JPH034430Y2 - - Google Patents
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- JPH034430Y2 JPH034430Y2 JP1987156616U JP15661687U JPH034430Y2 JP H034430 Y2 JPH034430 Y2 JP H034430Y2 JP 1987156616 U JP1987156616 U JP 1987156616U JP 15661687 U JP15661687 U JP 15661687U JP H034430 Y2 JPH034430 Y2 JP H034430Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、ダイカスト等の射出成形機における
金型のキヤビテイ及び鋳込みスリーブ内のガス抜
き装置に関する。
金型のキヤビテイ及び鋳込みスリーブ内のガス抜
き装置に関する。
[従来の技術]
ダイカスト等の射出成形方法においては、射出
時キヤビテイ内のガスによつて鋳造品に巣が発生
することから、これを抜き取る必要がある。
時キヤビテイ内のガスによつて鋳造品に巣が発生
することから、これを抜き取る必要がある。
従来、射出成形機のガス抜き装置としては、金
型のキヤビテイから導設されたガス抜き孔に取り
付けた開閉弁を溶湯の流速によつて閉弁動作する
もの(特公昭59−309号公報参照)、溶湯検出器と
して感温素子を弁頭部に配置してなるもの(特開
昭59−130670公報参照)、溶湯を検出しその信号
でアクチユエータを動作するようにしてなるもの
(実開昭61−195853号公報参照)等が知られてい
る。
型のキヤビテイから導設されたガス抜き孔に取り
付けた開閉弁を溶湯の流速によつて閉弁動作する
もの(特公昭59−309号公報参照)、溶湯検出器と
して感温素子を弁頭部に配置してなるもの(特開
昭59−130670公報参照)、溶湯を検出しその信号
でアクチユエータを動作するようにしてなるもの
(実開昭61−195853号公報参照)等が知られてい
る。
[考案が解決しようとする問題点]
ここで、一般的には、キヤビテイからガス抜き
路を導設した場合のガス抜き路内の溶湯の流れ
は、(a)溶湯がキヤビテイに充填途中で飛散しガス
抜き路に小さな溶湯塊として排出される場合と、
(b)キヤビテイに充填後、ガス抜き路を連続して進
む場合と、(c)断続して進む場合等が考えられる。
特に高速にて射出成形を行う場合には、溶湯の飛
沫がガス抜き路内に飛散し開閉弁の弁座等に付着
すれば、事後の開閉弁の動作が円滑になしえず、
ひいては、動作不能となる。したがつて、かかる
高速の溶湯飛沫に対しても瞬時に反応してガス抜
き弁が閉弁動作することにより、溶湯が開閉弁の
下流側にまで到達してしまうことを防止する必要
がある。
路を導設した場合のガス抜き路内の溶湯の流れ
は、(a)溶湯がキヤビテイに充填途中で飛散しガス
抜き路に小さな溶湯塊として排出される場合と、
(b)キヤビテイに充填後、ガス抜き路を連続して進
む場合と、(c)断続して進む場合等が考えられる。
特に高速にて射出成形を行う場合には、溶湯の飛
沫がガス抜き路内に飛散し開閉弁の弁座等に付着
すれば、事後の開閉弁の動作が円滑になしえず、
ひいては、動作不能となる。したがつて、かかる
高速の溶湯飛沫に対しても瞬時に反応してガス抜
き弁が閉弁動作することにより、溶湯が開閉弁の
下流側にまで到達してしまうことを防止する必要
がある。
しかし、従来のガス抜き装置では、溶湯の慣性
力、溶湯圧、熱センサー、溶湯検知センサー等を
利用して、溶湯の流れを検出しており、これらは
上記溶湯の流れを瞬時に検出することができず、
したがつて、開閉弁の閉弁動作に関する応答性が
良好ではない。その結果、開閉弁に溶湯が付着す
る等のトラブルが発生し易く、開閉弁の着座が十
分でなかつたり、ガス抜きが完全に行われなくな
つたり、開閉弁の開弁閉弁動作が阻害されたりす
る等の問題は、依然として未解決であつた。
力、溶湯圧、熱センサー、溶湯検知センサー等を
利用して、溶湯の流れを検出しており、これらは
上記溶湯の流れを瞬時に検出することができず、
したがつて、開閉弁の閉弁動作に関する応答性が
良好ではない。その結果、開閉弁に溶湯が付着す
る等のトラブルが発生し易く、開閉弁の着座が十
分でなかつたり、ガス抜きが完全に行われなくな
つたり、開閉弁の開弁閉弁動作が阻害されたりす
る等の問題は、依然として未解決であつた。
