JPH0346263Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0346263Y2 JPH0346263Y2 JP4553885U JP4553885U JPH0346263Y2 JP H0346263 Y2 JPH0346263 Y2 JP H0346263Y2 JP 4553885 U JP4553885 U JP 4553885U JP 4553885 U JP4553885 U JP 4553885U JP H0346263 Y2 JPH0346263 Y2 JP H0346263Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- cylinder
- parking brake
- adjustment nut
- adjustment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 7
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 3
- 230000002079 cooperative effect Effects 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 230000000875 corresponding effect Effects 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はパーキングブレーキ機構付デイスクブ
レーキに係り、特に、キヤリパに形成したシリン
ダ内にカツプ状のピストンがピストンシールを介
して軸方向へ摺動可能に嵌挿され、このピストン
がパーキングブレーキ機構又は前記シリンダ内に
供給される圧液によつて押動されてパツドを押圧
するようにしてなるパーキングブレーキ機構付デ
イスクブレーキに関する。
レーキに係り、特に、キヤリパに形成したシリン
ダ内にカツプ状のピストンがピストンシールを介
して軸方向へ摺動可能に嵌挿され、このピストン
がパーキングブレーキ機構又は前記シリンダ内に
供給される圧液によつて押動されてパツドを押圧
するようにしてなるパーキングブレーキ機構付デ
イスクブレーキに関する。
この種のデイスクブレーキのパーキングブレー
キ機構として、出願人は特開昭59−166733号公報
にて、種々な利点(パッドクリアランスの自動調
整、パツド交換時の良好な作業性及びピストンシ
ールの損傷防止)を有するとともに、シリンダ内
のエアを良好に排出し得る機構を提案した。
キ機構として、出願人は特開昭59−166733号公報
にて、種々な利点(パッドクリアランスの自動調
整、パツド交換時の良好な作業性及びピストンシ
ールの損傷防止)を有するとともに、シリンダ内
のエアを良好に排出し得る機構を提案した。
しかして、上記した従来のパーキングブレーキ
機構においては、パーキングブレーキ操作によつ
て回転されるカム軸とこのカム軸によつて機械的
に押動されるピストン間にトグル、押動子、プレ
ート、調節ボルト及び調節ナツトの5部材が介在
しているため、ピストンからカム軸までの寸法が
長く大きな取付スペースが必要である。また、上
記した従来のパーキングブレーキ機構において
は、パーキングブレーキの非作動時、調節ボルト
の頭部と押動子間にわずかな間隙が形成されてい
て、同間隙が調節ボルトと調節ナツト間のバツク
ラツシユやピストンシールの復元作用によつて得
られる戻りストロークとともにパーキングブレー
キ作動時の無効ストロークとなり、同無効ストロ
ークが大きくなる。
機構においては、パーキングブレーキ操作によつ
て回転されるカム軸とこのカム軸によつて機械的
に押動されるピストン間にトグル、押動子、プレ
ート、調節ボルト及び調節ナツトの5部材が介在
しているため、ピストンからカム軸までの寸法が
長く大きな取付スペースが必要である。また、上
記した従来のパーキングブレーキ機構において
は、パーキングブレーキの非作動時、調節ボルト
の頭部と押動子間にわずかな間隙が形成されてい
て、同間隙が調節ボルトと調節ナツト間のバツク
ラツシユやピストンシールの復元作用によつて得
られる戻りストロークとともにパーキングブレー
キ作動時の無効ストロークとなり、同無効ストロ
ークが大きくなる。
本考案はかかる問題を解決すべくなされたもの
で、パーキングブレーキ機構を、キヤリパに形成
したシリンダの底壁にピストンと同軸的に設けた
