JPH0344331A - コラゲナーゼ阻害剤 - Google Patents

コラゲナーゼ阻害剤

Info

Publication number
JPH0344331A
JPH0344331A JP1177186A JP17718689A JPH0344331A JP H0344331 A JPH0344331 A JP H0344331A JP 1177186 A JP1177186 A JP 1177186A JP 17718689 A JP17718689 A JP 17718689A JP H0344331 A JPH0344331 A JP H0344331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
collagenase
cacao
collagenase inhibitor
extracted
extract
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1177186A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Takemori
竹森 俊雄
Takashi Maruyama
孝 丸山
Teruo Matsumoto
松本 照夫
Kenji Osawa
謙二 大澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lotte Co Ltd
Original Assignee
Lotte Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lotte Co Ltd filed Critical Lotte Co Ltd
Priority to JP1177186A priority Critical patent/JPH0344331A/ja
Publication of JPH0344331A publication Critical patent/JPH0344331A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Confectionery (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、カカオ植物の所定の部分から抽出して得られ
るコラゲナーゼ阻害剤に関し、更に詳しくは、これを用
いて歯周病の病原菌として知られているBactero
ides gingivalis(バクテロイデス・ジ
ンジバリス)の産生ずるコラゲナーゼを阻害することに
より歯周病の予防および治療を図るコラゲナーゼ阻害剤
に関する。
[従来の技術] 歯周病は細菌性由来の炎症性疾患である。
歯周病の中では成人性歯周炎が最も多いが、この病因と
して、歯周組織のコラーゲン線維がコラゲナーゼによっ
て破壊されるとする説が有力であり、このコラゲナーゼ
は、患者の歯周ポケットから多数分離されるバクテロイ
デス・ジンジバリスが生産するものと考えられている。
バクテロイデス・ジンジバリスは、血液平板上で黒色の
コロニーを形成する非運動性のダラム陰性個性嫌気性桿
菌であり、その病原性因子についての解明が進展しつつ
ある。
歯周病の病原菌として最も有力視されているバクテロイ
デス・ジンジバリスは様々な蛋白質分解酵素を産生ずる
が、その中でも歯周組織の破壊を導く直接的な因子とさ
れるコラゲナーゼを特異的に阻害することができれば、
歯周病の予防および治療を有効に達成し得ると考えられ
る。
歯周病の予防および治療に用いることを意図するコラゲ
ナーゼ阻害剤は、口腔内で使用するものであるため、安
全性の観点から合成物よりも天然抽出物、理想的には、
古くから人類が食用とし人体に無害であると認められて
いる食用素材から抽出されたものであることが望ましい
、更に、口腔用として使用するためには、呈味性良好で
あるか、またはそれ自体無味無臭であることも必要であ
る。また、天然物から抽出したものであっても、原料と
する天然物が希少で入手困難なものや、複雑な抽出vi
製工程を要するものはコスト的に問題があり、工業的に
利用するには不適切である。
コラゲナーゼに対する阻害剤として、例えばテトラサイ