そこで本考案は、ガス抜き路内での溶湯の流れ
のいかなる態様においても、検知棒に溶湯が瞬時
に接触することによつてその最初の接触に応答し
て作動する電子回路を検知棒と電気的に接続して
構成し、瞬間的に開閉弁を閉弁動作させることに
より、射出時においてキヤビテイ内のガスを確実
に抜き取り得て射出条件がより高速な射出成形機
のガス抜き装置にも適用可能であり、また巣のな
い良質な鋳造品を鋳造できるようにするととも
に、大量のガスを抜き取るのに適した射出成形機
におけるガス抜き装置を提供することを目的とす
る。
のいかなる態様においても、検知棒に溶湯が瞬時
に接触することによつてその最初の接触に応答し
て作動する電子回路を検知棒と電気的に接続して
構成し、瞬間的に開閉弁を閉弁動作させることに
より、射出時においてキヤビテイ内のガスを確実
に抜き取り得て射出条件がより高速な射出成形機
のガス抜き装置にも適用可能であり、また巣のな
い良質な鋳造品を鋳造できるようにするととも
に、大量のガスを抜き取るのに適した射出成形機
におけるガス抜き装置を提供することを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段]
即ち、本考案は、キヤビテイ5を形成する金型
1にガス抜き路が導設され、ガス抜き路の一端は
キヤビテイ5に連通し、ガス抜き路の他端には開
閉弁9が取り付けられている射出成形機における
ガス抜き装置において、該開閉弁を開閉動作する
ため該開閉弁と作動的に接続され、弁作動ピスト
ン12fと、該弁作動ピストン12fを駆動する
電磁弁12aとを有する弁駆動機構12と;該ガ
ス抜き路に配設されてキヤビテイ5に充填された
導電性の被射出溶湯の瞬間的な接触により該溶湯
を検知して溶湯検知信号を発生させる検知棒10
と、溶湯検知開始信号11c並びにリセツト信号
11dを出力する電気回路20と、該検知棒10
と該電磁弁12a間に電気的に接続され、該電気
回路とも電気的に接続され該溶湯検知信号のエツ
ヂ検出が可能なフリツプフロツプ回路とを有し、
該フリツプフロツプ回路は、該溶湯検知開始信号
11cの入力により動作可能状態となり、該溶湯
検知信号の最初の立ち上がりパルス信号にて電磁
弁を第1の位置に切り替えて、弁作動ピストン1
2fを第1の位置に移動せしめ該開閉弁9を閉弁
動作させ、また、該リセツト信号11dの入力に
より、電磁弁を第2の位置に切り替えて弁作動ピ
ストン12fを第2の位置に移動せしめて該開閉
弁9を開弁動作させることを特徴とする射出成形
機のガス抜き装置を提供することで上記問題点を
解決したのである。
1にガス抜き路が導設され、ガス抜き路の一端は
キヤビテイ5に連通し、ガス抜き路の他端には開
閉弁9が取り付けられている射出成形機における
ガス抜き装置において、該開閉弁を開閉動作する
ため該開閉弁と作動的に接続され、弁作動ピスト
ン12fと、該弁作動ピストン12fを駆動する
電磁弁12aとを有する弁駆動機構12と;該ガ
ス抜き路に配設されてキヤビテイ5に充填された
導電性の被射出溶湯の瞬間的な接触により該溶湯
を検知して溶湯検知信号を発生させる検知棒10
と、溶湯検知開始信号11c並びにリセツト信号
11dを出力する電気回路20と、該検知棒10
と該電磁弁12a間に電気的に接続され、該電気
回路とも電気的に接続され該溶湯検知信号のエツ
ヂ検出が可能なフリツプフロツプ回路とを有し、
該フリツプフロツプ回路は、該溶湯検知開始信号
11cの入力により動作可能状態となり、該溶湯
検知信号の最初の立ち上がりパルス信号にて電磁
弁を第1の位置に切り替えて、弁作動ピストン1
2fを第1の位置に移動せしめ該開閉弁9を閉弁
動作させ、また、該リセツト信号11dの入力に
より、電磁弁を第2の位置に切り替えて弁作動ピ
ストン12fを第2の位置に移動せしめて該開閉
弁9を開弁動作させることを特徴とする射出成形
機のガス抜き装置を提供することで上記問題点を
解決したのである。
[作用]
射出成形圧により付勢された最初の溶湯または
その飛沫が最初に検知棒に接触すると、溶湯検知
信号がフリツプフロツプ回路に送られ、フリツプ
フロツプ回路はこの溶湯検知信号に応答して即座
に電磁弁に作動信号を出力する。例えば公知のフ
リツプフロツプ回路を用いた場合、検知棒からの
最初の溶湯検知信号が入力されるとそのQ端子の
電圧レベルがlowレベルからhighレベルに変化
し、検出結果の保持がなされる。この最初の溶湯
検知による検出結果の保持(highレベルの維持)
