JPH0345227Y2 - - Google Patents

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JPH0345227Y2
JPH0345227Y2 JP8289882U JP8289882U JPH0345227Y2 JP H0345227 Y2 JPH0345227 Y2 JP H0345227Y2 JP 8289882 U JP8289882 U JP 8289882U JP 8289882 U JP8289882 U JP 8289882U JP H0345227 Y2 JPH0345227 Y2 JP H0345227Y2
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processing liquid
roller
conveyance
rollers
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は千鳥状に配列された搬送ローラによつ
て被処理物を搬送する手段を備えた自動現像装置
に関するものであつて、被処理物を連続処理若し
くは間欠処理した場合に生ずる前処理に起因する
処理ムラの発生の防止に係るものである。
〔従来の技術〕
薬液や水等の処理液を含んだ被処理物を次の工
程に移動させる一手段として、千鳥状に配列され
た同径、同速回転の搬送ローラによつて空中を搬
送していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、この搬送手段によると、被処理物に
処理ムラが生じていた。これは搬送されていつた
被処理物に付着していた処理液が搬送ローラ上に
残り、それが次に搬送されて来た被処理物の同一
位置に重ねて付着されるためである。
これを第1図により説明すると、第1図aに示
す如く、千鳥状に配列された同径、同速回転の搬
送ローラ1,2によつて被処理物Y1が左右に移
動して、第1図bに示すように、その後端が搬送
ローラ1から離れると、被処理物Y1の後端が接
触していた搬送ローラ1上に処理液X1が残留す
る。
即ち、 (1) 搬送ローラの外面に付着している処理液の量
が少ないと、処理むら等が生じるため、搬送ロ
ーラには、通常被処理物を処理するに必要な処
理液よりも多めの処理液を吸収或いは付着させ
ている。
このように、処理液が略飽和状態で吸収され
ている回転中の搬送ローラ1,2に対して被処
理物Y1が移動してきて、被処理物Y1が搬送ロ
ーラ1,2の外面に接すると、処理液を被処理
物Y1に付着するために、被処理物Y1は、搬送
ローラ1,2の外面に所定圧で押されて移動す
ることになる。
(2) このため、例えば搬送ローラ1に吸収或いは
搬送ローラ1の外面に付着している処理液の
内、被処理物Y1に吸収されない過剰の処理液
は、上述の所定圧により搬送ローラ1から絞り
出されるようにして、搬送ローラ1と被処理物
Y1との当接部の反回転方向の部分に処理液X1
が溜まり始め、被処理物Y1が搬送ローラ1に
対してさらに移動すると、被処理物Y1に吸収
しきれない処理液は増えていくので、処理液
X1の量は徐々に増加する(第1図a参照)。
この状態の処理液X1は、見掛け上は、搬送
ローラ1と被処理物Y1との当接部の反回転方
向の部分の位置にあるが、搬送ローラ1が回転
していること及び被処理物Y1が移動している
ことから、搬送ローラ1の外面上及び被処理物
Y1の表面上を移動している。
(3) 被処理物Y1の後端が搬送ローラ1から離れ
ると、搬送ローラ1の方が被処理物Y1の後端
よりも処理液X1の表面張力が大きいために、
処理液X1の大部分は、処理液X1は搬送ローラ
1の外面上を移動せず、搬送ローラ1の外面の
被処理物Y1の後端が接触していた部分に残留
する。(第1図b参照)。
したがつて、搬送ローラ1が吸収性の弾性体
を用いたとしても、吸収性の低いものであれ
ば、搬送ローラ1の外面上の一定の部分に残留
し、吸収性の高いものであつても、搬送ローラ
1全面に平均的に吸収される前に、次の被処理
物を処理することから、搬送ローラ1の外面上
の一定の部分残留する。