取付孔内にシールリングを介して軸方向へ摺動可
能かつ液密的に嵌挿され開口端を前記シリンダ内
に突入させてなる有底筒状の調節ナツトと、この
調節ナツトに進退可能に螺合され頭部が前記ピス
トンの頂壁と係合してクラツチを構成する調節ボ
ルトと、この調節ボルトの前記頭部と前記ピスト
ンの周壁間に介装されて前記調節ボルトを前記ピ
ストンの頂壁に向けて付勢するスプリング及び前
記調節ボルトの円滑な回転を保証するスラスト軸
受と、前記ピストンの頂壁に設けた貫通孔内にシ
リンダ外への脱落を防止されて軸方向へ移動可能
かつ液密的に組付けられ内端にて前記調節ボルト
の頭部中央頂面に対向し前記シリンダ内に押し込
まれたとき同頭部中央頂面と係合して第2のスラ
スト軸受を構成する押動部材と、前記調節ナツト
の閉塞端側において前記キヤリパに形成した支持
部に回転可能に支持され前記調節ナツトの閉塞端
に対向するカム溝を有してパーキングブレーキ操
作によつて回転されるカム軸と、このカム軸の前
記カム溝と前記調節ナツトの閉塞端間に介装され
て前記カム溝の回転変位に応じて前記調節ナツト
を軸方向へ移動させるとともに前記調節ナツトの
回転を常に規制するトグルを備える構成とした。
で、パーキングブレーキ機構を、キヤリパに形成
したシリンダの底壁にピストンと同軸的に設けた
取付孔内にシールリングを介して軸方向へ摺動可
能かつ液密的に嵌挿され開口端を前記シリンダ内
に突入させてなる有底筒状の調節ナツトと、この
調節ナツトに進退可能に螺合され頭部が前記ピス
トンの頂壁と係合してクラツチを構成する調節ボ
ルトと、この調節ボルトの前記頭部と前記ピスト
ンの周壁間に介装されて前記調節ボルトを前記ピ
ストンの頂壁に向けて付勢するスプリング及び前
記調節ボルトの円滑な回転を保証するスラスト軸
受と、前記ピストンの頂壁に設けた貫通孔内にシ
リンダ外への脱落を防止されて軸方向へ移動可能
かつ液密的に組付けられ内端にて前記調節ボルト
の頭部中央頂面に対向し前記シリンダ内に押し込
まれたとき同頭部中央頂面と係合して第2のスラ
スト軸受を構成する押動部材と、前記調節ナツト
の閉塞端側において前記キヤリパに形成した支持
部に回転可能に支持され前記調節ナツトの閉塞端
に対向するカム溝を有してパーキングブレーキ操
作によつて回転されるカム軸と、このカム軸の前
記カム溝と前記調節ナツトの閉塞端間に介装され
て前記カム溝の回転変位に応じて前記調節ナツト
を軸方向へ移動させるとともに前記調節ナツトの
回転を常に規制するトグルを備える構成とした。
上記構成によれば、ピストンがシリンダ内に供
給される圧液によつてパツドに向けて押動された
とき、調節ナツトが反対側に向けて押圧され、パ
ツドのライニングが摩耗するに伴つてピストンの
頂壁が調節ボルトの頭部から離れ、スプリングと
スラスト軸受の協働作用により調節ボルトがピス
トンの頂壁に係合するまで調節ナツトに対して回
転して突出し、また液圧排除時ピストンがピスト
ンシールの復元作用によつて戻されるのに伴つて
調節ボルトが一体的に所定量(調節ボルトと調節
ナツト間のバツクラツシユに相当する量)戻さ
れ、パツドクリアランスが自動的に調節される。
給される圧液によつてパツドに向けて押動された
とき、調節ナツトが反対側に向けて押圧され、パ
ツドのライニングが摩耗するに伴つてピストンの
頂壁が調節ボルトの頭部から離れ、スプリングと
スラスト軸受の協働作用により調節ボルトがピス
トンの頂壁に係合するまで調節ナツトに対して回
転して突出し、また液圧排除時ピストンがピスト
ンシールの復元作用によつて戻されるのに伴つて
調節ボルトが一体的に所定量(調節ボルトと調節
ナツト間のバツクラツシユに相当する量)戻さ
れ、パツドクリアランスが自動的に調節される。
また、パーキングブレーキ作動時には、カム軸
の回転に伴つてトグル、調節ナツト及び調節ボル
トを介してピストンがパツドに向けて押動されて
パーキングブレーキ作動が得られる。このときに
は、前もつて調節ボルトと調節ナツト間のバツク
ラツシユがピストンシールの復元作用によつて得
られる戻りストロークによつて消失されているた
め、その無効ストロークはピストンシールの復元
作用によつて得られる戻りストロークだけとなつ
ている。
の回転に伴つてトグル、調節ナツト及び調節ボル
トを介してピストンがパツドに向けて押動されて
パーキングブレーキ作動が得られる。このときに
は、前もつて調節ボルトと調節ナツト間のバツク
ラツシユがピストンシールの復元作用によつて得
