより、前記ソ
レノイドをオンにした時前記圧力応動部材に対し
て前記第2の弁体が開弁する方向への力が作用し
得る如くなし、更に前記ソレノイドへの通電電流
値を変化させることにより前記低圧室内圧力設定
値を可変し得る如く構成したことを特徴とするも
のである。
圧縮機は、圧力調整弁の制御により吸入側低圧室
と吐出側高圧室とをクランク室に択一的に連通せ
しめて該クランク室内圧力を任意に変化させるこ
とにより吐出容量を可変し得る如く構成した可変
容量型揺動板式圧縮機において、前記圧力調整弁
は、前記高圧室とクランク室との連通路を開閉す
る第1の弁体と、前記低圧室とクランク室との連
通路を開閉する第2の弁体とを具備し、前記第1
の弁体はソレノイドにより開閉作動せしめられて
該ソレノイドをオフにした時開弁すると共にオン
にした時閉弁し得る如く構成し、且つ前記第2の
弁体は前記低圧室内圧力を感知する圧力応動部材
により開閉作動せしめられて前記低圧室内圧力が
所定設定値以上の時開弁すると共に所定設定値以
下の時閉弁し得る如く構成し、前記第1の弁体と
第2の弁体をこれら両弁体を閉弁方向に付勢する
付勢部材にて互いに連結することにより、前記ソ
レノイドをオンにした時前記圧力応動部材に対し
て前記第2の弁体が開弁する方向への力が作用し
得る如くなし、更に前記ソレノイドへの通電電流
値を変化させることにより前記低圧室内圧力設定
値を可変し得る如く構成したことを特徴とするも
のである。
従つて、電気的外部信号により圧縮機の吐出容
量の増減が可能で、加速カツトを必要とする場合
における急速な吐出容量の減少が可能となり、必
要に応じた多様な制御が可能である。
量の増減が可能で、加速カツトを必要とする場合
における急速な吐出容量の減少が可能となり、必
要に応じた多様な制御が可能である。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は本発
明の圧縮機の一部切欠側面図、第2図は同横断面
図、第3図は圧力調整弁部分の拡大断面図、第4
図は開弁状態の第1の弁体の断面図、第5図は電
流値が所定値の場合の閉弁状態の第1の弁体の断
面図、第6図は電流値が最大値の場合の閉弁状態
の第1の弁体の断面図である。 7……クランク室、19……揺動板、29……
吸入室(低圧室)、30……吐出室(高圧室)、3
3……圧力調整弁、35……第1の弁体、36…
…第2の弁体、43……高圧室とクランク室との
連通路、44……ソレノイド、54……低圧室と
クランク室との連通路、55……圧力応動部材、
57……ばね(付勢部材)。
明の圧縮機の一部切欠側面図、第2図は同横断面
図、第3図は圧力調整弁部分の拡大断面図、第4
図は開弁状態の第1の弁体の断面図、第5図は電
流値が所定値の場合の閉弁状態の第1の弁体の断
面図、第6図は電流値が最大値の場合の閉弁状態
の第1の弁体の断面図である。 7……クランク室、19……揺動板、29……
吸入室(低圧室)、30……吐出室(高圧室)、3
3……圧力調整弁、35……第1の弁体、36…
…第2の弁体、43……高圧室とクランク室との
連通路、44……ソレノイド、54……低圧室と
クランク室との連通路、55……圧力応動部材、
57……ばね(付勢部材)。
Claims (1)
- 1 圧力調整弁の制御により吸入側低圧室と吐出
側高圧室とをクランク室に択一的に連通せしめて
該クランク室内圧力を任意に変化させることによ
り吐出容量を可変し得る如く構成した可変容量型
揺動板式圧縮機において、前記圧力調整弁は、前
記高圧室とクランク室との連通路を開閉する第1
の弁体と、前記低圧室とクランク室との連通路を
開閉する第2の弁体とを具備し、前記第1の弁体
はソレノイドにより開閉作動せしめられて該ソレ
ノイドをオフにした時開弁すると共にオンにした
時閉弁し得る如く構成し、且つ前記第2の弁体は
前記低圧室内圧力を感知する圧力応動部材により
開閉作動せしめられて前記低圧室内圧力が所定設
定値以上の時開弁すると共に所定設定値以下の時
閉弁し得る如く構成し、前記第1の弁体と第2の
弁体をこれら両弁体を閉弁方向に付勢する付勢部
材にて互いに連結することにより、前記ソレノイ
ドをオンにした時前記圧力応動部材に対して前記
第2の弁体が開弁する方向への力が作用し得る如
くなし、更に前記ソレノイドへの通電電流値を変
化させることにより前記低圧室内圧力設定値を可
変し得る如く構成したことを特徴とする可変容量
型揺動板式圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59176798A JPS6155380A (ja) | 1984-08-27 | 1984-08-27 | 可変容量型揺動板式圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59176798A JPS6155380A (ja) | 1984-08-27 | 1984-08-27 | 可変容量型揺動板式圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6155380A JPS6155380A (ja) | 1986-03-19 |
| JPH0344234B2 true JPH0344234B2 (ja) | 1991-07-05 |
Family
ID=16020025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59176798A Granted JPS6155380A (ja) | 1984-08-27 | 1984-08-27 | 可変容量型揺動板式圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6155380A (ja) |
Families Citing this family (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0712106Y2 (ja) * | 1986-04-10 | 1995-03-22 | カルソニック株式会社 | 容量可変斜板式コンプレツサ |
| JPS6341677A (ja) * | 1986-08-08 | 1988-02-22 | Sanden Corp | 容量可変圧縮機 |
| JPS6365178A (ja) * | 1986-09-05 | 1988-03-23 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 流体の制御機構 |
| JPS63205469A (ja) * | 1987-02-20 | 1988-08-24 | Sanden Corp | 容量可変型斜板式圧縮機 |