このため、次に搬送されてきた被処理物Y2が、
第1図cに示す如く、搬送ローラ1に搬送されて
くると、搬送ローラ1に残留する処理液X1は被
処理物Y2に付着することとなり、また被処理物
Y1の後端が離れた搬送ローラ2にも上記と同様
にして処理液X2が残留し、被処理物Y2が搬送さ
れてくると、千鳥状に配列された同径、同速回転
の搬送ローラによつて空中を搬送した場合に、被
処理物Y2の処理液X1が付着した位置と同じ位置
に処理液X2が付着して、被処理物Y2に処理ムラ
を生じさせていた。
そこで、本考案者は、上記の課題を解決するた
めに、種々考究の結果、千鳥状に配列された同
径、同速回転の搬送ローラ1,2によつて被処理
物を搬送した場合に、第5図の符号を用いて説明
すると、隣接する搬送ローラ1,2間の軸間距離
をl;搬送ローラ1に先に通過した被処理物Y1
が残していつた処理液X1と、次に搬送されてき
た被処理物Y2の先端が接触した位置との距離を
l1;搬送ローラ2に先に通過した被処理物Y1が残
していつた処理液X2と、次に搬送されてきた被
処理物Y2の先端が接触した位置との距離をl2とす
るとき、l=l2−l1の条件が成立することを知見
し、l≠l2−l1の条件を満たせば、上記課題を解
決することを見出だしたものである。
本考案は、上記の点に鑑みて考案されたもの
で、搬送ローラの一部分に残留する処理液が、搬
送されてくる被処理物の同一場所に重ねて転写さ
れないようにして、被処理物の処理ムラを極力防
止した自動現像装置を提供することを目的とする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、千鳥状に配列された搬送ローラによ
つて被処理物を搬送する手段を有する自動現像装
置において、前記搬送ローラは、隣接する各搬送
ローラの径が異なるものであるかまたは隣接する
各搬送ローラの周速度を異ならしめる変速手段を
設けたことを特徴とするものである。
〔作用〕
上記構成により、隣接するローラの表面に残し
ていつた処理液の位置は、変化するので不特定な
ものであるが、隣接する各搬送ローラの関係でみ
ると、互いに径が異なつていても、または回転速
度が異なつていても、その異なつた状態で継続し
て作動されていれば、上記l及びl1,l2の関係は
常に特定され、搬送ローラの一部分に残留する処
理液が、搬送されてくる被処理物の同一場所に重
ねて転写されない。
〔実施例〕
以下、第2図乃至第5図により本考案の実施例
を説明する。尚、第1図のものと同じ構成部品に
ついては同一符号を用いる。
第2図は、本考案の一実施例を示すもので、千
鳥状に隣接して配列された搬送ローラ1,2の表
面には、多孔性のゴム等からなる吸水性の弾性体
3を夫々設けて、処理液が搬送ローラ1,2の表
面になるべく付着しにくいようにしている。
そして、この隣接する搬送ローラ1,2は、軸
間距離lがl2−l1と等しくならないように、例え
ば、搬送ローラ1の径を、搬送ローラ2の径より
小径にして、搬送ローラ1,2の径を互いに変え
て配設されている。
第3図及び第4図は、本考案のそれぞれ別の実
施例を示すもので、千鳥状に隣接して配列された
搬送ローラ1,2の径は同径であるが、軸間距離
lがl2−l1と等しくならないように、第3図の実
施例では、搬送ローラ1,2を回転させる駆動モ
ータ4の動力伝達系5,6に変速手段を設けて、
また第4図の実施例では、搬送ローラ1,2を別
個に回転させる駆動モータ7,8に変速手段を設
けて、搬送ローラ1,2の周速度を異ならしめて
いる。
次に、上記構成により、搬送ローラの一部分に
残留する処理液が、搬送されてくる被処理物の同
一場所に重ねて転写されないことを、第5図によ
り説明する。
第5図aは、被処理物Y1の後端が搬送ローラ
2から離れて所定時間経過した時の状態、第5図
bは、被処理物Y1の後端が搬送ローラ2から離
れた後、次の被処理物Y2の先端が搬送ローラ1
に接触した時の状態、第5図cは、被処理物Y2
の先端が搬送ローラ2に接触した時の状態を夫々
表わしている。
ここで、 R1,R2:搬送ローラ1,2の半径 V1,V2:搬送ローラ1,2の周速、 V :被処理物Y1,Y2の搬送速度、 P1,P2:搬送ローラ1,2に被処理物Y1の先