られる戻りストロークによつて消失されているた
め、その無効ストロークはピストンシールの復元
作用によつて得られる戻りストロークだけとなつ
ている。
一方、パツド交換時、押動部材をシリンダ内に
押し込んでその内端を調節ボルトの頭部中央頂面
に係合させるとともに調節ボルトの頭部をピスト
ンの頂壁から離した状態にてピストンをシリンダ
内に押し込めば、調節ボルトがその頭部中央頂面
と押動部材からなる堂2のスラスト軸受及びその
頭部とピストンの周壁間に介装したスラスト軸受
の協働作用により回転してトグルによつて回転を
規制されている調節ナツト内に進入するため、ピ
ストンが回転することなく初期状態に戻される。
押し込んでその内端を調節ボルトの頭部中央頂面
に係合させるとともに調節ボルトの頭部をピスト
ンの頂壁から離した状態にてピストンをシリンダ
内に押し込めば、調節ボルトがその頭部中央頂面
と押動部材からなる堂2のスラスト軸受及びその
頭部とピストンの周壁間に介装したスラスト軸受
の協働作用により回転してトグルによつて回転を
規制されている調節ナツト内に進入するため、ピ
ストンが回転することなく初期状態に戻される。
上記した作用から明らかなように、本考案によ
るパーキングブレーキ機構付デイスクブレーキに
おいては、シリンダ内に圧液が供給されかつ排除
される通常のブレーキ作動に伴つてパツドクリア
ランスを自動的に調節することができる。またパ
ーキングブレーキ作動時の無効ストロークをピス
トンシールの復元作用によつて得られる戻りスト
ロークだけとすることができるため、無効ストロ
ークを少なくすることができて、操作量を少なく
することができる。更に、パツド交換時に押動部
材をシリンダ内に押し込んでピストンをシリンダ
内に押し込むことによりピストンを回転させるこ
となく初期状態に戻すことができるため、作業性
が良いばかりか、ピストンの回転に伴うピストン
シールの損傷を防止することができる。
るパーキングブレーキ機構付デイスクブレーキに
おいては、シリンダ内に圧液が供給されかつ排除
される通常のブレーキ作動に伴つてパツドクリア
ランスを自動的に調節することができる。またパ
ーキングブレーキ作動時の無効ストロークをピス
トンシールの復元作用によつて得られる戻りスト
ロークだけとすることができるため、無効ストロ
ークを少なくすることができて、操作量を少なく
することができる。更に、パツド交換時に押動部
材をシリンダ内に押し込んでピストンをシリンダ
内に押し込むことによりピストンを回転させるこ
となく初期状態に戻すことができるため、作業性
が良いばかりか、ピストンの回転に伴うピストン
シールの損傷を防止することができる。
また、本考案によるパーキングブレーキ機構付
デイスクブレーキにおいては、その構成から明ら
かなように、カム軸とピストン間にトグル、調節
ナツト及び調節ボルトの3部材が介在するのみで
あるため、ピストンからカム軸までの寸法を短く
することができ、小さな取付スペースにも容易に
実施することができる。
デイスクブレーキにおいては、その構成から明ら
かなように、カム軸とピストン間にトグル、調節
ナツト及び調節ボルトの3部材が介在するのみで
あるため、ピストンからカム軸までの寸法を短く
することができ、小さな取付スペースにも容易に
実施することができる。
以下に本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。図に示したデイスクブレーキにおいては、
図示しない車体の一部(例えば、ナツクルアー
ム)に組付けられるトルクメンバ10に、デイス
クロータ11の両側に配置したパツド12,13
が図示左右方向へ摺動可能に組付けられている。
またトルクメンバ10には、キヤリパ20が公知
の手段により図示左右方向へ摺動可能に組付けら
れている。キヤリパ20は、デイスクロータ11
の外周の一部を跨いで両パツド12,13を包囲
する形状に形成されていて、図示右端には二股状
に形成されて図示右方のパツド12の裏金12a
背面に当接する押動アーム20aが形成され、ま
た図示左方にはシリンダ20bが形成されてい
る。シリンダ20bは図示左右方向に形成されて
いて、カツプ状のピストン21がシールリング2
2を介して軸方向へ摺動可能に嵌挿され、パツド
13の裏金13a背面に当接している。このピス
トン21はシリンダ20b内に供給される圧液又
はパーキングブレーキ機構によつて押動されるよ
うに構成されていて、その外周とシリンダ20b