| JP2511056B2 (ja) * | 1987-07-23 | 1996-06-26 | サンデン株式会社 | 容量可変型斜板式圧縮機 |
| JPS6429679A (en) * | 1987-07-24 | 1989-01-31 | Sanden Corp | Capacity variable swash plate type compressor |
| US5027612A (en) * | 1987-09-22 | 1991-07-02 | Sanden Corporation | Refrigerating system having a compressor with an internally and externally controlled variable displacement mechanism |
| US5168716A (en) * | 1987-09-22 | 1992-12-08 | Sanden Corporation | Refrigeration system having a compressor with an internally and externally controlled variable displacement mechanism |
| JPS6480776A (en) * | 1987-09-22 | 1989-03-27 | Sanden Corp | Volume-variable compressor |
| US5189886A (en) * | 1987-09-22 | 1993-03-02 | Sanden Corporation | Refrigerating system having a compressor with an internally and externally controlled variable displacement mechanism |
| US4932843A (en) * | 1988-01-25 | 1990-06-12 | Nippondenso Co., Ltd. | Variable displacement swash-plate type compressor |
| JPH02274612A (ja) * | 1989-04-17 | 1990-11-08 | Sanden Corp | 自動車用空調装置の制御装置 |
| JPH0331581A (ja) * | 1989-06-28 | 1991-02-12 | Sanden Corp | 容量可変型斜板式圧縮機 |
| JPH0343685A (ja) * | 1989-07-05 | 1991-02-25 | Sanden Corp | 容量可変型揺動式圧縮機 |
| JP2943934B2 (ja) * | 1990-03-20 | 1999-08-30 | サンデン株式会社 | 容量可変型斜板式圧縮機 |
| JP2945748B2 (ja) * | 1990-11-16 | 1999-09-06 | サンデン株式会社 | 容量可変型揺動式圧縮機 |
| JPH04342883A (ja) * | 1991-05-17 | 1992-11-30 | Sanden Corp | 容量可変型斜板式圧縮機 |
| JP3088536B2 (ja) * | 1991-12-26 | 2000-09-18 | サンデン株式会社 | 可変容量型揺動式圧縮機 |
| JP4118414B2 (ja) | 1998-10-29 | 2008-07-16 | サンデン株式会社 | 可変容量圧縮機の容量制御弁の制御回路 |
-
1984
- 1984-08-27 JP JP59176798A patent/JPS6155380A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6155380A (ja) | 1986-03-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5890876A (en) | Control valve in variable displacement compressor | |
| KR930004660B1 (ko) | 배기량 조절기구를 가진 스크롤형 압축기 | |
| JPS6155380A (ja) | 可変容量型揺動板式圧縮機 | |
| KR100276036B1 (ko) | 가변용량 압축기용 제어밸브 | |
| US6234763B1 (en) | Variable displacement compressor | |
| JPS60135680A (ja) | 揺動式圧縮機 | |
| JPH028154B2 (ja) | ||
| JP3255008B2 (ja) | 可変容量圧縮機及びその制御方法 | |
| JPH0353472B2 (ja) | ||
| US5240388A (en) | Scroll type compressor with variable displacement mechanism | |
| US20200057458A1 (en) | Control valve for variable displacement compressor | |
| WO1995024557A1 (en) | Variable displacement type compressor | |
| US4553905A (en) | Variable capacity wobble plate compressor with high stability of capacity control | |
| JPH1182296A (ja) | 可変容量圧縮機 | |
| US4872814A (en) | Variable displacement compressor passive destroker | |
| JPH0343685A (ja) | 容量可変型揺動式圧縮機 | |
| US6659733B1 (en) | Variable displacement compressor | |
| JPH1182300A (ja) | 可変容量圧縮機 | |
| JPH1193832A (ja) | 可変容量圧縮機 | |
| JP3280696B2 (ja) | 可変容量圧縮機 | |
| JPH0231799B2 (ja) | ||
| JPS61237891A (ja) | 可変容量型揺動板式圧縮機 | |
| KR19980079521A (ko) | 압축기 | |
| JPH10205443A (ja) | 可変容量圧縮機 | |
| KR100235510B1 (ko) | 클러치 없는 가변용량 압축기 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |