JPH0345570B2 - - Google Patents
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- JPH0345570B2 JPH0345570B2 JP61209148A JP20914886A JPH0345570B2 JP H0345570 B2 JPH0345570 B2 JP H0345570B2 JP 61209148 A JP61209148 A JP 61209148A JP 20914886 A JP20914886 A JP 20914886A JP H0345570 B2 JPH0345570 B2 JP H0345570B2
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- resistor
- circuit
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-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H19/00—Networks using time-varying elements, e.g. N-path filters
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- Networks Using Active Elements (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、多チヤンネル・アナログ信号取り込
み装置に使用して好適な低域通過フイルタに関す
る。
み装置に使用して好適な低域通過フイルタに関す
る。
[従来技術]
アナログ信号取り込み装置においては、複数の
異なるアナログ信号の各々を、順次、アナログデ
ジタル変換器(ADC)の入力端に切り替え入力
するデジタル制御マルチプレクサを用いて連続的
に高速サンプリングすることにより複数の異なる
アナログ信号の波形データが同時に取り込まれ
る。ADCは、各波形のDC電圧レベルをこれに比
例した大きさのデジタルデータに変換するための
ものであり、このデジタルデータは取り込み装置
のランダムアクセスメモリ(RAM)内に記憶さ
れる。
異なるアナログ信号の各々を、順次、アナログデ
ジタル変換器(ADC)の入力端に切り替え入力
するデジタル制御マルチプレクサを用いて連続的
に高速サンプリングすることにより複数の異なる
アナログ信号の波形データが同時に取り込まれ
る。ADCは、各波形のDC電圧レベルをこれに比
例した大きさのデジタルデータに変換するための
ものであり、このデジタルデータは取り込み装置
のランダムアクセスメモリ(RAM)内に記憶さ
れる。
[発明が解決しようとする問題点]
サンプリングされた波形が雑音を含んでいる場
合、通常60Hz以上で60dB以上の減衰特性を有す
る低域通過フイルタによりマルチプレクサ出力内
の高周波成分を除去することが望ましいが、この
ようなフイルタでは、2個の隣接するサンプル信
号間の電圧差が比較的大きい場合、信号が変化し
て12ビツト精度内に落ち着くまでに通常300m秒
に及ぶ時間を要する。このため、マルチプレクサ
をチヤンネルからチヤンネルと切り替える走査周
波数は、通常、フイルタのスルーレートによつて
約3チヤンネル/秒に限定される。これでは遅す
ぎて殆どの交流波形は適切なサンプリングが行え
ない。従つて、マルチプレクサが高速に多数の波
形のサンプリングを行ない得るように高いスルー
レートを有する低域通過フイルタが必要とされ
る。
合、通常60Hz以上で60dB以上の減衰特性を有す
る低域通過フイルタによりマルチプレクサ出力内
の高周波成分を除去することが望ましいが、この
ようなフイルタでは、2個の隣接するサンプル信
号間の電圧差が比較的大きい場合、信号が変化し
て12ビツト精度内に落ち着くまでに通常300m秒
に及ぶ時間を要する。このため、マルチプレクサ
をチヤンネルからチヤンネルと切り替える走査周
波数は、通常、フイルタのスルーレートによつて
約3チヤンネル/秒に限定される。これでは遅す
ぎて殆どの交流波形は適切なサンプリングが行え
ない。従つて、マルチプレクサが高速に多数の波
形のサンプリングを行ない得るように高いスルー
レートを有する低域通過フイルタが必要とされ
る。
本発明の目的は、高スルーレートを有する新規
かつ改良された低域通過フイルタを提供すること
である。
かつ改良された低域通過フイルタを提供すること
である。
本発明の他の目的は、選択的に低域通過または
全域通過特性を有する新規かつ改良されたフイル
タを提供することである。
全域通過特性を有する新規かつ改良されたフイル
タを提供することである。
本発明の他の目的は、低周波入力信号が選択的
に低域通過瀘波され、高周波信号が広域通過瀘波
される複数の電圧入力信号の高速走査・瀘波装置
を提供することである。
に低域通過瀘波され、高周波信号が広域通過瀘波
される複数の電圧入力信号の高速走査・瀘波装置
を提供することである。
[概要]
本発明によるアクテイブ低域通過フイルタの帯
域幅及びスルーレートは直列接続抵抗素子及び分
路容量素子から成る入力RC回路網によつて決ま
り、このフイルタの出力電圧は容量素子の電荷に
よつて決まる。そこで、入力電圧の変化に応じて
RC回路網の直列接続抵抗素子を一時的に短絡す
る手段を設け、これにより分路容量素子の定常状
態レベルへの高速の充電または放電を可能にし、
フイルタ出力が高速に入力電圧変化に追従するよ
うにしている。この後、抵抗素子の短絡を解除
し、通常の瀘波動作を可能にする。例えば、出力
がnビツト精度内に安定するまでに300m秒の公
称スルー時間を要する60Hzで60dBの減衰特性の
フイルタ回路に用いた場合、抵抗素子の一時的短
絡により典型的にはスルー時間を500μ秒以下に
減少させることができる。
域幅及びスルーレートは直列接続抵抗素子及び分
路容量素子から成る入力RC回路網によつて決ま
り、このフイルタの出力電圧は容量素子の電荷に
よつて決まる。そこで、入力電圧の変化に応じて
RC回路網の直列接続抵抗素子を一時的に短絡す
る手段を設け、これにより分路容量素子の定常状
態レベルへの高速の充電または放電を可能にし、
フイルタ出力が高速に入力電圧変化に追従するよ
うにしている。この後、抵抗素子の短絡を解除
し、通常の瀘波動作を可能にする。例えば、出力
がnビツト精度内に安定するまでに300m秒の公
称スルー時間を要する60Hzで60dBの減衰特性の
フイルタ回路に用いた場合、抵抗素子の一時的短