に基づき電磁弁が瞬時に作動し、弁作動ピストン
を作動させて開閉弁を閉弁させる。電磁弁や弁作
動ピストンの能力によつて開閉弁の閉弁時間に遅
れが生じることはやむを得ない。しかし、本考案
では、溶湯検知信号がパルス状のものであつて
も、最初の溶湯検知信号によつてフリツプフロツ
プ回路がエツジ検出を遂行し、その信号によつて
電磁弁に駆動信号を送ることが可能である点で、
従来装置に比較して開閉弁の閉弁タイミングが良
好であることが特に重要なのである。
その飛沫が最初に検知棒に接触すると、溶湯検知
信号がフリツプフロツプ回路に送られ、フリツプ
フロツプ回路はこの溶湯検知信号に応答して即座
に電磁弁に作動信号を出力する。例えば公知のフ
リツプフロツプ回路を用いた場合、検知棒からの
最初の溶湯検知信号が入力されるとそのQ端子の
電圧レベルがlowレベルからhighレベルに変化
し、検出結果の保持がなされる。この最初の溶湯
検知による検出結果の保持(highレベルの維持)
に基づき電磁弁が瞬時に作動し、弁作動ピストン
を作動させて開閉弁を閉弁させる。電磁弁や弁作
動ピストンの能力によつて開閉弁の閉弁時間に遅
れが生じることはやむを得ない。しかし、本考案
では、溶湯検知信号がパルス状のものであつて
も、最初の溶湯検知信号によつてフリツプフロツ
プ回路がエツジ検出を遂行し、その信号によつて
電磁弁に駆動信号を送ることが可能である点で、
従来装置に比較して開閉弁の閉弁タイミングが良
好であることが特に重要なのである。
[実施例]
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図に示されるように、金型1は固定金型2
と可動金型3からなり、該両金型2,3の分割面
部4にはキヤビテイ5に連通するガス抜き路6が
設けられている。このガス抜き路6は、キヤビテ
イ5に対してゲート7の反対側に設けてあり、そ
の外端は大気開放とするか、又は第1図の如く真
空吸引装置8と接続させて、射出時、キヤビテイ
5内のガスを金型外に排出可能としてある。
と可動金型3からなり、該両金型2,3の分割面
部4にはキヤビテイ5に連通するガス抜き路6が
設けられている。このガス抜き路6は、キヤビテ
イ5に対してゲート7の反対側に設けてあり、そ
の外端は大気開放とするか、又は第1図の如く真
空吸引装置8と接続させて、射出時、キヤビテイ
5内のガスを金型外に排出可能としてある。
上記真空吸引装置8は電磁切替弁8aとタンク
8bと真空ポンプ8cとモータ8dとで形成され
ている。
8bと真空ポンプ8cとモータ8dとで形成され
ている。
上記ガス抜き路6の外端部には、該ガス抜き路
6を開閉自在な開閉弁9が設けてあると共に該ガ
ス抜き路6の途中には、導電性の被射出溶湯を検
知可能な検知棒10を設けてある。そして上記検
知棒10には、上記被射出溶湯が瞬時に接触する
だけで作動する電子回路11が電気的に接続され
ている。
6を開閉自在な開閉弁9が設けてあると共に該ガ
ス抜き路6の途中には、導電性の被射出溶湯を検
知可能な検知棒10を設けてある。そして上記検
知棒10には、上記被射出溶湯が瞬時に接触する
だけで作動する電子回路11が電気的に接続され
ている。
上記電子回路11は、ノイズ除去回路11a
と、上記検知棒10の信号をエツジ検出するとと
もに後述する電磁弁の駆動信号を出力するための
フリツプフロツプ回路11bとから構成される。
と、上記検知棒10の信号をエツジ検出するとと
もに後述する電磁弁の駆動信号を出力するための
フリツプフロツプ回路11bとから構成される。
上記フリツプフロツプ回路11bは、溶湯検知
開始の信号11cと、リセツト信号11dを受け
とる為に、電気回路20(鋳造後の制御部)と電
気的に接続されている。
開始の信号11cと、リセツト信号11dを受け
とる為に、電気回路20(鋳造後の制御部)と電
気的に接続されている。
上記検知棒10と電子回路11からの検出信号
により、上記開閉弁9を閉弁動作する弁駆動機構
12が上記電子回路11と電気的に接続させてあ
る。
により、上記開閉弁9を閉弁動作する弁駆動機構
12が上記電子回路11と電気的に接続させてあ
る。
上記弁駆動機構12は電磁弁12aと、エアー
源12b(コンプレツサー)と、圧力調整弁12
cと、弁作動シリンダ12dよりなり、これらは
配管12eで夫々接続されている。
源12b(コンプレツサー)と、圧力調整弁12
cと、弁作動シリンダ12dよりなり、これらは
配管12eで夫々接続されている。
上記弁作動シリンダ12dは、段部をもつた弁
作動ピストン12fにより、ピストン前部室12
gと、小容積のピストン中部室12hと、ピスト
ン後部12iの三つに画成されている。
作動ピストン12fにより、ピストン前部室12
gと、小容積のピストン中部室12hと、ピスト
ン後部12iの三つに画成されている。
上記ピストン中部室12hと電磁弁12aの配
管12eの途中に上記圧力調整弁12cが接続さ
せてあり、上記開閉弁9の早締りを防止する為の
係止力を調整できるようにしてある。
管12eの途中に上記圧力調整弁12cが接続さ
せてあり、上記開閉弁9の早締りを防止する為の
係止力を調整できるようにしてある。
又、上記電子回路11の作動によりピストン中
部室12hから圧縮空気の排気と、ピストン前部
室12gへの圧縮空気の供給が同時に行われるよ
うに上記電磁弁12aに電子回路11のフリツプ
フロツプ回路11bを接続させてある。周知のと
おりフリツプフロツプ回路は、外部パルスを加え
るまでは、2個の能動電子装置のうちのどちらか
が導電性をもつて、他方が非導電性のままになつ
ている双安定マルチバイブレータである。本考案
では、検知棒10からの溶湯検知信号を外部パル
スとして、電磁弁12aを駆動するための駆動信
号を発生させている。またフリツプフロツプ回路
11bは、半導体スイツチと呼ぶこともできその
動作時間はきわめて速い。即ち、溶湯検知信号が
入力されると時間遅れがないまま電磁弁12aを
駆動するための駆動信号を出力することができ
る。換言すれば、フリツプフロツプ回路において
記憶保持に要する時間はほとんどゼロに等しい。
部室12hから圧縮空気の排気と、ピストン前部
室12gへの圧縮空気の供給が同時に行われるよ
うに上記電磁弁12aに電子回路11のフリツプ
フロツプ回路11bを接続させてある。周知のと
おりフリツプフロツプ回路は、外部パルスを加え
るまでは、2個の能動電子装置のうちのどちらか
が導電性をもつて、他方が非導電性のままになつ
ている双安定マルチバイブレータである。本考案
では、検知棒10からの溶湯検知信号を外部パル
スとして、電磁弁12aを駆動するための駆動信
号を発生させている。またフリツプフロツプ回路
11bは、半導体スイツチと呼ぶこともできその
動作時間はきわめて速い。即ち、溶湯検知信号が
入力されると時間遅れがないまま電磁弁12aを
駆動するための駆動信号を出力することができ
る。換言すれば、フリツプフロツプ回路において
記憶保持に要する時間はほとんどゼロに等しい。
前記開閉弁9は上記ピストン12fに連設さ
れ、ガス抜き路6の一部に設けた弁座12jに対
して離接してガス抜き路6を開閉する。
れ、ガス抜き路6の一部に設けた弁座12jに対
して離接してガス抜き路6を開閉する。
又、上記ガス抜き路6は、被射出溶湯が時間的
余裕をもつて流れるよう複数箇の邪魔突起(図示
せず)を設けて網形状に形成するか、又は蛇行状
等に形成される。
余裕をもつて流れるよう複数箇の邪魔突起(図示
せず)を設けて網形状に形成するか、又は蛇行状
等に形成される。
さらに、固定金型2にはランナー13に連通し
て注湯口14aを設けた鋳込スリーブ14が固定
してあり、射出シリンダ15によりプランジヤー
16を前進させ、上記注湯口14aから鋳込スリ
ーブ14内に注入した被射出溶湯をランナー1
3、ゲート7からキヤビテイ5に充填する。
て注湯口14aを設けた鋳込スリーブ14が固定
してあり、射出シリンダ15によりプランジヤー
16を前進させ、上記注湯口14aから鋳込スリ
ーブ14内に注入した被射出溶湯をランナー1
3、ゲート7からキヤビテイ5に充填する。
尚、図において17はストライカ、18は真空
リミツトスイツチ、19は高速リミツトスイツチ
を夫々示す。
リミツトスイツチ、19は高速リミツトスイツチ
を夫々示す。
次に本考案の作動につき詳述する。
添付図面は射出成形開始前の状態を示す。この
状態で注湯口14aより被射出溶湯を注入し、電
気回路路(鋳造機の制御部20)からの出力信号
15aにより射出シリンダ15を作動し、プラン
ジヤー16を前進させる。
状態で注湯口14aより被射出溶湯を注入し、電
気回路路(鋳造機の制御部20)からの出力信号
15aにより射出シリンダ15を作動し、プラン
ジヤー16を前進させる。
この時、電気回路20(鋳造機の制御部)より
溶湯検知開始の信号11cを電子回路11に送
る。(溶湯検出開始の信号は射出途中で送信して
も良い)。この開始の信号11cによつてフリツ
プフロツプ回路は動作可能状態となる。
溶湯検知開始の信号11cを電子回路11に送
る。(溶湯検出開始の信号は射出途中で送信して
も良い)。この開始の信号11cによつてフリツ
プフロツプ回路は動作可能状態となる。
プランジヤー16が注湯口14aを閉塞した
後、ストライカ17が真空リミツトスイツチ18
に当接して真空リミツトスイツチ18が作動し、
電気回路20(鋳造機の制御部)により電磁弁8
aが作動し、スリーブ14、キヤビテイ5にある
空気やガスはガス抜き路6と開閉弁9とを通つて
金型1の外部へ排出される。
後、ストライカ17が真空リミツトスイツチ18
に当接して真空リミツトスイツチ18が作動し、
電気回路20(鋳造機の制御部)により電磁弁8
aが作動し、スリーブ14、キヤビテイ5にある
空気やガスはガス抜き路6と開閉弁9とを通つて
金型1の外部へ排出される。
なおガス抜き路6の外端に真空吸引装置8が接
続されておらず、直接大気に開放されている場合
には、上記空気やガスは開閉弁9を介して金型1
外へ自然排出される。
続されておらず、直接大気に開放されている場合
には、上記空気やガスは開閉弁9を介して金型1
外へ自然排出される。
更にプランジヤー16が前進し、ストライカ1
7が高速リミツトスイツチ18に当接してそれが
作動すると、被射出溶湯が高速でキヤビテイ5へ
充填される。
7が高速リミツトスイツチ18に当接してそれが
作動すると、被射出溶湯が高速でキヤビテイ5へ
充填される。
キヤビテイ5への溶湯の充填途中において、飛
散してガス抜き路6内へ排出される小さな溶湯
塊、あるいはキヤビテイ5への充填後にガス抜き
路6を連続して進む被射出溶湯、又は断続的に進
む被射出溶湯は、ガス抜き路6の途中に取り付け
た検知棒10に瞬間的に接触する。この瞬間的な
接触だけで電子回路11が作動し、即ちフリツプ
フロツプ回路11bが作動し、直ちに電磁弁駆動
信号が電磁弁12aに送られて電磁弁12aが作
動する。電磁弁12aの作動により、弁作動シリ
ンダ12dのピストン前部室12gに圧縮空気が
供給されると同時に、ピストン中部室12hに開
閉弁9の後退を防止するべく供給されていた圧縮
空気が排出されて、開閉弁9は弁座12jに着座
し、閉弁動作を完了する。
散してガス抜き路6内へ排出される小さな溶湯
塊、あるいはキヤビテイ5への充填後にガス抜き
路6を連続して進む被射出溶湯、又は断続的に進
む被射出溶湯は、ガス抜き路6の途中に取り付け
た検知棒10に瞬間的に接触する。この瞬間的な
接触だけで電子回路11が作動し、即ちフリツプ
フロツプ回路11bが作動し、直ちに電磁弁駆動
信号が電磁弁12aに送られて電磁弁12aが作
動する。電磁弁12aの作動により、弁作動シリ
ンダ12dのピストン前部室12gに圧縮空気が
供給されると同時に、ピストン中部室12hに開
閉弁9の後退を防止するべく供給されていた圧縮
空気が排出されて、開閉弁9は弁座12jに着座
し、閉弁動作を完了する。
射出成形後、型開きを行い、鋳造品と共にガス
抜き路6内からバリが除去されると、電気回路2
0(鋳造機の制御部)より電子回路11へリセツ
ト信号11dが送られ、電磁弁12aが切換え作
動し、ピストン前部室12gの圧縮空気が排出さ
れ、ピストン中部室12hへ圧縮空気が供給され
てピストン12fが前進し、開閉弁9の開弁動作
が完了し、次回の射出成形の為に準備される。
抜き路6内からバリが除去されると、電気回路2
0(鋳造機の制御部)より電子回路11へリセツ
ト信号11dが送られ、電磁弁12aが切換え作
動し、ピストン前部室12gの圧縮空気が排出さ
れ、ピストン中部室12hへ圧縮空気が供給され
てピストン12fが前進し、開閉弁9の開弁動作
が完了し、次回の射出成形の為に準備される。
次に、本考案のガス抜き装置におけるガス抜き
弁9の動作タイミングを、従来のガス抜き装置、
例えば本出願人による実開昭61−195853号公報記
載のガス抜き装置のガス抜き弁の動作タイミング
と比較したデータを第2図に示す。
弁9の動作タイミングを、従来のガス抜き装置、
例えば本出願人による実開昭61−195853号公報記
載のガス抜き装置のガス抜き弁の動作タイミング
と比較したデータを第2図に示す。
第2図のAからD1は、上記した従来のガス抜
き装置における例を示し、第2図のB2からD2
は本考案の例を示す。
き装置における例を示し、第2図のB2からD2
は本考案の例を示す。
Aは、検知棒10が溶湯を検知した状態を示し
ており、a1からa2までのパルス状の信号は、