の外端部間にはダストブーツ29が装着されてい
る。なお、ピストン21はパツド13の裏金13
aに設けた突起13bにより廻り止めされてい
る。
する。図に示したデイスクブレーキにおいては、
図示しない車体の一部(例えば、ナツクルアー
ム)に組付けられるトルクメンバ10に、デイス
クロータ11の両側に配置したパツド12,13
が図示左右方向へ摺動可能に組付けられている。
またトルクメンバ10には、キヤリパ20が公知
の手段により図示左右方向へ摺動可能に組付けら
れている。キヤリパ20は、デイスクロータ11
の外周の一部を跨いで両パツド12,13を包囲
する形状に形成されていて、図示右端には二股状
に形成されて図示右方のパツド12の裏金12a
背面に当接する押動アーム20aが形成され、ま
た図示左方にはシリンダ20bが形成されてい
る。シリンダ20bは図示左右方向に形成されて
いて、カツプ状のピストン21がシールリング2
2を介して軸方向へ摺動可能に嵌挿され、パツド
13の裏金13a背面に当接している。このピス
トン21はシリンダ20b内に供給される圧液又
はパーキングブレーキ機構によつて押動されるよ
うに構成されていて、その外周とシリンダ20b
の外端部間にはダストブーツ29が装着されてい
る。なお、ピストン21はパツド13の裏金13
aに設けた突起13bにより廻り止めされてい
る。
パーキングブレーキ機構は、有底筒状の調節ナ
ツト31、調節ボルト32、スプリング33、ス
ラスト軸受34、押動部材35、カム軸36、ト
グル37等を備えている。調節ナツト31は、シ
リンダ20bの底壁20c中央に形成したボス部
20dの取付孔20e内にシールリング38を介
して軸方向へ摺動可能かつ液密的に嵌挿されてい
て、その開口端31aはシリンダ20b内に突入
している。調節ボルト32はピツチの大なるねじ
にて調節ナツト31に進退可能に螺合されてい
て、その頭部32aはテーパ状に形成されピスト
ン21の頂壁21aに形成したテーパ孔21b内
に係合してクラツチを構成している。また、調節
ボルト32の頭部32a中央頂面には円錐状の突
起32b(球状の突起にても実施可能である)が
一体的に形成されている。
ツト31、調節ボルト32、スプリング33、ス
ラスト軸受34、押動部材35、カム軸36、ト
グル37等を備えている。調節ナツト31は、シ
リンダ20bの底壁20c中央に形成したボス部
20dの取付孔20e内にシールリング38を介
して軸方向へ摺動可能かつ液密的に嵌挿されてい
て、その開口端31aはシリンダ20b内に突入
している。調節ボルト32はピツチの大なるねじ
にて調節ナツト31に進退可能に螺合されてい
て、その頭部32aはテーパ状に形成されピスト
ン21の頂壁21aに形成したテーパ孔21b内
に係合してクラツチを構成している。また、調節
ボルト32の頭部32a中央頂面には円錐状の突
起32b(球状の突起にても実施可能である)が
一体的に形成されている。
スプリング33はスラスト軸受34とともにピ
ストン21の周壁と調節ボルト32の頭部32a
間に介装されていて、調節ボルト32を図示右方
(ピストン20側)に向けて付勢している。スラ
スト軸受34は調節ボルト32の頭部32aとス
プリング33間にあつて調節ボルト32の円滑な
回転を保証している。押動部材35は調節ボルト
32と同軸的に配設されていて、ピストン21の
頂壁21aに設けた貫通孔21c内にシールリン
グ39を介して軸方向へ摺動可能かつ液密的に組
付けられており、その環状フランジ35aにて右
方(シリンダ外)への脱落を防止されている。ま
た押動部材35はその内端にて調節ボルト32の
頭部突起32bにわずかな間隙をもつて対向して
いて、左方へ押し込まれたとき頭部突起32bと
係合して第2スラスト軸受を構成する。
ストン21の周壁と調節ボルト32の頭部32a
間に介装されていて、調節ボルト32を図示右方
(ピストン20側)に向けて付勢している。スラ
スト軸受34は調節ボルト32の頭部32aとス
プリング33間にあつて調節ボルト32の円滑な
回転を保証している。押動部材35は調節ボルト
32と同軸的に配設されていて、ピストン21の
頂壁21aに設けた貫通孔21c内にシールリン
グ39を介して軸方向へ摺動可能かつ液密的に組
付けられており、その環状フランジ35aにて右
方(シリンダ外)への脱落を防止されている。ま
た押動部材35はその内端にて調節ボルト32の
頭部突起32bにわずかな間隙をもつて対向して