絡により典型的にはスルー時間を500μ秒以下に
減少させることができる。
更に、本発明によれば、多数のアナログ波形を
サンプリングするマルチプレクサを設け、アナロ
グデータ取り込み装置に一連のアナログサンプル
入力電圧を供給する。このマルチプレクサの出力
は低域通過フイルタで瀘波される。マルチプレク
サが新しいアナログ信号をサンプリングするため
に状態を切り替える間に、直列抵抗素子は一時的
に短絡されて出力電圧を高速変化させた後、短絡
を解除して通常の低域通過動作に戻る。フイルタ
の出力はラツチ手段を介してデータ取り込み装置
に入力される。入力クロツク信号に同期してマル
チプレクサを切り替え、抵抗素子を短絡・短絡解
除し、ラツチ手段を操作する制御手段も設けられ
る。例えば毎秒3チヤンネルのマルチプレクサ入
力信号走査周波数を許容する典型的フイルタ回路
に対して、抵抗素子の一時的短絡を採用すればマ
ルチプレクサ走査周波数は毎秒数100チヤンネル
以上にまで上げることができる。
サンプリングするマルチプレクサを設け、アナロ
グデータ取り込み装置に一連のアナログサンプル
入力電圧を供給する。このマルチプレクサの出力
は低域通過フイルタで瀘波される。マルチプレク
サが新しいアナログ信号をサンプリングするため
に状態を切り替える間に、直列抵抗素子は一時的
に短絡されて出力電圧を高速変化させた後、短絡
を解除して通常の低域通過動作に戻る。フイルタ
の出力はラツチ手段を介してデータ取り込み装置
に入力される。入力クロツク信号に同期してマル
チプレクサを切り替え、抵抗素子を短絡・短絡解
除し、ラツチ手段を操作する制御手段も設けられ
る。例えば毎秒3チヤンネルのマルチプレクサ入
力信号走査周波数を許容する典型的フイルタ回路
に対して、抵抗素子の一時的短絡を採用すればマ
ルチプレクサ走査周波数は毎秒数100チヤンネル
以上にまで上げることができる。
更に、本発明によれば、抵抗素子が短絡された
とき分路容量素子を選択的に開放するスイツチ手
段が設けられる。これによつてフイルタの帯域幅
を拡張し、フイルタの高入力インピーダンスを維
持しながらより高周波の入力信号を通過させるこ
とができる。このフイルタを切り替え入力データ
取り込み装置に用いると、低周波入力信号に対し
て低域通過モード、高周波入力信号に対して全域
通過モードでフイルタを動作させ、低周波入力信
号と高周波入力信号を交互に取り込むこともでき
る。
とき分路容量素子を選択的に開放するスイツチ手
段が設けられる。これによつてフイルタの帯域幅
を拡張し、フイルタの高入力インピーダンスを維
持しながらより高周波の入力信号を通過させるこ
とができる。このフイルタを切り替え入力データ
取り込み装置に用いると、低周波入力信号に対し
て低域通過モード、高周波入力信号に対して全域
通過モードでフイルタを動作させ、低周波入力信
号と高周波入力信号を交互に取り込むこともでき
る。
[実施例]
第1図に示した周知のバタワース(ソレン・キ
ー)型フイルタ10は、入力電圧Viに応じて低
域通過瀘波された出力信号Voを発生する。フイ
ルタ10は、その非反転入力端にRC回路網を介
してフイルタ入力信号Viを受ける。このRC回路
網は、1対の直列接続された抵抗R1,R2及び
非反転入力端と接地間に接続された分路コンデン
サC1から成る。フイルタ10の出力は増幅器1
2の出力電圧Voであり、この電圧は抵抗R3及
びR4を介して増幅器12の反転入力端に帰還さ
れる。抵抗R4の抵抗値は可変である。
ー)型フイルタ10は、入力電圧Viに応じて低
域通過瀘波された出力信号Voを発生する。フイ
ルタ10は、その非反転入力端にRC回路網を介
してフイルタ入力信号Viを受ける。このRC回路
網は、1対の直列接続された抵抗R1,R2及び
非反転入力端と接地間に接続された分路コンデン
サC1から成る。フイルタ10の出力は増幅器1
2の出力電圧Voであり、この電圧は抵抗R3及
びR4を介して増幅器12の反転入力端に帰還さ
れる。抵抗R4の抵抗値は可変である。
コンデンサC1がある定常状態電圧に充電され
たとき、抵抗R1,R2を通過する微小電流によ
り抵抗R1,R2の両端に微小オフセツト電圧降
下(Voff=V1+V2)が生じ、コンデンサCの増
幅器非反転入力端側の電圧は(Vi−Voff)にな
る。帰還抵抗R4は、抵抗R3,R4を通つて増
幅器12の反転入力端に流入する定常状態電流が
同様の電圧降下を抵抗R3,R4の両端に生じせ
しめるように調節される。増幅器12の入力イン
ピーダンスがR3+R4に比べて大であり、且つ増
幅器12の公称利得が大であれば、増幅器12の
反転入力端の定常状態電圧と略等しい。
たとき、抵抗R1,R2を通過する微小電流によ
り抵抗R1,R2の両端に微小オフセツト電圧降
下(Voff=V1+V2)が生じ、コンデンサCの増
幅器非反転入力端側の電圧は(Vi−Voff)にな
る。帰還抵抗R4は、抵抗R3,R4を通つて増
幅器12の反転入力端に流入する定常状態電流が
同様の電圧降下を抵抗R3,R4の両端に生じせ
しめるように調節される。増幅器12の入力イン
ピーダンスがR3+R4に比べて大であり、且つ増
幅器12の公称利得が大であれば、増幅器12の
反転入力端の定常状態電圧と略等しい。
増幅器12の出力端は、コンデンサC2を介し
て抵抗R1,R2の中間点にも接続される。フイ
ルタ10の伝達関数は、次式のごとくこの回路の
出力インピーダンス(Xo)を入力インパーダン
ス(Xin)で割つたものである。
て抵抗R1,R2の中間点にも接続される。フイ
ルタ10の伝達関数は、次式のごとくこの回路の
出力インピーダンス(Xo)を入力インパーダン
ス(Xin)で割つたものである。
Xp/Xio=[(R1R2C2)C1]-1
x[s2+((R1+R2)/(R1R2C2))s
+(1/R1R2C2)C1]-1
この式は、次式のようなRLCフイルタの伝達
関数と等価である。
関数と等価である。
Xp/Xio=[1/LC]/[s2+(Rp/L)s
+(1/LC)]
ここに、Rp=R1+R2、L=(R1R2C2)、C=
C1=C2である。減衰は40dB/dec(即ち12dB/
oct)、回路の帯域幅、即ち−3dB減衰(Vp=
0.707Vio)周波数ωpは ωp=(1/LC)1/2[1−(RpRpC
/4L)]1/2ラジアン/s または、Rp、L、Cを[1]式に代入すれば、 ωp=(1/R1R2C1C2)1/2[(R1+R2)2C1/4(R
1R2C2)]1/2ラジアン/s フイルタ入力電圧Viが或るDCレベルから他の
DCレベルへ変化するとき、抵抗R1,R2に電
流が流れコンデンサC1を充電又は放電すると共
に、抵抗R1を流れる電流がコンデンサC2を充