クリンのような合成薬剤が幾つか報告されているが、天
然物に関する報告は殆どなく、僅かに大豆抽出物(特開
昭61−275224号および特開昭62−28692
6号)があるのみである。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、安全性、良好な呈味性または無味無臭性、入
手容易性並びに抽出容易性を備え、かつ安価な原料から
抽出した抽出物からなる有効なコラゲナーゼ阻害剤を提
供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、カカオ豆の豆皮であるカカオハスクよ
り抽出した抽出物からなることを特徴とするコラゲナー
ゼ阻害剤が提供される。
このコラゲナーゼ阻害剤は、カカオ豆の豆皮であるカカ
オハスクより抽出して製造するが、好ましくはカカオハ
スクの疎水性物質を有機溶媒で除去後、水で抽出するこ
とにより製造することができ、これにより抽出効率を上
げることができる。
コラゲナーゼ阻害剤が、カカオ豆の豆皮であるカカオハ
スクより有機溶媒で抽出される疎水性物質を含有せず、
水で抽出されない抽出残渣を含有しないものであれば好
適である。
有機溶媒が、ヘキサン、アセトン並びにアルコールより
なる群から選択されれば好適である。
カカオ豆の豆皮であるカカオハスクが、カカオ豆焙煎後
に分離される豆皮であれば好適である。
本発明によるコラゲナーゼ阻害剤は、例えば、カカオハ
スク100gを粉砕した後、1000〜5000旧のヘ
キサンを加え、室温で10〜30時間抽出してカカオハ
スクの脱脂を行い、必要に応じて抽出残渣に更に100
0〜5000IIIのエタノールを加え、室温で10〜
30時間抽出してヘキサンによっては除去しきれない疎
水性物質を抽出除去し、その後抽出残渣に1000〜5
00011の水を加え、室温で10〜30時間抽出して
抽出液を得、この水抽出液を乾固または凍結乾燥するこ
とにより製造することができ、これにより10〜15g
の本発明によるコラゲナーゼ阻害剤を得ることができる
。
カカオハスクは、カカオ(TheobroIlacac
ao、L、 )の種皮(豆殻)であり、ココアパウダー
やチョコレート製造過程で得られるものや、通常のカカ
オ豆から得られるものを使用することができる。カカオ
ハスクはMI維質であり、リグニン類、タンニン類、多
糖類等を成分とすると考えられるが、詳細は明らかでは
ない、しかしながら、本発明が開示した所定の方法によ
ってカカオハスクを水抽出することにより、コラゲナー
ゼ阻害剤を得ることができる。
また、本発明によるコラゲナーゼ阻害剤は、呈味性が低
く実質的に無味無臭であり、食品中への添加に非常に適
した素材であるため、本発明によるコラゲナーゼ阻害剤
を、チューインガム、キャンデイ、飲料等に配合するこ
とによって、歯周病予防!l!能を有する口腔用組成物
を提供することができる。この場合、本発明によるコラ
ゲナーゼ阻害剤を、好ましくは、0.01〜1重量5!
≦程度添加する。
[作用] バクテロイデス・ジンジバリスの産生するコラゲナーゼ
活性阻害物質を開発すべく研究を重ねた結果6.カカオ
ハスクの水抽出物に強いコラゲナーゼ活性阻害効果があ
ることを突き止めた0本発明は、この知見に基づいて完
成されたものである。
カカオハスクは、チョコレート製造過程においてカカオ
豆から分離される豆皮であり、これを用いて従来テオブ
ロミンや色素等が抽出されていたが、現在では特に有用
な用途がなく、その殆どが廃棄処分されているのが実状
である。したがって、カカオハスクのコラゲナーゼ活性
阻害作用という新しい効果を突き止めたことは、廃棄物
の有効利用という観点からも極めて意義深く、歯周病予
防および治療用素材として、十分実用化し得るものと考
えられる。
[発明の効果] 本発明によれば、安全性、実質的な無味無臭性、入手容
易性並びに抽出容易性を備え、かつ安価な原料から抽出
した抽出物からなる有効なコラゲナーゼ阻害剤が提供さ
れる。
本発明によるコラゲナーゼ阻害剤は、チョコレート製造
過程で廃棄処分されているカカオハスクを原料とするた
め非常に低コストであり、また、IQOgのカカオハス
クより10〜15g抽出されるため非常に抽出効率が良