いて、左方へ押し込まれたとき頭部突起32bと
係合して第2スラスト軸受を構成する。
カム軸36は、パーキングブレーキ操作によつ
て回転されるものであつて、取付孔20eに直交
して設けた支持孔20f内に回転可能に挿通され
ていてキヤリパ20の支持部20gにより支持さ
れており、調節ナツト31の図示左端凹所31b
に対向するカム溝36aをその軸方向に有すると
ともに、支持孔20f外に突出する端部に図示し
ないパーキングレバーを一体的に有している。こ
のカム軸36は、そのレバーとキヤリパ20間に
介装した図示しないトーシヨンスプリングにより
図示反時計方向へ付勢されていて、レバーがキヤ
リパ20に設けた突起(図示せず)と当接するこ
とにより図示元位置にて図示反時計方向への回転
を規制されて位置決めされている。トグル37
は、扁平なものであつて断面が図示のごとく卵形
であり、カム溝36aと調節ナツト31の凹所3
1b間に介装されており、カム溝36aの回転変
位に応じて調節ナツト31を図示左右方向(軸方
向)へ移動させる機能と調節ナツト31の回転を
常に規制する機能を有している。
て回転されるものであつて、取付孔20eに直交
して設けた支持孔20f内に回転可能に挿通され
ていてキヤリパ20の支持部20gにより支持さ
れており、調節ナツト31の図示左端凹所31b
に対向するカム溝36aをその軸方向に有すると
ともに、支持孔20f外に突出する端部に図示し
ないパーキングレバーを一体的に有している。こ
のカム軸36は、そのレバーとキヤリパ20間に
介装した図示しないトーシヨンスプリングにより
図示反時計方向へ付勢されていて、レバーがキヤ
リパ20に設けた突起(図示せず)と当接するこ
とにより図示元位置にて図示反時計方向への回転
を規制されて位置決めされている。トグル37
は、扁平なものであつて断面が図示のごとく卵形
であり、カム溝36aと調節ナツト31の凹所3
1b間に介装されており、カム溝36aの回転変
位に応じて調節ナツト31を図示左右方向(軸方
向)へ移動させる機能と調節ナツト31の回転を
常に規制する機能を有している。
上記のように構成した本実施例においては、シ
リンダ20b内に圧液が供給されると、ピストン
21が右方へ移動してパツド13をデイスクロー
タ11の左側面に押圧し、同時にキヤリパ20が
左方へ移動してその押動アーム20aにてパツド
12をデイスクロータ11の右側面に押圧するた
め、通常のブレーキ作動が得られる。このとき、
パーキングブレーキ機構においては、調節ナツト
31が右方に向けて押圧されていて、両パツド1
2,13のライニング12c,13cが摩耗する
に伴つてピストン21の頂壁21aが調節ボルト
32の頭部32bから離れ、調節ボルト32がス
プリング33とスラスト軸受34の協働作用によ
りピストン21の頂壁21aに係合(頭部32a
がテーパ孔21bにテーパ嵌合)するまで調節ナ
ツト31に対して回転して調節ナツト31から突
出する。また、シリンダ20b内の液圧が排除さ
れると、ピストンシール22の復元作用によりピ
ストン21が左方へ戻されるとともに、デイスク
ロータ11とパツド12の摩擦振動によりキヤリ
パ20が右方へ戻される。このとき、パーキング
ブレーキ機構においては、ピストン21がピスト
ンシール22の復元作用によつて戻されるのに伴
つて調節ボルト32が一体的に所定量(調節ボル
ト32と調節ナツト31間のバツクラツシユに相
当する量)戻される。したがつて、本実施例にお
いては、両パツド12,13のライニング12
c,13c摩耗に拘わず、デイスクロータ11と
両パツド12,13間の非作動時におけるパツド
クリアランスが常に略一定に維持される。
リンダ20b内に圧液が供給されると、ピストン
21が右方へ移動してパツド13をデイスクロー
タ11の左側面に押圧し、同時にキヤリパ20が
左方へ移動してその押動アーム20aにてパツド
12をデイスクロータ11の右側面に押圧するた
め、通常のブレーキ作動が得られる。このとき、
パーキングブレーキ機構においては、調節ナツト
31が右方に向けて押圧されていて、両パツド1
2,13のライニング12c,13cが摩耗する
に伴つてピストン21の頂壁21aが調節ボルト
32の頭部32bから離れ、調節ボルト32がス
プリング33とスラスト軸受34の協働作用によ
りピストン21の頂壁21aに係合(頭部32a
がテーパ孔21bにテーパ嵌合)するまで調節ナ
ツト31に対して回転して調節ナツト31から突
出する。また、シリンダ20b内の液圧が排除さ