電又は放電する。両コンデンサの充放電には時間
を要するので、出力電圧Voの変化は、入力電圧
Viの変化に遅れて追従する。出力電圧Voが入力
電圧に対応する定常状態レベルに達するに足る十
分な時間、入力電圧Viが定常状態電圧に維持さ
れれば、コンデンサC1の両端電圧は、Vi−
Voffに保たれ、コンデンサC2の両端電圧はV
1に落ち着く。
C1=C2である。減衰は40dB/dec(即ち12dB/
oct)、回路の帯域幅、即ち−3dB減衰(Vp=
0.707Vio)周波数ωpは ωp=(1/LC)1/2[1−(RpRpC
/4L)]1/2ラジアン/s または、Rp、L、Cを[1]式に代入すれば、 ωp=(1/R1R2C1C2)1/2[(R1+R2)2C1/4(R
1R2C2)]1/2ラジアン/s フイルタ入力電圧Viが或るDCレベルから他の
DCレベルへ変化するとき、抵抗R1,R2に電
流が流れコンデンサC1を充電又は放電すると共
に、抵抗R1を流れる電流がコンデンサC2を充
電又は放電する。両コンデンサの充放電には時間
を要するので、出力電圧Voの変化は、入力電圧
Viの変化に遅れて追従する。出力電圧Voが入力
電圧に対応する定常状態レベルに達するに足る十
分な時間、入力電圧Viが定常状態電圧に維持さ
れれば、コンデンサC1の両端電圧は、Vi−
Voffに保たれ、コンデンサC2の両端電圧はV
1に落ち着く。
入力電圧Viが、第1のDC電圧レベルから第2
の電圧レベルへ急峻に変化するとき、出力電圧
Voは時定数R1C1で決まるスルーレートで第2DC
電圧レベルに対応するレベルまで上昇又は下降す
る。
の電圧レベルへ急峻に変化するとき、出力電圧
Voは時定数R1C1で決まるスルーレートで第2DC
電圧レベルに対応するレベルまで上昇又は下降す
る。
R1及びC1の値が60Hz・60dB減衰特性に選
ばれる典型的な例では、出力電圧が12ビツトの精
度(1/4096)内の安定な値にまで変化して落ち
着くまでに300m秒のオーダーの時間を要する。
ばれる典型的な例では、出力電圧が12ビツトの精
度(1/4096)内の安定な値にまで変化して落ち
着くまでに300m秒のオーダーの時間を要する。
第1図は、入力電圧Viの変化に対してかなり
スルーレートを増加させることができる本発明に
よる低域通過フイルタ20の回路図である。フイ
ルタ20は、第4図の従来のバタワース型フイル
タ10の対応する要素と同様に相互接続された演
算増幅器12、抵抗R1〜R4、及びコンデンサ
C1,C2から成る。但し、これらの要素に加え
て、フイルタ20は、小抵抗R5を抵抗R1に選
択的に並列接続するためのスイツチ手段SW1
と、他の小抵抗R6を抵抗R1,R2に選択的に
並列接続するためのスイツチ手段SW2とを有す
る。更に、フイルタ20は、選択的に増幅器12
の出力電圧Voを直接反転入力端に接続して抵抗
R3,R4を側路するためのスイツチ手段S3
と、コンデンサC1を増幅器12の反転入力端か
ら選択的に切り離すためのスイツチ手段S4を有
する。スイツチ手段SW1〜SW4は、入力デジ
タル信号に応じて切り替え状態が制御される(ス
イツチSW1〜SW3は端子Aが低のとき閉成さ
れ、スイツチSW4は端子Bが低のとき閉成され
る)高速電子スイツチであることが望ましい。
スルーレートを増加させることができる本発明に
よる低域通過フイルタ20の回路図である。フイ
ルタ20は、第4図の従来のバタワース型フイル
タ10の対応する要素と同様に相互接続された演
算増幅器12、抵抗R1〜R4、及びコンデンサ
C1,C2から成る。但し、これらの要素に加え
て、フイルタ20は、小抵抗R5を抵抗R1に選
択的に並列接続するためのスイツチ手段SW1
と、他の小抵抗R6を抵抗R1,R2に選択的に
並列接続するためのスイツチ手段SW2とを有す
る。更に、フイルタ20は、選択的に増幅器12
の出力電圧Voを直接反転入力端に接続して抵抗
R3,R4を側路するためのスイツチ手段S3
と、コンデンサC1を増幅器12の反転入力端か
ら選択的に切り離すためのスイツチ手段S4を有
する。スイツチ手段SW1〜SW4は、入力デジ
タル信号に応じて切り替え状態が制御される(ス
イツチSW1〜SW3は端子Aが低のとき閉成さ
れ、スイツチSW4は端子Bが低のとき閉成され
る)高速電子スイツチであることが望ましい。
端子Aが高、端子Bが低のとき、スイツチSW
1〜SW3は開放、スイツチSW4は閉成される。
この状態では、フイルタ20は、第4図のバタワ
ース型フイルタと同様の低域通過フイルタとして
働く。そこで、端子Aが低になると、スイツチ
SW1〜SW3は閉成される。このとき、抵抗R
5,R6が抵抗R1,R2に比較して無視できる
程度に小さければ、コンデンサC1,C2は入力
電圧レベルの任意のステツプ変化に応答して急速
に充電または放電する。なぜなら、抵抗R1,R
2による制限がなくなるので、比較的大きい充放
電電流がコンデンサC1,C2に働くからであ
る。コンデンサC1,C2が或る定常状態電圧レ
ベルにまで放電または充電されたとき、入力電圧
Viより抵抗R6の無視できる程小さい電圧降下
分だけ低い電圧が増幅器12の非反転入力端に現
われる。
1〜SW3は開放、スイツチSW4は閉成される。
この状態では、フイルタ20は、第4図のバタワ
ース型フイルタと同様の低域通過フイルタとして
働く。そこで、端子Aが低になると、スイツチ
SW1〜SW3は閉成される。このとき、抵抗R
5,R6が抵抗R1,R2に比較して無視できる
程度に小さければ、コンデンサC1,C2は入力
電圧レベルの任意のステツプ変化に応答して急速
に充電または放電する。なぜなら、抵抗R1,R
2による制限がなくなるので、比較的大きい充放
電電流がコンデンサC1,C2に働くからであ
る。コンデンサC1,C2が或る定常状態電圧レ
ベルにまで放電または充電されたとき、入力電圧
Viより抵抗R6の無視できる程小さい電圧降下
分だけ低い電圧が増幅器12の非反転入力端に現
われる。
スイツチSW1〜SW3が閉成されたとき、フ
イルタ回路20のスルーレートは激増するが、同
時にフイルタ回路20の帯域幅も増大(約1/
R6C1まで)するので回路20は高周波信号を阻
止しなくなる。しかし、出力電圧Voが入力電圧
の変化に応じて定常状態値に達した後、再びスイ
ツチSW1〜SW3を開放すれば、回路20は再
度低域通過フイルタとして動作するようになる。
したがつて、スイツチSW1〜SW3を入力電圧
の変化直後に短時間閉成した後、開放すれば、フ
イルタ回路はその出力を入力電圧変化に即応させ
た後、ひきつづき低域通過フイルタとして働く。
イルタ回路20のスルーレートは激増するが、同