飛散した小さな溶湯塊が、断続的にしかも短期間
に検知棒10に接触していることを意味する。ま
たa2の後の安定的な信号は、溶湯が連続的にガ
ス抜き路を進み、その結果検知棒が常に溶湯を検
知し連続的な検知信号を発生していることを意味
する。勿論Aの波形は本願の場合も同一である。
ており、a1からa2までのパルス状の信号は、
飛散した小さな溶湯塊が、断続的にしかも短期間
に検知棒10に接触していることを意味する。ま
たa2の後の安定的な信号は、溶湯が連続的にガ
ス抜き路を進み、その結果検知棒が常に溶湯を検
知し連続的な検知信号を発生していることを意味
する。勿論Aの波形は本願の場合も同一である。
B1は、電磁弁12aの励磁タイミングを示
す。従来装置では、溶湯検知信号を受ける電気回
路を介して電磁弁に電磁弁駆動信号を供給してい
た。そして、電気回路として例えば機械的スイツ
チ(メカニカルリレー)を用いていた。このよう
なリレーを用いた場合には、検知棒にて溶湯を検
知したとしても、a1からa2までの間はパルス
状の信号のため、リレーが作動できない。a2後
の連続的な溶湯検知信号を受けてリレーははじめ
て動作を開始しようとする。しかし、電気回路か
らの駆動信号を受けて電磁弁のマグネツトに通電
を開始し、コイルに磁力が発生してマグネツトが
働くまでに6.8ms程度を要するため、a1からa
2までの15msと、マグネツトが働くための6.8ms
の合計21.8ms間は電磁弁は切り替え動作が完了
しないこととなる。
す。従来装置では、溶湯検知信号を受ける電気回
路を介して電磁弁に電磁弁駆動信号を供給してい
た。そして、電気回路として例えば機械的スイツ
チ(メカニカルリレー)を用いていた。このよう
なリレーを用いた場合には、検知棒にて溶湯を検
知したとしても、a1からa2までの間はパルス
状の信号のため、リレーが作動できない。a2後
の連続的な溶湯検知信号を受けてリレーははじめ
て動作を開始しようとする。しかし、電気回路か
らの駆動信号を受けて電磁弁のマグネツトに通電
を開始し、コイルに磁力が発生してマグネツトが
働くまでに6.8ms程度を要するため、a1からa
2までの15msと、マグネツトが働くための6.8ms
の合計21.8ms間は電磁弁は切り替え動作が完了
しないこととなる。
C1は弁作動シリンダ12dの動作タイミング
を示しており、電気回路の作動に伴う電磁弁12
aの切り替え動作によつてエアー源12bから送
られるエアーがピストン前部室12gに蓄積され
てガス抜き弁9の閉弁方向への移動を開始させる
までに12msを要した。
を示しており、電気回路の作動に伴う電磁弁12
aの切り替え動作によつてエアー源12bから送
られるエアーがピストン前部室12gに蓄積され
てガス抜き弁9の閉弁方向への移動を開始させる
までに12msを要した。
D1はガス抜き弁9の動作タイミングを示し、
開弁状態にあるガス抜き弁9が完全に閉鎖される
までに4.3msを要した。
開弁状態にあるガス抜き弁9が完全に閉鎖される
までに4.3msを要した。
したがつて、最初の溶湯検知信号a1から、完
全にガス抜き弁9が閉鎖されるまでに合計で
38.1msを要した。
全にガス抜き弁9が閉鎖されるまでに合計で
38.1msを要した。
一方、本考案のガス抜き装置によると、最初の
溶湯検知信号a1によつて、即座にフリツプフロ
ツプ回路11bは電磁弁駆動信号を送ることがで
き、最初の溶湯検知信号を検知した時から起算し
て、上記した電磁弁の切り替え動作に必要な
6.8msのみの期間で切り替え動作を終了させるこ
とができた。
溶湯検知信号a1によつて、即座にフリツプフロ
ツプ回路11bは電磁弁駆動信号を送ることがで
き、最初の溶湯検知信号を検知した時から起算し
て、上記した電磁弁の切り替え動作に必要な
6.8msのみの期間で切り替え動作を終了させるこ
とができた。
C2は、弁駆動シリンダー12dの動作タイミ
ングを示し、D2は、ガス抜き弁9の動作タイミ
ングを示す。ここでC2における11msは、C1
における12msに相当し、D2における4.7msはD
1における4.3msに相当する。これらデータの相
違は、実験誤差による。
ングを示し、D2は、ガス抜き弁9の動作タイミ
ングを示す。ここでC2における11msは、C1
における12msに相当し、D2における4.7msはD
1における4.3msに相当する。これらデータの相
違は、実験誤差による。
上記した結果から考察するに、本考案における
ガス抜き装置では、最初の溶湯検知信号a1から