端が接触する位置、 l3:被処理物Y2の先端から処理液X2
被処理物Y2に付着する位置までの距離、 であり、またl,l1,l2,X1,X2,Y1,Y2は、
第1図、第2図の場合と同じである。そして、 t1:被処理物Y1が搬送ローラ1から離れた時
刻、 t2:被処理物Y1が搬送ローラ2から離れた時
刻、 t3:被処理物Y2が搬送ローラ1に接触した時
刻、 N1:処理液X1が時刻t1からt3までの間にP1
を通過した回数、 N2:処理液X2が時刻t2からt3までの間にP2
を通過した回数、 とする。
第5図aは、被処理物Y1の後端が搬送ローラ
2から離れてtα時間経過した時の図である。
この図において、搬送ローラ2に注目すれば、
被処理物Y1の後端が搬送ローラ2から離れるこ
とによつて、搬送ローラ2に付着した処理液X2
がP2点から搬送ローラ2の円周方向に進んだ距
離をlα2とすると、 lα2=V2tα … となる。
一方、搬送ローラ1に注目すると、被処理物
Y1の後端が搬送ローラ1から離れ、搬送ローラ
2を離れるまでの時間は、(t2−t1)である。
第5図aの状態は、(t2−t1)からtα経過して
いる。搬送ローラ1に付着した処理液X1がP1
から搬送ローラ1の円周方向に進んだ距離をlα1
とすると、 lα1=V1(t2−t1)+V1tα … となる。
ここで図示はしないが、被処理物Y1の後端が
搬送ローラ2を離れる時の処理液X1,X2のP1
P2からの距離をla1,la2とすると、上記、式
にtα=0を代入すればよいので、 la1=V1(t2−t1) la2=0 となる。
第5図bは、被処理物Y1の後端が搬送ローラ
2から離れた後、次の被処理物Y2の先端が搬送
ローラ1に接触した時の図である。
第5図bにおいて、処理液X1の位置が、la1
らんだ距離をlb1とすると、時間の経過は(t3
t2)であるので、 lb1=V1(t3−t2) となる。
第5図bの状態から、被処理物Y2が搬送され、
処理液X1が被処理物Y2の先端から付着した距離
をl1とすれば、 l1=2πR1(N1+1)−(la1+lb1) =2πR1(N1+1)−V1(t3−t1) …(1) になる。
次に搬送ローラ2に注目すると、処理液X2
位置がP2点から進んだ距離をlb2とすれば、時間
の経過は前述と同様(t3−t2)であるので、 lb2=V2(t3−t2) となる。
第5図bの処理液X2の位置から、処理液X2
被処理物Y2に付着するまで、処理液X2が移動す
る距離をl2とすれば、 l2=2πR2(N2+1)−lb2 =2πR2(N2+1)−V2(t3−t2) …(2) になる。
ここで、軸間距離lを被処理物Y2は、(t2−t1
の時間中に速度Vで進行しているので、 l=V(t2−t1) ∴t2=l/V+t1 …(3) になる。
ここで仮に条件をR1=R2、V=V1=V2とする
と、N1=N2となり、これを(1),(2),(3)式に代入
し、(1)、(2)式の両辺の差をとると、l=l2−l1
いう結果が得られる。
第5図Cは、被処理物Y2の先端が搬送ローラ
2に接触した時の図である。
この時、処理液X2はlb2の位置からlだけ進ん
だ位置にある。従つて、被処理物Y2の先端から
処理液X2が付着するまでの距離をl3とすれば、第
5図a,b,cからも明らかなように、 l3=l2−l である。
そして、条件がR1=R2、V=V1=V2の場合に
は、上述の如くl=l2−l1であるから、l3=l2−(l2
−l1)、即ち、l1=l3となり、搬送ローラ1,2に
残された処理液X1,X2は被処理物Y2に対してそ
の表と裏に先端から同じ距離に転写されることに
なる。
つまり、千鳥ローラ搬送方式において、同径の
搬送ローラを用い、かつこれらを同速に回転させ
て被処理物の搬送を行なう限り、前処理に起因す
る処理ムラの発生場所は常に一定であり、さらに
千鳥状に配列された搬送ローラの本数が増加する
程同一の位置に重ねて残つた処理液が転写される
回数が増え、処理ムラの状況が悪化することにな
る。
したがつてこれを避けるには、前記(1),(2),(3)
式において、l≠l2−l1の条件を満たすようにす