時にフイルタ回路20の帯域幅も増大(約1/
R6C1まで)するので回路20は高周波信号を阻
止しなくなる。しかし、出力電圧Voが入力電圧
の変化に応じて定常状態値に達した後、再びスイ
ツチSW1〜SW3を開放すれば、回路20は再
度低域通過フイルタとして動作するようになる。
したがつて、スイツチSW1〜SW3を入力電圧
の変化直後に短時間閉成した後、開放すれば、フ
イルタ回路はその出力を入力電圧変化に即応させ
た後、ひきつづき低域通過フイルタとして働く。
DC入力電圧Viの変化に対して出力電圧Voが定
常状態DCレベルに達するに足る時間、スイツチ
SW1〜SW3が閉成され続けば、増幅器12の
出力電圧Voは、スイツチSW1〜SW3が再度開
放される時点で殆ど過渡応答を示さない。その理
由は、スイツチ切り替え時のコンデンサC1,C
2の各両端間電圧はごく僅かしか変化しないから
である。スイツチSW1〜SW3が閉成されてい
るとき、定常状態出力電圧Vo及びコンデンサC
1の両端間電圧はViになり、コンデンサC2の
両端間電圧は略0になる。スイツチSW1〜SW
3が開放されると、定常状態出力電圧Voは、や
はりViであるが、コンデンサC1の両端電圧は
Vi−Voffになり、コンデンサC2の両端電圧は
抵抗R1の電圧降下に等しい電圧V1に落ち着く。
電圧Voff及びV1が比較的小さければ、スイツチ
SW1〜SW3の開放後のコンデンサC1,C2
の各両端間電圧は殆ど変動せず、したがつて出力
電圧Voも殆ど変動しない。
常状態DCレベルに達するに足る時間、スイツチ
SW1〜SW3が閉成され続けば、増幅器12の
出力電圧Voは、スイツチSW1〜SW3が再度開
放される時点で殆ど過渡応答を示さない。その理
由は、スイツチ切り替え時のコンデンサC1,C
2の各両端間電圧はごく僅かしか変化しないから
である。スイツチSW1〜SW3が閉成されてい
るとき、定常状態出力電圧Vo及びコンデンサC
1の両端間電圧はViになり、コンデンサC2の
両端間電圧は略0になる。スイツチSW1〜SW
3が開放されると、定常状態出力電圧Voは、や
はりViであるが、コンデンサC1の両端電圧は
Vi−Voffになり、コンデンサC2の両端電圧は
抵抗R1の電圧降下に等しい電圧V1に落ち着く。
電圧Voff及びV1が比較的小さければ、スイツチ
SW1〜SW3の開放後のコンデンサC1,C2
の各両端間電圧は殆ど変動せず、したがつて出力
電圧Voも殆ど変動しない。
本発明の好適実施例では、スイツチSW1〜
SW4は、高速、低漏洩の光学的絶縁MOSFET
スイツチから成るが、他の実施例ではリレーの如
き他のスイツチ手段であつてもよい。抵抗R5,
R6は、スイツチSW1,SW2に付随した微小
固有容量によるリンギングを減衰させるためのも
のである。
SW4は、高速、低漏洩の光学的絶縁MOSFET
スイツチから成るが、他の実施例ではリレーの如
き他のスイツチ手段であつてもよい。抵抗R5,
R6は、スイツチSW1,SW2に付随した微小
固有容量によるリンギングを減衰させるためのも
のである。
このように、本発明の回路20は、端子Aに
“低”制御電圧を一時的に印加してスイツチSW
1〜SW3を閉じることにより、入力電圧の変化
に対して高速スルーモードで動作し、出力電圧が
定常状態に達したとき端子Aに“高”制御電圧を
印加してスイツチSW1〜SW3を再度開放する
ことにより低域通過フイルタとして動作する。ま
た、コンデンサC1を増幅器12の反転入力端か
ら選択的に切り離すスイツチSW4は、端子Bに
“高”制御電圧を印加することにより開放できる。
スイツチSW4の開放時にスイツチSW1〜SW3
が閉成されていると、回路20は、非常に広帯域
の“全域通過(オールパス)”モードで動作する。
この全域通過モードでは、入力電圧Viは増幅器
12の非反転入力端に直接印加され、増幅器出力
電圧Voは反転入力端に直接印加されて、回路2
0の利得が1に維持される。よつて、スイツチ
SW4は回路20の帯域幅を選択的に増大させる
役目をする。
“低”制御電圧を一時的に印加してスイツチSW
1〜SW3を閉じることにより、入力電圧の変化
に対して高速スルーモードで動作し、出力電圧が
定常状態に達したとき端子Aに“高”制御電圧を
印加してスイツチSW1〜SW3を再度開放する
ことにより低域通過フイルタとして動作する。ま
た、コンデンサC1を増幅器12の反転入力端か
ら選択的に切り離すスイツチSW4は、端子Bに
“高”制御電圧を印加することにより開放できる。
スイツチSW4の開放時にスイツチSW1〜SW3
が閉成されていると、回路20は、非常に広帯域
の“全域通過(オールパス)”モードで動作する。
この全域通過モードでは、入力電圧Viは増幅器
12の非反転入力端に直接印加され、増幅器出力
電圧Voは反転入力端に直接印加されて、回路2
0の利得が1に維持される。よつて、スイツチ
SW4は回路20の帯域幅を選択的に増大させる
役目をする。
第2図は、複数の入力電圧信号Vinを順次サプ
リング・瀘波する、本発明によるフイルタ回路2
0を応用した回路30を示す。回路30は、一組
のバツフア増幅器32を有する。各バツフア増幅
器32は、個々の入力信号Viを受け、緩衝され
た出力信号をマルチプレクサ(MUX)34の
個々の入力端に供給する。選択された1入力であ
るマルチプレクサ34の出力は、第1図のフイル
タ回路と同様のフイルタ回路20に入力電圧Vi
として入力される。フイルタ回路20の出力Vo
はサンプルホールド(S/H)回路36に入力さ
れる。典型的な例では、S/H回路36に保持さ
れたラツチ出力Vo′は、これをデジタル信号に変
換する手段及びこの変換出力を記憶する手段を有
するADC/記憶装置40に入力される。
リング・瀘波する、本発明によるフイルタ回路2
0を応用した回路30を示す。回路30は、一組
のバツフア増幅器32を有する。各バツフア増幅
器32は、個々の入力信号Viを受け、緩衝され
た出力信号をマルチプレクサ(MUX)34の
個々の入力端に供給する。選択された1入力であ
るマルチプレクサ34の出力は、第1図のフイル
タ回路と同様のフイルタ回路20に入力電圧Vi
として入力される。フイルタ回路20の出力Vo
はサンプルホールド(S/H)回路36に入力さ
れる。典型的な例では、S/H回路36に保持さ
れたラツチ出力Vo′は、これをデジタル信号に変
換する手段及びこの変換出力を記憶する手段を有
するADC/記憶装置40に入力される。
制御回路38は、マルチプレクサ34の切り替
え制御入力信号、フイルタ回路20のA,B制御
入力信号、S/H回路36のサンプリング制御入