く、更に、安全性の高い天然物であると共に呈味性が低
く実質的に無味無臭であるため食品中への添加に非常に
適した素材であり、歯周病予防および治療用素材として
十分実用化し得るものである。
[実施例] 以下に実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本
発明は以下の実施例にのみ限定されるものではない。
去1u生上 次の工程によりカカオハスクからコラゲナーゼ阻害剤を
抽出した。
カカオハスク100gを粉砕した後、10001′I1
1のヘキサンを加え、室温で24時間抽出してカカオハ
スクの脱脂を行い、抽出残渣に更に100Q+ulのエ
タノールを加え、室温で24時間抽出してヘキサンによ
っては除去しきれない疎水性物質を抽出除去し、その後
抽出残渣に1000m lの水を加え、室温で24時間
抽出して抽出液を得、この水抽出液を乾固または凍結乾
燥することにより、10〜15gの本発明によるコラゲ
ナーゼ阻害剤を得た。
X生型ユ 前記したようにして調製した本発明によるコラゲナーゼ
阻害剤のコラゲナーゼ阻害活性を測定した。
コラゲナーゼ活性の測定は、コラゲナーゼ)CLN−1
00<登録商標、コスモバイオ株式会社)を用いて行っ
た6本キットは、螢光標識コラーゲンを基質とし、コラ
ゲナーゼ反応後に生じる分解物を抽出し、その螢光光度
を測定することにより、コラゲナー・セ活性を定量する
ものである。
コラゲナーゼ活性阻害試料として、本発明によるコラゲ
ナーゼ阻害剤およびコラゲナーゼ活性阻害効果が確認さ
れている塩酸テトラサイクリン(例えば、臼歯周誌第3
0巻1号、第182〜190頁を参照するとよい〉を用
いて、その効果の比較を行った。
本実施例で用いたバクテロイデス・ジンジバリスのコラ
ゲナーゼ溶液は以下の方法により調製した。
血液平板培地を用いて4日間嫌気的に培養を行ったバク
テロイデス・ジンジバリスFDC381株を、トリブチ
カーゼ・ソイ (Trypt 1case SOV )液体培地150
0n+Iに接種し、3日間嫌気的に培養した。培養液を
遠心分離(12,0OOx G、20分間、4℃)し、
上澄を80%硫酸アンモニウム飽和とし、遠心分離(1
2,0OOx G、20分間、4°C)を行って80%
硫安画分を集めた。この画分を0.05M トリス−H
Cl綬8液(pH7,5) 300 nlに溶解し、0
622μmのフィルタでろ過し、これをバクテロイデス
・ジンジバリスのコラゲナーゼ溶液とした。
基質コラーゲン溶液は、0.05%螢光標識コラーゲン
を含有する0、05M トリス−HCl 455液(p
H7,5)とし、また、試料溶液は、本発明によるコラ
ゲナーゼ阻害剤および塩酸テトラサイクリンを0.05
M トリス−HCl 11街液(pH7,5)を用いて
所定の濃度に調整したものとした。
実験系は、バクテロイデス・ジンジバリスのコラゲナー
ゼ溶液200μm、基質コラーゲン溶液200 pi並
びに試料溶液100 Elからなる計500μmとし、
35℃で2時間反応を行い、分解物の螢光強度によりコ
ラゲナーゼ活性の測定を行った。結果を以下に示す、な
お、活性の単位tUは、1分間に1μgのコラーゲンを
分解する酵素量とした。
波目 lえ±X± 活性   止−a豆−〔2」−(n
u/n+I) と全量 521 主五旦亙よ玉コラゲナーゼ匪豊田 0.1       324 0.05      503 0.01      706 0.005    1191 0.001    1492 髭艷立五二二エヱユ之 0.1       385 (1,05584 0,011088 00 5 8 2 0,005122380 0,001149298 これらの結果から、本発明によるコラゲナーゼ阻害剤の
阻害活性は、活性阻害物質として知られている塩酸テト
ラサイクリンより強く、その阻害の程度は添加濃度に依
存して増加し、0.01%の添加により50%以上の阻
害活性〈コラゲナーゼの比活性は46%〉を示すことが
分る。
監旌旦ユ 本発明によるコラゲナーゼ阻害剤を使用して、次の処方
によりチューインガムを製造した。
直置 ガムベース 砂糖 グルコース 水飴 香料 本発明による 旦遮(1!!菫上 20.0% 55.0 15.0 9.3 0.5 コラゲナーゼ阻害剤 合計 00 %

