JPH0344402B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0344402B2 JPH0344402B2 JP59228437A JP22843784A JPH0344402B2 JP H0344402 B2 JPH0344402 B2 JP H0344402B2 JP 59228437 A JP59228437 A JP 59228437A JP 22843784 A JP22843784 A JP 22843784A JP H0344402 B2 JPH0344402 B2 JP H0344402B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermistor
- thermistor element
- glass
- vapor
- thin film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Thermistors And Varistors (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明はサーミスタ素子に係り、特にセンサと
して使用されるガラス封止型サーミスタ素子の製
造方法に関するものである。 〔従来の技術〕 サーミスタは温度が変化するとその電気抵抗が
著しく変化する特性を有する。特に温度が上昇す
るにつれて電気抵抗が減少する負の温度係数を持
つNTC(Negative Temperature Coefficent)
サーミスタは各方面に使用されているが、その用
途の1つに温度測定用として使用されている。 従来の測定用サーミスタとして、例えば特公昭
52−7535号公報に記載されているように、サーミ
スタ・チツプの両面に耐熱導電性塗料を焼付けて
電極を設けるとともに金属リード線の基部をこれ
また耐熱導電性塗料で前記電極に接続し、これを
ガラス中に封止して測定用サーミスタの製造能率
を著しく向上させたものがある。 〔発明が解決すべき問題点〕 この場合、第3図a〜cに示す如く、サーミス
タ・チツプ10の表面に耐熱導電性塗料(Ag、
Pd、Ag、Pt、Au等)により厚膜電極11,1
1を構成したのち、これに金属リード線12,1
2を同じく耐熱導電性塗料13で固定した構造で
あるので、耐熱導電性塗料に含まれているガラス
フリツトによりサーミスタ・チツプ10と厚膜電
極11との間にはオーミツク特性が得られにく
く、そのため測定素子として所望の電圧・電流依
存特性の良好なものが得られ難くなり、B定数、
抵抗値特性のバラツキが生じ易い等の問題点があ
り、高度な制御技術を必要としていた、そのため
均一な特性を得るのにこのサーミスタ・チツプ1
0上にAuやPtといつた貴金属系の比較的高価な
電極材料を厚膜状態で多量に使用して厚膜電極1
1を形成しなければならず、高価なものとならざ
るを得なかつた。 〔問題点を解決すべき手段〕 前記の如き問題点を解決するために本発明では
蒸着薄膜電極が形成されたサーミスタ・チツプに
リード線端部と前記電極面とを耐熱導電材にて電
気的接触を保ち、かつ、これらをガラスで被覆し
たサーミスタ素子において、ウエハー状に表面精
密加工したサーミスタ材料基板の基板温度を200
〜400℃に加熱し、真空度を10-5TORR以上にし
て金属材料の蒸着を行うことによりサーミスタ素
子を製造した。 これによりオーミツク接触性の電極をガラスフ
リツトの含有しない蒸着薄膜電極を前記の条件で
形成し、またこれに耐熱導電材でリード線を接続
し、かつこれらをガラスで被覆したので良好なオ
ーミツク特性が得られ、電圧(電流)依存特性を
大幅に改善し、B定数、抵抗値等のバラツキの少
ないものを提供することが可能となる。 〔実施例〕 本発明の一実施例を第1図にもとづき説明す
る。 第1図aは本発明により構成されたガラス封止
型のサーミスタ素子、同bはその断面図、同cは
サーミスタ・チツプと蒸着薄膜電極との拡大図で
ある。 第1図において、サーミスタ・チツプ1の両面
には蒸着薄膜電極2が形成されている。サーミス
タ・チツプ1としては例えばMn−Ni−Co系のも
のが使用される。蒸着薄膜電極2の表面にはリー
ド線3が耐熱導電材4により接着されている。そ
してこれらの部分がガラス5により被覆される。 蒸着薄膜電極としては、W、Mo、Ti、Ta、
Cu、Ag、Au、Pt、Pd等を使用する。すなわち、
これらの(貴)金属のうち少くとも1種のものに
よりなる電極材料を真空室中でサーミスタ基板上
に加熱蒸着することにより良好なオーミツク接触
を有する薄膜電極を構成できる。 前記材料が適当である理由は、第1表に示す如
き金属材料で蒸着薄膜電極を構成してその特性を
測定したところ、これらのものがオーミツク接触
の電極を構成することができた。なおこのときサ
ーミスタの基板温度は200℃〜400℃であつた。