力信号及びADC40の入力イネーブル制御信号
を、クロツク信号Vc及び全域通過モード制御信
号Vsに同期して発生する。動作を説明すれば、
制御回路38は、各入力クロツク信号Vcのパル
スの後縁でマルチプレクサ34の状態を切り替
え、マルチプレクサ34が各入力信号を順番に走
査してフイルタ回路20へ順次各入力信号(チヤ
ンネル)を入力するようになす。クロツク信号
Vcはフイルタ回路20のA入力端にも印加され
る。全域通過信号Vsが低のとき、制御回路38
は、フイルタ回路20のB入力端を低状態に維持
し、フイルタ回路20のA入力端にクロツク信号
Vcを印加する。上述したように、A入力端が低
になると、フイルタ回路20は、その出力Voを
高速に入力電圧レベルの変化に追従させる高速ス
ルーモードになり、A端子が高になると、低域通
過モードになる。したがつて、クロツク信号Vc
の負方向縁を受けてフイルタ回路20は高速変化
し、クロツク信号Vcの正方向エツジを受けると
入力信号を低域瀘波する。クロツク信号Vcの負
方向パルスの幅は、フイルタ回路20が、マルチ
プレクサ34のチヤンネル切り替えによつて生じ
る入力電圧の予期し得るステツプ変化の大きさに
対して完全に追従変化できるように調整される。
え制御入力信号、フイルタ回路20のA,B制御
入力信号、S/H回路36のサンプリング制御入
力信号及びADC40の入力イネーブル制御信号
を、クロツク信号Vc及び全域通過モード制御信
号Vsに同期して発生する。動作を説明すれば、
制御回路38は、各入力クロツク信号Vcのパル
スの後縁でマルチプレクサ34の状態を切り替
え、マルチプレクサ34が各入力信号を順番に走
査してフイルタ回路20へ順次各入力信号(チヤ
ンネル)を入力するようになす。クロツク信号
Vcはフイルタ回路20のA入力端にも印加され
る。全域通過信号Vsが低のとき、制御回路38
は、フイルタ回路20のB入力端を低状態に維持
し、フイルタ回路20のA入力端にクロツク信号
Vcを印加する。上述したように、A入力端が低
になると、フイルタ回路20は、その出力Voを
高速に入力電圧レベルの変化に追従させる高速ス
ルーモードになり、A端子が高になると、低域通
過モードになる。したがつて、クロツク信号Vc
の負方向縁を受けてフイルタ回路20は高速変化
し、クロツク信号Vcの正方向エツジを受けると
入力信号を低域瀘波する。クロツク信号Vcの負
方向パルスの幅は、フイルタ回路20が、マルチ
プレクサ34のチヤンネル切り替えによつて生じ
る入力電圧の予期し得るステツプ変化の大きさに
対して完全に追従変化できるように調整される。
S/H回路36は、そのクロツク入力の負方向
パルス縁でフイルタ回路20の出力電圧Voをサ
ンプリングし、その出力Vo′として保持する。こ
のようなS/H回路は当該分野で周知であるので
詳述はしない。制御回路38は、フイルタ回路2
0が入力信号変化に対して応答変化するに足る時
間だけクロツクパルスVcを遅延させ、この遅延
クロツクパルスを用いてS/H回路36をクロツ
ク駆動する。制御回路38は、S/H回路36が
Vo信号を確実にサンプリングするに足る時間だ
け更にクロツクパルスVcを遅延させ、この遅延
クロツクパルスをADC40のイネーブル入力端
ENに印加する。この遅延クロツクパルスの各負
方向縁でADC40がイネーブルされ、その時点
の入力信号Vo′がサンプリング・変換・記憶され
る。
パルス縁でフイルタ回路20の出力電圧Voをサ
ンプリングし、その出力Vo′として保持する。こ
のようなS/H回路は当該分野で周知であるので
詳述はしない。制御回路38は、フイルタ回路2
0が入力信号変化に対して応答変化するに足る時
間だけクロツクパルスVcを遅延させ、この遅延
クロツクパルスを用いてS/H回路36をクロツ
ク駆動する。制御回路38は、S/H回路36が
Vo信号を確実にサンプリングするに足る時間だ
け更にクロツクパルスVcを遅延させ、この遅延
クロツクパルスをADC40のイネーブル入力端
ENに印加する。この遅延クロツクパルスの各負
方向縁でADC40がイネーブルされ、その時点
の入力信号Vo′がサンプリング・変換・記憶され
る。
したがつて、フイルタ回路20へのB入力が低
に保持されているとき、ADC40に入力される
S/H回路36の出力Vo′は一連のDC電圧レベ
ルであり、各電圧レベルはマルチプレクサ34の
1入力信号が低域瀘波された信号のサンプルの大
きさを表わす。マルチプレクサ34のサンプリン
グ周波数は、低域通過モードのフイルタ回路20
のスルーレートによつて制限されるのではなく、
高速スルーモードのフイルタ回路20のスルーレ
ート(低域通過モードより数桁分速い)によつて
制限されるので、かなり高速になし得る。
に保持されているとき、ADC40に入力される
S/H回路36の出力Vo′は一連のDC電圧レベ
ルであり、各電圧レベルはマルチプレクサ34の
1入力信号が低域瀘波された信号のサンプルの大
きさを表わす。マルチプレクサ34のサンプリン
グ周波数は、低域通過モードのフイルタ回路20
のスルーレートによつて制限されるのではなく、
高速スルーモードのフイルタ回路20のスルーレ
ート(低域通過モードより数桁分速い)によつて
制限されるので、かなり高速になし得る。
フイルタ回路20は、A入力が低、B入力が高
のとき、全域通過モードになる。制御信号Vsが
高のとき、制御回路38はクロツク入力信号の状
態に無関係にA端子を低、B端子を高に保持する
ことにより、フイルタ回路20を全域通過モード
に維持する。全域通過モードは、入力信号Viが
高周波信号であり、フイルタ回路20の低域通過
瀘波動作が望ましくない場合、且つフイルタ回路
20の高入力インピーダンスを維持する必要があ
る場合に利用することができる。入力信号Viの
周波数がフイルタ回路20の遮断周波数より高い
ときに全域通過制御信号Vsを高にし、入力信号
Viの周波数がフイルタ回路20の遮断周波数よ
り低のときVsを低にすることにより、マルチプ
レクサ34がチヤンネル間を走査している間に必
要に応じて低周波入力信号中の高周波雑音を阻止
したり、高周波入力信号を通過させたりするため
にフイルタ動作をオンオフさせることかできる。
即ち、回路30は、全域通過信号Vsを適切に制
御することにより、高周波入力信号及び低周波入
力信号の両方の入り混ざつた複数の入力信号の組
を同時に走査して選択的に低域瀘波することがで
きる。
のとき、全域通過モードになる。制御信号Vsが
高のとき、制御回路38はクロツク入力信号の状
態に無関係にA端子を低、B端子を高に保持する
ことにより、フイルタ回路20を全域通過モード