ればよい。
そして、そのための具体的手段としては、第2
図乃至第4図に示すように、上述の同径の搬送ロ
ーラを用いるという条件を変えてR1≠R2とする
か、又は同速回転という条件を変えてV1≠V2
すればよい。つまり、隣接する各搬送ローラ1,
2の径を互いに変えるか、または隣接する各搬送
ローラ1,2の回転速度を変えることによつて、
被処理物の同一位置に重ねて残つた処理液が転写
されることを防止できる。そして、各搬送ローラ
1,2の回転速度を変えると、被処理物上を滑つ
て空転する搬送ローラも生じるが、搬送ローラが
千鳥状に配列されている場合には被処理物の搬送
に支障は生じない。
尚、本実施例の場合には、搬送ローラの表面に
吸水性の弾性体を設けて搬送ローラの表面に処理
液が付着しにくくしているが、必ずしも設ける必
要はなく、また搬送ローラの表面の材質として処
理液をちらしてしまう方向で接触角度の小さいロ
ーラ材質を用いることもできる。
〔考案の効果〕
本考案は、上記のように千鳥状に配列した搬送
ローラの径を互いに変えるか、または各搬送ロー
ラの回転速度を変えたので、搬送される被処理物
の同一場所にローラに残つた処理液が重ねて転写
されることがなくなり、被処理物の処理ムラを極
力防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の搬送ローラを用い被処理物に処
理ムラが生じる理由を説明するための図、第2
図、第3図及び第4図は本考案の自動現像装置に
関する搬送ローラの配置のそれぞれ別の実施例を
示す図、第5図は本考案の搬送ローラと被処理物
の関係を説明するための図である。 1,2……搬送ローラ、3……吸水性の弾性
体、4,7,8……駆動モータ、5,6……動力
伝達系、X1,X2……処理液、Y1,Y2……被処理
物、l……搬送ローラ1,2の軸間距離、l1……
搬送ローラ1の残した処理液X1と被処理物Y2
先端の接触位置P1までの距離、l2……搬送ローラ
2の残した処理液X1と被処理物Y2の先端の接触
位置P2までの距離。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 千鳥状に配列された搬送ローラによつて被処理
    物を搬送する手段を有する自動現像装置におい
    て、前記搬送ローラは、隣接する各搬送ローラの
    径が異なるものであるかまたは隣接する各搬送ロ
    ーラの周速度を異ならしめる変速手段を設けたこ
    とを特徴とする自動現像装置。
JP8289882U 1982-06-03 1982-06-03 自動現像装置の搬送ロ−ラ Granted JPS58185849U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8289882U JPS58185849U (ja) 1982-06-03 1982-06-03 自動現像装置の搬送ロ−ラ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8289882U JPS58185849U (ja) 1982-06-03 1982-06-03 自動現像装置の搬送ロ−ラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58185849U JPS58185849U (ja) 1983-12-10
JPH0345227Y2 true JPH0345227Y2 (ja) 1991-09-25

Family

ID=30091931

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8289882U Granted JPS58185849U (ja) 1982-06-03 1982-06-03 自動現像装置の搬送ロ−ラ

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JPS58185849U (ja) 1983-12-10

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