れると、ピストンシール22の復元作用によりピ
ストン21が左方へ戻されるとともに、デイスク
ロータ11とパツド12の摩擦振動によりキヤリ
パ20が右方へ戻される。このとき、パーキング
ブレーキ機構においては、ピストン21がピスト
ンシール22の復元作用によつて戻されるのに伴
つて調節ボルト32が一体的に所定量(調節ボル
ト32と調節ナツト31間のバツクラツシユに相
当する量)戻される。したがつて、本実施例にお
いては、両パツド12,13のライニング12
c,13c摩耗に拘わず、デイスクロータ11と
両パツド12,13間の非作動時におけるパツド
クリアランスが常に略一定に維持される。
また、上記のように構成した本実施例において
は、パーキングブレーキ操作によつてカム軸36
が図示時計方向へ回転されると、カム溝36aが
右方へ回転変位し、トグル37、調節ナツト31
および調節ボルト32を介してピストン21が右
方へ押動され、パツド13がデイスクロータ11
の左側面に押圧されるとともに、その反力により
キヤリパ20が左方へ押されてパツド12がデイ
スクロータ11の右側面に押圧されてパーキング
ブレーキ作動が得られる。このときには、トグル
37が調節ナツト31の回転を規制するととも
に、調節ボルト32の頭部32aとピストン21
のテーパ孔21bが摩擦係合して調節ボルト32
の回転を規制するため、調節ボルト32及び調節
ナツト31は共に回転せず、調節ボルト32の調
節ナツト31からの突出量は変らない。また、こ
のときには、前もつて調節ボルト32と調節ナツ
ト31間のバツクラツシユがピストンシール22
の復元作用によつて得られる戻りストロークによ
つて消失されているため、その無効ストロークは
ピストンシール22の復元作用によつて得られる
戻りストロークだけとなつている。
は、パーキングブレーキ操作によつてカム軸36
が図示時計方向へ回転されると、カム溝36aが
右方へ回転変位し、トグル37、調節ナツト31
および調節ボルト32を介してピストン21が右
方へ押動され、パツド13がデイスクロータ11
の左側面に押圧されるとともに、その反力により
キヤリパ20が左方へ押されてパツド12がデイ
スクロータ11の右側面に押圧されてパーキング
ブレーキ作動が得られる。このときには、トグル
37が調節ナツト31の回転を規制するととも
に、調節ボルト32の頭部32aとピストン21
のテーパ孔21bが摩擦係合して調節ボルト32
の回転を規制するため、調節ボルト32及び調節
ナツト31は共に回転せず、調節ボルト32の調
節ナツト31からの突出量は変らない。また、こ
のときには、前もつて調節ボルト32と調節ナツ
ト31間のバツクラツシユがピストンシール22
の復元作用によつて得られる戻りストロークによ
つて消失されているため、その無効ストロークは
ピストンシール22の復元作用によつて得られる
戻りストロークだけとなつている。
かかる状態(パーキングブレーキ作動時)にあ
るパーキングブレーキ機構においては、カム軸3
6が図示反時計方向へ回転されると、カム溝36
aが左方へ回転変位し、トグル37、調節ナツト
31、調節ボルト32及びピストン21がピスト
ンシール22の復元作用によつて図示元位置まで
左方へ戻されるとともにキヤリパ20が右方へ戻
されて、パーキングブレーキ作動が解除される。
このときにも、トグル37が調節ナツト31の回
転を規制するとともに、調節ボルト32の頭部3
2aとピストン21のテーパ孔21bが摩擦係合
して調節ボルト32の回転を規制するため、調節
ボルト42及び調節ナツト41は共に回転せず、
調節ボルト32の調節ナツト31からの突出量は
変らない。
るパーキングブレーキ機構においては、カム軸3
6が図示反時計方向へ回転されると、カム溝36
aが左方へ回転変位し、トグル37、調節ナツト
31、調節ボルト32及びピストン21がピスト
ンシール22の復元作用によつて図示元位置まで
左方へ戻されるとともにキヤリパ20が右方へ戻
されて、パーキングブレーキ作動が解除される。
このときにも、トグル37が調節ナツト31の回
転を規制するとともに、調節ボルト32の頭部3
2aとピストン21のテーパ孔21bが摩擦係合
して調節ボルト32の回転を規制するため、調節
ボルト42及び調節ナツト41は共に回転せず、
調節ボルト32の調節ナツト31からの突出量は
変らない。
更に、上記のように構成した本実施例において
は、パツド交換時に、押動部材35を左方に押し