に維持する。全域通過モードは、入力信号Viが
高周波信号であり、フイルタ回路20の低域通過
瀘波動作が望ましくない場合、且つフイルタ回路
20の高入力インピーダンスを維持する必要があ
る場合に利用することができる。入力信号Viの
周波数がフイルタ回路20の遮断周波数より高い
ときに全域通過制御信号Vsを高にし、入力信号
Viの周波数がフイルタ回路20の遮断周波数よ
り低のときVsを低にすることにより、マルチプ
レクサ34がチヤンネル間を走査している間に必
要に応じて低周波入力信号中の高周波雑音を阻止
したり、高周波入力信号を通過させたりするため
にフイルタ動作をオンオフさせることかできる。
即ち、回路30は、全域通過信号Vsを適切に制
御することにより、高周波入力信号及び低周波入
力信号の両方の入り混ざつた複数の入力信号の組
を同時に走査して選択的に低域瀘波することがで
きる。
第3図は、第2図の制御回路38の一例であ
る。この制御回路38は、クロツク信号パルス
Vcの後縁のデジタル符号化された計数値を発生
するカウンタ42を有する。制御回路38は、ま
た、S/H回路36のサンプリング制御入力へ印
加される遅延クロツク信号を発生する第1信号遅
延手段44及びADC40のイネーブル入力端EN
に印加される更に遅延された遅延クロツク信号を
発生する第2遅延手段46を有する。マルチプレ
クサ48は、その制御入力端に印加された全域通
過信号Vsが低か高かによつてフイルタ回路20
のA入力端にクロツク信号Vcまたは論理0(低)
信号を選択的に印加する。全域通過信号Vsは直
接フイルタ回路20のB入力端にも印加される。
る。この制御回路38は、クロツク信号パルス
Vcの後縁のデジタル符号化された計数値を発生
するカウンタ42を有する。制御回路38は、ま
た、S/H回路36のサンプリング制御入力へ印
加される遅延クロツク信号を発生する第1信号遅
延手段44及びADC40のイネーブル入力端EN
に印加される更に遅延された遅延クロツク信号を
発生する第2遅延手段46を有する。マルチプレ
クサ48は、その制御入力端に印加された全域通
過信号Vsが低か高かによつてフイルタ回路20
のA入力端にクロツク信号Vcまたは論理0(低)
信号を選択的に印加する。全域通過信号Vsは直
接フイルタ回路20のB入力端にも印加される。
以上、本発明の好適実施例について説明した
が、本発明の要旨を逸脱することなしに多くの変
形・変更を行ない得ることは当業者には明らかで
あろう。例えば、フイルタの帯域通過特性を設定
するためにの種々の直列抵抗および並列コンデン
サ回路網を用いる多くの低域通過フイルタは周知
であり、これ等の多くのフイルタは、本発明の手
法に従つて選択的に直列抵抗を短絡し並列コンデ
ンサがフイルタ入力電圧の変化に応じて高速に充
放電できるようにすることによりそのスルーレー
トを増大させることができる。
が、本発明の要旨を逸脱することなしに多くの変
形・変更を行ない得ることは当業者には明らかで
あろう。例えば、フイルタの帯域通過特性を設定
するためにの種々の直列抵抗および並列コンデン
サ回路網を用いる多くの低域通過フイルタは周知
であり、これ等の多くのフイルタは、本発明の手
法に従つて選択的に直列抵抗を短絡し並列コンデ
ンサがフイルタ入力電圧の変化に応じて高速に充
放電できるようにすることによりそのスルーレー
トを増大させることができる。
[効果]
本発明の低域通過フイルタは、スイツチSW
1,SW2及びSW3の開放時には、通常の低域
通過フイルタとしての動作を行ない、これらのス
イツチの閉成時には、コンデンサC1は抵抗値の
小さい抵抗器R6を介して高いスルーレートで入
力電圧Viに充放電され、入力電圧Viが演算増幅
器12の出力端子に現れる。したがつて、入力電
圧が切り換えられ、そのDCレベルが大幅に変化
しても、制御信号によりスイツチSW1,SW2
及びSW3を閉成することにより、出力電圧Voは
入力電圧に急速に追従することができる。また、
これらのスイツチの閉成時には、コンデンサC2
は抵抗値の小さい抵抗器R5を介して急速に充放
電し両端電圧が略0Vになる。これにより、スイ
ツチを開放して低域通過フイルタ動作に戻した時
に、コンデンサC2の両端電圧は通常比較的小さ
いV1に迅速に落ち着くことができ、スイツチを
開放したときに、出力電圧Voは殆ど変動しない。
1,SW2及びSW3の開放時には、通常の低域
通過フイルタとしての動作を行ない、これらのス
イツチの閉成時には、コンデンサC1は抵抗値の
小さい抵抗器R6を介して高いスルーレートで入
力電圧Viに充放電され、入力電圧Viが演算増幅
器12の出力端子に現れる。したがつて、入力電
圧が切り換えられ、そのDCレベルが大幅に変化
しても、制御信号によりスイツチSW1,SW2
及びSW3を閉成することにより、出力電圧Voは
入力電圧に急速に追従することができる。また、
これらのスイツチの閉成時には、コンデンサC2
は抵抗値の小さい抵抗器R5を介して急速に充放
電し両端電圧が略0Vになる。これにより、スイ
ツチを開放して低域通過フイルタ動作に戻した時
に、コンデンサC2の両端電圧は通常比較的小さ
いV1に迅速に落ち着くことができ、スイツチを
開放したときに、出力電圧Voは殆ど変動しない。
第1図は、本発明の一実施例の回路図、第2図
は本発明の応用例であるアナログ信号取り込み装
置の回路図、第3図は第2図の制御回路38のプ
ロツク図、第4図は従来の低域通過フイルタの回
路図である。 図中、12は演算増幅器、R1は第1抵抗器、
R2は第2抵抗器、R3及びR4は第3抵抗、C
1及びC2は夫々第1及び第2コンデンサ、SW
1,SW2及びSW3は夫々第1、第2及び第3
スイツチを示す。
は本発明の応用例であるアナログ信号取り込み装
置の回路図、第3図は第2図の制御回路38のプ
ロツク図、第4図は従来の低域通過フイルタの回
路図である。 図中、12は演算増幅器、R1は第1抵抗器、
R2は第2抵抗器、R3及びR4は第3抵抗、C
1及びC2は夫々第1及び第2コンデンサ、SW
1,SW2及びSW3は夫々第1、第2及び第3
スイツチを示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 演算増幅器と、入力端子及び上記演算増幅器
の非反転入力端子間に順次直列接続された第1及
び第2抵抗器と、上記演算増幅器の反転入力端子
及び出力端子間に接続された第3抵抗器と、上記
演算増幅器の非反転入力端子及び接地電位源間に
接続された第1コンデンサと、上記第1及び第2
抵抗器の共通接続点及び上記演算増幅器の出力端
子間に接続された第2コンデンサとを有する低域