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カカオ豆の豆皮であるカカオハスクより抽出した
    抽出物からなることを特徴とするコラゲナーゼ阻害剤。
  2. (2)カカオ豆の豆皮であるカカオハスクより有機溶媒
    で抽出される疎水性物質を含有せず、水で抽出されない
    抽出残渣を含有しない請求項1記載のコラゲナーゼ阻害
    剤。
  3. (3)有機溶媒が、ヘキサン、アセトン並びにアルコー
    ルよりなる群から選択される請求項2記載のコラゲナー
    ゼ阻害剤。
  4. (4)カカオ豆の豆皮であるカカオハスクが、カカオ豆
    焙煎後に分離される豆皮である請求項1乃至3いずれか
    に記載のコラゲナーゼ阻害剤。
JP1177186A 1989-07-11 1989-07-11 コラゲナーゼ阻害剤 Pending JPH0344331A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1177186A JPH0344331A (ja) 1989-07-11 1989-07-11 コラゲナーゼ阻害剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1177186A JPH0344331A (ja) 1989-07-11 1989-07-11 コラゲナーゼ阻害剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0344331A true JPH0344331A (ja) 1991-02-26

Family

ID=16026680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1177186A Pending JPH0344331A (ja) 1989-07-11 1989-07-11 コラゲナーゼ阻害剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0344331A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994020541A1 (fr) * 1993-03-05 1994-09-15 Groupe Celbert Sa Inhibiteur de l'activite collagenase et composition cosmetique renfermant un tel inhibiteur
JP2005350431A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Furabamin:Kk カフェイン組成物およびその用途

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994020541A1 (fr) * 1993-03-05 1994-09-15 Groupe Celbert Sa Inhibiteur de l'activite collagenase et composition cosmetique renfermant un tel inhibiteur
JP2005350431A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Furabamin:Kk カフェイン組成物およびその用途

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0477424A (ja) 抗歯周病剤
JP3635081B2 (ja) 美白剤、抗酸化剤、コラゲナーゼ活性阻害剤、ヒアルロニダーゼ活性阻害剤、老化防止剤、皮膚外用剤、化粧料及び食料品
JPH07252129A (ja) 米からの表皮角質層健全化剤
JPH0741426A (ja) 米からの活性酸素消去剤
US5137717A (en) Cosmetic preparation having germicidal properties
KR100431170B1 (ko) 식물추출물을 함유하는 치주질환치료용 조성물
KR20120140141A (ko) 쌀 추출물과 쌀 발효 추출물의 혼합물을 유효 성분으로 하는 화장료 조성물
KR101664025B1 (ko) 천연 식물 추출물을 함유하는 화장료 조성물
JP2003201214A (ja) マトリックスメタロプロテアーゼ活性阻害剤
JPWO2004026273A1 (ja) 口腔用組成物
JPH0881380A (ja) 高分子量ポリフェノールを有効成分として含有する抗歯周病剤並びに抗歯周病性食品
JP2005035907A (ja) 抗歯周病剤
CN110680794A (zh) 一种纯天然无化学添加剂的食品级珍珠蜂蜜茶味口腔护理组合物的绿色制备方法及其应用
WO2018190588A1 (ko) 장미숙성추출물 및 이의 제조방법
KR20070002409A (ko) 문형 추출물을 유효성분으로 함유하는 화장료 조성물
JP2007099625A (ja) 皮膚線維芽細胞増殖促進剤
JP4804805B2 (ja) 細胞賦活剤、紫外線障害緩和剤及びメラニン産生抑制剤
JP2999791B2 (ja) グルコシルトランスフェラーゼ阻害活性の増強方法
JPH10287582A (ja) 樹皮抽出物からなるヒスタミン遊離抑制剤
JPH0645549B2 (ja) 抗歯周病剤
JP2024149331A (ja) 口腔用組成物
JP3281716B2 (ja) グルコシルトランスフェラーゼ阻害剤、口腔用剤および飲食物
JP2023049255A (ja) 特定の波長域を有する人工光を照射して栽培したアルテアの抽出物を含有する皮膚外用剤及び内用剤
KR20000038844A (ko) 녹두추출물을 함유하는 미백화장료 조성물
JP3795541B2 (ja) 米からの過酸化脂質抑制剤