込んでその内端を調節ボルト32の頭部突起32
bに係合させるとともに調節ボルト32の頭部3
2aをピストン21のテーパ孔21bから離した
状態にてピストン21をシリンダ20b内に押し
込めば、調節ボルト32がその頭部突起32bと
押動部材35からなる第2のスラスト軸受及びス
ラスト軸受34の協働作用により回転してトグル
37によつて回転を規制されている調節ナツト3
1内に進入するため、ピストン21が回転するこ
となく初期状態に戻される。
は、パツド交換時に、押動部材35を左方に押し
込んでその内端を調節ボルト32の頭部突起32
bに係合させるとともに調節ボルト32の頭部3
2aをピストン21のテーパ孔21bから離した
状態にてピストン21をシリンダ20b内に押し
込めば、調節ボルト32がその頭部突起32bと
押動部材35からなる第2のスラスト軸受及びス
ラスト軸受34の協働作用により回転してトグル
37によつて回転を規制されている調節ナツト3
1内に進入するため、ピストン21が回転するこ
となく初期状態に戻される。
上記した説明から明らかなように、本実施例の
パーキングブレーキ機構付デイスクブレーキにお
いては、シリンダ20b内に圧液が供給されかつ
排除される通常のブレーキ作動に伴つてパツドク
リアランスを自動的に調節することができる。ま
たパーキングブレーキ作動時の無効ストロークを
ピストンシール22の復元作用によつて得られる
戻りストロークだけとすることができるため、無
効ストロークを少なくすることができて、操作量
を少なくすることができる。更に、パツド交換時
に押動部材35を左方に押し込んでピストン21
をシリンダ20b内に押し込むことによりピスト
ン21を回転させることなく初期状態に戻すこと
ができるため、作業性が良いばかりか、ピストン
21の回転に伴うピストンシール22の損傷を防
止することができる。なお、調節ナツト31と押
動部材35は軸方向へ移動するのみで回転しない
ため、調節ナツト31、押動部材35の回転によ
つてシールリング38,39が損傷を受けること
はない。
パーキングブレーキ機構付デイスクブレーキにお
いては、シリンダ20b内に圧液が供給されかつ
排除される通常のブレーキ作動に伴つてパツドク
リアランスを自動的に調節することができる。ま
たパーキングブレーキ作動時の無効ストロークを
ピストンシール22の復元作用によつて得られる
戻りストロークだけとすることができるため、無
効ストロークを少なくすることができて、操作量
を少なくすることができる。更に、パツド交換時
に押動部材35を左方に押し込んでピストン21
をシリンダ20b内に押し込むことによりピスト
ン21を回転させることなく初期状態に戻すこと
ができるため、作業性が良いばかりか、ピストン
21の回転に伴うピストンシール22の損傷を防
止することができる。なお、調節ナツト31と押
動部材35は軸方向へ移動するのみで回転しない
ため、調節ナツト31、押動部材35の回転によ
つてシールリング38,39が損傷を受けること
はない。
一方、本実施例のパーキングブレーキ機構付デ
イスクブレーキにおいては、図示のごとくカム軸
36とピストン21間にトグル37、調節ナツト
31及び調節ボルト32の3部材が介在するのみ
であるため、ピストン21からカム軸36までの
寸法を短くすることができ、小さな取付スペース
にも容易に実施することができる。
イスクブレーキにおいては、図示のごとくカム軸
36とピストン21間にトグル37、調節ナツト
31及び調節ボルト32の3部材が介在するのみ
であるため、ピストン21からカム軸36までの
寸法を短くすることができ、小さな取付スペース
にも容易に実施することができる。
図は本考案の一実施例を示す断面図である。
符号の説明、13……パツド、20……キヤリ
パ、20b……シリンダ、20c……底壁、20
d……ボス部、20e……取付孔、20f……支
持孔、20g……支持部、21……ピストン、2
1a……頂壁、21b……テーパ孔、21c……
貫通孔、22……ピストンシール、31……調節
ナツト、31a……開口端、31b……凹所、3
2……調節ボルト、32a……頭部、32b……
突起(頂面)、33……スプリング、34……ス
ラスト軸受、35……押動部材、36……カム
軸、36a……カム溝、37……トグル、38,
39……シールリング。
パ、20b……シリンダ、20c……底壁、20
d……ボス部、20e……取付孔、20f……支
持孔、20g……支持部、21……ピストン、2