通過フイルタであつて、 上記第1抵抗器の抵抗値より抵抗値が小さい第
4抵抗器及び、該第4抵抗器に直列接続された第
1スイツチを有し、上記第1抵抗器に並列接続さ
れた第1直列回路と、 上記第1及び第2抵抗器の抵抗値の和より抵抗
値が小さい第5抵抗器及び、該第5抵抗器に直列
接続された第2スイツチを有し、上記第1及び第
2抵抗器の直列回路に並列接続された第2直列回
路と、 上記第3抵抗器に並列接続された第3スイツチ
とを含み、 上記第1、第2及び第3スイツチは、制御信号
に応じて同時に閉成及び開放することを特徴とす
る低域通過フイルタ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/773,165 US4739189A (en) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | Rapid slewing filter |
| US773165 | 1991-10-08 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3014876A Division JPH06338798A (ja) | 1985-09-06 | 1991-01-14 | 低域通過フィルタ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6276310A JPS6276310A (ja) | 1987-04-08 |
| JPH0345570B2 true JPH0345570B2 (ja) | 1991-07-11 |
Family
ID=25097399
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61209148A Granted JPS6276310A (ja) | 1985-09-06 | 1986-09-05 | 低域通過フィルタ |
| JP3014876A Pending JPH06338798A (ja) | 1985-09-06 | 1991-01-14 | 低域通過フィルタ装置 |
Family Applications After (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3014876A Pending JPH06338798A (ja) | 1985-09-06 | 1991-01-14 | 低域通過フィルタ装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4739189A (ja) |
| JP (2) | JPS6276310A (ja) |
Families Citing this family (29)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT1241345B (it) * | 1990-12-11 | 1994-01-10 | Sgs Thomson Microelectronics | Circuito per la soppressione del rumore di commutazione fra due sorgenti di tensione, in paticolare per stadi audio di preamplificazione |
| US5362994A (en) * | 1992-10-13 | 1994-11-08 | Winbond Electronics North America Corporation | Comparator with controlled hysteresis |
| DE19637151C1 (de) * | 1996-09-12 | 1998-10-08 | Siemens Ag | Schaltung zur Ermittlung und Speicherung eines Signalmittelwertes |
| US6016114A (en) * | 1997-04-21 | 2000-01-18 | Lsi Logic Corporation | Apparatus and method of fabricating mixed signal interface in GSM wireless application |
| US6181744B1 (en) | 1998-01-28 | 2001-01-30 | Lockheed Martin Corporation | Method and system for improving process shadow time within a pulsed signal processing system |
| US6407627B1 (en) * | 2001-02-07 | 2002-06-18 | National Semiconductor Corporation | Tunable sallen-key filter circuit assembly and method |
| DE10225449A1 (de) * | 2002-06-08 | 2003-12-18 | Bosch Gmbh Robert | Multiplexfiltervorrichtung und -verfahren |
| US6753708B2 (en) * | 2002-06-13 | 2004-06-22 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Driver circuit connected to pulse shaping circuitry and method of operating same |
| US6759880B2 (en) * | 2002-06-13 | 2004-07-06 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Driver circuit connected to a switched capacitor and method of operating same |
| US20030231038A1 (en) * | 2002-06-13 | 2003-12-18 | Kenneth Koch | Pulse shaping circuit and method |
| US6784728B2 (en) * | 2002-07-31 | 2004-08-31 | Northrop Grumman Corporation | Low noise switched low pass filter with benign transients |
