JPH0345794Y2 - - Google Patents

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JPH0345794Y2
JPH0345794Y2 JP4212286U JP4212286U JPH0345794Y2 JP H0345794 Y2 JPH0345794 Y2 JP H0345794Y2 JP 4212286 U JP4212286 U JP 4212286U JP 4212286 U JP4212286 U JP 4212286U JP H0345794 Y2 JPH0345794 Y2 JP H0345794Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はモール貼り付け用治具に関する。本考
案のモール貼り付け用治具は、自動車などに用い
られるモールを貼り付ける時に使用される。
[従来の技術] 例えば自動車などには、意匠的美観を付与し、
かつ表面を保護する目的でモールが取付けられて
いる。例えばサイドモールは樹脂などから形成さ
れた長尺状体をなし、車体側面に両面テープ、接
着剤などを介して貼り付けられている。
このサイドモールを車体に貼り付けるには、第
6図に示すようにモール100を両面テープ10
1を介して車体200の所定位置に仮接着し、そ
の後ローラ300などによりモール100表面を
押圧して車体200に圧着している。
[考案が解決しようとする問題点] 従来モールを貼り付ける際に用いられる押圧部
材には、一般にゴム、ウレタン樹脂などの弾性体
から形成されたローラが用いられている。従つて
断面形状が多少異なるモールでもローラが弾性変
形することにより押圧可能とされている。
しかしながら近年意匠状の観点よりモールの形
状が多様化しているため、特殊な形状のモールで
はローラの押圧力がモールに均等に伝わるのが困
難となり、均一な接着力を確保するためにはロー
ラの種類を変える必要が生じている。又、生産ラ
インにおいては、種々の車種が次々とラインに流
れてくるためにモールの形状も種々異なり、1種
類のローラでは追従できなくなつてローラを交換
する必要が生じている。このローラの交換は面倒
な作業であり、作業性が悪いという不具合があ
る。
更に長手方向で部分的に凹部をもつモールなど
もあり、その凹部にはローラが当接しない場合も
ある。このような場合には全体をローラで押圧し
た後、その凹部を再度押圧する必要があり工数の
増加を招いていた。
又、モールにはステンレスなどの光輝層が設け
られたものがあるが、ローラと光輝層との間に異
物が入り、光輝層に傷がつくような不具合もあつ
た。
本考案は上記のような問題点に鑑みてなされた
ものであり、断面形状が複雑なモールであつても
ローラの押圧力をモールに均等に伝えることがで
きるモール貼り付け用治具を提供するものであ
る。そしてこれによつてローラを交換しなくとも
各種の形状のモールを貼り付けることを可能とし
たものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案のモール貼り付け用治具は、略平滑で押
圧力が作用する押圧表面と、該押圧表面と反対側
に設けられ貼り付けられるモールの少なくとも凹
部形状と略型対称をなし少なくとも該凹部形状部
分に当接される当接面表と、を有する固形体であ
り、 該モールの裏面を被貼り付け部に貼り付けると
きに使用され、該当接表面を該モール表面に当接
させ該押圧表面側より押圧することにより該モー
ルに均等な押圧力を作用させるように構成したこ
とを特徴とする。
本考案のモール貼り付け用治具は、押圧表面
と、押圧表面と反対側に設けられた当接表面とを
有する固形体である。ここで押圧表面とはローラ
などの押圧部材と当接して押圧力が伝えられる表
面のことをいい、略平滑とされる。又、当接表面
とはモールと当接する表面であり、押圧表面に伝
えられた押圧部材の押圧力をモールへ伝える機能
を果す。
当接表面は貼り付けられるモールの少なくとも
凹部形状と略型対称をなし、少なくともその凹部
形状部分に当接される。例えばモール表面全体に
当接するように構成することができる。この場合
のモール貼り付け用治具の形状は断面一定の長尺
状とすることができる。又、凹部形状部分のみに
当接するようにしてもよい。この場合はモールの