22.5ms経過後にガス抜き弁が完全に閉鎖するこ
とができ、従来装置に比較して、きわめて短時間
でガス抜き弁を閉鎖することが可能となつた。換
言すれば、従来のガス抜き装置では、a1からa
2までの期間では電磁弁への励磁が行えないた
め、溶湯の飛沫が未だ開弁状態にあるガス抜き弁
を通過してその下流側にまで到達してしまい、そ
れが冷却固化されるとガス抜き弁の閉弁動作が不
可能となる、という不具合を生ずる可能性があつ
たが、本考案におけるガス抜き装置では、最初の
溶湯検知信号によつて即座に電磁弁を駆動するこ
とが可能となつたためかかる不都合を排除できる
のである。
ガス抜き装置では、最初の溶湯検知信号a1から
22.5ms経過後にガス抜き弁が完全に閉鎖するこ
とができ、従来装置に比較して、きわめて短時間
でガス抜き弁を閉鎖することが可能となつた。換
言すれば、従来のガス抜き装置では、a1からa
2までの期間では電磁弁への励磁が行えないた
め、溶湯の飛沫が未だ開弁状態にあるガス抜き弁
を通過してその下流側にまで到達してしまい、そ
れが冷却固化されるとガス抜き弁の閉弁動作が不
可能となる、という不具合を生ずる可能性があつ
たが、本考案におけるガス抜き装置では、最初の
溶湯検知信号によつて即座に電磁弁を駆動するこ
とが可能となつたためかかる不都合を排除できる
のである。
(考案の効果)
本考案に係る射出成形機におけるガス抜き装置
は以上のように構成したので、射出時、被射出溶
湯がキヤビテイ5に充填され、ガス抜き路6に進
入した被射出溶湯が検知棒10に瞬間時に接触す
るだけで電子回路11が作動し、これにより弁駆
動機構12が作動して開閉弁9を閉弁動作するの
で、ガス抜き路6に被射出溶湯が連続して進入す
る場合はもとより、射出条件がより高速な場合
で、断続的に小溶湯塊として進入する場合でも、
迅速かつ的確に開閉弁9が閉弁動作されることに
よつて、被射出溶湯が閉弁動作前に開閉弁9に到
達することはないから、開閉弁9に溶湯が差し込
むことがなく、さらにキヤビテイ5や鋳込スリー
ブ14内のガスを確実に抜き取ることができ、巣
のない良質の鋳造品を得ることができると共に金
型のキヤビテイ5から大量のガスを抜き取るのに
適用できる効果がある。
は以上のように構成したので、射出時、被射出溶
湯がキヤビテイ5に充填され、ガス抜き路6に進
入した被射出溶湯が検知棒10に瞬間時に接触す
るだけで電子回路11が作動し、これにより弁駆
動機構12が作動して開閉弁9を閉弁動作するの
で、ガス抜き路6に被射出溶湯が連続して進入す
る場合はもとより、射出条件がより高速な場合
で、断続的に小溶湯塊として進入する場合でも、
迅速かつ的確に開閉弁9が閉弁動作されることに
よつて、被射出溶湯が閉弁動作前に開閉弁9に到
達することはないから、開閉弁9に溶湯が差し込
むことがなく、さらにキヤビテイ5や鋳込スリー
ブ14内のガスを確実に抜き取ることができ、巣
のない良質の鋳造品を得ることができると共に金
型のキヤビテイ5から大量のガスを抜き取るのに
適用できる効果がある。
第1図は、本考案に係る射出成形機におけるガ
ス抜き装置の一実施例を示す縦断側面図、第2図
は、従来の電気回路を用いたガス抜き装置と本考
案の電子回路を用いたガス抜き装置との弁作動タ
イミングチヤート比較図である。 1……金型、5……キヤビテイ、6……ガス抜
き路、9……開閉弁、10……検知棒、11……
電子回路、11b……フリツプフロツプ回路、1
2……弁駆動機構、12a……電磁弁、12d…
…弁作動シリンダ。
ス抜き装置の一実施例を示す縦断側面図、第2図
は、従来の電気回路を用いたガス抜き装置と本考
案の電子回路を用いたガス抜き装置との弁作動タ
イミングチヤート比較図である。 1……金型、5……キヤビテイ、6……ガス抜
き路、9……開閉弁、10……検知棒、11……
電子回路、11b……フリツプフロツプ回路、1
2……弁駆動機構、12a……電磁弁、12d…
…弁作動シリンダ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 キヤビテイ5を形成する金型1にガス抜き通路
が導設され、ガス抜き路の一端はキヤビテイ5に
連通し、ガス抜き路の他端には開閉弁9が取り付
けられている射出成形機におけるガス抜き装置に
おいて、 該開閉弁を開閉動作するため該開閉弁と作動的
に接続され、弁作動ピストン12fと、該弁作動
ピストン12fを駆動する電磁弁12aとを有す
る弁駆動機構12と、 該ガス抜き路に配設されてキヤビテイ5に充填