して使用されるガラス封止型サーミスタ素子の製
造方法に関するものである。 〔従来の技術〕 サーミスタは温度が変化するとその電気抵抗が
著しく変化する特性を有する。特に温度が上昇す
るにつれて電気抵抗が減少する負の温度係数を持
つNTC(Negative Temperature Coefficent)
サーミスタは各方面に使用されているが、その用
途の1つに温度測定用として使用されている。 従来の測定用サーミスタとして、例えば特公昭
52−7535号公報に記載されているように、サーミ
スタ・チツプの両面に耐熱導電性塗料を焼付けて
電極を設けるとともに金属リード線の基部をこれ
また耐熱導電性塗料で前記電極に接続し、これを
ガラス中に封止して測定用サーミスタの製造能率
を著しく向上させたものがある。 〔発明が解決すべき問題点〕 この場合、第3図a〜cに示す如く、サーミス
タ・チツプ10の表面に耐熱導電性塗料(Ag、
Pd、Ag、Pt、Au等)により厚膜電極11,1
1を構成したのち、これに金属リード線12,1
2を同じく耐熱導電性塗料13で固定した構造で
あるので、耐熱導電性塗料に含まれているガラス
フリツトによりサーミスタ・チツプ10と厚膜電
極11との間にはオーミツク特性が得られにく
く、そのため測定素子として所望の電圧・電流依
存特性の良好なものが得られ難くなり、B定数、
抵抗値特性のバラツキが生じ易い等の問題点があ
り、高度な制御技術を必要としていた、そのため
均一な特性を得るのにこのサーミスタ・チツプ1
0上にAuやPtといつた貴金属系の比較的高価な
電極材料を厚膜状態で多量に使用して厚膜電極1
1を形成しなければならず、高価なものとならざ
るを得なかつた。 〔問題点を解決すべき手段〕 前記の如き問題点を解決するために本発明では
蒸着薄膜電極が形成されたサーミスタ・チツプに
リード線端部と前記電極面とを耐熱導電材にて電
気的接触を保ち、かつ、これらをガラスで被覆し
たサーミスタ素子において、ウエハー状に表面精
密加工したサーミスタ材料基板の基板温度を200
〜400℃に加熱し、真空度を10-5TORR以上にし
て金属材料の蒸着を行うことによりサーミスタ素
子を製造した。 これによりオーミツク接触性の電極をガラスフ
リツトの含有しない蒸着薄膜電極を前記の条件で
形成し、またこれに耐熱導電材でリード線を接続
し、かつこれらをガラスで被覆したので良好なオ
ーミツク特性が得られ、電圧(電流)依存特性を
大幅に改善し、B定数、抵抗値等のバラツキの少
ないものを提供することが可能となる。 〔実施例〕 本発明の一実施例を第1図にもとづき説明す
る。 第1図aは本発明により構成されたガラス封止
型のサーミスタ素子、同bはその断面図、同cは
サーミスタ・チツプと蒸着薄膜電極との拡大図で
ある。 第1図において、サーミスタ・チツプ1の両面
には蒸着薄膜電極2が形成されている。サーミス
タ・チツプ1としては例えばMn−Ni−Co系のも
のが使用される。蒸着薄膜電極2の表面にはリー
ド線3が耐熱導電材4により接着されている。そ
してこれらの部分がガラス5により被覆される。 蒸着薄膜電極としては、W、Mo、Ti、Ta、
Cu、Ag、Au、Pt、Pd等を使用する。すなわち、
これらの(貴)金属のうち少くとも1種のものに
よりなる電極材料を真空室中でサーミスタ基板上
に加熱蒸着することにより良好なオーミツク接触
を有する薄膜電極を構成できる。 前記材料が適当である理由は、第1表に示す如
き金属材料で蒸着薄膜電極を構成してその特性を
測定したところ、これらのものがオーミツク接触
の電極を構成することができた。なおこのときサ
ーミスタの基板温度は200℃〜400℃であつた。
本発明によれば、すぐれたオーミツク特性を有
する蒸着薄膜電極を形成できるので、非オーミツ
ク接触にもとづき存在したサーミスタ素子の電圧
(電流)依存特性が大幅に改善され、特性のバラ
ツキが改善され、選別歩留りを向上することがで
きる。しかも厚膜電極に比べ焼付け工程がなく、
B定数、抵抗値特性のバラツキが少ないものを提
供することができる。 また蒸着薄膜で電極を形成するので、従来のよ
うに高価な貴金属を多量に使用する厚膜電極に比
較して低廉な電極材料でローコストにこれを形成
することができる。しかも従来のものより信頼性
の高い電極構成を容易に得ることができる。
する蒸着薄膜電極を形成できるので、非オーミツ
ク接触にもとづき存在したサーミスタ素子の電圧
(電流)依存特性が大幅に改善され、特性のバラ
ツキが改善され、選別歩留りを向上することがで
きる。しかも厚膜電極に比べ焼付け工程がなく、
B定数、抵抗値特性のバラツキが少ないものを提
供することができる。 また蒸着薄膜で電極を形成するので、従来のよ
うに高価な貴金属を多量に使用する厚膜電極に比
較して低廉な電極材料でローコストにこれを形成
することができる。しかも従来のものより信頼性
の高い電極構成を容易に得ることができる。
第1図は本発明の一実施例構成図、第2図は本