| US20040228424A1 (en) * | 2003-02-27 | 2004-11-18 | Baldwin Keith R. | Receiver with analog barker detector |
| US6972616B2 (en) * | 2004-04-14 | 2005-12-06 | Broadcom Corporation | Low-noise, fast-settling bias circuit and method |
| US7164312B1 (en) * | 2004-08-02 | 2007-01-16 | National Semiconductor Corporation | Apparatus and method for pop-and-click suppression with fast turn-on time |
| JP2007150534A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Oki Electric Ind Co Ltd | 増幅回路 |
| JP4730153B2 (ja) * | 2006-03-15 | 2011-07-20 | 株式会社デンソー | フィルタ回路 |
| FR2900296A1 (fr) * | 2006-04-19 | 2007-10-26 | Commissariat Energie Atomique | Procede et dispositif de demultiplexage temporel synchrone |
| US7477101B2 (en) * | 2006-07-21 | 2009-01-13 | Skyworks Solutions, Inc. | Fast charge circuit for use in amplifiers |
| US7432836B2 (en) * | 2006-08-01 | 2008-10-07 | Hamilton Sundstrand Corporation | Multiplexed signal conditioner |
| US20080150626A1 (en) * | 2006-12-21 | 2008-06-26 | Northrop Grumman Systems Corporation | Time variant filter with reduced settling time |
| US20090058473A1 (en) * | 2007-09-05 | 2009-03-05 | International Business Machines Corporation | Active pre-emphasis for passive rc networks |
| JP5116540B2 (ja) * | 2008-04-09 | 2013-01-09 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | フィルタ回路及び受信装置 |
| US8111097B1 (en) * | 2009-05-10 | 2012-02-07 | Cypress Semiconductor Corporation | Device with reconfigurable continuous and discrete time functionality |
| JP5582116B2 (ja) * | 2011-09-07 | 2014-09-03 | 株式会社デンソー | 電子制御装置 |
| US8497731B1 (en) * | 2012-05-07 | 2013-07-30 | Freescale Semiconductor, Inc. | Low pass filter circuit |
| US9391630B2 (en) | 2014-06-13 | 2016-07-12 | Hamilton Sundstrand Corporation | Multiplexed signal sampler and conditioner |
| JP7276207B2 (ja) * | 2020-03-10 | 2023-05-18 | 株式会社デンソー | 温度検出装置 |
| US11463056B2 (en) | 2020-11-20 | 2022-10-04 | Nxp Usa, Inc. | Integrated circuit with an input multiplexer system |
| CN116582106B (zh) * | 2023-05-22 | 2023-10-27 | 青岛智腾微电子有限公司 | 一种可调节阻带深度的低通滤波电路 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3389346A (en) * | 1964-07-20 | 1968-06-18 | James E. Webb | Compensating bandwidth switching transients in an amplifier circuit |
| US3668538A (en) * | 1970-02-19 | 1972-06-06 | Signetics Corp | Fast slewing operational amplifier |
| JPS56166616A (en) * | 1980-05-28 | 1981-12-21 | Fujitsu Ltd | Filter switching circuit |
-
1985
- 1985-09-06 US US06/773,165 patent/US4739189A/en not_active Expired - Fee Related
-
1986
- 1986-09-05 JP JP61209148A patent/JPS6276310A/ja active Granted
-
1991
- 1991-01-14 JP JP3014876A patent/JPH06338798A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6276310A (ja) | 1987-04-08 |
| JPH06338798A (ja) | 1994-12-06 |
| US4739189A (en) | 1988-04-19 |
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