された導電性の被射出溶湯の瞬間的な接触により
該溶湯を検知して溶湯検知信号を発生させる検知
棒10と、 被射出溶湯の射出の初期段階まで少なくとも該
キヤビテイ5内の空気を吸引排気するため該開閉
弁の開弁状態において該ガス抜き路を介して該キ
ヤビテイ5と接続される真空吸引装置8と、 溶湯検知開始信号11c並びにリセツト信号1
1dを出力する電気回路と、 該検知棒10と該電磁弁12a間に電気的に接
続され、がい電気回路とも電気的に接続され該溶
湯検知信号のエツヂ検出が可能なフリツプフロツ
プ回路11とを有し、 該フリツプフロツプ回路は、該溶湯検知開始信
号11cの入力により動作可能状態となり、該溶
湯検知信号の最初の立ち上がりパルス信号にて電
磁弁12aを第1の位置に切り替えて、弁作動ピ
ストン12fを第1の位置に移動せしめ該開閉弁
9を閉弁動作させ、また、該リセツト信号11d
の入力により、電磁弁12aを第2の位置に切り
替えて弁作動ピストン12fを第2の位置に移動
せしめて該開閉弁9を開弁動作させることを特徴
とする高速射出用射出成形機のガス抜き装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987156616U JPH034430Y2 (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 | |
| US07/128,185 US4852634A (en) | 1987-10-12 | 1987-12-03 | Gas venting arrangement in injection molding apparatus and method for venting gas in the injection molding apparatus |
| DE19883834777 DE3834777C2 (de) | 1987-10-12 | 1988-10-12 | Gasentlüftungsanordnung bei Hochgeschwindigkeits-Druckgießvorrichtungen |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987156616U JPH034430Y2 (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0160759U JPH0160759U (ja) | 1989-04-18 |
| JPH034430Y2 true JPH034430Y2 (ja) | 1991-02-05 |
Family
ID=31435312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987156616U Expired JPH034430Y2 (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH034430Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103568156A (zh) * | 2013-10-09 | 2014-02-12 | 昆山腾宇鑫金属制品有限公司 | 点火开关上盖模具 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5726443B2 (ja) * | 2010-06-10 | 2015-06-03 | 株式会社ダイエンジニアリング | 高品質ダイカスト鋳造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61195853U (ja) * | 1985-05-27 | 1986-12-06 |
-
1987
- 1987-10-12 JP JP1987156616U patent/JPH034430Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103568156A (zh) * | 2013-10-09 | 2014-02-12 | 昆山腾宇鑫金属制品有限公司 | 点火开关上盖模具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0160759U (ja) | 1989-04-18 |
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