他の部分(凸部形状部分)の表面と押圧表面とは
略同一平面となるようにすることが望ましい。こ
のようにすれば押圧部材で押圧表面を押圧した場
合、押圧部材はモールの凸部形状部分と押圧表面
とに同時に当接する。従つてモールの凹部形状部
分および凸部形状部分には押圧力が均等に作用す
る。
当接表面は凹部形状部分と型対称とし、凹部形
状部分の全体を覆うようにしてもよいし、押圧表
面と反対側表面に突起を複数個突出させ、その突
起先端面を当接表面として部分的に凹部と当接す
るような構成とすることもできる。
なお、モールが断面一定な長尺体であり、長手
方向に伸びる凹部を有するときは、モール貼り付
け用治具はその凹部に当接する当接表面を有する
断面一定の長尺状体とすることができる。又端末
部分のみなど、長手方向に部分的に凹部をもつモ
ールの場合は、その凹部のみを覆う形状とするこ
ともできる。
本考案のモール貼り付け用治具は木材、樹脂な
どで形成することができる。そして全体に均一な
組成を有するものとすることもできるが、押圧表
面側を硬質材料から形成し、当接表面側を弾性変
形可能な軟質材料から形成することも好ましい。
このようにすれば、軟質材料が弾性変形すること
により表面形状が多少異なる複数種類のモールで
あつてもその表面形状に追従でき、一つの治具で
複数種類のモールを貼り付けることができる。
[作用] 本考案のモール貼り付け用治具を使用するに
は、まずモールを被貼り付け部に仮接着した後、
モール貼り付け用治具を所定位置に取付ける。あ
るいはモール貼り付け用治具が取付けられたモー
ルを被貼り付け部に仮接着する。なおモール貼り
付け用治具をモールへ取付けるには、粘着力のさ
ほど強くない粘着剤を用いる方法、機械的係合に
よる方法など特に制限されないが、モールへの着
脱が容易であることが望ましい。
その後ローラなどの押圧部材にて押圧される
が、モールの少なくとも凹部にはモール貼り付け
用治具が取付けられており、押圧部材がモール貼
り付け用治具の押圧表面、あるいは押圧表面とモ
ールの凸部とを押圧することにより、モールには
均等な押圧力が作用してモールは被貼り付け部に
均等に圧着される。その後モール貼り付け用治具
をモールから取外して貼り付け作業が完了する。
[考案の効果] 本考案のモール貼り付け用治具を用いれば、従
来、押圧部材の押圧力を均等に伝えるのが困難で
あり、特殊な押圧部材を使用しなければならなか
つたようなモールでも、通常の押圧部材で均等に
圧着することができる。従つて押圧部材を交換し
なくとも、モール貼り付け用治具をモールに合わ
せて交換するだけでよい。
又、モール貼り付け用治具のモールへの着脱の
作業は、押圧部材の交換作業に比べてはるかに容
易とすることができ、従来に比して作業性が大き
く向上する。更に押圧部材を各種揃えるよりも、
モール貼り付け用治具を複数種用いる方がコスト
的なメリツトも大きい。
又、モールにステンレス、アルミニウムなどの
光輝層が形成されている場合などでも、モール貼
り付け用治具が光輝層表面を覆うように構成すれ
ば、異物による光輝層の傷付きを防止することも
可能である。
[実施例] 以下実施例に基づき具体的に説明する。
(実施例 1) 第1図に本考案の1実施例のモール貼り付け用
治具を示す。このモール貼り付け用治具1は、自
動車のサイドモールを車体に貼り付けるのに用い
られる。このモール貼り付け用治具1は略平滑な
押圧表面11と、押圧表面11と反対側に設けら
れ、モールの表面形状と型対称をなす当接表面1
2とを有する。ここで押圧表面11側は硬質ポリ
塩化ビニル樹脂を原材料とし、又、当接表面12
側は軟質ポリ塩化ビニル樹脂を原材料として、全
体は2色押出成形により形成された断面一定形状
の長尺状をなす。
上記のように構成された本実施例のモール貼り
付け用治具は、第2図に示すように使用される。
まず人手によりモール2を車体3表面の所定位置
に両面テープ21を介して仮接着する。次にモー
ル貼り付け用治具1の当接表面12がモール2の
表面に当接するようにモール貼り付け用治具1を
モール2に取付け、ローラ4によりモール貼り付
け用治具1の押圧表面11を押圧する。このとき
押圧表面11は略平滑であり、又、当接表面12
はモール2の表面形状に確実に沿つて当接してい
るので、ローラ4の押圧力はモール2に均等に作
用し、モール2は車体3に均等な押圧力で圧着さ