発明のサーミスタ素子の製造方法説明図、第3図
は従来のサーミスタ素子を示す。 1……サーミスタ・チツプ、2……蒸着薄膜電
極、3……リード線、4……耐熱導電材、5……
ガラス。
発明のサーミスタ素子の製造方法説明図、第3図
は従来のサーミスタ素子を示す。 1……サーミスタ・チツプ、2……蒸着薄膜電
極、3……リード線、4……耐熱導電材、5……
ガラス。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 蒸着薄膜電極が形成されたサーミスタ・チツ
プにリード線端部と前記電極面とを耐熱導電材に
て電気的接触を保ち、かつ、これらをガラスで被
覆したサーミスタ素子において、ウエハー状に表
面精密加工したサーミスタ材料基板の基板温度を
200〜400℃に加熱し、真空度を10-5TORR以上に
して金属材料の蒸着を行うことを特徴とするサー
ミスタ素子の製造方法。 2 前記蒸着薄膜電極としてW、Mo、Ti、Ta、
Cu、Ag、Au、Pt、Pdの少なくとも1つを使用
したことを特徴とする請求項1記載のサーミスタ
素子の製造方法。 3 前記ガラスとして、SiO2−PbO−K2O系、
SiO2−PbO−K2O−Na2O系ガラスで構成するこ
とを特徴とする請求項1又は請求項2記載のサー
ミスタ素子の製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22843784A JPS61105802A (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 | サーミスタ素子の製造方法 |
| US06/792,456 US4712085A (en) | 1984-10-30 | 1985-10-29 | Thermistor element and method of manufacturing the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22843784A JPS61105802A (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 | サーミスタ素子の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61105802A JPS61105802A (ja) | 1986-05-23 |
| JPH0344402B2 true JPH0344402B2 (ja) | 1991-07-05 |
Family
ID=16876473
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22843784A Granted JPS61105802A (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 | サーミスタ素子の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61105802A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0291306U (ja) * | 1989-01-06 | 1990-07-19 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5544768B2 (ja) * | 1972-05-17 | 1980-11-14 | ||
| JPS5228238A (en) * | 1975-08-29 | 1977-03-03 | Hitachi Ltd | Offering report circuit |
| JPS5443560A (en) * | 1977-09-12 | 1979-04-06 | Ishizuka Denshi Kk | Electrode drawing structure for thermistor |
| JPS5636102A (en) * | 1979-08-31 | 1981-04-09 | Tdk Electronics Co Ltd | Temperature detector and method of manufacturing same |
| JPS5911602A (ja) * | 1982-07-13 | 1984-01-21 | ティーディーケイ株式会社 | 負特性サ−ミスタ及びその製造方法 |
-
1984
- 1984-10-30 JP JP22843784A patent/JPS61105802A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61105802A (ja) | 1986-05-23 |
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