1a……頂壁、21b……テーパ孔、21c……
貫通孔、22……ピストンシール、31……調節
ナツト、31a……開口端、31b……凹所、3
2……調節ボルト、32a……頭部、32b……
突起(頂面)、33……スプリング、34……ス
ラスト軸受、35……押動部材、36……カム
軸、36a……カム溝、37……トグル、38,
39……シールリング。
Claims (1)
- キヤリパに形成したシリンダ内にカツプ状のピ
ストンがピストンシールを介して軸方向へ摺動可
能に嵌挿され、このピストンがパーキングブレー
キ機構又は前記シリンダ内に供給される圧液によ
つて押動されてパツドを押圧するようにしてなる
パーキングブレーキ機構付デイスクブレーキにお
いて、前記パーキングブレーキ機構を、前記シリ
ンダの底壁に前記ピストンと同軸的に設けた取付
孔内にシールリングを介して軸方向へ摺動可能か
つ液密的に嵌挿され開口端を前記シリンダ内に突
入させてなる有底筒状の調節ナツトと、この調節
ナツトに進退可能に螺合され頭部が前記ピストン
の頂壁と係合してクラツチを構成する調節ボルト
と、この調節ボルトの前記頭部と前記ピストンの
周壁間に介装されて前記調節ボルトを前記ピスト
ンの頂壁に向けて付勢するスプリング及び前記調
節ボルトの円滑な回転を保証するスラスト軸受
と、前記ピストンの頂壁に設けた貫通孔内にシリ
ンダ外への脱落を防止されて軸方向へ移動可能か
つ液密的に組付けられ内端にて前記調節ボルトの
頭部中央頂面に対向し前記シリンダ内に押し込ま
れたとき同頭部中央頂面と係合して第2のスラス
ト軸受を構成する押動部材と、前記調節ナツトの
閉塞端側において前記キヤリパに形成した支持部
に回転可能に支持され前記調節ナツトの閉塞端に
対向するカム溝を有してパーキングブレーキ操作
によつて回転されるカム軸と、このカム軸の前記
カム溝と前記調節ナツトの閉塞端間に介装されて
前記カム溝の回転変位に応じて前記調節ナツトを
軸方向へ移動させるとともに前記調節ナツトの回
転を常に規制するトグルを備える構成としたこと
を特徴とするパーキングブレーキ機構付デイスク
ブレーキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4553885U JPH0346263Y2 (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4553885U JPH0346263Y2 (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61161441U JPS61161441U (ja) | 1986-10-06 |
| JPH0346263Y2 true JPH0346263Y2 (ja) | 1991-09-30 |
Family
ID=30559130
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4553885U Expired JPH0346263Y2 (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0346263Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8851241B2 (en) | 2007-03-20 | 2014-10-07 | Knorr-Bremse Systeme Fuer Nutzfahrzeuge Gmbh | Hydraulic disc brake having a parking brake mechanism |
-
1985
- 1985-03-28 JP JP4553885U patent/JPH0346263Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8851241B2 (en) | 2007-03-20 | 2014-10-07 | Knorr-Bremse Systeme Fuer Nutzfahrzeuge Gmbh | Hydraulic disc brake having a parking brake mechanism |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61161441U (ja) | 1986-10-06 |
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