れる。その後モール貼り付け用治具1をモール2
より取外すことで貼り付け工程が終了する。
(実施例 2) 第3図に本考案の第2の実施例のモール貼り付
け用治具をモールに取り付けた状態の断面図を示
す。この実施例では、モール貼り付け用治具5は
その当接表面側に複数の堤部52が形成されてい
る。そして第3図に示すようにその堤部52の先
端がモール51の凹部に当接している。即ち、堤
部52の先端面が当接表面の一部を構成してい
る。本実施例の場合には実施例1の場合に比べモ
ール貼り付け用治具の材料を低減することがで
き、コストの低減を図ることができる。
(実施例 3) 本考案の第3の実施例のモール貼り付け用治具
をモールに取付けた状態を第4図に示す。本実施
例ではモール貼り付け用治具6はモール61の凹
部を埋めた状態に取付けられ、押圧表面62とモ
ール61の凸部形状部分表面とが同一平面となつ
ている。
本実施例ではローラはモール61の凸部形状部
分の表面とモール貼り付け用治具6の押圧表面6
2に同時に当接し、モール61には均等な押圧力
が作用する。
(実施例4) 第5図に本考案の第4の実施例のモール貼り付
け用治具をモールに取り付けた状態を示す。本実
施例ではモール8は端部に厚さの薄い凹部を有し
ている。そしてモール貼り付け用治具7はモール
8端部の凹部に取付けられ、モール8の端部以外
の表面とモール貼り付け用治具7の押圧表面とが
同一平面を構成している。
本実施例ではモール8の端部以外の部分は従来
と同様に貼り付けられ、端部はモール貼り付け用
治具7の押圧表面をローラが押圧することによ
り、貼り付けられる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の実施例1のモー
ル貼り付け用治具に関し、第1図はその一部断面
で示す斜視図、第2図はそのモール貼り付け用治
具を用いてモールを貼り付けている状態を示す斜
視説明図である。第3図は本考案の第2の実施例
のモール貼り付け用治具をモールに取付けた状態
を示す断面図である。第4図は本考案の第3の実
施例のモール貼り付け用治具をモールに取付けた
状態を示す断面図である。第5図は本考案の第4
の実施例のモール貼り付け用治具をモールに取付
けた状態を示す斜視図である。第6図は従来行な
われている方法を示し、モールを貼り付けている
状態を示す斜視図である。 1,5,6,7……モール貼り付け用治具、
2,51,61,8,100……モール、3,2
00……車体、4,300……ローラ、11,6
2……押圧表面、12……当接表面、21,10
1……両面テープ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 略平滑で押圧力が作用する押圧表面と、該押
    圧表面と反対側に設けられ貼り付けられるモー
    ルの少なくとも凹部形状と略型対称をなし少な
    くとも該凹部形状部分に当接される当接表面
    と、を有する固形体であり、 該モールの裏面を被貼り付け部に貼り付ける
    ときに使用され、該当接表面を該モール表面に
    当接させ該押圧表面側より押圧することにより
    該モールに均等な押圧力を作用させるように構
    成したことを特徴とするモール貼り付け用治
    具。 (2) 当接表面がモール表面の凹部に当接した場合
    に該モール表面の凸部と押圧表面とは略同一平
    面となるように構成されている実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のモール貼り付け用治具。 (3) 当接表面はモール表面全体に当接し、全体形
    状は断面一定の長尺状をなす実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のモール貼り付け用治具。 (4) 押圧表面側は硬質材料から形成され当接表面
    側は弾性変形可能な軟質材料から形成されてい
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のモール
    貼り付け用治具。
JP4212286U 1986-03-22 1986-03-22 Expired JPH0345794Y2 (ja)

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